JPH02236456A - サンプリング方法 - Google Patents

サンプリング方法

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JPH02236456A
JPH02236456A JP5863689A JP5863689A JPH02236456A JP H02236456 A JPH02236456 A JP H02236456A JP 5863689 A JP5863689 A JP 5863689A JP 5863689 A JP5863689 A JP 5863689A JP H02236456 A JPH02236456 A JP H02236456A
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JP
Japan
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piston
suction
conduit
sample
deformation
Prior art date
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Pending
Application number
JP5863689A
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English (en)
Inventor
Yasuyuki Etsu
泰行 鉞
Akio Kimura
章夫 木村
Kiyoshi Kawashima
川嶋 潔
Minoru Ineji
稲次 稔
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Jeol Ltd
Original Assignee
Jeol Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、生化学自動分析装置や免疫自動分析装置等に
おける試料液や試薬のサンプリング方法に関する。
[従来の技術] かかる装置において、試料液を分析装置内の反応容器内
に分注するにあたっては、試料液中にピペットの一端を
挿入すると共に、他端をポンプに接続することにより試
料液を吸引1吐出するサンプリング方法が一般的に行わ
れている。一方、前記ポンプとしてはピストンを往復動
させるシリンダタイプが広く使用されている。ここで、
ピストンを往復動させる機構としては、一般には移動制
御が容易でかつ構造の小型化が図れるためにバルスモー
タとネジ機構とを組合わせた構造が使用される。
このようにモータとネジ機構とを組合わせた場合には、
ピストンの移動方向が切替わる、つまり吸引行程から吐
出行程あるいは吐出行程から吸弓行程に移る時にネジ部
においてバックラッシュが生じ、それによってモータと
ピストンとの間に比例関係がなくなり秤量精度が低下す
る。
そこで、従来においては吸引行程あるいは吐出行程に移
る直前にピストンを吸引行程方向あるいは吐出行程方向
に夫々ある所定ストローク動かす動作(以下この各動作
を夫々予備吸引あるいは予備吐出と称す)を行うことに
よりバックラッシュを取除いた後に、所望の吸引行程あ
るいは吐出行程を開始する。
[発明が解決しようとする課題コ ところで、本発明者の実験結果によると秤量精度が低下
する原因としては、バックラッシュの他にピストンに組
み込まれたシール部材が影響することを究明した。即ち
シール部材はピストンの動きに伴って変形し、その変形
したシール部材はピストンが停止したときに復元し、そ
れによってポンプ内の容積が僅かながら変化するため、
試料液が吸引あるいは吐出される。この時、前記シール
部材の変化量はピストンのストロークの長さ、つまり吸
引あるいは吐出工程の距離に応じて異なる。
その結果、吸引あるいは吐出工程を開始する際シール部
材の変形量は一定でなくなるため、ピストンが停止した
時シール部材の戻り状態にバラツキが生じ、それによっ
て秤量に誤差が発生するわけである。
そこで、本発明はかかる点に鑑みてなされたものであり
、シール部材の変形量を常に一定にしだ状憇でポンプの
吸引あるいは吐出工程を行うようにしたサンプリング方
法を提供することを目的とするものである。
[課題を解決するための手段] 上記目的を達成するため、本発明のサンプリング方法は
往復動するピストンを用いたポンプに接続されたピペッ
トを使用して液体を吸引した後、他の容器又は流路へ吐
出するにあたり、液体の吸引あるいは吐出の直前にバッ
クラッシュを除くため予備吸引あるいは予備吐出を行う
と共に、該予備吸引あるいは予備吐出の更に直前に該予
備吸引あるいは予備吐出におけるピストンの移動方向と
逆方向に該ピストンを所定ストローク動かすようにした
ことを特徴とするものである。
以下、本発明の一例を図面に基づいて詳説する。
[実施例] 第1図は本発明のサンプリング方法を試料液のサンプリ
ングに実施した場合の一例を示す構成略図、第2図はそ
の動作を説明するための図である。
第1図はA及びBの2チャンネル(反応系)に試料液を
供給するための試料供給部を示すもので、1はターンテ
ーブルである。このテーブルの同一円周状には被検試料
液を収容した多数の試料容器2−1.2−2.・・・が
等間隔に保持されている。
3は試料吸引ピペット、4は洗いツボ、5はシリンダ6
及びピストン7からなるサンプリングボンブ、8はシー
ル部材、9は前記ピストン7を往復動させるためのバル
スモー夕とネジ機構との組合わせからなる往復動機構で
ある。
10はステータllsとロータllrとからなる試料切
換弁である。このステータllsの中心部、つまりロー
タllrの回転軸上には前記シリンダ6内に接続された
導管12が設けてあり、また、ステータの下面(ロー夕
と接する面)には前記導管12(ステータの回転軸)を
中心とした同一円周状に3つの試料採取用開口13−1
.13−2.13−3が夫々等間隔に設けてある。これ
らの開口のうち、13−1は導管14を介して前記ピペ
ット3に接続され、又、13−2はこの開口において交
わる一対の試料採取用導管15A,16Aに接続され、
更に、13−3も同様に一対の試料採取用導管15B,
16Bに接続されている。前記ロータllrには導管1
2と各開口13−1.13−2.13−3を夫々接続す
るための連通管17が設けてある。前記導管15A,1
5Bは夫々A,Bチャンネルに接続され、又、導管16
A,16Bは図示外のA及びBチャンネル試薬供給手段
に夫々接続されている。18は三方切換弁で、開口aは
前記シリンダ6内に接続され、又、開口bは大気に開放
されており、更、開口Cは図示外の洗浄手段に接続され
ている。
かかる構成において、試料液を吸引するには、先ずピペ
ット3を実線のように洗いツボ4内に挿入すると共に、
試料切換弁10を実線のように連通管17で導管12と
14とを接続した状態で切換弁18の開口aとCを接続
(点線Cの状態)してボンブ5のシリンダ6一導管12
一連通管17一導管14−ピペット3内に洗浄水を流し
、これらの流路を洗浄した後、切換弁を実線Dで示す位
置にセットする。この状態において、ポンプ5のピスト
ン7を矢印F方向に移動(吸引工程)させながらピペッ
ト3を点線のように試料容器2−1内に挿入することに
より試料液を吸引する。この時、吸引する試料液の量は
全分析項目の総合量に予め定められた余分な量をプラス
したものであり、又、これらの試料妓は導管14.連通
管17及び導管12部分にホールドされる。そして、試
料切換弁10のロータ1 1. rを回転させて連通管
17を開口13−2に接続させ、ピストン7を矢印Fと
は逆方向に移動(吐出工程)させることにより連通管1
7内の試料液を1項目の分析に必要な量だけ導管15A
,16Aに分注した後、ロータ11rを逆転させて元の
位置、つまり連通管17を開口13−1 (導管14)
に接続させる。この状態において、図示外のAチャンネ
ル試薬供給手段より第1項目の分析に必要な試薬を導管
16A内に導入すれば、この導管16A及び15A内に
分注された試料液が試薬と共にAチャンネルの反応容器
(図示せず)内に導入される。
次に、ポンブ5のピストン7を再び矢印F方向に移動さ
せて導管14部分にホールドされた試料液を連通管17
内に2項目の分析に必要な量以上吸引した後、ロータl
lrを回転して連通管17を開口13−3に接続させピ
ストン7を矢印Fとは逆方向に移動させることにより導
管15B,16B内に必要量分注する。そして、ロータ
11rを実線で示す元の位置に戻した後、図示外のBチ
ャンネル試薬供給手段より第2項目の分析に必要な試薬
を導管16B内に導入すれば、この導管16B.15B
内に分注された試料液が試薬と共にBチャンネルの反応
管(図示せず)内に導入されるため、試料液と試薬とが
反応した後、nj定,洗浄される。以下、同様な動作を
繰返すことにより試料容器2−1内の試料における全分
析項目が終了すると、切換弁18を切換えて点線Cのよ
うに開口aとCを接続させ、洗浄水によってボンブ5の
シリンダ6,導管]2,連通管17.導管ユ4及びピペ
ット3内を洗浄する。そして、ターンテーブル1を回転
させて試料容器2−2をピペット3の挿入位置まで移動
させた後、前述した動作を行えば、この試料容器内の試
料液が試薬と共にA及びBチャンネルの反応容器内に交
互に導入され所望項目の分析が行われる。
ところで、上述した動作説明からに明らかなように各チ
ャンネルに導入する際のボンブ5による試料液の吸引あ
るいは吐出量、つまりピストン7の吸引あるいは吐出工
程におけるストローク量はその都度異なっている。その
ため、ピストンに設けたシール部材8の変形量も一定で
なく各工程において異なった状態で動いている。
そこで、本発明においては、第2図にピストンの移動速
度を示すようにポンプが吸引工程T1.aを終えて吐出
工程T2aに入る場合において、その直前に先ずピスト
ンを移ろうとする吐出工程の逆方向である吸引工程方向
に一定ストロークP1動かした後、今度は吐出工程方向
に一定ストロークQ2だけ予備吐出させてから吐出工程
T2aを行う。また、ボンブ吐出工程T2aを終えて次
の吸引工程Tlbに入る場合においても同様に、その直
前にピストンを吐出工程方向に一定ストロークP2動か
した後、吸引工程方向に一定ストロークQ1だけ予備吸
引させてから吸引工程Tlbを行う。ここで、ピストン
を動かすストロークP1とP2及びQ1とQ2は夫々同
一であり、又、これらの動作を行うときには、シリンダ
内を大気に開放する。つまり第1.図で示す切換弁18
を点線Eで示すように開口aとbを接続させておき、か
かるピストンの動きによってシリンダ6一導管12一連
通管17一導管14−ピペット3の流路内の圧力が僅か
でも変化することを防止するためである。
このようになせば、吸引あるいは吐出工程に入る直前に
シール部材に常に一定の変形を与えることができるため
、シール部材における変形の戻りを略一定に保つことが
でき秤量精度が向上する。
又、予備吸引あるいは予備吐出を行うことによりバック
ラッシュを取除くことができる。
尚、前述の説明は本発明の一例であり、実施にあたって
は幾多の変形が考えられる。例えば上記実施例では試料
液のサンプリングについて述べたが、試薬のサンプリン
グにも同様に実施できる。
又、上記実施例ではポンプに接続されたピペットを介し
て吸引した試料液を試料切換弁に一旦ホールドし、その
ホールドした試料液を試薬によって反応系に移送,導入
するタイプの分析装置に実施したが、これに限定される
ことなく、試料容器から吸引した試料液を直接ピペット
内にホールドし、このピペットを反応容器まで移動させ
て吐出させるタイプの分析装置にも同様に実施すること
ができる。
[効果] 以上詳述したように本発明によれば、吸引あるいは吐出
工程を行う直前にピストンのシール部材に常に一定の変
形量を与えることができるため、シール部材の変形に基
づく秤量精度の低下を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明のサンプリング方法を試料液のサンプリ
ングに実施した場合の一例を示す構成略図、第2図はそ
の動作を説明するための図である。 A B:反応系    1:ターンテーブル2−1.2
−2:試料容器 3;ピペット     4:洗いツボ 5:ボンブ      6:シリンダ 7:ピストン     8:シール部材9:往復動機横
  10=試料切換弁 11S:ステータ   llr:0−タ12,14:導
管 13−1.13−2.13−3:開口 15A,15B,16A.16B:導管17:連通管 
    18:切換弁

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 往復動するピストンを用いたポンプに接続されたピペッ
    トを使用して液体を吸引した後、他の容器又は流路へ吐
    出するにあたり、液体の吸引あるいは吐出の直前にバッ
    クラッシュを除くため予備吸引あるいは予備吐出を行う
    と共に、該予備吸引あるいは予備吐出の更に直前に該予
    備吸引あるいは予備吐出におけるピストンの移動方向と
    逆方向に該ピストンを所定ストローク動かすようにした
    ことを特徴とするサンプリング方法。
JP5863689A 1989-03-10 1989-03-10 サンプリング方法 Pending JPH02236456A (ja)

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JP5863689A JPH02236456A (ja) 1989-03-10 1989-03-10 サンプリング方法

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