JPH0223363Y2 - - Google Patents

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JPH0223363Y2
JPH0223363Y2 JP12548284U JP12548284U JPH0223363Y2 JP H0223363 Y2 JPH0223363 Y2 JP H0223363Y2 JP 12548284 U JP12548284 U JP 12548284U JP 12548284 U JP12548284 U JP 12548284U JP H0223363 Y2 JPH0223363 Y2 JP H0223363Y2
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JP
Japan
Prior art keywords
roller
roller shaft
material feeding
rotatably fitted
workpiece
Prior art date
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Expired
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JP12548284U
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English (en)
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JPS6140203U (ja
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  • Milling, Drilling, And Turning Of Wood (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、自動鉋盤のテーブルローラ調整機構に
関するものである。
以下、第1図を用いて本考案の従来技術を説明
する。2はテーブルであり、テーブル2の両側面
間には、テーブルローラ3が複数個並列に配置さ
れている。テーブルローラ3はローラシヤフト6
に回転自在に嵌合するとともに、ローラシヤフト
6両端部はテーブル2の両側面部に設けられた穴
2aに回転自在となるよう嵌合している。ここ
で、穴2aの径はローラシヤフト6端部の径より
も大きく形成されている。そして、穴2aに支持
されたローラシヤフト6両端部にはローラシヤフ
ト6の半径方向に凹部6aが形成されており、テ
ーブル2下面よりねじ込まれたボルト8の先端が
凹部6aに係合されている。
従つて、ボルト8を締め込むとボルト8先端が
凹部6aを上方向に押し、ローラシヤフト6が押
し上げられ、その結果ローラシヤフト6外周部に
配置されたテーブルローラ3が、ローラシヤフト
6および穴2a間の隙間lの範囲においてテーブ
ル2上面に対し上昇する動作を行うことになる。
従つて、上記構成のようにテーブルローラ3の
高さ調整を行う構成であると、第1図に示すよう
な側面から見た場合、テーブル2上面に対する左
右のテーブルローラ3の高さは調整が取れていて
も、第4図に示す方向から見た場合、各々のロー
ラの軸心が鉋胴の回転軸に対し平行でない状態を
生じさせ易かつた。また、第4図に示した高さ
h1,h2をh1=h2に調整する場合、一つのテーブル
ローラにおいて、その両端部に各々調整手段(ボ
ルト8)を構成しているため、非常にテーブルロ
ーラ3の高さ調整に手間がかかつていた。また、
h1,h2の高さ調整がうまくいかず、分定精度にま
で影響を及ぼすことがあつた。ここで、分定精度
とは第4図においてh1−h2で求められる値を言
い、通常この値は0.3mm以下を要求されるもので
ある。
さらに、上記構成の他に、これらテーブルロー
ラ3の高さ調整をリンク機構を用いて行うもの等
もあるが、構成が複雑化するものであつた。
なお、第1図において、1は被加工材、4は鉋
刃、5は鉋刃4を固定する鉋胴、9は送材部材を
示す。
本考案の目的は、上記した従来技術の欠点をな
くし、作業性を向上させると共に、テーブルロー
ラの調整を正確にかつ簡単にできるようにし、安
価に提供するものである。
本考案は、テーブルローラが両端同方向に偏心
させたローラシヤフトに回転自在に穴嵌合し、テ
ーブルに前記ローラシヤフトの偏心部が回動可能
に穴嵌合するようにした点に着目し、偏心したロ
ーラシヤフトの片側を回動させることにより、テ
ーブルローラの両端が同量テーブル上面に対して
上下動するよう工夫したものである。
本考案の一実施例を第2図および第3図を用い
て説明する。2はテーブルであり、テーブル2の
側面間には送材方向に対し直交するテーブルロー
ラ3が、両端同方向に偏心したローラシヤフト6
を介して回転自在に穴嵌合している。ローラシヤ
フト6の偏心した両端は、前記テーブル2の端部
に回動可能に穴嵌合している。前記テーブル2の
ローラシヤフト6穴嵌合部下部に長穴を設け、段
付きレバー7を前記テーブル2長穴部を通し、ロ
ーラシヤフト6にネジ嵌合させ、前記レバー7を
ネジ込むことによりレバー7段付部とテーブル2
長穴部が突当てとなり、ローラシヤフト6が固定
されるよう配設されている。
上記構成において、段付きレバー7をB方向に
回動させると、ローラシヤフト6が回動し、その
結果ローラシヤフト6軸心に対し偏心させて設け
られたテーブルローラ3の外周がテーブル2上面
に対し、上昇することになる。
つぎに段付きレバー7をネジ込むことにより、
ローラシヤフト6の固定ができる。また、ローラ
シヤフト6の端部偏心量と段付きレバー7の動き
量、テーブルローラ3のテーブル2上面に対する
出張り量をあらかじめ設定しておき、段付きレバ
ー7部に、前記設定値をスケール(図示されてい
ない)に表示して設けておけば、スケールによ
り、テーブルローラ3出張り量が数値でわかるた
め、より便利である。
以上述べたごとく本考案によれば、テーブル側
面に回動自在にローラシヤフトを支持させ、この
ローラシヤフトの回動軸に対し偏心させて前記ロ
ーラシヤフト外周部にテーブルローラを配置さ
せ、テーブルローラの調整機構を構成したので、
各ローラシヤフトの一端側のみの回動操作により
両端同量テーブルローラをテーブル上面に対し上
下動させることができ、この種の自動鉋盤におけ
るテーブルローラの調整を非常に効率良く行うこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来例を示す縦断面図、第2図は本考
案の一実施例を示す正面図、第3図は第2図のA
−A縦断面図、第4図は分定精度を説明する模式
図である。 図において、1は被加工材、2はテーブル、3
はテーブルローラ、4は鉋刃、5は鉋胴、6はロ
ーラシヤフト、7は段付きレバー、8はボルト、
9は送材部材である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 被加工材を支えるテーブルおよびテーブルロー
    ラと、該テーブルと上方に対向し、鉋刃を有する
    鉋胴、および被加工材を送材する送材部材等を有
    する自動鉋盤において、前記テーブル送材路に送
    材方向と直交するよう、テーブルローラを両端同
    方向に偏心したローラシヤフトに回転自在に嵌合
    させ、該ローラシヤフト両端は前記テーブル、ま
    たはテーブル端部に回動可能に嵌合させ、前記ロ
    ーラシヤフトを回動させることにより、テーブル
    ローラを、テーブル上面に対して上下動させるこ
    とを特徴としたテーブルローラ調整機構。
JP12548284U 1984-08-18 1984-08-18 自動鉋盤のテ−ブルロ−ラ調整機構 Granted JPS6140203U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12548284U JPS6140203U (ja) 1984-08-18 1984-08-18 自動鉋盤のテ−ブルロ−ラ調整機構

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12548284U JPS6140203U (ja) 1984-08-18 1984-08-18 自動鉋盤のテ−ブルロ−ラ調整機構

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6140203U JPS6140203U (ja) 1986-03-14
JPH0223363Y2 true JPH0223363Y2 (ja) 1990-06-26

Family

ID=30684176

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP12548284U Granted JPS6140203U (ja) 1984-08-18 1984-08-18 自動鉋盤のテ−ブルロ−ラ調整機構

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JP (1) JPS6140203U (ja)

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Publication number Publication date
JPS6140203U (ja) 1986-03-14

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