JPH0223800B2 - - Google Patents

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Publication number
JPH0223800B2
JPH0223800B2 JP58175777A JP17577783A JPH0223800B2 JP H0223800 B2 JPH0223800 B2 JP H0223800B2 JP 58175777 A JP58175777 A JP 58175777A JP 17577783 A JP17577783 A JP 17577783A JP H0223800 B2 JPH0223800 B2 JP H0223800B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
hole
charge
slot
burn
rock
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP58175777A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6069500A (ja
Inventor
Hiroo Honda
Kenji Hagimori
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Okumura Corp
Original Assignee
Okumura Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Okumura Corp filed Critical Okumura Corp
Priority to JP17577783A priority Critical patent/JPS6069500A/ja
Publication of JPS6069500A publication Critical patent/JPS6069500A/ja
Publication of JPH0223800B2 publication Critical patent/JPH0223800B2/ja
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  • Drilling And Exploitation, And Mining Machines And Methods (AREA)
  • Earth Drilling (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は発破工法による岩盤掘削方法に関する
ものである。
発破工法によつてトンネルを掘削する場合、地
質が良好であれば1発破当りの掘進長を長くする
程、削孔、装薬、爆破、ずり出し、支保等の各作
業を、作業交代時のロスタイムを少なくして循環
的に行うことができ、掘削能率が増加するもので
ある。
このため、最近ではトンネル掘削時に、掘進長
が4〜5mの長孔爆破が行われるようになつたが
長孔爆破では心抜きが特に重要であり、切羽以外
の自由面を心抜きによつて如何に良好に形成する
かが発破の成否のポイントとなつている。
このような心抜き方法として従来から、第1,
2図に示すように、掘削予定面に複数個の円形状
小孔aを平行に穿設し、これを火薬を装填しない
バーンホールとして自由面の一部と考え、このバ
ーンホールの周囲に火薬を装填するチヤージホー
ルbを複数個穿設したのち、これらのチヤージホ
ールbの爆破を行うことにより心抜きを形成する
方法や第3、4図に示すように、上記複数個のバ
ーンホールの代り大口径のバーンホールaを穿設
し、これを自由面として周囲のチヤージホールb
の爆破を行うことにより心抜きを形成する方法が
実施されている。
しかしながら、これ等の方法によればバーンホ
ールは断面円形の孔であるため、チヤージホール
を爆破させた時に、バーンホールの円形壁面が破
壊を阻止しようとするアーチ作用を行つて岩盤の
破壊が容易に行えないという問題点を有し、その
上、チヤージホールからバーンホールに向かう岩
盤の破壊は、一般に60〜70度の角度範囲内で行わ
れるが、バーンホールの径に対して該バーンホー
ルからのチヤージホールの距離が大きいと、バー
ンホールに対するチヤージホール側からの破壊作
用が一部しか伝達されず、バーンホールを効果的
に破壊させることができないという問題点があつ
た。
本発明はこのような問題点をなくするために、
バーンホールを断面長方形状の溝孔に形成すると
共にこのバーンホールの長方形状断面の長辺を一
辺として形成される三角形状の岩盤部分内に複数
個のチヤージホールのうち、少なくとも1個のチ
ヤージホールが位置するように穿設し、バーンホ
ールにアーチ作用を生じさせることなく確実に破
壊させるようにしたことを特長とする岩盤掘削方
法を提供するものである。
本発明の実施例を図面について説明すると、ま
ず、掘削すべきトンネル1の切羽面2中央部にバ
ーンホールとして断面長方形状の細長い溝孔3を
スロツト削孔機4を使用して所望深さまで穿設す
る。
スロツト削孔機4は第10図に示すように、先
端にビツト5を有する複数本のロツド6を並設
し、これらのロツド6をモータ7によつて適宜な
噛合歯車列(図示せず)を介し回転可能にすると
共にロツド6の端面を打撃装置8によつて叩打す
ることにより第11図に示すようなスロツト9を
穿設するように構成されたものであり、このスロ
ツト9を連続させて前記溝孔3を設けるものであ
る。
こうして溝孔3を形成後、次に、この溝孔3の
周囲に該溝孔3を囲むようにして断面小円形状の
チヤージホール10を適宜間隔毎に溝孔3に平行
して複数個穿設する。
この時、これらのチヤージホール10のうち、
少なくとも1個のチヤージホール10を、溝孔3
の長方形状断面の長辺を一辺として形成される三
角形状の岩盤部分内に位置するように穿設してお
く。
次いで、各チヤージホール10に火薬を装填し
たのち、まず、溝孔3に最も近接した位置に穿設
されているチヤージホール10を爆破させると、
該チヤージホール10と溝孔3の長さ方向の両端
間を結ぶ範囲の岩盤が確実に破壊され、次いでチ
ヤージホール10を順次爆破させて大きな心抜き
11を形成するものである。
なお、前記溝孔3の断面形状としては長方形状
以外に、この長方形状溝孔3を連続させて第8図
に示すように門形状にしたり、第9図に示すよう
に三角形状にしたり、そのパターンを岩質の施工
性に応じて適宜選択するものである。
以上のように本発明の岩盤掘削方法は、トンネ
ル切羽岩盤の中央付近に断面長方形状の溝孔を掘
削すると共にこの溝孔をバーンホールとしてその
周囲に複数個のチヤージホールを、少なくとも1
個のチヤージホールが前記溝孔の長方形状断面の
長辺を一辺として形成される三角形状の岩盤部分
内に位置するように穿設し、これらのチヤージホ
ールに火薬を装填して爆破させることにより心抜
きを形成するものであるから、従来の複数個のバ
ーンホールに代えて、一個の溝孔でバーンホール
の役目を果たすので、穿孔配置に熟練を要するこ
となく作業性を良好にし得ると共に従来のバーン
ホールに比べて自由面としての面積が広くなるの
で、チヤージホールに対する装薬量も少なくてす
み、確実に心抜きを形成できるものである。
さらに、複数個のチヤージホールのうち、少な
くとも1個のチヤージホールを前記溝孔の長方形
状断面の長辺を一辺として形成される三角形状の
岩盤部分内に位置するように穿設しているので、
溝孔に最も接近している該チヤージホールを爆破
させると、その爆破範囲内に前記溝孔が包含され
ることになつてチヤージホールと溝孔の両端部と
を結ぶ範囲内の岩盤を確実に破壊することができ
るものであり、その上、前記チヤージホールは溝
孔の長方形断面の長辺に対して直交する方向に設
けられているから、溝孔がアーチ作用を起こすこ
となく容易に該溝孔を破壊することができ、効率
的な心抜き作業を行うことができるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来方法の一例を示す正面図、第2図
はその簡略縦断側面図、第3図は従来方法の別な
例を示す正面図、第4図はその簡略縦断側面図、
第5図乃至第10図は本発明の実施例を示すもの
で、第5図は穿孔配置状態を示す正面図、第6図
はその簡略縦断側面図、第7図は心抜きを形成し
た簡略縦断側面図、第8図及び第9図は溝孔の別
な形状を示す正面図、第10図はスロツト削孔機
の簡略平面図、第11図はスロツトの断面図であ
る。 2…切羽面、3…溝孔、4…スロツト削孔機、
10…チヤージホール。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 トンネル切羽岩盤の中央付近に断面長方形状
    の溝孔を掘削すると共にこの溝孔をバーンホール
    としてその周囲に複数個のチヤージホールを、少
    なくとも1個のチヤージホールが前記溝孔の長方
    形状断面の長辺を一辺として形成される三角形状
    の岩盤部分内に位置するように穿設し、これらの
    チヤージホールに火薬を装填して爆破させること
    により心抜きを形成することを特徴とする岩盤掘
    削方法。
JP17577783A 1983-09-22 1983-09-22 岩盤掘削方法 Granted JPS6069500A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17577783A JPS6069500A (ja) 1983-09-22 1983-09-22 岩盤掘削方法

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JP17577783A JPS6069500A (ja) 1983-09-22 1983-09-22 岩盤掘削方法

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Publication Number Publication Date
JPS6069500A JPS6069500A (ja) 1985-04-20
JPH0223800B2 true JPH0223800B2 (ja) 1990-05-25

Family

ID=16002080

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JP17577783A Granted JPS6069500A (ja) 1983-09-22 1983-09-22 岩盤掘削方法

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JPH0488343U (ja) * 1990-12-01 1992-07-31

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JP6192445B2 (ja) * 2013-09-04 2017-09-06 日立造船株式会社 物体の表面破砕方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5790600A (en) * 1980-11-27 1982-06-05 Shimizu Construction Co Ltd Core excavation of tunnels

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JPS6069500A (ja) 1985-04-20

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