JPH02238774A - 画像処理装置 - Google Patents

画像処理装置

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JPH02238774A
JPH02238774A JP1060048A JP6004889A JPH02238774A JP H02238774 A JPH02238774 A JP H02238774A JP 1060048 A JP1060048 A JP 1060048A JP 6004889 A JP6004889 A JP 6004889A JP H02238774 A JPH02238774 A JP H02238774A
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JP
Japan
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density
signal
image
column
threshold
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Pending
Application number
JP1060048A
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English (en)
Inventor
Naomi Iwabuchi
岩淵 奈穂美
Hitoshi Yoneda
米田 等
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の目的〕 (産業上の利用分野) 本発明は、文字部と写真部とが混在した文書画像を処理
する画像処理装置に関する。
(従来の技術) 一般に、コード情報だけでなくイメージ情報をも扱うこ
とのできる文書画像処理装置等の画像処理装置において
は、スキャナ等の読取手段で読取った画像情報に対して
文字や線図などのコントラストのある画像情報は固定閾
値により単純二値化を行い、写真等の階調性を有する画
像情報は、ディザ法等の疑似階調化手段によって二値化
を行なっている。これは、読取った画像情報を固定閾値
により一律に単純二値化処理を行なうと、文字・線図等
の領域は解像度が保存されるため画質劣化は生じないが
、写真等の領域では階調性が保存されず画質劣化が生じ
た画像となってしまう。一方、読取った画像情報を組織
的デイザ法等で一律に階調化処理を行なうと、写真等の
領域は階調性が保存されるため画質劣化は生じないが、
文字・線図等の領域では解像度が低下して画質劣化が生
じた画像となってしまう。
このように、読取った画像情報に対して、単一の二値化
手法を用いて二値化処理を行なうと、文字・線図の領域
と写真の領域とのいずれの画質をも満足する画像を得る
ことは不可能である。したがって、画像情報を画像の特
徴に応じた領域に分離し、各領域に適応的な処理を行な
うことが文書画像処理においては必須となっている。
しかして、従来は、一般的には処理対象となる画像の局
所領域での画像濃度の最大濃度差ΔD waxを検出し
、この最大濃度差ΔD■aXを所定の閾値Thと比較す
ることにより、その局所領域が文字部であるか写真部で
あるかを判定し、その判定結果に応じて二値化処理の形
態を切換えるようになっている。
ところが、このような処理方式にあっては、第8図に示
すように、背景部分において黒点のようなノイズが入っ
て特定位置の画像信号レベルが極端に高くなると、第9
図に示すように、ノイズ部分のΔDIIaxが高くなっ
てしまう。この結果、写真部を文字部と誤判定してしま
い、写真部であるにも拘らず文字部として二値化処理が
行なわれるので、背景部分の雑音が強調された画像とな
ってしまうという欠点があった。
(発明が解決しようとする課題) 本発明は、上記したように文字部と写真部が混在する画
像情報を、文字部に対する解像性及び写真部に対する階
調性を同時に満足させなから二値化処理するに際し、背
景部分にノイズが含まれていると、写真部を文字部と誤
判定してしまい、背景部分の雑音が強調された画像とな
ってしまうという欠点を解消するためになされたもので
、背景部分にノイズが含まれている画像情報であっても
、文字部については解像性良く、写真部については階調
性良く、さらに背景部分においてはノイズの除去された
二値化画像を得ることのできる画像処理装置を提供する
ことを目的とする。
[発明の構成] (課題を解決するための手段) 本発明の画像処理装置は、画像情報中の注目画素を含む
所定範囲内の各画素の平均濃度を算出する平均濃度算出
手段と、前記注目画素を含む所定範囲内の画素の最小濃
度を算出する最小濃度算出手段と、この最小濃度算出手
段により算出された最小濃度情報と、前記平均濃度算出
手段により算出された平均濃度情報との差により前記画
像情報の特徴を判定する判定手段と、画像情報を二値化
する際の第1の閾値信号を発生する第1の閾値発生手段
と、画像情報を二値化する際の第2の閾値信号を発生す
る第2の閾値発生手段と、前記第1、又は第2の閾値発
生手段が発生する前記第1、又は第2の閾値信号のいず
れかを、前記判定手段の判定結果に応じて選択する選択
手段と、この選択手段により選択された前記第1、又は
第2の閾値信号を閾値信号として前記画像情報を二値化
する二値化手段とを具備することを特徴とする。
(作用) 本発明は、最小濃度算出手段により算出された最小濃度
情報と平均濃度算出手段により算出された平均濃度情報
との差を算出し、この算出された差の大小により画像情
報の特徴を判定し、この判定結果に基づき、第1の閾値
又は第2の閾値のいずれかを選択して上記画像情報を二
値化する際の閾値とすることにより、画像の特徴に適合
する二値化処理を行なうことができるとともに、背景部
分にノイズ等があっても背景部分の雑音が強調されるこ
とを防止することができるものとなっている。
(実施例) 以下、本発明の一実施例について図面を参照しながら説
明する。
第1図は本発明に係る画像処理装置の構成を示すブロッ
ク図である。図示しないイメージスキャナ等の読取手段
で読取った、1画素にっき8ビットで構成される画像信
号S1は、ラインバッファ1に供給される。ラインバッ
ファ1は、上記画像信号S1を一時的に蓄えるもので、
このラインバッファ1に蓄えられた画像信号S1は、画
像データS2として図示しないクロック信号に同期して
識別手段2、遅延手段10及び最大値最小値算出部11
に供給される。
識別手段2は、平均濃度算出部4、減算回路12、及び
比較回路5により構成されている。この識別手段2の平
均濃度算出部4は、画像データS2を入力し、例えば4
×4画素の局所領域における平均濃度Daを求め、この
平均濃度Daを第1の特徴情報たる平均濃度信号S4(
詳細は後述する)として出力するものである。減算回路
12は、後述する最大値最小値算出部11で求めた第2
の特徴情報たる最小画像濃度D sinを表わす最小画
像濃度信号S9と、上記平均濃度信号S4との差Dsを
求め、この差Dsを表わす差信号S3を比較回路5に出
力するものである。比較回路5は、上記差信号S3を一
方の入力とし、他方の入力には所定の閾値Tbを表わす
閾値信号S8を入力して比較を行なうことにより、当該
局所領域の画像が文字であるか写真であるかを画素単位
で識別し、識別結果である識別信号S5を選択手段6に
出力する。
選択手段6は、第1の閾値発生手段としての動的閾値算
出手段7から出力される第1の閾値信号Thl又は′M
42の閾値発生手段8から出力される第2の閾値信号T
h2のいずれかを、上記識別信号S5に応じて選択し、
実際に画像情報を二値化する閾値信号Thとして二値化
手段9に出力するものである。
二値化手段9は、上記選択手段6からの閾値信号Thを
一方の人力とし、画像データS2を遅延手段10により
一定時間遅延せしめた画像信号S6を他方の入力として
比較を行うことにより、その画像信号の画素が白画素で
あるか黒画素であるかを判定して二値化画像信号S7と
して出力するものである。すなわち、遅延手段10から
出力される画像信号S6の信号レベルが、閾値信号Th
より大きいときは「1」 (例えば黒画素に対応)を、
閾値信号Thより小さいときは「0」(例えば白画素に
対応)をそれぞれ出力するようになっている。なお、上
記遅延手段10は例えば遅延メモリにより構成されるも
ので、上記画像データS2を、その画像データS2が鷹
別手段2、最大値最小値算出部11、動的閾値算出手段
、選択手段6等を経由することにより二値化に用いられ
る閾値信号Thが決定されるまでの時間だけ遅延させる
ものである。
次に、平均濃度算出部4の詳細につき第4図の詳細ブロ
ック図を参照して説明する。
図中、カウンタ37は、クロック信号CLKにより動作
する2ビットのカウンタであり、セレクタ30の選択信
号SEQO,SEQIを生成するものである。
セレクタ30は、入力!3〜IOに供給された画像デー
タS2を、上記カウンタ37からの選択信号SEQI、
SEQOに従って、八3〜AO、83〜BO、C3〜C
O、D3〜DOのいずれかのボートへ出力するものであ
る。これにより、ラインバッファ1に蓄えられた画像デ
ータS2は、4画素単位(1画素は8ビットで構成され
る)で、クロック信号CLKに同期してセレクタ30を
介して加算器31、32、33、34に順次送り込まれ
る。例えば、第2図に示した16画素では、j−1列、
j列、j+l列、j+2列の4つの各画素が、それぞれ
加算器31、32、33、34に格納される。
加算2531はj−1列の画素の濃度を加算し、加算器
32はj列の画素の濃度を加算し、加算器33はj+1
列の画素の濃度を加算し、加算器34はj+2列の画素
の濃度を加算してそれぞれ加算器35へ供給するもので
ある。これら加算器31、32、33、34は4種類の
8ビットのデータを入力して加算し、10ビットのデー
タとして出力するものである。
加算器35は、加算器31が出力するj−1列の濃度3
1a1加算器32が出力するj列の濃度32a、加算器
33が出力するj+1列の最大濃度33a1加算器34
が出カするj+2列の濃度34aを入力して加算して濃
度総和信号35aを出力するものである。この加算器3
5はJffi類の10ビットのデータを入力して加算し
、12ビットのデータとして出力するものである。この
加算器35が出力する濃度総和信号35aは除算器36
に供給されるようになっている。除算器36は、上記濃
度総和信号35aを、図示しない制御回路から出力され
る「16」の値を有する固定値信号S10で除算し、平
均濃度信号s4を出力するものである。
次に、上記最大値最小値算出部11の詳細につき第6図
の詳細ブロック図を参照して説明する。
この最大値最小値算出部11は、注目する画素を含む局
所領域(4X4−16画素)内の画像濃度の中から最大
画像濃度D wax及び最小画像濃度Dsinを検出し
、結果を最大画像濃度信号s8及び最小画像濃度信号S
9として減算回路12及び後述する動的閾値算出手段7
に供給するものである。
ラインバッファ1に蓄えられた画像データS2は、4画
素単位(1画素は8ビットで構成される)で、クロック
信号CI,Kに同期してセレクタ20を介して比較器2
1、22、23、24に順次送り込まれる。例えば、第
2図に示した16画素の局所領域では、j−1列、j列
、j+l列、j+2列の4つの各画素が、それぞれ比較
器21、22、23、24に順次格納される。
すなわち、セレクタ20及びカウンタ27の構成は上述
した平均濃度算出部4の構成と全く同一であり、その機
能も同一であるので、ここでは説明を省略する。なお、
上記セレクタ20及びカウンタ27は、上記セレクタ3
0及びカウンタ37と共用するように構成しても良い。
比較器21は、j−1列の画素の最大濃度21aを検出
して比較器25へ、最小濃度2lbを検出して比較器2
6へそれぞれ供給する。同様に、比較器22は、j列の
画素の最大濃度22aを検出して比較器25へ、最小濃
度22bを検出して比較器26へそれぞれ供給する。同
様に、比較器23は、j+l列の画素の最大濃度23a
を検出して比較器25へ、最小濃度23bを検出して比
較器26へそれぞれ供給する。同様に、比較器24は、
j+2列の画素の最大濃度24aを検出して比較器25
へ、最小濃度24bを検出して比較器26へそれぞれ供
給する。
比較器25は、比較器21が出力するj−1列の最大濃
度21a1比較器22が出力するj列の最大濃度22a
、比較器23が出力するj+1列の最大濃度23a1比
較器24が出力するj+2列の最大濃度24aを入力し
、この中から最大濃度を有するものを検出して最大画像
濃度信号S8を出力するものである。また、比較器26
は、比較器21が出力するj−1列の最小濃度21b1
比較器22が出力するj列の最小濃度22b1比較器2
3が出力するj+1列の最小濃度23b1比較器24が
出力するj+2列の最小濃度24bを入力し、この中か
ら最小濃度を有するものを検出して最小画像濃度信号S
9を出力するものである。この最大値最小値算出部11
が出力する最大画像濃度信号S8は動的閾値算出手段7
へ、最小画像濃度信号S9は動的閾値算出手段7及び減
算回路12へそれぞれ出力されるようになっている。
次に、上記平均濃度算出部4の動作を第5図に示すタイ
ミングチャートを参照して説明する。
今、二値化の対象となる画素を、第2図に示す斜線で示
したi行j列の画素とすると、判断対象となる局所領域
はi−1〜i+2行、j−1〜j+2列の16画素とな
る。
上記平均濃度算出部4は、第5図に示すように、読取ク
ロツクに同期したクロック信号CLKにより動作する。
すなわち、クロックT1においてはカウンタ37が初期
状態にあり選択信号SEQI一低レベル(以下、「Lレ
ベル」という。)SEQO−Lレベルとなり、出力ボー
ト八3〜AOが選択される。同時に、上記局所領域のj
−1列のi−1〜i+2行の画像データがセレクタ20
の人力I3〜10に洪給される。これにより、j−1列
の画像データが加算器31へ供給され、加算器1は濃度
和信号31aを出力する。次に、クロックT2において
は、カウンタ27の選択信号SEQI−Lレベル、SE
QO−高レベル(以下、「Hレベル」という。)に変化
し、出力ボー}83〜BOが選択される。同時に、上記
局所領域のj IjlJのi−1−i+2行の画像デー
タがセレクタ20の八力l3〜IOに供給される。これ
により、j列の画像データが加算器32へ供給され、加
算器32は濃度和信号32aを出力する。同様に、クロ
ックT3においては、カウンタ27の選択信号SEQI
−Hレベル、SEQO−Lレベルに変化し、出力ボート
03〜COが選択される。
同時に、上記局所領域のj+l列のi−1〜i+2行の
画像データがセレクタ20の入力!3〜10に供給され
る。これにより、j+1列の画像データが加算器33へ
倶給され、加算rA33は濃度和信号33aを出力する
。同様に、クロックT4においては、カウンタ27の選
択信号SEQI−Hレベノレ、SEQO−Hレベノレ1
こ変化し、出力ボートD3〜DOが選択される。同時に
、上記局所領域のj+2列のi−1〜i+2行の画像デ
ータがセレクタ20の入力■3〜■0に供給される。こ
れにより、j+2列の画像データが加算器34へ供給さ
れ、加算器34は濃度和信号34aを出力する。以上ま
での動作により対象とする局所領域のj−1列、j列、
j+l列、j+2列の各画素の濃度和信号3 1 a 
s 3 2 a s33a,34aが計算されて出力さ
れる。
次に、クロックT5では、上記局所領域のj一1列、j
列、j+l列、j+2列の各画素の濃度和信号31a.
32a,33a,34aが加算器35へ取込まれる。こ
れにより、加算器35では、各列の濃度和信号31a,
32g,33g,34aから上記局所領域の濃度の総和
が計算され、濃度総和信号35aが出力される。次の夕
ロックT6では、加算器35で算出した濃度総和信号3
5aを除算器36に供給する。そしてこの除算器36に
おいて、上記濃度総和信号35aを、総画素数(− 1
 6)の値である固定値信号SIOで除算し、当該局所
領域の平均濃度信号S4として出力する。
一方、上記平均濃度算出部4の動作と平行して、最大値
最小値算出部11は、次のように動作する。
この最大値最小値算出部11の動作につき第7図に示す
タイミングチャートを参照して説明する。
今、二値化の対象となる画素を、上記平均濃度の算出の
場合と同様に、第2図に示す斜線で示したi行j列の画
素とすると、判断の対象となる局所領域はi−1〜i+
2行、j−1〜j+2列の16画素となる。
上記最大値最小値算出部11は、第7図に示すように、
読取クロックに同期したクロック信号CLKにより動作
する。すなわち、クロックT1においては、カウンタ2
7が初期状態にあり選択信号SEQI−Lレベル、SE
QO−Lレベルとなり、出力ボート八3〜AOが選択さ
れる。同時に、上記局所領域のj−1列のi−1〜i+
2行の画像データがセレクタ20の入力13〜IOに供
給される。これにより、j−1列の画像データが比較器
21へ供給され、比較器21は最大濃度21a及び最小
濃度2lbを出力する。次に、クロックT2においては
、カウンタ27の選択信号SEQI−Lレベル、SEQ
O−Hレベルに変化し、出力ボー}83〜BOが選択さ
れる。同時に、上記局所領域のj列のi−1〜i+2行
の画像データがセレクタ20の入力I3〜IOに供給さ
れる。これにより、j列の画像データが比較器22へ供
給され、比較器22は最大濃度22a及び最小濃度22
bを出力する。次に、クロックT3においては、カウン
タ27の選択信号SEQI−Hレベル、SEQO−Lレ
ベルに変化し、出力ポート03〜COが選択される。同
時に、上記局所領hJ ノj + 1 列(7) i 
− 1〜i+2行の画像データがセレクタ20の入力I
3〜10に供給される。これにより、j+l列の画像デ
ータが比較器23へ供給され、比較器23は最大濃度2
3a及び最小濃度23bを出力する。次に、クロックT
4においては、カウンタ27の選択信号SEQI−Hレ
ベル,SEQO,−Hレベルに変化し、出力ポートD3
〜DOが選択される。同時に、上記局所領域のj+2列
のi−1〜i+2行の画像データがセレクタ20の入力
I3〜■0に供給される。これにより、j+2列の画像
データが比較器24へ供給され、比較器24は最大濃度
24a及び最小濃度24bを出力する。以上の動作によ
り対象とする局所領域のj−1列、j列、j+l列、j
+2列の各画素の最大濃度21as 22a,23a,
24a1及び最小濃度2lb,22b、23b、24b
が検出されて出力される。
次に、クロックT5では、上記局所領域のj一1列、j
列、j+l列、j+2列の各画素の最大濃度21a,2
2aq 23as 24aが比較器25へ、最小濃度2
lb,22b,23b,24bが比較器26へそれぞれ
取込まれる。これにより、比較器25では、各列の最大
濃度21a、2 2 a s 2 3 a s 2 4
 aから上記局所領域の最大画像濃度信号S8が、比較
器26では、各列の最小濃度2lb,22b,23b,
24bから上記局所領域の最小画像濃度信号S9がそれ
ぞれ検出される。次のクロックT6では、比較器25で
検出した最大画像濃度信号S8、及び比較器26で検出
した最小画像濃度信号S9が出力されるが、このクロッ
クT6は、上記平均濃度算出部4からの平均濃度信号S
4との同期を取るためにダミーサイクルとなる。つまり
最大画像濃度信号S8及び最小画像濃度信号S9は、次
のクロツクT7まで出力された状態を維持する。
次いで、第5図及び第7図に示すクロックT7において
、上記平均濃度算出部4から出力される平均濃度信号S
4及び最大値最小値算出部11から出力されている最小
画像濃度信号S9が減算回路12に供給される。減算回
路12は、局所領域の平均濃度Daと最小画像濃度D 
1nとの差Dsを下式に従って求める。
Ds −Da −Dmln    − (1)式そして
、この差Dsを差信号S3として比較回路5に供給する
次に、クロックT8において上記減算回路12で算出さ
れた差Dsを示す差信号S3は、比較回路5において、
図示しないレジスタに予め設定された閾値Tbを表わす
閾値信号S8と比較が行なわれる。この比較の結果によ
り次のように判断される。
Ds>Tb・・・文字画素 Ds≦Tb・・・非文字画素(写真画素)そして、識別
信号S5としては、文字画素であると判定した場合は「
1」を、非文字画素と判定した場合は「0」を出力する
次に、二値化の方法について説明する。動的閾値算出手
段7は、ある画素が上記識別手段2により文字画素と判
定されたときに、その画素を動的閾値処理する際の閾値
を算出するものである。ここでは、最大値最小値算出部
11で検出した当該局所領域内の最大画像濃度信号S8
及び最小画像濃度信号S9から二値化閾値Bhを下記(
2)式により決定する。
Bh= (Dmax +Dmin)/2  − (2)
式この二値化閾値Bhが第1の閾値信号Thlとして選
択手段6へ供給される。
一方、第2の閾値発生手段8は、非文字部(写真部)の
二値化閾値を決定し、第2の閾値信号Th2として選択
手段6へ出力する。この第2の閾値信号Th2としては
、例えば、第3図に示すような、r4X4Jのディザパ
ターン情報(ディザマトリックス)が用いられる。
選択手段6は、識別信号S5の値に基づいて上記第1の
閾値信号Thl又は第2の閾値信号Th2のいずれかを
選択し、閾値信号Thとして出力する。識別信号S5に
よる選択は下記のように行なわれる。
識別信号S5− rlJ・・・第1の閾値信号Thl工
別信号S5−rOJ・・・第2の閾値信号Th2二値化
手段9は、以上のようにして決定された閾値信号Thと
遅延手段10により遅延された画像信号S6とを比較し
、二値化された二値化画像信号S7を出力する。
以上説明したように、本発明によれば、最大値最小値算
出部11により算出された最小濃度D sinと平均濃
度算出部4により算出された平均濃度Daとの差Dsを
算出し、この算出された差Dsの大小により画像情報が
文字画素であるか非文字画素であるかを判定し、この判
定結果に基づき、第1の閾値又は第2の閾値のいずれか
を選択して上記画像情報を二値化する際の閾値とするよ
うにしたので、画像情報の濃度差が大きいために文字領
域なのか背景領域に含まれるノイズなのかが不明である
場合でも、平均濃度と最小濃度の差を参照することによ
って、文字部であれば差Dsは高く、一方、背旦領域に
含まれるノイズ等であれば差Dsは比較的小さくなる(
第9図参照)という画像的特徴を有効に利用して、確実
に文字領域と写真領域とを検出することができるものと
なっている。
したがって、局所領域でのコントラスト(1度差)に拘
らず非常に信頼性良く画像種別の認識を行い、複数種類
の情報が存在する文書画像であっても、文字部について
は解像性良く、また、写真部についても階調性良く二値
化することができ、さらに背景領域についてもノイズの
除去された二値画像を得ることができるものとなってい
る。
なお、本発明は上述した実施例に限定されるものではな
い。例えば、局所領域の大きさは、4画素×4画素に限
定されるものでなく、処理画像に応じて可変設定するよ
うに構成しても良い。また、閾値の適応的な発生手段も
種々可変可能であり、写真部の二値化に用いるディザパ
ターンも上記実施例に限定されない。また、デイザマト
リックスの大きさも上記実施例に限定されるものではな
く、ディザパターンもドット分散型に閾値配置するのみ
ならず、ドット集中形式で閾値配置することも可能であ
る。さらに、上記実施例では読取入力された画像情報か
らそのまま、つまり画像情報の反射率に応じて特徴量と
しての濃度情報を求めたが、この量を画像濃度に(反射
率の逆数の対数)に変換した値により、さらには、人間
の視覚特性を考慮した変換信号をもとに識別を行なって
も良い。
また、文字領域と写真領域とを分離する際の画像特徴情
報として平均濃度と最小濃度を用いたが、その他の特徴
情報を用いることも勿論可能である。
その他、本発明はその要旨を逸脱しない範囲で柾々変形
して実施することが可能である。
[発明の効果] 以上詳述したように本発明によれば、背景部分にノイズ
が含まれている画像情報であっても、文字部については
解像性良く、写真部については階調性良く、さらに背景
部分においてはノイズの除去された二値化画像を得るこ
とのできる画像処理装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
図は本発明の一実施例を示すもので、第1図は画像処理
装置の構成を示すブロック図、第2図は動作を説明する
ための局所領域の一例を示す図、第3図はディザパター
ンの一例を示す図、第4図は平均濃度算出部の詳細ブロ
ック図、第5図は平均濃度算出部の動作を説明するため
のタイミングチャート、第6図は最大値最小値算出部の
詳細ブロック図、第7図は最大値最小値算出部の動作を
説明するためのタイミングチャート、第8図は背景領域
にノイズがある場合の信号レベルを説明するための図、
第9図は最大濃度差ΔD IIax及び平均濃度と最小
濃度との差Dsによる識別レベルの相異を比較説明する
ための図である。 1・・・ラインバッファ、2・・・識別手段、4・・・
平均濃度算出部(平均濃度算出手段)、5・・・比較回
路(判定手段)、6・・・選択手段、7・・・動的閾値
算出手段(第1の閾値発生手段)、8・・・第2の閾値
発生手段、9・・・二値化手段、10・・・遅延手段、
11・・・最大値最小値算出部(最小濃度算出手段)、
12・・・減算回路(判定手段)。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 画像情報中の注目画素を含む所定範囲内の各画素の平均
    濃度を算出する平均濃度算出手段と、前記注目画素を含
    む所定範囲内の画素の最小濃度を算出する最小濃度算出
    手段と、 この最小濃度算出手段により算出された最小濃度情報と
    、前記平均濃度算出手段により算出された平均濃度情報
    との差により前記画像情報の特徴を判定する判定手段と
    、 画像情報を二値化する際の第1の閾値信号を発生する第
    1の閾値発生手段と、 画像情報を二値化する際の第2の閾値信号を発生する第
    2の閾値発生手段と、 前記第1、又は第2の閾値発生手段が発生する前記第1
    、又は第2の閾値信号のいずれかを、前記判定手段の判
    定結果に応じて選択する選択手段と、 この選択手段により選択された前記第1、又は第2の閾
    値信号を閾値信号として前記画像情報を二値化する二値
    化手段と を具備することを特徴とする画像処理装置。
JP1060048A 1989-03-13 1989-03-13 画像処理装置 Pending JPH02238774A (ja)

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JP1060048A JPH02238774A (ja) 1989-03-13 1989-03-13 画像処理装置

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