JPH0223323Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0223323Y2 JPH0223323Y2 JP3530483U JP3530483U JPH0223323Y2 JP H0223323 Y2 JPH0223323 Y2 JP H0223323Y2 JP 3530483 U JP3530483 U JP 3530483U JP 3530483 U JP3530483 U JP 3530483U JP H0223323 Y2 JPH0223323 Y2 JP H0223323Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- rope
- side walls
- electric wire
- prevention body
- wire holding
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 230000002265 prevention Effects 0.000 claims description 14
- 238000005299 abrasion Methods 0.000 claims description 12
- 230000037431 insertion Effects 0.000 claims description 5
- 238000003780 insertion Methods 0.000 claims description 5
- 230000000149 penetrating effect Effects 0.000 claims description 2
- 230000008878 coupling Effects 0.000 description 4
- 238000010168 coupling process Methods 0.000 description 4
- 238000005859 coupling reaction Methods 0.000 description 4
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 241000020719 Satsuma Species 0.000 description 1
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 1
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- 239000002184 metal Substances 0.000 description 1
- 230000003449 preventive effect Effects 0.000 description 1
- 229920005989 resin Polymers 0.000 description 1
- 239000011347 resin Substances 0.000 description 1
- 229920003002 synthetic resin Polymers 0.000 description 1
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- 238000009941 weaving Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Emergency Lowering Means (AREA)
- Connections Effected By Soldering, Adhesion, Or Permanent Deformation (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は高所作業者が墜落防止に使用する安全
帯のロープ結合部に係るロープ摩耗防止体の考案
である。従来この種のものとしては第7図に示す
ようにシンプル20といつて樹脂とか金属板を成
形したものが使用されていた。しかし、これをロ
ープの端部に取付けてフツクなどと結合した場
合、その結合部分でユニバーサルジヨイントのよ
うに上下左右に回動自在になる。
帯のロープ結合部に係るロープ摩耗防止体の考案
である。従来この種のものとしては第7図に示す
ようにシンプル20といつて樹脂とか金属板を成
形したものが使用されていた。しかし、これをロ
ープの端部に取付けてフツクなどと結合した場
合、その結合部分でユニバーサルジヨイントのよ
うに上下左右に回動自在になる。
最近、フツクにスイツチとか警報電気回路を内
蔵させ、ロープに電線を通して、その電線をフツ
クの警報電気回路などに接続して使用されるよう
になつた。それ故に、前記従来のシンプルではロ
ープとフツクとの結合部で電線が露出し、かつ屈
曲作用が頻繁であるために電線が切断することが
多かつた。
蔵させ、ロープに電線を通して、その電線をフツ
クの警報電気回路などに接続して使用されるよう
になつた。それ故に、前記従来のシンプルではロ
ープとフツクとの結合部で電線が露出し、かつ屈
曲作用が頻繁であるために電線が切断することが
多かつた。
本考案では上記のような欠点を除去し改善し
て、ロープとフツクなどの結合部の電線が露出せ
ず、かつ切断することのないロープ摩耗防止体を
提供することをその目的とするものである。
て、ロープとフツクなどの結合部の電線が露出せ
ず、かつ切断することのないロープ摩耗防止体を
提供することをその目的とするものである。
本考案の態様を添付図面に示す一実施例につい
て詳記する。
て詳記する。
本実施例は図示するように、両側壁部1,2を
近似長丸形に形成し、該両側壁部1,2内におけ
る一端側に外周を近似凹状にした駒部3を設け、
両側壁部1,2と駒部3とを貫通する軸孔4を設
け、他端側の両側壁部1,2間に案内部材5を軸
を貫通することにより設け、該案内部材5と駒部
3との間に単数または複数の電線保持空間部6を
設け、該電線保持空間部6から両側壁部1,2の
外部へ貫通する単数または複数の電線挿通孔7を
設けてなる構造を特徴とするロープ摩耗防止体で
ある。
近似長丸形に形成し、該両側壁部1,2内におけ
る一端側に外周を近似凹状にした駒部3を設け、
両側壁部1,2と駒部3とを貫通する軸孔4を設
け、他端側の両側壁部1,2間に案内部材5を軸
を貫通することにより設け、該案内部材5と駒部
3との間に単数または複数の電線保持空間部6を
設け、該電線保持空間部6から両側壁部1,2の
外部へ貫通する単数または複数の電線挿通孔7を
設けてなる構造を特徴とするロープ摩耗防止体で
ある。
なお、両側壁部1,2と駒部3とは合成樹脂を
用いて一体に成型している。
用いて一体に成型している。
本考案を使用するには、第5図乃至第6図に示
すようにロープ8の各ストランド内に電線9を設
けたロープ8の一端部を本考案のロープ摩耗防止
体10の駒部3の外周を回して折り返してさつま
編み込みすることによつてロープ摩耗防止体10
をロープ8の一端に取付ける。このとき、ロープ
内に設けた電線9をロープ摩耗防止体10の電線
保持空間部6内に引出しておいて、さらにその電
線9を挿通孔7に通して両外側へ引出す。また、
ロープ摩耗防止体10における軸孔4の周囲に電
極11をそれぞれ設け、前記電線9は、電線保持
空間部6内でゆとりをもたせた状態で両側壁部
1,2の外側に設けた電極11,11に電気的に
結合する。警報電子回路(図示せず)を有するフ
ツク12の一端部に近似U字状の結合部材13を
設け、該結合部材13の内側に近似U字状または
L字状の電極板14を設け、前記警報電子回路か
ら導いたリード線15を電極板14に電気的に接
続する。
すようにロープ8の各ストランド内に電線9を設
けたロープ8の一端部を本考案のロープ摩耗防止
体10の駒部3の外周を回して折り返してさつま
編み込みすることによつてロープ摩耗防止体10
をロープ8の一端に取付ける。このとき、ロープ
内に設けた電線9をロープ摩耗防止体10の電線
保持空間部6内に引出しておいて、さらにその電
線9を挿通孔7に通して両外側へ引出す。また、
ロープ摩耗防止体10における軸孔4の周囲に電
極11をそれぞれ設け、前記電線9は、電線保持
空間部6内でゆとりをもたせた状態で両側壁部
1,2の外側に設けた電極11,11に電気的に
結合する。警報電子回路(図示せず)を有するフ
ツク12の一端部に近似U字状の結合部材13を
設け、該結合部材13の内側に近似U字状または
L字状の電極板14を設け、前記警報電子回路か
ら導いたリード線15を電極板14に電気的に接
続する。
前記ロープ8の一端に取付けたロープ摩耗防止
体10を前記結合部材13内に設けた電極板14
の一端部にロープ摩耗防止体10の両側に設けた
電極11,11が電気的に接続するように該ロー
プ摩耗防止体10をフツク12の結合部材13の
両片16,16の間に嵌合し、軸17によつて両
者を回動自在に結合する。これによりロープ内の
電線9とフツク12に設けた警報電子回路とを電
気的に結合すると共にロープ9とフツク12とを
結合する。なお、ロープ8の他端部には同じ要領
で他のフツクを結合し両フツク間を電気的に接続
した状態となる。
体10を前記結合部材13内に設けた電極板14
の一端部にロープ摩耗防止体10の両側に設けた
電極11,11が電気的に接続するように該ロー
プ摩耗防止体10をフツク12の結合部材13の
両片16,16の間に嵌合し、軸17によつて両
者を回動自在に結合する。これによりロープ内の
電線9とフツク12に設けた警報電子回路とを電
気的に結合すると共にロープ9とフツク12とを
結合する。なお、ロープ8の他端部には同じ要領
で他のフツクを結合し両フツク間を電気的に接続
した状態となる。
このロープ8の両端に設けた両フツクが所定の
物体に係合されていないときは警報電子回路によ
つて警報音を発して作業者に危険を知せる用途に
使用するものである。
物体に係合されていないときは警報電子回路によ
つて警報音を発して作業者に危険を知せる用途に
使用するものである。
本考案は上記の如く構成したもので、軸17を
中心にして一方向のみ回動するようになつてお
り、しかも本考案のロープ摩耗防止体10には案
内部材5を設けてあるからロープ摩耗防止体10
はロープ結合部内で回動することなく常に同一方
向にあつてロープと一体になつて前記フツク12
との結合部で回動するから電線9が無理に引張ら
れたり屈曲することはないから電線9は切断する
ことなく耐久性が向上する。また、本考案の摩耗
防止体10には駒部3と案内部材5との間に電線
保持空間部6を設け、電線9をこの部分で少した
るませて余裕をもたせてあるので、ロープ8に引
張荷重が加わつた場合においても引きちぎられる
ことはない。さらに電線保持空間部6を設けるこ
とによりロープ8から引出された電線9の引き出
し方向が逆になつていても電線保持空間部6内に
おいて所定方向側の挿通孔7へ通すことができ
る。また、電線保持空間部6を設けていることに
より、ロープ8内の電線9を両側壁部1,2の内
側へ引出すことができ、電線9は外部へ露出する
ことがないから使用中において他の物体と接触し
て電線9が切断することがない等々の顕著な効果
がある。
中心にして一方向のみ回動するようになつてお
り、しかも本考案のロープ摩耗防止体10には案
内部材5を設けてあるからロープ摩耗防止体10
はロープ結合部内で回動することなく常に同一方
向にあつてロープと一体になつて前記フツク12
との結合部で回動するから電線9が無理に引張ら
れたり屈曲することはないから電線9は切断する
ことなく耐久性が向上する。また、本考案の摩耗
防止体10には駒部3と案内部材5との間に電線
保持空間部6を設け、電線9をこの部分で少した
るませて余裕をもたせてあるので、ロープ8に引
張荷重が加わつた場合においても引きちぎられる
ことはない。さらに電線保持空間部6を設けるこ
とによりロープ8から引出された電線9の引き出
し方向が逆になつていても電線保持空間部6内に
おいて所定方向側の挿通孔7へ通すことができ
る。また、電線保持空間部6を設けていることに
より、ロープ8内の電線9を両側壁部1,2の内
側へ引出すことができ、電線9は外部へ露出する
ことがないから使用中において他の物体と接触し
て電線9が切断することがない等々の顕著な効果
がある。
なお、第3図乃至第4図は本考案の他の実施例
を示すもので、両側壁部1,2と駒部3と案内部
材5を一体に成型している点について前記実施例
と異なるが、その他および作用効果は均等であ
る。
を示すもので、両側壁部1,2と駒部3と案内部
材5を一体に成型している点について前記実施例
と異なるが、その他および作用効果は均等であ
る。
また、本考案のロープ摩耗防止体に設けている
電線保持空間部6は複数設けることも可能であ
る。また、駒部3の断面は円形以外の形状にする
ことも可能である。また、両側壁部1,2と駒部
3とを別々に形成して両者を結合することもでき
る。また、両側壁部1,2は近似卵形とか、小判
形・楕円形などの近似長丸形に形成するものとす
る。
電線保持空間部6は複数設けることも可能であ
る。また、駒部3の断面は円形以外の形状にする
ことも可能である。また、両側壁部1,2と駒部
3とを別々に形成して両者を結合することもでき
る。また、両側壁部1,2は近似卵形とか、小判
形・楕円形などの近似長丸形に形成するものとす
る。
第1図は本考案のロープ摩耗防止体の正面図、
第2図はその平面図、第3図はロープ摩耗防止体
の他の実施例を示す正面図、第4図はその平面
図、第5図はロープを取付けたところの部分断面
図、第6図は本考案をフツクの取付部材に設置し
たところの部分的断面図、第7図は従来のシンプ
ルの正面図である。 図中の符号1,2は両側壁部、3は駒部、4は
軸孔、5は案内部材、6は電線保持空間部、7は
挿通孔、8はロープ、9は電線、10は結合部
材、14は電極板、15はリード線である。
第2図はその平面図、第3図はロープ摩耗防止体
の他の実施例を示す正面図、第4図はその平面
図、第5図はロープを取付けたところの部分断面
図、第6図は本考案をフツクの取付部材に設置し
たところの部分的断面図、第7図は従来のシンプ
ルの正面図である。 図中の符号1,2は両側壁部、3は駒部、4は
軸孔、5は案内部材、6は電線保持空間部、7は
挿通孔、8はロープ、9は電線、10は結合部
材、14は電極板、15はリード線である。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 1 両側壁部1,2を近似長丸形に形成し、該両
側壁部1,2内における一端側に外周を近似凹
状にした駒部3を設け、両側壁部1,2と駒部
3とを貫通する軸孔4を設け、他端側の両側壁
部1,2間に案内部材5を設け、該案内部材5
と駒部3との間に単数または複数の電線保持空
間部6を設け、該電線保持空間部6から両側壁
部1,2の外部へ貫通する単数または複数の電
線挿通孔7を設けてなる構造を特徴とするロー
プ摩耗防止体。 2 両側壁部1,2と駒部3とを一体に形成した
構造を特徴とする実用新案登録請求の範囲第1
項に記載のロープ摩耗防止体。 3 案内部材5は、両側壁部1,2に軸を貫通し
て設けた構造を特徴とする実用新案登録請求の
範囲第1項または第2項に記載のロープ摩耗防
止体。 4 案内部材5は、両側壁部1,2および駒部3
などと共に一体に形成した構造を特徴とする実
用新案登録請求の範囲第1項または第2項に記
載のロープ摩耗防止体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3530483U JPS59140753U (ja) | 1983-03-10 | 1983-03-10 | ロ−プ摩耗防止体 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3530483U JPS59140753U (ja) | 1983-03-10 | 1983-03-10 | ロ−プ摩耗防止体 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS59140753U JPS59140753U (ja) | 1984-09-20 |
JPH0223323Y2 true JPH0223323Y2 (ja) | 1990-06-25 |
Family
ID=30166000
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3530483U Granted JPS59140753U (ja) | 1983-03-10 | 1983-03-10 | ロ−プ摩耗防止体 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS59140753U (ja) |
-
1983
- 1983-03-10 JP JP3530483U patent/JPS59140753U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS59140753U (ja) | 1984-09-20 |
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