JPH02240012A - 毛髪用ゲル状水性組成物 - Google Patents

毛髪用ゲル状水性組成物

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JPH02240012A
JPH02240012A JP6117889A JP6117889A JPH02240012A JP H02240012 A JPH02240012 A JP H02240012A JP 6117889 A JP6117889 A JP 6117889A JP 6117889 A JP6117889 A JP 6117889A JP H02240012 A JPH02240012 A JP H02240012A
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Akira Fukunishi
福西 彬
Takeshi Yamada
武史 山田
Tsutomu Murata
勉 村田
Yuji Yamaguchi
裕二 山口
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野コ 本発明は毛髪用ゲル状水性組成物に関するものである。
さらに詳し《は、本発明は、毛髪に生じた枝毛をセット
し(集束)且つ毛髪に対しさわやかな感触を付与すると
同時に毛髪の枝毛を防止すのに有用であり、またシャン
プー性にすぐれた毛髪用ゲル状水性組成物に関するもの
である。
[従来の技術コ 従来、毛髪用処理剤としては高分子量シリコーン、低沸
点油およびポリオキシエチレン(Goモル)硬化ヒマシ
油エステルからなるエマルシ四ンかある。
[発明が解決しようとする課題コ しかし従来の毛髪用化粧料を毛髪に付着させた時はまだ
エマルシロン状態であり、セット保持力はない。希釈剤
である低沸点油および水が揮散してはじめてセット保持
力がでるという時間差があり、そのために枝毛を集束す
る効果がでにくい問題点がある。
[課題を解決するための手段コ 本発明者らは、毛ヤにコート(付??)させると直ちに
毛髪に生じている枝毛をセノト(集束)し、且つさわや
かな感触を付与させる組成物について鋭意検討した結果
、本発明に到達した。
すなわち、本発明は、旧.B=5〜9のポリオキンアル
キレン界面活性剤(A)N  HI.B=12以上のボ
リオキシアルキレン界面活性剤(B)、高分子量シリコ
ーン化合物(C)、低分子量シリコーン化合物(D)お
よび水とからなることを特徴とする毛髪用ゲル状水性組
成物である。
本発明において使用するポリオキシアルキレン界面活性
剤としては、分子中にボリオキシアルキレン鎖を有し、
■LB:5〜9の範囲のものおよび12以上のものであ
ればとくに制限されず、種々のものが使用できる。I1
LB:12以上のものはポリオキシアルキレン型非イオ
ン界面活性剤の末端をア二オン化し非イオン性とア二オ
ン性の二つの性質をもった両性界面活性剤も含まれる。
ポリオキシアルキレン界面活性剤においてポリオキシア
ルキレン鎖を構成するオキシアルキレン基としては、オ
キシエチレン,オキシプロピレンおよびこれらの併用(
ランダム型,ブロック型)があげられる。好ましいもの
はオキシエチレン基,オキシエチレン基/オキシプロビ
1/ン基併用(ブロック型)である。
分子中のポリオキシアルキレン鎖の含何mおよびオキシ
アルキレン基の種類および組成は、界面活性剤のI{L
B:5〜9の範囲内および12以上(好ましくは13〜
20)で種々変えられる。
肛Bの決定方法は、Atras社法,川上氏法など種々
知られているが、産業図書株式会社版『界面活性剤便覧
J第313頁に記載されているDavies氏の方法で
示すことができる。
ポリオキシアルキレン界面活性剤としては、r新界面活
性剤』 (堀口博著,昭和50年■θ月IO日,三共出
版発行)612頁に記載されている形のものが使用でき
る。
■LB:5〜9のポリオキシアルキレン界面活性剤(A
)の具体例としては下記のものがあげられる。 (以下
HLBはDay jes法で計算した。)(A−1)ポ
リオキシアルキレンアルキルエーテル型非イオン界面活
性剤; アルコール(炭素数8〜30,直鎖および/ま
たは分岐状,天然および/または合成アルコール)のオ
キシアルキレン化物、たとえばポリオキシエチレン(2
0)ステアリルエーテル,ポリオキシエチレン(20)
オキシプロピレン<1)オレイルエーテルなど。 [上
記および以下において()内はモル数を示すコ (A−2)ポリオキシアルキレンアリールエーテル型非
イオン界面活性剤; フェノール類[単環フェノール(
芳香族1個有するフェノール)たとえばフェノール,ア
ルキル基を1個または複数個存するフェノール,多価フ
ェノール,多環フェノール(芳香環を2個以上有するフ
ェノール)たとえばフェニルフェノール,クミルフェノ
ール,ペンジルフェノール,ハイドロキノンモノフェニ
ルエーテル,ナフトール.ペンジルナフトール, ビス
フェノール,単環フェノールまたは多環フェノールなど
とスチレン類(スチレン,α−メチルスチレンなど)1
〜20モルとの反応生成物(スチレン化フェノール類と
いう)コのオキシアルキル化物、たとえばボリオキシエ
チレン(4)ノニルフェニルエーテル,ポリオキシエチ
レン(15)オキシブロビ)/ン(2)へブタクミルフ
ェニルエーテル,ポリオキシェチ1/ン(25 )ポリ
オキシプロピレン(2)スチレン化(3)クミルフェニ
ルエーテルなど。
(▲−3)ポリオキシアルキレンカルボン酸エステル型
非イオン界面活性剤; ポリオキシアルキレンアルコー
ル(ポリアルキ1ノンポリオール,ポリオキシアルキレ
ンアルキルエーテル,ポリオキシアルキレンアリールエ
ーテルなど)とカルボン酸(低級または高級脂肪酸,ポ
リカルボン酸,芳香族カルボン酸など)とのエステルた
とえばポリオキシエチレン(7)オレイン酸モノエステ
ル,ポリオキシエチ1/ン(20)オレイン酸ジエステ
ル,ポリオキシエチレン(IE)オキシプロビI/ン(
1)ノニルフェニルエーテルの酢酸エステル,ポリオキ
シエチレン(7)トリベンジルフェニルエーテルと(無
水)マレイン酸とのジエステルなど。
(A−4)ポリオキシエチレンポリオキシブロビレン型
非イオン界面活性剤; ポリオキシプロピレンポリオー
ル(ポリプロピレングリコール,ポリオキシプロピレン
トリオーノレ,ポリオキシプロビレンアルキレンジアミ
ンなど)のオキシエチル化物、たとえばプルロニツク型
非イオン活性剤{ニューポールPE−Gl,PE−71
 [三洋化成工業(株)製コなど}など。
(A−5)ポリオキシアルキレン多価アルコール脂肪酸
エステル;多価アルコール(グリセリン, トリメチロ
ールプロパン,ペンタエリスリトール,ソルビタン,ソ
ルビトール,シー糖など)と脂肪酸とのエステル、たと
えばポリオキシエチレン《9》モノオレイン酸グリセラ
イド,ポリオキシエチレン(9)オキシプロピレン(3
)ステアリン酸ぺ冫タエリスリトールエステル,ポリオ
キシエチレン(6)トリオレイン酸ソノレビタンエステ
ルなど。
これらのIILB:5〜Bのポリオキシアルキレン界面
活性剤(A)の内で好ましいものは、ポリオキシアルキ
レンアルキルエーテル型非イオン活性剤である。
これらの界面活性剤(A)は単独または二種以上を混合
して用いてもよい。
本発明において使用される[lLB:12以上のポリオ
キシアルキレン界面活性剤(B)の具体例としてはボリ
オキシアルキレン型非イオン界面活性剤(B+)tdよ
びアニオン基を有するポリオキシアルキレン型界面活性
剤(B2)があげられる。
ポリオキシアルキレン型非イオン界面活性剤(B,)の
具体例としては下記のものがあげられる。
(Bl−1)ポリオキシアルキレンアルキルエーテル型
非イオン界面活性剤;アルコール(CS〜C3@、直鎖
および/または分岐吠、天然および/または合成アルコ
ール)のオキシアルキル化物、たとえばポリオキシエチ
レン(5G)ステアリルエーテル,ポリオキシエチレン
(50)オキシプロピレン(1)オレイルエーテルなど
(Bビ2)ftlJオキシアノレキレンアリーノレエー
テノレ型非イオン活性剤;フェノール類[単環フェノー
ル(芳香環1個育するフェノール)たとえばフェノール
,アルキル基を1個または複数個存するフェノール,多
価フェノール;多環フェノール(芳香環を2個以上有す
るフェノール)たとえばフエニルフェノール,クミルフ
ェノール,ペンジルフェノール,ハイドロキノンモノフ
エニルエーテル,ナフトール,ペンジルナフトール,ビ
スフェノール;単環フェノールまたは多環フェノールな
どとスチレン類(スチレン,α−メチルスチレンなど)
1〜20モルとの反応生成物(スチレン化フェノール類
という)などコのオキシアルキル化物たとえばポリオキ
シエチレン(20)ノニルフエニルエーテル、ポリオキ
シエチレン(40)ノニルフエ二ルエーテル,ポリオキ
シエチレン(50)オキシプロピレン(5)−0−ベン
ジルーβナフチルエーテル,ポリオキシエチレン(45
)オキシブロビレン(3)へブタクミルフエニルエーテ
ル,ポリオキシエチレン(5G)ポリオキシプロピレン
(3)スチレン化(3)クミルフエニルエーテルなど。
(B+−3)ポリオキシアルキレンカルボン酸エステル
型非イオン界面活性剤;ポリオキシアルキレンアノレコ
ーノレ(ポリアノレキレンポリオーノレ,ポリオキシア
ルキレンアルキルエーテル,ポリオキシアルキレンアリ
ールエーテルなど)とカルボン酸(低級または高級脂肪
酸,ポリカルボン酸,芳香族カルボン酸など)とのエス
テル、たとえばポリオキシエチレン(43)オレイン酸
モノエステノレ,ポリオキシエチレン(65)オレイン
酸ジエステル,ボリオキシエチレン(40)オキシプロ
ピレン(3)ランダム付加ノニルフェニルエーテルの酢
酸エステル,ポリオキシエチレン(10)一一クレゾー
ルエーテノレとトリメリット酸とのトリエステル,ポリ
オキシエチレン(3G)ジベンジルフェニルエーテルと
(無水)マレイン酸とのジエステルなどの不飽和二塩基
酸エステル型非イオン界面活性剤など。
(B+−4)ポリオキシエチレンポリオキシプロピレン
型非イオン界面活性剤;ポリオキシプロピレンポリオー
ル(ポリプロピレングリコール,ポリオキシプロピレン
トリオール,ポリオキシブロビレンアルキレンジアミン
など)のオキシエチル化物、たとえばプルロツク型非イ
オン界面活性剤{ニューポールPE−88 ,PE−7
8[三洋化成工業(株)製]など}(B+−5)ポリオ
キシアルキ1/ン多価アルコール脂肪酸エステル;多価
アルコール(グリセリン, トリメチローノレプロパン
、ペンタエリスリトール,ソルビタン,ソルビトール,
シロ糖など)と脂肪酸とのエステル、たとえばポリオキ
シエチレン(40)モノオ1ノイン酸グリセライド.ポ
リオキシエチレン(50)オキシプロピレン(3)大豆
油脂肪酸ペンタエリスリトールエステル,ポリオキシエ
チレン(40)!−リオレイン酸ソルビタンエステルな
ど。
上記ポリオキシアルキレン型非イオン界面活性剤は、通
常の方法たとえば触媒(アルカリ触媒など)の存在下に
常圧、好ましくは加圧下に通常10G−190℃の温度
でアルコール、フェノール類、カルボン酸などの活性水
素含有化合物にアルキレンオキサイドを付加することに
より製造できる。エステル型活性剤の場合はアルキレン
オキサイド付加後にエステル化してもよい。
アニオン性基を有するポリオキシアルキレン型界面活性
剤は、上記非イオン界面活性剤をア二オン化したもので
ある。アニオン化は非イオン界面活性剤の水酸基,芳香
族基,不飽和基などの硫酸化.スルホン化, リン酸化
により行うことができる。上記アニオン化は通常の方法
で行うことができ、たとえば硫酸化またはスルホン化は
非イオン界面活性剤にクロルスルホン酸,無水硫酸,ス
ルファミン酸などを反応せしめて得られたスルホン酸,
硫酸エステルまたはそれらを塩I&(アルカリ金属、水
酸化物、炭酸塩、有機アミンなど)にて中和することに
よって、不飽和二塩基酸エステル型非イオン界面活性剤
の場合は、酸性亜硫酸ソーダなどでスルホン化すること
によって、リン酸エステル化はリン酸化剤(五酸化リン
,三塩化リン,オキシ塩化リンなど)を反応せしめ上記
塩基にて中和することによって行われる。
アニオン基を何するポリオキシアルキレン型界面活性剤
(B2)の具体例としては下記のものがあげられる。
(B2− 1 )ポリオキシアノレキレンアルキノレエ
ーテノレ硫酸エステル塩;ポリオキシエチレン(3)ラ
ウリルエーテル硫酸エステルナトリウム塩、ポリオキシ
エチレン(5)ステアリルエーテル硫酸エステルトリエ
タノールアミン塩など。
(Bz−2)ポリオキシアルキレンアルキルフェニルエ
ーテル硫酸エステル塩; ポリオキシエチレン(4)ノ
ニルフェニルエーテル硫酸エステルナトリウム塩、ポリ
オキシエチレン(4G)ノニルフェニルエーテル硫酸エ
ステルナトリウム塩丁jヒ,(B2−3)ボリオキシア
ルキレンポリオール脂肪酸部分エステルの硫酸化物; 
ポリオキシエチレン(lO)ステアリン酸エステル硫酸
エステルカリウム塩、ポリオキシエチレン(30)ラウ
リン酸エステル硫酸エステルナトリウム塩など。
(B2−4)ポリオキシアルキレンアルキルフェニルエ
ーテルスルホン酸塩; ボリオキシエチレン(5)スル
ホン酸ナトリウム塩、ポリオキシエチレン(I5)スル
ホン酸カリウム塩など。
(B*−5)ポリオキシアルキレンアルキルエーテルリ
ン酸エステル塩;ボリオキシエチレン(5)リン酸エス
テルナトリウム塩、ポリオキシエチレン(20)リン酸
エステルトリエタノールアミン塩など。
(B2−6)ホリオキシアルキレンアルキルフェニルエ
ーテルリン酸エステル塩; ポリオキシエチレン(2)
ノニルフェ二ルエーテルリン酸エステルナトリウム塩、
ポリオキシエチレン(7)ノニルフェニルエーテルリン
酸エステルカリウム塩など。
上記塩としては、アルカリ金属(Na.K)塩,アンモ
ニウム塩.アミン(アルカノールアミンなど)塩が含ま
れる。上記アニオン基を有するポリオキシアルキレン型
界面活性剤の具体例としては、フランス特許14271
.33号明細書, ドイツ特許1589403号公告明
細書に記載のものがあげられる。
これらのロLB:I2以上のポリオキシアルキレン界面
活性剤(B)の内、好ましいものは、ポリオキシアルキ
レンアルキルエーテル型非イオン界面活性剤,ポリオキ
シアルキI/ンアルキルエーテル硫酸エステル塩.ポリ
オキシアルキI/ンアリールエーテル型非イオン界面活
性剤,ポリオキシアルキレンアリールエーテル硫酸エス
テル塩.ポリオキシアルキレン多価アルコール脂肪酸エ
ステルおよびポリオキシアルキレン多価アルコール脂肪
酸エステル硫酸エステル塩である。これらの界面活性剤
(B)は単独または二種以上を混合して用いてもよい。
本発明の毛髪用ゲル軟水性組成物において!ILB:5
〜9のポリオキシアルキレン界面活性剤,  IILB
:12以上のポリオキシアルキレン界面活性剤のそれぞ
れ単独では所望のゲル状水性組成物が得られない。
11LB=5〜9のポリオキシアルキレン界面活性剤に
おいて[lLBが5未溝、あるいは9を越えると所望の
ゲル状水性組成物は得られない。
HLB:12以上のポリオキシアルキレン界面活性剤に
おいて、HLBが12未満では所望のゲル状水性組成物
が得られない。
本発明において使用する高分子量シリコーン化合物(C
)としては、平均分子量が0.5万〜400万の範囲内
でシリコー47の主鎖が硅素一←st−o−st→の分
子構造を存する任意の化合物を用いることができる。例
えば一般式(1) (式中、Rlはメチル基または水酸基%  R2はメチ
ル基またはフェニル基、nは100〜20 . 000
の整数である)で示されるものがあげられ、常温で柔軟
な弾性を示す物質である。一般式(1)において複数個
のRI、Raは同一でも異なっていてもよい。
高分子量シリコーン化合物(C)の具体例としては、ポ
リジメチルシロキサン(平均分子i 120万),ポリ
メチルーフェニルシロキサン(平均分子m 183万)
,末端シラノールポリジメチルシロキサン(平均分子f
i 100万).末端シラノールポリジフエニルシロキ
サン(平均分子9 190万)および末端ジフェニルシ
ラノ−ルポリジメチルジフェニルシロキサン(平均分子
量100万)などがあげられる。
本発明において使用される低分子量シリコーン化合物(
D)としては平均分子量が134以上5000未満の範
囲内でシリコーンの主鎖が硅素+−Sl−0−Sl÷の
分子構造を有する任意の化合物を用いることができる。
例えば一般式(2) (式中、nはOおよび1−=[iの整数である)で示さ
れる鎖状ボリジメチルシロキサンおよび、一般式((式
中、mは3〜7の整数である)で示される環状ポリジメ
チルシロキサンをあげることができる。
低分子量シリコーン化合物(D)の具体例としては次の
ものがあげられる。
低分子量鎖状シリコーン化合物としては、ヘキサメチル
ジシロキサン,オクタメチルシロキサン,ドデカメチル
ベンタシロキサン,テトラデカメチルヘキサシロキサン
.ヘキサデカメチルヘブタシロキサン,オクタデ力メチ
ルオクタシロキサンなどがあげられる。好ましいものは
、ヘキサメチルジシロキサンおよびオクタメチルトリシ
ロキサンである。
低分子量環状シリコーン化合物としては、ヘキサメチル
シクロトリシロキサン,オクタメチルシク口テトラシロ
キサン,デカメチルシクロペンタシロキサン, ドデカ
メチルシクロヘキサシロキサンなどがあげられる。好ま
しいものは、オクタメチノレシク口テトラシロキサンで
ある。
本発明の毛髪用ゲル状水性組成物は、HLB:5〜9の
ポリオキシアルキレン界面活性剤(A),  HLB=
12以上のポリオキシアルキレン界面活性剤(B),高
分子量シリコーン化合物(C),低分子量シリコーン化
合物(D)および水から通常構成されている。
該組成物の処方の一例を組成物の重全に基づいて示せば
通常(A)が2〜lO%,(B)が2〜lO%,(C)
がt−is%、(D)が65〜80%および水7〜15
%である(A)および(B)がそれぞれ2%未満の場合
、本発明のゲル状水性組成物とならない。それぞれが1
0%を越える場合は毛髪に対するさわやかな触感に欠け
る。
(C)が1、%未溝の場合、毛髪の枝毛をセット(集束
)する効果に乏しい。また15%を越える場合はもはや
セット効果は平衡に達し不経済であるばかりか毛髪に対
し所望するさわやかな触感が得られない。
(D)が65%未溝およぴ80%を越える場合は本発明
のゲル状水性組成物が得られない。
水が79A未溝の場合は本発明のゲル状水性組成物が得
られない。また15%を越えるとゲル状とならずエマル
シタントナル。
(▲)と(B)の重量比率は通常3:7〜14である。
本発明の毛髪用ゲル状水性組成物の製造方法についてそ
の一例を述べる。プラネタリミキサーに(^).CB)
,(C)および(D)を仕込み、21)〜50℃の温度
下で均一に混合する。水を徐々に注加し混練りするとゲ
ル状の水性組成物を得る。
本発明のゲル状水性組成物において、組成物の粘度を調
整するためにメタノール.エタノール,イソブロパノー
ル,ブタノールなどの低級アルコール、エチレングリコ
ーノレ,ブロビレングリコール,ジエチレングリコール
,ジプロピレングリコール, トリメチレングリコール
などの多価アルコールなどを添加してもよい。また、必
要により他の成分、たとえば2・B−ジーtert−ブ
チルーp−クレゾール,2・2−メチレンービス−(4
−メチル−8−tert−プチルフェノール)などの酸
化防止剤、ペンゾフェノン−3などの紫外線吸収剤、高
級脂肪酸アルコール,ワセリン,パラフィン油、脂肪酸
などの平滑補助剤、パントテン酸,コレステリンなどの
養毛剤および香料などを混合することができる。
[実施例コ 以下、実施例により本発明をさらに説明するが本発明は
これに限定されるものではない(部は重量%を示す)。
な勿試験例中の試験法は下記の通りである。
(1)枝毛セット性試験 枝毛のある入毛毛髪の束(2g)を本発明のゲル状水性
組成物(実施例1〜5)および比較品(比較例!)でコ
ート本)シ直ちに毛髪先端の枝毛をIi微鏡[OLYM
PtlS BE[−2(オリンハ゛ス製)コにて観察し
た。同時にコートしない毛髪についても顕微鏡で観察し
た。
(杓組成物および比較品を手のひらに少ヱとり、両ひら
でのばし毛髪にコートした。
(判定) O:毛髪の枝毛はセットされていた。
×;毛髪の枝毛が認められた。
(2)技毛防止試験 充分洗浄された入毛毛髪の束(10g)に本発明のゲル
状水性組成物(実施例1〜5)および比較品(比較例!
)でコート、乾燥し、塩ビ製へアープラシで100回ブ
ラッシングした。
ブラッシングされた毛髪の先端を顕微鏡で観察した。
同時にコートしない毛髪についても同様にブラッシング
し顕微鏡で観察した。
(判定) 0;毛髪の先端において全く毛髪の割れおよび枝毛が認
められない。
X;毛髪の先端において毛髪の割れおよび技毛が認めら
れた。
(3)シャンプー性 充分洗浄された入毛毛髪の束(iog)に本発明のゲル
状水性組成物(実施例1〜5)および比較品(比較例!
,2)の各々をO.S%(Solid)付着させ、乾燥
させ試料を準備した。準備された試料をシャンプー洗い
口エメロンシャンプー,ライオン油脂(株)製,室温x
2分],堝洗い(35℃Xt分)を行い、後トリケロル
エチレン/エタノール(2/l容量比)を溶媒として抽
出し、下式よりシリコーン化合物の脱落率(X)(シャ
ンプー性)を算出した。
シリコーン化合物の脱落率(X) a:原毛髪の抽出量 b:洗浄前の毛髪の抽出量 C:洗浄後の毛髪の抽出量 数値の大きいものがシャンプー性にすぐれていることを
示す。
実施例1〜5,比較例! 表−1に記載した混合比率でHLB:5〜9のポリオキ
シアルキレン界面活性剤(A),■LB=12以上のポ
リオキシアルキレン界面活性剤(B)、高分子量シリコ
ーン化合物(C)および低分子mシリコーン化合物(D
)をプラネタリーミキサーに仕込み、40〜50℃下で
均一に溶解する。規定量の水を徐々に注加し混練りし、
最後にその他成分を加えゲル杖水性組成物を作成した。
また、性能を比較するために表−1に記載した混合比率
で比較品の液状組成物を作成した。
表−1 (単位:部) 注) A−1: ボリオキシエチレン(20)ステアリルエー
テル A−2: ポリオキシエチレン(20)オキシブロビレ
ン(1)オレイルエーテル A−3: ポリオキシエチレン(4)ノニルフェニルエ
ーテル B−1: ボリオキシエチレン(50)オレイルエーテ
ノレ B−2= ポリオキシエチレン(20)ラウリン酸ソル
ビタンエステル B−3: ポリオキシエチレン(4(1)ノニルフェニ
ルエーテル B−4: プルロニツク型非イオン活性剤ニューネ゜−
ルPE−68 [三洋化成工業(株)製]B−5: ポ
リオキシエチレン(4)ラウリルエーテル硫酸エステル
ソーダ塩 c−i: ポリジメチルシロキサン[平均分子量90万
コ C−2: ポリジメチルシロキサン[平均分子量120
万] D−1: デカメチノレシク口ペンタシロキサンD−2
: オクタメチルトリシロキサンET:  エタノール pc:gリオキシエチレン(80)硬化ヒマシ油エステ
ル 試験例1 (1)枝毛セット性試験,(2)枝毛防止試験および(
3)シャンプー性試験について、本発明のゲル状水性組
成物(実施例1〜5)および比較品(比較例1)を試験
し、その試験結果を表−2に示した。同時にブランクも
試験し結果を記載した。
表−2 はなかった。さらにシャンプー性が著しくすぐれていた
[発明の効果コ 本発明の毛髪用ゲル状水性組成物は毛髪に生じた技毛を
セット(集束)し且つさわやかな感触を付与する。また
該組成物をコートした毛髪は過度のブラッシングを行っ
ても枝毛をおこさせない。
またシャンプー性にすぐれる。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、HLB=5〜9のポリオキシアルキレン界面活性剤
    (A)、HLB=12以上のポリオキシアルキレン界面
    活性剤(B)、高分子量シリコーン化合物(C)、低分
    子量シリコーン化合物(D)および水とからなることを
    特徴とする毛髪用ゲル状水性組成物。 2、組成物の重量に基づいて(A)が2〜10%、(B
    )が2〜10%、(C)が1〜15%、(D)が65〜
    80%および水7〜15%である請求項1記載の毛髪用
    ゲル状水性組成物。 3、(B)がHLB=13〜20のポリオキシアルキレ
    ン界面活性剤である請求項1または2記載の組成物。 4、(A)がポリオキシアルキレンアリールエーテル型
    界面活性剤および/またはポリオキシアルキレンアルキ
    ルエーテル型界面活性剤である請求項1〜3のいずれか
    記載の組成物。 5、(B)がポリオキシアルキレンアリールエーテル型
    界面活性剤および/またはポリオキシアルキレンアルキ
    ルエーテル型界面活性剤である請求項1〜4のいずれか
    記載の組成物。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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