JPH02242767A - 生鮮野菜・果実・花卉の包装方法 - Google Patents

生鮮野菜・果実・花卉の包装方法

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JPH02242767A
JPH02242767A JP5607689A JP5607689A JPH02242767A JP H02242767 A JPH02242767 A JP H02242767A JP 5607689 A JP5607689 A JP 5607689A JP 5607689 A JP5607689 A JP 5607689A JP H02242767 A JPH02242767 A JP H02242767A
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JP
Japan
Prior art keywords
packaging
fruits
plastic film
flowers
fresh vegetables
Prior art date
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Pending
Application number
JP5607689A
Other languages
English (en)
Inventor
Eiji Kato
栄二 加藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NIPPON DEINPURU KAATON KK
Nihon Dimple Carton Co Ltd
Original Assignee
NIPPON DEINPURU KAATON KK
Nihon Dimple Carton Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は生鮮野菜・果実・花卉などを萎縮する事なく貯
蔵・輸送するための包装方法に関するものである。
【従来の技術〕
従来から生鮮野菜・果実・花卉などの輸送用包装には最
も簡単な場合には板紙製の禰が多用されており、内容物
同志の接触摩擦による損傷を防止するため或いは断熱目
的のために発泡ポリスチレンより成るものが用いられて
いる。
一般に植物類は温度には敏感で室温より高いと速く萎び
る傾向があり、望むらくは凍結を避けて0℃以上で!θ
℃位迄に保たれる事が好都合である。
よって温度の影響を敏感に受けるものに対しては段ボー
ル、或いは発泡ポリスチレンに代えたものが広く使用さ
れている。
最近に至り上記生鮮植物類が貯蔵中にエチレンガスを発
生し、該ガスによって植物類が急速に萎縮することが究
明され、その対策としてガスは透過するが液体は透過し
ないフィルムとしてフィルム中に大谷石の粉末を分散さ
せたものが提案されている。
然し乍ら断熱性が良く、しかもエチレンガスの吸着除去
性の良い包装方法に就いては未まだ充分満足すべき性能
を具えた手段が開発されていないのが現状である。
〔発明が解決しようとする課題〕
上記の如〈従来から存在する方法は何れも夫々の単一目
的を達成するためのものであったので、多くの目的を同
時に、しかも高効率で達成せしめるために本発明を開発
したのである。
即ち断熱性能が高く、しかもエチレンガスを高能率で吸
着除去出来る包装方法を創案したものである。
〔課題を解決するための手段〕
青果物はエチレンガスを発生する性質を有しており、特
に熟成期に於いては多量のエチレンガスを発生するもの
であり、青果物自体が自己の発生したエチレンガスによ
って老化・熟成して行く性質を有している。一般に植物
類がエチレンガスによって影響を受けるエチレンガスの
限゛界値は植物の種類によって差異があるが大約0.1
〜1.0ppm程度であると言われている。
従って発生したエチレンガスを可及的連速に除去する事
は青果物の鮮度保持に極めて有効である。
そこで、その手段に就いて種々検討した結果、ガス透過
性を有し乍ら液体、特に水を透過せしめない性能を有す
るフィルムを包装材と生鮮植物類との中間に使用する事
とし、該フィルムの外側にエチレンガスを吸着または分
解する材料(以下、単に吸着材と総称する)を存在させ
て青果物から発生したエチレンガスを上記フィルムを透
過して吸着固定し包装内容から除去する事を発明した。
この場合に液体を透過させないフィルムを使用した理由
は吸着材が一般に吸湿によりガス吸着能力を顕著に低下
する事と、包装内容の水分が減少し過ぎると青果物の鮮
度保持状態が劣化するからである。
また一般に青果物、花卉などは温度が高い程、速く萎れ
易い性質を有している事は広く知られている処であり、
少しでも外気の影響を避けるために包装材に断熱性を持
たせる目的で段ボールの中間の波型中芯の溝部に堰を設
ける事によって空気の移動を防止すると同時に吸着材粉
末若しくは顆粒の脱落を防止した。且つ中芯の材料を発
泡プラスチックスとすることにより更に断熱性の向上を
計る事が出来るのである。しかし比較的熱の影響の少な
い生鮮植物類の場合は通常の段ボール凶を用いることも
出来る。
本発明品は、 (1)生鮮植物類とガス吸着材との間に透気度50〜6
500秒/100cc、防水度30m以上のプラスチッ
クフィルムを介在させること、 (2)ガス吸着材を用いること、 (3)段ボール凶、好ましくは段ボールの波型中芯の溝
状凹部に堰を設けた段ボールlに収納すること、 を特徴とするものである。
従って上記(1)のフィルムで造った袋に生鮮植物類を
収納し、他方ガス吸着材を別の上記フィルム製袋に収納
し、全体を段ボール凶、望ましくは(3)で規定した段
ボール藺に収納する方法が採用出来る。また別の方法と
して最内面に(1)の性能を有するプラスチックフィル
ムを配設し、該フィルムに接する側の波型中芯の凹部の
堰と堰との中間にガス吸着材の粉末若しくは顆粒を充填
封入した包装材を用いた段ボール凶に生鮮植物類を収納
する方法も採用出来る。
本発明に於いてフィルムに就いて上記(1)の如く規定
した理由はガスは透過するが、液体は透過しないものと
するためである。之によって包装資材のフィルム以外の
素材が液体によって湿潤することなく、植物類から放出
されたエチレンガスを有効に吸着材に吸着除去せしめる
事を可能ならしめたのである。
上記目的を達成するため本発明に於いてはフィルムの透
気度を50〜6500秒/100ωとし、防水度を30
−以上と規定した。この場合の透気度6000秒710
0cc以下の場合はJIS P 8117 r紙及び板
紙の透気度試験方法」、透気度6000秒/100cc
以上の際はJ、TAPM紙パルプ試験方法Na3−74
r空気マイクロメーター型試験器による紙および板紙の
平滑度。
透気度試験方法」中の王研式透気度試験器(加圧式)に
よって測定した値であり、防水度はJIS L1092
 r繊維製品の防水性試験方法」の低水圧法によって得
た数値であり、防水度1200 m以上の場合は高圧法
によって測定した。
(1)のフィルムとしてはフィルム中に連続気泡より成
る多孔質物の粉粒を分散せしめたものでもよいし、繊維
素系の微細繊維を分散せしめたものでもよい、また極め
て微細な針で穿孔されたフィルム若しくはコロナ放電に
より微細穿孔の設けられたものでもよい。フィルムに代
えて不織布を用いる事も出来る。
多孔質物としては例えば活性炭、ゼオライト。
クリストバライト、大谷石、ベントナイト、ガス分解触
媒としての金属微粉末などが使用可能であるが、中でも
活性炭が特に有効である。また繊維素系微細繊維として
は天然繊維である木綿を用いる事が出来るが中でも再生
繊維系繊維が好適である。
更に高度な保温断熱性を要する場合にはダブル段ボール
を使用するとか、最外表面にアルミ箔を貼付する事によ
ってその目的を達する事が出来る。
本発明は上記した如く、 (1)生鮮植物類とガス吸着材との間に透気度50〜6
500秒/100cc、防水度30m以上のプラスチッ
クフィルムを介在させること、 (2)ガス吸着材を用いること、 (3)段ボール朗、好ましくは段ボールの波型中芯の溝
状凹部に堰を設けた段ボール凶に収納すること の3条件を有機的に特定条件下に結合する事を特徴とす
る生鮮植物類の貯蔵、輸送に適した包装方法を提供する
ものである。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 生鮮植物類より発生するエチレンガスを、透気度5
    0〜6500秒/100cc、防水度30mm以上のプ
    ラスチックフィルムを介してガス吸着材と共存せしめる
    状態で、波型中芯の溝部に堰を設けた段ボール函若しく
    は通常の段ボール函に収納することによりガス吸着材に
    エチレンガスを吸着・分解・除去することを特徴とする
    生鮮野菜・果実・花卉の包装方法。 2 プラスチックフィルムが連続気泡の多孔質物を表裏
    両面に貫通して含有しているものである請求項1に記載
    の生鮮野菜・果実・花卉の包装方法。 3 プラスチックフィルムが繊維素系微細繊維を含有し
    ているものである請求項1に記載の生鮮野菜・果実・花
    卉の包装方法。 4 プラスチックフィルムが極めて微細な針にて針孔を
    穿孔されたもの、若しくはコロナ放電により微細穿孔が
    設けられたものである請求項1に記載の生鮮野菜・果実
    ・花卉の包装方法。 5 ガス吸着材若しくは分解材が活性炭、ゼオライト、
    クリストバライト、大谷石、ベントナイト、不定形炭素
    などから選ばれた粉末若しくは顆粒である請求項1ない
    し4項中の何れか1項に記載の生鮮野菜・果実・花卉の
    包装方法。 6 フィルムに代えて不織布が用いられている請求項1
    または5項に記載の生鮮野菜・果実・花卉の包装方法。 7 包装函の最内面に透気度50〜6500秒/100
    cc、防水度30mm以上のプラスチックフィルムが、
    次いで堰を有する波型中芯を有する段ボール、該段ボー
    ルの最外面には通常の段ボール用板紙若しくは独立気泡
    プラスチック発泡板が積層固着されており且つ最内面の
    プラスチックフィルムに接する側の波型中芯の凹部の堰
    と堰との中間にガス吸着材若しくは分解材の粉末ないし
    顆粒が封入されている生鮮野菜・果実・花卉用包装資材
    を用いて造つた包装函中へ生鮮植物類を収納する生鮮野
    菜・果実・花卉の包装方法。
JP5607689A 1989-03-10 1989-03-10 生鮮野菜・果実・花卉の包装方法 Pending JPH02242767A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0450671U (ja) * 1990-09-05 1992-04-28
WO2018011666A1 (en) 2016-07-11 2018-01-18 Stora Enso Oyj Ethylene scavenging material suitable for use in packages and process for manufacturing thereof

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