JPH02246374A - 半導体記憶装置およびその製造方法 - Google Patents

半導体記憶装置およびその製造方法

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JPH02246374A
JPH02246374A JP1068277A JP6827789A JPH02246374A JP H02246374 A JPH02246374 A JP H02246374A JP 1068277 A JP1068277 A JP 1068277A JP 6827789 A JP6827789 A JP 6827789A JP H02246374 A JPH02246374 A JP H02246374A
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哲夫 藤井
Akira Kuroyanagi
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、メモリトランジスタのドレインとフローティ
ングゲートとの間に一部絶縁膜厚の薄いトンネル領域が
設けられた構造、いわゆるFLOTOX (FloaH
ng Gate Tunnel 0xide)型の半導
体記憶装置およびその製造方法に関する。
〔従来の技術〕
E” FROMにおいては、シリコン半導体基板の表面
に一部が薄い膜厚を有するシリコン酸化膜による絶縁膜
を介してフローティングゲートが形成され、さらにこの
フローティングゲート上には、シリコン酸化膜による絶
縁膜を介してコントロールゲートが形成されるようにな
っている。
このようなFLOTOX型の構造においては、エンデユ
ランス(書き込みおよび消去の繰り返し回数)特性、さ
らにトンネル絶縁膜の絶縁破壊特性の改善が望まれてお
り、例えばU、S、P、4,490.900に示される
ように、トンネル酸化膜を窒化して窒化酸化膜(ナイト
ライデッドオキサイド)と酸化膜との3M構造を形成す
る技術が提案されている。
〔発明が解決しようとする課題〕
ココテ、このようなFLOTOX型(7)E” FRO
Mに対して、本発明者達が実験を行い考察した結果、ト
ンネル絶縁膜の膜厚は通常50〜150人と非常に薄い
ために、この上のフローティングゲートの不純物、例え
ばリン濃度が高すぎると、このトンネル絶縁膜中にリン
が導入され、トンネル絶縁膜の電子注入に対する耐性が
低下し、トンネル絶縁膜の破壊により、書き換え回数が
少なくなったり、書き換え量にバラツキが生ずることが
判明した。
一方、フローティングゲートのリン濃度を低濃度とする
と、トンネル絶縁膜中の不純物の導入が少なくなり、上
記の問題は解決されると考えられるが、上述したような
従来の技術においてはフローティングゲートの不純物濃
度を低濃度にするといった配慮はされておらず、この濃
度は以下に示すような理由から、むしろ高濃度になるよ
うに設定されていた。
即ち、E” FROMにおいては通常フローティングゲ
ートとコントロールゲート間にフローティングゲートを
酸化したポリオキサイド膜を使用するが、このときフロ
ーティングゲートのリン濃度が低いと酸化後のフローテ
ィングゲート表面のアスペリティ−の凹凸が激しくなり
、また、フローティングゲートの端部(エッヂ部)のポ
リオキサイド膜が薄くなうたり、端部がより鋭角となり
、特に端部での影響が大きく、フローティングゲートと
コントロールゲート間の絶縁耐圧が低下し、E” FR
OMの書き換えのための高電圧が印加できなくなってし
まうからである。
又、フローティングゲート上にポリオキサイド膜を形成
する酸化温度を高くすれば、絶縁耐圧は向上する傾向に
あるが、トランジスタ領域トンネル絶縁膜の不純物の再
分布がおこり、微細化による高集積化に問題が生ずる。
本発明は、上述のような相反する事実を考慮してなされ
たものであって、トンネル絶縁膜に接するフローティン
グゲートの不純物濃度を部分的に低(することにより、
不純物が導入されることによるエンデユランス特性、ト
ンネル絶縁膜の絶縁破壊特性の悪化を抑制することを第
1の目的としており、それと共に、何ら不純物の再分布
を招くことなくフローティングゲート・コントロールゲ
ート間の酸化膜の絶縁耐圧を向上することを第2の目的
としている。
〔課題を解決するための手段〕
上記の目的を達成する為に、本発明の半導体記憶装置は
、メモリトランジスタのドレインとフローティングゲー
トとの間に一部絶縁膜厚の薄いトトンネル絶縁膜が設け
られた構造の半導体記憶装置において、前記トンネル絶
縁膜に接する前記フローティングゲートの不純物濃度を
部分的に低濃度に設定し、前記フローティングゲートの
他の部分の不純物濃度を前記低濃度よりも高濃度に設定
したことを特徴としている。
又、本発明の半導体記憶装置の製造方法は、半導体基板
上のトンネル領域に第1の絶縁膜を形成する工程と、 前記第1の絶縁膜に接するように該第1の絶縁膜より厚
い膜厚の第2の絶縁膜を形成する工程と、前記第1の絶
縁膜に接する部分には低濃度に不純物を有し、他の部分
には該第1の絶縁膜に接する部分の濃度よりも高濃度に
不純物を有するフローティングゲートを形成する工程と
、 前記フローティングゲート上に第3の絶縁膜を介してコ
ントロールゲートを形成する工程とを備えることを特徴
としている。
〔実施例〕
以下、本発明を図面に示す実施例を用いて説明する。
第1図(a)〜(f)は本発明の第1実施例を工程順に
説明するための断面図である。まず第1図(a)に示す
ように、P型単結晶半導体基板1にフィールド酸化膜2
およびメモリトランジスタのドレインとなるN0型拡散
領域3を形成し、さらに半導体基板1の表面上に膜厚5
0〜150人の熱酸化膜を形成後、引き続きNH3雰囲
気中にて窒化処理をランプ加熱により行い、窒化酸化膜
と酸化膜との3層構造を有する膜4を形成する。
そして、第1図(b)に示すように、全面に低濃度に不
純物(リン、ヒ素等)を有する第1のPo1y(多結晶
)Si膜5を200〜4000人の膜厚で形成し、さら
にその上面にLPCVD (Low−Pressure
 Chemicat Vapor Depositio
n)により513N4膜6を膜厚200〜1000人に
て形成し、そうした上で通常のフォトリソ、エツチング
によりドレインfi1mの上で将来トンネル領域となる
部分のみ残してSi3N、膜、Po1y−3l膜をたと
えばドライエツチング等により除去し、引き続きフッ酸
系のウェットエツチング液で窒化酸化膜4を除去し、半
導体基板表面を露出する。
次に、第1図(C)に示すように31.N4膜6を酸化
のマスクとして例えば1000℃、DryO。
酸化により300〜700人の膜厚の熱酸化膜(Sin
、膜)7を形成する。
次に、第1rJ!J(6)に示すように熱リン酸により
トンネル領域上部の5i3Nn膜6を除去してPo1y
−3i膜5を露出する。
次に、第1図(e)に示すようにこの状態のウェハ上面
にPo1y−5i膜5に電気接続するようにして高濃度
の不純物(例えばリン、ヒ素)を含む第2のPo1y−
3t膜8をLPCVD法により1000〜4000人の
膜厚で形成し、引き続き熱酸化により第2のPo1y−
3i膜8を酸化して絶縁膜(SiO2)9を形成し、こ
の上に上記Po1y−3i膜8と同様の工程にて第3の
P。
1y−3illlOを形成する。
そして、第1図(f)に示すように、第2のPo1y−
3i膜8、絶縁膜9、および第3のPo1y−3i膜1
0を選択的に除去して、第1のPo1y−3i膜5と共
にメモリトランジスタAのフローティングゲートをなす
第2のPo1y−3t膜8a、コントロールゲートであ
る第3のPo[y−stsio、およびそれらの間に介
在する絶縁膜9と、選択トランジスタBのゲートである
第2のPo1y−3i膜8bを形成する。そうした上で
イオン注入を行い、メモリトランジスタAのN“型ソー
ス領域11、選択トランジスタBのN−型ソース領域1
2、ドレイン領域13を形成する。
第1図(f)に示した構成の等価回路図を第2図に示す
そこで、上述のようにして形成されるE”FROMによ
ると、トンネル絶縁膜となるM4に接する第1のPot
y−3i膜5は、その不純物m廣が低濃度であるので、
膜4中に不純物が導入されにくい状態となり、エンデユ
ランス特性、トンネル絶縁膜の絶縁破壊特性を改善する
ことができる。
又、この第1のPo1y−St膜5と共にフロ−ティン
グゲートを構成する第2のPo1y−3l膜8aの不純
物濃度は高濃度であるので、フローティングゲート表面
を比較的平滑にすることができ、又、フローティングゲ
ートの端部においてもポリオキサイド膜(図示せず)を
良好な状態で形成することができる。その結果、この@
8aを熱酸化して形成される絶縁膜9の絶縁耐圧を高め
ることができる。尚、本発明で言う「他の部分」に相当
する第2のPo1y−3i膜8aは、この膜形成後に熱
酸化により形成される絶縁膜(第1図げ)では絶縁膜9
)に接する部分が高濃度に不純物を有していれば、本実
施例と同様に絶縁耐圧を向上できるものである。
上述の説明において、第2のPo1y−3i膜8aの不
純物濃度の高濃度の範囲は、第1図(e)を用いて説明
した絶縁膜9の形成(酸化)温度との兼ね合いにより決
定されるものであり、不純物の再分布を考慮してその温
度を例えば950℃〜1050°Cとした場合には、そ
の濃度を約4. I X IQ t Ocm −1以上
にするのが望ましい。第3図は、第1図(f)に示すよ
うな構成において、第3のPo1y−3t膜10に正電
圧を印加した際の絶縁膜9の酸化温度Tと破壊電圧■と
の関係を表しており、図中、三角プロットは第2のPo
1y−3i膜8aのリン濃度が2.2 X 10 ”c
+r’の試料の特性であり、丸プロットは4. I X
 10 ”c+++−”の試料の特性である。尚、Po
1ySiの析出温度は610°Cであり、耐圧判定電流
値は4 X 10−”A/−である、一般には、書き換
え特性を考慮すると、破壊電圧は4 M V / cm
以上であり、前述の不純物4、 l X 10°cm−
’の値はこの電圧を基準として設定したものである。
第4図は、DryO,雰囲気中1000°Cにて熱酸化
を行い、絶縁膜9を形成するものについて、第2のPo
1y−3i膜8a内のリン濃度Cpと絶縁破壊電圧Vと
の関係を表しており、この図から、リン濃度を高くすれ
ば、破壊電圧■が高くなることがわかる。
尚、絶縁1119の酸化温度を950〜1050°C以
外にする場合には、これら第3図及び第4図を用いて第
2のPo1y−3t膜8a内の不純物濃度を設定すれば
良い。
又、第1のPo1y−3t膜5の不純物濃度の低濃度の
範囲は、上述のようにして設定される第2のPo1y−
3t膜8aの不純物濃度より低濃度であれば、ある程度
効果が期待できるものであるが、この濃度はできるだけ
低濃度であるのが望ましい。
さらに、本実施例によると、トンネル絶縁膜をU、S、
P、 4.490.900の技術のように窒化酸化膜と
酸化膜との3層構造を有する膜4により構成j7ている
ので、トンネル絶縁膜を通ってN+型拡散領域3と第1
のPo1y−3i膜5との間を行き来する電子がトラッ
プされ難くなり、E” FROMのエンデユランス特性
、トンネル絶縁膜の絶縁破壊特性をさらに改善すること
ができる。
尚、U、S、 P、 4.490.900に示されてい
る製造方法によると、トンネル絶縁膜である酸化膜を窒
化する際に、トンネル絶縁膜のみではなくメモリトラン
ジスタの周辺の15例えば選択トランジスタ等のゲート
酸化膜が同時に窒化されてしまい、その窒化によりゲー
ト酸化膜に導入された固定電荷によると考えられるクー
ロン散乱によりキャリアの移動度が低下し、デバイスの
速度が遅くなってしまうという問題が生じてしまう。第
5図は、ゲート酸化膜の膜厚が430人に対してハロゲ
ンランプにより1150°cSNH3雰囲気中で窒化を
行った際の窒化時間(RTN)と移動度μmとの関係を
表しており、この図から窒化時間を長くすれば、移動度
が小さくなることが明らかである。
本実施例では、熱酸化膜を窒化して3層構造を有する膜
4を形成した後、部分的に除去してトンネル絶縁膜を形
成しているので、選択トランジスタトンネル絶縁膜のゲ
ート酸化膜(第1図では熱酸化膜7)は窒化されること
がなく、上述のような問題が生じないものである。
尚、上記第1実施例において、トンネル絶縁膜となる膜
4に接する第1のPo1y−Si膜5の不純物濃度を低
濃度にする方法としては、上記工程の他に、例えば、不
純物を含まない第1のP。
1y−3t膜5を形成し、引き続きイオン注入、または
ガス状不純物源より不純物を拡散することもできる。又
、この場合には、適度な熱処理を施せば第2のPo1y
−3i膜8から不純物が拡散されるため、低濃度に形成
できる。
次に、本発明の第2実施例を第6図及び第7図の断面図
を用いて説明する。第6図、第7図は主にフローティン
グゲートを形成する工程を説明する為の図であり、その
他の工程は周知の工程、あるいは第1実施例の工程を適
用できる。まず第6図に示すように、ゲート絶縁膜20
、トンネル絶縁膜絶縁膜21形成後、低濃度のリンを含
むか、または不純物を含まないPo1y−5i膜22を
形成し、トンネル絶縁WA21の上部領域を覆うように
Po1y−3i膜22中に部分的に酸素、窒素イオント
ンネル絶縁膜をイオン注入し、その後熱処理してPo1
y−3t膜22中に不純物拡散のバリヤー層23を形成
する。
引き続き、第7図に示すようにpocz、のガス状不純
物源よりPo1y−3i膜22中にリンを高濃度に拡散
し、トンネル絶縁膜21近傍の領域22aは低濃度不純
物になるようにする。
第8図は、本発明の第3実施例を説明するための断面図
であり、この図に示すように第1のP。
Iy−3t膜30を形成した後、5iOz、5tsN4
膜31トンネル絶縁膜をトンネル絶縁膜32上に部分的
に形成し、引き続き第2のPo1ySi膜33を形成し
て、上記第2実施例のように高濃度のリンを拡散すれば
第2実施例と同様に形成できる。
次に、本発明の第4、第5実施例をそれぞれ第9図、第
1O図の断面図を用いて説明する。尚、これらの実施例
においても主にフローティングゲートの形成工程のみを
説明する。
まず、第4実施例においては、第9図に示すようにゲー
ト絶縁膜40およびトンネル絶縁膜41の上にPo1y
−3i膜42を形成する。さらに、このPo1y−3t
膜42上であってトンネル絶縁膜41の上部にSiO□
、Si、N、膜43等を部分的に形成する。そうした上
で、上記第2実施例のように高濃度のリンを拡散すれば
、5tsNi膜43の下の領域44が選択的に低濃度に
不純物を有することになる。この実施例によると、PO
Iy−3i膜42上の平坦部に濃度の低い領域ができ、
上記第1〜第3実施例と比較するとあまり望ましくない
が、エッヂ部は高部になっていて、また工程が単純化す
るために、コスト的に有利となる。
次に、第5実施例においては、第10図に示すように、
ゲート絶縁膜50およびトンネル絶縁膜51の上に低濃
度に不純物を有する第1のPo1y−Si膜42を形成
後、膜厚5〜20人の酸化膜53を形成する。この場合
、自然酸化膜、またはH,O□−Ht S Oa液にて
ボイルした時に形成される酸化膜を利用してもよい。そ
して、高濃度に不純物を有する第2のPo1y−3t膜
54を形成する。この場合、第2のPo1y−3i膜5
4からの不純物は酸化膜53により第1のPo1y−3
i膜52内へ拡散しにくくなる。
尚、この程度の厚さの酸化膜53は十分に薄いので、電
子は直接トンネル絶縁し、問題は少ない。
次に、本発明の第6実施例を第11図の断面図を用いて
説明する。まず、第11図(a)に示すようにゲート絶
縁膜60およびトンネル絶縁膜61の上にノンドープの
Pal−5iJIi62を形成する。
次に、900〜1000°Cの温度にて全面に不純物源
POCf、からリンを拡散するか、イオン注・人により
リン、ヒ素を注入して低い不純物濃度に設定する。そう
した上で、第11図(b)に示すようにPo1y−3i
膜62上に膜厚500〜1000人のSlO□膜63を
CVD法または熱酸化法により形成し、引き続き、将来
フローティング領域となる上に部分的にレジスト64を
形成する。
そして、第11図(C)に示すように、このレジスト6
4をマスクとして利用し、Po1y−3l々62および
5iOz膜63を選択的に除去する。引き続き、900
〜1000°Cの温度にてpocz。
等を不純物源として不純物を高濃度に拡散して高濃度領
域65を形成する。そして、5iOz膜63を一端除去
した後に、第11図(d)に示すように、膜厚400〜
1000人の眉間絶縁膜66を形成する。尚、この時、
同時に他のMO3素子等のゲート酸化膜が形成される。
そして、その後の工程は上述した実施例と同様にして形
成される。
そこで本実施例によれば、エンデユランス特性、トンネ
ル絶縁膜の絶縁破壊特性を改善できるという効果に加え
て、特別にマスクを設ける必要がなく、通常のE” F
ROMの製造工程を利用できるという効果がある。
次に、本発明の第7実施例を第12図の断面図を用いて
説明する0本実施例は上記第6実施例の第11図(ハ)
、(C)を用いて説明した工程を変更したものであり、
その他の工程は同じである0本実施例ではレジスト74
をマスクとしてPo1y−3i膜72およびStO,膜
73を選択的に除去する前に、第12図(a)に示すよ
うに、510m膜73に対して弗酸系のWetエツチン
グまたは等方性のドライエツチングによりオーバーエツ
チングを行う。そうした上で、第12図(ロ)に示すよ
うに、Po1y−3i膜72を選択的に除去し、その後
Sin、膜73をマスクとしてPo1y−3i膜72内
に不純物を高濃度に導入して高濃度領域75を形成する
本実施例によると、5tozv、がオーバーエツチング
されているので、Po1y−3i膜72内に不純物が導
入され易くなる。
以上、本発明を上記第1〜第7実施例を用いて説明した
が、本発明はそれらの実施例に限定されることなく、そ
の主旨を逸脱しない限り種々変形可能であり、例えば第
1実施例において形成するトンネル絶縁膜は3層構造を
有する膜でなくとも−aに用いられるSing(熱酸化
膜)等でも良い。
〔発明の効果〕
以上述べたように、本発明によるとトンネル絶縁膜に接
するフローティングゲートの不純物濃度を部分的に低濃
度に設定しているので、エンデユランス特性、トンネル
絶縁膜の絶縁破壊特性を改善できる。
又、フローティングゲートの表面に形成される酸化膜に
接する部分の不純物濃度を高濃度に設定すれば、フロー
ティングゲート・コントロールゲート間、の酸化膜の絶
縁耐圧を向上することができるという効果がある。
8b・・・ゲート、9・・・絶縁膜、10・・・第3の
Po1ySi膜。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)メモリトランジスタのドレインとフローティング
    ゲートとの間に一部絶縁膜厚の薄いトンネル絶縁膜が設
    けられた構造の半導体記憶装置において、前記トンネル
    絶縁膜に接する前記フローティングゲートの不純物濃度
    を部分的に低濃度に設定し、前記フローティングゲート
    の他の部分の不純物濃度を前記低濃度よりも高濃度に設
    定したことを特徴とする半導体記憶装置。
  2. (2)前記他の部分は、前記フローティングゲートの表
    面に形成される酸化膜に接する部分である請求項1記載
    の半導体記憶装置。
  3. (3)半導体基板上のトンネル領域に第1の絶縁膜を形
    成する工程と、 前記第1の絶縁膜に接するように該第1の絶縁膜より厚
    い膜厚の第2の絶縁膜を形成する工程と、前記第1の絶
    縁膜に接する部分には低濃度に不純物を有し、他の部分
    には該第1の絶縁膜に接する部分の濃度よりも高濃度に
    不純物を有するフローティングゲートを形成する工程と
    、 前記フローティングゲート上に第3の絶縁膜を介してコ
    ントロールゲートを形成する工程とを備えることを特徴
    とする半導体記憶装置の製造方法。
  4. (4)前記フローティングゲートを形成する工程は、前
    記第1の絶縁膜に接するように低濃度に不純物を有する
    第1の導電膜を形成すると共に、該第1の導電膜を所定
    のパターンにエッチングして前記第1の絶縁膜に接する
    部分とする工程、および該第1の導電膜に接するように
    前記第1の導電膜の濃度よりも高濃度に不純物を有する
    第2の導電膜を形成して、前記他の部分とする工程とを
    備える請求項3記載の半導体記憶装置の製造方法。
  5. (5)前記第1の絶縁膜を形成する工程は、前記半導体
    基板を酸化して酸化膜を形成する工程、および該酸化膜
    を窒化して窒化酸化膜を形成する工程とを備える請求項
    3又は4に記載の半導体記憶装置の製造方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2007309914A (ja) * 2006-04-20 2007-11-29 Denso Corp 物理量センサの製造方法
JP2012064653A (ja) * 2010-09-14 2012-03-29 Seiko Instruments Inc 半導体不揮発性メモリ装置

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