JP3043800U

JP3043800U - 魚釣り用竿立

Info

Publication number: JP3043800U
Application number: JP1997004979U
Authority: JP
Inventors: 光夫小西
Original assignee: 光夫小西
Priority date: 1997-05-27
Filing date: 1997-05-27
Publication date: 1997-11-28
Anticipated expiration: 2003-05-27

Abstract

(57)【要約】【課題】釣竿を簡単に且安全、確実に度にどのように
な場所にでも使用が可能になるのを得る竿立支持具に関
する。【解決手段】長方形からなる竿立本体１は両側面上に
固定用凹面Ｂ、Ｃを設け、また、装着用穴Ｄそれぞれ設
け、且つ鋸形凹面を形成し、前竿受け具２と後竿押さえ
具３の端部先の装着用ネジ山２ｂ、３ｂを竿立本体１の
装着用穴Ｄに差し込みナット２ｃ、３ｃによって確実に
装着し固定されている。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【考案の属する技術分野】

本考案は、魚釣りに際して釣竿を安定にして、且つ簡単で便利に立てかけられ使用できる魚釣り用竿立に関するものである。

【０００２】

【従来の技術】

従来の魚釣り用竿立は門型の受け台に立て掛ける物が一般に使用されているため、風が吹いたり、魚が引くと竿の根元が固定していないので、海に竿が落ちたり、高価な竿が破損したり、また、狭い堤防などでは竿を後に下げて置くので通行の妨げとなり、迷惑を及ぼしていた。

【０００３】

【考案が解決しようとする課題】

従来の技術で述べた以外に、一般に利用されている魚釣り用竿立はいずれも倒れ易く、また、海面に対して平行に釣竿を支持する事と、また、斜上に立て掛ける事を同じに可能な竿立は無く、したがって、狭い場所では使用が不可能であったのを本考案の提供によって解決せんとするものでである。

【０００４】

【課題を解決するための手段】

本考案は前述した課題を解決するために、安定した長方形状の魚釣り用竿立本体１に固定用凹面ＢとＣ、また、装着用穴Ｄをそれぞれ両対面側に２箇所ずつ設けてあり、側面の直角状のツバ形面に鋸形凹面Ａを設け、また、前竿受け具２に変波形状２ａと後竿押さえ具３に波形状３ａを形成し、その端部先に装着用ネジ山２ｂと３ｂをそれぞれに施され、魚釣り用竿立本体１の装着用穴Ｄに、差し込みナット２ｃと３ｃによって装着され、直立状態にすることによって固定用凹面ＢとＣによって固定される。また、固定された前竿受け具２と後竿押さえ具３をそれぞれ引っ張ることによって固定用凹面ＢとＣより外れ、折り畳みが簡単にできることを可能にしたものである。

【０００５】

【考案の実施の形態】

実施例について図面を参照して説明する。図１は金属及び合成樹脂を素材として形成された魚釣り用竿立本体１に固定用凹面ＢとＣを設け、また、装着用穴Ｄと斜めに釣竿を立て掛けて押さえるための鋸形凹面Ａが設けてあり、前竿受け具２に変波形状２ａと後竿押さえ具３には波形状３ａが形成されて、その端部先に装着用ネジ山２ｂ及び３ｂが施されて差し込みナット２ｃと３ｃによって装着し、固定された魚釣り用竿立全体の斜視図である。

【０００６】図２は魚釣り用竿立本体１に前竿受け具２と後竿押さえ具３が折り畳まれた状態の斜視図であり、前竿受け具２と後竿押さえ具３は互いに重なる事がなく、折り畳みができるものである。

【０００７】図３は魚釣り用竿立本体１の全体の斜視図であり、固定用凹面ＢとＣ、また、装着用穴Ｄが前後に２箇所ずつ４箇所貫通されてあり、側面に鋸形凹面Ａが設けてあり、また、各角４箇所にスベリ止め用ゴム足４がはめ込み接着されている。

【０００８】図４はＡ’−Ａ’の切断斜視図であり、上面は直角状のツバ形であるため固定用凹面ＢとＣ、また、鋸形凹面Ａも形成されるのである。

【０００９】図５は前竿受け具２に変波形状２ａを形成し、また、端部先に装着用ネジ山２ｂを設ける。後竿押さえ具３に波形状の３ａを形成し、その端部先にも装着用ネジ山３ｂを設け、前竿受け具２の変波形状２ａの波の間隔が長く、また、後竿押さえ具３の波形状の３ａの波の間隔が狭いため、釣竿を扇状に広げて置けるようにした前竿受け具２と後竿押さえ具３の正面図である。

【００１０】

【考案の効果】

本考案は上述したとおり構成されているので、次に記載する効果を奏する。

【００１１】本考案の魚釣り用竿立を使用することにより、釣竿を平行に置くことが可能な事と、斜上に安全に立て掛けられる事、複数の釣竿の使用も扇状に広げて置けるために水の流れに、または魚が掛かってもテングスの縺れがなく、また、海に落ちたり高価な釣竿の破損がなく安心して使用することができ、かつ、折り畳みが簡単なので、持ち運びが容易で老若男女、子供にも使用ができ便利である。

【図面の簡単な説明】

【図１】魚釣り用竿立の組み立てた全体の斜視図であ
る。

【図２】魚釣り用竿立の折り畳んだ状態の斜視図であ
る。

【図３】魚釣り用竿立本体の各部分の穴、凹面鋸形、ス
ベリ止めゴムの全体の斜視図である。

【図４】魚釣り用竿立本体のＡ１〜Ａ１の断面斜視図で
ある。

【図５】前竿受け具と後竿押さえ具の正面図である

【符号の説明】

Ａ鋸形凹面Ｂ、Ｃ固定用凹面Ｄ装着用穴１魚釣り用竿立本体２前竿受け具２ａ、３ａ変波形状２ｂ、３ｂ装着用ネジ山２ｃ、３ｃ差し込みナット３後竿押さえ具４スベリ止めゴム足

Claims

【実用新案登録請求の範囲】

【請求項１】平面視は長方形であって、上面と側面が
直角状の鍔型より成る魚釣り用竿立本体（１）の上面に
金属の丸棒より成る前竿受け具（２）と後竿押さえ具
（３）の下部を入れる固定用凹面（Ｂ）と（Ｃ）が設け
られ、その真下には直角に折れ曲がった端部を挿入する
貫通した装着用穴（Ｄ）を相対する両面にそれぞれ２箇
所ずつ設けられており、また、後竿押さえ具（３）の背
部に当たる右側の上面は鋸状の鋸形凹面（Ａ）が施さ
れ、また、複数の釣竿を使用する際に竿先が扇状に成る
ように前竿受け具（２）の変波形状（２ａ）の波形の間
隔を広く、また、後竿押さえ具（３）の波形の間隔は狭
ばめて成形されているのと、折り畳み組み立てが可能で
ある、以上の構造より成ることを特徴とする魚釣り用竿
立。