JPH02243676A - ピリミジン誘導体 - Google Patents

ピリミジン誘導体

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JPH02243676A
JPH02243676A JP1064611A JP6461189A JPH02243676A JP H02243676 A JPH02243676 A JP H02243676A JP 1064611 A JP1064611 A JP 1064611A JP 6461189 A JP6461189 A JP 6461189A JP H02243676 A JPH02243676 A JP H02243676A
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chloroform
pyrimidine
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周平 山田
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は電気光学的表示材料として用いられる新規なピ
リミジン誘導体に関する。
〔発明のti要〕
本発明は一般式 (上式中、Rは炭素原子数が1〜10の直鎖アルキル基
を示す)で表わされる新規な液晶化合物であり、ネマチ
ック液晶相を有する。また本発明の液晶化合物は以下に
示す特徴を有する。
1、ネマチック−等方性液体転移点(以下N−1点とい
う)が高い。
2、誘電率の異方性(以下Δεという)が正で大きい。
したがって、本発明の化合物(1)と他の液晶化合物を
混合した液晶組成物を用いることにより実用温度範囲が
広く、駆動電圧が低い液晶表示装置を提0(することが
できる。
〔従来の技術〕
液晶表示装置は液晶の持つ電気光学効果を利用したもの
であり、これに用いられる液晶相にはネマチック相、コ
レステリック相、スメクチック相がある。そして最も広
く用いられている表示方式はネマチック相を利用したね
じれネマチック型(TN型)である。
液晶表示装置は 1、小型でしかも薄くできる。
2、駆動電圧が低く、かつ消費電力が小さい。
3、受光素子であるため長時間使用しても目が疲れない
等の長所を持つことから、従来よりウォッチ、電卓、オ
ーディオ機器、各種計測器、自動車のダツシュボード等
に応用されている。特に最近ではパーソナルコンピュー
タやワードプロセッサーのデイスプレィさらには白黒又
はカラーのポケットテレビなどの画素数のたいへん多い
表示にも応用されCRTに代わる表示装置として注目を
集めている。この様に液晶表示装置は多方面に応用され
ており、今後さらにその応用分野は拡大していくと考え
られる。これに1市ない液晶材料に要求される特性も変
化していくと思われるが、以下に示した特性は基本的な
もので必要不可欠である。
1、着色がなく、熱、光、電気的、化学的に安定である
こと。
2、実用温度範囲が広いこと。
3、電気光学的な応答速度が速いこと。
4、駆動電圧が低いこと。
5、電圧−光透退学特性の立ち上がりが急峻であり、又
そのしきいVL電圧の温度異存性が小さいこと。
6、視角範囲が広いこと。
〔発明が解決しようとする課題〕
これらの特性のうち、1の特性を満足する液晶は数多く
知られているが、2以下の特性を単一成分で満足させる
液晶化合物は知られていない。そこでこれらの特性を得
るために数種類のネマチック液晶化合物又は非液晶化合
物を混合した液晶組成物を用いている。そして−膜内に
は比較的低分子量でC−N点(又は融点)が室温付近の
液晶化合物と高分子量でN−1点が200℃以上ある液
晶化合物を組み合せた組成物が用いられ、2の特性を満
足させるためにはN−1点ができるだけ高く、しかもC
−N点ができるだけ低い液晶化合物が不可欠である。4
の特性を満足させるためにはしきい値電圧を下げなけれ
ばいけないが、しきい値電圧vthと弾性定数にと誘電
率の異方性Δεとの間には次の関係があり、しきい値電
圧を下げるには△εが大きく (上式中、Rは炭素原子数が1〜1oの直鎖アルキル基
を示す)で表わされる液晶化合物である。
本発明の化合物(1)は次の製造方法により得ることが
できる。
Kが小さい成品物質が必要となる。
しかし2の特性と4の特性を同時に満足させる液晶化合
物はほとんどなく、2の特性を持つ液晶化合物と3の特
性を持つ液晶化合物を組み合わせた組成物が用いられて
いるのが現状である。
そこで本発明はこのような実状における要請に応じるも
のであり、その目的は他の18i又は2種以上のネマチ
ック液晶化合物または非液晶化合物と混合することによ
り実用温度範囲が広く、しきい値電圧の低い液晶組成物
を得ることができる新規な液晶化合物を提供することで
ある。
〔課題を解決するための手段〕
本発明の一般式 工程1 工程2 工程3 工程4 工程5 工程6 化合物(2)をジメチルスルホキシド中でオキシ塩化リ
ンと反応させて化合物 (3)を得る。
化合物(4)をクロロホルム中で臭素と反応させて化合
物(5)を得る。
化合物(5)をN−メチルピロリドン中でシアン化第−
銅と反応させて化合物 (6)得る。
化合物(6)を酢酸中で亜硝酸ナトリウムと硫酸で反応
させジアゾニウム塩にした後、臭化水素酸中で臭化第一
銅と反応させて化合物(7)を得る。
化合物(7)をエタノールとベンゼン中で乾燥塩化水素
ガスと反応させる。溶媒を留去し、得られた結晶をエタ
ノール中で乾燥アンモニアガスと反応させ、化合物(8
)を得る。
化合物(3)と化合物(8)をエタノール中で金属ナト
リウムで反応させて化合物(9)を得る。
工程7 化合物(9)をN−メチルピロリドン中でシア
ン化第−銅と反応させて化合物 (1)を得る。
〔実 施 例〕
以下、実施例と応用例により本発明をさらに詳しく説明
する。
実施例1 2−(2’   5’ −ジフルオロ−4′−シアノフ
ェニル)−5−(4’−ブチルフェニル)ピリミジンの
製造 工程1 ジメチルホルムアミド230m1中ヘオキシ塩
化リン54m1を滴下し、続いて4−ブチルフェニルア
セチルクロライド42.1gを滴下した。
その後3時間70℃で撹拌し、冷却後ジメチルホルムア
ミドを留去した。残渣を氷水中へあけ、過剰のオキシ塩
化リンを分解後、過塩素酸ナトリウム26.を水に溶し
た溶液を加え冷却した。
析出した結果を濾過し、エタノール中より2回再結晶を
行ない、1−ジメチルアミノ−3−ジメチルイミノ−2
−(4−ブチルフェニル)−プロペン−(1)−過塩素
酸塩58gを(りた。
工程2 クロロホルム45−1中へ2゜5−ジフルオロ
アニリン25gを溶かし、その中へ臭素35gを滴下し
た。1時間環流後、10%水酸化カリウム溶液中へ注い
だ。それをクロロホルムで抽出し、有機層を10%水酸
化カリウム溶液と水で洗浄した。クロロホルムを留去後
、減圧蒸溜を行なう(bp107〜112℃15m■)
Ig)へキサン、クロロホルムの混合溶媒中より再結晶
し、4−ブロモ〜2.5−ジフルオロアニリン341c
を得た。
工程34−ブロモ−2,5−ジフルオロアニリン−34
に1シアン化第−銅18t、N−メチルピロリドン11
3m1をフラスコに取り、3時間環流した。その後、塩
化第二鉄70g、濃塩酸23m1、水85m1の溶液中
へ反応液を注いだ。その溶液をクロロホルムで抽出し、
水と10%水酸化カリウム溶液で洗浄した後クロロホル
ムを留去した。
残渣を減圧蒸溜しくbp170〜180℃/17鵬mH
g)クロロホルム中より再結晶し、4−シアノ−2,5
−ジフルオロアニリン6.1fを得た。
工程4 亜硝酸ナトリウム2.8Kを濃硫酸20m1中
へ加え、10℃以下に冷却後酢酸24m1を加えた。そ
の後溶液が20〜25℃に保つように4−シアノ−2,
5−ジフルオロアニリン6.1gを徐々に加えた。1時
間20〜25℃で撹拌後、48%臭化水素酸溶液180
m1中へ臭化第一銅7gを溶解してその中へ反応液を滴
下した。滴下終了後室温で15時間撹拌した0反応液に
水を加えた後、クロロホルムで抽出し、水洗を行なった
有機層のクロロホルムを留去し、残渣をメタノール、ア
セトン混合溶媒中から再結晶し、5−ブロモ−2−シア
ノ−1,4−ジフルオロベンゼン5゜8gを得た。
工程55−ブロモ−2−シアノ−1,4−ジフルオロベ
ンゼン5.8gをエタノール11.3a+I、ベンゼン
40m1の混合溶媒中へ溶し、0℃以下に冷却後、乾燥
塩化水素ガスを1時間吸収させた。
その後反応液の溶媒を留去し、残渣の結晶をエーテルで
洗浄した。得られた結晶をエタノール8゜3ml中へ加
え撹拌し、0℃以下に冷却した。この中へ16%アンモ
ニア吸収エタノールを加えた後、1時間撹拌した。反応
液の溶媒を留去し、残渣の結晶をエーテルで洗浄し、4
−ブロモ−2,5−ジフルオロベンズアミジン塩酸塩3
.4gを得た。
工程64−プロチー2.5−ジフルオロベンズアミジン
塩酸塩3.4g、1−ジメチルアミノ−3−ジメチルイ
ンモニオー2−(4−ブチルフェニル)−プロペン−(
1)−過塩素酸塩5gをメタノール46m1中へ溶解さ
せた。この中へ金属ナトリウム0.7gとメタノール2
4m1から作ったナトリウムメチラート溶液を滴下した
。その後室温で一晩撹拌後、1時間環流した。その反応
液を冷却後、水を加え、析出した結晶を濾過した。得ら
れた結晶をアセトン、メタノールの混合溶媒中より再結
晶を行ない、2− (2’ 、5’ −ジフルオロ−4
′ブロモフエニル)−5−(4’−ブチルフェニル)ピ
リミジン2gを得た。
工程7 2−(2’、5’ −ジフルオロ−4′ブロモ
フエニル)−5−(4’−ブチルフェニル)ピリミジン
2g、シアン化第−銅0.8g5N−メチルピロリドン
6mlをフラスコに取り2時間環流した。その後、塩化
第二鉄2.7g、濃塩酸0゜6ml、水2.7mlの溶
液中へ反応液を注いだ。その溶液をクロロホルムで抽出
し、水と10%水酸化カリウム溶液で洗浄後、クロロホ
ルムを留去した。残渣をアセトン、メタノールの混合溶
媒中から再結晶を行ない、2− (2’ 、5’ −ジ
フルオロ−4′−シアノフェニル)−5−(4’−ブチ
ルフェニル)ピリミジン0.5gを得た。この化合物は
ネマチブ、り液晶相を有しており、C−N点は118℃
、N−1点は168.5℃であった。
〔発明の効果〕
以上に述べた如く、本発明化合物はN−1点が高く、し
かもフブソ原子が付いていることにより、△εが大きい
という特徴を有する。よって本発明化合物を一般的な液
晶組成物に本発明の化合物を混合することにより、実用
温度範囲が広く、駆動電圧の低い液晶組成物を得ること
が可能になった。
以上

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼(1) (上式中、Rは炭素原子数が1〜10の直鎖アルキル基
    を示す) で表わされるピリミジン誘導体。
JP1064611A 1989-03-16 1989-03-16 ピリミジン誘導体 Expired - Lifetime JP2770385B2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2002100838A1 (en) * 2001-06-12 2002-12-19 Neurogen Corporation 2,5-diarylpyrazines, 2,5-diarylpyridines and 2,5-diarylpyrimidines as crf1 receptor modulators

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2002100838A1 (en) * 2001-06-12 2002-12-19 Neurogen Corporation 2,5-diarylpyrazines, 2,5-diarylpyridines and 2,5-diarylpyrimidines as crf1 receptor modulators
US6887875B2 (en) * 2001-06-12 2005-05-03 Neurogen Corporation 2,5-diarypyrimidine compounds

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