JPH02232452A - 開口のある梁およびその製造法 - Google Patents

開口のある梁およびその製造法

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JPH02232452A
JPH02232452A JP5276989A JP5276989A JPH02232452A JP H02232452 A JPH02232452 A JP H02232452A JP 5276989 A JP5276989 A JP 5276989A JP 5276989 A JP5276989 A JP 5276989A JP H02232452 A JPH02232452 A JP H02232452A
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Keiki Yoshida
吉田 啓喜
Michihiko Ota
太田 道彦
Shinsuke Aoyama
青山 伸介
Koji Murata
耕司 村田
Nobuo Nakayama
信雄 中山
Mamoru Kimura
木村 衛
Hirofumi Kaneko
洋文 金子
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    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E04BUILDING
    • E04CSTRUCTURAL ELEMENTS; BUILDING MATERIALS
    • E04C3/00Structural elongated elements designed for load-supporting
    • E04C3/02Joists; Girders, trusses, or trusslike structures, e.g. prefabricated; Lintels; Transoms; Braces
    • E04C3/04Joists; Girders, trusses, or trusslike structures, e.g. prefabricated; Lintels; Transoms; Braces of metal
    • E04C3/08Joists; Girders, trusses, or trusslike structures, e.g. prefabricated; Lintels; Transoms; Braces of metal with apertured web, e.g. with a web consisting of bar-like components; Honeycomb girders
    • E04C3/083Honeycomb girders; Girders with apertured solid web
    • E04C3/086Honeycomb girders; Girders with apertured solid web of the castellated type

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  • Architecture (AREA)
  • Civil Engineering (AREA)
  • Structural Engineering (AREA)
  • Rod-Shaped Construction Members (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 この出願の発明は,多数の開口のある梁、特に、多数の
開口が波形リブ体にて補強され,梁成を大きくすること
なく開口を大きくしても梁の強度等が低下しない多数の
開口のある梁およびその製造法に関する. 従来の技術 空調装置等のダクト,管.m等は,有孔S製梁のウェブ
の孔(開口)に通して、天井裏等の空間内に配設してい
る. 従来の有孔鋼製梁には、(イ)第19図および第20図
に示すように,梁1の円形孔ICのあるウェブ1bの部
分にリング状の補強プレート2を溶接wしたもの.(口
)第21図および第22図に示すように、梁3のウェブ
3bの円形孔3Cに、この孔の直径と略同じ外径の短い
円管体の補強スリーブ4を嵌合して、補強スリーブ4を
ウェブ3bに溶接したもの、(ハ)第23図および第2
4図に示すように、梁5のウェブ5bに,その長手方向
の基準線5dの上下にわたって、上水乎部5c1と,下
水乎部5c,と,上水平部5c,と下水平部5ctとを
結ぶ傾斜部5c,.5c,とからなる角波形の切り溝5
cを形成して,梁5を二つの梁部材5A.5Bに分割し
,梁部材5Aのウェブの端録の波形の山部と梁部材5B
のウェブの端縁の波形の山部とを溶接して多数の六角形
の開口5dを形成したもの等がある。
発明が解決しようとする!IM 従来の有孔1l製梁においては、次のような欠点がある
. (イ)の有孔鋼製梁においては、円形孔1cを大きくす
ると,孔1cの周囲とフランジ1aの内側面との間隔d
エが小さくなり、補強プレート2のリングの幅が小さく
なり、補強プレート2を設ける意味がなくなるから、円
形孔ICを大きくすることができない.また,円形孔1
cを大きくしてゆくと,梁の剛性低下や必要な強度を確
保することができない. (口)の有孔鋼製梁においては,円形孔3Cを大きくし
、かつ補強スリーブ4の外径を大きくすると、孔3cの
周囲とフランジ3aの内側面との間隔d2が小さくなり
,補強スリーブ4はその外径が大きくなってもその強度
があまり増加せず,円形孔3cを大きくすると梁の剛性
、強度などが低下するから、円形孔3cの大きさを十分
に大きくすることができない. (ハ)の有孔鋼製梁においては、孔5dを大きくしよう
とすると,上水平部5c,または下水平部5c,とフラ
ンジ5aの内側面との間隔d,を小さくする必要があり
、この間隔d,を小さくすると、この部分の梁の強度が
小さくなるから,開口5dの口径の大きさには限度があ
る. 前記(イ)ないし(ハ)の有孔梁では、いずれも梁成を
大きくしないと大きな孔(開口)を形成することができ
ない欠点があり、梁成が大きくなると天井裏の空間が大
きくなり、室内の有効な空間が狭められる. また,前記(イ)および(口)の有孔梁は、開口を独立
して形成するため,梁の長手方向に多数の開口を形成す
る場合には多くの手間がかかる欠点がある. この出願の発明の解決しようとする課題は、上記の欠点
のない多数の開口を有する梁を提供すること、換言する
と,梁成を大きくせずに開口を大きくすることができか
つ強度等の低下をきたさない梁およびその梁を能率的に
造る簡便な製造法を提供することにある. 課題を解決するための手段 この出願の梁の発明は、ウェブと一対のフランジとから
なる金属製梁のウェブの長手方向の直線を基準線とし,
ウェブに波形の切り溝を前記基準線の上下に.わたって
形成し,この切り溝にて梁を二つに分割して、ウェブの
端縁に前記波形に対応する波形が形成されている二つの
梁部材を形成し、一方の梁部材のウェブの端縁の波形の
山部と他方の梁部材のウェブの端縁の波形の山部とを当
接または接近させ、各山部を互いに結合して形成した多
数の開口のある金属製梁において、少なくとも一方の梁
部材のウェブの端縁の波形の部分に,ウェブに対して略
直角に前記波形と同じ形状の波形リブ体が結合されてい
る多数の開口のある梁にある. 梁部材をつくる金属製梁としては、たとえば、H形鋼ま
たは組立H形鋼を使う. 波形リブ体は,梁部材のウェブの波形の端部の両側の部
分にウェブと一体に形成される.この出願の梁の製造法
の発明は、ウェブと一対のフランジとからなる金属製梁
のウェブ上の長手方向の直線を基準線とし、ウェブに波
形の切り溝を航記基準線の上下にわたって形成し,波形
の切り溝にて梁を二つに分割して、ウェブの端縁に前記
波形に対応する波形のある二つの梁部材を形成し、一方
の梁部材のウェブの端縁の波形の山部と他方の梁部材の
ウェブの端縁の波形の山部を当接または接近させて、各
山部を互いに溶接する多数の開口のある金gt製梁の製
造法において、輻狭の金属板をウェブの端縁の波形に対
応する波形に屈曲して波形リブ部材を形成し、一方の梁
部材のウェブの端縁の波形の部分と他方の梁部材のウェ
ブの端縁の波形の部分との間に前記波形リブ部材を介在
し,波形リブ部材の波形と梁部材のウェブの端縁の波形
とが合致する状態にされて,梁部材のウェブの端縁およ
び波形リブ部材が相互に結合するようにそれらを溶接す
る多数の開口のある鋼製梁の製造法にある. 梁部材のウェブの端縁および波形リブ部材の相互の結合
方法には,たとえば、 (i)各梁部材のウェブの端縁の波形の部分と前記リブ
部村の波形の部分とを溶接して結合してから,一方の梁
部材のウェブの端縁に溶接した波形リブ部材の波形の山
部と他方の梁部材のウェブの端縁に溶接した波形リブ部
材の波形の山部とを溶接するもの、 (ii)一方の波形リブ部材の波形の山部と他方の波形
リブ部材の波形の山部とを互いに溶接して結合してから
、互いJコ結合した波形リブ部材の波形の部分に各梁部
材のウェブの端縁の波形の部分を合わせて、波形リブ部
材の波形の部分と各梁部材のウェブの端縁とを溶接して
結合するもの、(iii)一方の梁部材のウェブの端縁
の波形の部分に波形リブ部材の波形の部分を溶接してか
ら.このウェブの端縁に溶接した波形リブ部材の波形の
部分を他方の梁部材のウェブの端縁に溶接して結合する
もの 等がある. 波形リブ体のフランジの内側に面する波形の谷部は、必
要に応じて,フランジの内側の部分に溶接する. 切り溝は,好ましい実施形態においては、梁の長手力向
に対して直交する垂線に対して略45゜傾斜する第1の
傾斜線部と前記垂線に対して第1の傾斜線部と異なる方
向に前記角度と同じ角度傾斜する第2の傾斜線部と、第
1の傾斜線部と第2の傾斜線部とを結ぶ円弧状線部とか
ら構成される。
前記円弧状線部の曲率半径は梁のウェブの厚さの3倍程
度にする. 前記第1および第2の傾斜線部と円弧状線部とからなる
波形(A)の切り溝を使って多数の開口のある梁を製造
すると,形成される開口が四角形になり,その四角形の
対角線の一つが梁の長手方向に対して直角に位置する.
一方の梁部材のウェブの端徐に溶接した波形リブ部材と
他方の梁部材のウェブの端縁に溶接した波形リブ部材と
により四角筒形の角形リブ体が形成される.この角形リ
ブ体の四つの辺部分がそれぞれ梁のフランジの面に対し
て傾斜してウェブやフランジにトラス状に結合され、こ
の角形リブ体によるトラス効果(ラチス的効果)により
,梁に作用する垂直力を軸力に置き換えうるから,ウェ
ブの開口を大口径にしても,梁の剛性、耐力等を低下さ
せることがない.なお,波形リブ部材による梁の開口の
補強法は六角形などの開口のある梁にも適用される.実
施例 第1実施例のm製梁20は、第6図および第7図に示す
ように、その長手方向の全域にわたって互いに隣接する
多数の四角形の開口A,ないしA.を形成し、開口Δ、
ないしΔ.の対角線の一つを梁の長手方向に対して直交
するようにし、開口AエないしA4の周囲に角形リブ体
を形成するものである. まず,2つの梁部材の作り方を説明する。
第1図に示すように,H形鋼梁10のウェブ】obに.
その長手力向の中心線を基準線10dどして、基準,i
alodの上下にわたって、角波状の切り溝10eを形
成して、梁10を上下に分割し,2の梁部材10A、1
. O Bを形成する。
前記切り溝10cは、梁10の長手方向に対して直交す
るI!15に対して45°傾斜する傾斜線部1 0 c
1と,前記線15に対して傾斜線部10C,と異なる方
向に45゜傾斜する傾斜線部1,Oc1と,傾斜線部1
0cエと傾斜線部10c2とを結ぶの上円弧状線部(以
下アールともいう)10C,および下円弧線部IQe,
とからなるものである.上下の円弧状線部10e,、I
Qc,の曲率半径は、たとえば,3tとする.ただし、
tは梁のウェブの厚さである. なお,円弧状線部1 0 e,. l O c.とフラ
ンジ10aの内側面との間隔d,は、第5図に示すフラ
ンジ10aとウェブ10bの連結部の円弧部(アール)
15bエが梁部材10A、IOHのフランジのある側に
のこる大きさにする.各梁部材10A.IOBのウェブ
の端総には、切りm 1 0 cの波形に対応する山部
と谷部とがある波形が形成されている. 幅狭の鋼板を.第2図および第3図に示すように,各梁
部材10A,IOBのウェブの端縁の波形に対応する山
部と谷部とがある波形に屈曲して,波形リブ部材11を
形成する。通常は波形リブ部材11の幅をH形鋼のフラ
ンジの幅と同等またはそれ以下にする. 第4図および第5図に示すように,梁部材10A、IO
Bのウェブの端縁の波形の部分に、波形リブ部材11の
中央の部分11aを当接または接近させて、波形リブ部
材11をウェブ10bの端縁に溶接する. 第6図および第7図に示すように,梁部材10Aのウェ
ブの端縁に溶接した波形リブ部材11の山部と,梁部材
10Bのウェブの@緑に溶接した波形リブ部材11の山
部とを当接または接近させ、この当接または接近状態を
連結部材12の端部を各梁部材10A、IOBに溶接し
て仮固定する。
次に、梁部材10Aに溶接した波形リブ部材11の山部
と、梁部材10Bに溶接した波形リブ部材11の山部と
を互いに溶接Wして結合する.連結部材12の端部を各
梁部材10A、1. O Bから外して、多数の四角形
の開口A,ないしA4を有する鋼製梁20が完成する. 好ましい実施形態においては,第10図および第11図
に示されているように、開口A1ないしA4の周囲を構
成する波形リブ部材11の部分の梁部材10A、IOB
のフランジ10aの内側面に面する部分をフランジ10
aの内側の部分10aエに溶接Wする、この溶接Wは,
第8図および第9図に示すように、梁部材10A、IO
Bのウェブの端縁の波形の部分に波形リブ部材11の部
分11aを溶接する段階において行なうほうが作業が簡
単であるが,梁部材1. O Aの波形リブ部材11と
梁部材10Bの波形リブ部材11とを互いに溶接して結
合した後に行なっても良い。
この発明の第1実施例のmti梁20は、各開口A1な
いしA4が四角形であり、これらの四角形の対角線の一
つは梁の長手力向に対し5て直角に位誼しており、一方
の梁部材10Aのウェブの端縁に溶接した波形リブ部材
11と他方の梁部材10Bのウェブの@縁に溶接した波
形リブ部材1lとにより,開口A1ないしA4の周囲に
四角筒形の角形リブ体が形成される。第10図に示すよ
うに、開口A1ないしA4の周囲の角形リブ体を構成す
る4つの辺部分11い 112、11,、114は、そ
れぞれ梁のフランジ10aの面に対して傾斜して、ウェ
ブ10bやフランジ10aにトラス状に結合され、この
角形リブ体によるトラス効果(ラチス的効果)により、
梁20に作用する剪断力を軸力に置き換えうるから,ウ
ェブ10aの開口を大口径にしても、梁20の剛性,耐
力等を低下させることがない. 第2実施例の鋼製梁は、第16図および第17図に示す
ように,梁40のウェブの下方部分の長手方向の全域に
わたって互いに隣接して多数の六角形の開口B,ないし
B3を形成するもので,各開口B,ないしB,の周囲の
下半分の縁部に角形リブ体を形成するものである. まず、2つの梁部材の作り方を説明する.第12図に示
すように、H形鋼梁30のウェブ30bに,その長手方
向の中心線より下方にずらした基準m30dの上下にわ
たって、角波状の切り溝30eを形成して、梁30を上
下に分割し,?の梁部材30A.30Bを形成する。
前記切り溝30aは、上水平部30cエと、下水平部3
0c,と、上水平部30c■と下水平部30e,とを結
ぶ傾斜部30c,および30c4とで形成される。
各梁部材30A、30Bのウェブ30bの端縁には、・
角波状の切り溝30eの波形に対応す.る形状の波形が
形成される。
幅狭の鋼板を、第13図に示すように、各梁部材30A
、30Bのウェブの端縁の波形に対応する山部と谷部と
がある波形に屈曲して波形リブ部材31を形成する。通
常は波形リブ部材31の幅をH形鋼のフランジの幅以下
にする。
第14図および第15図に示すように、梁部材30Bの
ウェブの端縁の波形の部分に、波形リブ部材31の中央
の部分31aを当接または接近させて,梁部材30Bの
ウェブ30bの端縁に波形リブ部材31を溶接する。
第16図および第17図に示すように、梁部材30Aの
ウェブの端縁の山部に,梁部材30Bのウェブの端縁に
溶接した波形リブ部材31の山部を当接または接近させ
、この当接または接近状態を連結部材などを使って仮固
定してから,梁部材30Aの山部と梁部材30Bに溶接
した波形リブ部材31の山部とを互いに溶接して結合す
る。
前記連結部材を外して、多数の六角形の開口B、ないし
B,を有するaglI梁40を完成する。
第2実施例のm製梁40は,第16図に示すように、梁
40のウζブの下方部分に、多数の六角形の開口Bエな
いしB,が形成され、成の低いウェブを備えた梁部材3
0Bのウェブの端縁に波形リブ部材31が溶接され、各
開口BよないしB,の周囲の下半分の縁部に角形リブ体
が形成され,開口B1ないしB.のある部分の梁部材3
0Bが補強されるから、開口B1ないしB1の下端部と
梁部材30Bのフランジ30aの内側面との間隔d,を
小さくしても.梁40の強度などが低下することがない
. 第3実施例の鋼製梁は、第18図に示すように、梁60
のウェブの中央の長手方向の全域にわたって互いに隣接
して多数の六角形の開口BエないしB3を形成したもの
である. 梁部材50A.50Bの作り方は第24図に示す従来技
術による.各梁部材50A、50Bのウェブbの端縁に
、それぞれ波形リブ部材51を溶接し、梁部材50Aに
溶接した波形リブ部材51と梁部材50Bに溶接した波
形リブ部材51とを互いに溶接して、鋼製梁60を形成
する。
鋼製梁60の開口BエないしB,の周囲に、波形リブ部
材51からなる六角形リブ体が形成され,この六角形リ
ブ体により開口のある部分の梁部材50A、50Bが補
強されるから、各開口BエないしB,の上端部および下
端部と梁部材50A,50Bとフランジ50aの内側面
との間隔d5を小さくしても、梁60の強度などが低下
することがない. 発明の作用効果 この発明の梁は、金属製梁を構成する一対の梁部材の少
なくとも一方の梁部材のウェブの端縁の波形の部分に、
前記ウェブに対して鴫直角に前記波形と同じ形状の波形
の波形リブ部材が結合され,開口の周囲の上方部分およ
び下方部分の少なくとも一方が波形リブ体で構成され,
この波形リブ体により梁の開口の上方および下方の少な
くとも一方の梁部材を補強できるから,梁成を大きくす
ることなく開口の口径を大きくすることができる。
そして、各開口を四角形にし,四角形の対角線の一つを
梁の長手方向に対して直角に位置し、方の梁部材のウェ
ブの端縁に溶接した波形リブ部材と他方の梁部材のウェ
ブの端縁に溶接した波形リブ部材とにより前記開口の周
囲に四角形の角形リブ体を構成させるようにすると,四
角形の角形リブ体の4つの辺部分がそれぞれ鋼製梁のフ
ランジの面に対して傾斜して、ウェブやフランジにトラ
ス状に結合され、この角形リブ体によるトラス効果(ラ
チス的効果)により、.梁に作用する剪断力を軸力に置
き換えうるから,ウェブの開口を大口径にしても、梁の
剛性、耐力等を低下させることがない. また、この発明の梁の製造法は、幅狭の鋼板をウェブの
端縁の波形に対応する波形に屈曲して波形リブ部材を形
成し、一方の梁部材のウェブの端縁の波形の部分と他方
の梁部材のウェブの端縁の波形の部分との間に前記波形
リブ部材が介在するようにして,梁部材のウェブの端縁
および波形リブ部材を相互に溶接して結合するという簡
単な操作により,一対の梁部材からなる鋼製梁の開口を
補強することができるから,ll造工程が単純化され、
口径の大きな多数の開口を有する生産性・施工性の高い
梁を安価に供給できる. 特に,各梁部材のウェブの端縁の波形の部分に波形リブ
部材の波形の部分を溶接してから、一方の梁部材のウェ
ブの端縁に溶接した波形リブ部材の山部と他方の梁部材
のウェブの端縁に溶接した波形リブ部材の山部とを溶接
するようにすると、鋼製梁の開口の波形リブ部材による
強化作業が簡単になるから,大口径の多数の開口のある
fR製梁を特に′安価に提供できる.
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第11図は第1実施例を示すもので、第1
図は梁部材の作り方を示す正面図、第2図は波形リブ部
材の正面図、第3図は第2図のものの平面図,第4図は
梁部材と波形リブ部材との結合状態を示す正面図、第5
図は第4図のものを1−1li&で断面した側面図、第
6図は鋼製梁の製造の仕方等を示す正面図、第7図は第
6図のものを■一■線で断面した側面図、第8図は異な
る形態の梁部材と波形リブ部材との結合状態を示す正面
図,第9図は第8図のものをm−in線で断面した側面
図,第10図は異なる形態の鋼!l!2梁の製造の仕方
等を示す正面図.第11図は第10図のものをrV−r
V線で断面した側面図、第12図ないし第17図は第2
実施例を示すもので、第12図は梁部材の作り方を示す
正面図、第13図は波形リブ部材の正面図、第14図は
梁部材と波形リブ部材との結合状態を示す正面図、第1
5図は第14図のものを■一■線で断面した側面図,第
■6図は鋼製梁の製造の仕方等を示す正面図,第17図
は第■6図のものをその■一■線で断面した側面図、第
18図は第3実施例の鋼製梁の製造の仕方等を示す正面
図である.第19図ないし第24図は従来の鋼製梁およ
びその製造法を示すもので,第19図は開口をリング状
の補強プレートで補強した鋼製梁の正面図、第20図は
第19図に示すものを■一■線で断面した側面図、第2
1図は開口を円管体のスリーブで補強した鋼製梁の正面
図、第22図は第21図のものを■一■線で断面した側
面図、第23図はその他の鋼製梁の正面図、第24図は
第23図に示すものの製造法を示す正面図である。 図中、10、30はH形鋼梁,IOA.IOB.30A
、30B、50Aおよび50Bは梁部材,10a、30
aおよび50aはフランジ、10b、30bおよび50
bはウェブ、20、4oおよび60は鋼製梁、11.3
1および51は波形リブ部材、A1ないしA,に四角形
の開口、BエないしB1は六角形の開口である. 特許 出願人 株式会社竹中工務店

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、ウェブと一対のフランジとからなる金属製梁のウェ
    ブの長手方向の直線を基準線とし、ウェブに波形の切り
    溝を前記基準線の上下にわたって形成し、この切り溝に
    て梁を二つに分割して、ウェブの端縁に前記波形に対応
    する波形が形成されている二つの梁部材を形成し、一方
    の梁部材のウェブの端縁の波形の山部と他方の梁部材の
    ウェブの端縁の波形の山部とを当接または接近させ、各
    山部を互いに結合して形成した多数の開口のある金属製
    梁において、少なくとも一方の梁部材のウェブの端縁の
    波形の部分に、ウェブに対して略直角に前記波形と同じ
    形状の波形リブ体が結合されていることを特徴とする多
    数の開口のある金属製梁。 2、切り溝が、フランジの長手方向に対して直交する垂
    線に対して略45°傾斜する第1の傾斜線部と前記垂線
    に対して第1の傾斜線部と異なる方向に前記角度と同じ
    角度傾斜する第2の傾斜線部と、第1の傾斜線部と第2
    の傾斜線部とを結ぶ円弧状線部とからなっていることを
    特徴とする請求項1記載の多数の開口のある鋼製梁。 3、波形リブ体がウェブの両側面に形成され、波形リブ
    体の谷部がフランジの内側の部分に結合されていること
    を特徴とする請求項1または2記載の多数の開口のある
    鋼製梁。 4、ウェブと一対のフランジとからなる金属製梁のウェ
    ブ上の長手方向の直線を基準線とし、ウェブに波形の切
    り溝を前記基準線の上下にわたって形成し、波形の切り
    溝にて梁を二つに分割して、ウェブの端縁に前記波形に
    対応する波形のある二つの梁部材を形成し、一方の梁部
    材のウェブの端縁の波形の山部と他方の梁部材のウェブ
    の端縁の波形の山部を当接または接近させて、各山部を
    互いに溶接する多数の開口のある金属製梁の製造法にお
    いて、幅狭の金属板をウェブの端縁の波形に対応する波
    形に屈曲して波形リブ部材を形成し、一方の梁部材のウ
    ェブの端縁の波形の部分と他方の梁部材のウェブの端縁
    の波形の部分との間に前記波形リブ部材を介在し、波形
    リブ部材の波形と梁部材のウェブの端縁の波形とが合致
    する状態にされて、梁部材のウェブの端縁および波形リ
    ブ部材が相互に結合するようにそれらを溶接することを
    特徴とする多数の開口のある金属製梁の製造法。 5、各梁部材のウェブの端縁の波形の部分と波形リブ部
    材の波形の部分とを溶接して結合してから、一方の梁部
    材のウェブの端縁に溶接した波形リブ部材の波形の山部
    と他方の梁部材のウェブの端縁に溶接した波形リブ部材
    の波形の山部とを溶接して結合することを特徴とする請
    求項4記載の多数の開口のある鋼製梁の製造法。 6、一方の梁部材のウェブの端縁の波形の部分と波形リ
    ブ部材の波形の部分とを溶接して結合してから、一方の
    梁部材のウェブの端縁に溶接した波形リブ部材の波形の
    山部と他方の梁部材のウェブの端縁の波形の山部とを溶
    接して結合することを特徴とする請求項4記載の多数の
    開口のある鋼製梁の製造法。 7、切り溝を、フランジの長手方向に対して直交する垂
    線に対して略45°傾斜する第1の傾斜線部と前記垂線
    に対して第1の傾斜線部と異なる方向に前記角度と同じ
    角度傾斜する第2の傾斜線部と、第1の傾斜線部と第2
    の傾斜線部とを結ぶ円弧状線部とから形成することを特
    徴とする請求項4ないし6のいずれか1項に記載の多数
    の開口のある鋼製梁の製造法。 8、梁部材のウェブに溶接される波形リブ部材の波形の
    谷部をフランジの内側の部分に溶接することを特徴とす
    る請求項4ないし7のいずれか1項に記載の多数の開口
    のある鋼製梁の製造法。
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