JPH02231952A - ブラシレスモータの駆動回路 - Google Patents

ブラシレスモータの駆動回路

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JPH02231952A
JPH02231952A JP5056689A JP5056689A JPH02231952A JP H02231952 A JPH02231952 A JP H02231952A JP 5056689 A JP5056689 A JP 5056689A JP 5056689 A JP5056689 A JP 5056689A JP H02231952 A JPH02231952 A JP H02231952A
Authority
JP
Japan
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angle
rotor
motor
rotation
time
Prior art date
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Pending
Application number
JP5056689A
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English (en)
Inventor
Hiroshi Machida
町田 廣
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Seiko Electronic Components Ltd
Original Assignee
Seiko Electronic Components Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Seiko Electronic Components Ltd filed Critical Seiko Electronic Components Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、ブラシレスモー夕の駆動回路に関する。
〔発明の概要〕
本発明は、回転子の位置を検出する検出器と、この検出
器の出力信号を処理する信号処理回路と、この出力を得
て電機子コイルに電流を流すためのスイッチング回路と
を備えたブラシレスモータの駆動回路において、前記信
号処理回路にヒステリシス特性を持たせ、このヒステリ
シス特性は、モータの起動時には通電角を広げるように
動作して起動性を良好にし、モータが規定回転に到った
ことを検知した時には通電角を狭くして効率を改善する
ようにしたものである。
〔従来の技術〕
まず従来からの課題として、モータの不起動点つまり死
点の問題があり、それについて説明する。
回転子の位置検出器が1個のブラシレスモータの原理は
第11図ta+〜IQ)のごとくである。
すなわち、第II図(alは駆動回路を示している。
第11図ib)において回転子の位置検出器3はN極を
検知し電機子コイルLt4’を励磁してS極を作り矢示
aのようにCCW方向に回転子1を回転させる。第11
図TO)において検出器3は無磁界となり、L.4及び
L24′に電流は流れないが回転子1は慣性でCCW方
向へ回り続ける。第11図(d+において、検出器3は
S極を検知し、L.4を励磁してS極を作りCCW方向
に回転子1を回転させる。
以上のようにして回転子1は連続回転する。この時の発
生トルクは第11図telのようになり死点6が発生す
る。
これは第11図(Clで示される回転中にトルクが現れ
ない位置に起因する。この死点において、モータは起動
することができず問題であった。そこで、これを改良し
て従来から実施されている方式に第12図(al〜TC
Iがある。第12図(alでは固定子鉄芯5の突極部分
のギャソプ部7の長さを変化させることにより、第12
図telの無励磁トルク(B)を発生させ、これと励磁
トルク(八)の合成を行うことによって死点6を無くし
ている。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかし、この従来の方法第12図(al〜(Clでは固
定子鉄芯5の突極部分のギャンプ部7の長さを変化させ
て死点を無くしているため、モータの効率が犠牲になる
(ギャップ部7の長さが大きくなる)、また回転方向を
逆にするには裏返しの固定子鉄芯5が必要となる。固定
子鉄芯5の突極部分の形状が複雑なため設計と評価に多
くの時間を必要とする等の欠点を有していた。
〔課題を解決するための手段〕
本発明は上記ブラシレスモータの効率が悪いこと、逆回
転が容易でないこと、固定子鉄芯の突極部分の形状設計
が容易でないこと等の欠点を除去し、起動性が良好で設
計が容易な効率の良いブラシレスモータを作るための駆
動回路を提供することを目的としたものである。このた
め本発明では、ブラシレスモータの回転子の位置検出器
の出力信号を処理する信号処理回路にヒステリシス特性
を持たせた。そして、このヒステリシス特性は、モータ
の起動時には通電角を広げるように動作して起動性を良
好にし、モータが規定回転に到ったことを検知した時に
は通電角を狭くするように動作して効率を改善できるよ
うにした。
〔作用〕
第1図乃至第7図により本発明の作用について説明する
。第1図の断面図に示すブラシレスモータの永久磁石回
転子1は一般に第2図のように正弦波状に着磁されてい
る。一方、回転子1の位置検出器3として現在一般的に
使用されているものには、磁電変換方式のものとしてホ
ール素子がある。先ず始めにモータの起動時において、
位置検出器3の出力は第3図のようなヒステリシス特性
H,及びH2を有する第5図の駆動回路図で信号処理回
路OP.及びOP.に加えられ、OPtの出力信号はイ
ンバータG,で反転された後、それぞれG2及びG3に
加えられる。排他的論理和G2及びG,の真理値は第4
図に示す通りである。起動時においては、駆動コイル4
.4′に逆起電圧は発生していないため第5図■点の電
圧は+VCC以下であり、コンパレータOP3の出力は
Lレベルである。従って02及びG,の出力信号は第6
図(alのTel, (dlに示すようになり、この信
号はコイルに電流を流すためのスイ・7チング回路Q1
及びQ2へ加えられる。ヒステリシス特性H,及びH,
によりモータの通電角は電気角でθ1 +θ2+θ,+
θ4だけ増加するため、合成出力トルクT,十T2は第
6図+alの(勢に示すように回転角全周に渡って正の
起動トルクを発生し死点を生じない。
一方、モータが起動し回転子の回転数が増加し始めるに
従って駆動コイル4,4′に発生する逆起電圧は増大し
、第5図■点にはりプルを含んだ電圧が発生するように
なる。この電圧をR,Cのフィルターによって平滑し、
コンパレータOP.に加える。第5図では、コンパレー
タO P sの基準電圧を+VCCに設定したので、逆
起電圧が+VCCを超える回転数に到った時、G2及び
G,の出力はHレベルに反転する。このためモータの通
電角は起動時とは逆にθ,+θ2+θ,+θ,だけ減少
して合成出力トルクT.+T,は第6図山)の《幻のよ
うになる。
インダクタンスを有する電機子コイルに流れる電流波形
は第7図(alのようであるが、上記のように通電角を
狭くした場合第7図(blのようになり、通電を遮断す
る寸前の回転に寄与しない電流を消去できるので、モー
クの効率は飛躍的に向上する。
通電角の変更は第3図のヒステリシス特性によって調整
が可能であり、第5図で示すO P +及びO P 2
に付属する抵抗値の変更によって実施できる。
尚、第5図では通電角の切り替え信号を得るためにD+
,Dz,R.Cによる逆起電圧を利用したが、この他モ
ータに取り付けた速度発電機の信号等を利用することも
可能である。
〔実施例〕
以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。第1
図は4極4コイル4の有鉄芯5を固定子としたアウター
ロー夕のブラシレスモータの断面図である。永久磁石回
転子1の位置を検出する位置検出器3の出力信号は、第
5図の信号処理回路OP, と、OP.からインバータ
G,に加えられた後、排他的論理和回路G w. G 
3に加えられてスイッチング回路Q + , Q tに
伝えられ、駆動コイル4に電流を流すことにより固定子
鉄芯5を磁化し、永久磁石回転子lに回転トルクを発生
させ回転させる。
一方、駆動コイル4に発生する逆起電圧はD+,D,,
R,Cによって検出され、コンパレータOP3によって
+VCCと比較され、その出力信号はG2,G3の入力
へ帰還される。
第8図は本発明を適用した別の実施例で2極2コイルの
有鉄芯プラシレスモークの断面図であり、駆動回路その
他は第2図乃至第7図と共通である。
第9図と第10図は4極2コイルの偏平型無鉄芯ブラシ
レスモータの例で永久磁石回転子(第9図)と固定子(
第10図)であり、駆動回路その他は第2図乃至第7図
と共通である。
〔発明の効果〕
以上、本発明は回転子の位置を検出する検出器と、この
検出器の出力信号を処理する信号処理回路と、そこから
得た信号により電機子コイルに電流を流すためのスイッ
チング回路とを備えたブラシレスモータの駆動回路にお
いて、前記信号処理回路にヒステリシス特性を持たせる
とともに、このヒステリシス特性は、モータの起動時に
は通電角をπ(電気角)より増大させることによりブラ
シレスモー夕の死点が無くなって起動性が良好となり、
又、モータの回転中には通電角をπ(電気角)より減少
させることによりモータ効率を大幅に向上させることが
できる。
又、有鉄芯ブラシレスモータの固定子鉄芯突極部のギャ
ソプ長を一定にできるので形状設計が容易であるととも
に効率が良い。
又、回転方向を逆転する場合、固定子鉄芯を裏返しにす
る必要もなく、駆動回路の選択により実施できる。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第7図は本発明の実施の説明で、第1図は、
本発明に係わるモータの断面図、第2図はロータの着磁
極性図、第3図は信号処理回路の人,出力特性図、第4
図はGz,Gsの真理値を示す説明図、第5図は駆動回
路、第6図+Mlは起動状態における合成トルクの発生
する過程を示す各部の波形図、第6図fblは回転状態
における各部の波形図、第7図Tel, (blは電流
波形図である。第8図は本発明の他の実施例の断面図、
第9図は本発明の別の実施例の回転子の平面図、第10
図は第9図に適用される固定子の平面図である。第11
図は従来の問題点を説明する図面で、ta+は回路図、
(bl乃至(dlはロータの状態を示す平面図、tel
は発生トルクと死点を示す特性図、第12図は改善され
た従来のモータの説明図で、(alは断面図,(b)は
回路図,(C)は合成トルクの発生する特性図である。 1 ・ ・ ・ 2 ・ ・ ・ 3 ・ ・ ・ 4, 4 ′ 5 ・ ・ ・ 永久磁石回転子(回転子) 回転子ヨーク 位置検出器 ・・・電機子コイル(駆動コイル) 固定子鉄芯 以上 出願人 セイコー電子部品株式会社 代理人 弁理士  林   敬 之 助ロー’yy>)
看磁脚a図 入出力4合/li図 第2図 第3図 G2,G:1(刹1イ亡的論工里才口)の真理イ直の説
日月図第4図 戸 寸 ば)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1.  回転子の位置を検出する検出器と、該検出器の出力信
    号を処理する信号処理回路と、該信号処理回路の出力信
    号を得て電機子コイルに電流を流すためのスイッチング
    回路とを備えたブラシレスモータの駆動回路において、
    前記信号処理回路にヒステリシス特性を持たせるととも
    に、該ヒステリシス特性は起動時には通電角を広く、回
    転時には通電角を狭くするように変化させたことを特徴
    とするブラシレスモータの駆動回路。
JP5056689A 1989-03-02 1989-03-02 ブラシレスモータの駆動回路 Pending JPH02231952A (ja)

Priority Applications (1)

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JP5056689A JPH02231952A (ja) 1989-03-02 1989-03-02 ブラシレスモータの駆動回路

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JP5056689A JPH02231952A (ja) 1989-03-02 1989-03-02 ブラシレスモータの駆動回路

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62123979A (ja) * 1985-11-07 1987-06-05 Hitachi Ltd ブラシレス直流モ−タ
JPS62126888A (ja) * 1985-11-25 1987-06-09 Ube Ind Ltd ブラシレスモ−タの制御方法

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62123979A (ja) * 1985-11-07 1987-06-05 Hitachi Ltd ブラシレス直流モ−タ
JPS62126888A (ja) * 1985-11-25 1987-06-09 Ube Ind Ltd ブラシレスモ−タの制御方法

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