JPH02232865A - スチルビデオ再生装置 - Google Patents
スチルビデオ再生装置Info
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- JPH02232865A JPH02232865A JP1054177A JP5417789A JPH02232865A JP H02232865 A JPH02232865 A JP H02232865A JP 1054177 A JP1054177 A JP 1054177A JP 5417789 A JP5417789 A JP 5417789A JP H02232865 A JPH02232865 A JP H02232865A
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- 239000000284 extract Substances 0.000 claims description 3
- 230000033458 reproduction Effects 0.000 abstract 6
- 239000003990 capacitor Substances 0.000 description 8
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 4
- 239000002131 composite material Substances 0.000 description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- 238000012544 monitoring process Methods 0.000 description 1
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- 230000010363 phase shift Effects 0.000 description 1
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- Signal Processing Not Specific To The Method Of Recording And Reproducing (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
「技術分野」
本発明は、スチルビデオカメラ、スチルビデ才装置など
における再生装置に関する. 「従来技術およびその問題点」 従来のスチルビデオカメラは、被写体像を撮像素子で光
電変換し、輝度信号(Y)および色差信号(C)として
捕捉してこれらの映像信号をFM変調により合成して磁
気ディスクに記録している。さらに近年のスチルビデオ
カメラの統一規格では、フィールド記録なのかフレーム
記録なのか、何番目のトラックなのか、などのデータ信
号を周波数多重方式によって上記映像信号に重ねて磁気
ディスクに記録している. このデータ信号の変調方式としては、DPSK(Dif
ferential Phase Shift Key
ing )変調が採用されている.したがってデータ信
号は、DPSK変調され、映像信号と多重して磁気ディ
スクに記録している.そして再生時には、磁気ディスク
から読出したFM変調信号の中からデータ信号を抽出し
、波形整形してからDPSK復調していた.しかし、D
PSK信号の波形整形を行なうと、DPSK信号の振幅
が大きくなり、その立ち上がり、立ち下がりにおいて強
力なノイズが発生し、このノイズが映像信号を損ねてい
た.しかもDPSK信号は水平同期信号と同期している
ので、同一のトラックの映像信号を繰り返して再生し、
モニタテレビでモニタする場合、上記ノイズは、画面上
に固定したノイズ(M線)として現われ、目に付きやす
かった. また、データ信号は、一度再生すれば同一データを2度
以上再生する必要がないので、二度目以後のデータ信号
の波形整形を停止すれば上記ノイズおよびその影響を排
除できるが、この場合でも、最初の一瞬ではあるが、画
面上に目につくノイズが現われる. 「発明の目的」 本発明は、上記従来のスチルビデオ装置の問題点に鑑み
てなされたもので、再生時の映像に、データ信号による
ノイズが表われないスチルビデオ再生装置を提供するこ
とを目的とする.「発明の概要」 上記目的を達成する本発明は、映像信号とDPSK変調
されたデータ信号とが多重記録された磁気ディスクから
該多重記録信号を読取る磁気ヘッドと、該磁気ヘッドを
所定のトラックに移動させるトラッキング手段と、上記
磁気ヘッドが読取った多重記録信号を、映像信号および
データ信号に分離してそれぞれを再生する映像信号再生
手段およびデータ信号再生手段とを有し、上記データ信
号再生手段は、上記磁気ヘッドが所定のトラックから読
取った最初または所定回数までのデータ信号を再生し、
それ以降に読取ったデータ信号は再生せず,上記映像信
号再生手段は、上記データ信号の再生が停止した後に映
像信号の再生を開始することに特徴を有する. 上記構成によれば、再生開始からデータ信号の再生が終
了する間では映像信号の再生が行なわれず、データ信号
の再生が終了すると、映像信号の再生が開始されるとと
もに、それ以降データ信号の再生が行なわれないので、
映像信号がデータ信号の再生に伴うノイズの影響を全く
受けない。
における再生装置に関する. 「従来技術およびその問題点」 従来のスチルビデオカメラは、被写体像を撮像素子で光
電変換し、輝度信号(Y)および色差信号(C)として
捕捉してこれらの映像信号をFM変調により合成して磁
気ディスクに記録している。さらに近年のスチルビデオ
カメラの統一規格では、フィールド記録なのかフレーム
記録なのか、何番目のトラックなのか、などのデータ信
号を周波数多重方式によって上記映像信号に重ねて磁気
ディスクに記録している. このデータ信号の変調方式としては、DPSK(Dif
ferential Phase Shift Key
ing )変調が採用されている.したがってデータ信
号は、DPSK変調され、映像信号と多重して磁気ディ
スクに記録している.そして再生時には、磁気ディスク
から読出したFM変調信号の中からデータ信号を抽出し
、波形整形してからDPSK復調していた.しかし、D
PSK信号の波形整形を行なうと、DPSK信号の振幅
が大きくなり、その立ち上がり、立ち下がりにおいて強
力なノイズが発生し、このノイズが映像信号を損ねてい
た.しかもDPSK信号は水平同期信号と同期している
ので、同一のトラックの映像信号を繰り返して再生し、
モニタテレビでモニタする場合、上記ノイズは、画面上
に固定したノイズ(M線)として現われ、目に付きやす
かった. また、データ信号は、一度再生すれば同一データを2度
以上再生する必要がないので、二度目以後のデータ信号
の波形整形を停止すれば上記ノイズおよびその影響を排
除できるが、この場合でも、最初の一瞬ではあるが、画
面上に目につくノイズが現われる. 「発明の目的」 本発明は、上記従来のスチルビデオ装置の問題点に鑑み
てなされたもので、再生時の映像に、データ信号による
ノイズが表われないスチルビデオ再生装置を提供するこ
とを目的とする.「発明の概要」 上記目的を達成する本発明は、映像信号とDPSK変調
されたデータ信号とが多重記録された磁気ディスクから
該多重記録信号を読取る磁気ヘッドと、該磁気ヘッドを
所定のトラックに移動させるトラッキング手段と、上記
磁気ヘッドが読取った多重記録信号を、映像信号および
データ信号に分離してそれぞれを再生する映像信号再生
手段およびデータ信号再生手段とを有し、上記データ信
号再生手段は、上記磁気ヘッドが所定のトラックから読
取った最初または所定回数までのデータ信号を再生し、
それ以降に読取ったデータ信号は再生せず,上記映像信
号再生手段は、上記データ信号の再生が停止した後に映
像信号の再生を開始することに特徴を有する. 上記構成によれば、再生開始からデータ信号の再生が終
了する間では映像信号の再生が行なわれず、データ信号
の再生が終了すると、映像信号の再生が開始されるとと
もに、それ以降データ信号の再生が行なわれないので、
映像信号がデータ信号の再生に伴うノイズの影響を全く
受けない。
「発明の実施例」
以下図示実施例について本発明を説明する.第1図は、
本発明を適用したスチルビデオ再生装置の回路構成の概
要を示したブロック図である.磁気ディスクlOには、
周知の通り輝度信号および色信号からなる映像信号と、
データ信号とが多重されて記録されている.輝度信号は
高周波数帯域,色信号は低周波数帯域でそれぞれFM変
調され、データ信号は、色信号よりも低い周波数帯域で
DPSK変調されている. 磁気ディスク10は、マイコンl2によって制御される
サーボモータ14により回転駆動される.磁気ディスク
10に記録された多重信号は、磁気ヘッドl6により読
取られるが、磁気ヘッド16は、ヘッドトラッキング手
段としてのヘッドトラッキング機構18によって所定の
トラックに正確にトラッキングされる。ヘッドトラッキ
ング機構18は、マイコンI2によって制御され、所定
のピッチで磁気ヘッド16をトラッキング動作させる. 磁気ヘッド16で読取られた多重記録信号はブリアンブ
20で増幅され、ハイバスフィルタ(HPF)22、ロ
ーバスフィルタ(LPF)24およびバンドパスフィル
タ(BPF)26にそれぞれ出力される.ハイバスフィ
ルタ22は、輝度信号に関する高周波帯域の信号のみを
通し、ローバスフィルタ24は、色信号に関する低周波
帯域の信号のみを通し、バンドパスフィルタ26は、デ
ータ信号に関するDPSK信号のみを通す.ハイバスフ
ィルタ22を通った輝度信号およびローバスフィルタ2
4を通った色信号は、それぞれ輝度信号処理回路28お
よび色信号処理回路30で所定の処理が施されてエンコ
ーダ34に出力される.エンコーダ34は、FM変調さ
れた輝度信号および色信号を復調し、合成して複合ビデ
オ信号としてビデオ端子38に出力する.上記ハイバス
フィルタ22、ローパスフィルタ24、輝度信号再生回
路28、色信号再生回路30およびエンコーダ34で映
像信号再生手段を構成している. 一方、バンドパスフィルタ26を通ったDPSK再生信
号は波形整形回路32に入力され、ここで波形整形が施
されてDPSK復調回路36に出力される, DPSK
復調回路36は、波形整形されたDPSK再生信号をデ
ータ信号(差分データ)に復調し、これをマイコン12
に出力する.なお、上記バンドパスフィルタ26、波形
整形回路32およびDPSK復調回路36でデータ信号
再生手段を構成している. マイコン12は、このデータ信号を解読し、解読したデ
ータに基づいた制御および必要に応じてメモリを実行す
る. さらにマイコン12は、データリード信号を波形整形回
路32に出力し、ミュート信号をエンコーダ34に出力
する.データリード信号は、波形整形回路32の波形整
形動作をON/OFFする制御信号であり、ミュート信
号は、エンコーダ34に、エンコード動作を中止させて
映像ミュート信号を出力させる制御信号である. また、マイコンl2には操作スイッチ40が入力されて
いる.この操作スイッチ40は複数のスイッチを有し、
これらスイッチのON/OFF操作によって、マイコン
12に再生開始、停止または再生トラックの選択などの
動作を実行させることができる. 波形整形回路32の具体的な実施例について、第3図お
よび第4図を参照して説明する。
本発明を適用したスチルビデオ再生装置の回路構成の概
要を示したブロック図である.磁気ディスクlOには、
周知の通り輝度信号および色信号からなる映像信号と、
データ信号とが多重されて記録されている.輝度信号は
高周波数帯域,色信号は低周波数帯域でそれぞれFM変
調され、データ信号は、色信号よりも低い周波数帯域で
DPSK変調されている. 磁気ディスク10は、マイコンl2によって制御される
サーボモータ14により回転駆動される.磁気ディスク
10に記録された多重信号は、磁気ヘッドl6により読
取られるが、磁気ヘッド16は、ヘッドトラッキング手
段としてのヘッドトラッキング機構18によって所定の
トラックに正確にトラッキングされる。ヘッドトラッキ
ング機構18は、マイコンI2によって制御され、所定
のピッチで磁気ヘッド16をトラッキング動作させる. 磁気ヘッド16で読取られた多重記録信号はブリアンブ
20で増幅され、ハイバスフィルタ(HPF)22、ロ
ーバスフィルタ(LPF)24およびバンドパスフィル
タ(BPF)26にそれぞれ出力される.ハイバスフィ
ルタ22は、輝度信号に関する高周波帯域の信号のみを
通し、ローバスフィルタ24は、色信号に関する低周波
帯域の信号のみを通し、バンドパスフィルタ26は、デ
ータ信号に関するDPSK信号のみを通す.ハイバスフ
ィルタ22を通った輝度信号およびローバスフィルタ2
4を通った色信号は、それぞれ輝度信号処理回路28お
よび色信号処理回路30で所定の処理が施されてエンコ
ーダ34に出力される.エンコーダ34は、FM変調さ
れた輝度信号および色信号を復調し、合成して複合ビデ
オ信号としてビデオ端子38に出力する.上記ハイバス
フィルタ22、ローパスフィルタ24、輝度信号再生回
路28、色信号再生回路30およびエンコーダ34で映
像信号再生手段を構成している. 一方、バンドパスフィルタ26を通ったDPSK再生信
号は波形整形回路32に入力され、ここで波形整形が施
されてDPSK復調回路36に出力される, DPSK
復調回路36は、波形整形されたDPSK再生信号をデ
ータ信号(差分データ)に復調し、これをマイコン12
に出力する.なお、上記バンドパスフィルタ26、波形
整形回路32およびDPSK復調回路36でデータ信号
再生手段を構成している. マイコン12は、このデータ信号を解読し、解読したデ
ータに基づいた制御および必要に応じてメモリを実行す
る. さらにマイコン12は、データリード信号を波形整形回
路32に出力し、ミュート信号をエンコーダ34に出力
する.データリード信号は、波形整形回路32の波形整
形動作をON/OFFする制御信号であり、ミュート信
号は、エンコーダ34に、エンコード動作を中止させて
映像ミュート信号を出力させる制御信号である. また、マイコンl2には操作スイッチ40が入力されて
いる.この操作スイッチ40は複数のスイッチを有し、
これらスイッチのON/OFF操作によって、マイコン
12に再生開始、停止または再生トラックの選択などの
動作を実行させることができる. 波形整形回路32の具体的な実施例について、第3図お
よび第4図を参照して説明する。
バンドパスフィルタ26を通ったDPSK再生信号は、
コンデンサCIを介してトランジスタTriのベースに
入力される.トランジスタTriのエミッタは、抵抗R
lを介してトランジスタTr2のベースに接続されてい
る.このトランジスタTr2のコレクタは、並列のコン
デンサC2およびコイルL1を介して電源Vccに接続
されていて、これらで帯域増幅器を構成している. コンデンサC2およびコイルL1とコレクタとの接続点
は、トランジスタTr3のベースに接続されている.ト
ランジスタTr3のコレクタおよびエミッタは、それぞ
れコンデンサC3,C4を介してコンパレータ42の非
反転入力端子および反転入力端子に接続されている.さ
らに、コンデンサC3と非反転入力端子との間にはプル
ダウン抵抗R2が、コンデンサC4と反転入力端子との
間にはブルダウン抵抗R3が接続されている.そしてコ
ンバレータ42の出力は、DPSK復調回路36に接続
されている. また、データリード信号は,トランジスタTr4のベー
ス、およびインバータを介してトランジスタTr5のベ
ースに入力されている.トランジスタTr4のコレクタ
はコンデンサC4と反転入力端子との間に、トランジス
タTr5のエミッタはコンデンサC3と非反転入端子と
の間に接続されている. 上記回路構成によれば、波形整形回路32に入力された
DPSK再生信号は、直流成分、高周波成分およびノイ
ズが取り除かれ、増幅される.そして,トランジスタT
r3のコレクタおよびエミッタに、逆位相の波形として
表われる.ここで、データリード信号がオン(“L”レ
ベル)のときは、コンバレータ42の非反転、反転入力
端子が、互いに逆位相の電位となる。したがって、コン
バレータ42の出力は、DPSK変調信号を波形整形し
た信号となる. 次に、データリード信号がオフする(“H”レベルにな
る)と、トランジスタTr4およびTr5がオンし、コ
レクタ電流が流れる.これにより、コンパレータ42の
反転入力端子のレベルがグランドレベルに、非反転入力
端子のレベルが“H”レベルにそれぞれなるので、コン
バレータ42の出力は常時“H”になる. 以上のように、本回路は、データリード信号がオンして
いる間(“L”のとき)は波形整形動作を実行し、デー
タリード信号がオフしている間(“H”のとき)は波形
整形動作を停止するのである. 次に、第3図に示した別の実施例について説明する.こ
の回路は、第2図に示した回路と、データリード信号の
接続回路を除いて同一構成である.この第二の実施例で
は、コンバレータ42の電源端子と電源Vccとの間に
、スイッチングトランジスタTr6を介在させてある.
つまり、データリード信号がオンしているとき(“L”
レベルのとき)にコンバレータ42の電源がオンし、デ
ータリード信号がオフしているとき(“H”レベルのと
き)には同電源がオフするのである.したがってコンバ
レータ42は、データリード信号がオンしているときに
上記同様の波形整形動作を実行し、データリード信号が
オフしているときに波形動作を停止する. 次に、上記構成のスチルビデオ再生装置の再生動作につ
いて説明する.なおこの再生動作は、マイコン12にメ
モリされた制御プログラムにしたがって実行される. 操作スイッチ40によって再生オン操作がなされると、
マイコン12はサーボモータ14を起動し、ヘッドトラ
ッキング機横18を起動して磁気ヘッドl6のトラッキ
ング動作を開始し、これを所定のトラックにトラッキン
グさせる.磁気ヘッドl6は、所定のトラックにトラッ
キングされると、そのトラックに記録されている多重記
録信号の読取りを開始する. ここで、本装置はスチルビデオなので、再生の間磁気デ
ィスク10は一定速度で回転し、磁気ヘッド16は、所
定のトラックから信号を繰り返し読取る.また、フィー
ルド記録の場合は1トラックで1画面を構成し、フレー
ム記録の場合は2トラックで1画面を構成する.したが
って磁気ディスク10は、毎秒60回転し、約1760
秒で1フィールド分の映像信号を読取る. 磁気ヘッド16が読取った多重記録信号は、ブリアンブ
20で増幅し、ハイパスフィルタ22、ローパスフィル
タ24およびバンドパスフィルタ26に送る.ハイバス
フィルタ22、ローパスフィルタ24およびバンドパス
フィルタ26は、それぞれ搬送波の周波数に応じて輝度
信号、色信号およびDPSK再生信号のみを抽出し、そ
れぞれを輝度信号処理回路28、色信号処理回路30お
よび波形整形回路32に出力する. 映像に関する輝度信号および色信号は、輝度信号処理回
路28、32およびエンコーダ34を介して複合ビデオ
信号に加工してビデオ端子38に出力する.このビデオ
端子38にモニタテレビを接続しておけば、その映像を
静止画として見ることができる. 一方、データに関するDPSK再生信号は、波形整形回
路32で波形整形し、DPSK復調回路36で復調して
マイコン12に出力する.マイコンl2は、上記復調デ
ータを解読し、所定の処理を実行する.所定の処理とは
、例えば、トラック番号をディスプレイに表示させたり
、フレーム記録であれば、磁気ヘッド16に第2トラッ
クの記録を読取らせるなどである. 以上は従来同様の基本的な動作であるが、本発明の特徴
である動作について、さらに第2図のタイミングチャー
トを参照して説明する。再生動作開始と同時にマイコン
12は、ミュート信号をオンする.このミュート信号が
オンされている間、エンコーダ34は、映像信号の入力
に拘わらず、映像ミュート信号を出力する.したがって
モニタテレビには、ミュート映像が映し出される。
コンデンサCIを介してトランジスタTriのベースに
入力される.トランジスタTriのエミッタは、抵抗R
lを介してトランジスタTr2のベースに接続されてい
る.このトランジスタTr2のコレクタは、並列のコン
デンサC2およびコイルL1を介して電源Vccに接続
されていて、これらで帯域増幅器を構成している. コンデンサC2およびコイルL1とコレクタとの接続点
は、トランジスタTr3のベースに接続されている.ト
ランジスタTr3のコレクタおよびエミッタは、それぞ
れコンデンサC3,C4を介してコンパレータ42の非
反転入力端子および反転入力端子に接続されている.さ
らに、コンデンサC3と非反転入力端子との間にはプル
ダウン抵抗R2が、コンデンサC4と反転入力端子との
間にはブルダウン抵抗R3が接続されている.そしてコ
ンバレータ42の出力は、DPSK復調回路36に接続
されている. また、データリード信号は,トランジスタTr4のベー
ス、およびインバータを介してトランジスタTr5のベ
ースに入力されている.トランジスタTr4のコレクタ
はコンデンサC4と反転入力端子との間に、トランジス
タTr5のエミッタはコンデンサC3と非反転入端子と
の間に接続されている. 上記回路構成によれば、波形整形回路32に入力された
DPSK再生信号は、直流成分、高周波成分およびノイ
ズが取り除かれ、増幅される.そして,トランジスタT
r3のコレクタおよびエミッタに、逆位相の波形として
表われる.ここで、データリード信号がオン(“L”レ
ベル)のときは、コンバレータ42の非反転、反転入力
端子が、互いに逆位相の電位となる。したがって、コン
バレータ42の出力は、DPSK変調信号を波形整形し
た信号となる. 次に、データリード信号がオフする(“H”レベルにな
る)と、トランジスタTr4およびTr5がオンし、コ
レクタ電流が流れる.これにより、コンパレータ42の
反転入力端子のレベルがグランドレベルに、非反転入力
端子のレベルが“H”レベルにそれぞれなるので、コン
バレータ42の出力は常時“H”になる. 以上のように、本回路は、データリード信号がオンして
いる間(“L”のとき)は波形整形動作を実行し、デー
タリード信号がオフしている間(“H”のとき)は波形
整形動作を停止するのである. 次に、第3図に示した別の実施例について説明する.こ
の回路は、第2図に示した回路と、データリード信号の
接続回路を除いて同一構成である.この第二の実施例で
は、コンバレータ42の電源端子と電源Vccとの間に
、スイッチングトランジスタTr6を介在させてある.
つまり、データリード信号がオンしているとき(“L”
レベルのとき)にコンバレータ42の電源がオンし、デ
ータリード信号がオフしているとき(“H”レベルのと
き)には同電源がオフするのである.したがってコンバ
レータ42は、データリード信号がオンしているときに
上記同様の波形整形動作を実行し、データリード信号が
オフしているときに波形動作を停止する. 次に、上記構成のスチルビデオ再生装置の再生動作につ
いて説明する.なおこの再生動作は、マイコン12にメ
モリされた制御プログラムにしたがって実行される. 操作スイッチ40によって再生オン操作がなされると、
マイコン12はサーボモータ14を起動し、ヘッドトラ
ッキング機横18を起動して磁気ヘッドl6のトラッキ
ング動作を開始し、これを所定のトラックにトラッキン
グさせる.磁気ヘッドl6は、所定のトラックにトラッ
キングされると、そのトラックに記録されている多重記
録信号の読取りを開始する. ここで、本装置はスチルビデオなので、再生の間磁気デ
ィスク10は一定速度で回転し、磁気ヘッド16は、所
定のトラックから信号を繰り返し読取る.また、フィー
ルド記録の場合は1トラックで1画面を構成し、フレー
ム記録の場合は2トラックで1画面を構成する.したが
って磁気ディスク10は、毎秒60回転し、約1760
秒で1フィールド分の映像信号を読取る. 磁気ヘッド16が読取った多重記録信号は、ブリアンブ
20で増幅し、ハイパスフィルタ22、ローパスフィル
タ24およびバンドパスフィルタ26に送る.ハイバス
フィルタ22、ローパスフィルタ24およびバンドパス
フィルタ26は、それぞれ搬送波の周波数に応じて輝度
信号、色信号およびDPSK再生信号のみを抽出し、そ
れぞれを輝度信号処理回路28、色信号処理回路30お
よび波形整形回路32に出力する. 映像に関する輝度信号および色信号は、輝度信号処理回
路28、32およびエンコーダ34を介して複合ビデオ
信号に加工してビデオ端子38に出力する.このビデオ
端子38にモニタテレビを接続しておけば、その映像を
静止画として見ることができる. 一方、データに関するDPSK再生信号は、波形整形回
路32で波形整形し、DPSK復調回路36で復調して
マイコン12に出力する.マイコンl2は、上記復調デ
ータを解読し、所定の処理を実行する.所定の処理とは
、例えば、トラック番号をディスプレイに表示させたり
、フレーム記録であれば、磁気ヘッド16に第2トラッ
クの記録を読取らせるなどである. 以上は従来同様の基本的な動作であるが、本発明の特徴
である動作について、さらに第2図のタイミングチャー
トを参照して説明する。再生動作開始と同時にマイコン
12は、ミュート信号をオンする.このミュート信号が
オンされている間、エンコーダ34は、映像信号の入力
に拘わらず、映像ミュート信号を出力する.したがって
モニタテレビには、ミュート映像が映し出される。
磁気ヘッド16のトラッキングが完了し、多重記録信号
の読取りを開始すると、マイコン12はデータリード信
号をオンする.したがって、磁気ヘッド16が読取った
多重記録信号の内、バンドパスフィルタ26を通ったデ
ータ信号は、波形整形回路32で波形整形され、DPS
K復調回路36で復調され、マイコン12で処理がなさ
れる。以上の間、ミュート信号のオンは維持されている
.一回目の読取りが終了すると、マイコン12はデータ
リード信号およびミュート信号をオフする.したがって
、磁気ヘッド16が読取った同一トラックの2回目以降
の多重記録信号の内、映像信号はエンコーダ34で復調
されて複合ビデオ信号として出力されるが、データ信号
は、波形整形回路32の波形整形動作が停止するので、
波.形整形されない.つまりマイコン12は、一回デー
タ信号を解読すると、データリード信号をオフし、波形
整形回路32における波形整形動作を停止させるととも
に、ミュート信号をオフし、映像信号の再生を開始させ
る. 以上の動作により、再生開始後、データ信号が解読され
、映像信号が再生されるまでの間は映像ミュート信号が
出力されるので、再生開始直後はミュート映像が映し出
され、ホワイトノイズなど目障りな映像が映し出される
ことがない.その後、データ信号の波形整形が停止する
とともに、映像信号の再生が始まるので、波形整形によ
るノイズの混入のない綺麗な映像が映し出される。
の読取りを開始すると、マイコン12はデータリード信
号をオンする.したがって、磁気ヘッド16が読取った
多重記録信号の内、バンドパスフィルタ26を通ったデ
ータ信号は、波形整形回路32で波形整形され、DPS
K復調回路36で復調され、マイコン12で処理がなさ
れる。以上の間、ミュート信号のオンは維持されている
.一回目の読取りが終了すると、マイコン12はデータ
リード信号およびミュート信号をオフする.したがって
、磁気ヘッド16が読取った同一トラックの2回目以降
の多重記録信号の内、映像信号はエンコーダ34で復調
されて複合ビデオ信号として出力されるが、データ信号
は、波形整形回路32の波形整形動作が停止するので、
波.形整形されない.つまりマイコン12は、一回デー
タ信号を解読すると、データリード信号をオフし、波形
整形回路32における波形整形動作を停止させるととも
に、ミュート信号をオフし、映像信号の再生を開始させ
る. 以上の動作により、再生開始後、データ信号が解読され
、映像信号が再生されるまでの間は映像ミュート信号が
出力されるので、再生開始直後はミュート映像が映し出
され、ホワイトノイズなど目障りな映像が映し出される
ことがない.その後、データ信号の波形整形が停止する
とともに、映像信号の再生が始まるので、波形整形によ
るノイズの混入のない綺麗な映像が映し出される。
なお、フレーム記録の場合は、一画面が2本のトラック
に記録されているので、データリード信号はトラック2
本目のデータ信号の解読が終了するまでオンし、ミュー
ト信号は、2本目のデータ信号を読取った後にオフする
. 以上本発明の実施例について説明したが、本発明はこの
実施例に限定されることものではない.例えば、再生開
始時に、映像信号の再生を行なわないだけで、映像ミュ
ート信号を出力しない構成にしてもよい.データ信号の
再生は、解読が完了すれば一回でよいが、エラーを生じ
た場合、またはエラーを生じたときのために、二回また
はそれ以上行なう構成にしてもよい.波形整形回路32
は,図示の回路以外に、公知の種々の回路も利用できる
. また、本発明は、再生機能を有すれば、スチルビデオカ
メラにも適用できることはいうまでもない。
に記録されているので、データリード信号はトラック2
本目のデータ信号の解読が終了するまでオンし、ミュー
ト信号は、2本目のデータ信号を読取った後にオフする
. 以上本発明の実施例について説明したが、本発明はこの
実施例に限定されることものではない.例えば、再生開
始時に、映像信号の再生を行なわないだけで、映像ミュ
ート信号を出力しない構成にしてもよい.データ信号の
再生は、解読が完了すれば一回でよいが、エラーを生じ
た場合、またはエラーを生じたときのために、二回また
はそれ以上行なう構成にしてもよい.波形整形回路32
は,図示の回路以外に、公知の種々の回路も利用できる
. また、本発明は、再生機能を有すれば、スチルビデオカ
メラにも適用できることはいうまでもない。
「発明の効果」
以上の説明から明らかな通り本発明によれば、再生開始
時には、映像信号の再生は開始せずにデータ信号の再生
のみを開始し、データ信号の再生が終了した後に、映像
信号の再生を開始するとともにデータ信号の再生を停止
するので、映像信号の開始当初からデータ信号再生に伴
うノイズの混入のない奇麗な映像を再生することができ
る。
時には、映像信号の再生は開始せずにデータ信号の再生
のみを開始し、データ信号の再生が終了した後に、映像
信号の再生を開始するとともにデータ信号の再生を停止
するので、映像信号の開始当初からデータ信号再生に伴
うノイズの混入のない奇麗な映像を再生することができ
る。
しかも、データ信号再生に伴うノイズの防御策を施さな
くてもよいので、回路構成、回路設計が容易になる。
くてもよいので、回路構成、回路設計が容易になる。
第1図は、本発明のスチルビデオ再生装置の実施例の回
路の概要を示したブロック図、第2図は、本実施例のタ
イミングチャート、第3図は、同再生装置の波形整形回
路の具体的回路図、 第4図は同波形整形回路の別の具体的回路図である. 10・・・磁気ディスク、12・・・マイコン、16・
・・磁気ヘッド、18・・・ヘッドトラッキング機構、
22・・・ハイバスフィルタ、24・・・ローパスフィ
ルタ、26・・・バンドパスフィルタ、28・・・輝度
信号処理回路、30・・・色処理回路、32・・・波形
整形回路、34・・・エンコーダ、36・・・DPSK
復調回路、42・・・コンパレー夕. 特許出願人 旭光学工業株式会社 同代理人 三 浦 邦 夫
路の概要を示したブロック図、第2図は、本実施例のタ
イミングチャート、第3図は、同再生装置の波形整形回
路の具体的回路図、 第4図は同波形整形回路の別の具体的回路図である. 10・・・磁気ディスク、12・・・マイコン、16・
・・磁気ヘッド、18・・・ヘッドトラッキング機構、
22・・・ハイバスフィルタ、24・・・ローパスフィ
ルタ、26・・・バンドパスフィルタ、28・・・輝度
信号処理回路、30・・・色処理回路、32・・・波形
整形回路、34・・・エンコーダ、36・・・DPSK
復調回路、42・・・コンパレー夕. 特許出願人 旭光学工業株式会社 同代理人 三 浦 邦 夫
Claims (3)
- (1)映像信号とデータ信号とが多重記録された磁気デ
ィスクから該多重記録信号を読取る磁気ヘッドと、該磁
気ヘッドを所定のトラックに移動させるトラッキング手
段と、上記磁気ヘッドが読取った多重記録信号を、映像
信号およびデータ信号に分離してそれぞれを再生する映
像信号再生手段およびデータ信号再生手段とを有し、 上記データ信号再生手段は、上記磁気ヘッドが所定のト
ラックから読取った最初または所定回数までのデータ信
号を再生し、それ以降に読取ったデータ信号は再生せず
、上記映像信号再生手段は、上記データ信号の再生が停
止した後に映像信号の再生を開始することを特徴とする
スチルビデオ再生装置。 - (2)請求項1において、データ信号はDPSK変調さ
れて多重記録され、データ信号再生手段は、多重記録信
号からデータ信号を抽出するバンドパスフィルタと、該
データ信号の波形整形を行なう波形整形回路と、該波形
整形されたデータ信号をDPSK復調するDPSK復調
回路とを有し、上記波形整形回路は、同一トラックにお
いて最初に読取ったデータ信号の波形整形は行なうが、
2回目または所定回数以降に読取ったデータ信号の波形
整形は行なわないことを特徴とするスチルビデオ再生装
置。 - (3)請求項1において、映像信号再生手段は、磁気ヘ
ッドのトラッキング動作開始後、映像信号の再生を開始
するまでの間、映像ミュート信号を出力することを特徴
とするスチルビデオ再生装置。
Priority Applications (5)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1054177A JP2808299B2 (ja) | 1989-03-07 | 1989-03-07 | スチルビデオ再生装置 |
GB9004748A GB2229891B (en) | 1989-03-07 | 1990-03-02 | Still video apparatus |
FR9002786A FR2644958B1 (fr) | 1989-03-07 | 1990-03-06 | Appareil video fixe |
DE4007205A DE4007205C2 (de) | 1989-03-07 | 1990-03-07 | Einzelbild-Videogerät |
US08/395,537 US5748833A (en) | 1989-03-07 | 1995-02-28 | Still video apparatus having data signal suppression |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1054177A JP2808299B2 (ja) | 1989-03-07 | 1989-03-07 | スチルビデオ再生装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02232865A true JPH02232865A (ja) | 1990-09-14 |
JP2808299B2 JP2808299B2 (ja) | 1998-10-08 |
Family
ID=12963264
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1054177A Expired - Fee Related JP2808299B2 (ja) | 1989-03-07 | 1989-03-07 | スチルビデオ再生装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2808299B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7528755B2 (en) | 2007-09-06 | 2009-05-05 | Infineon Technologies Ag | Sigma-delta modulator for operating sensors |
-
1989
- 1989-03-07 JP JP1054177A patent/JP2808299B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7528755B2 (en) | 2007-09-06 | 2009-05-05 | Infineon Technologies Ag | Sigma-delta modulator for operating sensors |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2808299B2 (ja) | 1998-10-08 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |