JPH02233803A - 二重ハウジング構造様式の蒸気タービン用生蒸気貫流装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、ピストン状結合片を介する蒸気タービンの内
側ハウジングと外側ハウジングとの間の生蒸気貫流装置
に関する． 〔従来の技術〕 高い圧力又は温度用に構成される蒸気タービンでは、外
側ハウジングのり部に内側ハウジングが設けられている
、いわゆる２殻体構造様式が使用される．この構造様式
では、内部から外部・＼の温度及び圧力段階が生じ、そ
れによって個々のハウジング部分の荷重が減少される．
外側ハウジング及び内側ハウジングの膨張及び収縮は種
々の作動段階で互いに異なるから、両方のハウジング部
分の間の蒸気瀦れのない貫流装置を弾性的に形成するこ
とが必要である．従って、蒸気タービンにおいて外側ハ
ウジングを通る密な貫流装置によって、蒸気が最初の膨
張動作を行なう内側ハウジングへ流入蒸気を直接導入す
ることは公知である．外側ハウジングはこの構造様式に
おいて最初に内側ハウジングの流出蒸気と接触する． 従って内側ハウジング構成は蒸気タービンにおいて従来
技術であり、これらの内側ハウジング構成は従来技術に
より角形断面結合片、■形断面結合片又はピストン状結
合片として構成される． 角形断面結合片には、これらの角形断面結合片の製造が
高くつくという欠点がある．すなわち高いはめ合い精度
を持つ二重座面が環及び環状座に取り付けられなければ
ならない．Ｉ形断面結合片では、環がその而内で相対運
動を吸収できないことが不利である．その限りでは、環
は限定的にしか使用できない．ピストン状結合片は従来
２つの構成様式で使用されている．すなわち 一取外し可能な二重密封環ブシュをタービンの外側ハウ
ジング及び内側ハウジングの中で密討しなければならな
い密Ｍ環を各面に持つ取外し可能な二重密討環ブシュと
して．これには付加的な漏れの危険がある． 一密封環が、外側ハウジングと固定的に溶接された流入
管片にはまっている、内側ハウジング内でのみ密甜する
単一ピストン状密封片としての構成は、製造技術的に問
題がある．すなわちタービンの両ハウジング半休の加工
の際の流入管片の溶接後でないと密Ｅ環溝を設けること
ができない．そのために、一層小さいハウジング直径を
持つ一層小さいタービンでは接近可能性の理由から特殊
工具が必要になる． 〔発明が解決しようとする課題〕 本発明の煽題は、蒸気タービンにおける生蒸気貫流装置
用の単一ピストン状結合片を改良して、蒸気タービンの
外側ハウジングを通って内側ハウジングへ至る生蒸気の
コスト的に冑利な、保守に便利なかつ故障の危険のない
貫流装置が得られるようにすることである．〔課肩を解
決するための手段〕 この課題は本発明によれば、溶接管片がタビンの外側ハ
ウジングに溶接されており、ピストン状ブシュが、相手
ブシユの中で摺動する密封環を持つ取外し可能部材とし
て、植込みボルトにより溶接管片にねじ止めされており
、相手ブシュがねじ付き環によりタービンの内側フ１ウ
ジングに固定されることによって解決される．本発明の
それ以外の構成は特許請求の範囲の実Ｉｌ８ｌｉ態様項
に記載されている．〔発明の効果〕 本発明による生蒸気貫流装置は、同時に階封環の密封面
を最小限に減らして摩耗の際の個々の部分の良好な交換
可能性を保証する．更に、本発明による構成は溶接管片
とピストン状ブシュとの結合部材の破損の際に安全であ
る． 個々について、本発明による構成には次のような利点が
ある． 一溶接管片は、ハウジング半休の加工の際の溶接後に端
面だけを加工されさえすればよく、すなわちはめ合い面
及び着座面の旋削及びねじ穴の形成しか必要でない． 一タービンの設置個所におけるピストン状ブシュの簡単
な交換．密封環の摩耗がある場合は、外側ハウジング（
及び内側ハウジング）における後加工が省略できる． ーピストン状ブシュのねじ止め用の植込みボルトの使用
は、長い運転時間後でも、交換の際の結合片の問題のな
い取外しを保証する． （植込みボルトの）伸縮可能性は始動の際の低温ねじと
高温ブシュとの間の長さ変化を柑殺する． 一はめ合い面及び着座面並びに密尉環溝に関する、取外
し可能部材であるピストン状ブシュの簡単な加工． −最後に、すべての取外し可能部材の予備品備蓄は問題
がないことが明らかになる．−植込みボルトの袋ナット
はこれらの袋ナットを包囲するねじ付き環カラーにより
組立て後に保護されているから、袋ナット内の植込みボ
ルトの破損の際にこの袋ナットは、相当な損傷に至らせ
るであろうタービンの羽根部の中へ落下することがない
． 一ピストン状結合片の流れに有利な保護被覆としてのね
じ付き環の構成．それにより環結合片全体が蒸気タービ
ンの止水範囲にある．このことは、内側ハウジングの周
囲を流出蒸気が反対方向に流れる場合に、特に重要であ
る． 保護被覆としてのねじ付き環は更に、流入蒸気と内側ハ
ウジング流出蒸気の温度差の大きさの、ピストン状ブシ
ュの肉厚にわたって生ずる温度差の発生を防止する．こ
の温度差が低く保たれれば保たれるほど密Ｍ環溝の底、
すなわち切欠き効果の影響により最大応力が生ずる所に
おけるピストン状ブシュの軸線方向の温度差から生ずる
引張応力も低くなる． 〔実施例〕 本発明による生蒸気貫流装置の実施例を図面により以下
に詳細に説明する． この唯１つの図面は、理解するために必ずしも必要でな
い部分を省いて蒸気貫流装置の軸線に沿う断面を示して
いる． （図示されていない）蒸気タービンの外側ハウジング９
の開口へ溶接管片ｌが挿入されかつ外側ハウジング９に
溶接されている．溶接後に、に接管片ｌはタービンハウ
ジング半休と共に端面だけを加工されさえすればよい． ｆ！！！封環４を持つピストン状ブシュ２は取外し可能
部釘として相手ブシュ５の中で摺動する．ピストン状ブ
シュはブシユのはめ合い面及び着座面並びに！！！！！
尉環溝に関する簡単な加工しか必要としない． 植込みボルト３によりピストン状ブシュ２は溶接管片ｌ
に溶接されている．植込みボルトは袋ナット８を保持し
ている． 相手ブシュ５は挿入用斜面を備えており、実施例におい
てその傾斜は７°である．ねじ付き環６は蒸気タービン
の内側ハウジング７の中に相手ブシュ５を固定するため
に使われる．ねじ付き環６は直立したカラーを持ってお
り、このカラーは袋ナット８を包囲している．植込みボ
ルトの破損の際に、取外し可能な袋ナット又はねじ部分
はカラーに捕捉され、異物としてタービン羽根部に入る
ことがない．

【図面の簡単な説明】

図面は蒸気貫流装置の軸線に沿う断面図である． ３・・・植込みボルト、４・・・密ＭＲ，５・・・相手
ブシュ、６・・・ねじ付き環、７・・・内側ハウジング
、９・・・外側ハウジング

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １　ピストン状結合片を介する蒸気タービンの内側ハウ
   ジングと外側ハウジングとの間の生蒸気貫流装置におい
   て、溶接管片（１）がタービンの外側ハウジング（９）
   に溶接されており、ピストン状ブシユ（２）が、相手ブ
   シユ（５）の中で摺動する密封環（４）を持つ取外し可
   能部材として、植込みボルト（３）により溶接管片（１
   ）にねじ止めされており、相手ブシユ（５）がねじ付き
   環（６）によりタービンの内側ハウジング（７）に固定
   されることを特徴とする生蒸気貫流装置。 ２　ねじ付き環（６）が、ピストン状結合片用の流れに
   有利な保護被覆として構成されていることを特徴とする
   、請求項１に記載の生蒸気貫流装置。 ３　ねじ付き環（６）が、外側にあるカラー（１０）を
   備えており、このカラーが植込みボルト （３）の袋ナット（８）を包囲していることを特徴とす
   る、請求項１及び２のうち１つに記載の生蒸気貫流装置
   。 ４　相手ブシユ（５）が挿入用斜面（１１）を備えてい
   ることを特徴とする、請求項１に記載の生蒸気貫流装置
   。 ５　溶接管片（１）が溶接後に端面だけを加工されるこ
   とを特徴とする、請求項１に記載の生蒸気貫流装置。