JPH02244587A - 高周波加熱装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、高周波加熱装置における、高周波発生装置す
なわちインバータ電源等の電気部品の冷却に関するもの
である。

従来の技術 従来の高周波加熱装置のマグネトロンへの電力供給は、
商用電源を高圧トランスで昇圧し電力変換し、その出力
を高圧コンデンサと高圧ダイオードＣ倍電圧整流してマ
グネ［・１コンに電力供給する方式が一般に用いられて
いた。

しかし、近年市場からの強い要望である製品の軽量化、
サイクルフリー化のため、商用電源を整流して一旦直流
に変換し、高周波用スイッチングで高周波に変換した後
、トランスで４圧するインバータ電源がマグネＩ・ロン
の電力供給として用いられてきている。

以下上記従来のインバータ’＠Ｂを使った高周波加熱装
置の一例について第３図、第４図に基づいて説明する。

第３図は従来のインバータ電源を使った高周波加熱装置
の機械室側面断前回であり、第４図はその機械室の」−
面断面図である。

第３図、第４図におい°Ｃ１外郭１の後向にブ１．】ベ
ラファン２が取イ・１けられており、ブ１１ベラファン
２の前方上部に”マグネトロン３、ぞのマグネトロン３
の下に食品を回転させる皿受台駆り１用電勅機４が取付
けられζいる。マグネトロン３には冷却風を加熱室内に
送風する送風ダクト５とプロペラファン２の風をマグネ
トロン３に導く１？−ガイド６が取付けられている。イ
ンバータ電源を構成し２ている基板（以上インバータ基
板７ど４゛る。）はマグネトロン３と皿受台駆動用電動
機４０間の空間にプロペラファン２の手前から取付けら
れている。外郭１の後面には吸気孔、底面及び右側面に
は排気孔を設け゛でいる。ブ１ぶベラフｒ′／２の回転
により外郭１の後面に設けられた吸気孔より矢印の楢に
外郭１の内部にはいりインバータ”本数７上の部品５、
マグネトロン３、皿受台駆動用電動機４等を冷却し外郭
ｌの底面及び右側面の排気孔より外へ排気される。

発明が解決しようとする！ＩＩ！題 しかしながらト記従末の構成ごは、第５図Ａ、Ｂに示ず
ようにブＩ、１ベシファン２の風の流れは、回転方向の
成分を保ぢながら軸ｈ゛向るこ全周囲（ご均等にかつ一
定の風の拡がり角度ごｌＡムれる。このためにインバー
タｙ、扱７等冷却を必要とする部品はプロペラファン２
の風の拡がり角度内でし７かもプロペラファン２に近接
さけ・る必要がある。し、かし一部の風は冷却の必要な
部品６．′″は当たらず冷却効果を低めている。そのた
め１．プロペラファン２を駆動させるモーター８の能力
向１が必要となる。

またトランジスター９等の発熱部品番、丁は大きな放熱
板が必要になる。そごで風の流れに方向Ｐ１をもたゼ、
冷却効果を高めるためにガイ１′１０が必要となるが、
金属性のガイド１０では、高電圧を発）」＝　Ｌ’゛Ｚ
いる部品とのｉ？Ｉｉ、ｉ？ｉｌｌをどらなければなら
ないため１〜分な大きさのガ−（１”ＩＯが作れなかっ
た。このためト分な冷却効果を得られず、電気部品及び
グｌ１ｉｌベラファン２を駆動させるモータ８等の小型
化をはばみ、。し７い−ζは、それらの部品を収納する
機器外部ｌま＜ｙも大型化し、省！ｎ源化、機器の低゛
１スト化をはばむことになっていた。またガイドＩＯが
金属、であるため、機器の修理、サービス時等に、ガイ
ド１０に高電圧がかかり感電する大きな危険性があった
。そのうえ、磁性体の金属で形成されこいるガイド１０
では、インバータ基板７Ｉ−の高圧トランス１１の磁束
に影響し７て、高周波加熱装置に不可欠な高周波出力が
低下し、品質の低１ｚ１、あるいは高性能の高圧トラ：
／ス１１を使用するためコストアップの原因にもな５っ
ζいた。

本発明はこのような１゛記従来の課題を解消するもので
あり、効率のよい冷却構造を実現し２、インバータ基板
上の部品の温度１屏を防止し、４低コスト、小型化と共
に、使用者にとって品質のよい、また機器の修理、サー
ビス時等にも安全な高周波加熱装置を桿供することをｌ
」的とする。

課題を解決するための手段 この目的を達成するために本発明の高周波加熱装置は、
マグネトロン及びインバータ基板１゛、の電気部品を冷
却するプロペラファンと、プロペラファンからの風に方
向性をもたせ、前記インパークｉｓ＋ａ」の電気部品に
風を導くためのガイドを有シ７、。

前記ガイドが合成樹脂よりなる構成となっている。

作用 本発明は［記した構成と−することによって、インバー
タ基板上の電気部品に極めて近接し、てガ・イドを配設
することができるため効率よく虱を当て冷却効果を高め
ることができる。インバータ７Ｓ板」二の高庄トランス
の磁束に影響して高周波加熱装置に不ｉｉＪ欠な高周波
出力が低下す゛ることかない。

また機器の修理、サービス時等に絶縁効果のため感電の
危険性が少ない。

実施例 以下本発明の一実施例について、図１■１を参照しなが
ら説明する。第１図は本発明の一実施例６．：おける高
周波加熱装置の機穢室右側面１ｖ丁面図であり、第２図
はそのａ械室のＥ面断面図である。

第１回、第２図において、外郭１の後面には吸気孔（図
ボ・口ず）が設けられ、その吸気孔の内側にプロペラフ
ァン２とプロペラファン２を駆動させるモーター８が設
けられている。プロペラファン２の外周には風の方向を
規制しかつ電気部品を冷却した風が再びプロペラファン
２に吸気されないための吸気ガイド１２が設けられてい
る。インバータ７１７はプロペラファン２の下端部に高
圧トランス１１等電気部品が上になるよう配置しである
。

またインバータ基板７上の、−次電圧を昇圧する高圧ト
ランス１１、昇圧された電圧を整流する高圧ダイオード
１３、商用周波数を高周波に変換するスイッチング素子
１４等の発熱の大きい部品は風速風量の多いプロペラフ
ァン２の近くに配置されている。

上記構成において、プロペラファン２により外郭ｌの後
部吸気孔より吸引された冷風はマグネトロン３の冷却と
インバータ基板７上の部品の冷却に２分割される。マグ
ネトロン３を冷却した風は送風ダクト５を通り加熱室の
中に流れ込む。インバータ基板７に流れてきた冷風はプ
ロペラファン２の回転方向の成分を保ちながら軸方向に
全周囲に均等かつ一定の拡がり角度をもって流れてゆく
が、プロペラファン２の下にはインバータ基板７があり
両側には加熱室壁面１５と合成樹脂よりなる冷却ガイド
１６があり拡がり方向成分が軸方向成分に変換される。

したがって、インバータ基板７上の部品にはインバータ
基板７上をそって流れる風と、加熱室壁面■５、冷却ガ
イド１Ｇにそって流れる風が得られる。

前記冷却ガイド１６は合成樹脂よりなるため、高圧トラ
ンス１１の磁束の影響による高周波出力の低下、電気部
品との絶縁距離の確保等の心配がなく、電気部品に極め
て近接して配設されており効率よい冷却ができる。

インバータ基板７上の電気部品を冷却した風は操作部１
７とインバータ基板７の隙間より下にまわりこみ外郭ｌ
の底面より排気される。皿受台駆動用電動機４等発熱の
少ない電気部品はインバータ基板７上の電気部品を冷却
した冷却風を利用し、排気ルート上に配置することで冷
却している。

本実施例では、外郭ｌをはずした状態で、前記冷却ガイ
ド１６がインバータ基板７上の高圧トランス１１、高圧
ダイオード１３、スイッチング素子１４等高電圧を発生
させる部品を外部から隠蔽し、容易に触れることのでき
ない構成となっているため、ａ器の修理、サービス時等
にも感電の危険性が少なく安全である。

以」−のように上記した構成とすることによって、イン
バータ基板上の電気部品に摸めて近接してガイドを配設
することができるため効率よく風を当て冷却効果を高め
ることができ、インバータ基板上の部品の温度上昇を防
止し、低コスト、小型化と共に、インバータ基板上の高
圧ｌ・ランスの３１！束に影響して高周波加熱装置に不
可欠な高周波出力が低下することがなく、使用者にとっ
て品質のよい、また機器の修理、サービス時等に絶縁効
果のため感電の危険性が少ない安全な高周波加熱装置を
提供することができる。

発明の効果 上記実施例の説明から明らかなように本発明は、マグネ
トロンと、インバータ基板と、マグネトロン及びインバ
ータ基板上の電気部品を冷却するプロペラファンと、プ
ロペラファンからの風に方向性をもたせ前記インバータ
基板上の高電圧を発生させる電気部品に風を導くための
ガイドを有し、このガイドが合成樹脂よりなる構成とす
ることにより、効率のよい冷却構造を実現し、インバー
タ基板上の温度上昇を防止し、低コスト、小型化と共に
、使用者にとって品質のよい、また機器の修理、サービ
ス時等にも安全な高周波加熱装置を実現できるものであ
る。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例における高周波加熱装置の機
械室側面断面図、第２図は同機械室の−Ｌ面断面図、第
３図は従来の高周波加熱装置の機械室側面断面図、第４
図は同ＶＳ械室の上面断面図、第５図Ａ、Ｂはプロペラ
ファンの側面図及び正面図である。 ２・・・・・・プロペラファン、３・・・・・・マグネ
トロン、７・・・・・・インパーク基板、１６・・・・
・・合成樹脂よりなる冷却ガイド。 代理人の氏名　弁理士　粟野重孝　はか１名渠 図 ２−ｍ−プロペラファン 第 図

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）高周波を発振するマグネトロンと、マグネトロン
   に供給する高電圧を発生させる高圧トランス等の電気部
   品で構成したインバータ基板と、マグネトロン及びイン
   バータ基板上の電気部品を冷却するプロペラファンと、
   プロペラファンからの風に方向性をもたせ、前記インバ
   ータ基板上の高電圧を発生させる電気部品に風を導くた
   めの冷却ガイドと、前記部品等を収納する機械室を有し
   、前記冷却ガイドを合成樹脂で形成した高周波加熱装置
   。
2. （２）冷却ガイドにより、前記インバータ基板上の高電
   圧を発生させる部品を隠蔽し、外部より容易に触れるこ
   とのできない構成とした特許請求の範囲（１）項記載の
   高周波加熱装置。