JPH02238729A - 線路等化器 - Google Patents
線路等化器Info
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- JPH02238729A JPH02238729A JP6002489A JP6002489A JPH02238729A JP H02238729 A JPH02238729 A JP H02238729A JP 6002489 A JP6002489 A JP 6002489A JP 6002489 A JP6002489 A JP 6002489A JP H02238729 A JPH02238729 A JP H02238729A
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- digital filter
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- signal
- analog
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- 238000004364 calculation method Methods 0.000 claims description 13
- 238000013139 quantization Methods 0.000 abstract description 5
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 19
- 239000003990 capacitor Substances 0.000 description 4
- 230000002238 attenuated effect Effects 0.000 description 2
- 101000963440 Bacillus subtilis (strain 168) Biotin carboxylase 1 Proteins 0.000 description 1
- 230000003321 amplification Effects 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- 238000003199 nucleic acid amplification method Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Cable Transmission Systems, Equalization Of Radio And Reduction Of Echo (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔概 要〕
複数の周波数のアナログ信号を、伝送線路を介して所定
時間入力して、該伝送線路による損失分を補償する特性
を設定し、出力はディジタル信号とする線路等化器に関
し、 精度の高いアナログ・ディジタル変換器(以下A/D変
換器と称す)を必要とせず、周囲温度が変化しても特性
の安定な線路等化器の提供を目的とし、 入力信号を増幅するアナログ増幅器と、該アナログ増幅
器の出力をディジタル化するA/D変換器と、該A/D
変換器によりディジタル化された信号を入力し線路等化
をするディジタルフィルタを備え、 該アナログ増幅器lと該ディジタルフィルタにて、伝送
線路の損失周波数特性を補償する複数の利得特性を得る
為に、該アナログ増幅器と該ディジタルフィルタの可変
部の値を予め定めておき、ある補償特性にて補償された
該ディジタルフィルタの出力を、パワー演算器に入力し
、該パワー演算器にてパワーを演算した出力を自動利得
制IB回路(以下AGCと称す)に入力し、 該AGCでは、予め定められた目標値と、入力したパワ
ー演算出力とを比較し、該目標値より太きければ、該ア
ナログ増幅器と該ディジタルフィルタにより補償する利
得特性を利得の少ない補償特性とする可変部の値を選択
し、該目標値より小さければ補償する利得特性を利得の
大きい補償特性とする可変部の値を選択することを繰り
返し、該目標値に最も近い補償特性を設定するように構
成する。
時間入力して、該伝送線路による損失分を補償する特性
を設定し、出力はディジタル信号とする線路等化器に関
し、 精度の高いアナログ・ディジタル変換器(以下A/D変
換器と称す)を必要とせず、周囲温度が変化しても特性
の安定な線路等化器の提供を目的とし、 入力信号を増幅するアナログ増幅器と、該アナログ増幅
器の出力をディジタル化するA/D変換器と、該A/D
変換器によりディジタル化された信号を入力し線路等化
をするディジタルフィルタを備え、 該アナログ増幅器lと該ディジタルフィルタにて、伝送
線路の損失周波数特性を補償する複数の利得特性を得る
為に、該アナログ増幅器と該ディジタルフィルタの可変
部の値を予め定めておき、ある補償特性にて補償された
該ディジタルフィルタの出力を、パワー演算器に入力し
、該パワー演算器にてパワーを演算した出力を自動利得
制IB回路(以下AGCと称す)に入力し、 該AGCでは、予め定められた目標値と、入力したパワ
ー演算出力とを比較し、該目標値より太きければ、該ア
ナログ増幅器と該ディジタルフィルタにより補償する利
得特性を利得の少ない補償特性とする可変部の値を選択
し、該目標値より小さければ補償する利得特性を利得の
大きい補償特性とする可変部の値を選択することを繰り
返し、該目標値に最も近い補償特性を設定するように構
成する。
本発明は、ISDNにて、2BIQ符号を用いたデータ
をトレーニングパターンとして、アナログ伝送線路を介
して送信し、受信側にて伝送線路の損失分を補償する特
性を設定する場合の如く、複数の周波数のアナログ信号
を、伝送線路を介して所定時間入力して、該伝送線路に
よる損失分を補償する特性を設定し、出力はディジタル
信号とする線路等化器の改良に関する。
をトレーニングパターンとして、アナログ伝送線路を介
して送信し、受信側にて伝送線路の損失分を補償する特
性を設定する場合の如く、複数の周波数のアナログ信号
を、伝送線路を介して所定時間入力して、該伝送線路に
よる損失分を補償する特性を設定し、出力はディジタル
信号とする線路等化器の改良に関する。
ISDNにて、2情報と制御信号を送信する(2B+D
)場合の伝送速度は通常160KbpSであるが、2B
IQ符号を用いると中心周波数は40KHzの周波数と
低くすることが出来る。
)場合の伝送速度は通常160KbpSであるが、2B
IQ符号を用いると中心周波数は40KHzの周波数と
低くすることが出来る。
2BIQ符号とは、第3図(D)に示す如く、2ビット
の信号にて4種類の信号を送るもので、最初のビットが
符号ビットであり、1で+,0で一を示し、2番目のビ
ットが振幅ビットで1で1値をOで3値を示すものであ
り、この場合のアナログ信号の組合せを示すと、第3図
(A)に示す如く2ビットの期間にて4種類の信号とな
る。
の信号にて4種類の信号を送るもので、最初のビットが
符号ビットであり、1で+,0で一を示し、2番目のビ
ットが振幅ビットで1で1値をOで3値を示すものであ
り、この場合のアナログ信号の組合せを示すと、第3図
(A)に示す如く2ビットの期間にて4種類の信号とな
る。
第3図(A)に示す信号で、(C)に示す如く、最初の
2ビットの期間と次の2ビットの期間とが符号の異なる
信号であれば、周波数は40KHzとなるが、(B)に
示す如く、最初の2ビットの期間と次の2ビットの期間
とが+3又は−3なる同符号の場合は、周波数は80K
Hzとなるが、ある闇値を越えれば+3又は−3なる信
号と見做せる。
2ビットの期間と次の2ビットの期間とが符号の異なる
信号であれば、周波数は40KHzとなるが、(B)に
示す如く、最初の2ビットの期間と次の2ビットの期間
とが+3又は−3なる同符号の場合は、周波数は80K
Hzとなるが、ある闇値を越えれば+3又は−3なる信
号と見做せる。
そのため、このような場合、直流増幅が必要となり、8
0KHzの周波数を等化する必要はない.従って、この
信号が送信されると、受信側で伝送線路の損失を補償す
る場合は、少なくとも直流と40KHzの周波数を等化
する必要がある。
0KHzの周波数を等化する必要はない.従って、この
信号が送信されると、受信側で伝送線路の損失を補償す
る場合は、少なくとも直流と40KHzの周波数を等化
する必要がある。
このような等化を行う線路等化器では、周囲温度の変化
に対して特性が安定しており又A/D変換器のビット精
度が低くてもよいことが望ましい。
に対して特性が安定しており又A/D変換器のビット精
度が低くてもよいことが望ましい。
?従来の技術〕
第2図は1例の特性設定用テーブルを示す図、第4図は
1例の伝送線路の線路損失の周波数特性図、第5図は1
例の補償特性を示す図、第6図は従来例の線路等化器の
ブロック図、第7図は1例のアナログ増幅器の回路図、
第8図は1例のアナログ型ハイバスフィルタの回路図、
第9図は1例のディジタル型フィルタの回路図を示す。
1例の伝送線路の線路損失の周波数特性図、第5図は1
例の補償特性を示す図、第6図は従来例の線路等化器の
ブロック図、第7図は1例のアナログ増幅器の回路図、
第8図は1例のアナログ型ハイバスフィルタの回路図、
第9図は1例のディジタル型フィルタの回路図を示す。
第4図は伝送線路の線路損失の周波数特性を示しており
、周波数が高くなる程損失は増加し、又伝送線路が1.
,l■.1,と長い程損失が大きく傾斜も急峻となる。
、周波数が高くなる程損失は増加し、又伝送線路が1.
,l■.1,と長い程損失が大きく傾斜も急峻となる。
第4図に示す如き損失特性を、直流,40KHzにて補
償する為には、伝送線路の線路長に応じて第5図a,b
,cに示す如《可変出来る利得特性を持つ線路等化器が
必要になる。 この為に、従来は第6図(A)(B)に
示す如き線路等化器が用いられている。
償する為には、伝送線路の線路長に応じて第5図a,b
,cに示す如《可変出来る利得特性を持つ線路等化器が
必要になる。 この為に、従来は第6図(A)(B)に
示す如き線路等化器が用いられている。
(A)の場合は、アナログ増幅器1,ハイパスフィルタ
lOにて、第5図a,b,cに示す如く変化する特性を
実現する為の、アナログ増幅器1,ハイパスフィルタ1
0の可変部の値を予め定め、第2図に示す如く番号を付
したテーブルを作成しておき、この番号をAGC13に
て設定すると、アナログ増幅器1,ハイパスフィルタ1
0は、可変部をこれに対応した特性を実現する値とする
ようにしてある。
lOにて、第5図a,b,cに示す如く変化する特性を
実現する為の、アナログ増幅器1,ハイパスフィルタ1
0の可変部の値を予め定め、第2図に示す如く番号を付
したテーブルを作成しておき、この番号をAGC13に
て設定すると、アナログ増幅器1,ハイパスフィルタ1
0は、可変部をこれに対応した特性を実現する値とする
ようにしてある。
又(B)の場合は、A/D変換器15にてディジタル信
号に変換してディジタルフィルタl6に入力するように
し、ディジタルフィルタ16にて、第5図a,b,cに
示す如く変化する特性を実現する為の、可変部の値を予
め定め、第2図に示す如く番号を付したテーブルを作成
しておき、この番号をACC 1 Bにて設定すると、
ディジタルフィルタ16は、可変部をこれに対応した特
性を実現する値とするようにしてある。
号に変換してディジタルフィルタl6に入力するように
し、ディジタルフィルタ16にて、第5図a,b,cに
示す如く変化する特性を実現する為の、可変部の値を予
め定め、第2図に示す如く番号を付したテーブルを作成
しておき、この番号をACC 1 Bにて設定すると、
ディジタルフィルタ16は、可変部をこれに対応した特
性を実現する値とするようにしてある。
そこで、トレーニング信号として、2BIQ符号にて発
生する各種組合せの信号を、伝送線路を介して所定の時
間送信すると、(A)の場合は、伝送線路にて減衰され
た信号は、アナログ増幅器1,ハイパスフィルタ10に
て補償され、A/D変換器1lにてディジタル信号に変
換され、パワー演算器12に入力する。
生する各種組合せの信号を、伝送線路を介して所定の時
間送信すると、(A)の場合は、伝送線路にて減衰され
た信号は、アナログ増幅器1,ハイパスフィルタ10に
て補償され、A/D変換器1lにてディジタル信号に変
換され、パワー演算器12に入力する。
パワー演算器12では下記(1)式のようにパワー演算
を行いACC13にパワー演算値Pを人力する。
を行いACC13にパワー演算値Pを人力する。
P=1/k(ΣAD2(i)) ・・・ (1)シ・
l (但しPはパワー演算値,kは演算回数,ADは入力し
たディジタル値) AGC13では、予め定めてあるパワー目標値PCが、
PC<Pの時は、アナログ増幅器1,ハイパスフィルタ
lOにて利得を下げる方向の、上記テーブルの番号の値
を設定させ、Pe>Pの時は、アナログ増幅器l.ハイ
パスフィルタ10にて利得を上げる方向の、上記テーブ
ルの番号の値を設定させることを繰り返し、予め定めて
あるパワー目標値PCに収束する値に設定させる。
l (但しPはパワー演算値,kは演算回数,ADは入力し
たディジタル値) AGC13では、予め定めてあるパワー目標値PCが、
PC<Pの時は、アナログ増幅器1,ハイパスフィルタ
lOにて利得を下げる方向の、上記テーブルの番号の値
を設定させ、Pe>Pの時は、アナログ増幅器l.ハイ
パスフィルタ10にて利得を上げる方向の、上記テーブ
ルの番号の値を設定させることを繰り返し、予め定めて
あるパワー目標値PCに収束する値に設定させる。
このようにして等化特性が設定されると、通常の入力信
号は等化補償されてA/D変換器11にてディジタル化
されて出力される。
号は等化補償されてA/D変換器11にてディジタル化
されて出力される。
(B)の場合は、ディジタルフィルタ16の出力のディ
ジタル信号はパワー演算器l7に入力し、(1)式のよ
うにパワー演算を行いAGC1Bに入力する。
ジタル信号はパワー演算器l7に入力し、(1)式のよ
うにパワー演算を行いAGC1Bに入力する。
ACC18では、AGC13と同じく、予め定めてある
パワー目標値PCが、PC<Pの時は、ディジタルフィ
ルタ16にて利得を下げる方向の、上記テーブルの番号
の値を設定させ、pc>pの時は、ディジタルフィルタ
16にて利得を上げる方向の、上記テーブルの番号の値
を設定させることを繰り返し、予め定めてあるパワー目
標値PCに収束する値に設定させる。
パワー目標値PCが、PC<Pの時は、ディジタルフィ
ルタ16にて利得を下げる方向の、上記テーブルの番号
の値を設定させ、pc>pの時は、ディジタルフィルタ
16にて利得を上げる方向の、上記テーブルの番号の値
を設定させることを繰り返し、予め定めてあるパワー目
標値PCに収束する値に設定させる。
従って、通常の28IQ符号にて発生する各種組合せの
アナログ入力信号は、等化補償されディジタル化されて
出力する。
アナログ入力信号は、等化補償されディジタル化されて
出力する。
次に、アナログ増幅器1の回路を示すと、第7図に示す
如く、演算増幅器20と抵抗Rl, R2を用いたもの
で、利得G=−R2/Rlで抵抗比で定まり、利得は抵
抗R2を変化することで変化し、周囲温度の変化で抵抗
値が変化しても利得は変化しない。
如く、演算増幅器20と抵抗Rl, R2を用いたもの
で、利得G=−R2/Rlで抵抗比で定まり、利得は抵
抗R2を変化することで変化し、周囲温度の変化で抵抗
値が変化しても利得は変化しない。
ハイパスフィルタ10の回路を示すと、第8図に示す如
く、演算増幅器21と抵抗R3,R4,コンデンサCよ
りなるもので、利得Gは第8図(A)に示す如くであり
、抵抗R3,R4の値を変化することで周波数特性の一
次傾斜を変えることが出来る。
く、演算増幅器21と抵抗R3,R4,コンデンサCよ
りなるもので、利得Gは第8図(A)に示す如くであり
、抵抗R3,R4の値を変化することで周波数特性の一
次傾斜を変えることが出来る。
しかし、この場合はコンデンサCを用いているので、周
囲温度が変化すると傾斜特性は変化する。
囲温度が変化すると傾斜特性は変化する。
ディジタルフィルタ(16)の回路を示すと、第9図に
示す如く、遅延素子30〜34,乗算器35〜41,加
算器42,係数C0〜C.よりなるものであり、係数0
0〜0.4の値にて第5図aに示す如き特性を持たせ、
且つ係数00〜CMを変化することで,第5図b,cに
示す如き特性を持たせ、a,b,cに示す特性を実現す
るこれ等の係数に対して、番号を付した第2図に示す如
きテーブルを予め作成してある. このディジタルフィルタはディジタル処理にて特性を定
めているので、周囲温度が変化しても特性は安定してい
る。
示す如く、遅延素子30〜34,乗算器35〜41,加
算器42,係数C0〜C.よりなるものであり、係数0
0〜0.4の値にて第5図aに示す如き特性を持たせ、
且つ係数00〜CMを変化することで,第5図b,cに
示す如き特性を持たせ、a,b,cに示す特性を実現す
るこれ等の係数に対して、番号を付した第2図に示す如
きテーブルを予め作成してある. このディジタルフィルタはディジタル処理にて特性を定
めているので、周囲温度が変化しても特性は安定してい
る。
(発明が解決しようとする課題〕
しかしながら、第6図(A)に示す線路等化器では、周
囲温度が変化するとハイパスフィルタ10の特性が変化
する問題点があり、第6図(B)に示す線路等化器では
入力するレベルの低いアナログ信号をA/D変換器15
にてディジタル信号に変換するので、レベルの小さい信
号を量子化せねばならず、相対的に量子化誤差が大きく
なるので、精度の高いA/D変換器が必要となる問題点
がある。
囲温度が変化するとハイパスフィルタ10の特性が変化
する問題点があり、第6図(B)に示す線路等化器では
入力するレベルの低いアナログ信号をA/D変換器15
にてディジタル信号に変換するので、レベルの小さい信
号を量子化せねばならず、相対的に量子化誤差が大きく
なるので、精度の高いA/D変換器が必要となる問題点
がある。
本発明は、精度の高いA/D変換器を必要とせず、周囲
温度が変化しても特性の安定な線路等化器の提供を目的
としている。
温度が変化しても特性の安定な線路等化器の提供を目的
としている。
〔課題を解決するための手段]
第1図は本発明の実施例のブロック図である.複数の周
波数のアナログ信号を、伝送線路を介して所定時間入力
して、該伝送線路による損失分を補償する特性を設定し
、出力をディジタル信号とする線路等化器において、 第1図に示す如く、入力信号を増幅するアナログ増幅器
1と、該アナログ増幅器1の出力をディジタル化するA
/D変換器2と、該A/D変換器2によりディジタル化
された信号を入力し線路等化をするディジタルフィルタ
3を備え、 該アナログ増幅器lと該ディジタルフィ゜ルタ3にて、
伝送線路の損失周波数特性を補償する複数の利得特性を
得る為の、該アナログ増幅器1と該ディジタルフィルタ
3の可変部の値を予め作成しておき、 ある補償特性にて補償された該ディジタルフィルタ3の
出力を、パワー演算器4に入力し、該パワー演算器4に
てパワーを演算した出力をAGC5に入力し、 該Accsでは、予め定められた目標値と、入力したパ
ワー演算出力とを比較し、該目標値より大きければ、該
アナログ増幅器1と該ディジタルフィルタ3により補償
する利得特性を利得の少ない補償特性とする可変部の値
を選択し、該目標値より小さければ補償する利得特性を
利得の大きい補償特性とする可変部の値を選択すること
を繰り返し、該目標値に最も近い補償特性を設定するよ
うにする。
波数のアナログ信号を、伝送線路を介して所定時間入力
して、該伝送線路による損失分を補償する特性を設定し
、出力をディジタル信号とする線路等化器において、 第1図に示す如く、入力信号を増幅するアナログ増幅器
1と、該アナログ増幅器1の出力をディジタル化するA
/D変換器2と、該A/D変換器2によりディジタル化
された信号を入力し線路等化をするディジタルフィルタ
3を備え、 該アナログ増幅器lと該ディジタルフィ゜ルタ3にて、
伝送線路の損失周波数特性を補償する複数の利得特性を
得る為の、該アナログ増幅器1と該ディジタルフィルタ
3の可変部の値を予め作成しておき、 ある補償特性にて補償された該ディジタルフィルタ3の
出力を、パワー演算器4に入力し、該パワー演算器4に
てパワーを演算した出力をAGC5に入力し、 該Accsでは、予め定められた目標値と、入力したパ
ワー演算出力とを比較し、該目標値より大きければ、該
アナログ増幅器1と該ディジタルフィルタ3により補償
する利得特性を利得の少ない補償特性とする可変部の値
を選択し、該目標値より小さければ補償する利得特性を
利得の大きい補償特性とする可変部の値を選択すること
を繰り返し、該目標値に最も近い補償特性を設定するよ
うにする。
本発明の線路等化器では、入力信号を増幅するアナログ
増幅器1と、該アナログ増幅器lの出力をディジタル化
するA/D変換器2と、該A/D変換器2によりディジ
タル化された信号を入力し線路等化をするディジタルフ
ィルタ3を備え、該アナログ増幅器1と該ディジタルフ
ィルタ3にて、伝送線路の損失周波数特性を補償する複
数の利得特性を得る為の、該アナログ増幅器1と該ディ
ジタルフィルタ3の可変部の値を予め作成しておき、 ある補償特性にて補償された該ディジタルフィルタ3の
出力を、パワー演算器4に入力し、該パワー演算器4に
てパワーを演算した出力をAGC5に入力し、 該AGC5では、予め定められた目標値と、入力したパ
ワー演算出力とを比較し、該目標値より大きければ、該
アナログ増幅器1と該ディジタルフィルタ3により補償
する利得特性を利得の少ない補償特性とする可変部の値
を選択し、該目標値より小さければ補償する利得特性を
利得の大きい補償特性とする可変部の値を選択すること
を繰り返し、該目標値に最も近い補償特性を設定して、
線路等化器として使用するようにする。
増幅器1と、該アナログ増幅器lの出力をディジタル化
するA/D変換器2と、該A/D変換器2によりディジ
タル化された信号を入力し線路等化をするディジタルフ
ィルタ3を備え、該アナログ増幅器1と該ディジタルフ
ィルタ3にて、伝送線路の損失周波数特性を補償する複
数の利得特性を得る為の、該アナログ増幅器1と該ディ
ジタルフィルタ3の可変部の値を予め作成しておき、 ある補償特性にて補償された該ディジタルフィルタ3の
出力を、パワー演算器4に入力し、該パワー演算器4に
てパワーを演算した出力をAGC5に入力し、 該AGC5では、予め定められた目標値と、入力したパ
ワー演算出力とを比較し、該目標値より大きければ、該
アナログ増幅器1と該ディジタルフィルタ3により補償
する利得特性を利得の少ない補償特性とする可変部の値
を選択し、該目標値より小さければ補償する利得特性を
利得の大きい補償特性とする可変部の値を選択すること
を繰り返し、該目標値に最も近い補償特性を設定して、
線路等化器として使用するようにする。
この場合、入力信号をAGC5にて設定されたアナログ
増幅器1にて増幅し、レベルを大きくした後、A/D変
換器2にてディジタル信号に変換するので、相対的に量
子化誤差は少なくなり、A/D変換器2の精度を低くす
ることが出来る。
増幅器1にて増幅し、レベルを大きくした後、A/D変
換器2にてディジタル信号に変換するので、相対的に量
子化誤差は少なくなり、A/D変換器2の精度を低くす
ることが出来る。
又等化特性は、周囲温度が変化しても特性の安定な、先
に説明した、アナログ増幅器1とディジタルフィルタ3
にて構成しているので、周囲温度変化に対して安定な線
路等化器となる。
に説明した、アナログ増幅器1とディジタルフィルタ3
にて構成しているので、周囲温度変化に対して安定な線
路等化器となる。
第1図は本発明の実施例の線路等化器のブロック図であ
る。
る。
第1図の場合は、アナログ増幅器1とディジタルフィル
タ3にて、第5図a,b,cに示す如く変化する特性を
実現する為の、アナログ増幅器1.ディジタルフィルタ
3の可変部の値を予め定め、第2図に示す如く番号を付
したテーブルを作成しておき、この番号をAGC5にて
設定すると、アナログ増幅器1,ディジタルフィルタ3
は可変部をこれに対応した特性を実現する値となるよう
にしてある。
タ3にて、第5図a,b,cに示す如く変化する特性を
実現する為の、アナログ増幅器1.ディジタルフィルタ
3の可変部の値を予め定め、第2図に示す如く番号を付
したテーブルを作成しておき、この番号をAGC5にて
設定すると、アナログ増幅器1,ディジタルフィルタ3
は可変部をこれに対応した特性を実現する値となるよう
にしてある。
そこでトレーニング信号として、2BIQ符号にて発生
する各種組合せの信号を、伝送線路を介して所定の時間
送信すると、伝送線路にて減衰された信号は、アナログ
増幅器1にて増幅され、A/D変換器2にてディジタル
信号に変換され、ディジタルフィルタ3にて1次傾斜特
性が補償され、パワー演算器4に入力し、前記(1)式
のようにパワー演算されたパワー演算値Pを、AGC5
に入力する。
する各種組合せの信号を、伝送線路を介して所定の時間
送信すると、伝送線路にて減衰された信号は、アナログ
増幅器1にて増幅され、A/D変換器2にてディジタル
信号に変換され、ディジタルフィルタ3にて1次傾斜特
性が補償され、パワー演算器4に入力し、前記(1)式
のようにパワー演算されたパワー演算値Pを、AGC5
に入力する。
AGC5では、従来例と同様に、予め定めてあるパワー
目標値PCが、PC<Pの時は、アナログ増幅器1,デ
ィジタルフィルタ3にて利得を下げる方向の、第2図の
テーブルの番号の値を設定させ、PC>Pの時は、アナ
ログ増幅器1.ディジタルフィルタ3にて利得を上げる
方向の、上記テーブルの番号の値を設定させることを繰
り返し、予め定めてあるパワー目標値Pcに収束する値
に設定させる。
目標値PCが、PC<Pの時は、アナログ増幅器1,デ
ィジタルフィルタ3にて利得を下げる方向の、第2図の
テーブルの番号の値を設定させ、PC>Pの時は、アナ
ログ増幅器1.ディジタルフィルタ3にて利得を上げる
方向の、上記テーブルの番号の値を設定させることを繰
り返し、予め定めてあるパワー目標値Pcに収束する値
に設定させる。
このようにして等化特性が設定されると、通常の入力信
号は等化補償されてディジタルフィルタ3の出力よりデ
ィジタル化された信号が出力される。
号は等化補償されてディジタルフィルタ3の出力よりデ
ィジタル化された信号が出力される。
尚、アナログ増幅器1は第7図に示す如くコンデンサを
含まないため周囲温度変化に対し安定である。
含まないため周囲温度変化に対し安定である。
又ディジタルフィルタ3としては、第9図に示す如きも
のを用いる。
のを用いる。
第1図の場合は、A/D変換器2の入力は、AGC5で
設定したアナログ増幅器1にて増幅された信号が人力す
るので、レベルは高くなっており、量子化誤差は相対的
に少なくなるので、A/D変換器2は精度の低いもので
もよく、又等化補償するアナログ増幅器1及びディジタ
ルフィルタ3は周囲温度の変化に対し安定であるので、
周囲温度が変化しても特性は安定している。
設定したアナログ増幅器1にて増幅された信号が人力す
るので、レベルは高くなっており、量子化誤差は相対的
に少なくなるので、A/D変換器2は精度の低いもので
もよく、又等化補償するアナログ増幅器1及びディジタ
ルフィルタ3は周囲温度の変化に対し安定であるので、
周囲温度が変化しても特性は安定している。
以上詳細に説明せる如く本発明によれば、周囲温度が変
化しても等化特性は安定で、且つ精度の低いA/D変換
器を用いることが出来る線路等化器が得られる効果があ
る。
化しても等化特性は安定で、且つ精度の低いA/D変換
器を用いることが出来る線路等化器が得られる効果があ
る。
第1図は本発明の実施例の線路等化器のブロック図、
第2図は1例の特性設定用テーブルを示す図、第3図は
1例の28IQ符号によるアナログ波形及び周波数説明
図、 第4図は1例の伝送線路の線路損失の周波数特性図、 第5図は1例の補償特性を示す図、 第6図は従来例の線路等化器のブロック図、第7図は1
例のアナログ増幅器の回路図、第8図は1例のアナログ
型バイパスフィルタの回路図、 第9図は1例のディジタル型フィルタの回路図を示す。 図において、 1はアナログ増幅器、 2,11.15はアナログ・ディジタル変換器、3.1
6はディジタルフィルタ、 4,12.17はパワー演算器、 5,13.18は自動利得制御回路、 20, 1は演算増幅器、 30〜34は遅延素子、 35〜4 1は乗算器、 42は加算器、 R1〜R4は抵抗、 Cはコンデンサを示す。
1例の28IQ符号によるアナログ波形及び周波数説明
図、 第4図は1例の伝送線路の線路損失の周波数特性図、 第5図は1例の補償特性を示す図、 第6図は従来例の線路等化器のブロック図、第7図は1
例のアナログ増幅器の回路図、第8図は1例のアナログ
型バイパスフィルタの回路図、 第9図は1例のディジタル型フィルタの回路図を示す。 図において、 1はアナログ増幅器、 2,11.15はアナログ・ディジタル変換器、3.1
6はディジタルフィルタ、 4,12.17はパワー演算器、 5,13.18は自動利得制御回路、 20, 1は演算増幅器、 30〜34は遅延素子、 35〜4 1は乗算器、 42は加算器、 R1〜R4は抵抗、 Cはコンデンサを示す。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 複数の周波数のアナログ信号を、伝送線路を介して所定
時間入力して、該伝送線路による損失分を補償する特性
を設定し、出力はディジタル信号とする線路等化器にお
いて、 入力信号を増幅するアナログ増幅器(1)と、該アナロ
グ増幅器(1)の出力をディジタル化するアナログ・デ
ィジタル変換器(2)と、該アナログ・ディジタル変換
器(2)によりディジタル化された信号を入力し線路等
化をするディジタルフィルタ(3)を備え、 該アナログ増幅器(1)と該ディジタルフィルタ(3)
にて、伝送線路の損失周波数特性を補償する複数の利得
特性を得る為に、該アナログ増幅器(1)と該ディジタ
ルフィルタ(3)の可変部の値を予め作成しておき、 ある補償特性にて補償された該ディジタルフィルタ(3
)の出力を、パワー演算器(4)に入力し、該パワー演
算器(4)にてパワーを演算した出力を自動利得制御回
路(5)に入力し、 該自動利得制御回路(5)では、予め定められた目標値
と、入力したパワー演算出力とを比較し、該目標値より
大きければ、該アナログ増幅器(1)と該ディジタルフ
ィルタ(3)により補償する利得特性を利得の少ない補
償特性とする可変部の値を選択し、該目標値より小さけ
れば補償する利得特性を利得の大きい補償特性とする可
変部の値を選択することを繰り返し、該目標値に最も近
い補償特性を設定するようにしたことを特徴とする線路
等化器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6002489A JPH02238729A (ja) | 1989-03-13 | 1989-03-13 | 線路等化器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6002489A JPH02238729A (ja) | 1989-03-13 | 1989-03-13 | 線路等化器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02238729A true JPH02238729A (ja) | 1990-09-21 |
Family
ID=13130087
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6002489A Pending JPH02238729A (ja) | 1989-03-13 | 1989-03-13 | 線路等化器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH02238729A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7447260B2 (en) | 2002-06-10 | 2008-11-04 | Nec Corporation | Equalizer, equalization method, and transmitter |
-
1989
- 1989-03-13 JP JP6002489A patent/JPH02238729A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7447260B2 (en) | 2002-06-10 | 2008-11-04 | Nec Corporation | Equalizer, equalization method, and transmitter |
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