JPH02247006A - 板厚制御方法 - Google Patents
板厚制御方法Info
- Publication number
- JPH02247006A JPH02247006A JP1066517A JP6651789A JPH02247006A JP H02247006 A JPH02247006 A JP H02247006A JP 1066517 A JP1066517 A JP 1066517A JP 6651789 A JP6651789 A JP 6651789A JP H02247006 A JPH02247006 A JP H02247006A
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- JP
- Japan
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- plate thickness
- rolling
- value
- gage plate
- backlash
- Prior art date
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- Pending
Links
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- 238000005096 rolling process Methods 0.000 claims description 48
- 230000006866 deterioration Effects 0.000 abstract description 3
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 7
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 4
- 239000000463 material Substances 0.000 description 4
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
- 235000005338 Allium tuberosum Nutrition 0.000 description 1
- 244000003377 Allium tuberosum Species 0.000 description 1
- 239000003638 chemical reducing agent Substances 0.000 description 1
- 230000003111 delayed effect Effects 0.000 description 1
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- 230000015654 memory Effects 0.000 description 1
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B21—MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
- B21B—ROLLING OF METAL
- B21B37/00—Control devices or methods specially adapted for metal-rolling mills or the work produced thereby
- B21B37/58—Roll-force control; Roll-gap control
- B21B37/60—Roll-force control; Roll-gap control by control of a motor which drives an adjusting screw
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は主として熱間仕上げタンデムミルに適用される
自動板厚制御方法(八GC)に関する。
自動板厚制御方法(八GC)に関する。
一般に熱間仕上げタンデムミルにおいては、各スタンド
毎にゲージメータAGCと称する板厚制御が行われてい
る。即ち、各スタンドにおいて通板後の適正タイミング
で圧延荷重P8及び圧下位置S、を記憶(ロックオン)
し、その後はこの記憶した圧延荷重、圧下位置を基準に
してこれらに対する圧延荷重の偏差ΔP8.圧下位置の
偏差ΔS8を求め、これに基づいて下記(1)式に従っ
てゲージ板厚偏差Δh、を演算する。
毎にゲージメータAGCと称する板厚制御が行われてい
る。即ち、各スタンドにおいて通板後の適正タイミング
で圧延荷重P8及び圧下位置S、を記憶(ロックオン)
し、その後はこの記憶した圧延荷重、圧下位置を基準に
してこれらに対する圧延荷重の偏差ΔP8.圧下位置の
偏差ΔS8を求め、これに基づいて下記(1)式に従っ
てゲージ板厚偏差Δh、を演算する。
M。
但し M8 :ミル剛性係数
kAi’スケールファクタ
次にこのゲージ板厚偏差Δ1〕、が目標ゲージ板厚偏差
Δh、、、に一致するよう、即ちΔh ar−Δh r
iΔh8−0となるよう下記(2)式に従って圧下速度
指令値vrユを求め、これを電動圧下装置へ出力する。
Δh、、、に一致するよう、即ちΔh ar−Δh r
iΔh8−0となるよう下記(2)式に従って圧下速度
指令値vrユを求め、これを電動圧下装置へ出力する。
但し k、H:AGCループ比例ゲインQ1 :圧延材
料の塑性係数 第3図は一般的な電動圧下装置を用いた板厚制御系のブ
ロック線図であり、圧下位置指令値からフィードバンク
された圧下位置を減算し、その偏差をゲイン設定器(k
p :AGCループゲイン)、圧下速度制御系、モー
タ(Sニラプラス演算子)、及びバンクラッシュ要素(
B−数10μm程度)を経て圧下位置の制御が行われる
ようになっている。
料の塑性係数 第3図は一般的な電動圧下装置を用いた板厚制御系のブ
ロック線図であり、圧下位置指令値からフィードバンク
された圧下位置を減算し、その偏差をゲイン設定器(k
p :AGCループゲイン)、圧下速度制御系、モー
タ(Sニラプラス演算子)、及びバンクラッシュ要素(
B−数10μm程度)を経て圧下位置の制御が行われる
ようになっている。
バックラッシュ要素としては圧下モータの回転数を減速
する減速機、或いは圧下スクリュ等の機械系であるが、
ハックラッシュは非線形要素の一種であり、入出力関係
からみると振幅特性2位相特性を共に悪化させ、しかも
入力振幅によってその振幅2位相特性が変化するという
特性を有している。
する減速機、或いは圧下スクリュ等の機械系であるが、
ハックラッシュは非線形要素の一種であり、入出力関係
からみると振幅特性2位相特性を共に悪化させ、しかも
入力振幅によってその振幅2位相特性が変化するという
特性を有している。
第4図はハックラッシュ要素に対する入出力信号の関係
を示す説明図であり、例えばハックラッシュ要素への入
力信号が正弦波の場合、その出力信号は波の頂部、谷部
が共に押しつぶされた状態で、しかも位相も遅延した信
号となり、ハックラッシュ要素を含まない場合と比較す
ると、その制御性が悪化し、電動圧下装置を用いた自動
板厚制御系における制御性不良の要因の一つとなってい
る。
を示す説明図であり、例えばハックラッシュ要素への入
力信号が正弦波の場合、その出力信号は波の頂部、谷部
が共に押しつぶされた状態で、しかも位相も遅延した信
号となり、ハックラッシュ要素を含まない場合と比較す
ると、その制御性が悪化し、電動圧下装置を用いた自動
板厚制御系における制御性不良の要因の一つとなってい
る。
本発明はかかる事情に鑑みなされたものであって、その
目的とするところは、バックラッシュ要素を含む電動圧
下装置を用いた板厚制御系の制御性を改善し、板厚制御
精度の大幅な向上を図れるようにした板厚制御方法を提
供するにある。
目的とするところは、バックラッシュ要素を含む電動圧
下装置を用いた板厚制御系の制御性を改善し、板厚制御
精度の大幅な向上を図れるようにした板厚制御方法を提
供するにある。
本発明に係る板厚制御方法は、電動圧下装置を用いた圧
延機の板厚制御方法において、圧延荷重及び圧下位置を
検出してゲージ板厚を算出し、該ゲージ板厚とゲージ板
厚目標値との差であるゲージ板厚偏差量に、その絶対値
の大きさに応じて設定した比例ゲインを乗じた値を、電
動圧下装置に圧下位置指令値として出力する。
延機の板厚制御方法において、圧延荷重及び圧下位置を
検出してゲージ板厚を算出し、該ゲージ板厚とゲージ板
厚目標値との差であるゲージ板厚偏差量に、その絶対値
の大きさに応じて設定した比例ゲインを乗じた値を、電
動圧下装置に圧下位置指令値として出力する。
本発明にあってはこれによって、ハックラッシュ要素を
含む板厚側?71系においても制御性が改善され、板厚
制御精度の向上が図れる。
含む板厚側?71系においても制御性が改善され、板厚
制御精度の向上が図れる。
以下本発明をタンデム圧延機に適用した場合を示す図面
に基づき具体的に説明する。
に基づき具体的に説明する。
第1図は本発明方法を適用した板厚制御系のブロック線
図であり、図中1はタンデム圧延機における第1番目ス
タンドの圧延ロール、2は圧下スクリュ、3は圧下位置
検出器、4はロードセル等で構成された荷重計、5はス
トリップ等の圧延材料を示している。
図であり、図中1はタンデム圧延機における第1番目ス
タンドの圧延ロール、2は圧下スクリュ、3は圧下位置
検出器、4はロードセル等で構成された荷重計、5はス
トリップ等の圧延材料を示している。
圧延材料5は矢符で示す向きにタンデム圧延機により圧
延されており、この圧延中、圧延荷重は荷重計4にて、
また圧下位置は圧下スクリュ2にイ」設した圧下位置検
出器3にて夫々所定のタイミングで検出されるようにな
っている。
延されており、この圧延中、圧延荷重は荷重計4にて、
また圧下位置は圧下スクリュ2にイ」設した圧下位置検
出器3にて夫々所定のタイミングで検出されるようにな
っている。
圧延材料5がタンデム圧延a1に通板された後、各スタ
ンドにおいては夫々初期条件のもとで圧延を開始し、圧
延開始後所定時間経過したとぎ荷重計4、圧下位置検出
器3で検出した圧延荷重P、圧下位置S、を夫々メモリ
6a、 6bに取り込んでこれを記憶させてロックオン
する。
ンドにおいては夫々初期条件のもとで圧延を開始し、圧
延開始後所定時間経過したとぎ荷重計4、圧下位置検出
器3で検出した圧延荷重P、圧下位置S、を夫々メモリ
6a、 6bに取り込んでこれを記憶させてロックオン
する。
その後は荷重計4、圧下位置検出器3から出力される圧
延荷重P1.圧下位置S、からロックオンした圧延荷重
、圧下位置を減算し、求めた圧延荷重偏差ΔP、には演
算器6CにてkA、7M、を乗し、その値と圧下位置偏
差ΔS、とを加え合せ、既述した+11式に従ってゲー
ジメータ板厚偏差Δh。
延荷重P1.圧下位置S、からロックオンした圧延荷重
、圧下位置を減算し、求めた圧延荷重偏差ΔP、には演
算器6CにてkA、7M、を乗し、その値と圧下位置偏
差ΔS、とを加え合せ、既述した+11式に従ってゲー
ジメータ板厚偏差Δh。
を求める。
ゲージメータ板厚偏差目標値Δh riから前記ゲジメ
ータ板厚偏差Δh、を減算し、その差Δ1)。。
ータ板厚偏差Δh、を減算し、その差Δ1)。。
−Δh、−Δh、を零(Δh、、1−0)とすべく、を
求め、これにゲイン設定器7bで補正ゲインg。
求め、これにゲイン設定器7bで補正ゲインg。
を乗じた値とΔh8□とを乗算回路7bにて乗じ、更に
この乗算回路7bの出力とΔh、、iとを加え合わせて
演算器7d (伝達関数:M1→−Qi 7M、→−(
1kA+) Qi ) 、ゲイン設定器(kpo+
:基準比例ゲイン)を介して圧下速度指令値y riを
下記(3)弐に従って演算し、これを電動圧下装置にお
ける圧下速度制御系9へ出力する。
この乗算回路7bの出力とΔh、、iとを加え合わせて
演算器7d (伝達関数:M1→−Qi 7M、→−(
1kA+) Qi ) 、ゲイン設定器(kpo+
:基準比例ゲイン)を介して圧下速度指令値y riを
下記(3)弐に従って演算し、これを電動圧下装置にお
ける圧下速度制御系9へ出力する。
基準比例ゲインに、。、は、従来方法では一定に維持さ
れている比例ゲインkP、値に対して若干小さい値に設
定する。
れている比例ゲインkP、値に対して若干小さい値に設
定する。
時、kP、が従来のゲインに比較して20〜30%大き
くなるよう設定する。
くなるよう設定する。
このような本発明方法においては100μm2周波数6
r/sの正弦波信号を入力信号として与えたときの出力
波形は第2図に示す如くであった。
r/sの正弦波信号を入力信号として与えたときの出力
波形は第2図に示す如くであった。
第2図において、破線は入力信号、実線は本発明方法に
よる出力信号、−点鎖線は従来方法における出力信号で
ある。
よる出力信号、−点鎖線は従来方法における出力信号で
ある。
このグラフから明らかな如く本発明方法は従来法と比較
してその頂部の押しつふれの状態が大幅に改善されてお
り、振幅特性9位相特性共に改善され制御性が向上して
いることが解る。
してその頂部の押しつふれの状態が大幅に改善されてお
り、振幅特性9位相特性共に改善され制御性が向上して
いることが解る。
以上の如く本発明方法にあっては、バックラッシュ要素
を含む電動圧下装置を用いた板厚制御系においても、ハ
ックラッシュに起因する制御性の悪化を大幅に改善出来
て、高い板厚制御が可能となる優れた効果を奏するもの
である。
を含む電動圧下装置を用いた板厚制御系においても、ハ
ックラッシュに起因する制御性の悪化を大幅に改善出来
て、高い板厚制御が可能となる優れた効果を奏するもの
である。
第1図は本発明方法を実施する電動圧下装置を用いた板
厚制御系のブロック線図、第2図は本発明方法と従来方
法とにおける人、出力信号の関係を示す波形図、第3図
は従来方法の板厚制御系を示すブロック線図、第4図は
ハックラッシュ要素の人、出力波形図である。
厚制御系のブロック線図、第2図は本発明方法と従来方
法とにおける人、出力信号の関係を示す波形図、第3図
は従来方法の板厚制御系を示すブロック線図、第4図は
ハックラッシュ要素の人、出力波形図である。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、電動圧下装置を用いた圧延機の板厚制御方法におい
て、 圧延荷重及び圧下位置を検出してゲージ板 厚を算出し、該ゲージ板厚とゲージ板厚目標値との差で
あるゲージ板厚偏差量に、その絶対値の大きさに応じて
設定した比例ゲインを乗じた値を、電動圧下装置に圧下
位置指令値として出力するようにしたことを特徴とする
板厚制御方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1066517A JPH02247006A (ja) | 1989-03-18 | 1989-03-18 | 板厚制御方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1066517A JPH02247006A (ja) | 1989-03-18 | 1989-03-18 | 板厚制御方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02247006A true JPH02247006A (ja) | 1990-10-02 |
Family
ID=13318129
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1066517A Pending JPH02247006A (ja) | 1989-03-18 | 1989-03-18 | 板厚制御方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH02247006A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN102274863A (zh) * | 2011-06-07 | 2011-12-14 | 中冶赛迪工程技术股份有限公司 | 具有pi参数限制的单机架轧机自动板厚控制方法 |
-
1989
- 1989-03-18 JP JP1066517A patent/JPH02247006A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN102274863A (zh) * | 2011-06-07 | 2011-12-14 | 中冶赛迪工程技术股份有限公司 | 具有pi参数限制的单机架轧机自动板厚控制方法 |
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