JPH0575864A - フアクシミリの読み取り方式 - Google Patents

フアクシミリの読み取り方式

Info

Publication number
JPH0575864A
JPH0575864A JP3230242A JP23024291A JPH0575864A JP H0575864 A JPH0575864 A JP H0575864A JP 3230242 A JP3230242 A JP 3230242A JP 23024291 A JP23024291 A JP 23024291A JP H0575864 A JPH0575864 A JP H0575864A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
data
halftone
image data
level difference
binary
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP3230242A
Other languages
English (en)
Inventor
Makoto Tsuge
誠 柘植
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Brother Industries Ltd
Original Assignee
Brother Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Brother Industries Ltd filed Critical Brother Industries Ltd
Priority to JP3230242A priority Critical patent/JPH0575864A/ja
Publication of JPH0575864A publication Critical patent/JPH0575864A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Facsimile Image Signal Circuits (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】中間調読み取り時においても二値読み取り時程
度の分解能を持たせ、また通信時間の節約を計る。 【構成】画データはイメージセンサ35から入力、A/
D変換回路36でデジタルデータに変換後、メモリとラ
ッチ37で出力する。次に、減算器38、減算器39で
画データ間のレベル差を算出し、算出結果に応じて二値
化する。一方、二値データ49、中間調データ50は、
選択器48でレベル差が大きい場合は二値データ49を
小さい場合は中間調データ50を選択する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ファクシミリの読み取
り方式、特に中間調の処理方式に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、ファクシミリで中間調読み取りを
する場合、読み取りセンサーからの画データを、表現す
る階調数分のレベルの異なる閾値を用意し、ディザマト
リクスの閾値の配置に従って、各画データと各画データ
に対応する閾値を順次比較し二値化するディザ法がよく
使われていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、ディザ
法では、複数レベルの閾値で二値化するために、同レベ
ルの複数の画データは、一種類の閾値で二値化する場合
に0又は1のどちから一方に二値化される画データにお
いても、0に二値化されるものも1に二値化されるもの
も生じる。
【0004】そのために中間調は表現できるが、文字,
細線は、途切れ等が生じ非常に読みにくくなってしま
う。また、通信においては、0または1が不連続である
ほど符号化の際に圧縮率が悪くなるため、データ量が増
え、通信時間も長くなってしまう。
【0005】本発明は、上述した問題点を解決するため
になされたものであり、中間調読み取り時においても、
二値読み取り時程度に、文字,細線を表現し、また、通
信時間を節約することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に本発明のファクシミリの読み取り方式は、原稿の画デ
ータを入力する入力手段と、この入力手段から出力され
る隣接した画データ間のレベル変化を算出する算出手段
と、上記入力手段から出力される画データより中間調の
二値データを作成する中間調手段と、上記算出手段の算
出結果に応じて二値化する二値化手段と、上記算出手段
の結果により隣接画素間のレベル差が大きいときには二
値化手段による結果を、レベル差が小さいときは中間調
手段による結果を出力する選択手段を有する。
【0007】
【作用】上記の構成を有する本発明のファクシミリの読
み取り方式は、入力手段から入力された原稿の画データ
は、隣接画データ間のレベル変化算出手段に入り、レベ
ル変化が算出される。
【0008】また、算出結果によりその画データは二値
化される。
【0009】一方、上記入力手段から入力された画デー
タは中間調手段により中間調の二値データが作成され
る。
【0010】さらに、上記算出結果に応じて選択手段に
より、レベル差が大きいときは、上記二値データが選択
され、レベル差が小さいときには上記中間調の二値デー
タが選択され出力される。
【0011】
【実施例】以下、本発明を具体化した一実施例を図面を
参照して説明する。
【0012】図2は、本発明の一実施例の構成を示すブ
ロック図である。
【0013】図3は、実施例において処理すべき画デー
タの相対的位置関係を示す図である。
【0014】本実施例においては、入力手段の構成要素
は、イメージセンサ35、A/D変換回路36、メモリ
とラッチ37であり、イメージセンサ35はA/D変換
回路36に接続され、A/D変換回路36は、メモリと
ラッチ37に接続されている。
【0015】また、メモリとラッチ37は常に2ライン
分の画データを保持し、常に、画データPm-1,n,Pm+
1,n,Pm,n,Pm,n-1,Pm,n+1を出力するよう構成され
ている。また画データPm-1,n,Pm+1,n,Pm,n,Pm,n
-1,Pm,n+1は図3に示すように、これから二値化しよ
うとする画データPm,nに隣接した前後左右の画データ
である。更に、メモリとラッチ37は、レベル差算出手
段である減算器38、減算器39及び副走査処理44及
び比較器46に接続される。また中間調作成手段は、比
較器46及びディザパタン閾値発生回路45より構成さ
れる。
【0016】レベル差算出手段は、減算器38、減算器
39、比較器40、比較回路41、二値/中間調選択信
号発生回路47により構成され、それぞれ図2に示すよ
うに接続されている。
【0017】また、減算器38、減算器39は、二値化
手段である比較器42、レベル変化検出二値化回路43
にも接続されている。
【0018】選択手段である選択器48にはレベル算出
手段である二値/中間調選択信号発生回路47及び二値
データが作成されるレベル変化検出二値化回路43、及
び中間調データが作成される比較器46が接続され、二
値データ49、中間調データ50が選択できるよう構成
されている。
【0019】原稿の画データは、イメージセンサ35に
より入力され、アナログ信号としてシリアルに出力され
A/D変換回路36によりデジタルデータに変換され
る。該デジタルデータは、メモリとラッチ37に記憶さ
れる。
【0020】また、メモリとラッチ37は常にPm,n-
1,Pm,n,Pm,n+1,Pm-1,n,Pm+1,nデータが出力さ
れる。
【0021】メモリとラッチ37により出力されている
Pm-1,n,Pm,n,Pm+1,nデータは、減算器38、減算
器39によりそれぞれの画データ間のレベル差及び大き
さの比較結果(符号)を出力する。上記レベル差は比較
器40、比較器41及び比較器42に入力され、大きさ
の比較結果(符号)はレベル変化検出二値化回路43へ
入力される。
【0022】比較器42でPm-1,nとPm,nのレベル差と
Pm,nとPm+1,nのレベル差を比較し、その比較結果と上
記大きさの比較結果(符号)によってレベル変化検出二
値化回路43でレベル変化パタンを検出し、そのパタン
上に応じて例えばPm-1,n,Pm,n,Pm+1,nのレベルが
順に小,大,小ならば、Pm,nは0、大,小,大ならば
Pm,nは1、小,大,さらに大でPm,nとPm+1,nのレベ
ルの差の方がPm,nと Pm-1,nのレベサ差より大なら
ばPm,nは1というように二値化データを作成し、選択
器48に出力される。
【0023】このように二値化することにより、隣接画
素の相対的なレベル変化の様子により二値化するので画
データのレベルの絶対的な大きさで二値化する場合に比
べ、特に、中間調の文字等のように背景とのコントラス
トが少なく、解像度が不利になるような場合にも、分解
能を落とすことなく二値化を計ることができる。
【0024】一方、メモリとラッチ37より出力されて
いるPm,nデータは比較器46においてディザパタン閾
値発生回路45で作成される閾値と比較され、ディザ法
による中間調データ50が選択器48へ出力される。
【0025】また、副走査方向のデータは、Pm,n-1,
Pm,n,Pm,n+1も同様に処理される。 また副走査方向
のデータは、レベル変化検出二値化回路43および二値
/中間調選択信号発生回路47で考慮される。
【0026】例えば二値/中間調選択信号発生回路47
では、副走査方向の処理結果においては中間調データの
方が適当であると判断し、主走査方向の処理結果におい
ては二値データの方が適当であると判断した場合は、二
値/中間調選択信号発生回路47の出力として二値デー
タを選択するように信号が出力される。
【0027】また、レベル変化検出二値化回路43で
は、次に説明するようにして二値データ49を決定して
いる。例えば、主走査方向の処理結果では”0”、副走
査方向の処理結果では”1”と判断された場合は、さら
に副走査方向の処理結果による二値/中間調選択信号
と、主走査方向の処理結果による二値/中間調選択信号
を参照して、二値データを選択する信号を出力している
方の処理による二値データを二値データ49として出力
する。また、両処理結果とともに二値データを選択する
信号を出力している場合には、主走査方向の処理結果に
よる二値データを出力する。
【0028】また、選択器48に入力された二値データ
49と中間調データ50は、比較器40、比較器41の
比較結果をもとに二値/中間調選択信号発生回路47に
よって、一方でもレベル差がk(定数)より大きいとき
は二値データ49を、小さいときは中間調データ50を
二値画データ51として出力する。なお、k(定数)の
値の設定の仕方によって二値データ49を選択するか中
間調データ50を選択するか比率が変わる。
【0029】このように上記二値化手段と選択手段とを
合わせ持つことにより、中間調原稿中の文字等の読み取
りにおいて、二値分解能が保たれ、かつ中間調表現も適
切に行うことができる。
【0030】また、上述の実施例においては、メモリと
ラッチ37によりデータPm-1,n,Pm,n,Pm+1,n,P
m,n-1,Pm,n+1を常に出力し、主走査方向と副走査方向
をそれぞれ処理したが、例えばメモリとラッチ37によ
りPm,n-1,Pm,n,Pm+1,nの3データのみを出力さ
せ、同様の処理をすれば、回路構成は約半分になり(主
走査分の処理のみの相当量)構成要素を節約することが
できるにもかかわらず、主走査方向と副走査方向両方を
考慮できる。
【0031】
【発明の効果】以上詳述したことから明らかなように、
本発明によれば、ファクシミリの中間調読み取りをする
場合においても、文字及び細線を明瞭に読み取ることが
できると共に、中間調通信の時間の短縮を計ることがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の構成を示す図である。
【図2】本発明の一実施例を示すブロック図である。
【図3】実施例の処理すべき画データの相対的位置関係
を示す図である。
【符号の説明】
1 入力手段 2 レベル差算出手段 3 二値化手段 4 中間調データ作成手段 5 選択手段

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 原稿の画データを入力する入力手段と、 この入力手段から出力される隣接した画データ間のレベ
    ル変化を算出する算出手段と、 上記入力手段から出力される画データより中間調の二値
    データを作成する中間調手段と、 上記算出手段の算出結果に応じて二値化する二値化手段
    と、 上記算出手段の結果により隣接画素間のレベル差が大き
    いときには二値化手段による結果を、レベル差が小さい
    ときには中間調手段による結果を出力する選択手段を有
    することを特徴とするファクシミリの読み取り方式。
JP3230242A 1991-09-10 1991-09-10 フアクシミリの読み取り方式 Pending JPH0575864A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3230242A JPH0575864A (ja) 1991-09-10 1991-09-10 フアクシミリの読み取り方式

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3230242A JPH0575864A (ja) 1991-09-10 1991-09-10 フアクシミリの読み取り方式

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0575864A true JPH0575864A (ja) 1993-03-26

Family

ID=16904753

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3230242A Pending JPH0575864A (ja) 1991-09-10 1991-09-10 フアクシミリの読み取り方式

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0575864A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20090154831A1 (en) * 2007-12-12 2009-06-18 Min-Woo Lee Method and apparatus for dithering a pixel value in image
US8100328B2 (en) 2005-04-25 2012-01-24 Konica Minolta Business Technologies, Inc. Apparatus and method for data processing for IC tags and image forming device with the apparatus

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8100328B2 (en) 2005-04-25 2012-01-24 Konica Minolta Business Technologies, Inc. Apparatus and method for data processing for IC tags and image forming device with the apparatus
US20090154831A1 (en) * 2007-12-12 2009-06-18 Min-Woo Lee Method and apparatus for dithering a pixel value in image
US8325387B2 (en) * 2007-12-12 2012-12-04 Samsung Electronics Co., Ltd. Method and apparatus for dithering a pixel value in image

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH05199413A (ja) 画像処理装置
JPS59156070A (ja) 画像処理装置
JPH06333035A (ja) 画像処理装置
KR100376951B1 (ko) 화소밀도변환및오차확산기능을갖는화상데이타처리장치
JPH0575864A (ja) フアクシミリの読み取り方式
US4782400A (en) System for encoding or decoding analog video signals
JPH0799543B2 (ja) 画像処理装置
JP3295202B2 (ja) 画像形成装置
JP2941843B2 (ja) 画像信号の縮小装置及び方法
JPH06233122A (ja) 画像処理装置
JP3157870B2 (ja) 画像処理方式
JPH0413882Y2 (ja)
JP3549475B2 (ja) 画像処理方式
JP2738865B2 (ja) 画像処理装置
JPH05176168A (ja) 適応中間調処理方式
JP3774523B2 (ja) 画像処理装置及びその制御方法
JPS5814673A (ja) 階調信号復元方式
US5943439A (en) Method and apparatus for generating an image areas using halftone processing, binary contouring, and dithering conversion techniques
JPH05145749A (ja) 選択的2値化方法
JPH11234512A (ja) 画像処理装置
JPH1042132A (ja) 画像処理装置
KR940010477B1 (ko) 팩시밀리 하프 톤 이미지 코딩의 리던던시 감축방법
JPS62107572A (ja) 画像処理装置
JPH07295527A (ja) 画像信号2値化処理装置および方法
JP2001136389A (ja) 画像処理装置