JPH02241938A - 車両の制御装置 - Google Patents

車両の制御装置

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JPH02241938A
JPH02241938A JP1063181A JP6318189A JPH02241938A JP H02241938 A JPH02241938 A JP H02241938A JP 1063181 A JP1063181 A JP 1063181A JP 6318189 A JP6318189 A JP 6318189A JP H02241938 A JPH02241938 A JP H02241938A
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JP
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torque
control
engine
engine output
mode
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Application number
JP1063181A
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English (en)
Inventor
Yoshitaka Tawara
田原 良隆
Tokuichi Matsumoto
松本 徳一
Masaaki Oda
小田 政明
Manabu Hirozawa
廣澤 学
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mazda Motor Corp
Original Assignee
Mazda Motor Corp
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Publication date
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  • Control Of Charge By Means Of Generators (AREA)
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、エンジンの過渡時にトルクの助勢を行なう手
段とアクセル操作量とは独立してエンジン出力を制御す
る手段とを備えた車両の制御装置に関するものである。
〔従来の技術〕
従来、発電状態とモータ状態とに切換可能な電気装置等
によりエンジンに対して正または負のトルクを与えるこ
とができるようにしたものは種々知られている。例えば
、特公昭61−54949号公報には、クランク軸に取
付けられた回転界磁極と、これを励磁するフィールドコ
イルと、エンジン本体に固定されたステータコアおよび
これに巻かれた三相のステータコイルとで装置本体を構
成するとともに、上記フィールドコイルに対する通電を
制御する回路と上記ステータコイルに対する通電を制御
する回路とを設け、エンジン始動時にはフィールドコイ
ルおよびステータコイルに電流を流してトルクを発生さ
せることによりスタータ(モータ状態)として使用し、
始動後はステータコイルへの通電を停止して発電機とし
て使用するようにした装置が開示されている。
また、このような電気装置をエンジン過度時にトルクの
助勢のために作動させるようにしたものも種々知られ、
例えば加速時にモータ状態として正のトルクを与えるこ
とにより加速性を高めるようにしたもの等が知られてい
る。
一方、スロットル弁等のエンジン出力調整手段を電気的
に制御可能としておいて、車両の特定走行時にアクセル
操作量とは独立してエンジン出力を制御するようなエン
ジン出力制御手段も一般に知られている。例えば、定速
走行指定スイッチにより定速走行が指定されたときに、
実車速と設定車速との比較に基づき、フィードバック制
御によりそのときの車速を維持するようにスロットル弁
等のエンジン出力調整手段を制御するようなオートクル
ーズ制御を行なうもの、あるいは、雪道等で駆動輪がス
リップする状態となったときに、フィードバック制御に
よりスリップを抑制するようにエンジン出力を制御する
ようなトラクション制御を行なうもの等がある。
〔発明が解決しようとする課題〕
上記のような過渡時のトルク助勢を行なう手段と、オー
トクルーズ等の制御を行なうエンジン出力制御手段とを
併備した場合に、オートクルーズ等のエンジン出力制御
中にトルク助勢を行なう手段が作動することがあり、こ
のようなときにエンジン出力制御に悪影響を及ぼすおそ
れがある。
すなわち、上記のトルク助勢を行なう手段は、例えばス
ロットル弁が所定値以上の速度で開いてエンジン出力が
高められる加速相当時に、電気装置をモータ状態とする
ことによって正のトルクをエンジンに対して付与するが
、エンジン出力別■手段例えばオートクルーズ制御手段
の作動中に、車速の低下に応じてエンジン出力を高める
ようにスロットル開度等が制御されたときは加速時と同
じような状態となり、トルク助勢を行なう手段が作動す
ることがある。このとき、電気装置がモータ状態に切換
わるとそのトルクに応じた電力消費により、発電機状態
のときと比べてバッテリ電圧が低下し、一方、一般にオ
ートクルーズ制御手段は、発電が行なわれている通常の
走行状態で作動されるように設計されていて電圧低下時
の作動は保障されていないので、上記電気装置の切換わ
りによってバッテリ電圧が大きく低下すると、オートク
ルーズ制御手段が作動不能となってその制御が不意に停
止されてしまう可能性がある。またオートクルーズ制御
が停止されなかったとしても、電気IAIによるトルク
助勢が行なわれるとそのトルク助勢分がオートクルーズ
制御によるエンジントルクの変動に上乗せされるので、
制御のオーバシュートが生じて走行安定性が損われる。
エンジン出力制御手段としてトラクション制御手段が用
いられる場合にも同様の問題がある。
本発明はこのような事情に鑑み、エンジン出力制御手段
によるアクセル操作量とは独立したエンジン出力の制御
中に、トルクの助勢を行なう手段の作動によってエンジ
ン出力制御手段の作動に支障をきたしたり制御のオーバ
シュートが生じたりすることを防止し、安定した111
10を行なうことができる車両の制御装置を提供するも
のである。
〔課題を解決するための手段〕
本発明は上記のような目的を達成するため、第1図に示
すように、エンジンに対して正または負のトルクを与え
るトルク付与手段aと、エンジン出力の変動によって運
転状態が変化する過渡時に相当する状態となったときに
上記トルク付与手段aを作動させてトルクの助勢を行な
うトルク助勢制御手段すとを備える一方、車両の特定走
行時にアクセル操作量とは独立してエンジン出力を制御
するエンジン出力制御手段Cを備えた車両において、上
記エンジン出力制御手段Cによってアクセル操作量とは
独立したエンジン出力の制御が行なわれているときにこ
れを判定する判定手段dと、この判定手段dによる判定
に応じて上記トルク助勢手段すによるトルク助勢制御を
制限するトルク助勢制限手段eとを設けたものである。
〔作用〕
上記の構成によると、上記エンジン出力制御手段Cによ
るアクセル操作量とは独立したエンジン出力の制御中に
過渡時と同等の状態となったとき、トルク助勢i、II
御手段すの作動によるトルク変動やバッテリ電圧の変動
が抑制されることとなる。
〔実施例〕
本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
第2図はエンジンの制御装置全体の概略を示し、この図
において、1はエンジン、2はエンジン1の出力軸にク
ラッチを介して接続された変速機、3はトルク付与手段
を構成する電気装置である。
この電気装置3は、後に詳述するように、フィールドコ
ア31、フィールドコイル32、ボールコア33a、3
3b、ステータコア34、ステータコイル35等からな
る本体30と、この本体30に電気的に接続された主回
路部4および界磁コントローラ5により構成されている
。そして、この電気装[3がコントロールユニット(E
CU)6により制御されて発電機とモータとに使い分け
られるようになっている。
上記コントロールユニット6および主回路部4は、イグ
ニッションスイッチ7aおよびスタータスイッチ7bを
含むキースイッチ7とリレー8とが組込まれた回路を介
し、バッテリ9に接続されている。
また、エンジン1の吸気通路11には、エンジン出力調
整手段としてのスロットル弁12が設けられている。こ
のスロットル弁12はスロットル制御モータ13により
作動されてその開度が変えられるようになっている。そ
してこのスロットル弁12の開度も上記コントロールユ
ニット6により制御され、つまりスロットル制御モータ
13に対する通電が制御されることによってスロットル
開度が制御されるようになっている。上記コントロール
ユニット6には、エンジンのクランク角の基準位置を検
出する基準位置センサ14および1CA (CAはクラ
ンク角・を意味する)毎のクランク角変化を検出する角
度センサ15からの各信号が増幅器16を介して入力さ
れるとともに、上記スロットル弁12の開度を検出する
スロットル開度センサ17、アクセル開度(アクセルペ
ダル踏込みit)を検出するアクセルセンサ18、車速
を検出する車速センサ19、クラッチの断続を検出する
クラッチスイッチ20および変速機のニュートラル状態
を検出するニュートラルスイッチ21からの各信号も入
力されている。さらに、運転席に設けられて運転者によ
り操作される定速走行指定用のセットスイッチ22およ
び指定解除用のリセットスイッチ23からの各信号、ブ
レーキの作動を検出するブレーキスイッチ24からの信
号もそれぞれコントロールユニット6に入力されている
第3図は上記電気装置本体30の構造の具体例を示して
いる。この図において、エンジンの出力軸1aに取付け
られたフライホイール36の外周縁部には等間隔の爪部
を有するボールコア33aが設けられ、このボールコア
33aにこれと同数の爪部を有するもう一方のボールコ
ア33bが非磁性体を介して結合され、これらボールコ
ア33a、33bにより回転界磁極が構成されている。
ボールコア33a、33bの径方向内側には、これを励
磁するためのフィールドコイル32が配置され、このフ
ィールドコイル32は、エンジン本体1bに固定された
フィールドコア31に取付けられている。また、ボール
コア33a、33bの径方向外側には、支持枠を介して
エンジン本体1bに固定されたステータコア34がボー
ルコア33a、33bに対向するように配置され、この
ステータコア34に、三相(LJ、V、W相)の分布巻
にしたステータコイル35が取付けられている。
この電気装置本体30は、フィールドコイル32に電流
が流されると、ボールコア33a、33bが励磁されて
S極とN極とが交互に並ぶ状態となり、この状態でステ
ータコイル35に、ボールコア33a、33bによる磁
界に対してπ/2の位相差をもった磁界を生じさせるよ
うに制御された電流が流されたときにモータとして働き
、また、ステータコイル35への通電が切られたときに
はボールコア33a、33bの回転に伴ってステータコ
イル35に誘導起′R流が発生することにより発電機(
オルタネータ)として働く。
第4図は電気装置3の主回路部4I3よび界磁コントロ
ーラ5の回路構成を示し、上記主回路部4はインバータ
4aおよび昇圧チョッパ4bを含んでいる。
上記インバータ4aは6個のトランジスタ(FET)4
08〜40fと6個のダイオード41a〜41fとを有
し、トランジスタ40aと40b、同40Cと40d、
同40eと4Ofがそれぞれ対となってこれら3対が互
いに並列に昇圧チョッパ4bを介してバッテリ9に接続
されるとともに、8対のトランジスタ間が電気装置本体
3のステータコイルのU、V、W各相端子に接続され、
かつ、各トランジスタ40a〜40fと各々並列にダイ
オード41a〜41fが接続されている。そして、電気
装[13がモータとして使用されるときは、ゲートアン
プ42,43.44に与えられる信号(LJl、L12
.Vl、V2.Wl、W2>に応L;たゲート電圧によ
り、トランジスタ40a〜40fの導通状態が制御され
、U、V、W各相のステータ電流が制御される。一方、
発電機として使用されるときは、上記各トランジスタ4
08〜40fが非導通に保たれ、ステータに生じる誘導
起電流がダイオード41a〜41fで整流されてバッテ
リ9に充電されるようになっている。
上記昇圧チョッパ4bは、一対のトランジスタ(FET
)45a、45bと、その各々と並列に接続されたダイ
オード46a、46bを有し、−対のトランジスタ45
a、45b間がリアクトル47を介してバッテリ9に接
続されており、ざらに昇圧チョッパ4bには平滑コンデ
ンサ4Bが接続されている。そして、電気装置3がモー
タとして使用されるときに、ゲートアンプ49に与えら
れる信号(C1,C2)に応じたゲート電圧によりトラ
ンジスタ45a、45bの導通状態が制御されることに
より、バッテリ電圧が所定電圧VC(例えば33■)に
まで昇圧されるようになっている。
上記各ゲートアンプ42〜44.49は入力がLレベル
のとき通電される。
また、界磁コントローラ5は、電気装置本体30のフィ
ールドコイル32に接続されるトランジスタ51および
ダイオード52と、トランジスタ51のベースに接続さ
れたベースアンプ53とを備え、ベースアンプ53に与
えられる信号(F)に応じてフィールド電流をコントロ
ールするようになっている。上記ベースアンプ53は入
力がHレベルのとき通電される。
第5図はコントロールユニット6の内部構成を示してい
る。このコントロールユニット6は、CPtJ61と、
メモリとしてのROM62およびRAM63と、各種入
力を処理するための波形整形器64、ディジタルバッフ
アー65、入力ポートロ6、アナログバッファー67お
よびA/D変換器68と、時刻計測用のフリーランニン
グカウンタ(FRC)69と、第1乃至第7のプログラ
ムタイマ(PTM1〜PTM7タイマ)71〜77と、
出力ポードア8.79と、出力バッファ−80と、D/
A変換器81およびモータコントローラ82とを備えて
いる。
基準位置センサ14、角度センサ15および車速センサ
19からの各信号は上記波形整形器64により整形され
、その基準位置信号G、角度信号NEおよび車速信号v
SSはそれぞれインタラブド信号としてCPtJ61に
送られる。第6図に示すように、上記基準位置信号Gは
4サイクルエンジンの1サイクルである720°CA毎
に、例えば特定気筒のATDC9,5°CAで与えられ
、また上記角度信号NEは1°CA毎に与えられるよう
になっている。車速信号■SSは、例えばプロペラシャ
フトの1/4回転毎に与えられる。
スタータスイッチ7b1クラツチスイツチ20、ニュー
トラルスイッチ21、セットスイッチ22、リセットス
イッチ23およびブレーキスイッチ24からディジタル
バッフ?−65を経た8信@ST、CU、NT、SE、
RE、8には入力ポートロ6によって入力される。また
スロットル開度センサ17の出力(スロットル開度TA
の検出値)、アクセルセンサ18の出力(アクセル開度
TAの検出値)、昇圧チョッパ4bの昇圧電圧VCおよ
びバッテリ電圧■8はアナログバッファー67を経てA
/D変換器68によりディジタル信号に変換され、入力
される。上記スロットル間度センサ17の出力はモータ
コントローラ82にも送られる。
上記主回路部4のインバータ4aを制御する信号(Ll
l、U2.Vl、V2.Wl、W2)は、PTM1〜P
TM6タイマ71〜76から出力バッファ−80を介し
て出力される。これらのタイマ71〜76は、そのゲー
トが出力ポードア8のP2ボートに接続され、第7図の
ように、P2ボートの信号が「0」から「1」に切換ね
ったときに出力がLレベルに切換わって、セットされた
時tall(ACxn)だけLレベルを保ち、上記イン
バータ4aの各トランジスタ40a〜40fに対してゲ
ートアンプ42〜44を通電状態とする。主回路部4の
昇圧チョッパ4bを制御する信号(C1゜C2>は、P
 T M−7タイマ77および出力ポードア9のP5ボ
ートから出力バツファ−80を介して出力される。上記
タイマ77は、そのゲートが出力ポードア8のP4ボー
トに接続され、第8図のように、P4ボートの信号がr
OJから「1」に切換わったときに出力がLレベルに切
換わって、セットされた時間(1msxDc>だけLレ
ベルを保ち、昇圧チョッパ4bのゲートアンプ49を通
電状態とする。界磁コントローラ5を制御する信号(F
)は、出力ポードア8のP1ボートから出力バッファ−
81を介して出力される。
スロットル制御モータ13を制御する信号はモータコン
トローラ82から出力され、このモータコントローラ8
2は、アナログ的に、スロットル開度センサ17の出力
とCPU61で設定されてD/A変換@81でアナログ
値に変換された目標値との差に応じた制御信号をスロッ
トル制御モータ13に出力することにより、スロットル
開度を目lIIとするようにスロットル制御モータをコ
ントロールする構成となっている。
上記コントロールユニット6は、ブOグラムに従って例
えば後述のフローチャートに示す制御を行なうことによ
り、第1図中に示したトルク助勢制御手段C1判定手段
dおよびトルク助勢制限手段eとしての機能を果すよう
に構成されている。
第9図乃至第12図は上記のようなハード構成の装置に
よる制御の具体例を、フローチャートで示している。こ
のフローチャートに示す例では、電気装@3に対する制
御として、エンジン始動時に上記電気装置3をスタータ
として用い、また、加速時には電気Ii@3をモータ状
態として正の駆動トルクを付与する加速アシスト制御を
行ない、減速時には電気装置3を発電機状態としてとく
に大きな吸収トルク(負のトルク)を付与する減速アシ
スト制御を行ない、低回転低負荷等の所定運転状態では
エンジンのトルク変動に対してこれを抑制するように電
気装置3を周期的にモータ状態と発電機状態とに切換え
るトルクリップル制御を行なうようにし、これらの場合
以外は電気!i@3を通常の発N機として用いるように
している。−方、スロットル弁12の制御によるエンジ
ン出力の制御として、オートクルーズ(低速走行)が指
定されたときにはアクセル操作置とは独立して車両に応
じたフィードバック制御を行ない、オートクルーズ時以
外はアクセル開度に応じたtIl制御とを行なうように
している。そしてオートクルーズ制御中は、トルク助勢
手段としての制御に相当する上記加速アシスト制御およ
び減速アシストtillIIlを制限するようにしてい
る。この具体例を以下に説明する。なお、フローチャー
トに示した具体例は6気筒エンジンを対象としたもので
ある。
バック ラ ン゛ルーチン 第9図(a)(b)に示す一連のバックグラウンドルー
チンにおいては、スタートすると先ずステップS1でシ
ステムのイニシャライズを行なう。
この際、出力ボートにおけるPl、P2.P4ボートを
「0」、P5ボートを「1」とする。次にステップS2
で、後述のインタラブドルーチンで求められたTDC周
期TTからエンジン回転数Nenを[Nen−20/T
TIと計算し、ステップS3、S4でスロットル開度T
Aおよびスタータスイッチ信号STを入力する。
続いてステップ85.86でエンジン始動中かどうかを
調べ、始動中である場合は後述のようにステップ37.
88で始動用のモードセットおよびトルク設定を行なう
。エンジン始動中でなげれば、後述のようにステップ8
9〜844で、エンジンの運転状態、駆動力伝達状態等
の判別およびオートクルーズ制御中かどうかの判別に基
づき、加速アシスト制御を行なうべき状態の場合と、減
速アシスト制御を行なうべき状態の場合と、トルクリッ
プル制御を行なうべき状態の場合と、その他の場合とで
、それぞれに応じたモードセットおよびトルク設定等の
処理を行なう。
これら各種場合に応じた処理に続いては、後述のように
、ステップ845〜857で昇圧チミッパ制御等の処理
を行ない、さらにステップ858〜869でオートクル
ーズ判定等の処理を行なう。
それからステップS2に戻る。
上記のステップ85.86においてスタータスイッチ7
bがオンでかつエンジン低回転(N en<400rl
)m)であると判定したときは、エンジン始動中である
。この場合は、ステップS7でモードフラグF mod
eを「0」とすることによってモードをスタータにセッ
トするとともに、ステップS8で制御トルクCTをエン
ジン始動用のfilIcTSに設定し、それからステッ
プ845以降の処理に移る。
なお、上記モードフラグl” modeは「0」がスタ
ータモード、「1」がトルクリップル制御モード、「2
」が発電機モード、「3」が加速アシスト制御モード、
「4」が減速アシスト制御モードを示す。
ステップS5またはステップ$6の判定がNOとなるエ
ンジン始動後は、ステップ$9〜312で、今回のスロ
ットル開度TAと前回のスロットル開度TABとの差に
よるスロットル開度変化率ΔTAの計算、前回スロット
ル開度の更新、クラッチスイッチ信号CUおよびニュー
トラルスイッチ信号NTの入力を行なう。そして加速ア
シスト制御開始条件を調べるため、スロットル開度変化
率ΔTAが基準値より大か否かにより加速操作状態に相
当する状態か否かを調べるが、この際、ステップ813
でのオートクルーズ制御フラグl”asCが「1」か否
かの判定に応じてステップ814゜15で、スロットル
開度変化率ΔTAについての加速操作相当状態の判定基
準値をオートクルーズ制御中(Fasc−1)は非オー
トクルーズ制御時(Fasc−0)より高くして加速ア
シスト制御[1lll1始条件を制限する。例えば非オ
ートクルーズ制御時は上記判定基準値を0.2%とする
が、オートクルーズ制御中は上記判定基準値を0.4%
とする。ステップ814またはステップ815での判定
がYESとなる加速操作相当状態のときは、ステップ8
16.S17でクラッチ断か否かの判定およびニュート
ラルか否かの判定によりエンジンから車輪側へ駆動力が
伝達されている状態かどうかを調べる。
加速操作相当状態であって駆動力伝達状B(ステップS
16.S17の判定がNo)のときは、ステップ818
でモードフラグl” modeが「3」か否か、つまり
既に加速アシスト制御モードとなっているか否かを調べ
る。ステップ818の判定がNoのときは、加速アシス
ト制御開始のための初期設定として、ステップ819で
加速アシスト制御時間を決める加速アシストタイマTM
AをTMAOの値に初期化し、ステップS20でモード
を加速アシスト制御にセット(1” mode −3)
する。
さらにステップ821〜23で、A S C1lll 
’aミツラグ ascの判別に基づき、非オートクルー
ズ制御時には制御トルクCTを通常の加速アシスト制御
に適した所定の正の値CTAに設定するが、オートクル
ーズ中は制御トルクCTを上記l1cTAより小さな値
CT A ascに設定し、制御トルクを制限する。そ
れから、ステップ845以降の処理に移る。
加速アシスト制御モードへ移行してからの加速操作中や
加速操作後は、駆動力伝達状態にある場合に、所定の加
速アシスト制御時間が経過するまで加速アシスト制御状
態を維持するようにするため、上記ステップ818で既
に加速アシスト制御モードになっていると判定したとき
、あるいは加速操作後にステップ824.825で駆動
力伝達状態(クラッチ断でもニュートラルでもない状態
)と判定するとともにステップ826で加速アシスト制
御モード(F mode−3)と判定したときは。
ステップ827.828で加速アシストタイマTMAを
ディクリメントしてこのタイマTMAがOより大か否か
を調べる。そして、ステップ828での判定がYESと
なる加速アシスト制御時間中は、モードフラグl” m
odeおよび制御トルクCTを上記の加速アシスト制御
開始時に設定した値に保ったまま、ステップS45以降
の処理に移る。
なお、ステップ828で加速アシスト制御時間が経過し
たことを判定した場合は加速アシスト制御を停止し、ま
たステップS16.S17あるいはステップ824.8
25で駆動力非伝達状態にあることを判定した場合も、
エンジン回転数の過度の上昇を避けるため加速アシスト
制御は行なわないようにし、これらの場合は、次に説明
する減速アシスト制御条件判定の処理に以降する。
バックグラウンドルーチンにおける  アシストの  
 よ    シスト   の処理加速アシスト制御を行
なわない場合は、減速アシスト制御条件判定のための処
理として、ステップ829〜832での各判定に基づき
、スロットル全開であること(ステップ829の判定が
YES)と、駆動力伝達状態にあること(ステップ83
0.831の判定がNo>と、エンジン回転数Nenが
減速アシスト制御領域判定用基準値(例えば1500r
pm)以上であること(ステップS32の判定がYES
)の各条件が成立したかどうかを調べる。これらの減速
アシスト制御条件が成立した場合は、さらにステップ8
33でオートクルーズ制御中(Fasc−1)か否かを
調べる。
そして、上記減速アシスト条件が成立しているとともに
非オートクルーズ制御時である場合は、ステップ834
でモードを減速アシスト制御にセット(F mode−
4)するとともに、ステップS35で制御トルクCTを
減速アシスト制御用の所定の負の値(吸収トルク)CT
Dにセットする。
さらに、上記制御トルクCTの値に応じて後述のインタ
ラブドルーチンで求められるデユーティTDFに相当す
る時間だけフィールド電流を流すフィールド電流制御処
理として、ステップ836でフィールド電流を通!!(
Pボートを「1」)とした模、ステップ837〜839
で、現在時刻TB1を読込んで前回時刻TB2からの経
過時間を調べ、後述の第2インタラブドルーチンで求め
られたTDF時間が経過(TBl−TB2≧TDF)し
た時にフィールド電流をカット(P1ボートを「O」)
する。それからステップS45以降の処理に移る。
なお、ステップ829〜832で減速アシスト条件が不
成立であることを判定したときは減速アシスト制御を行
なわず、また、ステップ833でオートクルーズ制御中
であることを判定したときも減速アシスト制御を禁止し
、これらの場合は次に説明するトルクリップル制御条件
判定の処理に移行する。
バラ  − ン゛ルーチンにお るトル リッル制御 
 およびトルクリップル   の処理加速アシスト制御
および減速アシスト制御を行なわない場合は、トルクリ
ップル制御条件判定のための処理として、ステップ84
0,841でスロットル開度TAが所定値(例えば30
%)より低開度か否かの判定およびエンジン回転数Ne
nが所定II<例えば200Orpm)より低回転か否
かの判定を行なう。そしてこれらの判定がYESとなる
低スロットル開度低回転時には、ステップ842でモー
ドをトルクリップル制御にセット(F mode −1
)する。さらにステップ843で、後述の第2インタラ
ブドルーチンにおいて求められる制御トルクCTの値に
よって発電機状1(CT≦0)かモータ状L!I(CT
>0)がを調べ、発電機状態のときは、前記のステップ
836〜s39によるフィールド電流の制御を行なって
からステップ845以降の処理に移り、モータ状態のと
きはそのままステップ845以降の処理に移る。
エンジン始動後であって加速アシスト制御、減速アシス
ト制御、トルクリップル制御のいずれをも行なわないと
き、つまりステップ340.841の判定がNoのとき
は、ステップ844でモードを発電機にセット(Fmo
de −2) L/、それからステップ845以降の処
理に移る。
上記の各場合に応じた処理に続いてステップ845.8
46では、バックグラウンドルーチンを1ms毎に繰返
すようにするため、FRC69から読込んだ現在時刻T
B1と前回時刻TB2との差を調べて1ms経過するま
で持つ。それから、ステップS47で前回時刻TB2を
更新する。続いてステップ848で、電気装置制御のモ
ードを示すモードフラグF modeがrOJ、r3J
のいずれかであるか、それ以外であるかを判定し、モー
ドフラグl” modeがrOJ、r3J以外であれば
、さらにステップ849でモードフラグl” mode
がr1]、r2J、r4Jのうちのいずれであるかを調
べ、モードフラグF modeが「1」であれば、さら
にステップ850で制御トルクCTが正か否かを判定す
る。
ステップ848でスタータモード(Fmode −0)
もしくは加速アシスト制御モード(Fmode−3)で
あると判定した場合は、昇圧チョッパ4bを作動させて
昇圧電圧VCを設定値(33V)とするため、ステップ
851〜854で昇圧電圧VCが設定値と比べて小か大
か等しいかに応じて昇圧チョッパ制御用デユーティDC
を一定値ΔDCだけ増加もしくは減少またはそのままと
し、ステップ855.856でPTM7タイマに[DC
x1mS]をセットするとともに昇圧チョッパ4bの作
動(P4ボートのrOJ rIJ信号切替)を行なわせ
る。それからステップ858以降の処理に移る。トルク
リップル制御モード(F mode −1>の場合にお
いてステップS50で制御トルクCTがOより大である
と判定したときも同様とする。
ステップ849で発電機モード(F mode −2)
であると判定した場合は、ステップ857で昇圧チョッ
パ4bの作動を停止してから、ステップS58以降の処
理に移る。また、また、減速アシスト制御モード(Fm
ode −4)の場合と、トルクリップル制御モードの
場合において制御トルクCTがOより小であるときとに
ついては、後述のインタラブドルーチンで昇圧チミッパ
4bの作動の停止を行なうので、ステップ849または
ステップ850からそのままステップ858以降の処理
に移る。
バック − ン゛に  る −  ルーの処理 上記の昇圧チョッパ制御等の処理に続いてステップ85
8〜S60では、ブレーキスイッチ信号BK、オートク
ルーズ用のセットスイッチ信号SEおよびリセットスイ
ッチ信号REを入力する。
続いてステップS・61〜863でニュートラルか否か
、クラッチ断か否か、ブレーキ中か否かの各判定を行な
う。ステップ861〜S63の各判定がNOの場合は、
ステップ864で既にASC制御フラグF aSCが「
1」となっているか否かを判定し、このステップ864
の判定がNOの場合はステップ865でセットスイッチ
22がONか否かを判定し、ステップ864の判定がY
ESの場合はステップ866でリセットスイッチ23が
ONか否かを判定する。
これらの判定に基づき、駆動力伝達状態であってブレー
キ中でない場合に、セットスイッチ22がONとなった
とき、ステップ867でASC制御フラグF ascを
「1」にセットするとともにステップ868で現車速v
Sを目標車速■SOにセットし、その後リセットスイッ
チ23がONとなるまではこの状態を維持し、リセット
スイッチ23がONとなったとき、ステップS69でA
SC制御フラグF ascを「0」にリセットする。ま
た、駆動力伝達状態でない場合やブレーキ中である場合
はA S CII制御フラグF ascをrOJk:I
Jtットする。
このような処理を行なってから、ステップ$2に戻る。
1イン ラ  ルーチ゛ 第10図に示す第1インタラブドルーチンは、基準位置
信号G毎にスタートし、ステップS70で角度信号のカ
ウンタCNEをクリアしてリターンする。
ン ラブドルーチン 第11図に示す第2インタラブドルーチンは角度信号N
E (1°CA)毎にスタートし、先ずステップ871
でFRC69から角度信号NEの割込時刻TNE1を読
込み、ステップ872で今回の割込時刻TNE1と前回
の割込時刻TNE3との差によって角度信号NEの周期
ΔTを計算し、ステップ873で前回の割込時刻TNE
3を更新する。続いてステップ874でカウンタCNE
の値を調べることによって120°OA経過か否かを調
べる。
この判定に基づき、120°CAおきの各気筒のATD
CIO°CA毎に、ステップS75で今回割込時刻TN
EIと前回ATOC10°CAの割込時刻TNE2との
差によりTDC周期TTを計算し、ステップ876で前
回ATDC10’ CAの割込時刻TNE2を更新する
。それからステップ877に移る。ステップ874での
判定がNOのときはそのままステップS77に移る。
ステップ877では角度信号NEのカウンタCNEをカ
ウントアツプする。次に、ステップ878で、モードフ
ラグl” ll0deが「1」か「2」かそれ以外かを
調べ、モードフラグl” modeが「1」、「2」以
外であればステップ879で減速アシスト制御モード(
F mode −4)か否かを調べる。
ステップ879の判定がNoの場合、つまりスタータモ
ード(Fmode −0)もしくは加速アシスト制御モ
ード(Fmode−3)の場合は、ステップS80でフ
ィールド電流を通電状態(P1ボートを[1])に保つ
とともに、ステップ881で、カウンタCNEの値とバ
ックグラウンドルーチンのステップS8またはステップ
822もしくはステップ823でセットした制御トルク
CTの値とに応じ、電気袋M3のインバータ4aにおけ
る各相の通電角度(AACxn)をマツプから計算する
そしてステップS82で通電角fiAADxnを通電時
間ACxnに変換(A CXn−A A CxnxΔT
)L、ステップ883で各通電時間ACxnをPTN1
〜PTM6タイマにセットし、ステップ884でインバ
ータ4aを再始動(P2ボートのrOJ  rlJ信号
切換)してから、リターンする。
ステップ878でトルクリップル制all(Fmode
−1〉であることを判定した場合は、ステップS85で
クランク角(カウンタCNEの1ifl)に応じてテー
ブルから制御トルクCTを計算する。この場合の制御ト
ルクCTは、エンジンのトルク変動を抑制するような所
定の特性で正の値と負の値とにわたって周期的に変動す
るように、予めクランク角に対応づけて設定され、テー
ブルとして記憶されている。そしてこのテーブルから計
算された制御トルクCTに基づき、ステップ886でモ
ータ状態(CT>O)か発電機状態かを調べ、モータ状
態であればステップ880〜884の処理を行ない、発
電機状態であれば、ステップ887で昇圧チョッパ4b
の作動を停止するとともに、ステップ888で吸収トル
クに相当する制御トルクCTの値に応じてテーブルから
フィールドコイルのデユーティ(1ms中の通電時間)
TDFを計算し、それからリターンする。
ステップ879で減速アシスト制御モード(Fmode
 −4)であることを判定した場合は、上記のステップ
887.88をへてリターンする。
また、ステップ878で発電機モード(F abode
−2)であることを判定した場合は、ステップ889〜
S91で、バッテリ電圧VBが基準値(14,7V)よ
り大か小か等しいかに応じてフィールド電流をカット(
P1ボートを[O])、通電(P1ボートを[1])ま
たはそのままの状態としてからリターンする。
ンターブトルーチン 第12図に示す第3インタラブドルーチンは、車速セン
サ19の1パルス毎にスタートし、先ずステップ892
で車速信号割込時刻TVS1を読込み、ステップ893
〜895で今回の車速信号割込時刻TVS1と前回の車
速信号割込時刻TVS2との差による車速信号周期TV
Sの計算、前回の車速信号割込時刻TVS2の更新、上
記車速信号周期TVSに基づく車速VSの計算を順次行
なう。
続いてステップ896で、A S CIIl till
フラグFaSCが1か否かによりオートクルーズ制御中
か否かを調べる。そして、オートクルーズ制御中でなけ
ればステップ897でASC補正スロットル開度θCを
rOJにクリアするが、オートクルーズ制御中である場
合は、ステップ898で、前記のステップ868におい
てセットされた目標車速■SOと現車速VSとの差に一
定の係数CASCを乗じた値だけ、ASC補正スロット
ル間度θCを変化させる。
次に、ステップ899でアクセル開度AAを入力し、ス
テップ5100で上記アクセル開度AAに応じてテーブ
ルから基本スロットル開度θBを計算し、ステップ51
01で上記基本スロットル開度θBとASC補正スロッ
トル開度θCとを加えることによって目標スロットル開
度θTを求める。そしてステップ5102で、上記目標
スロットル開度θTをD/A変換器81を介してモータ
コントローラ82に出力してから、リターンする。
の      に 上記のフローチャートに示した具体例によると、上記電
気装W13が、スタータとしての使用および通常の発電
機としての使用のほかに、加速時等にエンジンに対して
トルクを与えるトルク付与手段として使用される。つま
り、駆動力伝達状態においてスロットル開度がある程度
以上の変化率で増大する加速操作相当状態となってから
の加速アシスト制御時間中は、バックグラウンドルーチ
ンのステップ820〜823および第2インタラブドル
ーチンのステップ880−884の処理により、電気装
置3がモータ状態となるように制御されて正のトルクが
エンジンに与えられ、加速性が高められる。また、所定
の減速運転状態では、バックグラウンドルーチンのステ
ップ834〜839および第2インタラブドルーチンの
ステップS87゜888の処理により、電気装置3が発
電機状態でとくに大きな負のトルクを生じる状態に制御
され、減速性が高められる。低負荷低回転の運転領域で
は、バックグラウンドルーチンのステップ842゜84
3とステップ836〜839および第2インタラブドル
ーチンの処理により、エンジンのクランク角に応じて周
期的に発電機状態によるトルク吸収、モータ状態による
トルク供給が行なわれ、エンジンのトルク変動が抑制さ
れる。
一方、エンジン出力の制御として、バックグラウンドル
ーチンのステップ858〜S69と第3インタうブトル
ーチンの処理により、オートクルーズ時以外はASC補
正スロットル開度θCがクリアされてアクセル開度AA
に応じたスロットル開度の制御が行なわれるが、オート
クルーズ時には、目標車速VSOと現車速■Sとの差に
応じてASC補正スロットル1jflr!LθCが増減
され、目標スロットル開度θTが変化することにより、
現車速vSが目標車速■Soとなるようにエンジン出力
が制御される。
特にこのようなオートクルーズ制御中には、上記電気装
置3による加速アシスト制御等が制限されることにより
、オートクルーズ制御が適正に、かつ安定良く行なわれ
る。
つまり、オートクルーズ制御中に、車速か低くなるとA
SC補正スロットル間度θCが増加してスロットル開度
が大きくされ、そのスロットル開度変化がある程度以上
大きいときは加速操作時と同等の状態となって上記加速
アシスト制御が行なわれる。このときに、電気装@3が
モータ状態に切換ねるに伴ってバッテリ電圧が低下し、
制御トルクCTが大きければバッテリ電圧の低下度合も
大きくなり、オートクルーズ制御系統の最低作動電圧を
下回ってオートクルーズ制御が働かなくなる可能性があ
る。また、オートクルーズIII IIIが行なわれた
としても、第13図中の二点鎖線のように、車速低下に
応じたフィードバック制御によるトルク増加に加速アシ
スト制御による電気装置3からのトルクが上乗せされ、
車速が過度に上昇するオーバシュートが生じ易くなる。
これに対して当実施例では、ステップS15およびステ
ップS23の処理(第1図中のトルク助勢制限手段eに
相当する処理)により、オートクルーズ制御中は加速ア
シスト制御開始条件を制限するとともに加速アシスト制
御時の制御トルクCTを小さな!I CT A asc
に制限している。従って、バッテリ電圧の低下が抑制さ
れてオートクルーズ制御に支障をきたさず、かつ、第1
3図中の実線のように、オートクルーズ中の過度のトル
ク変動が抑制され、車速の上昇が適度に調整される。
さらに当実施例ではオートクルーズ制御中に減速アシス
ト制御を禁止しているので、オートクルーズ制御中に減
速相当状態となったときの過度のトルク変動も防止され
る。
なお、オートクルーズ制御中のトルク助勢の制限として
は、加速アシスト制御を禁止するようにしてもよい。ま
た上記実施例では、オートクルーズ制御制御中に電気装
置113によるトルク助勢を制限しているが、このほか
に、車輪のスリップ状態に応じてエンジン出力を制御す
るトラクション制御を行なう場合にも、トラクション制
御中は加速アシスト制御等のトルク助勢を禁止もしくは
抑制することにより、トラクション制御が適正に、かつ
安定良く行なわれる。
〔発明の効果〕
以上のように本発明は、オートクルーズ制御、トラクシ
ョン制御等を行なうエンジン出力制御手段によってアク
セル操作量とは独立したエンジン出力の制御が行なわれ
ているときに、トルク助勢11tlt1手段の作動を制
限するようにしているため、上記のアクセル操作量とは
独立したエンジン出力の制御中に、トルク助勢制御手段
の作動によるバッテリ電圧の変動によってエンジン出力
111WJ手段の作動に支障をきたしたりトルク変動が
過大となったりすることを防止し、エンジン出力制御手
段による制御を適正に行なわせて走行安定性を確保する
ことができるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の構成説明図、第2図は本発明の実施例
の全体構造概略図、第3図は電気@置本体の構造を示す
一部切欠斜視図、第4図は電気装置における主回路部お
よび界磁コントローラの回路図、第5図はコントロール
ユニットのブロック図、第6図乃至第8図はコントロー
ルユニットにおける各種信号についてのタイミングチャ
ート、第9図(a>(b)乃至第12図は制御の具体例
を示すフローチャート、第13図は制御の具体例による
場合の作用説明図である。 1・・・エンジン、3・・・電気装置、6・・・コント
ロールユニット、12・・・スロットル弁、13・・・
スロットル制御モータ、a・・・トルク付与手段、b・
・・トルク助勢制御手段、C・・・エンジン出力制御手
段、d・・・判定手段、e・・・トルク助勢制限手段。 第1図 特許出願人      マ ツ ダ 株式会社代 理 
人      弁理士  小谷 悦司同       
 弁理士  長1) 正向        弁理士  
伊膝 孝夫第12図 第 図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、エンジンに対して正または負のトルクを与えるトル
    ク付与手段と、エンジン出力の変動によって運転状態が
    変化する過渡時に相当する状態となったときに上記トル
    ク付与手段を作動させてトルクの助勢を行なうトルク助
    勢制御手段とを備える一方、車両の特定走行時にアクセ
    ル操作量とは独立してエンジン出力を制御するエンジン
    出力制御手段を備えた車両において、上記エンジン出力
    制御手段によってアクセル操作量とは独立したエンジン
    出力の制御が行なわれているときにこれを判定する判定
    手段と、この判定手段による判定に応じて上記トルク助
    勢手段によるトルク助勢制御を制限するトルク助勢制限
    手段とを設けたことを特徴とする車両の制御装置。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2000069665A1 (fr) * 1999-05-12 2000-11-23 Hitachi, Ltd. Dispositif de commande de fonctionnement d'un vehicule et vehicule correspondant
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JP2013189134A (ja) * 2012-03-14 2013-09-26 Nissan Motor Co Ltd 車両の駆動装置
JP2017202778A (ja) * 2016-05-12 2017-11-16 株式会社デンソー 回転電機の制御装置

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