JPH02235971A - ジェット印刷用非水系インキ - Google Patents

ジェット印刷用非水系インキ

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Publication number
JPH02235971A
JPH02235971A JP1057230A JP5723089A JPH02235971A JP H02235971 A JPH02235971 A JP H02235971A JP 1057230 A JP1057230 A JP 1057230A JP 5723089 A JP5723089 A JP 5723089A JP H02235971 A JPH02235971 A JP H02235971A
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JP
Japan
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solvent
ink
silicone resin
marking film
soluble
Prior art date
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Pending
Application number
JP1057230A
Other languages
English (en)
Inventor
Masaaki Kunimatsu
国松 正昭
Tetsuo Sugawa
哲夫 須川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Dai Nippon Toryo KK
Original Assignee
Dai Nippon Toryo KK
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Publication date
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Priority to JP1057230A priority Critical patent/JPH02235971A/ja
Publication of JPH02235971A publication Critical patent/JPH02235971A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明はセラミックス、金属、ガラス等の耐熱性基材表
面にマーキングを施すための焼成用ジェット印刷用非水
系インキに関する。
く従来の技術及びその解決すべき課題〉近年、セラミッ
クス等の耐熱性基材が広く利用されてきており、それに
伴い焼成によってマーキングを施す方法が提案されてき
ている。
従来、マーキング方法としてスクリーン印刷方法、スプ
レー印刷方法が広く採用されているが、精密なパターン
のマーキングが困難であるという問題点があった。その
ため、精密なパターンのマーキングが可能なジェット印
刷法が考えられてきている。
ところで、ジェット印刷用に使用されるインキは焼成後
にマーキング膜が残る必要があるので、含金属染料が配
合されている。
しかしながら、ジェット印刷用インキは、通常バインダ
ー樹脂としてアクリル樹脂、ポリエステル樹脂、アルキ
ド樹脂、エポキシ樹脂等が使用されているため、例えば
1000℃以上の温度で焼成するとバインダー樹脂がマ
ーキング膜に残らず、含金属染料だけとなる。そのため
、マーキング膜の密着性が不十分であるなど問題点とな
っていた。
本発明者等は、このような現状に鑑み、精密なパターン
のマーキングが可能なジェット印刷法において、焼成後
のマーキング膜の密着性がよいジェット印刷用インキを
開発すべく、鋭意研究をした結果、本発明に到ったもの
である。
〈課題を解決するための手段〉 即ち、本発明は、 (i)溶剤可溶性有機金属キレート染料、(1l)溶剤
可溶性シリコーン樹脂、及び( iii )前記成分(
i)及び(l1)を溶解する溶剤、を主成分とする焼成
用ジェット印刷用非水系インキに関するものである。
以下、本発明について詳述する。
本発明のインキの構成成分である溶剤可溶性有機金属キ
レート染料(i)に用いる金属としてはコバルト、鉄、
ニッケル、マンガン、アンチモン等の発色性があり、か
つ2価以上の金属であればよく、焼成後生ずる金属ある
いはその酸化物、炭化物、窒化物として要求される物性
によって任意に金属元素の組合せを選択することができ
る。
一方金属キレート化剤としてはアセチルアセトン、アセ
ト酢酸アルキルエステル、サリチル酸、テノイルトリフ
ルオロアセトン等が代表的なものとして挙げられる。
このような有機金属キレート染料(1)の具体例として
は、例えば、Solvent Black 6, So
lventBlue  53,  Solvent  
Brown  34,  Solvent  Yell
ow  29,Solvent  Violet  1
.  Solvent  Red  9,  Solv
entBlack 2等が代表的なものとして挙げられ
るが、これらに限定されるものではなく、溶剤可溶性で
、かつ焼成後も発色性を有する有機金属キレート染料で
あれば特に制限なく使用出来る。
なお、有機金属キレート染料として水溶性の染料も知ら
れているが、水溶性とするた約に塩基性化合物を多量に
使用する必要があり、後述するシリコーン樹脂が塩析を
生じやすくなる。その結果、ノズル詰り等が発生し、イ
ンキジェットプリンターにて長期にわたり安定に印刷出
来ないので本発明においては不適当である。
また、含金属染料として鉄、コバルト、ニッケル等の塩
化物、硝酸塩、硫酸塩などの有色の無機塩も知られてい
るが、これらは解離するイオンが腐食性を有しているた
め、ジェット印刷装置の材料を腐食させたり、また溶剤
中における溶解度が小さいためインキ中で析出しやすく
、安定にジェット印刷出来ないので本発明においては同
様に不適当である。
本発明のインキの構成成分である溶剤可溶性シリコーン
樹脂(工1)は代表的には主要部が下記三次元の構造を
有する樹脂である。
古36 (但し、R.  R2、R3、R,はメチル基、エチル
基、フェニル基のいずれかである。)このようなシリコ
ーン樹脂は、少量残存しているシラノール基(SiOH
)の脱水縮合反応により架橋が進み、強い膜が形成され
る。
本発明においてはバインダー樹脂としてシリコン樹脂を
使用しているため、焼成後、有機分は酸分解し、骨格分
が残存し二酸化珪素皮膜として残るため、焼成後のマー
キング膜の密着性が維持出来るものと推定される。
シリコーン樹脂の数平均分子量は、焼成する前(例えば
常温〜800℃)におけるマーキング膜の密着性、イン
キジェットプリンターのノズルからのインキ液滴の吐出
安定性から約2000〜10,000程度のものが好適
である。
また本発明で使用するシリコーン樹脂は焼成する前の密
着性等を向上させるためシリコーン樹脂中間体をポリエ
ステル、アクリル樹脂等と反応させた変性シリコーン樹
脂も使用可能である。但し、本発明で使用するシリコー
ン樹脂は大気中の水分、酸素等と反応しないものを使用
すべきであり、反応するものはノズル詰り等の原因とな
るので不適当である。
本発明のインキの構成成分である溶剤( iii )は
、前記(i)成分及び(ii)成分を溶解し、かつ望ま
しくは乾燥性、にじみ防止性の良い有機溶剤であれば特
に制限なく、従来から公知のジェット印刷用非水系イン
キで利用されている溶剤が使用可能である。
具体的にはメタノール、エタノール、イソプロパノール
等のアルコール類、エチレングリコールモノメチルエー
テル、エチレングリコールモノエチルエーテル、エチレ
ングリコールモノブチルエーテル等のカルビトール類、
アセトン、メチルエチルケトン、シクロヘキサノン等の
ケトン類、酢酸エチル、酢酸ブチル等の脂肪族エステル
等が代表的なものとして挙げられる。
本発明のジェット印刷用非水系インキは以上説明した有
機金属キレート染料(i)、シリコーン樹脂(II)及
び溶剤( iii )を主成分とするものであり、さら
に必要に応じ硬化触媒、改質樹脂、通常の染料、電導度
調整剤、界面活性剤等を配合したものからなる。
本発明のインキにおいて有機金属ヰレート染料(i)の
配合量は、発色の視認性、インキの安定性等からインキ
中2〜60重量%が好ましい。またシリコーン樹脂( 
ii )の配合量は、焼成後の密着性等から1〜20重
量%が好ましい。
また溶剤( iii )の配合量はインキの粘度、表面
張力等を考慮して10〜80重量%が好ましい。
本発明のジェット印刷用非水系インキは当然インクジェ
ット印刷に適応した性状が必要であり、そのためインク
の粘度は1〜1 0CPS/2 0℃、比抵抗は200
〜3000ΩCm,比重は0.8〜1.2、表面張力は
20〜60ダイン/ cmに調整したものを使用すべき
である。
このような組成及び性状からなる本発明のインキは、各
成分を混合撹拌後、ボアサイズ1.0μメンプランフィ
ルターにて濾過、精製することにより、インクジェット
印刷用インキとして供される。
なお、インキジェットプリンターとしては従来から公知
のプリンターに適用出来、例えば荷電制御方式、インク
オンディマンド方式あるいはサーマルヘッドによりイン
キを吐出させる方式等が代表的なものとして挙げられる
ジェット印刷されたインキのマーキング膜は焼成し、耐
熱性のあるマーキング膜を形成する。
焼成は、マーキング膜が発色しやすいように酸化雰囲気
あるいは還元雰囲気等の雰囲気中にて、例えば空気、酸
素、水素、窒素、一酸化炭素、アンモニア、真空等の任
意の種々の環境下で焼成出来、焼成温度は例えば100
0〜1400℃である。
なお、本発明のインキは、当然ではあるが、焼成しない
で常温〜数百℃で乾燥させた状態でマーキング膜を形成
してもよいことは無論である。
く発明の効果〉 本発明のジェット印刷用非水系インキは有機金属ヰレー
ト染料を使用しているため、焼成後のマーキング膜の発
色視認性がよく、またバインダー樹脂としてシリコーン
樹脂を使用しているため焼成前のマーキング膜の密着性
はもちろん、焼成後の密着性も従来のインキよりも大巾
に改良された。
以下、本発明を更に実施例により詳細に説明する。なお
、実施例中「部」、「%」は重量基準で示す。
実施例1〜3及び比較例1〜3 第1表に示した配合物を均一に混合した後、ボアサイズ
1.0μメンプランフィルターにて濾過、精製し、ジェ
ット印刷用インキを調製した。
得られたインキを−5℃下で1週間及び1ケ月貯蔵した
時のインキの貯蔵安定性;アルミナセラミックス、耐熱
ガラスに前記各インキをインキジェットプリンターにて
吐出させ、常温乾燥させて得られたマーキング膜を60
0℃、15分間焼付した時の視認性及び密着性;該マー
キング膜を1300℃で15分間焼成した時の視認性及
び密着性;の各試験を行ない、その結果を第1表下欄に
示した。
第1表より明らかの通り、本発明のインキは貯q 蔵安定性、マーキング膜の視認性、密着性とも良好であ
った。
一方、無機塩染料を使用した比較例1、2はともに貯蔵
安定性が不良でノズル詰りの原因となるためジェット印
刷用インキとして不適当であった。
またバインダー樹脂にアクリル樹脂を使用した比較例3
は焼成後のマーキング膜の密着性が不良であった。
注1) C.I.  Solvent  Yellow 8  
9注2) C.I.  Solvent  Black  2注3
) 「ペルガンD」 (ダウコーニング社製商品名) 粘度(25℃)150CP. 不揮発分42%

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 (i)溶剤可溶性有機金属キレート染料、 (ii)溶剤可溶性シリコーン樹脂、及び (iii)前記成分(i)及び(ii)を溶解する溶剤
    、を主成分とする焼成用ジェット印刷用非水系インキ。
JP1057230A 1989-03-09 1989-03-09 ジェット印刷用非水系インキ Pending JPH02235971A (ja)

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JP1057230A JPH02235971A (ja) 1989-03-09 1989-03-09 ジェット印刷用非水系インキ

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JP1057230A JPH02235971A (ja) 1989-03-09 1989-03-09 ジェット印刷用非水系インキ

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JPH02235971A true JPH02235971A (ja) 1990-09-18

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ID=13049728

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102020891A (zh) * 2010-12-07 2011-04-20 郑州宏润科技股份有限公司 耐高温标识墨水
JP2014214255A (ja) * 2013-04-26 2014-11-17 東洋インキScホールディングス株式会社 非水系インクジェットインク組成物

Citations (3)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58176271A (ja) * 1982-04-12 1983-10-15 Tokyo Ohka Kogyo Co Ltd インクジエツト記録用インク組成物
JPS62250081A (ja) * 1986-04-23 1987-10-30 Toyo Ink Mfg Co Ltd 記録液
JPS63283981A (ja) * 1987-05-18 1988-11-21 Dainippon Ink & Chem Inc 焼成パタ−ン形成方法及びその印刷インキ

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