JPH0223163A - ソータを備える画像形成装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野〕 本発明はシート状出力の分類装置を備える電子写真装置
、レーザービームプリンタ等の画像形成装置に関する。

〔従来の技術〕

従来、複写機等の画像出力を得る装置においては、その
シート状の画像が出力された転写材（以下、コピーと略
す）を分類する装置（以下、ソーターと略す）を用いる
ものがあった。前記ソーターは第７図に示されるような
装置であり、ソーター本体１に設けられたガイドレール
２に沿って上下するビンユニット４があり、その中には
、コピーを載置すべきビン１０が複数設けられている。

そして、このビンユニット４が上下して複数のビン１０
のうち特定の１段が複写機などの画像出力装置の排紙口
に対向し、出力されたコピーを載置する。これが連続的
に行なわれると、例えば４ページの原稿から４部のコピ
ーをとりたい場合には、４ページ目をビン１０のイ列え
ば４段目１０４から、３，２．１段目１０３〜１０１に
入れ、次いで３ページ目、２ページ目、１ページ目と続
けていけば第６図（ａ）に示すように１ページ目から４
ページ目までが１枚づつ揃った状態で１段目ビンから４
段目ビンに各１部づつ分類される。

〔発明が解決しようとしている問題点）しかしながら、
第６図（ａ）の状態のコピーをソーターから取り出す際
に重なったコピーをそのまま不用意に重ねると第６図（
ｂ）の状態になり、各ビンに収められたコピーの各部は
すべて重なってしまい、境目を見つけることが困難にな
ってしまう。

これを防ぐ為に各ビンのコピーの上に紙テープを載せた
りする方法が考案されているが、コピーをソーターから
取り出す際にはずれることも多く、またテープを目印に
するだけでは分割するときに指をひっかけに＜＜、作業
性は劣っている。

〔問題点を解決するための手段（及び作用）〕本発明に
よれば、ソーターの奇数段と偶数段にそれぞれ縦送りと
横送りのコピーを載置するように、給紙シーケンスを制
御することで、ソーターから取り出した際にも各コピー
が一部づつ境目がわかるようにし、分類した各部をすみ
やかに分離でとるようにしたものである。

〔実施例〕

第２図は本発明を適用しつる複写機の断面図、第１図は
！２図の装置における多数枚多数部コピーの際のシーケ
ンスの一例を示すフローチャートである。

第２図の装置から説明すると、転写材は上段カセット２
１あるいは下段カセット２２から装置本体に送り込まれ
る。一方、原稿はＡＤＦ　（オートドキュメントフィー
ダー）２３、あるいは手作業によって原稿台ガラス２４
上に載置される。載置された原稿はＣＣＤセンサ２５ａ
によって走査され、画像信号がレーザー光学系２５ｂに
よって感光ドラム２６上に書き込まれる。書き込まれた
像は現像器２７によって顕像化され、転写部２８で転写
材上に転写され、転写材は搬送部２９によって定着器３
０に送り込まれ、転写材上のトナーが定着器３０によっ
て固着されてコピーとして完成される。この完成された
コピーは搬送ローラ列３１によってソーター１に送られ
ビン１０上に排出される。このような装置において、例
えば上段カセット２１にＡ４サイズ横送り（以下Ａ４と
略す）用、下段カセット２２にＡ４サイズ縦送り（以下
Ａ４Ｒと略す）用を用い、１枚の原稿からｎ枚の原稿を
作製する場合を示す。コピーボタンが押されるとコピー
枚数、ソーターを使用するかカセットがＡ４とＡ４Ｒが
入っているかを確認し、コピー枚数が複数、ソーター使
用、Ａ４とＡ４Ｒのカセットが入っていると、コピーを
開始する（ステップ１）、この段階でＡ４．Ａ４Ｒいず
れか又は両方が装着されていない場合は警告表示をさせ
ることもできる。コピーを開始すると、ますカウンタを
１にセットし、カウンタの数字が奇数か偶数かを判断す
る。奇数の場合はＡ４を給紙し、画像形成動作を行いビ
ンの８段目に排紙する（ステップ２）。次にカウンタの
数を所定コピー枚数ｎと比較し、まだ所定コピー枚数に
達していない場合は、カウンタの数を１アツプさせる（
ステップ３）、そして再びカウンタの数が奇数か偶数か
を判断する。煎の画像形成動作がカウンタ奇数で行なわ
れた場合、今回は偶数であるを行い、ビンの８段目、つ
まり前回１段下あるいは上に載置される、この場合の画
像信号の９０゜回転は電気的に行なわれる（ステップ４
）。モしてカウンタの数を所定コピー枚数ｎと比較し達
していればコピーを終了させ、達していなければステッ
プ３以下をくり返す（ステップ５）。このような動作を
行うと、第３図（ａ）に示すように１．３・・・段目と
２．４・・・段目のコピーの向きが、９０”違って排出
されることになり、この状態のコピーをソーターからそ
のままとり出して重ねても第３図（ｂ）のように分類さ
れた各部の境目がはっきりとわかる。

この方法をたとえばＡＤＦによって供給される複数の原
稿に対してくり返せば、複数の部数の分類が、第４図（
ａ）に示すように行なえる。

これをそのままとり出せば第４図（ｂ）の状態になり、
郡単位に区別されたままの状態で重ねあわせることがで
きるので、後作業の能率を大幅にあげることができる。

〔他の実施例〕

第１の実施例では１枚ごとにＡ４及びＡ４Ｒを入れかえ
るシーケンスを示したが、第５図のシーケンスのように
、コピー枚数ｎのうちＡ４でコピーする分をまず先に行
い、これをソーターに１段おきに載置し、次にＡ４Ｈの
分を、ソーターの１段おきに空いている段に載置するよ
うにしてもよい、すなわち、ステップ１までは実施例１
と同じであるが、コピーが開始されるとカウンタを１に
セットしＡ４給紙による画像形成を行い、ソーターのビ
ンの１段目に排紙し、カウンタを２アツプする。このカ
ウンタの数ａと所定コピー枚数ｎとを比較してカウンタ
の数ａがｎを趙えていなければＡ４給紙での画像形成を
繰り返す。

つまり、Ａ４給紙でビンの１．３．５・・・段目に載置
する（ステップ２）。所定コピー枚数ｎをこえていれば
、カウンタの数ａを２に再設定してＡ４Ｒ給紙での画像
形成を行い、ステップ１と同様に画像形成をくり返しな
がら２，４．６・・・段目にコピーを載置していく、そ
してカウンタの数ａが所定枚数ｎを越えれば、コピーを
終了させる。

この方法でも、排出されたコピーは第４図のような状態
になるので、第１の実施例と同様の効果が得られる。

以上の説明では転写材サイズをＡ４に限って説明してき
たが、これに限るものではなく、横送りのできる最大サ
イズ以下で縦・横両方で送れるサイズならばなんでもよ
い。また、縦送り、横送りを行う順序及びソーターのビ
ンとの対応は任意であることはもちろんである。また、
給紙装置もカセットに限らずデツキでもよい。また、ソ
ーターの接続される画像形成装置としては複写機でなく
とも良く、例えばプリンタなど考えられる。

〔発明の効果〕

以上説明したように、複数枚のコピーをソーターで分類
する場合、転写材の縦送りと横送りを併用し、ソーター
上で一段おきに排紙させることでソーターから取り出し
た際にも各部ごとの境がはっきりと示され、その後の処
理が効率的に行なえるという効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の要旨を示すフローチャート、第２図は
零発゛明を適用しつる複写機の断面図、第３図はソータ
ー上のコピー紙を示す概略図、第４図は本発明における
、第６図は従来例におけるソーターからのコピーを取り
出す際の説明図、 第５図は他の実施例の要旨を示すフローチャート、 第７図は本発明が適用されるソータの説明斜視図である
。 ２１・・・上段カセット ２２・・・下段カセット １０・・・ビン

Claims (4)

【特許請求の範囲】
1. （１）複数サイズの紙補給装置と、 複数の画像載置部を備えたシート分類装置と、を備えた
   画像形成装置において、 シート分類装置の各段に応じて、転写材の縦送りと横送
   りを切換えることを特徴とする画像形成装置。
2. （２）前記縦送りと横送りの切換えは、前記シート分類
   装置の各段の奇数段と偶数段に対して行なわれることを
   特徴とする特許請求の範囲第１項に記載の画像形成装置
   。
3. （３）前記縦送りと横送りの切換えは転写材１枚ごとに
   おこなわれることを特徴とする特許請求の範囲第１項又
   は第２項記載の画像形成装置。
4. （４）前記縦送りと横送りの切換えは、一方のシーケン
   スが終了後行なわれることを特徴とする特許請求の範囲
   第１項又は第２項記載の画像形成装置。