JPH02245372A - 製版印刷装置 - Google Patents

製版印刷装置

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JPH02245372A
JPH02245372A JP6688489A JP6688489A JPH02245372A JP H02245372 A JPH02245372 A JP H02245372A JP 6688489 A JP6688489 A JP 6688489A JP 6688489 A JP6688489 A JP 6688489A JP H02245372 A JPH02245372 A JP H02245372A
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thermal
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Minoru Nakamura
實 中村
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SEIKI IND CO Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 本発明は、製版印刷装置であって、特に孔版印刷手段と
感熱記録紙に記録する感熱記録手段が備えられているこ
とを特徴とするものである。
(ロ)従来の技術 従来の製版印刷装置は、例えば本願出願人が既に出願(
特願昭62−257777号)しているように、原稿の
書画像を読み取る原稿読取手段と、前記原稿読取手段に
て読み取られた書画像を孔版原紙に製版する製版手段と
、前記製版手段にて製版された孔版原紙を版胴に巻着す
る巻着手段と、版胴が備えられており、前記原稿読取手
段にて読み取られた書画像は一旦孔版原紙に製版され、
印刷用紙には前記孔版原紙を介して書画像が印刷される
のである。従って、必ず孔版原紙および製版工程を必要
としていた。
ところで、近年、印刷形態の多様化から、少枚数の印刷
を要求される場合が多々あるが、かように例えば数枚の
印刷をするにも孔版原紙を使用していたのでは、製版コ
ストが高くなると共に、製版動作に若干の時間を要する
ことから、印刷用紙−枚当たりの印刷時間が長くなるお
それがあった。
そこで、例えば少枚数の印刷を行う場合には、当該製版
印刷装置を使用することなく、静電複写機や各種のプリ
ンタを使用していた。また、孔版原紙を使用する場合、
当該孔版原紙特有の特性から、その精細度に限界があり
、緻密な書画像を印刷する際には、やはり前述のような
静電複写機や各種のプリンタを使用していた。従って、
当該製版印刷装置の他に、別途、静電複写機や各種のプ
リンタを用意しておく必要があった。
(ハ)発明が解決しようとする課題 前述のように、従来の技術では、少枚数の印刷を行う場
合や、緻密な書画像を印刷する際には製版印刷装置は使
用できず、別途、静電複写機や各種のプリンタを使用せ
ざるを得なかったが、そのために使用頻度が低くとも前
記各装置を揃えておく必要があり経済的に好ましい状態
ではなかった。
本発明はかかる従来の技術の課題に鑑みてなされたもの
で、−台の装置の内部で、孔版印刷手段と感熱記録手段
とが有機的に結合され、多数枚の印刷を行う場合には孔
版印刷手段を動作させ、少枚数の印刷を行う場合等には
感熱記録手段を動作させて直接記録することの可能な製
版印刷装置を実現せんとするものである。
(ニ)課題を解決するための手段 第1の主要な発明は、書画像を感熱孔版原紙に製版する
サーマルへラドと、前記サーマルヘッドに圧接されるプ
ラテンローラと、前記サーマルヘッドとプラテンローラ
との圧接部に未製版の感熱孔版原紙を供給する原紙供給
手段と、前記サーマルヘッドに書画像信号を供給する信
号供給手段と、感熱孔版原紙が巻着される版胴と、製版
された感熱孔版原紙を版胴に巻着する巻着手段と、印刷
用紙を前記版胴に圧接させる圧接手段と、印刷後の印刷
用紙を収納する排紙トレイとが具備されている製版印刷
装置において、前記サーマルヘッドとプラテンローラと
の圧接部に感熱記録紙を供給する記録紙供給手段が具備
されており、前記サーマルヘッドとプラテンローラとの
圧接部に、感熱孔板原紙と感熱記録紙が択一的に供給さ
れるように構成されていることを特徴とするものである
第2の主要な発明は、ロール状に巻回形成されている感
熱孔版原紙と、ロール状に巻回形成されている感熱記録
紙と、書画像信号に基づいて選択的に発熱するサーマル
ヘッドと、前記サーマルヘッドに圧接されるプラテンロ
ーラと、前記サーマルヘッドとプラテンローラとの圧接
部に未製版の感熱孔版原紙若しくは未記録の感熱記録紙
を択一的に供給する第1の感熱紙供給手段と、前記サー
マルヘッドとプラテンローラとの圧接部に未製版のカッ
ト紙状の感熱孔版原紙若しくは未記録のカット紙状の感
熱記録紙を択一的に供給する第2の感熱紙供給手段と、
前記サーマルヘッドに書画像信号を供給する信号供給手
段と、感熱孔版原紙が巻着される版胴と、製版された感
熱孔版原紙を版胴に巻着する巻着手段と、印刷用紙を前
記版胴に圧接させる圧接手段とが具備されている製版印
刷装置である。
(ホ)作用 第1主要な発明では、サーマルヘッドとプラテンローラ
との圧接部に、感熱孔版原紙と感熱記録紙が択一的に供
給されるように構成されているので、多数枚の印刷物を
得ようとする場合には前記感熱孔版原紙にサーマルヘッ
ドで所望の書画像を製版し、孔版印刷をすればよい。
また、多数枚の記録物を得ようとする場合には前記感熱
記録紙に前記サーマルへラドで所望の書画像を直接記録
すればよい。
この際、感熱孔版原紙に書画像を製版するのも、また感
熱記録紙に書画像を直接記録するのも同一のサーマルヘ
ッドが使用されるので、各種の動作モードに対応させた
専用のサーマルヘッドは必要でない。
第2主要な発明では、サーマルヘッドとプラテンローラ
との圧接部に、ロール状に巻回形成されている感熱孔版
原紙や感熱記録紙のみならず、カット紙状の感熱孔版原
紙や感熱記録紙を供給することができる。
(へ)実施例 第1図は本発明の一実施例の要部構成図、第2図はその
全体構成図、第3図はその外観斜視図である。
これらの図において、■は装置本体で、その内部の略中
央部に、支持軸2が挿通され、当該支持軸2に版胴3が
回転自在に装着されている。
装置本体l内の左上方には、リール4にロール状に巻回
された感熱孔版原紙5が装着されている。
この感熱孔版原紙5は熱収縮フィルムと多孔性薄膜がラ
ミネートされた周知のものである。
前記リール4の、前記感熱孔版原紙5の移動方向に沿っ
て下流側には、テンションローラ6が設けられ、このテ
ンションローラ60更に下流側には、前記感熱孔版原紙
5に所望の書画像を穿孔形成するための、前記支持軸2
の延在方向と同方向に延在するサーマルヘッド7が備え
られ、当該サーマルヘッド7の下方からプラテンローラ
8が軽く圧接されている。
前記サーマルヘッド7の下流側には、ロール状の感熱孔
版原紙5を所定の寸法(例えばB4サイズより若干大寸
法)に切断するための、回転円刃、9を有するカッタ装
置10が備えられ、当該力。
夕装置10の下流側には相互に圧接された原紙移送ロー
ラ対11.12が備えられている。
前記原紙移送ローラ対11.12の下流側には、感熱孔
版原紙5の下流側端縁を、前記版胴3の非印刷領域に揺
動可能に装着されているクランパ13の下部に持ち来す
ための、原紙供給ローラ14がガイド板15上に圧接さ
れている。
装置本体1の右下方には、突出端部にて保持軸16に揺
動自在に保持された給紙台17が備えられ、装置本体1
例の、前記給紙台17の自由端部(図示しない印刷用紙
の移動方向に沿って下流側の端部)に対向する部位には
、給紙台17の自由端部の揺動軌跡に対応する円弧状の
側壁18が形成されている。19は、給紙台17上に積
載された未印刷の印刷用紙の側部をガイドする側部ガイ
ド板である。
前記円弧状の側壁18の上部には、前記給紙台17上に
積載された未印刷の印刷用紙を1枚ずつ分離して、版胴
3の下部に向けて給送するための用紙給送ローラ20が
設けられ、当該用紙給送ローラ20の下流側には、この
用紙給送ローラ20によって給送されてきた印刷用紙を
一旦停止させた後タイミングを見計らって再給送するた
めの、レジストローラ対21.22が相互に圧接されて
いる。
また、前記レジストローラ対21.22の下流側テ、版
胴3の下部には、レジストローラ対21.22にて給送
されてきた印刷用紙を、版IM3の印刷領域(感熱孔版
原紙5の巻着領域)に接触させるための、プレッシャロ
ーラ23が備えられている。当該プレッシャローラ23
は、版胴3の印刷領域にのみ圧接されるよう、版胴3に
接離可能に備えられている。
前記プレッシャローラ23の下流側には、既印刷の印刷
用紙を積載保持するための排紙トレイ24が、装置本体
1に固設されている支軸25に揺動可能に装着されてい
る。当該排紙トレイ24には、その外側の三方を規定す
るための、側部ガイド板26と端部ガイド板27が、夫
々内側に閉成し得るように装着されている。
なお、端部ガイド板27は、使用状態において水平方向
に伸縮し、かつ折畳めるように構成されている。従って
、装置の不使用時においては、前記排紙トレイ24は2
点鎖線にて示すように、装置本体1に畳込めることにな
る。
前記用紙給送ローラ20および給紙台17の上部には、
所定枚数の印刷を終了し不用となった感熱孔版原紙5を
、版胴3から剥離して収納するための、排版ローラ対2
8.29および排版ボックス30が備えられている。前
記排版ローラ対28.29のうち、可動ローラ28は揺
動レバー31の自由端部に装着されており、当該可動ロ
ーラ28は、版胴3から感熱孔版原紙5の下流側端縁部
を剥離し始める際に当該版胴3に圧接され(鎖線位置)
、剥離開始後は固定ローラ29に圧接されるように構成
されている。従って、剥離開始後は、感熱孔版原紙5は
前記排版ローラ対28.29に挟圧されて順次排版ボッ
クス30内に収納されることになる。
なお、前記排版ボックス30は、装置本体1から水平方
向に抜き出せるように構成されており、排版ボックス3
0内に使用後の感熱孔版原紙5が充満した場合に、当該
ボックス30を装置本体lから水平方向に抜き出せば、
使用後の感熱孔版原紙5を容易に廃棄することができる
前記排版ボックス30の上部には、原稿(図示せず)の
下面に形成されている書画像を読み取るための原稿読取
装置32が備えられている。
前記原稿読取装置32には、原稿読取手段としての密着
型の電荷転送素子(COD)33が備えられ、当該CC
D33の上流@(右方)に、前記原稿と下流側端縁部を
検出するための透過型のフォトカプラ34.35が、ま
たこのフォトカプラ34.35の更に上流側には、原稿
給送ローラ対36.37が相互に圧接配備されている。
また、前記原稿給送ローラ対36.37の上流側には原
稿供給ローラ対38.39が設けられ、当該原稿供給ロ
ーラ対38.39の上流側には原稿始動ローラ40が備
えられている。そして前記原稿始動ローラ40の上流側
には、装置本体lに対して原稿供給台4Jが、着脱可能
に装着されている。当該原稿供給台41上に書画像が読
み取られる前の原稿が載置される。
前記CCD33の下流側(左方)に原稿排出ローラ対4
2.43が備えられ、当該原稿排出ローラ対42.43
の左方には、装置本体1のトップカバー44が位置して
おり、当該トップカバー44の上面に、凹所45が形成
されている。このトップカバー44の上面の凹所45に
、書画像が読み取られた後の原稿が載置されるように構
成されている。
而して、前記原稿供給台41上から供給された原稿は、
先ず原稿始動ローラ40にて始動され、次いで原稿供給
ローラ対38.39および原稿給送ローラ対36.37
にて順次挟圧されて、左方に給送される。そして、その
下流側端縁が前記フォトカプラ34.35にて検出され
、所定時間経過後すると、CCD33による原稿読取動
作が開始され、原稿の上流側端縁が前記フォトカブラ3
4.35にて検出された後所定時間経過し、原稿がCC
D33の上部から完全に左方に移動した時点で、原稿読
取動作が終了するように制御される。
なお、前記原稿の書画像信号はそのまま若しくは一旦メ
モリに格納された後に、増幅されて前記サーマルへラド
7へ出力されるように構成されており、原稿の書画像は
、前記CCD33によって読み取られると略同時に、前
記サーマルヘッド7によって感熱孔版原紙5に製版され
る。
上述の構成は従来の製版印刷装置と特に異なるところは
なく、本発明特有の部分は下記構成であって、この構成
について主として第1図に基づき説明する。
前記サーマルヘッド7とプラテンローラ8との圧接部と
、感熱孔版原紙5用のテンションローラ6の下部との間
には感熱紙供給ガイド46が設けられている。
また、前記感熱紙供給ガイド46の下方にはり−ル47
にロール状に巻回された感熱記録紙48が装着されてい
る。この感熱記録紙48は加熱することによって、この
加熱部分が選択的に発色する周知のものである。
前記リール47の、前記感熱記録紙4日の移動方向に沿
って下流側(左上方)には、テンションローラ49が設
けられている。
前記感熱紙供給ガイド46の上面には、感熱孔版原紙5
を給送するための感熱孔版原紙給送ローラ50が圧接さ
れており、感熱紙供給ガイド46の下面には、感熱記録
紙48を給送するための感熱記録紙給送ローラ51が圧
接されている。感熱紙供給ガイド46の上下には夫々補
助ガイド52.53が備えられている。
従って、感熱孔版原紙5は、感熱孔版原紙給送ローラ5
0によって駆動され、感熱紙供給ガイド46の上面にて
案内されてサーマルヘッド7とプラテンローラ8との圧
接部に供給される。また、感熱記録紙48は、感熱記録
紙給送ローラ51によって駆動され、感熱紙供給ガイド
46の下面にて案内されてサーマルへラド7とプラテン
ローラ8との圧接部に供給される。給送ローラ50.5
1はその軸に電磁クラッチを介して装着されており、感
熱孔版原紙5や感熱記録紙48がプラテンローラ8によ
って駆動される際には従動する。
前記感熱孔版原紙給送ローラ50と感熱記録紙給送ロー
ラ51は、択一的に動作するように、即ち、感熱孔版原
紙5を給送する場合には感熱孔版原紙給送ローラ50の
みが回転駆動し、感熱記録紙48を給送する場合には感
熱記録紙給送ローラ51のみが回転駆動するように制御
される。
なお、前述のように、感熱孔版原紙5を給送する場合に
は感熱孔版原紙給送ローラ50のみが回転駆動するが、
その際、感熱孔版原紙5と感熱記録紙4日が相互に干渉
しないように、感熱記録紙給送ローラ51およびプラテ
ンローラ8が若干逆回転駆動し、感熱記録紙48の下流
側端縁は当該感熱記録紙給送ローラ51の下流側近傍ま
で戻される。同様に、感熱記録紙48を給送する場合に
は感熱記録紙給送ローラ51のみが回転駆動するが、そ
の際、感熱孔版原紙給送ローラ50およびプラテンロー
ラ8が若干逆回転駆動し、感熱孔版原紙5の下流側端縁
は感熱孔版原紙給送ローラ50の下流側近傍まで戻され
る。また、サーマルヘッド7と感熱孔版原紙給送ローラ
5oとの間には、第2の感熱紙供給ガイド54が備えら
れており、この第2の感熱紙供給ガイド54の上流側端
部は、前記トップカバー44の凹所45の端部にスリッ
ト状に穿設された感熱紙挿入孔55と、感熱紙供給通路
58にて連通接続されている。
従って、前記感熱紙挿入孔55から、カット紙状の感熱
孔版原紙5や感熱記録紙48を挿入すると、これらのカ
ット紙状の感熱孔版原紙5や感熱記録紙48は、感熱紙
供給通路5日および第2の感熱紙供給ガイド54によっ
て案内されて、サーマルヘッド7とプラテンローラ8と
の圧接部に供給される。前記感熱紙挿入孔55から、カ
ット紙状の感熱孔版原紙5や感熱記録紙48を挿入する
際には、前記感熱孔版原紙給送ローラ5oおよび感熱記
録紙給送ローラ51は共に若干逆回転駆動し、感熱孔版
原紙5と感熱記録紙48は、いずれもその下流側端縁が
感熱孔版原紙給送ローラ50や感熱記録紙給送ローラ5
1の下流側近傍まで戻され、前記カット紙状の感熱孔版
原紙5や感熱記録紙48とは干渉しない。
また、前記原紙移送ローラ対11.12の下流側には、
偏平コ字状の進路変更ガイド56が上下動可能に装着さ
れている。前記進路変更ガイド56の下方には前記排紙
トレイ24上に到る排出ガイド57が固設されている。
進路変更ガイド56は、感熱孔版原紙5に製版し連続し
て孔版印刷を行う場合、下方に位置していて、その上部
を製版後の感熱孔版原紙5が左方から右方に移動し得る
一方、感熱孔版原紙5に製版のみを行う場合や感熱記録
紙48に感熱記録する際には、進路変更ガイド56は上
方に突出して、製版後の感熱孔版原紙5や記録後の感熱
記録紙48の進路を下方に変更し、進路を変更された感
熱孔版原紙5や感熱記録紙48は排出ガイド57によっ
て案内されて、前記排紙トレイ24上に排出されるよう
に構成されている。
而して、多数枚の印刷物を得るために、感熱孔版原紙5
を使用して通常の孔版印刷を行う場合、印刷しようとす
る原稿を原稿供給台41上面から左方に供給すると、当
該原稿は前記各種ローラ40.38.39.36.37
によって順次左方に移送され、原稿の書画像が前記CC
D33によって読み取られ、読み取られた書画像信号は
、前述のように前記サーマルヘッド7に出力される。そ
して、当該書画像信号に従い、前記サーマルヘッドによ
って当該書画像が感熱孔版原紙5に製版される。
書画像が読み取られた後の原稿は、前記原稿排出ローラ
対42.43によって更に左方に移送され、前記トフブ
カバー44の凹所45上に排出される。この際前述のよ
うに、感熱孔版原紙給送ローラ50のみが回転駆動され
る。
製版された孔版原紙5は、前記従来装置と同様に版胴3
に巻着され、印刷インキによって印刷用紙に通常に孔版
印刷がなされる。
次に、少数枚の印刷物を得るために、感熱記録紙48に
感熱記録を行う場合の動作について説明する。原稿は前
述の孔版印刷の場合と同様に前記CCD33によって読
み取られ、読み取られた書画像信号は前記サーマルヘッ
ド7に出力される。
この際前述のように、感熱記録紙給送ローラ51のみが
回転駆動される。そして、感熱記録された感熱記録紙4
8は前述のように前記排紙トレイ24上に排出される。
装置本体1には印刷枚数を設定するための、周知の印刷
枚数設定手段が備えられており、この印刷枚数設定手段
によって設定された印刷枚数が、10以下の所定値(た
とえば5枚)未満である場合には、自動的に感熱記録モ
ードが選択され、設定された印刷枚数が5枚以上である
ときには、自動的に孔版印刷モードが選択されるように
構成されていてもよい。
なお、感熱記録紙として、厚さが数ミクロンのポリエス
テルベースに熱溶融性インキが塗布されたインキフィル
ムに、厚さが数十ミクロンの被転写紙が剥離可能に貼着
されてなる被転写紙付インキフィルムを使用して、感熱
記録を実行することも可能である。
(ト)発明の効果 本発明では、孔版印刷手段と感熱記録手段が備えられて
いるので、少枚数の印刷を行う場合には孔版原紙を使用
せずに、感熱記録手段によって印刷を実行すればよく、
また多枚数の印刷を行う場合には孔版原紙を使用した孔
版印刷手段によって印刷を実行することによって、効率
良く印刷作業を実行することができる。
従って、別途、静電複写機や各種の独立したプリンタは
必ずしも用意する必要はなく経済的である。
また、印刷枚数のみならず、印刷形態によって孔版印刷
と感熱記録手段を使い分けることができるので、例えば
緻密な高精細度の書画像を印刷しようとする場合には感
熱記録手段を使用し、それほど緻密でない書画像を印刷
する場合には孔版印刷手段を使用することもできる。
従って、印刷物の種類によって印刷形態を変化させ得る
という効果もある。
更に、−台のサーマルヘッドで、感熱孔版原紙に書画像
を製版できるのみならず、感熱記録紙に書画像を感熱記
録できるので、高価なサーマルヘッドを2台揃える必要
がなく、夫々にサーマルヘッドを備える場合に比してコ
ストダウンを企図し得る。
なお、手差し用の感熱紙挿入孔や感熱紙供給通路が備え
られていると、カット紙状の感熱孔版原紙や感熱記録紙
を適宜使用でき、その利用用途は飛躍的に拡大される。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の要部構成図、第2図はその
全体構成図、第3図はその外観斜視図である。 1・・・装置本体、3・・・版胴、5・・・感熱孔版原
紙、7・・・サーマルヘッド、8・・・プラテンローラ
、17・・・給紙台、23・・・プレッシャローラ、2
4・・・排紙トレイ、32・・・原稿読取装置、33・
・・CCD、38・・・トップカバー、41・・・原稿
載置台、46・・・感熱紙供給ガイド、48・・・感熱
記録紙、50・・・感熱孔版原紙供給ローラ、51・・
・感熱記録紙供給ローラ、54・・・第2の感熱紙供給
ガイド、55・・・感熱紙挿入孔、56・・・進路変更
ガイド、57・・・排出ガイド、58・・・感熱紙供給
通路。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、書画像を感熱孔版原紙に製版するサーマルヘッドと
    、前記サーマルヘッドに圧接されるプラテンローラと、
    前記サーマルヘッドとプラテンローラとの圧接部に未製
    版の感熱孔版原紙を供給する原紙供給手段と、前記サー
    マルヘッドに書画像信号を供給する信号供給手段と、感
    熱孔版原紙が巻着される版胴と、製版された感熱孔版原
    紙を版胴に巻着する巻着手段と、印刷用紙を前記版胴に
    圧接させる圧接手段と、印刷後の印刷用紙を収納する排
    紙トレイとが具備されている製版印刷装置において、 前記サーマルヘッドとプラテンローラとの圧接部に感熱
    記録紙を供給する記録紙供給手段が具備されており、前
    記サーマルヘッドとプラテンローラとの圧接部に、感熱
    孔版原紙と感熱記録紙が択一的に供給されるように構成
    されていることを特徴とする製版印刷装置。2、ロール
    状に巻回形成されている感熱孔版原紙が備えられている
    請求項1記載の製版印刷装置。 3、ロール状に巻回形成されている感熱記録紙が備えら
    れている請求項1若しくは請求項2記載の製版印刷装置
    。 4、サーマルヘッドによって記録された感熱記録紙は、
    排紙トレイに排出されるように構成されている請求項1
    ないし請求項3のいずれかに記載の製版印刷装置。 5、プラテンローラの上流側から、前記サーマルヘッド
    とプラテンローラとの圧接部に向けて延在する感熱紙ガ
    イドが備えられており、当該感熱紙ガイドの一方の側面
    で感熱孔版原紙が案内され、感熱紙ガイドの他方の側面
    で感熱記録紙が案内されるように構成されている請求項
    1ないし請求項4のいずれかに記載の製版印刷装置。 6、感熱紙ガイドの両側面に夫々圧接される感熱紙供給
    ローラが備えられている請求項5記載の製版印刷装置。 7、装置本体の外部から、サーマルヘッドとプラテンロ
    ーラとの圧接部に向けて連通形成されている感熱紙供給
    通路が備えられている請求項1ないし請求項6のいずれ
    かに記載の製版印刷装置。 8、ロール状に巻回形成されている感熱孔版原紙と、ロ
    ール状に巻回形成されている感熱記録紙と、書画像信号
    に基づいて選択的に発熱するサーマルヘッドと、前記サ
    ーマルヘッドに圧接されるプラテンローラと、前記サー
    マルヘッドとプラテンローラとの圧接部に未製版の感熱
    孔版原紙若しくは未記録の感熱記録紙を択一的に供給す
    る第1の感熱紙供給手段と、前記サーマルヘッドとプラ
    テンローラとの圧接部に未製版のカット紙状の感熱孔版
    原紙若しくは未記録のカット紙状の感熱記録紙を択一的
    に供給する第2の感熱紙供給手段と、前記サーマルヘッ
    ドに書画像信号を供給する信号供給手段と、感熱孔版原
    紙が巻着される版胴と、製版された感熱孔版原紙を版胴
    に巻着する巻着手段と、印刷用紙を前記版胴に圧接させ
    る圧接手段とが具備されている製版印刷装置。
JP6688489A 1989-03-18 1989-03-18 製版印刷装置 Pending JPH02245372A (ja)

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JP6688489A JPH02245372A (ja) 1989-03-18 1989-03-18 製版印刷装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0550575A (ja) * 1991-08-21 1993-03-02 Fuji Photo Film Co Ltd 孔版の作成方法

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JPH0550575A (ja) * 1991-08-21 1993-03-02 Fuji Photo Film Co Ltd 孔版の作成方法

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