JPS6124511B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6124511B2 JPS6124511B2 JP20752381A JP20752381A JPS6124511B2 JP S6124511 B2 JPS6124511 B2 JP S6124511B2 JP 20752381 A JP20752381 A JP 20752381A JP 20752381 A JP20752381 A JP 20752381A JP S6124511 B2 JPS6124511 B2 JP S6124511B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- free surface
- tunnel
- sand
- rock
- diameter hole
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000011435 rock Substances 0.000 claims description 14
- 238000009412 basement excavation Methods 0.000 claims description 11
- 239000004576 sand Substances 0.000 claims description 9
- 238000000034 method Methods 0.000 claims description 7
- 239000008187 granular material Substances 0.000 claims description 6
- 239000004570 mortar (masonry) Substances 0.000 claims description 3
- 238000005553 drilling Methods 0.000 claims 4
- 239000013618 particulate matter Substances 0.000 claims 4
- 238000005422 blasting Methods 0.000 description 5
- 238000007664 blowing Methods 0.000 description 1
- 238000010276 construction Methods 0.000 description 1
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Excavating Of Shafts Or Tunnels (AREA)
- Earth Drilling (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
この発明はトンネル掘さく工法に関し、特に発
破をかけることなく無振動で掘さくする工法に関
するものである。
破をかけることなく無振動で掘さくする工法に関
するものである。
従来、トンネル掘さくにおいては発破が行なわ
れており、このため発破による騒音や振動が工事
現場に近接した民家、学校あるいは病院等に及
び、大きな公害問題となつている。このような理
由から発破をかけないでトンネルを掘削する方法
の関発が緊急の課題となつている。
れており、このため発破による騒音や振動が工事
現場に近接した民家、学校あるいは病院等に及
び、大きな公害問題となつている。このような理
由から発破をかけないでトンネルを掘削する方法
の関発が緊急の課題となつている。
この発明は上記のように従来工法のもつ問題を
解消することのできるトンネル掘さく工法を提供
することを目的とする。
解消することのできるトンネル掘さく工法を提供
することを目的とする。
この発明を図面に示す実施例を参照して以下に
説明する。
説明する。
第1,2図にはトンネルの断面が示されてお
り、坑道Aを掘進するには、まず切羽面3から掘
進方向に大口径のボーリング孔1を切羽面3を横
断または縦断して多数個穿設する。これらのボー
リング孔1は隣接する孔壁が連らなるように、す
なわち隣接するボーリング孔1どうしが重なり合
うように設け、これによつて連続した自由面5を
形成する。この自由面5は必要に応じて複数形成
し、ボーリング孔1には地山4のゆるみを押える
ために砂等の粒状物を充填しておく。
り、坑道Aを掘進するには、まず切羽面3から掘
進方向に大口径のボーリング孔1を切羽面3を横
断または縦断して多数個穿設する。これらのボー
リング孔1は隣接する孔壁が連らなるように、す
なわち隣接するボーリング孔1どうしが重なり合
うように設け、これによつて連続した自由面5を
形成する。この自由面5は必要に応じて複数形成
し、ボーリング孔1には地山4のゆるみを押える
ために砂等の粒状物を充填しておく。
次に自由面5の周囲において、切羽面3から掘
進方向に小口径のボーリング孔2を多数個穿設
し、これらのボーリング孔2にもボーリング孔1
と同様に砂等の粒状物を充填しておく。
進方向に小口径のボーリング孔2を多数個穿設
し、これらのボーリング孔2にもボーリング孔1
と同様に砂等の粒状物を充填しておく。
次にボーリング孔1およびこのボーリング孔1
に近いボーリング孔2内に圧さく空気を吹き込む
ことによつて砂等を取除き、ボーリング孔2に油
圧によるくさび式岩盤破砕機の先端部を挿入して
第1図中鎖線で示す1区画ごとに自由面5に向け
て岩盤を破砕する。このような砂等の除去、岩盤
の破砕を順次行なつて坑道Aを一単位長さ切拡
げ、坑道Aの周面を大型ブレーカー、ピツク等で
仕上げる。
に近いボーリング孔2内に圧さく空気を吹き込む
ことによつて砂等を取除き、ボーリング孔2に油
圧によるくさび式岩盤破砕機の先端部を挿入して
第1図中鎖線で示す1区画ごとに自由面5に向け
て岩盤を破砕する。このような砂等の除去、岩盤
の破砕を順次行なつて坑道Aを一単位長さ切拡
げ、坑道Aの周面を大型ブレーカー、ピツク等で
仕上げる。
続いて上記のような方法で次の一単位長さを切
拡げ、このような作業を繰返して坑道Aの掘進を
行う。岩盤の破砕は、ボーリング孔2に膨張性モ
ルタルを注入することにより行なうこともでき
る。この場合、岩盤に衝撃を加えることなく静的
に破砕できるが、岩盤破砕機を使用するほうが破
砕に要する時間が短く、また大きな破砕力が得ら
れる。
拡げ、このような作業を繰返して坑道Aの掘進を
行う。岩盤の破砕は、ボーリング孔2に膨張性モ
ルタルを注入することにより行なうこともでき
る。この場合、岩盤に衝撃を加えることなく静的
に破砕できるが、岩盤破砕機を使用するほうが破
砕に要する時間が短く、また大きな破砕力が得ら
れる。
この発明は上記のようであつて、切羽面から多
数の大径孔を隣接する孔どうしが重なるように穿
設して、連続して自由面を形成し、この自由面の
周囲に穿設した多数の小径孔から自由面に向けて
岩盤破砕機または膨張性モルタルにより岩盤を破
砕するので、発破をかけることなく掘さくするこ
とができ、したがつて騒音や振動の発生がほとん
どないという効果がある。また自由面を形成する
大径孔およびその周囲の小径孔に砂等を充填して
地山のゆるみを押えるので、比較的脆弱な岩盤帯
であつてもその自然崩壊を防止でき、したがつて
大小径孔の帯癇後岩盤を破砕するまで時間的に余
裕をもつことができるだけでなく、設計どうりの
形状のトンネルを構築でき、さらに作業を安全に
遂行できるという効果である。
数の大径孔を隣接する孔どうしが重なるように穿
設して、連続して自由面を形成し、この自由面の
周囲に穿設した多数の小径孔から自由面に向けて
岩盤破砕機または膨張性モルタルにより岩盤を破
砕するので、発破をかけることなく掘さくするこ
とができ、したがつて騒音や振動の発生がほとん
どないという効果がある。また自由面を形成する
大径孔およびその周囲の小径孔に砂等を充填して
地山のゆるみを押えるので、比較的脆弱な岩盤帯
であつてもその自然崩壊を防止でき、したがつて
大小径孔の帯癇後岩盤を破砕するまで時間的に余
裕をもつことができるだけでなく、設計どうりの
形状のトンネルを構築でき、さらに作業を安全に
遂行できるという効果である。
第1図はこの発明の実施例を示す縦断正面図、
第2図は同上のものの縦断側面図。 1……大径孔、2……小径孔、3……切羽面、
4……地山、5……自由面、A……坑道。
第2図は同上のものの縦断側面図。 1……大径孔、2……小径孔、3……切羽面、
4……地山、5……自由面、A……坑道。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 トンネルの切羽面から掘進方向に沿つて、多
数の大径孔を隣接する孔どうしが重なるように穿
設して連続した自由面を形成した後、この大径孔
に砂等の粒状物を充填して地山のゆるみを押え、
ついでこの自由面の周囲に掘進方向に沿つて多数
の小径孔を穿設した後、この小径孔にも砂等の粒
状物を充填して地山のゆるみを押え、岩盤を破砕
する際に前記自由面を形成する大径孔内の粒状物
を除去するとともに、自由面に近接した小径孔か
らその内部の粒状物を順次除去しながら、この小
径孔内にくさび式岩盤破砕機の先端部を挿入して
前記自由面に向けて岩盤を順次破砕してゆくこと
を特徴とするトンネル掘さく工法。 2 トンネルの切羽面から掘進方向に沿つて、多
数の大径孔を隣接する孔どうしが重なるように穿
設して連続した自由面を形成した後、この大径孔
に砂等の粒状物を充填して地山のゆるみを押え、
ついでこの自由面の周囲に掘進方向に沿つて多数
の小径孔を穿設した後、この小径孔にも砂等の粒
状物を充填した地山のゆるみを押え、岩盤を破砕
する際に前記自由面を形成する大径孔内の粒状物
を除去するとともに、自由面に近接した小径孔か
らその内部の粒状物を順次除去しながら、この小
径孔内に膨張性モルタルを注入して前記自由面に
向けて岩盤を順次破砕してゆくことを特徴とする
トンネル掘さく工法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20752381A JPS58110796A (ja) | 1981-12-22 | 1981-12-22 | トンネル掘さく工法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20752381A JPS58110796A (ja) | 1981-12-22 | 1981-12-22 | トンネル掘さく工法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS58110796A JPS58110796A (ja) | 1983-07-01 |
JPS6124511B2 true JPS6124511B2 (ja) | 1986-06-11 |
Family
ID=16541122
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP20752381A Granted JPS58110796A (ja) | 1981-12-22 | 1981-12-22 | トンネル掘さく工法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS58110796A (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS58176396A (ja) * | 1982-04-09 | 1983-10-15 | 日本ロツクエンジニアリング株式会社 | トンネル等の掘削工法 |
JPS5918895A (ja) * | 1982-07-24 | 1984-01-31 | 古河鉱業株式会社 | トンネルの掘進方法およびトンネル掘進機 |
JPS5932246U (ja) * | 1982-08-25 | 1984-02-28 | 秋山 米子 | こたつ用断熱カバ− |
JPS59114395A (ja) * | 1982-12-18 | 1984-07-02 | 株式会社 山本鉄工所 | トンネル等の掘さく装置 |
-
1981
- 1981-12-22 JP JP20752381A patent/JPS58110796A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS58110796A (ja) | 1983-07-01 |
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