JPH0223225A - 内燃機関の吸気装置 - Google Patents
内燃機関の吸気装置Info
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- JPH0223225A JPH0223225A JP63170882A JP17088288A JPH0223225A JP H0223225 A JPH0223225 A JP H0223225A JP 63170882 A JP63170882 A JP 63170882A JP 17088288 A JP17088288 A JP 17088288A JP H0223225 A JPH0223225 A JP H0223225A
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- intake
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- intake control
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Landscapes
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は内燃機関の気筒毎に2個の吸気ポートを備え、
一方の吸気ポートに吸気制御弁が配置されている吸気装
置に関する。
一方の吸気ポートに吸気制御弁が配置されている吸気装
置に関する。
内燃機関の気筒毎に2個の吸気ポートを備え、これらの
吸気通路のうちの一方が吸気制御弁により開閉されるよ
う構成されている可変スワール式内燃機関の吸気装置は
、例えば実開昭55−54526号公報や特開昭62−
87614号公報等に記載されている。
吸気通路のうちの一方が吸気制御弁により開閉されるよ
う構成されている可変スワール式内燃機関の吸気装置は
、例えば実開昭55−54526号公報や特開昭62−
87614号公報等に記載されている。
例えば、特開昭62−87614号公報では、一方の吸
気ポートをヘリカル状に形成し、他方の吸気ポートをス
トレートに形成してこのストレートな吸気ポートに吸気
制御弁を配置し、機関の低負荷時に吸気制御弁を閉じて
ヘリカル状の吸気ポートのみから空気を燃焼室に吸入し
、よって燃焼室内で強いスワールを生成せしめ、高負荷
時には吸気制御弁を開いて抵抗なく多量の空気を燃焼室
に吸入せしめることができるようになっている。また、
前記公報では、吸気制御弁の開閉に応じて点火時期を補
正することも開示している。
気ポートをヘリカル状に形成し、他方の吸気ポートをス
トレートに形成してこのストレートな吸気ポートに吸気
制御弁を配置し、機関の低負荷時に吸気制御弁を閉じて
ヘリカル状の吸気ポートのみから空気を燃焼室に吸入し
、よって燃焼室内で強いスワールを生成せしめ、高負荷
時には吸気制御弁を開いて抵抗なく多量の空気を燃焼室
に吸入せしめることができるようになっている。また、
前記公報では、吸気制御弁の開閉に応じて点火時期を補
正することも開示している。
上記したように、低負荷時に吸気制御弁を閉じて燃料室
内で強いスワールを生成することによって燃焼速度が速
くなり燃焼が安定するので、よって空燃比をより希薄化
しても良好な燃焼を行うことができるようになる。また
、高負荷時には吸気制御弁を開いて抵抗なく多量の空気
を燃焼室に吸入せしめることができるので、高出力を得
ることができるようになる。このように、吸気制御弁を
設けることによって、機関の低負荷から高負荷までの種
々の要求を満足することができるようになった。
内で強いスワールを生成することによって燃焼速度が速
くなり燃焼が安定するので、よって空燃比をより希薄化
しても良好な燃焼を行うことができるようになる。また
、高負荷時には吸気制御弁を開いて抵抗なく多量の空気
を燃焼室に吸入せしめることができるので、高出力を得
ることができるようになる。このように、吸気制御弁を
設けることによって、機関の低負荷から高負荷までの種
々の要求を満足することができるようになった。
しかし、低負荷時に吸気制御弁を閉じて燃焼室内で強い
スワールを生成することが、排気ガスの浄化性能につい
て必ずしも良好な結果を招くとは言えないことが分かっ
た。一般に冷間時には排気ガス中の炭化水素(HC)、
−酸化炭素(Co)、窒素酸化物(NOx)等の成分の
排出量が多くなる傾向があるが、冷間始動時に吸気制御
弁が閉じていると三元触媒の暖機が遅れ、炭化水素(H
C)、−酸化炭素(CO)、窒素酸化物(NO,)等の
成分が三元触媒で反応しないまま排出されるという問題
点が生じた。三元触媒の暖機の遅れは、皮肉にもスワー
ルの生成によって燃焼速度が速くなることに起因するこ
とが分かった。即ち、燃焼速度が速くなると燃焼が燃焼
室内で完了する度合いが高くなり、排気管中で後燃えの
度合が低くなるために、排気管中で排気ガスの温度が高
くならず、そのために三元触媒の暖機が遅れるのであろ
うと思われる。本発明はこのような問題点を解決するた
めになされたもので、吸気制御弁を設けることによって
機関の低負荷から高負荷までの種々の要求を満足するこ
とができるとともに、冷間始動時に三元触媒の暖機性を
高めて排気浄化性能を向上させることができるようにす
ることを目的とするものである。
スワールを生成することが、排気ガスの浄化性能につい
て必ずしも良好な結果を招くとは言えないことが分かっ
た。一般に冷間時には排気ガス中の炭化水素(HC)、
−酸化炭素(Co)、窒素酸化物(NOx)等の成分の
排出量が多くなる傾向があるが、冷間始動時に吸気制御
弁が閉じていると三元触媒の暖機が遅れ、炭化水素(H
C)、−酸化炭素(CO)、窒素酸化物(NO,)等の
成分が三元触媒で反応しないまま排出されるという問題
点が生じた。三元触媒の暖機の遅れは、皮肉にもスワー
ルの生成によって燃焼速度が速くなることに起因するこ
とが分かった。即ち、燃焼速度が速くなると燃焼が燃焼
室内で完了する度合いが高くなり、排気管中で後燃えの
度合が低くなるために、排気管中で排気ガスの温度が高
くならず、そのために三元触媒の暖機が遅れるのであろ
うと思われる。本発明はこのような問題点を解決するた
めになされたもので、吸気制御弁を設けることによって
機関の低負荷から高負荷までの種々の要求を満足するこ
とができるとともに、冷間始動時に三元触媒の暖機性を
高めて排気浄化性能を向上させることができるようにす
ることを目的とするものである。
本発明による内燃機関の吸気装置は、気筒毎に2個の吸
気通路を備え、前記2個の吸気通路のうちの一方の吸気
通路が吸気制御弁により開閉されるよう構成されている
可変スワール式内燃機関の吸気装置において、機関冷間
始動時には所定時間前記吸気弁を開状態に維持し、その
後は機関の負荷に応じて開閉する手段を設けたことを特
徴とするものである。
気通路を備え、前記2個の吸気通路のうちの一方の吸気
通路が吸気制御弁により開閉されるよう構成されている
可変スワール式内燃機関の吸気装置において、機関冷間
始動時には所定時間前記吸気弁を開状態に維持し、その
後は機関の負荷に応じて開閉する手段を設けたことを特
徴とするものである。
上記構成によれば、吸気制御弁を冷間始動後に所定時間
開にし、スワールがほぼなくなるようにして希薄空燃比
での安定燃焼の達成は若干制御されるがその分だけ後燃
え現象等によって排気管中の排気ガスの温度が上がるの
で三元触媒の暖機性を高めることができる。そしてこの
冷間始動時の吸気制御弁の開作動は三元触媒の暖機性を
高めるのに必要な所定時間として例えば試験等によって
設定された時間だけ実施され、この所定時間経過後は吸
気制御弁を機関の負荷に応じて開閉し、機関の低負荷か
ら高負荷までの種々の要求を満足する。
開にし、スワールがほぼなくなるようにして希薄空燃比
での安定燃焼の達成は若干制御されるがその分だけ後燃
え現象等によって排気管中の排気ガスの温度が上がるの
で三元触媒の暖機性を高めることができる。そしてこの
冷間始動時の吸気制御弁の開作動は三元触媒の暖機性を
高めるのに必要な所定時間として例えば試験等によって
設定された時間だけ実施され、この所定時間経過後は吸
気制御弁を機関の負荷に応じて開閉し、機関の低負荷か
ら高負荷までの種々の要求を満足する。
以下に添付の図を参照して本発明を実施例について詳細
に説明する。
に説明する。
第2図は本発明による吸気装置を有する内燃機関の一つ
の実施例を示している。図に於て、1は内燃機関本体を
示しており、該内燃機関本体1は、シリンダブロック2
とシリンダヘッド3とシリンダブロック2のシリンダボ
ア4内に配置されたピストン5とを有し、吸気弁6によ
り開閉される吸気ポート7より燃料と空気との混合気を
燃焼室8内に吸入し、燃焼室8内にて点火プラグ9の火
花放電により点火された混合気の既燃焼ガスを図示され
ていない排気弁により開閉される排気ポートより燃焼室
外へ排出するようになっている。
の実施例を示している。図に於て、1は内燃機関本体を
示しており、該内燃機関本体1は、シリンダブロック2
とシリンダヘッド3とシリンダブロック2のシリンダボ
ア4内に配置されたピストン5とを有し、吸気弁6によ
り開閉される吸気ポート7より燃料と空気との混合気を
燃焼室8内に吸入し、燃焼室8内にて点火プラグ9の火
花放電により点火された混合気の既燃焼ガスを図示され
ていない排気弁により開閉される排気ポートより燃焼室
外へ排出するようになっている。
点火プラグ9はディストリビユータ29により電流を与
えられて火花放電するようになっており、その時間、即
ち点火時間はイグニッションコイル装置33に設けられ
たイグナイタ34の作動により決定されるようになって
いる。
えられて火花放電するようになっており、その時間、即
ち点火時間はイグニッションコイル装置33に設けられ
たイグナイタ34の作動により決定されるようになって
いる。
吸気ポート7は、第1図によく示されている如く、吸気
ポート7の天井壁部より下方に延び、吸気ポート7の底
壁との間に所定の間隔を残して膨出形成されたガイドベ
ーン10を有し、該ガイドベーン10により吸気ボート
7内が燃焼室8への開口端7aの周りに旋回したヘリカ
ル通路11と開口端7aに直線状に通ずるストレート通
路12とに区分されている。ストレート通路12の途中
には該ストレート通路12を開閉する吸気制御弁(SC
V)13が設けられている。吸気制御弁13は、バタフ
ライ弁として構成され、第2図によく示されている如く
、弁軸14に取付けられた駆動レバー15によってダイ
ヤフラム装置16の駆動ロッド17に駆動連結され、該
ダイヤフラム装置16によって開閉駆動されるようにな
っている。
ポート7の天井壁部より下方に延び、吸気ポート7の底
壁との間に所定の間隔を残して膨出形成されたガイドベ
ーン10を有し、該ガイドベーン10により吸気ボート
7内が燃焼室8への開口端7aの周りに旋回したヘリカ
ル通路11と開口端7aに直線状に通ずるストレート通
路12とに区分されている。ストレート通路12の途中
には該ストレート通路12を開閉する吸気制御弁(SC
V)13が設けられている。吸気制御弁13は、バタフ
ライ弁として構成され、第2図によく示されている如く
、弁軸14に取付けられた駆動レバー15によってダイ
ヤフラム装置16の駆動ロッド17に駆動連結され、該
ダイヤフラム装置16によって開閉駆動されるようにな
っている。
ダイヤフラム装置16は、所定値より大きい負圧を導入
されている時にはストレート通路12の連通を遮断する
第1図に示されている如き開弁位置に吸気制御弁13を
駆動し、これに対し所定値より大きい負圧を導入されて
いない時にはストレート通路12の連通を確立する開弁
位置に吸気制御弁13を駆動するようになっている。ダ
イヤフラム装置16.は導管18によって電磁制御弁1
9のポートaに接続されている。電磁制御弁19は、ポ
ートa以外に負圧ポートbと大気圧ポートCとを有して
おり、電磁コイルに通電されている時にはポートaを負
圧ポートbに接続し、これに対し電磁ボイルに通電され
ていない時にはポートaを大気圧ポートCに接続するよ
うになっている。大気圧ポートCは大気中に解放されて
おり、これに対し負圧ポートbは負圧導管20、逆止弁
21及び負圧導管22を経て機関吸気系のサージタンク
24に設けられた吸気管負圧取出しポート25に接続さ
れ、吸気管負圧を供給されるようになっている。
されている時にはストレート通路12の連通を遮断する
第1図に示されている如き開弁位置に吸気制御弁13を
駆動し、これに対し所定値より大きい負圧を導入されて
いない時にはストレート通路12の連通を確立する開弁
位置に吸気制御弁13を駆動するようになっている。ダ
イヤフラム装置16.は導管18によって電磁制御弁1
9のポートaに接続されている。電磁制御弁19は、ポ
ートa以外に負圧ポートbと大気圧ポートCとを有して
おり、電磁コイルに通電されている時にはポートaを負
圧ポートbに接続し、これに対し電磁ボイルに通電され
ていない時にはポートaを大気圧ポートCに接続するよ
うになっている。大気圧ポートCは大気中に解放されて
おり、これに対し負圧ポートbは負圧導管20、逆止弁
21及び負圧導管22を経て機関吸気系のサージタンク
24に設けられた吸気管負圧取出しポート25に接続さ
れ、吸気管負圧を供給されるようになっている。
吸気ポート7には吸気マニホールド23とサージタンク
24とが順に接続されており、サージタンク24の空気
取入れ口には吸入空気流量制御用のスロットル弁26が
設けられている。吸気マニホールド23には燃料噴射ノ
ズル27が設けられており、該燃料噴射ノズルは、図示
されていない燃料供給装置よりガソリンの如き液体燃料
を供給され、開弁時間に応じた流量の液体燃料を吸気ポ
ート70人口部分へ向けて噴射供給するようになってい
る。また、排気管28には公知の三元触媒が配置される
。
24とが順に接続されており、サージタンク24の空気
取入れ口には吸入空気流量制御用のスロットル弁26が
設けられている。吸気マニホールド23には燃料噴射ノ
ズル27が設けられており、該燃料噴射ノズルは、図示
されていない燃料供給装置よりガソリンの如き液体燃料
を供給され、開弁時間に応じた流量の液体燃料を吸気ポ
ート70人口部分へ向けて噴射供給するようになってい
る。また、排気管28には公知の三元触媒が配置される
。
電磁制御弁19に対する通電の制御、即ち吸気制御と、
燃料噴射ノズル27の開弁制御、即ち空燃比制御と、点
火時間制御とは制御装置30により行われるようになっ
ている。制御装置30は、一般的構造のマイクロコンピ
ュータを含む電気的な制御装置であり、機関点火系のデ
ィストリビユータ29より機関回転数に関する情報を、
吸気管圧力センサ31より吸気管圧力Pに関する情報を
、スロットル開度センサ32よりスロットルバルブ26
のスロットル開度に関する情報及びその他の情報を各々
与えられ、これら情報と予め定められたプログラムに従
って吸気制御弁13を駆動する電磁制御弁19に対する
通電の制御と燃料噴射ノズル27の開弁制御とイグナイ
タ34に対する出力信号の制御とを行うようになってい
る。
燃料噴射ノズル27の開弁制御、即ち空燃比制御と、点
火時間制御とは制御装置30により行われるようになっ
ている。制御装置30は、一般的構造のマイクロコンピ
ュータを含む電気的な制御装置であり、機関点火系のデ
ィストリビユータ29より機関回転数に関する情報を、
吸気管圧力センサ31より吸気管圧力Pに関する情報を
、スロットル開度センサ32よりスロットルバルブ26
のスロットル開度に関する情報及びその他の情報を各々
与えられ、これら情報と予め定められたプログラムに従
って吸気制御弁13を駆動する電磁制御弁19に対する
通電の制御と燃料噴射ノズル27の開弁制御とイグナイ
タ34に対する出力信号の制御とを行うようになってい
る。
第3図は吸気制御弁13を制御するために所定時間毎に
割り込みルーチンで実施されるフローチャートである。
割り込みルーチンで実施されるフローチャートである。
ステップ40において、図示しないスタータからの信号
がオンしているかどうかを判定する。ステップ40の判
定がイエス(始動時)であれば、ステップ41に進んで
冷間始動後に所定時間開処理を行うために使用するタイ
マTBASを設定する。第4図に示されるよに、タイマ
TBASは機関冷却水温の関数としてプログラム中に記
憶されており、従って、始動時の検出水温によって、例
えば0℃の場合には150(例えば、秒)を設定する。
がオンしているかどうかを判定する。ステップ40の判
定がイエス(始動時)であれば、ステップ41に進んで
冷間始動後に所定時間開処理を行うために使用するタイ
マTBASを設定する。第4図に示されるよに、タイマ
TBASは機関冷却水温の関数としてプログラム中に記
憶されており、従って、始動時の検出水温によって、例
えば0℃の場合には150(例えば、秒)を設定する。
次にステップ42に進んでスタータオフタイマTF/B
を0にリセットし、ステップ43に進んで再始動判定フ
ラグFF/Bを0にリセットする。その後、ステップ4
9に進んで吸気制御弁(SCV)13を開処理し、さら
に所望に応じてステップ50において点火時期の補正を
行う。
を0にリセットし、ステップ43に進んで再始動判定フ
ラグFF/Bを0にリセットする。その後、ステップ4
9に進んで吸気制御弁(SCV)13を開処理し、さら
に所望に応じてステップ50において点火時期の補正を
行う。
ステップ40の判定がノー(始動後)になるとステップ
44に進み、アイドルスイッチ(LL)がオンしている
かどうかを判定する。ステップ44の判定がイエス(ア
イドル時)のときには、上記設定されたタイマTBAS
から所定数Bを減算する。また、ステップ44の判定が
ノー(運転時)のときには、上記設定されたタイマTB
ASから所定数人を減算する。この場合、A>Bとなっ
ている。
44に進み、アイドルスイッチ(LL)がオンしている
かどうかを判定する。ステップ44の判定がイエス(ア
イドル時)のときには、上記設定されたタイマTBAS
から所定数Bを減算する。また、ステップ44の判定が
ノー(運転時)のときには、上記設定されたタイマTB
ASから所定数人を減算する。この場合、A>Bとなっ
ている。
これは、アイドル時には排気温が低く、触媒の温度の立
ち上がりが遅いので、冷間始動時の吸気制御弁(SCV
)13の開処理をより長い時間実施することを意味し、
運転時には排気温度が上がるのでこの開処理を短時間で
切り上げるのである。
ち上がりが遅いので、冷間始動時の吸気制御弁(SCV
)13の開処理をより長い時間実施することを意味し、
運転時には排気温度が上がるのでこの開処理を短時間で
切り上げるのである。
次にステップ47に進んでスタータオフタイマTF/B
を1ずつカウントアツプする。それからステップ48に
進んでフィードバック中かどうかを判定する。フィード
バックは図示しない酸素濃度センサの出力に基づいて空
燃比を理論空燃比、或いはそれよりもリーンな所定の空
燃比に制御するものである。この実施例においては、吸
気制御弁(SCV)130基本的な開閉条件がフィード
バックの実施条件と対応して定められている。フィード
バックの実施条件は温度に関する条件と負荷に関する条
件とを含み、例えば水温が所定の温度以下のとき及び出
力燃料増量中にはフィードバックを実施しないようにな
っている。従って、ステップ48の判定がノー(例えば
、高負荷時)のときにはステップ49に進んで吸気制御
弁(SCV) 13を開処理し、イエス(例えば、低負
荷時)のときには幾つかのステップを経てステップ55
に進み、吸気制御弁(SCV)13を閉処理する。
を1ずつカウントアツプする。それからステップ48に
進んでフィードバック中かどうかを判定する。フィード
バックは図示しない酸素濃度センサの出力に基づいて空
燃比を理論空燃比、或いはそれよりもリーンな所定の空
燃比に制御するものである。この実施例においては、吸
気制御弁(SCV)130基本的な開閉条件がフィード
バックの実施条件と対応して定められている。フィード
バックの実施条件は温度に関する条件と負荷に関する条
件とを含み、例えば水温が所定の温度以下のとき及び出
力燃料増量中にはフィードバックを実施しないようにな
っている。従って、ステップ48の判定がノー(例えば
、高負荷時)のときにはステップ49に進んで吸気制御
弁(SCV) 13を開処理し、イエス(例えば、低負
荷時)のときには幾つかのステップを経てステップ55
に進み、吸気制御弁(SCV)13を閉処理する。
低負荷時に吸気制御弁(SCV)13を閉じることによ
って吸入空気がヘリカル通路11のみを通って燃焼室8
へ流入し、燃焼室8で強いスワールを生成し、燃焼速度
が速くなるのでリーンな空燃比でも安定した燃焼を行う
ことができる。また、高負荷時に吸気制御弁(SCV)
13を開くことによって吸入空気がヘリカル通路11及
びストレート通路12を通って燃焼室8へ流入し、通路
抵抗を少なくして多量の空気を吸入できるので高出力を
得ることができる。
って吸入空気がヘリカル通路11のみを通って燃焼室8
へ流入し、燃焼室8で強いスワールを生成し、燃焼速度
が速くなるのでリーンな空燃比でも安定した燃焼を行う
ことができる。また、高負荷時に吸気制御弁(SCV)
13を開くことによって吸入空気がヘリカル通路11及
びストレート通路12を通って燃焼室8へ流入し、通路
抵抗を少なくして多量の空気を吸入できるので高出力を
得ることができる。
このように、ステップ48の判定がイエスのときには基
本的には吸気制御弁(SCV)13を閉処理する。しか
し、このような条件でも冷間始動後には所定時間吸気制
御弁(SCV)13を開処理する。このため、ステップ
54において上記したようにして設定したタイマTRA
Sが0になったかどうかを判定し、ノーであれば所定時
間経過であると判断してステップ49に進み、吸気制御
弁(SCV)13を開処理する。またイエスであれば所
定時間経過したと判断してステップ55に進み、吸気制
御弁(SCV)13を閉処理する。なお、タイマTBA
Sのカウントダウンはステップ45又は46を通るとき
に行われ、冷間始動後の吸気制御弁(SCV)13の開
処理はステップ48の判定がイエスの場合にもノーの場
合にも実施される。冷間始動後に所定時間吸気制御弁(
SCV)13を開処理することによって、吸入空気がヘ
リカル通路11及びストレート通路12を通って燃焼室
8へ流入し、上記したようなスワールは発生しなくなり
、燃焼速度がスーワル発生時よりも遅くなる分だけ排気
管28中での後燃えが生じるようになり、排気管28中
の排気ガスの温度が高くなる。従って、排気管28に配
置した三元触媒の暖機性が向上し、三元触媒の作用によ
って有機排気ガス成分の排出が少なくなる。
本的には吸気制御弁(SCV)13を閉処理する。しか
し、このような条件でも冷間始動後には所定時間吸気制
御弁(SCV)13を開処理する。このため、ステップ
54において上記したようにして設定したタイマTRA
Sが0になったかどうかを判定し、ノーであれば所定時
間経過であると判断してステップ49に進み、吸気制御
弁(SCV)13を開処理する。またイエスであれば所
定時間経過したと判断してステップ55に進み、吸気制
御弁(SCV)13を閉処理する。なお、タイマTBA
Sのカウントダウンはステップ45又は46を通るとき
に行われ、冷間始動後の吸気制御弁(SCV)13の開
処理はステップ48の判定がイエスの場合にもノーの場
合にも実施される。冷間始動後に所定時間吸気制御弁(
SCV)13を開処理することによって、吸入空気がヘ
リカル通路11及びストレート通路12を通って燃焼室
8へ流入し、上記したようなスワールは発生しなくなり
、燃焼速度がスーワル発生時よりも遅くなる分だけ排気
管28中での後燃えが生じるようになり、排気管28中
の排気ガスの温度が高くなる。従って、排気管28に配
置した三元触媒の暖機性が向上し、三元触媒の作用によ
って有機排気ガス成分の排出が少なくなる。
さらに、実施例においては、触媒温度が高いときの再始
動を判別する機能が設けられている。このため、ステッ
プ51において、スタータオフタイマTF/Bが所定値
Cよりも小さいかどうかを判別する。スタータオフタイ
マTF/Bはステップ47でカウントアツプされ、当初
はステップ48のノーの判定に従ってステップ49を通
るサイクルの間に大きな値になっていくが、水温が上が
りやすい状態で機関を再始動するとスタータオフタイマ
TF/Bが所定値Cに達する前にステップ48の判定が
イエスになる。このときにステップ52に進んで再始動
判定フラグFF/Bを1にセットして、ステップ53に
進む。一方、ステップ48の判定が初めてイエスになる
前にスタータオフタイマTF/Bが所定値Cよりも大き
くなったときには、水温が少なくともフィードバック条
件の所定温度(例えば、50℃)に達するのにかなりの
時間がかかったことを意味し、これは触媒温度が高いと
きの再始動ではないと判定して、ステップ53に進む。
動を判別する機能が設けられている。このため、ステッ
プ51において、スタータオフタイマTF/Bが所定値
Cよりも小さいかどうかを判別する。スタータオフタイ
マTF/Bはステップ47でカウントアツプされ、当初
はステップ48のノーの判定に従ってステップ49を通
るサイクルの間に大きな値になっていくが、水温が上が
りやすい状態で機関を再始動するとスタータオフタイマ
TF/Bが所定値Cに達する前にステップ48の判定が
イエスになる。このときにステップ52に進んで再始動
判定フラグFF/Bを1にセットして、ステップ53に
進む。一方、ステップ48の判定が初めてイエスになる
前にスタータオフタイマTF/Bが所定値Cよりも大き
くなったときには、水温が少なくともフィードバック条
件の所定温度(例えば、50℃)に達するのにかなりの
時間がかかったことを意味し、これは触媒温度が高いと
きの再始動ではないと判定して、ステップ53に進む。
ステップ53においては、再始動判定フラグFF/Bが
0であるかどうかを判定しミイエスのとき、即ちステッ
プ52を通っていないときにはステップ54に進んで上
記したタイマTABSが0になったかどうかの判定を行
う。ステップ53の判定がノーのときには、触媒温度が
高いときの再始動であると判定してステップ54を飛ば
して吸気制御弁(SCV)13の開処理を行わずに、ス
テップ55に進んで吸気制御弁(SCV)13を閉処理
する。
0であるかどうかを判定しミイエスのとき、即ちステッ
プ52を通っていないときにはステップ54に進んで上
記したタイマTABSが0になったかどうかの判定を行
う。ステップ53の判定がノーのときには、触媒温度が
高いときの再始動であると判定してステップ54を飛ば
して吸気制御弁(SCV)13の開処理を行わずに、ス
テップ55に進んで吸気制御弁(SCV)13を閉処理
する。
第5図はある走行モードで運転したときに実施した試験
で得た排気ガス及び触媒の温度と炭化水素(HC)の排
出量を、冷間始動後に所定時間吸気制御弁(SCV)1
3を開処理する場合(開時)と閉処理する場合(閉時)
とで比較して示す図である。冷間始動後に所定時間吸気
制御弁(SCV)13を開処理することによって、触媒
の温度は速く上昇して本来の作用を行うことができるよ
うになり、その結果炭化水素(HC)の排出量が低下し
たことが分かった。
で得た排気ガス及び触媒の温度と炭化水素(HC)の排
出量を、冷間始動後に所定時間吸気制御弁(SCV)1
3を開処理する場合(開時)と閉処理する場合(閉時)
とで比較して示す図である。冷間始動後に所定時間吸気
制御弁(SCV)13を開処理することによって、触媒
の温度は速く上昇して本来の作用を行うことができるよ
うになり、その結果炭化水素(HC)の排出量が低下し
たことが分かった。
以上説明したように、本発明によれば、気筒毎1;2個
の吸気通路を備え、一方の吸気通路が吸気制御弁により
開閉されるよう開閉されている可変スワール式内燃機関
の吸気装置において、機関冷間始動時には所定時間吸気
制御弁を開状態に維持し、その後は機関の負荷に応じて
開閉する手段を設けたので、冷間始動後に排気管中の排
気ガスの温度を速く上昇させて三元触媒の暖機性を高め
ることができ、その後で吸気制御弁を機関の負荷に応じ
て開閉し、機関の低負荷から高負荷までの種々の要求を
満足することができる。
の吸気通路を備え、一方の吸気通路が吸気制御弁により
開閉されるよう開閉されている可変スワール式内燃機関
の吸気装置において、機関冷間始動時には所定時間吸気
制御弁を開状態に維持し、その後は機関の負荷に応じて
開閉する手段を設けたので、冷間始動後に排気管中の排
気ガスの温度を速く上昇させて三元触媒の暖機性を高め
ることができ、その後で吸気制御弁を機関の負荷に応じ
て開閉し、機関の低負荷から高負荷までの種々の要求を
満足することができる。
第1図は第2図の吸気ポートの部分を拡大して示す平面
断面図、第2図は本発明による内燃機関の吸気装置を示
す図、第3図は吸気制御弁の制御フローチャート、第4
図は冷間始動後に所定時間吸気制御弁を開処理するため
に使用されるタイマの特性を示す図、第5図は排気ガス
及び触媒の温度と炭化水素(HC)の排出量を冷間始動
後に吸7・・・吸気ポート、 11・・・ヘリカ
ルポート、12・・・ストレートポート、 13・・・吸気制御弁。
断面図、第2図は本発明による内燃機関の吸気装置を示
す図、第3図は吸気制御弁の制御フローチャート、第4
図は冷間始動後に所定時間吸気制御弁を開処理するため
に使用されるタイマの特性を示す図、第5図は排気ガス
及び触媒の温度と炭化水素(HC)の排出量を冷間始動
後に吸7・・・吸気ポート、 11・・・ヘリカ
ルポート、12・・・ストレートポート、 13・・・吸気制御弁。
Claims (1)
- 気筒毎に2個の吸気通路を備え、前記2つの吸気通路の
うちの一方の吸気通路が吸気制御弁により開閉されるよ
う構成されている可変スワール式内燃機関の吸気装置に
おいて、機関冷間始動時には所定時間前記吸気制御弁を
開状態に維持し、その後は機関の負荷に応じて開閉する
手段を設けたことを特徴とする内燃機関の吸気装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63170882A JPH0223225A (ja) | 1988-07-11 | 1988-07-11 | 内燃機関の吸気装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63170882A JPH0223225A (ja) | 1988-07-11 | 1988-07-11 | 内燃機関の吸気装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0223225A true JPH0223225A (ja) | 1990-01-25 |
Family
ID=15913062
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63170882A Pending JPH0223225A (ja) | 1988-07-11 | 1988-07-11 | 内燃機関の吸気装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0223225A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7685993B2 (en) | 2008-03-31 | 2010-03-30 | Cummins Inc. | Low cost variable swirl |
-
1988
- 1988-07-11 JP JP63170882A patent/JPH0223225A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7685993B2 (en) | 2008-03-31 | 2010-03-30 | Cummins Inc. | Low cost variable swirl |
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