JPH0223161Y2 - - Google Patents

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JPH0223161Y2
JPH0223161Y2 JP1986192616U JP19261686U JPH0223161Y2 JP H0223161 Y2 JPH0223161 Y2 JP H0223161Y2 JP 1986192616 U JP1986192616 U JP 1986192616U JP 19261686 U JP19261686 U JP 19261686U JP H0223161 Y2 JPH0223161 Y2 JP H0223161Y2
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JP
Japan
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shoulder rest
strap
main body
insertion groove
cover material
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JP1986192616U
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JPS6395820U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 「技術分野」 本考案は、ストラツプの肩当てに関する。
「従来技術およびその問題点」 従来のストラツプの肩当ては、基本的には、適
当な滑り止め手段を施した弾性体に、ストラツプ
の挿通孔を形成してなつている。この従来の肩当
ては、その成形に当たつて、ストラツプ挿通孔に
相当する部分にさや(中子)を挿通しておき、成
形後、このさやを引き抜くという作業が不可欠で
あつた。ところがこのさやの引き抜き作業は、作
業性が非常に悪く、肩当てのコストダウンを妨げ
る要因となつている。
「考案の目的」 本考案は、製造が容易で、コストダウンを図る
ことができる肩当てを得ることを目的とする。
「考案の概要」 本考案は、肩当ては一部材から構成するものと
いう従来の常識を再検討した結果、その必要はな
く、しかもこれを二部材から構成するとコストダ
ウンを図ることができ、かつ使用上の問題は全く
ないことを見出して完成されたものである。
すなわち本考案の肩当ては、一側面の開放され
たストラツプ挿通溝を有する肩当て本体と、この
肩当て本体のストラツプ挿入溝の開放側を閉塞す
るカバー材とからなり、この肩当て本体とカバー
材とは、別部材からなつていて互いに接合されて
いることを特徴としている。肩当て本体は弾性体
からなつていて、そのストラツプ挿通溝の深さと
幅は、ストラツプを移動自在に挿通できるように
定められている。
「考案の実施例」 以下図示実施例について本考案を説明する。第
1図ないし第3図は本考案の実施例を示すもの
で、本考案の肩当ては、合成ゴム等の弾性体から
なる肩当て本体10と、カバー材20の二部材か
らなつている。肩当て本体10は、全体として偏
平な帯状をしていて、その下面に凹凸を付した滑
り止め11を有し、上面中央には、上面の開放さ
れたストラツプ挿通溝12が形成されている。こ
のストラツプ挿通溝12の左右は、ストラツプ挿
通溝12より一段高いカバー接合面13となつて
いる。そして肩当て本体10の上面周縁からは、
該カバー接合面13と一定の隙間lを隔てるカバ
ーリツプ14が延出されている。間隔lは、カバ
ー材20の厚さに対応するものである。
カバー材20は、合成皮革、布、または軟質合
成樹脂等の柔軟で偏平な材料から、肩当て本体1
0のカバー接合面13の大きさに対応させて形成
する。このカバー材20は、目的とするデザイン
に応じ、色物、柄物等、任意の素材から構成する
ことができ、さらに文字を入れることもできる。
したがつて、本考案の肩当ては、カバーリツプ
14とカバー接合面13の隙間に、カバー材20
を挿入し、カバーリツプ14を利用してこれをカ
バー接合面13に接合することにより、肩当てと
して完成する。すなわちストラツプ挿通溝12の
開放側をカバー材20で閉塞してストラツプ挿入
溝15とするのである。接合は、縫着、高周波溶
着等の溶着、または接着剤を用いた接着の手段に
よることができる。特に糸16によつて縫合する
縫着は、強度的に十分なものが容易に得られ、し
かもその作業が簡単である。
カバーリツプ14は、カバー材20の周縁の処
理を十分行なわない場合には、周縁を露出させな
いという意味で有効である。しかし、カバー材2
0の周縁を観賞に耐える程度に処理する場合に
は、このカバーリツプ14を形成しなくともよ
い。
ストラツプ挿通溝12とカバー材20によつて
形成されたストラツプ挿入孔15に対するストラ
ツプSの挿入は、以上の接合作業の終了後に行な
う。もつとも、肩当て本体10のストラツプ挿通
溝12にストラツプSを嵌めた状態で、カバー材
20を接合することも可能である。
「考案の効果」 以上のように本考案のストラツプの肩当ては、
肩当て本体と、この肩当て本体のストラツプ挿入
溝の開放側を閉塞するカバー材の二部材からなつ
ていて、これを接合したものであるから、肩当て
本体からストラツプ挿入孔を形成するためのさや
の引き抜き作業の必要性をなくし、その成形を容
易にすることができる。さやの引き抜き作業の代
わりに必要となる縫合等の接合作業は、引き抜き
作業に比してはるかに容易であり、よつて全体と
してコストダウンを図ることができる。またカバ
ー材は、その色、デザインを自由に設定すること
ができるので、全体としてデザイン上優れた肩当
てを得ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の肩当ての実施例を示す分解斜
視図、第2図は第1図の−線に沿う断面図、
第3図は肩当て本体とカバー材を縫合後の第2図
と同様の断面図である。 S……ストラツプ、10……肩当て本体、11
……滑り止め、12……ストラツプ挿通溝、13
……カバー接合面、14……カバーリツプ、20
……カバー材。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 一側面の開放されたストラツプ挿通溝を有す
    る、弾性体からなる肩当て本体と;この肩当て
    本体の上記ストラツプ挿入溝の開放側を閉塞す
    るカバー材とからなり、この肩当て本体とカバ
    ー材とは、別部材から構成されていて接合され
    ており、かつ上記ストラツプ挿通溝は、ストラ
    ツプを移動自在に挿通する幅と深さを有するこ
    とを特徴とするストラツプの肩当て。 (2) 実用新案登録請求の範囲第1項において、カ
    バー材は、合成皮革、布、または軟質合成樹脂
    からなつているストラツプの肩当て。
JP1986192616U 1986-12-15 1986-12-15 Expired JPH0223161Y2 (ja)

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JP1986192616U JPH0223161Y2 (ja) 1986-12-15 1986-12-15

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JP1986192616U JPH0223161Y2 (ja) 1986-12-15 1986-12-15

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Publication Number Publication Date
JPS6395820U JPS6395820U (ja) 1988-06-21
JPH0223161Y2 true JPH0223161Y2 (ja) 1990-06-22

Family

ID=31147865

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Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5154180B2 (ja) * 2007-09-26 2013-02-27 株式会社セイバン 鞄用滑り止め部材

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS539902B2 (ja) * 1973-05-29 1978-04-10

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS539902U (ja) * 1976-07-09 1978-01-27

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS539902B2 (ja) * 1973-05-29 1978-04-10

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Publication number Publication date
JPS6395820U (ja) 1988-06-21

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