JPH0224428A - 可動屋根付き建築構造物 - Google Patents

可動屋根付き建築構造物

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Publication number
JPH0224428A
JPH0224428A JP17286088A JP17286088A JPH0224428A JP H0224428 A JPH0224428 A JP H0224428A JP 17286088 A JP17286088 A JP 17286088A JP 17286088 A JP17286088 A JP 17286088A JP H0224428 A JPH0224428 A JP H0224428A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
side wall
roof unit
movable roof
movable
fixed
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP17286088A
Other languages
English (en)
Inventor
Yuzuru Masuyama
譲 増山
Koji Mikuriya
御厨 孝二
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tobishima Corp
Original Assignee
Tobishima Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Tobishima Corp filed Critical Tobishima Corp
Priority to JP17286088A priority Critical patent/JPH0224428A/ja
Publication of JPH0224428A publication Critical patent/JPH0224428A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は可動屋根を有する、特に大型の競技場など可
動屋根付き建築構造物に関するものである。
[従来の技術] 近年、天候に左右されることなく、特に雨天に影響され
ることなく本来野外で行なわれるスポーツを観覧したい
、あるいはプレイしたいという要望が高まり、また野外
スポーツの活動シーズンを四季に関係なく比較的長期化
さけたいという要求もあり、一般に屋根付き大型スタジ
アムが建設されるようになった。
しかし、屋根付きの大型スタジアムにおける運動環境あ
るいは観覧環境は、天候がよい場合でも屋根をつけた状
態で行なわなければならず、周囲の壁あるいは上部に有
する屋根により圧迫感が感じられ、晴天の場合にはかえ
って自然環境より運動環境あるいは観覧環境が悪化する
との課題があった。
そこで、天候のよい場合にはスタジアム内部を外部にさ
らすことができるよう、屋根を可動させる着想が提案さ
れるに至った。
ところで、従来より可動屋根を有する競技場は存在して
おり、その可動屋根のタイプとしては、完全に屋根がス
ライドする四角形屋根タイプ、カメラのシャッターのよ
うに動く円形屋根タイプ等がある。
しかし、いずれもテニス場など小規模の競技場に限られ
、野球場あるいはフットボール場など大型の競技場には
採用されていなかった。
[発明が解決しようとする課題] この発明は前記従来の課題に鑑みて創案されたもので、
建設費が安価で、また可動屋根を格納するために特に格
納場所を設置する必要もなく、さらに大型競技場の可動
屋根として構造上の強度も充分に維持でき、また前記可
動屋根の移動動作もスムーズに行うことの出来、しかも
可動屋根収納時、すなわち晴天時には競技場の上部開口
をきわめて大きくとることの出来る大型の可動屋根付き
建設構造物を提供することを目的とするものである。
[問題点を解決するための手段] この発明の屋根付き建築構造物は、 円形状に立ち上げて形成された第一側壁と、該第一側壁
の外周面に接し、互いに平行に延出すると共に、その一
端側が前記第一側壁の径より長尺で前記第一側壁の一側
側へ延出して突設された一対の第二側壁と、 前記第一側壁の上端であって前記第二側壁の延出側端部
で略半円状に張り出して固定された固定屋根ユニットと
、 前記第一側壁の上端において、前記固定屋根ユニットの
内側あるいは外側に設けられた円形軌道と、 該円形軌道に沿って回転移動し、前記固定屋根ユニット
に対し、入れ子状態となる略半円状に張り出す可動屋根
ユニットと、 前記一対の第二側壁上端において、各々幅方向に複数条
設けられた直線状軌道と、 この直線状軌道に沿って移動し、前記固定屋根ユニット
と、これに入れ子状態とされた略半円状可動屋根ユニッ
トよりさらに外側に配置可能とされた複数の門型可動屋
根ユニットと、 からなることを特徴とするものである。
[実施例] 以下、本発明の可動屋根付き建築構造物を図面に示す実
施例に基づいて説明する。
図面第1図、第3図は本発明による可動屋根付き建築構
造物において可動屋根ユニットを開け、建築構造物の上
部開口を大きくとった状態の平面図、一部破断した側面
図を示し、図面第2図、第4図は前記可動屋根ユニット
を可動させ、屋根を形成した状態の平面図並びに側面図
を示すものである。
図面において符号1は第一側壁を示す。
第3図、第4図から理解される様に第一側壁1は円形状
に立ち上げられて形成されている。
そして、該第一側壁1の外周面側には、互いに平行に延
出された一対の第二側壁2.2が前記第一側壁1の径よ
り長尺に形成され、かつその一端側のみが第一側壁1の
一側方向に延出するようにして突設されている(第2図
等参照)。
また、第1図から理解されるように、第一側壁1におけ
る第二側壁2.2が延出する端部上方には、略半円状に
張り出した屋根部を有する固定屋根ユニット3が固定的
に取り付けられている。
ざらに、円形状をなす第一側壁1の上部にはエンドレス
状態にされた円形軌道7が設けられておリ、該円形軌道
7上には前記固定@根ユニット3より若干小さい略半円
状に張り出した屋根部を有する可動屋根ユニット4が前
記円形軌道7上を移動可能にして載置されている。
すなわち、可動屋根ユニット4の外周端下部には複数の
車輪10・・が取り付けられており、該車輪10・・は
前記円形軌道7上をエンドレス状態で走行し得るよう構
成されている。
従って、前記可動屋根ユニット4は、前記円形軌道7に
沿って回転移動し、固定屋根ユニット3に対し、入れ子
状態となって固定屋根ユニット3の内方に収納される。
尚、本実施例では、可動屋根ユニット4を固定屋根ユニ
ット3に対し内側に収納し得るように構成されているが
、これに限定されるものではなく、固定屋根ユニット3
の外側に覆い被さるように可動屋根ユニット4を収納し
ても構わないものである。
そして、この場合には固定屋根ユニット3の外周より外
側に円形軌道7を敷設する必要がある。
、ところで、屋根の形成時には、前記可動屋根ユニット
4は第一側壁上部において前記固定屋根ユニット3と対
向しうる位置に配置されるものとなる。
また、前記一対の第二側壁2.2の上端部には第二側壁
幅方向に2本の直線状軌道8.9が各々設けられており
、該直線状軌道8.9には、第二側壁2.2間に第一側
壁1上端に配置された固定屋根ユニット3および可動屋
根ユニット4を跨ぐように架設された門形可動屋根ユニ
ット5.6の移動用車輪11・・が載置されている。
すなわち、門形可動屋根ユニット5.6の両側下端には
複数の車輪11・・が取り付けられており、該車輪11
・・は前記直線状軌道8.9上を直線状に走行するもの
とされている。
そして、門形可動屋根ユニット5.6は前記固定屋根ユ
ニット3ヤ可動屋根ユニツト4上を通過できるように幅
広に形成されている。
しかして、前記門形可動屋根ユニット5.6は前記直線
状軌道8.9に沿って往復移動し、収納時には前記固定
屋根ユニット3と、これに入れ子状態とされた略半円状
の可動屋根ユニット4上を通過して、ざらに競技場など
建築構造物の外側に延出された第二側壁2.2上に配置
されて収納される。
これにより、きわめて広い上部開口が得られ、晴天時に
は競技場内部の大部分を外気にさらす健康的な運動環境
、観覧環境が得られるものとなる。
以上の構成において、次に本発明の使用状態につき説明
する。
まず、雨天の場合には屋根を形成し、屋根付き競技場と
する。
すなわち、略半円状の屋根部を有する固定屋根ユニット
3に入れ子状態にして収納された略半円状の屋根部を有
する可動屋根ユニット4を回転移動させて前記固定屋根
ユニット3と対向する第一側壁1の上部に設置する。
次いで、前記固定屋根ユニット3を通過して競技場の外
側に収納されている門型可動屋根ユニット5.6をそれ
ぞれ一対の第二側壁2.2上に設けられた直線状軌道8
.9に沿って移動させ、前記固定屋根ユニット3と可動
屋根ユニット4との間の空間を塞ぎ、これにより屋根を
形成する。
尚、それぞれの固定屋根ユニット、可動屋根ユニット3
.5.6.4の間には第4図から理解されるように若干
段差が生じ、隙間があくが、その段差部の隙間には各々
ブラケット等を設けてシーリングしておけばよい。
また、本実施例において、円形軌道7および直線状軌道
8.9における可動屋根ユニット4.5.6の移動には
車輪10.11が使用されているが、本実施例に限定さ
れるものではなく、移動できる構造のものであれば車輪
に限定されるものではない。
次に、晴天の場合には、それぞれ可動屋根ユニット4.
5.6を移動させて、屋根のないオープン型競技場にし
うる。
すなわち、略半円状の屋根部を有する可動屋根ユニット
4を円形軌道7に沿って回転移動させ、固定屋根ユニッ
ト3内部に入れ子状態にして収納する。
次いで、門型可動屋根ユニット5.6をそれぞれ直線状
軌道8.9に沿って移動し、前記略半円状の屋根部を有
する固定屋根ユニット3上を通過させ、競技場の外側に
配置して収納する。
これにより第3図に示すごとく競技場の上部開口を大き
くとることができ、もって競技場の内部の大部分を外気
にざらした環境状態にすることができる。
[発明の効果] 本発明による可動屋根付き建築構造物は以上の構成より
なる。
そして、本発明による可動屋根付き建築構造物であれば
、晴天の際は競技場などの上部開口を大きく取れた自然
環境状態で、雨天などの際は屋根をしめた屋内環境状態
で野外スポーツをプレイし、あるいは観覧することがで
きる。
すなわち、略半円状をなす可動屋根ユニットは、固定屋
根ユニットに対し入れ子状態で収納され、かつ複数の門
型可動屋根ユニットは、固定屋根ユニットを通過させて
より外側に収納されるので、上部開口が大きくとれる。
ざらに、可動屋根ユニットの構造及び動きが単純である
ので、メンテナンスが容易であり、建設費も安価ですむ
【図面の簡単な説明】
図面はこの発明の可動屋根付き建築構造物を示すもので
、第1図は可動屋根ユニット収納状態の平面図、第2図
は可動屋根ユニット閉鎖状態の平面図、第3図は第1図
の側面図、第4図は第2図の側面図、第5図は第4図の
A−A線断面図である。 第一側壁 第二側壁 固定屋根ユニット 可動屋根ユニット 門形可動屋根ユニット 6・ 7・ 8・ 9・ 10・ 11・ 門形可動屋根ユニット 円形軌道 直線状軌道 直線状軌道 車輪 車輪

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 円形状に立ち上げて形成された第一側壁と、該第一側壁
    の外周面に接し、互いに平行に延出すると共に、その一
    端側が前記第一側壁の径より長尺で前記第一側壁の一側
    へ延出して突設された一対の第二側壁と、 前記第一側壁の上端であつて前記第二側壁の延出側端部
    で略半円状に張り出して固定された固定屋根ユニットと
    、 前記第一側壁の上端において、前記固定屋根ユニットの
    内側あるいは外側に設けられた円形軌道と、 該円形軌道に沿つて回転移動し、前記固定屋根ユニット
    に対し、入れ子状態となる略半円状に張り出す可動屋根
    ユニットと、 前記一対の第二側壁上端において、各々幅方向に複数条
    設けられた直線状軌道と、 この直線状軌道に沿つて移動し、前記固定屋根ユニット
    と、これに入れ子状態とされた略半円状可動屋根ユニッ
    トよりさらに外側に配置可能とされた複数の門型可動屋
    根ユニットと、 からなることを特徴とする可動屋根付き建築構造物
JP17286088A 1988-07-12 1988-07-12 可動屋根付き建築構造物 Pending JPH0224428A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17286088A JPH0224428A (ja) 1988-07-12 1988-07-12 可動屋根付き建築構造物

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JPH0224428A true JPH0224428A (ja) 1990-01-26

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ID=15949638

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JP17286088A Pending JPH0224428A (ja) 1988-07-12 1988-07-12 可動屋根付き建築構造物

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH03244743A (ja) * 1990-02-20 1991-10-31 Ohbayashi Corp 開閉式屋根

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4716691A (en) * 1986-05-01 1988-01-05 Allen Christopher M Stadium building

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