JPH02242722A - 殺菌剤噴霧装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は、無菌充填機等における容器、包装材等の殺菌
に適用される殺菌剤噴霧装置に関するものである。

（従来の技術） 前記殺菌剤噴霧装置の従来例を第２図によって説明する
と、バッファタンクＯＱＫ制御弁（至）付き殺菌剤供給
口ｅ１）とレールコントローラ（至）を配設して、レベ
ルコントローラ（至）により、バッファタンク翰内の殺
菌剤（ａ）検出に基づきバッファタンク（至）内の殺菌
剤が所定レイル（所定量）に確保され、バッファタンク
■と噴霧ノズル１０間に連設された殺菌剤供給配管（ト
）に、ストレーナ（至）、制御弁（ロ）およびサブチャ
ンノミ−（至）を順次に介装あるいは連設し、サブチャ
ンバー（至）には予め供給されている殺菌剤の消費量を
検出するセンサー（３９ａ）付きコントは一う（至）が
配設され、噴霧ノズル■は、殺菌剤の供給弁（図示省略
）を内蔵した二流体混合ノズルになり【おり、噴霧ノズ
ル顛に、供給弁開閉操作用の制御弁物付き圧気供給配管
Ｏυと噴霧用圧気の制御弁（ロ）付き圧気供給配管（４
３が連設された殺菌剤噴霧装置になっている。

前記殺菌剤噴霧装置は、噴霧ノズル曲の直下に容器−が
間欠送りされて一時停止されると、適宜の制御手段（図
示省略）により、制御弁０４が開となって圧気供給源（
図示省略）から圧気供給配管（ハ）を介し噴霧ノズル０
０に噴霧用圧気が供給されるとともに、制御弁（社）が
開になって圧気供給源（図示省略）から圧気供給配管０
１）を介し噴霧ノズル顛の供給弁（図示省略）に操作用
圧気が供給されて弁開となり、噴霧ノズル（４（ＩＫよ
って殺菌剤が容器■に所定時間にわたり噴霧され、所定
レベルの殺菌が行われて、殺菌剤の噴霧量は、制御弁（
ハ）による噴霧ノズル（４Ｇの開弁時間により制御調整
され、容器−の間欠送り込みととＫｌｔ霧殺菌が繰り返
えされて、コントロー２ｍによりサブチャンバー（至）
の殺菌剤消費量が検出され、サブチャンバー（至）内の
殺菌剤が消費されて低レイル（ＬＬ）になると、制御弁
０？）が開となりバッファタンク■から殺菌剤が補充さ
れ、高レベル（ＨＬ）　Ｋなると、制御弁Ｃ３７）が閉
となり補充が終了する。図中６Ｄは無菌充填機のチャン
バー外壁である。

（発明が解決しようとする課題） 従来の前記殺菌剤ｇＸ霧装置は、噴霧ノズル内に・殺菌
剤の供給弁を内蔵し、噴霧用圧気で発生される吸引力に
より殺菌剤を噴霧する二流体ノズルになっているため、
前記吸引力と、殺菌剤のｌ！ＸＳノズル先端までの管路
抵抗、および噴霧時間により殺菌剤の噴霧量が決まり、
該噴霧量の常時安定が難かしくその安定化対策が望まれ
ている。

また、前記噴霧量は、殺菌剤の流路になっている噴霧ノ
ズル内の供給弁の微調整絞りと噴霧時間で調整され、咳
微調整絞りの再現性が難しくて、複数の噴霧ノズルの噴
霧量を同一に調整することは大変難しく、噴霧時間によ
る調整は、容器の搬送、充填の条件等の制約から自由度
が少なくて、殺菌剤の噴霧量の調整性能を高めることが
望まれている。

さらに、装置停止中に、殺菌剤が流路内で熱により分解
し、金属と接触して自ら分解したり、溶存気体が分離し
たりして発泡す°ることかあり、噴霧ノズルにおける殺
菌剤の吸引条件が変り噴霧量、即ち噴霧性能が変化し低
下するなどの問題点がある。

本発明は、前記のような課題に対処するために開発され
たものであって、その目的とする処は、噴霧ノズルへの
殺菌剤の供給手段として、正逆転および間欠駆動制御さ
れるローラーポンプを設けたことにより、殺菌剤の供給
調整性能、噴霧殺菌性能を向上するとともに、ローラー
ポンプの逆転および回収配管の切り換え連通により、噴
霧ノズル、配管内の殺菌剤回収を可能にして作動信頼性
を高めた殺菌剤噴霧装置を提供するにある。

（ｌ！！題を解決するための手段） 本発明は、バッファタンクと噴霧ノズル間に連設されて
殺菌剤を供給する殺菌剤供給配管に、制御装置により正
逆転および間欠駆動制御される殺菌剤の供給兼回収用ロ
ーラーポンプを設置し、前記バッファタンクと該ローラ
ーポンプ間の前記殺菌剤供給配管に設置した三方切換弁
と前記パフブタンク間に、ポンプ逆転時に前記三方切換
弁で切り換え連通される回収配管を連設して、前記噴霧
ノズルに制御弁付き噴霧用圧気供給配管を連設した構成
に特徴を有し、バッファタンクと噴霧ノズル間の殺菌剤
供給配管に設置したローラーポンプの正逆転、間欠駆動
制御により、その特徴を活用し殺菌剤の供給調整性能を
高め、さらに、多数の噴霧ノズルへの同時供給を可能と
し、ロー２−ポンプの逆転と三方切換弁による回収配管
への切り換え連通により、噴霧ノズル、配管中の殺菌剤
の回収を可能にしている。

（作　用） 通常運転時は、三方切換弁により殺菌剤供給配管が連通
されて回収配管が閉じられ、制御弁が開となって噴霧用
圧気供給配管により噴霧用圧気が噴霧ノズルに供給され
て、噴霧ノズルに容器等が間欠送りで一時停止されてセ
ットされると、制御装置によりローラーポンプが正転で
間欠駆動制御され、所望量の殺菌剤が噴霧ノズルに供給
され噴霧されて所定レベルの殺菌が行われるとともに、
容器等のセットごとに前記噴霧、殺菌が繰り返えされる
。

ローラーポンプは、自吸式、無弁式であり回転数と吐出
流量とに相関関係（比例）があって優れた定量性を有し
、回転数の制御により殺菌剤の供給量が自在に設定され
優れた調整精度が得られ、複数のチューブを併設して複
数の噴霧ノズルに殺菌剤を同時に供給することも可能で
ある。

また、運転停止時に、三方切換弁を切り換えて殺菌剤供
給配管のバッファタンク側を閉じローラーポンプを回収
配管を介してバッファタンクへ連通し、ロー２−ポンプ
を逆転して噴霧ノズル、配管内の殺菌剤を逆流して回収
配管を介しバッファタンクへ回収して、噴霧ノズルの殺
菌剤の落下、仕着等が防止される。

（実施例） 第１図に本発明の一実施例を示し、図中（１）はバッフ
ァタンクであって、該バッファタンク（１）は、制御弁
（３）付き殺菌剤供給口（２）とレベルコントローラ（
４）が付設され、レイルコントローラ（４）によりノ２
ツファタンク（１）内の殺菌剤（ａ）を検出して制御弁
（３）を制御し、殺菌剤供給源（図示省略）により殺菌
剤供給口（２）を介してバッファタンク（１）内に所定
レベル（所定量）の殺菌剤が常に供給、確保される構造
罠なっており、バッファタンク（１）と噴霧ノズルａ１
間に連設されて殺菌剤（ａ）を供給する殺菌剤供給配管
（５）に、制御装置α５１より正逆転および間欠駆動制
御される殺菌剤（ａ）の供給兼回収用ローラーポンプ（
８］を設置し、バッファタンク（１）とローラーポンプ
（８）間の殺菌剤供給配管（５）Ｋ設置した三方切換弁
（７）とバッファタンク（，１）間に、ポンプ逆転時に
三方切換弁（７）で切り換え連通される回収配管（９）
を連設して、噴霧ノズル員に制御弁α２付き噴霧用圧気
供給配管αＤを連設した殺菌剤噴霧装置罠なっている。

レイルコントローラ（４］によりバッファタンク（１）
内の殺菌剤（ａ）が検出され、その検出信号により制御
弁（３）が制御されて、殺菌剤供給源（図示省略）から
殺菌剤が圧送装Ｒ（図示省略）により殺菌剤供給口（２
］を経てバッファタンク（１）内に自動供給され、バッ
ファタンク（１）内に所定レベル（所定量）の殺菌剤が
常時確保される。

殺菌剤供給配置（５）には、ストレーナ（６）、三方切
換弁（７）およびローラーポンプ（８）が順次に介装、
設置され、ストレーナ（６）は殺菌剤中の異物を除去し
、三方切換弁（７）は、殺菌剤供給配管（５）を連通し
て殺菌剤の供給を可能とし、切り換えによりバッファタ
ンク（１）側の殺菌剤供給配管（５）を遮断し殺菌剤の
供給を停止するとともに、ローラーポンプ（３）とバッ
ファタンク（１）間を回収配管（９）で連通して殺菌剤
の回収を可能くする。

前記ローラーポンプ（８］は、自吸式であり、無弁式で
あるとともに１回転数と吐出流量とに相関関係（比例）
があって定量性、間欠運転、正逆回転制御性を有し、複
数のチューブを配設して多数の噴霧ノズルに殺菌剤を同
時に供給できる等の特徴を有し、駆動モータＩによって
正逆および間欠駆動制御され、同駆動モータａ４は制御
装置（１５１により制御される。

前記噴霧ノズルａ１は、例えば無菌充填機のチャンバ外
壁６υに配設され、間欠送りされる容器−が噴霧ノズル
Ｑ（ｌの直下に一時停止されると、次に、圧気供給源（
図示省略）から制御弁α２付き噴霧用圧気供給配管（１
１１を介して所望時に噴霧用圧気が供給され、同容器−
に所望量の殺菌剤を噴霧して所定レベルの殺菌をする。

前記殺菌剤噴霧装置の作用について詳述すると、装置の
通常運転時は、適宜の手段により三方切換弁（力で殺菌
剤供給配管（５）が連通され回収配管（９）が閉路され
るとともに、制御弁α２が開となり圧気供給源（図示省
略）により噴霧用圧気供給配管αυを介して噴霧ノズル
（１（ｌ噴霧用圧気が供給され、噴霧ノズルαＧの直下
に容器６１が送り込まれて一時停止すると、そのセット
信号により制御装置ａ９が制御信号を出力し、該制御信
号による駆動モータα４の作動制御によりローラーポン
プ（８）が正転で所定時間にわたり間欠運転され、所望
量の殺菌剤（（転）が噴霧ノズルαＩＫ供給、噴霧され
て、所定レベルの殺菌が行われるとともＫ、容器−のセ
ットごとに前記噴霧、殺菌が繰り返えし行われる。

前記ローラーポンプ（８）は、駆動モータα尋により回
転速度、回転時間または回転時期が任意に設定され、殺
菌剤の供給量制御が自在であり高精度の調整性能を有し
、また、制御装置（ｌ！９は、容器−等の形状等に対応
した設定値が予め入力され、容器団等に対応した制御信
号が出力されるコントローラになっており、容器−等に
対応させてローラーポンプ（８）を所定回転数に設定制
御して、所望量の殺菌剤供給、噴射が行われる。

前記ローラーポンプ（８）は、殺菌剤を供給する複数の
チューブを併設可能であり、複数の噴射ノズルＱＧに殺
菌剤を同時に供給する設計にでき、同時に複数の容器６
ｏを複数の噴霧ノズル（ＩｃＩに配設し【殺菌可能であ
る。

装置を長時間停止する場合は、三方切換弁（７）を切り
換え殺菌剤供給配管（５）のバッファタンク（１）側を
閉じ、ローラーポンプ（８）を回収配管（９）によりバ
ッファタンク（１）へ連通して、制御装置α９により駆
動モータα４を逆転駆動し、噴霧ノズルα〔、噴霧ノズ
ルαＧ側の殺菌剤供給配管（５）中の殺菌剤（ａ）がロ
ーラーポンプ（８１により逆流され回収配管（９）を介
してバッファタンク（１）内に回収されて、噴霧ノズル
における殺菌剤の落下がなくなり噴霧ノズル、管路中に
おける殺菌剤の変質、付着等が防止されて、殺菌剤の供
給、噴霧の信頼性が得られる。

前記制御装置αシは、ローラーポンプの駆動制御ととも
に、制御弁Ｃ１３，三方切換弁（７）等の制御用として
も適用可能である。

（発明の効果） 本発明は、前述のような構成になっており、バッファタ
ンクと噴射ノズル間の殺菌剤供給配管に設置されたロー
ラーポンプは、自吸式、無弁式であり回転数と吐出流量
に相関関係（比例）があって優れた定量制御性を有し、
制御装置による同ローラーポンプの正転、間欠駆動制御
により、殺菌剤の供給量が任意に設定され優れた調整精
度が得られ、装置停止時は三方切換弁の切り換えにより
回収配管をローラーポンプに連通し、ローラーポンプの
逆転により噴霧ノズル、配管中の殺菌剤が回収配管を介
してバッファタンクへ回収され、噴霧ノズルからの殺菌
剤の落下が防止され作動信穎性が高められて、殺菌剤の
噴霧、殺菌性能が著しく向上されている。

また、ローラーポンプは複数のチューブ併設により殺菌
剤を複数の噴射ノズルに同時に供給できる設計にでき、
複数の容器等を同時殺菌可能であって、殺菌能率を格段
に向上できるなどの効果を有する。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例を示す機構図、第２図は従来
例の機構図である。 １　バッファタンク　　５：殺菌剤供給配管６　三方切
換弁　　　　７：ローラーポンプ９　回収配管　　　　
　ｌＯ：噴霧ノズル１１　１！Ｉｔ霧用圧気供給配管　
１２：制御弁１５　　制御装置

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 　バッファタンクと噴霧ノズル間に連設されて殺菌剤を
   供給する殺菌剤供給配管に、制御装置により正逆転およ
   び間欠駆動制御される殺菌剤の供給兼回収用ローラーポ
   ンプを設置し、前記バッファタンクと該ローラーポンプ
   間の前記殺菌剤供給配管に設置した三方切換弁と前記バ
   ッファタンク間に、ポンプ逆転時に前記三方切換弁で切
   り換え連通される回収配管を連設して、前記噴霧ノズル
   に制御弁付き噴霧用圧気供給配管を連設したことを特徴
   とする殺菌剤噴霧装置。