JPH02235386A - 分布帰還型半導体レーザの製造方法 - Google Patents
分布帰還型半導体レーザの製造方法Info
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- JPH02235386A JPH02235386A JP5710789A JP5710789A JPH02235386A JP H02235386 A JPH02235386 A JP H02235386A JP 5710789 A JP5710789 A JP 5710789A JP 5710789 A JP5710789 A JP 5710789A JP H02235386 A JPH02235386 A JP H02235386A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は分布帰還型半導体レーザの製造方法に関する。
光ファイバ通信.の長距離大容量化に伴い、信号光が光
ファイバの波長分散の影響を受けることない長距離光フ
ァイバ伝送を可能にする光源として、素子内部に゜回折
格子を有し、この回折格子の周期で決まる波長で単一軸
モード発振する分布帰還型半導体レーザ(DFB L
D)が開発された。このDFB LDは、回折格子が
形成されたInP基板上にInGaAsP/InPから
なる半導体多層構造な液相エピタキシャル成長法(LP
E法)により結晶成長することで得られる。この場合、
最も層厚が薄い層は活性層で、約0. 1μm(100
0人)である。この様な、LPE法で成長したDFB
LDは、種々の改良が施され、今では光出力特性,温
度特性共に従来のファブリベロ型LDと同等の性能が得
られるようになった.また、DFB LDを光源に用
いた波長1.3μm帯の伝送では、1、6Gb/S−4
0kmといった従来のファブリベロ型LDでは実現し得
なかった長距離大容量伝送システムも既に実用化されて
いる。
ファイバの波長分散の影響を受けることない長距離光フ
ァイバ伝送を可能にする光源として、素子内部に゜回折
格子を有し、この回折格子の周期で決まる波長で単一軸
モード発振する分布帰還型半導体レーザ(DFB L
D)が開発された。このDFB LDは、回折格子が
形成されたInP基板上にInGaAsP/InPから
なる半導体多層構造な液相エピタキシャル成長法(LP
E法)により結晶成長することで得られる。この場合、
最も層厚が薄い層は活性層で、約0. 1μm(100
0人)である。この様な、LPE法で成長したDFB
LDは、種々の改良が施され、今では光出力特性,温
度特性共に従来のファブリベロ型LDと同等の性能が得
られるようになった.また、DFB LDを光源に用
いた波長1.3μm帯の伝送では、1、6Gb/S−4
0kmといった従来のファブリベロ型LDでは実現し得
なかった長距離大容量伝送システムも既に実用化されて
いる。
しかしながら、光通信の更なる長距離無中継化の要求は
今もって強いものがあり、601aa,100一といっ
た無中継伝送を行おうとする際、上述した従来のDFB
LDをもってしても伝送不可能な問題が発生した。
今もって強いものがあり、601aa,100一といっ
た無中継伝送を行おうとする際、上述した従来のDFB
LDをもってしても伝送不可能な問題が発生した。
長距離伝送を行う場合、光ファイバの伝送損失が最も低
い波長1.55μm帯で伝送を行うのが望ましい。しか
しながらこの波長帯は、光ファイバの波長分散が大きな
波長帯であるため、従来のDFB LDを持ってして
も、変調時に波長変動(波長チャーピング)が生じ、こ
れが、波長分散の影響を受けて、伝送可能距離が制限を
受けてしまうのである。そこで、この波長チャーピング
を小さく抑えるために新たなDFBLDが提案され、研
究が進められている。即ち、層厚が300人以下の単数
または複数の量子井戸層を活性層に持つ、量子井戸型D
FBLD(量子井戸が単層であるものをSQW−DFB
LD、量子井戸が複数であるものをMQW−DFB
LDと云う)である。
い波長1.55μm帯で伝送を行うのが望ましい。しか
しながらこの波長帯は、光ファイバの波長分散が大きな
波長帯であるため、従来のDFB LDを持ってして
も、変調時に波長変動(波長チャーピング)が生じ、こ
れが、波長分散の影響を受けて、伝送可能距離が制限を
受けてしまうのである。そこで、この波長チャーピング
を小さく抑えるために新たなDFBLDが提案され、研
究が進められている。即ち、層厚が300人以下の単数
または複数の量子井戸層を活性層に持つ、量子井戸型D
FBLD(量子井戸が単層であるものをSQW−DFB
LD、量子井戸が複数であるものをMQW−DFB
LDと云う)である。
MQW−DFB LD用の多層半導体の層構造を図3
に示す。回折格子5が形成されたn−InP1の上に波
長組成1. 3 p mのn−InGaAsPガイド層
2(厚さ0.Lum),5層のInGaAs量子井戸層
3A(厚さ70人)及び6層のInGaAsPバリア層
3B(厚さ70人,波長組成1.15μm)からなる活
性層3,p−InPクラッド層4(厚さ1.5μm)が
順に形成されている。MQW−LDでは量子井戸層3A
及びバリア層3Bを数10人程度の膜厚に制御しなくて
はならないため、従来のLPE法では製作不可能である
。そこで図3に示した従来のMQW−DFB LDで
は、ガイド層2からクラッド層4までを、単原子層オー
ダで膜厚制御可能な有機金属気相成長を(MO−VPE
法)を用いて形成している。(例えば、M.KITAM
URA他,エレクトロニクス,レターズ誌,第24巻,
第16号,1045頁,1988年など)上記報告では
、MQW活性層3を用いることにより波長1.55μm
帯のDFB LDにおいて、実際に変調時の波長チャ
ービングがMQW構造を持たない従来のDFB LD
に比べ抑制される傾向であることを述べている。
に示す。回折格子5が形成されたn−InP1の上に波
長組成1. 3 p mのn−InGaAsPガイド層
2(厚さ0.Lum),5層のInGaAs量子井戸層
3A(厚さ70人)及び6層のInGaAsPバリア層
3B(厚さ70人,波長組成1.15μm)からなる活
性層3,p−InPクラッド層4(厚さ1.5μm)が
順に形成されている。MQW−LDでは量子井戸層3A
及びバリア層3Bを数10人程度の膜厚に制御しなくて
はならないため、従来のLPE法では製作不可能である
。そこで図3に示した従来のMQW−DFB LDで
は、ガイド層2からクラッド層4までを、単原子層オー
ダで膜厚制御可能な有機金属気相成長を(MO−VPE
法)を用いて形成している。(例えば、M.KITAM
URA他,エレクトロニクス,レターズ誌,第24巻,
第16号,1045頁,1988年など)上記報告では
、MQW活性層3を用いることにより波長1.55μm
帯のDFB LDにおいて、実際に変調時の波長チャ
ービングがMQW構造を持たない従来のDFB LD
に比べ抑制される傾向であることを述べている。
しかしながら、MO−VPE成長では、平坦な半導体基
板上に結晶成長させることは容易であるが、回折格子6
などを有する凹凸基板上への結晶成長では、時として異
状成長が生じ易いという問題がある.例えば、第4回イ
ンターナショナル・フンファレンス・オン・MO−VP
E (1 9 8 8年,箱根)の会議において、K.
SATOH (講演No.B7−4)らが報告している
様に、回折格子6の溝が深いと、回折格子6の凹部から
ガイド員2に向けて転位が生じる。この転位の発生によ
り、活性層3において非発光再結合の確率が増太し、半
導体レーザとして発振不能となってしまう。転位の発生
を抑制するためには、回折格子6の溝を浅くすればよい
のであるが、この場合、回折格千6と光との結合係数が
小さくなるため、レーザの発振しきい値電流が高くなっ
てしまうなどの問題が生じる。
板上に結晶成長させることは容易であるが、回折格子6
などを有する凹凸基板上への結晶成長では、時として異
状成長が生じ易いという問題がある.例えば、第4回イ
ンターナショナル・フンファレンス・オン・MO−VP
E (1 9 8 8年,箱根)の会議において、K.
SATOH (講演No.B7−4)らが報告している
様に、回折格子6の溝が深いと、回折格子6の凹部から
ガイド員2に向けて転位が生じる。この転位の発生によ
り、活性層3において非発光再結合の確率が増太し、半
導体レーザとして発振不能となってしまう。転位の発生
を抑制するためには、回折格子6の溝を浅くすればよい
のであるが、この場合、回折格千6と光との結合係数が
小さくなるため、レーザの発振しきい値電流が高くなっ
てしまうなどの問題が生じる。
本発明の分布帰還型半導体レーザの製造方法は、表面に
周期状の凹凸を有する半導体基板上に、前記半導体基板
よりも屈折率の大きな光ガイド層を液相エピタキシャル
法により形成する工程と、前記光ガイド層上に、この光
ガイド層よりもエネルギーギャップの小さな活性層と、
この活性層よりもエネルギーギャップの大きなクラッド
層を有機金属気相成長法により形成する工程とからなる
。
周期状の凹凸を有する半導体基板上に、前記半導体基板
よりも屈折率の大きな光ガイド層を液相エピタキシャル
法により形成する工程と、前記光ガイド層上に、この光
ガイド層よりもエネルギーギャップの小さな活性層と、
この活性層よりもエネルギーギャップの大きなクラッド
層を有機金属気相成長法により形成する工程とからなる
。
更に、活性層を有機金属気相成長法で形成する工程は、
クラ,ド層よりもエネルギーギャ,プが小さなバリア層
と、厚さが300人以下で、エネルギーギャップが前記
バリア層よりも小さな量子井戸層を交互に繰り返し1回
又は複数回形成する工程からなる。
クラ,ド層よりもエネルギーギャ,プが小さなバリア層
と、厚さが300人以下で、エネルギーギャップが前記
バリア層よりも小さな量子井戸層を交互に繰り返し1回
又は複数回形成する工程からなる。
以下に本発明の実施例を図面を用いて詳細に説明する.
第1図は本発明の第1の実施例である分布帰還型半導体
レーザの製造方法の工程を示す図である。
レーザの製造方法の工程を示す図である。
(a)ではn−InP基板lの上に周期2400人の回
折格子5をレーザニ光束干渉露光法により形成する.(
b)ではその上にLPE法により、波長組成1.15,
umのn 一I n G a A s Pガイド層2を
0.1μmの厚さに形成する。この時回折格子5はガイ
ド層2により平坦に埋め込まれる.この時の結晶成長温
度は615℃である.(C)では厚さ0.05μmのn
−InPバッファ層6,続いてMQW活性層3,厚さ1
. 5 μmのp−InPクラッド層4,厚さ0. 5
p mのp − I n G a A s Pキヤ,
プ層7を順にMO−VPE法により形成する。MQW活
性層3は5層のInGaAs量子井戸層3A(厚さ70
人)と6層の波長組成1.15μmのInGaAsPバ
リア層3B(厚さ70λ)から構成される。MO−VP
Hの成長温度は650℃とし、常圧での成長を行った。
折格子5をレーザニ光束干渉露光法により形成する.(
b)ではその上にLPE法により、波長組成1.15,
umのn 一I n G a A s Pガイド層2を
0.1μmの厚さに形成する。この時回折格子5はガイ
ド層2により平坦に埋め込まれる.この時の結晶成長温
度は615℃である.(C)では厚さ0.05μmのn
−InPバッファ層6,続いてMQW活性層3,厚さ1
. 5 μmのp−InPクラッド層4,厚さ0. 5
p mのp − I n G a A s Pキヤ,
プ層7を順にMO−VPE法により形成する。MQW活
性層3は5層のInGaAs量子井戸層3A(厚さ70
人)と6層の波長組成1.15μmのInGaAsPバ
リア層3B(厚さ70λ)から構成される。MO−VP
Hの成長温度は650℃とし、常圧での成長を行った。
ガスソースはトリ・メチル・インジウムとトリ・メチル
・ガリウム,7ルシン,フォスフィンである。(d)で
は、多層半導体基板を回折格子5と直交するストライプ
状領域を除いて活性層3よりも深くエッチングすること
により幅3μmのメサストライプ8を形成した後、MO
−VPE法により鉄(Fe)をドープした高抵抗InP
層11をメサストライプ8の側面及びn−InP基板1
表面を覆う様に形成する.その後、上下の半導体表面に
電極9及びlOを形成する。
・ガリウム,7ルシン,フォスフィンである。(d)で
は、多層半導体基板を回折格子5と直交するストライプ
状領域を除いて活性層3よりも深くエッチングすること
により幅3μmのメサストライプ8を形成した後、MO
−VPE法により鉄(Fe)をドープした高抵抗InP
層11をメサストライプ8の側面及びn−InP基板1
表面を覆う様に形成する.その後、上下の半導体表面に
電極9及びlOを形成する。
こうして得られたMQW−DFB LDでは、注入電
流は高抵抗InP層1lで効果的にブロックされると同
時に活性層3に注入され、波長1.55μm付近でレー
ザ発振する。また回折格子5からガイド層2及び活性層
3に向けて転位が生じることもないため、約20mAの
低しきい値電流で発振した.MQWの効果により、5G
b/Sという超高速変調時においても、波長チャーピン
グは約3人であり、MQW構造を用いない従来のDFB
LDのチャービング量(9人)と比べて、約1/3に低
減できた。
流は高抵抗InP層1lで効果的にブロックされると同
時に活性層3に注入され、波長1.55μm付近でレー
ザ発振する。また回折格子5からガイド層2及び活性層
3に向けて転位が生じることもないため、約20mAの
低しきい値電流で発振した.MQWの効果により、5G
b/Sという超高速変調時においても、波長チャーピン
グは約3人であり、MQW構造を用いない従来のDFB
LDのチャービング量(9人)と比べて、約1/3に低
減できた。
尚、本実施例では半導体基板lとしてn型導伝性のもの
を用いたが、半導体基板1はp型導伝性であ,ってもよ
い.この場合には、ガイド層2及びクラッド層4,キャ
ップ層7の導伝性も併せ実施例とは逆にする必要がある
。更に、高抵抗InP層はMO−VPE法でなくとも、
例えばノ1イドライドVPE法等で形成されてもよい。
を用いたが、半導体基板1はp型導伝性であ,ってもよ
い.この場合には、ガイド層2及びクラッド層4,キャ
ップ層7の導伝性も併せ実施例とは逆にする必要がある
。更に、高抵抗InP層はMO−VPE法でなくとも、
例えばノ1イドライドVPE法等で形成されてもよい。
第2図に本発明の第2の実施例の工程図を示す.(a)
〜(b)では第1の実施例同様に、回折格子5が形成さ
れたn−InP基板lの上に波長組成1.15μmのn
−InGaAsPガイド層2(厚さ0.1,um)をL
PE法で成長する.(C)ではn−InPバッファ層6
(厚さ0.0 5μm), MQW活性層3,p−In
Pクラッド層4(厚さ0.8,um)を順にMO−VP
E法で成長する.MQW活性層3の構成及びMO−VP
E法の成長条件は第1の実施例と同様である.(d)で
は多層半導体基板に回折格子5と直交する方向に、活性
層3よりも深い2本の平行な溝21とそれによって挟ま
れるメサストライプ8を形成する。メサストライプ8の
幅は1.5μm1溝21の幅は6μmである。
〜(b)では第1の実施例同様に、回折格子5が形成さ
れたn−InP基板lの上に波長組成1.15μmのn
−InGaAsPガイド層2(厚さ0.1,um)をL
PE法で成長する.(C)ではn−InPバッファ層6
(厚さ0.0 5μm), MQW活性層3,p−In
Pクラッド層4(厚さ0.8,um)を順にMO−VP
E法で成長する.MQW活性層3の構成及びMO−VP
E法の成長条件は第1の実施例と同様である.(d)で
は多層半導体基板に回折格子5と直交する方向に、活性
層3よりも深い2本の平行な溝21とそれによって挟ま
れるメサストライプ8を形成する。メサストライプ8の
幅は1.5μm1溝21の幅は6μmである。
その後、メサストライプ8の上部を除いて、p一InP
ブ’cyyク層22,n−InPブロック層23を、更
に全面にp′−InP埋め込み層24,p−InGaA
sPキ−?ップ層7を溝21の外側平坦部での層厚がそ
れぞれ0.5μm,1μm,1.5μm,0.8μmと
なるようにLPE法で成長する。
ブ’cyyク層22,n−InPブロック層23を、更
に全面にp′−InP埋め込み層24,p−InGaA
sPキ−?ップ層7を溝21の外側平坦部での層厚がそ
れぞれ0.5μm,1μm,1.5μm,0.8μmと
なるようにLPE法で成長する。
最後に上下の表面に電極9,lOを形成する。
こうしで得られたDFB LDは、メサストライプ8
の両側のp−n−p−n電流プロ,ク構造により電流を
効果的に挟窄し、メサストライプ8内の活性層3に集中
的に電流を注入することができ、波長1..5 5μm
付近でレーザ発振する.またガイド層2をLPE法で形
成しているため、回折格子5からガイド層2に向けて転
位が発生することもないため、約15mAの低しきい値
電流でレーザ発振した。更にMQWの効果により、2.
4Gb/Sの高速変調時においても波長チャーピングは
約3人と小さな値を得た。
の両側のp−n−p−n電流プロ,ク構造により電流を
効果的に挟窄し、メサストライプ8内の活性層3に集中
的に電流を注入することができ、波長1..5 5μm
付近でレーザ発振する.またガイド層2をLPE法で形
成しているため、回折格子5からガイド層2に向けて転
位が発生することもないため、約15mAの低しきい値
電流でレーザ発振した。更にMQWの効果により、2.
4Gb/Sの高速変調時においても波長チャーピングは
約3人と小さな値を得た。
尚、本発明の実施例では述べなかったが、DFB L
Dの光出力端面には、無反射コーティング膜を形成して
もよい。そうすることにより、単一軸モードで発振する
スペクトル特性がより安定化すると共に、外部微分効率
が増加するなどの利点がある。また本発明の実施例では
2種類のレーザ構造について示したが、本発明の適用範
囲はこれに限らず、他の埋め込みへテロ構造、あるいは
リッジ構造等でのレーザあってもよい。もちろん、用い
る半導体材料系においても、実施例で用いたInGaA
sP/InP系に限るものではない。
Dの光出力端面には、無反射コーティング膜を形成して
もよい。そうすることにより、単一軸モードで発振する
スペクトル特性がより安定化すると共に、外部微分効率
が増加するなどの利点がある。また本発明の実施例では
2種類のレーザ構造について示したが、本発明の適用範
囲はこれに限らず、他の埋め込みへテロ構造、あるいは
リッジ構造等でのレーザあってもよい。もちろん、用い
る半導体材料系においても、実施例で用いたInGaA
sP/InP系に限るものではない。
更に、実施例では活性層3にMQW構造を採用したが、
活性層3は厚さ0.1μm程度の単層活性層であっても
よく、この場合にはMQWの効果によるチャーピング抑
制効果は得られないがMO−VPE成長の特徴である活
性層厚の均一性の向上により、従来の全LPE成長のD
FB LDに比べ外部微分効率が増加するなどの利点
がある。MQW−DFB LDの量子井戸層3Aの厚
さは、量子効果が確認されている300人以下の範囲で
あればよい。
活性層3は厚さ0.1μm程度の単層活性層であっても
よく、この場合にはMQWの効果によるチャーピング抑
制効果は得られないがMO−VPE成長の特徴である活
性層厚の均一性の向上により、従来の全LPE成長のD
FB LDに比べ外部微分効率が増加するなどの利点
がある。MQW−DFB LDの量子井戸層3Aの厚
さは、量子効果が確認されている300人以下の範囲で
あればよい。
以上説明したように、本発明によればDFBLDにおい
てガイド層2をLPE法で、活性層3をMO−VPE法
で成長することにより、深い回折格子5を残したまま転
位のない良好な結晶性を有するガイド層2を形成できる
と同時に、MO−VPE法の層厚制御性,均一性の優れ
た点を利用して、MQW構造活性層や、層厚均一性の良
好な活性層を形成することができる。
てガイド層2をLPE法で、活性層3をMO−VPE法
で成長することにより、深い回折格子5を残したまま転
位のない良好な結晶性を有するガイド層2を形成できる
と同時に、MO−VPE法の層厚制御性,均一性の優れ
た点を利用して、MQW構造活性層や、層厚均一性の良
好な活性層を形成することができる。
こうして得られたMQW−DFB LDでは、全ての
工程をMO−VPE法で結晶成長した素子に比べ、転位
の発生がないため、発振しきい値電流が低く、且つ信頼
性の面でも優れている。更に、全ての工程をLPE法で
結晶成長した従来のDFB LDと比べても、活性層
厚の均一性の向上により、外部微分効率が高いなどの利
点がある。
工程をMO−VPE法で結晶成長した素子に比べ、転位
の発生がないため、発振しきい値電流が低く、且つ信頼
性の面でも優れている。更に、全ての工程をLPE法で
結晶成長した従来のDFB LDと比べても、活性層
厚の均一性の向上により、外部微分効率が高いなどの利
点がある。
第1図,第2図は本発明の第1,第2の実施例である分
布帰還型半導体レーザの製造方法を説明する工程図であ
る。第3図は従来方法で形成した分布帰還型半導体レー
ザの半導体多層構造を説明する図である。 図において、lはn−InP基板、2はn一InGaA
sPガイド層、3は活性層、3Aは■n G a A
s量子井戸層、3BはInGaAsPバリア層、4はp
−InPクラ,ド層、5は回折格子、6はn−InPバ
ッファ層、7はp−InGaAsPキャップ層、8はメ
サストライプ、9,10は電極、1lは高抵抗InP層
、21は溝、22はp−InPブロック層、23はn−
InPブロック層、24はp−InP埋め込み層、31
は転位である。 代理人 弁理士 内 原 晋 μ とa冫 LPE沃Jコろ人”羨 どb) つ6イ図 ^グθ−VPE5へ1てJる》(′J七(ご) 〆U (dノ Z刀イト゛ノろ LPE5’fJUる緑 (b′)
布帰還型半導体レーザの製造方法を説明する工程図であ
る。第3図は従来方法で形成した分布帰還型半導体レー
ザの半導体多層構造を説明する図である。 図において、lはn−InP基板、2はn一InGaA
sPガイド層、3は活性層、3Aは■n G a A
s量子井戸層、3BはInGaAsPバリア層、4はp
−InPクラ,ド層、5は回折格子、6はn−InPバ
ッファ層、7はp−InGaAsPキャップ層、8はメ
サストライプ、9,10は電極、1lは高抵抗InP層
、21は溝、22はp−InPブロック層、23はn−
InPブロック層、24はp−InP埋め込み層、31
は転位である。 代理人 弁理士 内 原 晋 μ とa冫 LPE沃Jコろ人”羨 どb) つ6イ図 ^グθ−VPE5へ1てJる》(′J七(ご) 〆U (dノ Z刀イト゛ノろ LPE5’fJUる緑 (b′)
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、表面に周期状の凹凸を有する半導体基板上に、前記
半導体基板よりも屈折率の大きな光ガイド層を液相エピ
タキシャル法により形成する工程と、前記光ガイド層の
上に、この光ガイド層よりもエネルギーギャップの小さ
な活性層と、この活性層よりもエネルギーギャップの大
きなクラッド層を有機金属気相成長法により形成する工
程とを少くとも含むことを特徴とする分布帰還型半導体
レーザの製造方法。 2、活性層を有機金属気相成長法で形成する工程が、ク
ラッド層よりもエネルギーギャップが小さなバリア層と
、厚さが300Å以下で、エネルギーギャップが前記バ
リア層よりも小さな量子井戸層を交互に繰り返し1回又
は複数回形成する工程からなることを特徴とする請求項
(1)記載の分布帰還型半導体レーザ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5710789A JPH02235386A (ja) | 1989-03-08 | 1989-03-08 | 分布帰還型半導体レーザの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5710789A JPH02235386A (ja) | 1989-03-08 | 1989-03-08 | 分布帰還型半導体レーザの製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02235386A true JPH02235386A (ja) | 1990-09-18 |
Family
ID=13046294
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5710789A Pending JPH02235386A (ja) | 1989-03-08 | 1989-03-08 | 分布帰還型半導体レーザの製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH02235386A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0455015A2 (de) * | 1990-05-02 | 1991-11-06 | Alcatel SEL Aktiengesellschaft | Halbleiter-Laser |
EA010232B1 (ru) * | 2004-12-10 | 2008-06-30 | Арузе Корп. | Игровой автомат и система проведения игр |
-
1989
- 1989-03-08 JP JP5710789A patent/JPH02235386A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0455015A2 (de) * | 1990-05-02 | 1991-11-06 | Alcatel SEL Aktiengesellschaft | Halbleiter-Laser |
EA010232B1 (ru) * | 2004-12-10 | 2008-06-30 | Арузе Корп. | Игровой автомат и система проведения игр |
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