JPH064734Y2 - 鞄、袋物類における胴体と底体の結合構造 - Google Patents

鞄、袋物類における胴体と底体の結合構造

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JPH064734Y2
JPH064734Y2 JP6236090U JP6236090U JPH064734Y2 JP H064734 Y2 JPH064734 Y2 JP H064734Y2 JP 6236090 U JP6236090 U JP 6236090U JP 6236090 U JP6236090 U JP 6236090U JP H064734 Y2 JPH064734 Y2 JP H064734Y2
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bag
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bags
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民夫 村上
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三恵ライトパック株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、柔軟な胴体と柔軟でない底体からなる鞄、
袋物類における胴体と底体の結合構造の改良に関するも
のである。
〔従来の技術〕
従来、この種の鞄、袋物類における柔軟な胴体と柔軟で
ない底体の結合構造は、布等の生地からなる柔軟な胴体
を、木製容器や竹製籠等からなる柔軟でない底体に、接
着剤等で貼り付けたり、糸で縫い付けたりしたものであ
った。
〔考案が解決しようとする課題〕
しかしながら、上記従来のこの種の鞄、袋物類における
柔軟な胴体と柔軟でない底体の結合構造では、胴体を、
底体に接着剤等で貼り付けたり、糸で縫い付けたりする
作業が複雑で、手数がかかり、簡単に胴体と底体の結合
ができないという課題があった。
そこで、この考案では上記課題を解決することを目的と
する鞄、袋物類における胴体と底体の結合構造を提供し
ようとするものである。
〔課題を解決するための手段〕
そのためこの考案の鞄、袋物類における胴体と底体の結
合構造は、次のような手段を施している。
請求項1記載の結合構造では、上部を開閉自在な開口部
(6)とし、下部を開放した柔軟な胴体(2)の下端に
設けた凸部(7)を、柔軟でない底体(3)の上部外周
に設けたフランジ(8)下端に係止させると共に、断面
形状が略L字状に形成された枠(4)により前記凸部
(7)を覆うと共に前記凸部(7)をフランジ(8)下
端に押付けたものとしている。
請求項2記載の結合構造では、請求項1記載の結合構造
において、前記凸部(7)を、胴体(2)の下端に軟質
の合成樹脂パイプを縫い込んで形成したものとしてい
る。請求項3記載の結合構造では、請求項1記載の結合
構造において、前記フランジ(8)下端に複数個の切溝
(9)を設けたものとしている。
〔作用〕
上記構成としたこの考案の鞄、袋物類における胴体と底
体の結合構造は、次のような作用を有する。
請求項1記載の鞄、袋物類における胴体と底体の結合構
造では、柔軟な胴体(2)の凸部(7)を柔軟でない底
体(3)のフランジ(8)に係止し、その係止部に枠
(4)を押付けるだけで胴体(2)と底体(3)を結合
させることができる。
請求項2記載の鞄、袋物類における胴体と底体の結合構
造では、請求項1記載の鞄、袋物類における胴体と底体
の結合構造の作用の他に、凸部(7)を、胴体(2)の
下端に軟質の合成樹脂パイプを縫い込んで形成したもの
としたので、凸部(7)が、枠(4)により柔軟でない
底体(3)のフランジ(8)下端に押付けられると、枠
(4)内に嵌め込ませることができる。
請求項3記載の鞄、袋物類における胴体と底体の結合構
造では、請求項1記載の鞄、袋物類における胴体と底体
の結合構造の作用の他に、柔軟な胴体(2)と柔軟でな
い底体(3)を結合させた場合に、胴体(2)の凸部
(7)の一部を、底体(3)のフランジ(8)下端に設
けた複数個の切溝(9)に食い込ませることができる。
〔実施例〕
以下この考案の構成を、一実施例として示した図面に従
って説明する。
第1図、第2図および第3図に示すように(1)は、こ
の出願の考案に係る鞄、袋物類における胴体と底体の結
合構造を実施した信玄袋である。
この信玄袋(1)は、胴体(2)、底体(3)、枠
(4)より構成されている。
前記胴体(2)は、柔軟な布地等からなり、その上部を
紐(5)により巾着式に開閉自在とした開口部(6)と
している。また、前記胴体(2)は、下部を開放すると
共に、その下端には軟質の合成樹脂パイプを縫い込んだ
凸部(7)を形成している。
前記底体(3)は、柔軟でない合成樹脂等からなる小判
形の容器で、その上部外周には断面形状を略L字状とし
たフランジ(8)を設けている。また、前記フランジ
(8)下端には、複数個の切溝(9)を設けている。こ
の切溝(9)は、胴体(2)と底体(3)の結合時に、
胴体(2)の凸部(7)が、枠(4)により底体(3)
のフランジ(8)に押付けられて食い込み、胴体(2)
と底体(3)の結合をより確実なものとするためにフラ
ンジ(8)下端に設けられたものである。
この実施例では底体(3)は、小判形であるが、これに
限定することなく長方形や円形等の様々な形にすること
ができる。また、フランジ(8)の断面形状もL字状に
限定することなく、胴体(2)の凸部(7)がフランジ
(8)に引っかかりやすいような形の範囲で変更するこ
とができる。
前記枠(4)は、合成樹脂等からなる環状のもので、そ
の断面形状を略L字状としている。また、枠(4)の狭
い方の内周の大きさと形は、前記底体(3)上方の外周
のそれに同一としている。
次に、この考案に係る鞄、袋物類における胴体と底体の
結合構造を有する一実施例である信玄袋(1)の結合の
仕方を説明する。
胴体(2)の開口部(6)を開口し、この開口部(6)
から底体(3)の底が下になるように底体(3)を胴体
(2)内に入れる。
すると、胴体(2)の下端に設けた凸部(7)に、底体
(3)のフランジ(8)下端が引っかかって胴体(2)
と底体(3)が係止することになる。
そこへ、底体(3)の下方から、断面形状を略L字状と
した枠(4)の広い方の内周を上にして、胴体(2)の
凸部(7)が枠(4)内に嵌まるまで押し上げる。
すると、胴体(2)の凸部(7)が、底体(3)のフラ
ンジ(8)へ枠(4)により押付けられることにより胴
体(2)と底体(3)が結合する。このときフランジ
(8)に複数個設けた切溝(9)のそれぞれに、胴体
(2)の凸部(7)の一部が食い込み、さらに強固に胴
体(2)と底体(3)が結合する。
さらに、この考案の鞄、袋物類における胴体と底板の結
合構造は、信玄袋(1)に限定することなく、第4図に
示すようなリュックサック(10)や第5図に示すような携
帯用鞄(11)にも用いることができる。
〔考案の効果〕
この考案の鞄、袋物類における胴体と底体の結合構造
は、以上に述べたように構成されているので次のような
効果を有する。
請求項1記載の鞄、袋物類における胴体と底体の結合構
造では、柔軟な胴体(2)の凸部(7)を柔軟でない底
体(3)のフランジ(8)に係止し、その係止部に枠
(4)を押付けるだけで胴体(2)と底体(3)を結合
させることができるので、柔軟な胴体(2)と柔軟でな
い底体(3)を簡単に結合させることができた。
請求項2記載の鞄、袋物類における胴体と底体の結合構
造では、請求項1記載の鞄、袋物類における胴体と底体
の結合構造の効果の他に、胴体(2)の凸部(7)を、
枠(4)内に嵌め込ませることができるので、柔軟な胴
体(2)と柔軟でない底体(3)を外れないように確実
に結合させることができた。
請求項3記載の鞄、袋物類における胴体と底体の結合構
造では、請求項1記載の鞄、袋物類における胴体と底体
の結合構造の効果の他に、柔軟な胴体(2)と柔軟でな
い底体(3)を結合させた場合に、胴体(2)の凸部
(7)の一部が、底体(3)のフランジ(8)下端に設
けた複数個の切溝(9)に、枠(4)により食い込ませ
ることができるので、さらに、柔軟な胴体(2)と柔軟
でない底体(3)を外れないように確実に結合させるこ
とができた。
【図面の簡単な説明】
第1図は、この考案に係る鞄、袋物類における胴体と底
体の結合構造を信玄袋に用いた一部破断側面図。第2図
は、第1図に示した信玄袋の斜視図。第3図は、第1図
および第2図に示した信玄袋の一部破断分解斜視図。第
4図は、この考案に係る鞄、袋物類における胴体と底体
の結合構造をリュックサックに用いた斜視図。第5図
は、この考案に係る鞄、袋物類における胴体と底体の結
合構造を携帯用鞄に用いた斜視図。 (2)……胴体、(3)……底体、(4)……枠 (6)……開口部、(7)……凸部、(9)……切溝 (8)……フランジ、(10)……リュックサック (11)……携帯用鞄

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】上部を開閉自在な開口部(6)とし、下部
    を開放した柔軟な胴体(2)の下端に設けた凸部(7)
    を、柔軟でない底体(3)の上部外周に設けたフランジ
    (8)下端に係止させると共に、断面形状が略L字状に
    形成された枠(4)により前記凸部(7)を覆うと共に
    前記凸部(7)をフランジ(8)下端に押付けたことを
    特徴とする鞄、袋物類における胴体と底体の結合構造。
  2. 【請求項2】前記凸部(7)が、胴体(2)の下端に軟
    質の合成樹脂パイプを縫い込んで形成したものであるこ
    とを特徴とする請求項1記載の鞄、袋物類における胴体
    と底体の結合構造。
  3. 【請求項3】前記フランジ(8)下端に複数個の切溝
    (9)を設けたことを特徴とする請求項1記載の鞄、袋
    物類における胴体と底体の結合構造。
JP6236090U 1990-06-12 1990-06-12 鞄、袋物類における胴体と底体の結合構造 Expired - Lifetime JPH064734Y2 (ja)

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