JPH02244586A - 高周波加熱装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、高周波加熱装置における高周波発生装置、す
なわちマグネトロン、インバータ１１等の電気部品の冷
却に関するものである。

従来の技術 従来の高周波加熱装置のマグネトロンへの電力供給は商
用ｉ源を高圧トランスで昇圧して電力変換し、その出力
を高圧コンデンサと高圧ダイオードで倍電圧整流してマ
グネトロンに電力供給する方式が一般に用いられていた
。

しかし、近年市場からの強い要望である製品の軽微化、
サイクルフリー化のため、商用電源を整流して一旦直流
に変換し、高周波用スイッチング素子で高周波に変換し
た後、トランスで昇圧するインバータ電源がマグネトロ
ンの電力供給として用いられてきている。

以下、上記従来のインバータ電源を使った高周波加熱装
置の一例について第３図〜第５図に基づいて説明する。

外郭１の後面の近くにプロペラファン２を固定する固定
板３が取り付けられてあり、プロペラファン２の前にマ
グネトロン４．マグネトロン４の下に食品を回転させる
皿受台駆動用電動機５が取付けられている。マグネトロ
ン４には冷却風を加熱室内に送風する送風ダクト６とプ
ロペラファン２の風をマグネトロン４に導くエアーガイ
ド７が取付けられている。インバータ電源を構成してい
る基板（以下インバータ基板という）はプロペラファン
２の下とプロペラファン２の固定板３とに分割して取付
けられている。外郭１の後面には吸気孔（図示せず）、
底面及び右側面には排気孔（図示せず）を設けている。

プロペラファン２の回転により外郭１の後面に設けられ
た吸気孔より矢印の様に外郭２の内部にはいり、インバ
ータ基ｕｉ：ｌｌｂ上の電子部品を冷却しながらプロペ
ラファン２に吸い込まれ、マグネトロン４．インバータ
基板８ａＪ：の部品１皿受台駆動用電動ＷＡ５等を冷却
し外郭２の底面及び右側面の排気孔より外へ排気される
。

発明が解決しようとするｉ！！題 しかしながら上記のような構成では、第５図Ａ。

Ｂに示すようにプロペラファン２の風の流れは、回転方
向の成分を保ちながら軸方向に全周囲に均等にかつ一定
の風の拡がり角度で凍れる。このためにマグネトロン４
とインバータ基板８ａと皿受台駆動用電動機５等の冷却
を必要とする部品はプロペラファン２の風の拡がり角度
内でしかもプロペラファン２に近接させる必要がある。

しかし、。

インバータ基板８ａはほぼプロペラファン２の下に配置
されてあり、トランス９の一部しか風が当たっていない
ためプロペラファン２を駆動させるモータ１１の能力の
向上が必要になる。またトランジスタ１０等の発熱部品
には風がほとんど当たっていないので、大きな放熱板が
必要になる。

さらにプロペラファン２の風の拡がり角度を利用した冷
却のためプロペラファン２の風に方向性をもたせるガイ
ドを設けることができない、一般にこのガイドには吸気
と排気を分離する没削りも供えである。したがって、ガ
イドがない場合マグネトロン４等の電気部品を冷却した
高点の風の一部は再唆気されマグネトロン４やトランス
９等の電気部品の冷却効率を低下せしめる。したがって
電気部品及びプロペラファン２を駆動させるモータ１１
等の小型化をはばみ、しいては、それらの部品を収納す
る機器外郭１までも大型化し、省資源化１機器の低コス
ト化をはばむことになっていた。

本発明はこのような従来の課題を解消するものであり、
効率のよい冷却構造を実現し、マグネトロン、インバー
タ基板上の部品の温度上昇を防止し、低コスト、小型化
、低騒音化を達成することを目的とする。

課題を解決するための手段 上記目的を達成するため、本発明の高周波加熱装置は、
インバータ基板をプロペラファンの先端に位置させ、機
械室壁面とインバータ基板で構成された空間にマグネト
ロン、インバータ基板の部品側１プロペラフアンを配置
する構成である。

作用 本発明の高周波加熱装置は、プロペラファンの冷却能力
を最大限利用するだめの機械室を分割し、冷却スペース
を小さくし発熱の大きい部品を集中冷却し、プロペラフ
ァンの風は一定の拡がり角度で流れ壁面に当たると壁面
に沿って流れるためインバータ基板のほぼ全面を冷却で
きる。

実施例 以下、本発明のｍ＝一実施例につい“Ｃ図面に基づき説
明する。

第１図は本発明の一実施例の機械室右側面断面図であり
、第２図はその機械室の上面断面図である。

第１図、第２図において、外郭ｌの後面には吸気孔（図
示せず）が設けられ、その吸気孔の内側にプロペラファ
ン２と駆動用モータ１１が設けられ”でいる、プロペラ
ファン２の外周には風の方向を規制し、かつ電気部品を
冷却した風が再びプロペラファン２に吸気されないため
のガイド１４が設けられている。インバータ基板８はプ
ロペラ−７アン２の前方下端部においてプロペラファン
２と略対向する前方空間へとその下方空間已に２分別し
、トランス９等の電気部品が上になるよう配置し、マグ
ネトロン４はプロペラファン２の風が流れる位置に配置
しである。インバータ基板８の下の空間Ｂには皿受台駆
動用電動機５等の電気部品が設けである、インバータ基
板８は第２図の如く加熱室壁面１３と外郭１の右側壁と
の空間をほぼおおう大きさになっており、ブ１１ベラフ
ァン２側にトランス９．高圧ダンオードＩ２．商用周波
数を高周波に変換するスイッチング素子１．０が配置さ
れ“ζいる。

上記構成において、プロペラファン２により外郭１の後
部の吸気孔より吸引された冷風は、プロペラファン２の
前方がプロペラファン２の前方下端を境にして上下にイ
ンバータ基板８で仕切られているのでインバータ基板８
の下には流れない。

そのため、プロペラファン２からの冷風はマグネトロン
４の冷却とインバータ基板２上の部品の冷却に２分割さ
れる。マグネトロン４を冷却した風は送風タリト６を通
り加熱室の中に流れ込む、インバータ基板８に流れてき
た冷風はプロペラファン２の回転方向の成分を保ちなが
ら軸方向に全周囲に均等かつ一定の拡がり角度をもって
流れてゆくが、プロペラファン２の下にはインバータ基
板８があり両側には加熱室壁面１３．外郭ｌの右側面が
あり拡がり方向成分が軸方向成分に変換される。

したがってインバータ基板８上の部品にはインバータ基
板８１′：を沿って流れる風と、加熱室壁１ｆｆ１３外
祁１に沿って流れる風が得られ効率よい冷却ができる。

また−次電圧を昇圧するトランス９や昇圧された電圧を
整流する高圧ダイオード１２や商用周波数を高周波に変
換するスイッチング素子１０等の発熱の大きい部品は、
風速１風量の多いブ１−コベラファン２の近くに配置さ
れている。さらに前記したようにインバータ基板８の下
にはプロペラファン２からの冷風が流れないようにして
あり、本実施例では機械室全体をプロペラフアン２側空
間と皿受台駆動用電動機５側空間を２；１の割合にして
いるのでプロペラファン２側の風量は機械室全体を冷却
する場合と比較すると１．５倍得られることになり冷却
性能は著しく向上する。インバータ基板８上の電気部品
を冷却した風は操作部１５とインバータ基ｖｉ８の隙間
より下にまわりこみ外郭１の底面より排気される。皿受
台駆動用電動機５等の発熱の少ない電気部品はインバー
タ基板８」−の部品を冷却した冷却風を利用し、排気ル
ート」ニに配置することで冷却している。プロペラファ
ン２の周囲には常に外気のみを吸引できるようにガイド
１４を設けである。

発明の効果 以上のように本発明の高周波加熱装置はインバータ基板
をプロペラファンの先端下方に位置させ、プロペラファ
ン対向の前方とその下方を２分割したことにより次のよ
うな効果を有し７ている。

（１）　　冷却面積を小さくすることができマグネトロ
ン及びインバータ基板３トの電気部品の風量が増し２、
著しく冷却性能が向ｊ−シ、発熱体の効率向１４、寿命
の向上を得ることができる。また冷却性能の向上により
、プロペラファン駆動用電動機やトリンス等の小型化に
より製品自体の小型化、軽量化。

低騒音化にもつながる。

（２）　　インバータ基板上全面及び加熱室壁面、外郭
側面の風の３面の風が利用でき、より高い冷却性能が得
られるため基板上の電気部品の耐久性が増し、安全で長
寿命な製品を実現できる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例の高周波加熱装置の機械室側
面断面図、第２図は同機槻室上面断面図、８第３図は従
来の高周波加熱装置の機械室側面断面図、第４図は同機
械室上面断面図、第５図Ａ、　Ｂはプロペラファンの側
面図及び正面図である。 ２・・・・・・プロペラファン、４・・・・・・マクネ
トロン、８・・・・・・インバータ基板、９・・・・・
・トランス、１０・・・・・・スイッチング素子、１２
・・・・・・高圧ダイオード、１４・・・・・・ガイド
。 代理人の氏名　弁理士　粟野重孝　はか１名ｃｂｅ’ａ もＪ

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 高周波を発振するマグネトロンと、このマグネトロンに
   供給する高電圧を発生させる高圧トランス等の電気部品
   で構成したインバータ基板と、前記マグネトロン及びイ
   ンバータ基板上の電気部品を冷却するプロペラファンと
   、このプロペラファンからの風に方向性をもたせるため
   のガイドとを有し、前記インバータ基板は外郭と加熱室
   壁面で区画された空間をプロペラファンの下端前方にお
   いてプロペラファンに略対向する前方空間とその下方空
   間に分割し、プロペラファンに略対向する前方空間側に
   マグネトロン、発熱の大きいインバータ基板上の電気部
   品を配置した高周波加熱装置。