JPH0224008A

JPH0224008A - 締めつけチャック用早取りかえ装置

Info

Publication number: JPH0224008A
Application number: JP63245839A
Authority: JP
Inventors: Hermann Blessing; ヘルマン　ブレッスイング
Original assignee: FA WILHELM BLESSING
Current assignee: FA WILHELM BLESSING
Priority date: 1988-07-11
Filing date: 1988-09-29
Publication date: 1990-01-26
Also published as: EP0350516A1; DE3876622D1; EP0350516B1; US4863324A

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】本発明は中空円筒形回転スピンドル用の締めつけチャッ
クの早取りかえ装置に関し、それは、チャックを締めつ
けるためにスピンドル内で移動する係止ブツシュと、そ
の係止ブツシュを通って伸長し、連結装置を介して締め
つけピストンに接続する調整杆と、前記係止ブツシュと
調整杆との間を移動し、さらにばねによって閉鎖位置へ
移動し、前記連結装置のためのばねの反発力に逆って外
圧をかけることにより開放位置へ動かされる制御ブツシ
ュとで成る。

前述の型の早取りかえ装置は本件出願人の発案によるＤ
Ｅ−ＰＳ３５４０３６７に説明されており、その場合、
係止ブツシュはフランジ及びチャックの締めつけから離
れてスピンドル内へ引き込まれ、それによって、スピン
ドルに接続した締めつけ用チャックを取り外す必要がな
い。この引っ込み動作と同時に、締めつけ用ピストン杆
と油圧駆動型調整杆との間の機械的連結もゆるみ、クラ
ンプの把持力を駆動させることができる。この連結装置
は調整杆の前端に取付けられた締めつけスリーブを包囲
し、その周囲には一連の通孔が配設され、直径が締めつ
けスリーブの壁の厚みより大きいようなローリング部材
が各通孔内へ半径方向へ向って配置されている。連結を
行わせるためには締めつけスリーブの外側にある制御ブ
ツシュにより、ローリング部材を、通孔のベルトを通っ
て内方へ押しやる。その時、ローリング部材は締めつけ
ピストン杆に接続した接合部材の周囲溝に嵌合し、この
ようにして、それらの部材は、締めっけシリンダー、及
び調整杆によりかけられる転方向の駆動力を締めっけチ
ャックへ伝達することができる。

係止ブツシュが内方へ移動する間、それに取付られたキ
ャリヤは、連結した駆動位置において、制御ブツシュに
沿ってばねにより前もって引っばりがかけられることに
なり、制御ブツシュに位置する周囲溝が、ターンオフス
ペースのようなローリング部材とは反対側に位置づけら
れることになる地点まで、前記キャリヤは引っばりがか
けられ、ここで、前述の連結装置が持ち上げられる。

締めつけピストン杆が締めっけスリーブから前方へ向っ
て引っばられる時、ローリング部材が外方へ押圧されて
、制御ブツシュの溝へ押入されることにより、連結結合
は終わる。従来の設計には種々の欠点がある。なぜなら
、連結部材として作用する比較的小さなローリング部材
、即ちプリズム部材によって、負荷の伝達中に高い圧力
が表面にかかるので、締めつけスリーブ内のガイドが締
めつけピストン杆にある受入れ溝を閉鎖し、かつまた、
操作中、比較的早期に制御ブツシュの割当てられた駆動
表面を閉鎖する。この事は、一部は連結部材が締めっけ
スリーブの中に包含され、そして締めつけピストン杆の
受入れ溝に嵌合するように、はんの一部だけ、それらの
ガイドから半径方向で内方へ突出するという事実に帰因
する。これは、締めつけチャックを取り外したのち、連
結部材が締めつけスリーブから落下するためである。

それはたとえ故障が少いとしても、連結部材に横方向の
突起が取付られた形をした所を修理するには、それが溝
やスロット内の連結部材の半径方向の調整通路を制限す
ることになり、いづれにしても複雑で高い費用を要する
。

そこで本発明の目的は、設計が丈夫かつ簡単で、締めつ
けチャックの頻繁な取りかえに耐えることができ、従っ
て寿命が長く、しかも締めっけチャックの取りかえに要
するリセット時間を最短時間に減らすことができるよう
な、前述の型の締めっけチャックの早取りかえ装置を提
供することである。

この目的は本発明に従って、次のように構成することに
より達成される。即ち、１）、調整杆の端部で周囲溝に
軸方向に取付られた複数の連結部材を有する連結装置と
、その自由端は、締めっけピストン杆の周囲溝に嵌合す
るため半径方向で内方へ突出した突起を支持しており、
それらの突起は、引込み把持動作及び膨大動作を行うた
めに内部先端辺縁により調整杆の周囲に支持されている
事と、２）、係止ブツシュの内側にあって、外側から連
結部材に重なり、内側に環状カムを有する制御ブツシュ
と、内側環状カムの各々は、連結部材の一端又は他端の
上にあって、制御ブツシュの閉鎖位置と開放位置にあり
、それをその閉鎖状態、即ち膨大状態に保持する事と、
３）、前記制御ブツシュを閉鎖位置へ強制的に移動させ
る装置として、間接的、或いは直接的に設計された係止
ブツシュとによって達成される。

この構造体において、内向き突起を備え、連結装置に属
するシェル形連結部材は、同じ重さで結合するので、調
整杆の動きは、チャックの締めっけジョーの駆動部へ、
強制的に伝達される。その連結作用は、制御ブツシュを
強制的に移動させる装置によって行われ、また離脱も行
われる。確実に作動する駆動装置もまた、限定信号を出
し、この信号は操作上の信頼度を上げるように容易にモ
ニターされる。

これらの特徴はまた、この早取りかえ装置を計画的大量
生産式、プログラム制御式、又はいわゆる“融通性”の
ある製造を行う設備で使用する場合にも、適切なものと
し、このような製造方式では、時間に制限が加えられる
だけで、費用のかかる長期の保管は生じない。この種の
製造は、大型の連続生産方式ではなくて、同一機械で個
々の部品を製造するやり方であり、そのためにこの早取
りかえ装置は自動制御によるチャックの交換を保証し、
その結果、把持力による作業も確実なものとなる。構造
上の重要な簡素化は、スピンドルの内部平均容量の低下
と共に、シェル形連結部材を使用することによって達成
され、このシェル形連結部材は、グリッパ−に似た締め
つけピストン杆の周囲溝内で、すばやく結合するので、
シェル形連結部材の横断面へ、またそれらの平らな突起
装置への引っばり力の伝達は調整杆及び締めつけピスト
ン杆の周囲溝内で分配される。

これとは対照的に、前述した先行技術においては、ロー
ラ一部材によって表面に高圧が作用するが、また、締め
つけスリーブは調整杆に接続し、これはローリング部材
を案内し、さらに、締めつけピストン杆の接合部材の上
を周囲方向へ、外から締めつけられねばならない。締め
つけ力を適切に伝達させるには、十分な数の連結部材を
必要とするが、これを充足させる可能性のある部分は、
締めつけスリーブの十分に大きな周囲、即ち直径と、締
めつけピストン杆の周囲溝とである。

本発明による早取りかえ装置のもうひとつの基本的な特
徴において、制御ブツシュをその閉鎖位置へ移動させる
ために係止ブツシュの駆動方向は、チャックの締めつけ
のために係止バーを駆動する駆動方向と一致する。従来
の技術では、クランプロックの釈放だけが締めつけ力を
駆動させるために行う連結の離脱と一致しているだけで
あり、連結装置は、ばね力を使ってローリング部材上へ
、制御箱を移動させることによって、締めつけチャック
の締めつけ中に連結が行われる。従って、本発明によれ
ば、制御ブツシュのために、両方の移動方向へ、歯車装
置が備えられ、この歯車装置は誤った駆動を行うことは
ない。本発明の加圧ばねは、連結が閉じた状態で、チャ
ックの締めつけジョーを駆動させるため調整杆が前後へ
移動する時でさえ、前もって引っばりをかけることによ
り閉鎖位置で、連結装置を閉鎖、即ち結合させるために
、制御ブツシュを強制的に移動状態に常に保持するとい
う作用を有する。

本発明の好ましい形において、係止ブツシュの駆動方向
は、係止バーを外し、チャックの締めつけをゆるめるた
めに、スピンドルの自由端へ向けられ、係止ブツシュの
前端は加圧ディスクを支持し、この加圧ディスクは締め
つけチャックを強制的に押圧するが、係止ブツシュの動
きが止まると、締めつけチャックをスピンドルフランジ
から離反させ、チャックの締めつけが釈放される。この
事は、スピンドルフランジから締めつけチャックを釈放
する特別の分離装置を不必要なものとする。なぜなら、
締めつけチャックは、そのチャックの締めつけが開く時
、スピンドルフランジから自動的に釈放されるからであ
る。この特徴はチャックの自動取りかえが行われる時、
特に重要である。たとえこの早取りかえ装置がチャック
の手動取りかえを著しく迅速かつ容易にすることができ
たとしても、上記特徴は重要である。

本発明のもうひとつの特徴において調整杆のまわりに駆
動管が装着され、これは、加圧ばねの作用に逆って連結
装置を開き、チャックの締めつけをゆるめるために、制
御ブツシュの動きと同時に、それと同じ方向へ係止ブツ
シュを移動させる。

係止ブツシュを両方向へ移動させるために、それは駆動
管まで伸長し、２個の外側ストップ間の部分に、内側肩
部を備え、その両ストップ間に、間隙が形成され、その
サイズは開放位置と閉鎖位置との間で、制御ブツシュの
通路に等しいか、それ以上である。

もうひとつの効果的な特徴は、連結部材が常に軸方向に
位置づけられ、調整杆の周囲溝に、それらの後方突起が
形成されており、さらに、この連結部材はシェル形の設
計をなし、前部摺動外面を備え、この外面は、閉鎖した
連結装置と共に、制御ブツシュの前部環状カムのために
軸方向の案内を形成する。従来のローリング部材、即ち
プリズムの場合よりもっと強い力が、そのようなりラン
プ状連結部材の助力によって伝達される。

本発明のもう一つの特徴において、中心調整杆は圧縮空
気チャンネルを有し、このチャンネルは、一方では、圧
縮空気のパルスにより連結装置をきれいに保ち、他方で
は、スピンドルフランジやチャックの所で、チャックや
被加工部材のためにシステムの点検を行い、そこから自
動遠隔指示やモニターをすることができるようにするた
めに、連結装置、及び／又はチャックへ通じている。

本発明のその他の特徴や効果は、本発明に従った早取り
かえ装置の実施例の説明、及び図面から明らかとなるで
あろう。個々の特徴、特に請求項の特徴は本発明をそれ
自体で、或いは他の結合体の形で実施可能とする。

上皇及び請求項に示される“前部”後方”後部”という
用語は、スピンドルフランジとチャックとを“前部”に
位置づけてそこに停止させ、スピンドルの左端部で図面
に示される締めつけシリンダー、又は係止駆動シリンダ
ーが“後部”に位置することによって、説明を簡単にす
るために使用される。

ねじ（１８）により機械の回転スピンドル（１０）の端
部フランジ（１２）には、アダプタ一部材（１４）が取
付られ、そのアダプタ一部材（１４）はフランジ上の環
状肩部（１６）の上に重なり、それによって締めつけチ
ャック（２０）のためのスピンドルの支持ベースが広が
る。

アダプタ一部材（１４）の内側でその周囲に半径方向に
向いた係止バー（２２）が均等に分配して配置され、そ
れらの係止バー（２２）は、半径方向へのガイドチャン
ネル（２４）内を引っこみ位置と伸長位置との間を移動
する。第３．４図に示すその伸長位置において、係止バ
ー（２２）は、チャック（２０）と共にボルト締めされ
たアダプタ一部材（２６）の適応楔面に当接して位置し
、それによってチャックはスピンドルフランジ又はその
アダプタ一部材（１４）へ向って向けられ、それらは締
めつけ状態で係止される。

各係止バー（２２）のベースには、底部へ向って開いた
傾斜スライド溝（２８）が位置し、そのために、前記係
止バー（２２）は、適切な横断面（例えば、ありほぞの
形）を備えた係止ブツシュ（３２）のガイドリブ（３０
）上を摺動する。そのガイドリブ（３０）は係止ブツシ
ュ（３２）の前部肉厚部分から加工され、それらの前端
及び周囲へ向って上方へ上昇し、係止バー（２２）が係
止ブツシュ（３２）の後方への動きにより、その伸長位
置に達する、及び／又はその位置へ戻ることを示す。

組立て易くするために区分設計となっている係止ブツシ
ュ（３２）は、スピンドル（１０）の中心孔内な後方へ
向って伸長し、内側肩部（７６）は、駆動管（３４）の
２個のストップ（７８）と（８０）間の間隔内へ伸長す
る。駆動管（３４）は後端が環状係止ピストン（３６）
に接続し、その環状係止ピストン（３６）は圧力により
環状係止シリンダー（３８）内を移動する。第１図には
、係止シリンダーがその前端位置で示され、係止バー（
２２）は、係止ブツシュ（３２）の助力により係止シリ
ンダー内へ引っこむ。第３．４図において、係止ブツシ
ュ（３２）は引っこみ位置にあり、その位置で、前記係
止ブツシュは、伸長係止バー（２２）を介して締めつけ
チャックを把持する。

その後端がシリンダー（４０）内で移動する締めつけピ
ストン（４２）に接続している調整杆（４４）は、環状
ピストン（３６）と駆動管（３４）とを通って伸長する
。締めつけピストン（４２）と調整杆（４４）は締めつ
けピストン杆（７０）の締めつけ力を駆動させるために
使用され、係止ブツシュ（３２）の前端で中心孔（８６
）内に入れられたチャックの締めつけジョーを移動させ
、締めつけチャック（２０）は装着状態にある。

連結装置のシェル形連結部材（５０）は、調整杆（４４
）の前端で周囲溝（４８）に軸方向に配置され、前記調
整杆は区分の設計を有し、組立ての理由からボルト締め
されている。周囲溝（４８）はキャップねじ（４６）を
備え、その軸は調整杆（４４）の中心ねじ孔内にねじ係
合する。調整杆（４４）を通って圧縮空気チャンネル（
８４）が伸長し、そのチャンネルはまた、キャップねじ
（４６）を通って通過し、処理等からのスライバーは、
例えば圧縮空気のパルスによりカプリングから吹きとば
される。自動遠隔指示によるシステムのチエツクは、圧
縮空気ラインが平らに通じていることにより、モニタリ
ングの目的でチャック内で行われる。

１つの実施の形で調整杆（４４）の周囲全体のまわりに
位置する連結部材（５０）は、３個のシェル形カーブク
ランプで成り、これらのクランプは、それが内側先端辺
縁（５２）によりねじ（４６）のヘッドの周囲で傾斜す
る時、第１図の開放位置と第３．４図の閉鎖位置との間
で傾斜する。

各連係部材は放射方向で内向きにとがっている前部突起
（６０）と、周囲溝（４８）に適合する後部の突起（６
２）を有する。第１図に示すように連結装置が開いてい
る場合、連結部材（５０）は制御ブツシュ（５８）の後
方環状カム（６８）によって開放した把持状態に保持さ
れ、その位置で、前部自由端に位置する突起（６０）は
、キャップねじ（４６）の直径に少くとも対応する直径
まで開く。

締めつけピストン杆（７０）が停止ブツシュ（３２）の
中心孔（８６）を通って挿入され、調整杆（４４）と連
結する場合、停止ブツシュ（３２）に沿って位置する制
御ブツシュ（５８）は、第１図に示す早取りかえ装置の
操作状態に従って前部から最も遠くに位置する端部位置
で移動する。停止ピストン（３６）は、その右端位置に
位置する時、ここで駆動杆（３４）をも移動させ、この
駆動杆（３４）は端部分が伸長すること、制御ブツシュ
（５８）に隣接して位置し、そしてそれをそのストップ
（８８）から調整杆（４４）まで、ばね（５６）の力に
逆らって持ち上げる。ばね（５６）は後ろ向きになった
調整杆（４４）のストップ（５４）に支持され、その他
端が制御ブツシュ（５８）の反対の内面（５９）に逆ら
って押圧する。連結装置に関連して言えば、制御ブツシ
ュ（５８）は、本発明により早取りかえ装置の設計と機
能にとって重要な要素を構成し、しかもそれは、製造と
組立てを容易にするために区分して設計され、図示のよ
うにボルト締めがなされている。半径方向で内方にとび
出した前部環状カム（６６）と後部環状カム（６８）と
の間の制御ブツシュ（５８）には、縦窪部が位置し、こ
れは環状カムの傾斜したストップ面によって制限され、
その長さは連結部材（５０）の全長より著しく短い。こ
の長さの差があるために、制御ブツシュの縦窪部内に完
全に適合することのない連結部材（５０）は、片方の環
状カム（６６）、又は他方の環状カム（６８）により一
方向へ、又は他方へ傾斜し、第一図に示すような開放位
置となったり、第３．４図に示すような連結装置の閉鎖
位置となる。図示してはいないけれども連結部材の摩擦
を小さくし、開閉運動を滑らかにするために、傾斜面や
丸味のある摺動面は環状カム（６６）（６８）のストッ
プの傾斜のためのものであることは言うまでもない。

スピンドルフランジ上に、新しい締めつけチャックが置
かれたのち、連結部材（５０）の前部突起（６０）は、
締めつけピストン杆（７０）の周囲溝（７２）との把持
状結合状態となり、連結部材の後部突起（６２）は調整
杆の周辺溝（４８）に位置づけられた状態にある。この
連結手順は、係止シリンダー（３６）及び駆動管（３４
）を使って第１図の開放位置から係止ブツシュ（３２）
を引っばることにより、制御ブツシュ（５８）の助力に
よって強制的に行われ、係止バー（２２）は外側へ振動
し、係止ブツシュ（３２）の内側肩部（８２）は制御ブ
ツシュ（５８）を連結装置をこえて左方へ移動させる。

前部環状カム（６６）の傾斜面はここで、連結部材（５
０）の前端に当接して作動し、その部材の傾斜運動を強
める。

連結を閉鎖させる制御ブツシュ（５８）の動きはまた、
駆動管が第１図の位置から第３図の位置へ移動するや否
や、ばね（５６）によってのみ開始され、それによって
駆動管（３４）のストップ（７８）は、制御ブツシュ（
５８）の後端が調整杆（４４）のストップ（８８）にす
でに当接して位置する時、係止ブツシュ（３２）を把持
する。

この方法で、締めつけピストン杆（７０）にクラッチ結
合するクランプ状連結装置はすでに閉鎖しており、その
後、チャックが係止バー（２２）の助力によりスピンド
ルフランジ上で締めつけられる。

スピンドルから締めつけチャックを外す場合には、前述
のシーケンスを逆に行う。即ち、係止ピストン（３６）
を第３．４図の位置から駆動管（３４）に沿って右へ移
動させ、ストップ（８０）によって、係止ブツシュ（３
２）を右へ移動させ、半径方向の係止バー（２２）を戻
すことによりチャックの締めつけをゆるめる。制御ブツ
シュ（５８）に引き続き、駆動管（３４）の面を右へ移
動させることによって、制御ブツシュ（５８）は第１図
に示す開放位置へ移動するので、それは調整杆（４４）
に対して相対的に移動し、連結グリッパ−が開き、それ
によって締めつけピストン杆（７０）が外れる。コント
ロールされていないブリテンション（ｐｒｅｔｅｎｓ　
ｉｏｎ　ｉｎｇ）によっては、たとえ、連結を開く方向
へさえも、駆動されることはなく、その機械の操作上の
確実性をモニターする油圧シリンダーに作用する限定信
号によってしか駆動しない、係止バー（２２）と連結部
材（５０）を駆動する時、釈放機能、即ち開放機能のた
めの同期装置は、停止ブツシュ（３２）に取付られた加
圧ディスク（７４）が分解される締めっけチャック（２
０）に触れ、それを静かに押しやる時（第１図の位置に
比較）、少くとも、連結部材・・・・・・・・すでに開
いている・・・・・・・・と締めつけ係止がすでになく
なることを確実にするため手元になければならない。そ
の結果、締めつけチャックはここで、手かフィーダー装
置により容易に取り外すことができるようになる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明に従った早取りかえ装置の工作機械のス
ピンドルの縦断面図であり、連結部材は開いた状態で、
係止バーが引っこんだ状態で示されている。第２図はスピンドルフランジを示す図であって、第３図は第１図の図に類似した早取りかえ装置の断面図
であり、締めつけチャックは把持され連結されている。第４図は第３図に類似した装置の断面図であるが、調整
杆は左へ移動し連結装置を含む。（ｌ　０）（６６；（７８；中空円筒形スピンドル（２０）締めつけチャック停止ブツシュ（２２）停止バー調整杆　　　（４８）周囲溝制御ブツシュ６８）環状カム連結部材ピストン杆肩部８０）外側ストップ

Claims

【特許請求の範囲】１、スピンドル内を移動するチャックの締めつけを駆動
する係止ブッシュ（３２）と、その係止ブッシュ（３２
）を貫通し、連結装置によって締めつけピストン杆（７
０）に接続する調整杆（４４）と、前記係止ブッシュ（
３２）と調整杆（４４）との間を移動し、調整杆上に支
持されるばね（５６）によって閉鎖位置へ移動し、連結
装置用ばねの力に逆って外部からの駆動により開放位置
へ移動する制御ブッシュとで成り、前記連結装置は、調
整杆（４４）の端部で周囲溝（４８）に複数の軸方向へ
固定された連結部材（５０）を有し、その連結部材の自
由端は締めつけピストン杆（７０）の周囲溝に接触する
ため半径方向で内向きに突出した突起（６２）を支持し
、それらの突起は、プライヤ状締め及び膨大運動を行う
ため調整杆（４４）の周囲にある内側傾斜辺縁（５２）
により支持される事と、係止ブッシュ（３２）内に配置
された制御ブッシュ（５８）は外側から連結部材（５０
）に重なり、内側環状カム（６６、６８）を有し、その
片方は制御ブッシュ（５８）の閉鎖位置及び開放位置に
おいて連結部材の一端、又は他端上に位置し、その制御
ブッシュを閉鎖状態、即ち膨大状態に保持し、前記係止
ブッシュ（３２）は制御ブッシュ（５８）を閉鎖位置へ
強制的に移動させる装置として直接、又は間接的に設計
されている事を特徴とする中空円筒形スピンドル（１０
）の締めつけチャック用早取りかえ装置。２、制御ブッシュ（５８）をその閉鎖位置へ強制的に移
動させるように設計された係止ブッシュ（３２）の駆動
方向は、チャックの締めつけのために係止バー（２２）
を駆動する駆動方向に一致することを特徴とする、請求
項１に記載の早取りかえ装置。３、係止バー（２２）を引っこめるための係止ブッシュ
（３２）の駆動方向は、チャックの締めつけをゆるめる
間、スピンドルの自動端へ向って移動し、停止ブッシュ
（３２）の前端は加圧ディスク（７４）を支持し、その
加圧ディスクは圧力を強制的に作用させ、停止ブッシュ
が移動を止めて、チャックの締めつけがゆるんでいる時
には、締めつけチャック（２０）をスピンドルフランジ
から分離させる事を特徴とする、請求項１又は２に記載
の早取りかえ装置。４、スピンドルフランジ（１２）と対面する加圧ばね（
５６）の端部は調整杆（４４）のストップ（５４）に取
付られ、その他端は制御ブッシュ（５８）の肩部（７６
）に隣接していて、それに前もって引っぱりをかけ、連
結装置を閉鎖するようになっていることを特徴とする、
前述の請求項のいづれか１つに記載の早取りかえ装置。５、スピンドルフランジ（１２）又はアダプター部材（
１４）内を放射方向へ案内される係止バーのための係止
ブッシュ（３２）の前端にあるスライドガイド（２８、
３０）は、係止ブッシュ（３２）が前方へ移動する時、
係止バー（２２）が半径方向へ引っこむような具合で傾
斜することを特徴とする、前述の請求項の１つに記載の
早取りかえ装置。６、調整杆のまわりに配置された駆動管（３４）は、チ
ャックの締めるつけをゆるめるために、ばね（５６）の
最初の圧縮の後、連結装置を開くように制御ブッシュの
移動後、同一方向へ停止ブッシュ（３２）を移動させる
ようになっており、さらに制御ブッシュの歯車駆動を行
わせることを特徴とする、前述の請求項のいずれか１つ
に記載の早取りかえ装置。７、前記係止ブッシュ（３２）は２個の外側ストップ（
７８、８０）間で駆動管（３４）と接触し、軸のための
内側カラー（７６）は両方向へ移動し、ストップ（７８
、８０）間の間隙は開放位置と閉鎖位置との間の制御ブ
ッシュ（５８）の通路より大きいことを特徴とする、請
求項６に記載の早取りかえ装置。８、連結部材（５０）の後部突起（６２）は調整杵（４
４）の端部で周囲溝（４８）に常時、軸方向へ位置づけ
られることを特徴とする、前述の請求項のいづれか１つ
に記載の早取りかえ装置。９、調整杵の周囲に分布された連結部材（５０）は、シ
ェル形であって、連結装置が閉鎖した状態で、制御ブッ
シュ（５８）の前部環状カム（６６）に対して前部外側
摺動面（６４）を備えた軸ガイドとして作用することを
特徴とする、前述の請求項のいづれか１つに記載の早取
りかえ装置。１０、キャップねじ（４６）は調整杵（４４）の前端へ
ねじ係合し、そのねじの頭部と、その頭部に隣接した軸
部分とは、調整杵の面と共に、連結部材を軸方向へ位置
づけるために周囲方向の溝を形成することを特徴とする
、前述の請求項のいづれか１つに記載の早取りかえ装置
。１１、係止ブッシュ（３２）はその前端部分に、半径方
向の内側肩部（８２）を有し、この肩部は後向きであっ
て、強制的に移動させる目的で制御ブッシュ（５８）の
前端と反対側に位置することを特徴とする、前述の請求
項のいづれか１つに記載の早取りかえ装置。１２、中心に位置する調整杵（４４）は空気チャンネル
（８４）を有し、このチャンネルは連結装置に通し、さ
らにチャックに通じており、そのチャックは一方では、
圧縮空気のパルスにより、連結装置をきれいに保持する
ために使用され、他方では、特にチャック（２０）又は
フランジ（１２）の所で、自動遠隔指示及びモータリン
グによりチャック、又は被加工部材のためにシステムの
チャック操作を行わせるために使用されることを特徴と
する、前述の請求項のいづれか１つに記載の早取りかえ
装置。