JPH0224547Y2 - - Google Patents

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JPH0224547Y2
JPH0224547Y2 JP1983177956U JP17795683U JPH0224547Y2 JP H0224547 Y2 JPH0224547 Y2 JP H0224547Y2 JP 1983177956 U JP1983177956 U JP 1983177956U JP 17795683 U JP17795683 U JP 17795683U JP H0224547 Y2 JPH0224547 Y2 JP H0224547Y2
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piston
pressurizing
advance
switching valve
movable electrode
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JP1983177956U
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、スポツト溶接用ガンに関するもので
ある。
(従来技術) スポツト溶接用ガンにおいては、固定電極に対
向する可動電極が予備前進ストロークと加圧スト
ロークとの二段ストロークするシリンダ装置によ
り動作される如く構成されており(例えば、実開
昭51−119332号公報参照)、所望溶接個所のスポ
ツト溶接終了後、次の溶接個所へガンを移動させ
るに際して、可動電極の全開放状態(即ち、最後
退位置)を確認を必要としている。この可動電極
の全開放状態を確認する手段として、適切なもの
が未だ提案されておらず、例えば、可動電極の全
開放位置をリミツトスイツチで検出しようとする
と、ガンの周辺が配線等で複雑化するとともに、
通電時の分流による溶接電流不足をきたすおそれ
もある。
(考案の目的) 本考案は、上記問題点を解決すべく提案された
もので、可動電極の全開放状態を、可動電極を駆
動すべく設けられたシリンダ装置作動用の圧縮エ
アによつて作用せしめられるプレツシヤスイツチ
とタイマーとで検出し得るようにして、構造簡単
で作動確実なスポツト溶接用ガンを提供すること
を目的とするものである。
(考案の構成) 本考案は、固定電極に対向する可動電極が予備
前進ストロークと加圧ストロークとの二段ストロ
ークするシリンダ装置により作動される如く構成
されたスポツト溶接用ガンにおいて、該シリンダ
装置とエア源との間に、シリンダ装置の予備前進
用および加圧用のピストンを前進、後退させるべ
くエア供給を切換える予備前進用および加圧用の
切換弁を介設し、且つ該予備前進用切換弁に、前
記予備前進用ピストンの後退側のエアが大気側に
排出される後退位置においてエア源と連通して動
作されるプレツシヤスイツチを付設するととも
に、該プレツシヤスイツチに、その作動と同時に
カウントを始め、前記予備前進用ピストンの最後
退時にカウントアツプして制御信号を発するタイ
マーを付設して、前記プレツシヤスイツチとタイ
マーとで、可動電極の全開放状態を確認し得るよ
うにしたことを特徴としている。
(実施例) 以下、添付の図面を参照して、本考案の実施例
にかかるスポツト溶接用ガンを説明する。
このスポツト溶接用ガンは、第1図図示の如
く、曲りシヤンク状の固定電極1と、該固定電極
1に対向する可動電極2と、該可動電極2を予備
前進ストロークl1と加圧ストロークl2との二段ス
トロークさせるシリンダ装置3とを備えている。
該シリンダ装置3は、シリンダ4内に前記可動
電極2と同軸状に連結されたロツド5に結合した
予備前進用および加圧用のピストン6,7を前
進、後退自在に配設して構成されている。なお、
予備前進用のピストン6の加圧面積が加圧用のピ
ストン7の加圧面積より大きく設定されている。
前記シリンダ装置3とエア源8との間には、予
備前進用および加圧用ピストン6および7を前
進、後退させるべくエア供給を切換える電磁式の
切換弁9および10が介設されている。
該予備前進用の切換弁9は、予備前進用ピスト
ン6の後退側の室11と該切換弁9に付設された
プレツシヤスイツチ12とへのエア供給を切換え
得るように作用する。なお、予備前進用ピストン
6には、所定の予備前進ストロークl1を終了する
と摺動を規制するストツパー13が一体に設けら
れている。
前記加圧用の切換弁10は、加圧用ピストン7
の後退側の室14と同前進側の室15とへのエア
供給を切換え得るように作用する。符号16はロ
ツド5に形成したエア孔、17,18はシリンダ
4に形成したエア孔を示している。
前記プレツシヤスイツチ12は、前記予備前進
用ピストン6の後退側の室11のエアが大気側に
排出される後退位置に切換弁9が切換えられた時
(第3図図示)にエア源8と連通して動作される
ものであり、その作動と同時にカウントを始め、
前記予備前進用ピストン6の最後退時にカウント
アツプして制御信号を発するタイマー19が付設
されている。
該タイマー19からの制御信号は、スポツト溶
接用ガンの移動等を制御する制御装置20に入力
されるようになつている。
図示のスポツト溶接用ガンは次のように作用す
る。
第1図図示の如く、シリンダ装置3において、
予備前進用ピストン6の後退側室11および加圧
用ピストン7の後退側室14へエア源8から圧縮
空気が供給されている状態にあるとき、可動電極
2は、被溶接個所、例えば鋼板21,21の重合
個所に圧接され、この状態で固定電極1と可動電
極2との間に高圧電流を通電してスポツト溶接が
実施される。その後、予備前進用切換弁9はその
ままとし、加圧用切換弁10を第2図図示の如く
切換えて、加圧用ピストン7の前進側室15へエ
ア源8から圧縮空気を供給し、後退側室14のエ
アを大気側に排出し、加圧用ピストン7を加圧ス
トロークl2分だけ後退させる。この時の可動電極
2の位置は、全開放状態(第3図図示)から予備
前進ストロークl1分前進した位置と等しい。な
お、本作動中において、予備前進用ピストン6
は、加圧面積の差(ピストン6>ピストン7)に
よつて摺動しない。
ついで、加圧用切換弁10をそのままにして、
予備前進用切換弁9を第3図図示の如く切換え
て、予備前進用ピストン6の後退側室11のエア
を大気側に排出し、予備前進用ピストン6を予備
前進ストロークl1分だけ後退させる。すると、可
動電極2は全開放状態となる。この時、切換弁9
の切換え作動と同時に、エア源8から圧縮空気が
プレツシヤスイツチ12に供給され、該プレツシ
ヤスイツチ12が導通し、同時にタイマー19が
カウントを開始し、その後、予備前進用ピストン
6が最後退位置に達すると、該タイマー19がカ
ウントアツプして、制御装置20へ制御信号を発
するのである。該制御信号によつて、スポツト溶
接用ガンは次の溶接所望個所への移動等の動作制
御を受ける。
なお、切換弁9,10を第2図図示の状態に切
換えると、予備前進用ピストン6が予備前進スト
ロークl1分前進し、更に、切換弁10を第1図図
示の状態に切換えると、加圧用ピストン7が加圧
ストロークl2分前進する。
上記作用を繰返すことによつて、スポツト溶接
が自動的に行なわれるのである。
(考案の効果) 叙上の如く、本考案によれば、予備前進と加圧
前進との二段ストロークを行なうスポツト溶接用
ガンにおける可動電極の全開放状態を、予備前進
用切換弁が後退位置になつたときにエア源と連通
して作動するプレツシヤスイツチと、これによつ
て動作されるタイマーとにより検出するようにし
たので、ガン周辺にリミツトスイツチ、ドグを設
ける必要がなく、配線も不要となり、構造が簡単
となるとともに、ガンの交換も容易となるという
実用的な効果がある。
又、電磁切換弁を直接タイマーで制御するのに
比べて、切換弁のスプールの移動およびエア源の
元圧をプレツシヤスイツチで確認できるので、可
動電極の全開放状態の検出が確実に行なえるとい
う利点もある。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第3図は本考案の実施例にかかる
スポツト溶接用ガンの加圧時、予備前進時および
全開放時における縦断面図である。 1……固定電極、2……可動電極、3……シリ
ンダ装置、6……予備前進用ピストン、7……加
圧用ピストン、8……エア源、9……予備前進用
切換弁、10……加圧用切換弁、12……プレツ
シヤスイツチ、19……タイマー。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 固定電極と、該固定電極に対向する可動電極
    と、該可動電極を予備前進ストロークと加圧スト
    ロークとの二段ストロークさせるシリンダ装置と
    を備えており、該シリンダ装置とエア源との間に
    は、シリンダ装置の予備前進用および加圧用ピス
    トンを前進:後退させるべくエア供給を切換える
    予備前進用および加圧用の切換弁が介設され、該
    予備前進用の切換弁には、前記予備前進用ピスト
    ンの後退側のエアが大気側に排出される後退位置
    においてエア源と連通して動作されるプレツシヤ
    スイツチが付設されていて、該プレツシヤスイツ
    チには、その作動と同時にカウントを始め、前記
    予備前進用ピストンの最後退時にカウントアツプ
    して制御信号を発するタイマーが付設されている
    ことを特徴とするスポツト溶接用ガン。
JP17795683U 1983-11-16 1983-11-16 スポツト溶接用ガン Granted JPS6084189U (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17795683U JPS6084189U (ja) 1983-11-16 1983-11-16 スポツト溶接用ガン

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JP17795683U JPS6084189U (ja) 1983-11-16 1983-11-16 スポツト溶接用ガン

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Publication Number Publication Date
JPS6084189U JPS6084189U (ja) 1985-06-10
JPH0224547Y2 true JPH0224547Y2 (ja) 1990-07-05

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ID=30386488

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JP17795683U Granted JPS6084189U (ja) 1983-11-16 1983-11-16 スポツト溶接用ガン

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5890383A (ja) * 1981-11-25 1983-05-30 Matsushita Electric Ind Co Ltd 抵抗溶接機の制御方法

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5890383A (ja) * 1981-11-25 1983-05-30 Matsushita Electric Ind Co Ltd 抵抗溶接機の制御方法

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Publication number Publication date
JPS6084189U (ja) 1985-06-10

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