JPH02236883A

JPH02236883A - ビデオカセットテープ

Info

Publication number: JPH02236883A
Application number: JP5762689A
Authority: JP
Inventors: Eisuke Imanaga; 今永　栄輔
Original assignee: Individual
Current assignee: Individual
Priority date: 1989-03-09
Filing date: 1989-03-09
Publication date: 1990-09-19

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】［産業上の利用分野］本発明はビデオカセットに係り，特に、ビデオカセット
デッキに設けられたテープ駆動軸の回転を増幅してリー
ルへ伝達する伝達機構を備えたビデオカセットテープに
関する．［従来の技術］従来より広く家庭用ＶＴＲが普及し、現在多くの家庭で
ＶＴＲが使用されている．このような家庭用ＶＲＴには
、業務用ＶＴＲとは異なり，カセット式のビデオテープ
が使用されている．［発明の解決すべき課題］ところで、このようなビデオカセットテープを使用する
場合に、「早送り」モードや「巻き戻し」モードでのビ
デオテーブの巻き取り速度を上昇させることが、従来よ
り要請されていた．この場合、ビデオデッキの駆動モー
タを大型のものとすることにより、ビデオテープの巻き
取り速度を上昇させることが可能となるが，ビデオデッ
キの大きさも大型化すると共に、コストも増加してしま
う、という不具合が存していた．そこで、本発明の技術的課題は，ビデオカセットデッキ
の内部構造に変更を加えることなく、ビデオテープの″
！！！き取り速度を上昇させる点にある．［課題を解決するための技術的手段］このような技術的課題解決のために本発明にあっては、
ビデオカセットデッキに設けられたテープ駆動軸の回転
を増幅してリールへ伝達する伝達機構を備えたカセット
テーブであって、上記伝達機構は、テープ駆動軸と同速
回転する原動回転体と、原動回転体に連動して原動回転体よりも高速の回転を出
力する変速回転体と、変速回転体に連動して回転するようにリールの回転中心
部に固定されたリール回転体とを有するものである．［実施例］以下、添付図面に示す実施例に基づき、本発明を詳細に
説明する．第１図に示しように、本実施例に係るビデオカセットテ
ープ４０にあっては，一般のビデオカセットテーブと同
様にカセットケース１０内に、磁気テープｌ２が＠装さ
れる２個のリールｌ１が内装されている．このリール１１は、円筒状の磁気テープ巻装部３３を有
するリールハブ部１４と、円筒状の磁気テープ巻！Ａ部
３３の上端に，リールハプ部ｌ４とほぼ平行に固定され
た円盤状のリールフランジ部ｌ３とからなる．上記、リ
ールハブ部１４は、カセットケース１０の内側３７上に
回転可能に載置されていると共に、上記リール７ランジ
部ｌ３には、リールフランジ部ｌ３の回転中心部に凸部
からなる支持部ｌ７が突出して形成され、この凸部ｌ７
は、カセットケース１０の内側上面部３８に形成された
四部１６内に回転可渣に配置されている．上記リール１１の磁気テープ巻装部３３内には，テープ
駆動軸収納部３９と歯車装置からなる伝達機構２０とが
設けられている．このテープ駆動軸収納部３９は、全体
ほぼ円筒状に形成され、下端部寄りには、側面部全周に
わたってフランジ部３ｌが外方に突出して設けられてい
る．一方、カセットケース１０の裏面部４ｌに設けられ
た駆動軸挿入孔３０の周縁部には、リング状の凸部３２
がカセットケース１０の内方へ向かって形成されており
、上記テープ駆動軸３９はフランジ部３１がリング状の
凸部３２上に回勤可能に載置されてテープ駆動軸挿入孔
３０内に配置されている．そして、ビデオカセットテー
プ４０のローディング時には、テープ駆動軸ｌ５は、そ
の先端部がテープ駆動軸挿入孔３０内に配置されたテー
プ駆動軸収納部３９内に収納固定され、テープ駆動軸ｌ
５の回転をテープ駆動軸収納部３９へと伝達するように
構成されている．伝達機構２０は、上述のように歯車装置からなり、原動
回転ギア１９と，変速回転ギア２１と，リール回転ギア
１８とからなる．上記原動回転ギア１９は，円筒状に形成されたテープ駆
動軸収納部３９の上面部に固定され、テープ駆動軸収納
部３９を介して，テープ駆動軸ｌ５と同速回転するよう
に構成されている．変速回転ギア２１は，カセットケー
ス１０の内側下面部３７に立設された支柱２６の上端部
に３定された支持アーム２７と、この支持アーム２７に
ほぼ垂直に立設された軸部２５と、この軸部２５に固定
された変速ギア２２と，変速ギア２２の上端部に固定さ
れた駆動ギア２３とからなる．上記変速ギア２２は，上
記原動回転ギア１９よりも小径に形成されると共に，全
体略円筒状に形成され，原動回転ギア１９と噛合するよ
うに配置されている．また、上記駆動ギア２３は、上述
のように、変速ギア２２の上端部に固定され、変速ギア
２２と同一の軸部２５を中心に変速ギア２２と共に回転
するものであり，変速ギア２２よりも大径に形成された
円盤状のギアからなる．そして、これらのギア２２．２
３により構成された変速回転ギア２１は，上記原動回転
ギアｌ９に連動すると共に、原動回転ギア１９よりも高
速の回転を駆動ギア２３において出力するように構成さ
れている．そして，上記リール回転ギア１８は、リール１１を構成
するリールフランジ１３の回転中心部３４裏面に固定さ
れ、上記変速回転ギア２ｌを構戊する駆動ギア２３と噛
合し、変速回転ギア２１を構成する駆動ギア２３に連動
して回転するように配置されている．このリール回転ギ
ア１８は、上記駆動ギア２３よりも大径に形成され、そ
の中心部には回転軸２４が突設して下方に垂下されてい
る．この回転軸２４は，上記原動回転ギア１９の回転中
心に設けられた孔部３５及びテープ駆動軸収納部の上面
部に開設された孔部３６内に回転可能に挿入配置され，
上記支持部１７と同軸上に設けられている．したがって、本実施例に係るビデオカセットテーブ４０
を、ビデオカセットデッキに装填して，例えば早送り作
業を行う場合を説明する．まずビデオカセットデッキに
適宜設けられた早送りボタンを押すと、巻き取り供給リ
ール台４２のメインブレーキが解除され，内蔵された駆
動モータが作動し、クラッチプーリーが時計方向に回転
し，早送り巻き戻しアイドラ４３が，巻き取り側のリー
ル台４２に圧着し、巻き取り側のリール台４２を高速回
転させる．この場合，テープ駆動軸１５は巻き取り側の
リール台４２の時計方向の回転をテープ駆動軸収納部３
９へと伝達し、テープ駆動軸３９に固定された伝達機構
２０を構成する原動回転ギアｌ９はテープ駆動軸収納部
３９と共に同速で回転する．この原動回転ギア１９の回
転は，原動回転ギアｌ９と噛合し変速回転ギア２ｌを構
成する変速ギア２２へと伝達される．この場合，上述の
ように変速回転ギア２１は、上記原動回転ギア１９より
も，はるかに小径に形成されているため、変速回転ギア
２ｌの回転速度は，原動回転ギアｌ９の回転速度よりも
はるかに高速のものとなる．そして、この変速回転ギア
２１の上端部に固定された駆動ギア２３は、上記変速回
転ギア２２と同速で回転し、この駆動ギア２３における
高速の回転は，駆動ギア２３と噛合するリール回転ギア
１８へと伝達される．そして、このリール回転ギア１８
はリールフランジ１３の中心部３４に固定されているた
め，上記の駆動ギア２３において出力された原動回転ギ
アｌ９よりも高速の回転はリール回転ギア１８を介して
リールフランジｌ３へ供給される．その結果，ビデオカ
セットデッキに内蔵された駆勤モータから早送り巻き戻
しアイドラ４３を介して、リール台４２及びテープ駆動
軸ｌ５へ伝達された回転駆動力は，上記伝達機構２０を
介することによって、大きく増幅されてリールｌ１へと
供給され、この結果リールｌ１は、リール台４２および
テーｊ駆動軸ｌ５の回転速度よりもはるかに高速で回転
し，磁気テープ１２をより高速で巻き取るものである．本実施例にあっては，本実施例に係るビデオカセットテ
ープ４０を用いて早送り動作を行う場合を例に説明した
が，巻き戻し動作を行う場合においても同様であって，
ａき戻し動作を行う場合には，ビデオカセットデッキに
設けられた巻き戻しボタンを押すと、リール台のメイン
ブレーキが解除された後、内蔵された駆動モータが作動
し、クラ−２チプーリ一が反時計方向に回転し、早送り
巻き戻しアイドラが供給側のリール台に圧着し，その供
給側のリール台を反時計方向に高速で回転させる．そし
てこの場合、上記した場合と同様にリール台４２におけ
る回転駆動力は，カセットケース１０に内装されたリー
ル１ｌ内部に設けられた伝達機構２０を介して増幅して
，リール１ｌへ供給され、磁気テープ１２は高速で巻き
戻されて巻き取られるものである．また、上記実施例にあっては，本発明に係る伝達機構が
，原動回転ギア１９と変速回転ギア２ｌと、リール回転
ギア１Ｂとにより構成された歯車装置からなる場合を例
に説明したが、本実施例に限定されず、歯車装置を用い
ることなく，摩擦抵抗の大きい素材（例えばゴム製）か
らなる摩擦車を用いて回転駆動力を増幅して伝達するよ
うに構成してもよい．更に，上記伝達機構を歯車装置により構成する場合であ
っても，各ギアの配置，構成については、テープ駆動軸
の収納部の回転をリール台へ増幅して伝達できるように
構成されていればよく、本実施例の構成配置に限定され
ない．［発明の効果］本発明は，ビデオカセットデッキに設けられたテープ駆
動軸の回転を増幅してリールへ伝達する伝達機構を備え
たものであるため、現在各ユーザーが所有しているビデ
オカセットデッキの内部構造に一切の変更を加えること
なく早送りモード時や，巻き取りモード時におけるビデ
オテープの巻き取り速度を従来よりも大幅に上昇させる
ことができる．

【図面の簡単な説明】

第１図は，本発明に係るビデオカセットテープの一実施
例を示す部分断面図である．０・・・カセットケース２・・・磁気テープ４・・・リールハプ６・・・四部８・・・リール回転ギア０・・・伝達機構２・・・変速ギア１・・・リール３・・・リールフランジ５・・・テープ駆動軸７・・・支持部９・・・原動回転ギア１・・・変速回転ギア３・・・駆動ギア２４・・・回転軸　　　　　２５・・・軸部２６・・・
支柱　　　　　　２７・・・支持アーム２８・・・テー
プ巻装部　　２９・・・孔部３０・・・テープ駆動軸挿
入孔３ｌ・・・２ランジ部　　　３２・・・リング状突部３
３・・・磁気テープ巻装部３４・・・回転中心部　　　３５・・・孔部３６・・・
孔部　　　　　　３７・・・内側下面部３８・・・内側
上面部３９・・・テープ駆動軸収納部４０・・・ビデオカセットテーブ４１・・・裏面部　　　　　４２・・・リール台４３・
・・早送り巻き戻しアイドラ

Claims

【特許請求の範囲】　ビデオカセットデッキに設けられたテープ駆動軸の回
転を増幅してリールへ伝達する伝達機構を備えたビデオ
カセットテープであって、上記伝達機構は、テープ駆動
軸と同速回転する原動回転体と、原動回転体に連動して原動回転体よりも高速の回転を出
力する変速回転体と、変速回転体に連動して回転するようにリールの回転中心
部に固定されたリール回転体とを有することを特徴とす
るビデオカセットテープ。