JPH02244412A - 薄膜磁気ヘッド及びその製造方法 - Google Patents

薄膜磁気ヘッド及びその製造方法

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JPH02244412A
JPH02244412A JP6365789A JP6365789A JPH02244412A JP H02244412 A JPH02244412 A JP H02244412A JP 6365789 A JP6365789 A JP 6365789A JP 6365789 A JP6365789 A JP 6365789A JP H02244412 A JPH02244412 A JP H02244412A
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JP
Japan
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coil
magnetic
sectional area
thin film
magnetic head
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JP6365789A
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Toru Takeura
竹浦 亨
Kazuhiro Shigemata
茂俣 和弘
Kazuyoshi Adachi
安達 和芳
Masao Katsumata
勝亦 正雄
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Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は磁気ディスク装置等に用いる薄膜磁気ヘッドに
係り、特に記録再生効率を向上させるのに適した薄膜磁
気ヘッドおよびその製造方法に関する。
〔従来の技術〕
磁気ディスク装置等の磁気記憶装置の高記録密度化を図
る為に、磁気記録再生用ヘッドは益々記録、再生効率向
上鉦図ることが必要である。この一方法として記録用ヘ
ッドと再生用ヘッドが、分離積層されている誘導型薄膜
磁気ヘッドが特開昭54−81817号に開示されてい
る。
この薄膜磁気ヘッドは、記録及び再生に最適なギヤップ
ディナンジョン等が確保出来る構造ではあるが、記録用
磁気回路と再生用磁気回路を各々別々に構成しており、
かつ記録用磁気ヘッドのコイルは厚さ方向に積層する構
造としている為、コイル形成には多くのデポジションと
ホトリソ工程が必要となる。又、前記構造はコイルとコ
イルの間を電気的に絶縁する必要がる為、多くの絶縁層
を持っており、記録用磁気回路を構成する上部磁性層の
後方斜面部が急峻で、前記コイルと隣接した構造となっ
ており、上部磁性層と前記コイルが短絡する危険性が高
いという問題があった。
又、上記欠点を補い記録、再生効率向上を図る他の方法
として、記録用磁気回路と再生用磁気回路を共有した誘
導型薄膜磁気ヘッドが特開昭61−255523号に開
示されている。
この薄膜磁気ヘッドは、第1の磁性層と第2の磁性層を
後方で接続した1つの磁気回路から成り、該磁気回路内
に上部磁性層と下部磁性層から絶縁された第1のコイル
と、前記第1のコイル及び前記磁性層とから絶縁され、
かつ、前記第1のコイルと並設された第2のコイルとか
ら成る2層コイル構造となっている。又、前記薄膜磁気
ヘッドは。
第1のコイル及び第2のコイルのいずれでも記録が出来
る様に、インダクタンス成分及び抵抗成分がほぼ等しい
値となるように同じ巻数とし、それぞれのフィル膜厚及
びコイルピッチを調整して形成し、再生時には第1のコ
イルと第2のコイルの両方を使って、媒体上の情報を読
み取る方式となっている。
〔発明が解決しようとする課題〕
上記従来技術は、第1のコイル及び第2のコイルのイン
ダクタンス成分と抵抗成分をほぼ等しい値として形成し
、第1のコイル及び第2のコイルいずれのコイルでも書
き込み出来、第1のコイルと第2のコイルの両方によっ
て読み出し出来る構造としている。
磁気ヘッドの書き込み能力は、コイル巻数と記録電流の
積で表わされ、書き込み能力を向上させる1つの方法と
して1巻数はそのままで記録電流を増加する方法がある
。又、再生能力の向上を図る為には、再生時に寄与する
巻数を増加する方法が最も簡単である。
従来、同一のコイルを記録再生の両方に用いる為には、
データ書き込み時に流す電流に十分耐えられるだけのコ
イル断面積を必要とすることから、再生時に用いるコイ
ルの断面積をあまり小さくすることが出来ず1巻数を十
分増すことが出来ないという問題があった。さらに、コ
イル形成に伴なう薄膜の積層数が多い場合には、磁気ヘ
ッドの上部磁性層に大きな段差を生じ、上部磁性層の形
成精度が低下するという問題があった。
本発明の目的は、書き込み時には、少ない巻数で十分な
書き込み電流を流せ、かつ再生時には、十分な巻数を確
保できる構造の薄膜磁気ヘッドを提供することにある。
本発明の他の目的は、記録用コイル形成に伴う薄膜の積
層数増加を押え、低コストでかつ高精度に薄膜磁気ヘッ
ドを製造する方法を提供することである。
(課題を解決するための手段〕 上記目的を達成する為には薄膜磁気ヘッドの中に形成す
るコイルを記録時に必要な起磁力を得る為に流す記録電
流に十分耐えられる断面積の大きいコイルと再生時に必
要な巻数が確保出来る程度に断面の小さいコイルの少な
くとも2種類のコイルを積層あるいは同一平面上に形成
する。又該磁気ヘッドにおいて記録効率を重視する場合
は記録時に使用するコイルを該磁気ヘッド素子の媒体対
向面側に配置し、再生効率を重視する場合はその逆の位
置に配置する。さらに安価で信頼性の高い薄膜磁気ヘッ
ドを得るには、前記コイルの形成を一層構造とし1枚の
ホトマスクによって形成出来る様にすることによって達
成出来る。
〔作用〕
薄膜磁気ヘッドに配設された断面積の大きいコイルは、
記録時に磁気媒体に情報を書き込むための記録電流を流
すコイルとして動作し、断面積の小さいコイルは、断面
積の大きいコイルと共に、磁気媒体に書かれた情報を読
み取るための、再生出力を検出するコイルとして動作す
る。
又、断面積の大きいコイルと小さいコイルを同一平面上
に形成することによって、上部磁性層と下部磁性層及の
段差は、第1のコイルと第2のコイル間の絶縁層もなく
なることから、コイル−層分とコイルと上部磁性層及び
下部磁性層の絶S暦分となり、最小限の段差とすること
ができ、上部磁性層を形成するときのトラック幅寸法を
高精度に形成することができる。
さらに、断面積の大きいコイルと小さいコイルを一枚の
ホトマスクを使って、同一のホトリソ工程で形成するこ
とにより、コイル形成の工程を大幅に短縮することでき
る。
〔実施例〕
本発明の実施例を第1図及び第2図α、bにより説明す
る。第1図は本発明による薄膜磁気ヘッドの平面図を表
わし、第2図α、bは各々第1図のA−A断面、B−B
断面を表わす。
第2図αを参照するに、薄膜磁気ヘッドは磁気ディスク
等の記録媒体に記録再生する為のM2O。
あるいはS、O,等の薄膜層から成る磁気変換ギャップ
3を持っている。磁気変換ギャップ3を間に下側に磁気
回路を構成する下部磁極片lがあり、上側に上部磁極片
2がある。又、下部磁極片1゜上部磁極片2との間に記
録再生用のコイル5,6が絶縁層4及び8によって各磁
極片1,2より隔られて形成されている。これらは既に
知られているように、各層を形成する薄膜は、AQ、0
.・I□C。
セラミックスあるいはスパッタ磁気ディスクとの摺動特
性において相性の良い他のセラミックス等から成る基板
14上に付着積層され各薄膜毎にホトリソ技術によって
所望形状に形成される。
これらの薄膜磁気ヘッドの製造工程について以下説明す
る。第2図αにおいて多数の薄膜素子を形成する為の基
板14上にN、−Fe合金(パーマロイ)等の軟磁性膜
をスパッタ、蒸着、あるいはメツキ技術等により付着形
成し、フォトリソ技術により所望形状とした感光性樹脂
をマスクとして、エレクトロホーミング、あるいはイオ
ンミリング等の加工技術により下部磁極片1を形成する
。次にM、 O,あるいはS、O,等の絶縁物をスパッ
タリング技術等により付着形成し磁気変換ギャップ3を
構成しさらに下部磁極片1と記録再生用コイル5.6と
を絶縁する為の絶縁膜4をAll、 O,等の無機絶縁
膜あるいはポリイミド樹脂等の有機絶縁膜を付着形成し
、前記フォトリソ技術により後方磁気ギャップ閉鎖部7
を含めた所望形状とする。次に前記絶縁膜4上に極めて
良導体であるAu、Ag。
M又はこれらの合金等の金属膜を前記と同様の方法で付
着形成すると共に前記フォトリソ技術により記録再生用
コイル5,6を形成する。この時記録用コイル5の寸法
及び巻数は以下の様にして決定される1例えば記録用コ
イル5に印加する最大電流密度(<o)を5X10’A
/cd、必要起磁力(U)を0.6A−Tとした場合、
該記録用コイル5の導体膜厚(i)を3μ勇、導体11
11 (w)を10μ論とすれば該コイルの必要巻数(
T)は、次式より求められ4ターンとなる。
T=U/<o−w−t T=0.615 X 10’x 3 X 10°’Xl
0−’=4又、再生用コイルは、許容される磁気回路の
領域内で可能な限り巻数の多い方が望ましいが、前記記
録用コイル5も再生用コイルとなる為1例えば再生時の
コイル巻数を20ターンとすれば断面積の小さい再生用
コイル6は16ターン必要となる。これらのコイル間ピ
ッチは前記断面積大の記録用コイル5では、ホトリソ技
術の精度と印加する電圧に対する信頼性によって決めら
れ、後者の断面積車の再生用コイル6はホトリソ技術の
精度上の信頼性によって決定される。
次にこれらのコイル上部に絶縁層8を形成する。
この絶縁層8は下部の記録再生コイル5,6の影響によ
り凹凸が生じない様、平坦化の容易なホトレジストや耐
熱性に優れたポリイミド系樹脂等の有機絶縁物を塗布硬
化させて形成することが望ましい、この様に形成した絶
縁層8に前記したホトリソ技術により先に形成した下部
磁極片1とこれから形成する上部磁極片2とを磁気的に
接続する為の後方磁気ギヤツブ閉鎖部7用スルーホール
及び、前記記録再生コイル5,6と引き出し導体12.
13とを接続する為のスルーホール9゜10とを形成す
る。さらに絶縁層8の上に磁気的にも電気的にも良好な
Ni  Fe合金(パーマロイ)等の軟磁性膜を前述と
同様な方法で付着形成させ、前述したエレクトロホーミ
ングやイオンミリング等の加工技術により上部磁極片2
を形成する。この時形成する上部磁極片2と同時に引出
し導体12.13を形成する。この引出し導体は上部磁
極片2と同じN、−Fe合金(パーマロイ)にて形成さ
れることになるが、さらに良導体であるAu、 Ag、
 AIあるいはこれらの合金等によって形成される方が
より望ましいがこの為にはさらにデポジット工程とホト
リソ工程の追加が必要となる。
この様にして形成された薄膜磁気ヘッドは、端子11と
引出し導体12の間に記録電流を流すことによって、記
録用コイル5で発生した磁束が前記上部磁極片2.下部
磁極片1を通って磁気ギャップ3により磁気ディスク等
の媒体に情報を記録する。
又、記録された磁気ディスク等の媒体からの洩れ磁束が
、上部磁極片2及び下部磁極片1を通過する際再生用と
して働くコイル5,6に誘起される電圧を端子11と引
出し導体13の電位差によって検出し、検出された電位
差の変動により媒体上の情報を再生する。
この様に形成した素子構造断面と、第6図に示す従来例
の構造について比較検討する。
まず第2図αの本発明の実施例において断面積大のI!
録用コイル5の最大電流密度を5 X 10’A/aJ
、必要起磁力0.6A−T、とし前述した如く記録用コ
イル5の巻数は4ターン、断面積大・小を合わせた再生
時のコイル巻数を20ターンとする。従って断面積車の
再生コイル6の巻数は16ターンとなる。又各々のコイ
ル形状は次の通りとする。
まず断面積大のコイル5の膜厚は前述の如く3μ−とな
るが、さらにコイル間の隙間は3μmとし、断面積車の
コイル6についてはコイル幅。
2μ腸、コイル間の隙間は1μ■とする。この時、下部
磁極片1の膜厚2μ−2各層の絶縁膜4,8の厚さを各
々2μ腫、上部磁極片2のテーパ角45@、上部磁極片
2と記録用コイル5及び断面積車の再生コイル6との間
隔は各々5μ■及び2μ鴎とする。この時断面積小の再
生コイル6の導体膜厚が、記録用コイル5と同じ3μ層
の膜厚をホトリソ等のコイル形成技術上の制約から確保
出来ない場合が生ずるが記録用コイル5と同じ導馬−厚
を確保する必要は無い0次に第6図における従来例にお
いて再生時のコイル巻数を20ターンとすると、従来例
ではセンタータップ方式であることから記録時のコイル
巻数は10ターンとなる。又、0.6A−Tの起磁力を
得る為には導体膜厚を、本実施例より薄い2μ−とする
と、前述した式T=U/lo−w−t、10=0.61
5×10’X 2 X I CI’Xw、 w=6より
コイル幅6μmが得られる。又これらのコイルはセンタ
ータップを中心に第6図に示す上部コイル6及び下部コ
イル5の双方に記録電流が流れることから。
コイル間の隙間は3μ閣、及び上部磁極片2と上部コイ
ル5との隙間を5μmとした場合の薄膜磁気ヘッド構造
を比較し表1に示す。
以下余白 表    1 表1から容易に推定される様に本実施例の記録用コイル
5のインピーダンスは従来構造に比べ大幅に低下すが磁
極片の形状あるいは膜厚によっても大きく左右されるが
本発明者らの測定によれば同一形状の磁極片を用いた場
合のコイル巻数とインピーダンスは第7図に示す様な関
係があり、およそ174以下となることから従来構造に
比べ高葎気波領域での記録効率に優れた薄膜磁気ヘッド
を得る。又表1に記載している様に本実施例のコイル層
数は1層とすることが出来る為、下部磁極片1と上部磁
極片2の段差が従来例の半分程度となる。このことで上
部磁極片2の形成を高精度化出来ると共に製造工程数を
減らすことで安価で信頼性の高い薄膜磁気ヘッドを得る
ことが出来る。特に断面積大の記録用コイル5を磁気デ
ィスク等の媒体対向面に近い側に配置することにより記
録用コイル5で発生させた磁界を効率良く磁気媒体に伝
えられることから、より記録効率の優れた薄膜磁気ヘッ
ドを提供出来ると云う効果がある。又本実施例では断面
積の異る記録再生コイル5,6をコイル層数−層として
配設したが、コイル巻数が多い場合、あるいは磁路長を
もっと短くする場合等2層あるいはそれ以上のコイル層
数としても同様な効果が得られることは明らかである。
本発明の他の実施例を第3図に示す、第3図は第2図α
と同様に薄膜磁気ヘッドの上下磁極片1゜2附近の断面
を示したものである。又この実施例の特徴とするところ
は、断面積の小さいコイル6を磁気媒体に近い側に配置
し、断面積大の記録用コイル5をその反対側に配置する
ことによって薄膜磁気ヘッドの再生効率の向上を図るこ
とにある。
さらに本発明の他の実施例を第4図に示す、第4図も第
2図αと同様に薄膜磁気ヘッドの上下磁極片1,2附近
の断面を示したものである。前述の如くコイルの巻数が
多い場合、あるいは磁路長を短くした場合等であって、
コイルの一層化が困難で、コイルを2層化した場合の実
施例である。
本実施例における薄膜磁気ヘッド製造工程数は従来例と
ほぼ同程度となるが、断面積車の再生用コイル6の巻数
を2倍程度迄増加することができることから30%程度
の再生効率向上を図ることが可能である。又、断面積車
の再生用コイル6の導体膜厚を薄くしたことにより、下
部磁極片1と上部磁極片2との段差を多少小さくするこ
とが出来る。さらに本実施例では、断面積大の記録用コ
イル5を下部磁極片1側に配置したが、断面積車の再生
用コイル6を配置しても同様の効果が得られることは明
らかである。尚本発明による薄膜磁気ヘッド用駆動回路
の一例を第5図に示す0本発明による薄膜磁気ヘッドを
用いて記録動作を行う場合は、破線で示したスイッチン
グ回路を含むライト翻動回路16を前記磁気ヘッドの端
子11及び引出し導体12に接続し、等価回路で示した
断面積大のコイル5に記録電流を印加し情報の書込みを
行う、又再生動作時にはリードアンプ15を前記磁気ヘ
ッドの端子11及び引出し導体13に接続し1等価回路
で示した断面積大のコイル5と断面積車のコイル6によ
り情報の読み出しを行う。
〔発明の効果〕
本発明によれば、記録時に利用するコイルとしては、断
面積の大きいコイルを配置し、大電流を流して駆動する
ことにより、巻数を最小限に減らし、低インピーダンス
とすることができるので、記録電流の立ち上がりが早く
、高周波数領域での記録効率の良いヘッドとすることが
可能となる。
又、再生時に利用するコイルとしては、断面積の大きい
コイルの他に断面積の小さいコイルを配置することによ
り、巻数を最大限に増すことができるので、高い再生出
力が得られる再生効率の良いヘッドとすることが可能と
なる。
また、断面積の大きいコイルと小さいコイルを積層ある
いは、同一平面上に形成することにより、上部磁性層と
下部磁性層の段差を小さくでき、上部磁性層を形成する
ときの、トラック幅を高精度で形成することが可能とな
る。
さらに、断面積の大きいコイルと小さいコイルを一枚の
ホトマスグを使用し、同一工程で形成することにより、
工程の短縮ができ、低コストで信頼性の高い薄膜磁気ヘ
ッドとすることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の薄膜磁気ヘッドの平面図、
第2図αは第1図のA−A@の断面図、第2図すは第1
図のB−B線の断面図、第3図は他の実施例の第1図A
−A線に相当する部分の断面図、第4図は他の実施例の
第1図A−AIIAに相当する部分の断面図、第5図は
本発明の駆動回路図、第6図は従来の薄膜ヘッドの断面
図、第7図はコイルの巻数とインピーダンスとの関係を
示すグラフである。 1・・・下部磁性層、2・・・上部磁性層、3・・・磁
気変換ギャップ、5,6・・・コイル、7・・・後方磁
気ギャップ、4,8・・・絶縁層、10・・・端子、1
1.12・・・引き出し導体、14・・・基板、15・
・・1ノードアンプ、16・・・ライト駆動回路。 拾 圓 も 躬

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、磁気回路を構成する下部磁性層と、該磁性層の上に
    磁気変換ギャップ層を兼ねる絶縁層を挾んで形成された
    コイルと、磁気回路を閉磁路とする為の上部磁性層と、
    前記コイルと上部磁性層を電気的に絶縁する為の絶縁層
    とを具備する薄膜磁気ヘッドにおいて、前記磁気回路内
    に形成されたコイルは少なくとも2種類の断面積を有す
    ることを特徴とする薄膜磁気ヘッド。 2、前記コイルは同一平面上に配置されることを特徴と
    する特許請求の範囲第1項記載の薄膜磁気ヘッド。 3、前記コイルは、断面積の大きいコイルが前記磁気変
    換ギャップ側に配置され、断面積の小さいコイルが前記
    磁気変換ギャップから遠い側に配置されることを特徴と
    する特許請求の範囲第2項記載の薄膜磁気ヘッド。 4、前記コイルは、断面積の小さいコイルが前記磁気変
    換ギャップ側に配置され、断面積の大きいコイルが前記
    磁気変換ギャップから遠い側に配置されることを特徴と
    する特許請求の範囲第2項記載の薄膜磁気ヘッド。 5、前記断面積の異なるコイルを積層し、二層構造とす
    ることを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の薄膜磁
    気ヘッド。 6、前記断面積の異なるコイルは、断面積の大きいコイ
    ルが下側に配置され、断面積の小さいコイルが絶縁体を
    介して前記断面積の大きいコイルの上に配置されること
    を特徴とする特許請求の範囲第5項記載の薄膜磁気ヘッ
    ド。 7、前記断面積の異なるコイルは、断面積の小さいコイ
    ルが下側に配置され、断面積の大きいコイルが絶縁体を
    介して前記断面積の小さいコイルの上に配置されること
    を特徴とする特許請求の範囲第5項記載の薄膜磁気ヘッ
    ド。 8、磁気回路を構成する下部磁性層と、該下部磁性層の
    上に磁気変換ギャップ層を兼ねる絶縁層を挾んで形成さ
    れたコイルと、磁気回路を閉磁路とする為の上部磁性層
    と、前記コイルと上部磁性層を電気的に絶縁する為の絶
    縁層とを具備する薄膜磁気ヘッドにおいて、前記コイル
    は第1のコイルと、該第1のコイルに接続され当該第1
    のコイルよりも小さい断面積を有する第2のコイルとで
    構成され、記録時は前記第1のコイルを用い、再生時は
    前記第1のコイルと第2のコイルを用いることを特徴と
    する薄膜磁気ヘッド。 9、前記第1のコイルと第2のコイルは同一平面上に配
    置されることを特徴とする特許請求の範囲第8項記載の
    薄膜磁気ヘッド。 10、前記第1のコイルは前記磁気変換ギャップ側に配
    置され、前記第2のコイルは前記磁気変換ギャップから
    遠い側に配置されることを特徴とする特許請求の範囲第
    9項記載の薄膜磁気ヘッド。 11、前記第2のコイルは前記磁気変換ギャップ側に配
    置され、前記第1のコイルは前記磁気変換ギャップから
    遠い側に配置されることを特徴とする特許請求の範囲第
    9項記載の薄膜磁気ヘッド。 12、前記第1のコイルと第2のコイルは積層されてい
    ることを特徴とする特許請求の範囲第8項記載の薄膜磁
    気ヘッド。 13、前記第1のコイルは下側に配置され、前記第2の
    コイルは前記第1のコイルの上に配置されることを特徴
    とする特許請求の範囲第12項記載の薄膜磁気ヘッド。 14、前記第2のコイルは下側に配置され、前記第1の
    コイルは前記第2のコイルの上に配置されることを特徴
    とする特許請求の範囲第12項記載の薄膜磁気ヘッド。 15、前記コイルを1枚のホトマスクを用いて同一工程
    で形成することを特徴とする特許請求の範囲第2項乃至
    4項いずれかに記載の薄膜磁気ヘッドの製造方法。 16、前記第1のコイルおよび第2のコイルを、1枚の
    ホトマスクを用いて同一工程で形成することを特徴とす
    る特許請求の範囲第9項乃至11項いずれかに記載の薄
    膜磁気ヘッドの製造方法。 17、記録時には断面積の大きいコイルに通電する手段
    と、再生時には断面積の大きいコイルと断面積の小さい
    コイルから再生出力を検出する手段とを具備することを
    特徴とする特許請求の範囲第3項、4項、6項若しくは
    7項記載の薄膜磁気ヘッドの駆動回路。 18、記録時には前記第1のコイルに通電する手段と、
    再生時には第1のコイルおよび第2のコイルから再生出
    力を検出する手段とを具備することを特徴とする特許請
    求の範囲第8項乃至14項いずれかに記載の薄膜磁気ヘ
    ッドの駆動回路。 19、特許請求の範囲第1項乃至15項いずれかに記載
    の薄膜磁気ヘッドを具備することを特徴とする磁気記録
    再生装置。 20、特許請求の範囲第17項若しくは第18項記載の
    薄膜磁気ベッドおよびその駆動回路を具備することを特
    徴とする磁気記録再生装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7280298B2 (en) 2002-08-09 2007-10-09 Fujitsu Limited Thin film magnetic head fit to recordation of higher frequency

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US7280298B2 (en) 2002-08-09 2007-10-09 Fujitsu Limited Thin film magnetic head fit to recordation of higher frequency

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