JPH02231351A - 帯状布用ガイドロールの傾斜制御方法とその装置 - Google Patents
帯状布用ガイドロールの傾斜制御方法とその装置Info
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- JPH02231351A JPH02231351A JP4908789A JP4908789A JPH02231351A JP H02231351 A JPH02231351 A JP H02231351A JP 4908789 A JP4908789 A JP 4908789A JP 4908789 A JP4908789 A JP 4908789A JP H02231351 A JPH02231351 A JP H02231351A
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- 210000005069 ears Anatomy 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 230000005484 gravity Effects 0.000 description 1
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
- B65H—HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
- B65H23/00—Registering, tensioning, smoothing or guiding webs
- B65H23/02—Registering, tensioning, smoothing or guiding webs transversely
- B65H23/032—Controlling transverse register of web
- B65H23/038—Controlling transverse register of web by rollers
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- Treatment Of Fiber Materials (AREA)
- Controlling Rewinding, Feeding, Winding, Or Abnormalities Of Webs (AREA)
- Registering Or Overturning Sheets (AREA)
- Registering, Tensioning, Guiding Webs, And Rollers Therefor (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は一定軌道に沿って連続的に移動される脩状布を
軌道巾の一定位置に保持せしめるためのガイドローラを
制御するさいに適用される帯状布用ガイドロールの傾斜
制御方法とその装置に関する. (従来の技術) 第8図は従来装置に係り、(a)は正面図そして(b)
は側面図を示すが、図に示すように帯状布lを案内せし
めるガイドロール2の回転中心をなす支持軸3の各端部
を、適宜な横部材4などに対設された支軸5、5の廻り
の揺動変位自在ならしめた一対の支持アーム6、6に支
持せしめると共に、一方の支持アーム6のみをピストン
ロッドrを介して直接的に揺動駆動せしめるエアシリン
ダ形アクチュエータRを設け、該アクチュエータRの作
動によりガイドロール2を二点鎖線で示すように適宜傾
斜変位させるようにしてある。
軌道巾の一定位置に保持せしめるためのガイドローラを
制御するさいに適用される帯状布用ガイドロールの傾斜
制御方法とその装置に関する. (従来の技術) 第8図は従来装置に係り、(a)は正面図そして(b)
は側面図を示すが、図に示すように帯状布lを案内せし
めるガイドロール2の回転中心をなす支持軸3の各端部
を、適宜な横部材4などに対設された支軸5、5の廻り
の揺動変位自在ならしめた一対の支持アーム6、6に支
持せしめると共に、一方の支持アーム6のみをピストン
ロッドrを介して直接的に揺動駆動せしめるエアシリン
ダ形アクチュエータRを設け、該アクチュエータRの作
動によりガイドロール2を二点鎖線で示すように適宜傾
斜変位させるようにしてある。
(発明が解決しようとする課題)
上記の従来手段では、ガイドローラ2を傾斜変位させる
さいアクチュエータRのエアシリンダ室にエアを供給し
たり或いは同シリンダ室からエアを排出するようになす
が、このさいのエアは連続的に供給又は排出されること
から、ガイドロール2を大きく傾斜変位させるようなと
きにはエアの給徘制御が緻密に行われないものとなって
ガイドロール2の変位量が過大となる空気制御系特有の
オーバーランを発生し易くなるという問題があり、また
アクチュエータRによる支持アーム6の揺動駆動力によ
りガイドロール2を第8図中に二点鎖線で示すように大
きく傾斜させようとすると、非駆動側の支持アーム6が
水平に近くなって駆動側支持アーム6の揺動駆動力が有
効に利用されないためその揺動駆動力は相当大きいもの
になす必要があり、これを避けようとすればガイドロー
ル2の傾斜範囲が制限されてしまうという問題もある。
さいアクチュエータRのエアシリンダ室にエアを供給し
たり或いは同シリンダ室からエアを排出するようになす
が、このさいのエアは連続的に供給又は排出されること
から、ガイドロール2を大きく傾斜変位させるようなと
きにはエアの給徘制御が緻密に行われないものとなって
ガイドロール2の変位量が過大となる空気制御系特有の
オーバーランを発生し易くなるという問題があり、また
アクチュエータRによる支持アーム6の揺動駆動力によ
りガイドロール2を第8図中に二点鎖線で示すように大
きく傾斜させようとすると、非駆動側の支持アーム6が
水平に近くなって駆動側支持アーム6の揺動駆動力が有
効に利用されないためその揺動駆動力は相当大きいもの
になす必要があり、これを避けようとすればガイドロー
ル2の傾斜範囲が制限されてしまうという問題もある。
本発明は上記問題点を解消させ得る帯状布用ガイドロー
ルの傾斜制御方法とその装置を提供することを目的とす
る。
ルの傾斜制御方法とその装置を提供することを目的とす
る。
(課題を解決するための手段)
上記目的を達成するため、本発明に係る方法は支軸廻り
の揺動変位自在となした一対の支持アームにより両端部
の支持されたガイドロールを適宜な傾斜姿勢に制御する
にさいし、各支持アームに対応させてエア給排用ソレノ
イ.ドバルブ及びエアシリンダ形アクチュエータを設け
ることにより夫々の支持アームを単独駆動可能になし、
他方ではガイドロールの案内する帯状布の巾方向位置を
検出するためのセンサーを設けると共に該センサーの検
出信号を入力として所定のパルス波出力を発生するパル
ス波発生装置を設け、該発生装置の発生したパルス波出
力を前記ソレノイドバルブに印加せしめることにより各
アクチュエータのシリンダ室内のエアの給排を間歇的に
行わしめるようになし、しかも一方のシリンダ室にエア
を供給するときは他方のシリンダ室からはエアを排出せ
しめ、また一方のシリンダ室へのエアの供給を遮断した
ときは他方のシリンダ室からのエアの排出をも遮断せし
めるようになすことを特徴とする。
の揺動変位自在となした一対の支持アームにより両端部
の支持されたガイドロールを適宜な傾斜姿勢に制御する
にさいし、各支持アームに対応させてエア給排用ソレノ
イ.ドバルブ及びエアシリンダ形アクチュエータを設け
ることにより夫々の支持アームを単独駆動可能になし、
他方ではガイドロールの案内する帯状布の巾方向位置を
検出するためのセンサーを設けると共に該センサーの検
出信号を入力として所定のパルス波出力を発生するパル
ス波発生装置を設け、該発生装置の発生したパルス波出
力を前記ソレノイドバルブに印加せしめることにより各
アクチュエータのシリンダ室内のエアの給排を間歇的に
行わしめるようになし、しかも一方のシリンダ室にエア
を供給するときは他方のシリンダ室からはエアを排出せ
しめ、また一方のシリンダ室へのエアの供給を遮断した
ときは他方のシリンダ室からのエアの排出をも遮断せし
めるようになすことを特徴とする。
しかして上記方法を実施するための装置は、ガイドロー
ルの回転中心をなす支持軸の各端部を支持せしめてあっ
て支軸廻りの揺動変位を自在ならしめた一対の支持アー
ムの夫々れに対応して同支持アームを揺動駆動するため
のエアシリンダ式アクチュエータを設け、且つこれら各
アクチュエータに通じるエアラインの夫々れに給排気用
ソレノイドバルブを介設し、他方ではガイドロールの案
内した帯状布の巾方向位宜を検出するためのセンサーを
設けると共に、該センサーの検出信号に関連して所定の
パルス波出力を発生可能としたパルス波発生装置を設け
、該発生装置の発生するパルス波出力を各ソレノイドバ
ルブに印加して各ソレノイドバルブを関連作動せしめる
構成を特徴とするものである. (作用) 各アクチュエータのシリンダ室に対しパルス波による間
歇的なエアの供給排出を行わしめることにより、エアの
適正な供給排出が迅速に行えるものとなる。
ルの回転中心をなす支持軸の各端部を支持せしめてあっ
て支軸廻りの揺動変位を自在ならしめた一対の支持アー
ムの夫々れに対応して同支持アームを揺動駆動するため
のエアシリンダ式アクチュエータを設け、且つこれら各
アクチュエータに通じるエアラインの夫々れに給排気用
ソレノイドバルブを介設し、他方ではガイドロールの案
内した帯状布の巾方向位宜を検出するためのセンサーを
設けると共に、該センサーの検出信号に関連して所定の
パルス波出力を発生可能としたパルス波発生装置を設け
、該発生装置の発生するパルス波出力を各ソレノイドバ
ルブに印加して各ソレノイドバルブを関連作動せしめる
構成を特徴とするものである. (作用) 各アクチュエータのシリンダ室に対しパルス波による間
歇的なエアの供給排出を行わしめることにより、エアの
適正な供給排出が迅速に行えるものとなる。
また二つの支持アームのうち適切な方を駆動させること
が可能となるため、支持アームの作動位置に拘らず、そ
の揺動駆動力が有効にガイドロールの傾斜に利用され得
るのであり、このためガイドロールの傾斜変位範囲は制
限され難いものとな机 (実施例) 以下、図面を参照して本発明の具体的な実施例を詳細に
説明する. 第1図(a)(b)に於いて、7は右側の支持アーム6
に固定した半円形歯車で歯のピッチ円中心を支軸5に一
致させると共に支持アーム6に連動して変位するように
なしている。そして該半円形歯車7には横部材4の裏面
に固定したエアシリンダ形アクチュエータR1の回転出
力軸に取り付けた小歯車8が噛合させてある. しかしてエアシリンダ形アクチュエータR1のシリンダ
室にエアを供給することにより、図示しないピストンや
適宜な歯車機構を介して子歯車8を回転駆動させ、支持
アーム6を支軸5廻りの矢印イ方向へ揺動駆動させるよ
うになさしめ、反対にエアシリンダ室からエアが排出さ
れると、これと同時にシリンダ室にエアを供給される後
述するエアシリンダ形アクチュエータR2の回動力と支
持アーム6に作用する重力などにより支持アーム7が矢
印イの反対方向へ回転するようになさしめてある. 左側の支持アーム6についても上記に準ずるのであって
、エアシリンダ形アクチュエータR2のシリンダ室にエ
アを供給することにより歯車7、8を回転させ、支持ア
ーム6を支軸5廻りの矢印口方向へ揺動駆動させるよう
になさしめ、反対にシリンダ室からエアが排出されると
、支持アーム6が矢印口の反対方向へ回転するようにな
さしめてある. 9a及び9bはガイドロール2に案内された帯状布lの
巾方向位置を検出するためのポイントセンサーであり、
該センサーの装設にさいしては、例えば左右の支軸5、
5を介することにより断面C形のガイドバー10を横部
材4に沿わせた状態で固定し、さらに該ガイドバ−10
には第2図に示すようなコマl1を具備せしめた二つの
サドル12a、12bをコマI1の転動による変位自在
に係着せしめるのであり、このようにして配設したサド
ル12a,12bの夫々れに固定片を介して一対のセン
サー要部9al及び9a2、9bl及び9b2を一定長
(凡そ12mm前後)離して固定させるようになす。こ
のさいガイドパー10の内方には第3図に示すように一
方端に案内鎖車13を、そして他方端にはガイドバー1
0に対し固定したモーターMにより駆動される駆動鎖車
14を設けると共にこれら両鎖車13、14に無端状鎖
帯15を巻き掛けてこれに前記二つのセンサ9a、9b
を繋着し、モーターMが同図(a)に示すように一方向
八に回転すると二つのセンサー9a、9bが近接するよ
うに移動し、逆に同図(b)に示すようにモーターMが
逆方向二に回転するとそれら二つのセンサー9a,9b
が離反するように移動するものとなす. 16a及び16bは各エアシIJ−ンダ形アクチュエー
タR1、R2のシリンダ室に独立的に通じるエアライン
で、夫々れのライン途中にはエア給排用ソレノイドバル
ブ17a,17bが介設してある.しかして各ソレノイ
ドバルブ17a,17bは二つのソレノイドS1及びs
2、そしてS3及びs4を具備せしめてあって一方のソ
レノイドS1又はS3の通電がON又はOFFされると
エアシリンダ形アクチュエータR1、R2のシリンダ室
へのエアの供給が開始又は停止され、また他方のソレノ
イドs2又は33の通電がON又はOFFされるとエア
シリンダ形アクチュエータR1、R2のシリンダ室から
のエアの排出が停止又は開始されるようになし、特に前
記各シリンダ室からのエアの排出は迅速に行われるもの
となしてある18は操作盤を兼用したパルス波発住装置
で、前記センサー9a,9bの検出信号を入力として後
述する所定のパルス波出力などを発生せしめるものであ
る.そして該パルス波出力はケーブルを介してエア給排
用ソレノイドバルブ17a、17bの各ソレノイド31
〜S4に印加する構成となしてあり、これによりソレノ
イドバルブ17a117bを間歇的に開閉させて各アク
チュエータR1、R2のシリンダ室に対するエアの供給
排出を間歇的に行わしめるのである. 図中、19は帯状布lを供給される処理装置を示してい
る. 上記実施例装置の使用にさいしてガイドロール2は処理
装置19に供給される帯状布1の中方向に沿わせ且つそ
の供給方向を屈曲させるように設定すればよいのであり
、ここでは第1図(b)に示すように90度に屈曲させ
てある. 次に該装置の作動を説明する。いま第4図(a)に示す
ように矢印ホ方向に向かう帯状布1の供給移動中に、そ
れがガイドロール2に対して巾方向右側トヘ偏向移動し
た状態となり、一定時刻(=t1)に於いて各センサー
9a,9bと帯状布1の相対位置がz1領域又はz2f
iI域に示す状態(即ち一方のセンサー9aをなす二つ
のセンサー要部9al及び9a2の双方が帯状布1を検
出しなくなると共に他方のセンサー9bをなす二つのセ
ンサー要部9bl及び9b2の双方が帯状布1を検出す
るか若しくはそのうちの何れか一方が帯状布1を検出し
た状態、以上を換言すれば一方のセンサー9aをなす二
つのセンサー要部9al及び9a2の双方が帯状布1を
検出していない状態のうち、他方のセンサー9bをなす
センサー要部9bl及び9b2の双方が帯状布1を検出
しないときを除いた状態)となったときは、パルス波発
生装置18は同図(b)及び(C)に示す出力を発生し
ソレノイド31にはパルス波出力p1 (ここにONは
アクチュエータR2へのエア供給を可能ならしめる状態
、そしてOFFはそれを不可能ならしめる状態を示す)
を、ソレノイドS2には出力p2(ここにONはアクチ
ュエータR2からのエア排出を不可能ならしめる状態を
示す)を、ソレノイドS3にはゼロ出力p3(ここにO
FFはアクチュエータR1へのエア供給を不可能ならし
める状態示す)を、そしてソレノイドs4にはパルス波
出力p4(ここにONはアクチュエータR1からのエア
排出を不可能ならしめる状態、そしてOFFはそれを可
能ならしめる状態を示す)を印加するものとなり、これ
により一方のアクチュエータRlのシリンダ室にはエア
が間歇的に供給され且つ他方のアクチュエータR2のシ
リンダ室からはエアが間歇的に排出されるものとなって
、ガイドロール2は同図(a)に示すように左上がりの
傾向に向かって動作するのであり、このため帯状布1は
ガイドロール2による巾方向左側チへの移送力を付与さ
れてその偏向移動を修正されるものとなる。このさい左
側の支持アーム6が大きく揺動して水平近くなってもア
クチュエータR2により同支持アーム6が揺動駆動され
るためその駆動力はガイドロール2の傾斜に有効に利用
され得るのである. 次いで同図(a′)に示すように帯状布lがガイドロー
ル2に対して巾方向左側チヘ偏向移動した状態となり、
一定時刻(=t2)に於いて各センサー9a,9bと帯
状布1の相対位置がz391域又はz4til域に示す
状態(即ち一方のセンサー9aをなす二つのセンサー要
部9al及び9a2の双方が帯状布1を検出すると共に
他方のセンサー9bをなす二つのセンサー要部9bl及
び9b2の双方が帯状布1を検出しないか若しくはその
うちの何れか一方が帯状布1を検出した状態、以上を換
言すれば一方のセンサー9aをなす二つのセンサー要部
9al及び9a2の双方が帯状布1を検出した状態のう
ち、他方のセンサー9bをなすセンサー要部9bl及び
9b2の双方が帯状布lを検出したときを除いた状態)
となったときは、パルス波発生装置18は同図(b゜)
及び(C“)に示す出力を発生しソレノイドslにはゼ
ロ出力p5(ここにOFFはアクチュエータR2へのエ
ア供給を不可能ならしめる状態を示す)を、ソレノイド
32にはパルス波出力p6(ここにONはアクチュエー
タR2からのエア排出を不可能ならしめる状態、そして
OFFはそれを可能ならしめる状態を示す)を、ソレノ
イドS3にはパルス波出力p?(ここにONはアクチュ
エータR1へのエア供給を可能ならしめる状態、そして
OFFはそれを不可能ならしめる状態を示す)を、そし
てソレノイドS4には出力p8(ここにONはアクチュ
エータR1からのエア排出を不可能ならしめる状態を示
す)を印加するものとなり、これにより一方のアクチュ
エータR1のシリンダ室からはエアが間歇的に排出され
且つ他方のアクチュエータR2のシリンダ室にはエアが
間歇的に供給されるものとなって、ガイドロール2は同
図(a゜)に示すように右上がりの傾向に向かって動作
するのであり、このため帯状布1はガイドロール2によ
る巾方向右側トへの移送力を付与されてその偏向移動を
修正されるものとなる。このさい右側の支持アーム6が
大きく揺動して水平近くなってもアクチュエータR1に
より同支持ア〜ム6が・揺動駆動されるためその駆動力
はガイドロール2の傾斜に有効に利用され得るのである
.さらに同図(a”)に示すように帯状布1がその偏向
移動を修正されるなどしてガイドロール2に対し適正位
置に移動した状態となり、一定時刻(=t3)に於いて
各センサー9a、9bと帯状布1の相対位置が25〜z
9の領域に示す状態(即ち他方のセンサー9bの検出状
態が如何であろうと一方のセンサー9aをなす二つのセ
ンサー要部9al及び9a2のうちの一方が帯状布1を
検出した状態、或いは各センサー9a、9bのセンサー
要部9al及び9a2そして9bl及び9b2の全てが
帯状布1を検出しているか若しくは検出していない状態
)となったときは、パルス波発生装置18は同図(b”
)及び(C”)に示す出力を発生しソレノイドS1には
ゼロ出力p9(ここにOFFはアクチュエータR2への
エア供給を不可能ならしめる状態を示す)を、ソレノイ
ドS2には出力plo (ここにONはアクチュエー
タR2からのエア排出を不可能ならしめる状態、そして
OFFはそれを可能ならしめる状態を示す)を、ソレノ
イドS3にはゼロ波出力pll (ここにOFFはア
クチュエータR1へのエア供給を不可能ならしめる状M
)を、そしてソレノイドS4には出力p12 (ここに
ONはアクチュエータR1からのエア排出を不可能なら
しめる状態、そしてOFFはそれを可能ならしめる状態
を示す)を印加するものとなり、これにより双方のアク
チュエータR1、R2のシリンダ室はエアの供給排出を
遮断されるものとなって、ガイドロール2はそのときの
一定傾斜姿勢(例えば同図(a″′)に示すような一定
姿勢)に固定された状態となり、帯状布1はこの状態で
安定的にガイドロール2により案内されるものとなる. ところで上記したガイドロール2の作動を適正なものと
なす上に前記パルス波出力P1、P6、P4、P7の波
形は重要な影響を与えるのである.即ち、エアの圧力が
例えば2〜4kg/cm”であるとき、パルス波に於け
るアクチュエータRl又はR2のシリンダ室へエアを供
給するための時間to1或いはアクチュエータR1又は
R2のシリンダ室からエアを排出するための時間t02
が0.03秒よりも短いとアクチュエータR1又はR2
の作動が過度に緩慢となりがちであり、逆に時間t01
又はt02が0.08秒よりも長くなるとアクチュエー
タR1又はR2の作動が過度.に速くなってオーバラン
を発生しがちとなるのであり、またシリンダ室へのエア
の供給を停止するための時間t03若しくはシリンダ室
からの排出を停止するための時間t04が0.03秒よ
りも短かいときとか或いは0.5秒よりも長いときはエ
アの連続供給或いは連続排出に近い状態となってシリン
ダ室にエアを間歇的に供給することの意義が失われがち
となるのである。このため前記各時間to1〜t04は
0.03秒〜0.5秒の範囲内で設定するものとし、特
に制御系の迅速性及び正確性が同時に要求されるときは
概略0.03秒〜0.08秒の範囲内で設定するのが有
効である. しかして本例のパルス波発生装置18では前記時間t0
3又はt04を0.2秒に固定せしめた上で、センサー
9aの連続した検出時間が0. 8秒以下のときは前
記各時間tO1又はt02を003秒に、検出時間が0
.8秒〜1.2秒の範囲内のときは同時間to1又はt
02を0.08秒に、そして検出時間が1.2秒以上の
ときは同時間to1又はt02を0.3秒に自動切換す
るように作動するものとしてあり、これによりガイドロ
ール2の111整範囲では迅速性と正確性を兼ね備えし
め、大きい調整範囲では迅速性を持たせたのである。
が可能となるため、支持アームの作動位置に拘らず、そ
の揺動駆動力が有効にガイドロールの傾斜に利用され得
るのであり、このためガイドロールの傾斜変位範囲は制
限され難いものとな机 (実施例) 以下、図面を参照して本発明の具体的な実施例を詳細に
説明する. 第1図(a)(b)に於いて、7は右側の支持アーム6
に固定した半円形歯車で歯のピッチ円中心を支軸5に一
致させると共に支持アーム6に連動して変位するように
なしている。そして該半円形歯車7には横部材4の裏面
に固定したエアシリンダ形アクチュエータR1の回転出
力軸に取り付けた小歯車8が噛合させてある. しかしてエアシリンダ形アクチュエータR1のシリンダ
室にエアを供給することにより、図示しないピストンや
適宜な歯車機構を介して子歯車8を回転駆動させ、支持
アーム6を支軸5廻りの矢印イ方向へ揺動駆動させるよ
うになさしめ、反対にエアシリンダ室からエアが排出さ
れると、これと同時にシリンダ室にエアを供給される後
述するエアシリンダ形アクチュエータR2の回動力と支
持アーム6に作用する重力などにより支持アーム7が矢
印イの反対方向へ回転するようになさしめてある. 左側の支持アーム6についても上記に準ずるのであって
、エアシリンダ形アクチュエータR2のシリンダ室にエ
アを供給することにより歯車7、8を回転させ、支持ア
ーム6を支軸5廻りの矢印口方向へ揺動駆動させるよう
になさしめ、反対にシリンダ室からエアが排出されると
、支持アーム6が矢印口の反対方向へ回転するようにな
さしめてある. 9a及び9bはガイドロール2に案内された帯状布lの
巾方向位置を検出するためのポイントセンサーであり、
該センサーの装設にさいしては、例えば左右の支軸5、
5を介することにより断面C形のガイドバー10を横部
材4に沿わせた状態で固定し、さらに該ガイドバ−10
には第2図に示すようなコマl1を具備せしめた二つの
サドル12a、12bをコマI1の転動による変位自在
に係着せしめるのであり、このようにして配設したサド
ル12a,12bの夫々れに固定片を介して一対のセン
サー要部9al及び9a2、9bl及び9b2を一定長
(凡そ12mm前後)離して固定させるようになす。こ
のさいガイドパー10の内方には第3図に示すように一
方端に案内鎖車13を、そして他方端にはガイドバー1
0に対し固定したモーターMにより駆動される駆動鎖車
14を設けると共にこれら両鎖車13、14に無端状鎖
帯15を巻き掛けてこれに前記二つのセンサ9a、9b
を繋着し、モーターMが同図(a)に示すように一方向
八に回転すると二つのセンサー9a、9bが近接するよ
うに移動し、逆に同図(b)に示すようにモーターMが
逆方向二に回転するとそれら二つのセンサー9a,9b
が離反するように移動するものとなす. 16a及び16bは各エアシIJ−ンダ形アクチュエー
タR1、R2のシリンダ室に独立的に通じるエアライン
で、夫々れのライン途中にはエア給排用ソレノイドバル
ブ17a,17bが介設してある.しかして各ソレノイ
ドバルブ17a,17bは二つのソレノイドS1及びs
2、そしてS3及びs4を具備せしめてあって一方のソ
レノイドS1又はS3の通電がON又はOFFされると
エアシリンダ形アクチュエータR1、R2のシリンダ室
へのエアの供給が開始又は停止され、また他方のソレノ
イドs2又は33の通電がON又はOFFされるとエア
シリンダ形アクチュエータR1、R2のシリンダ室から
のエアの排出が停止又は開始されるようになし、特に前
記各シリンダ室からのエアの排出は迅速に行われるもの
となしてある18は操作盤を兼用したパルス波発住装置
で、前記センサー9a,9bの検出信号を入力として後
述する所定のパルス波出力などを発生せしめるものであ
る.そして該パルス波出力はケーブルを介してエア給排
用ソレノイドバルブ17a、17bの各ソレノイド31
〜S4に印加する構成となしてあり、これによりソレノ
イドバルブ17a117bを間歇的に開閉させて各アク
チュエータR1、R2のシリンダ室に対するエアの供給
排出を間歇的に行わしめるのである. 図中、19は帯状布lを供給される処理装置を示してい
る. 上記実施例装置の使用にさいしてガイドロール2は処理
装置19に供給される帯状布1の中方向に沿わせ且つそ
の供給方向を屈曲させるように設定すればよいのであり
、ここでは第1図(b)に示すように90度に屈曲させ
てある. 次に該装置の作動を説明する。いま第4図(a)に示す
ように矢印ホ方向に向かう帯状布1の供給移動中に、そ
れがガイドロール2に対して巾方向右側トヘ偏向移動し
た状態となり、一定時刻(=t1)に於いて各センサー
9a,9bと帯状布1の相対位置がz1領域又はz2f
iI域に示す状態(即ち一方のセンサー9aをなす二つ
のセンサー要部9al及び9a2の双方が帯状布1を検
出しなくなると共に他方のセンサー9bをなす二つのセ
ンサー要部9bl及び9b2の双方が帯状布1を検出す
るか若しくはそのうちの何れか一方が帯状布1を検出し
た状態、以上を換言すれば一方のセンサー9aをなす二
つのセンサー要部9al及び9a2の双方が帯状布1を
検出していない状態のうち、他方のセンサー9bをなす
センサー要部9bl及び9b2の双方が帯状布1を検出
しないときを除いた状態)となったときは、パルス波発
生装置18は同図(b)及び(C)に示す出力を発生し
ソレノイド31にはパルス波出力p1 (ここにONは
アクチュエータR2へのエア供給を可能ならしめる状態
、そしてOFFはそれを不可能ならしめる状態を示す)
を、ソレノイドS2には出力p2(ここにONはアクチ
ュエータR2からのエア排出を不可能ならしめる状態を
示す)を、ソレノイドS3にはゼロ出力p3(ここにO
FFはアクチュエータR1へのエア供給を不可能ならし
める状態示す)を、そしてソレノイドs4にはパルス波
出力p4(ここにONはアクチュエータR1からのエア
排出を不可能ならしめる状態、そしてOFFはそれを可
能ならしめる状態を示す)を印加するものとなり、これ
により一方のアクチュエータRlのシリンダ室にはエア
が間歇的に供給され且つ他方のアクチュエータR2のシ
リンダ室からはエアが間歇的に排出されるものとなって
、ガイドロール2は同図(a)に示すように左上がりの
傾向に向かって動作するのであり、このため帯状布1は
ガイドロール2による巾方向左側チへの移送力を付与さ
れてその偏向移動を修正されるものとなる。このさい左
側の支持アーム6が大きく揺動して水平近くなってもア
クチュエータR2により同支持アーム6が揺動駆動され
るためその駆動力はガイドロール2の傾斜に有効に利用
され得るのである. 次いで同図(a′)に示すように帯状布lがガイドロー
ル2に対して巾方向左側チヘ偏向移動した状態となり、
一定時刻(=t2)に於いて各センサー9a,9bと帯
状布1の相対位置がz391域又はz4til域に示す
状態(即ち一方のセンサー9aをなす二つのセンサー要
部9al及び9a2の双方が帯状布1を検出すると共に
他方のセンサー9bをなす二つのセンサー要部9bl及
び9b2の双方が帯状布1を検出しないか若しくはその
うちの何れか一方が帯状布1を検出した状態、以上を換
言すれば一方のセンサー9aをなす二つのセンサー要部
9al及び9a2の双方が帯状布1を検出した状態のう
ち、他方のセンサー9bをなすセンサー要部9bl及び
9b2の双方が帯状布lを検出したときを除いた状態)
となったときは、パルス波発生装置18は同図(b゜)
及び(C“)に示す出力を発生しソレノイドslにはゼ
ロ出力p5(ここにOFFはアクチュエータR2へのエ
ア供給を不可能ならしめる状態を示す)を、ソレノイド
32にはパルス波出力p6(ここにONはアクチュエー
タR2からのエア排出を不可能ならしめる状態、そして
OFFはそれを可能ならしめる状態を示す)を、ソレノ
イドS3にはパルス波出力p?(ここにONはアクチュ
エータR1へのエア供給を可能ならしめる状態、そして
OFFはそれを不可能ならしめる状態を示す)を、そし
てソレノイドS4には出力p8(ここにONはアクチュ
エータR1からのエア排出を不可能ならしめる状態を示
す)を印加するものとなり、これにより一方のアクチュ
エータR1のシリンダ室からはエアが間歇的に排出され
且つ他方のアクチュエータR2のシリンダ室にはエアが
間歇的に供給されるものとなって、ガイドロール2は同
図(a゜)に示すように右上がりの傾向に向かって動作
するのであり、このため帯状布1はガイドロール2によ
る巾方向右側トへの移送力を付与されてその偏向移動を
修正されるものとなる。このさい右側の支持アーム6が
大きく揺動して水平近くなってもアクチュエータR1に
より同支持ア〜ム6が・揺動駆動されるためその駆動力
はガイドロール2の傾斜に有効に利用され得るのである
.さらに同図(a”)に示すように帯状布1がその偏向
移動を修正されるなどしてガイドロール2に対し適正位
置に移動した状態となり、一定時刻(=t3)に於いて
各センサー9a、9bと帯状布1の相対位置が25〜z
9の領域に示す状態(即ち他方のセンサー9bの検出状
態が如何であろうと一方のセンサー9aをなす二つのセ
ンサー要部9al及び9a2のうちの一方が帯状布1を
検出した状態、或いは各センサー9a、9bのセンサー
要部9al及び9a2そして9bl及び9b2の全てが
帯状布1を検出しているか若しくは検出していない状態
)となったときは、パルス波発生装置18は同図(b”
)及び(C”)に示す出力を発生しソレノイドS1には
ゼロ出力p9(ここにOFFはアクチュエータR2への
エア供給を不可能ならしめる状態を示す)を、ソレノイ
ドS2には出力plo (ここにONはアクチュエー
タR2からのエア排出を不可能ならしめる状態、そして
OFFはそれを可能ならしめる状態を示す)を、ソレノ
イドS3にはゼロ波出力pll (ここにOFFはア
クチュエータR1へのエア供給を不可能ならしめる状M
)を、そしてソレノイドS4には出力p12 (ここに
ONはアクチュエータR1からのエア排出を不可能なら
しめる状態、そしてOFFはそれを可能ならしめる状態
を示す)を印加するものとなり、これにより双方のアク
チュエータR1、R2のシリンダ室はエアの供給排出を
遮断されるものとなって、ガイドロール2はそのときの
一定傾斜姿勢(例えば同図(a″′)に示すような一定
姿勢)に固定された状態となり、帯状布1はこの状態で
安定的にガイドロール2により案内されるものとなる. ところで上記したガイドロール2の作動を適正なものと
なす上に前記パルス波出力P1、P6、P4、P7の波
形は重要な影響を与えるのである.即ち、エアの圧力が
例えば2〜4kg/cm”であるとき、パルス波に於け
るアクチュエータRl又はR2のシリンダ室へエアを供
給するための時間to1或いはアクチュエータR1又は
R2のシリンダ室からエアを排出するための時間t02
が0.03秒よりも短いとアクチュエータR1又はR2
の作動が過度に緩慢となりがちであり、逆に時間t01
又はt02が0.08秒よりも長くなるとアクチュエー
タR1又はR2の作動が過度.に速くなってオーバラン
を発生しがちとなるのであり、またシリンダ室へのエア
の供給を停止するための時間t03若しくはシリンダ室
からの排出を停止するための時間t04が0.03秒よ
りも短かいときとか或いは0.5秒よりも長いときはエ
アの連続供給或いは連続排出に近い状態となってシリン
ダ室にエアを間歇的に供給することの意義が失われがち
となるのである。このため前記各時間to1〜t04は
0.03秒〜0.5秒の範囲内で設定するものとし、特
に制御系の迅速性及び正確性が同時に要求されるときは
概略0.03秒〜0.08秒の範囲内で設定するのが有
効である. しかして本例のパルス波発生装置18では前記時間t0
3又はt04を0.2秒に固定せしめた上で、センサー
9aの連続した検出時間が0. 8秒以下のときは前
記各時間tO1又はt02を003秒に、検出時間が0
.8秒〜1.2秒の範囲内のときは同時間to1又はt
02を0.08秒に、そして検出時間が1.2秒以上の
ときは同時間to1又はt02を0.3秒に自動切換す
るように作動するものとしてあり、これによりガイドロ
ール2の111整範囲では迅速性と正確性を兼ね備えし
め、大きい調整範囲では迅速性を持たせたのである。
なお実施した装置についての支持アームの作動を参考ま
でにグラフにより示すと第5図に示す通りで、縦軸には
パルス波に係る時間t01又はt02を、そして横軸に
はガイドロール2を水平に支持した状態の支持アーム6
、6が凡そ60度揺動するに要する時間T及びこのさい
の支持アーム6、6の回転速度を示す毎分回転数PPM
を表しており、曲線■1は時間tel又はt02と時間
Tの関係を、そして曲線■2は時間t01又はtO2と
毎分回転数RPMとの関係を示すものであって、何れの
曲綿■1、■2もエアの圧力を2.5kg/cmtとし
たときのものである.。
でにグラフにより示すと第5図に示す通りで、縦軸には
パルス波に係る時間t01又はt02を、そして横軸に
はガイドロール2を水平に支持した状態の支持アーム6
、6が凡そ60度揺動するに要する時間T及びこのさい
の支持アーム6、6の回転速度を示す毎分回転数PPM
を表しており、曲線■1は時間tel又はt02と時間
Tの関係を、そして曲線■2は時間t01又はtO2と
毎分回転数RPMとの関係を示すものであって、何れの
曲綿■1、■2もエアの圧力を2.5kg/cmtとし
たときのものである.。
かくしてガイドローラ2の傾斜角はセンサー9a、9b
の検出信号に関連して迅速且つ正確に変化し得るものと
なるのであるが、本例ではさらに各センサー9a、9b
の検出位置がそれらの検出信号に関連して変化するもの
となしてある.即ち、同図(a”)に於けるz8の領域
に示すように各センサー9a,9bのセンサー要部9a
1及び9a2と、9bl及び9b2が何れも帯状布1を
検出しない状態となったとき、或いはz6の領域に示す
ようにセンサー9aの一方のセンサー要部9alが帯状
布1を検出すると共にセンサーgbのセンサー要部9b
l及び9b2が何れも帯状布lを検出しない状態となっ
たとき、或いはz1の領域に示すようにセンサー9bの
一方のセンサー要部9blが帯状布1を検出すると共に
センサー9aのセンサー要部9aL及び9a2が何れも
帯状布1を検出しない状態となったときは、第3図(a
)に示すようにモータMが一方向ハヘ回転して各センサ
ー9a、9bは相互に近接するように作動する。
の検出信号に関連して迅速且つ正確に変化し得るものと
なるのであるが、本例ではさらに各センサー9a、9b
の検出位置がそれらの検出信号に関連して変化するもの
となしてある.即ち、同図(a”)に於けるz8の領域
に示すように各センサー9a,9bのセンサー要部9a
1及び9a2と、9bl及び9b2が何れも帯状布1を
検出しない状態となったとき、或いはz6の領域に示す
ようにセンサー9aの一方のセンサー要部9alが帯状
布1を検出すると共にセンサーgbのセンサー要部9b
l及び9b2が何れも帯状布lを検出しない状態となっ
たとき、或いはz1の領域に示すようにセンサー9bの
一方のセンサー要部9blが帯状布1を検出すると共に
センサー9aのセンサー要部9aL及び9a2が何れも
帯状布1を検出しない状態となったときは、第3図(a
)に示すようにモータMが一方向ハヘ回転して各センサ
ー9a、9bは相互に近接するように作動する。
また同図(a”)に於けるz9の領域に示すように各セ
ンサー9a,9bのセンサー要部9al及び9a2と、
9bl及び9b2が何れも帯状布1を検出した状態とな
ったとき、或いはz7の領域に示すようにセンサー9a
の一方のセンサー要部9alが帯状布1を検出すると共
にセンサー9bのセンサー要部9bl及び9b2が何れ
も帯状布1を検出した状態となったとき、或いはz3の
領域に示すようにセンサー9bの一方のセンサー要部9
blが帯状布1を検出すると共にセンサー9aのセンサ
ー要部9al及び9a2が何れも帯状布1を検出した状
態となったときは、第3図(b)に示すようにモータM
が逆方向ニへ回転して各センサー9a、9bは相互に離
反するように作動する。
ンサー9a,9bのセンサー要部9al及び9a2と、
9bl及び9b2が何れも帯状布1を検出した状態とな
ったとき、或いはz7の領域に示すようにセンサー9a
の一方のセンサー要部9alが帯状布1を検出すると共
にセンサー9bのセンサー要部9bl及び9b2が何れ
も帯状布1を検出した状態となったとき、或いはz3の
領域に示すようにセンサー9bの一方のセンサー要部9
blが帯状布1を検出すると共にセンサー9aのセンサ
ー要部9al及び9a2が何れも帯状布1を検出した状
態となったときは、第3図(b)に示すようにモータM
が逆方向ニへ回転して各センサー9a、9bは相互に離
反するように作動する。
さらに同図(a”)に於けるz5の領域に示すように各
センサー9・a、9bのセンサー要部9a1及び9bl
のみが帯状布1を検出した状態、或いはz2の領域に示
すように一方のセンサー9aをなすセンサー要部9al
及び9a2の双方が帯状布1を検出していないと共に他
方のセンサー9bをなすセンサー要部9bl及び9b2
の双方が帯状布1を検出した状態、或いはz4の領域に
示すように一方のセンサー9aをなすセンサー要部9a
l及び9a2の双方が帯状布1を検出していると共に他
方のセンサー9bをなすセンサー要部9bl及び9b2
の双方が帯状布1を検出していない状態となったときは
、モータMの回転が停止して各センサー9a,9bは一
定位置に停止するものとなる. また上記した各センサー9a、9bの検出位置の変化中
はガイドロール2の傾斜姿勢は変位しないものとなして
あって各センサー9a,9bが検出位置の変位を開始す
る時点の姿勢を維持させるようになしている. かかるセンサー9a、9bの検出位置の変化と、前述し
たガイドロール2の傾斜角度の変化とが帯状布1の供給
移動中に行われると、二つのセンサー9a及び9bは帯
状布1の各耳部を検出するように移動すると共にガイド
ロール2は帯状布1の偏向移動を修正するように作動す
るため、帯状布lはその巾方向中心位置を各センサー9
a、9bの中間位置Cl(第3図参照)に常時合致され
た状態で案内されるものとなる. なお第6図(a)(b)は本実施例装置の応用例で二つ
のガイドロール2a12aが二段に並行に設けてあり、
その使用にさいしては二つのガイドロール2a、2aに
帯状布1を同図(b)に示すように案内せしめるのであ
って処理装置19aに供給移動される帯状布lが一線状
とならねばならない場合に使用して有益である. また先の実施例に於いて、一つセンサー9aを一定位置
に固定した状態となし、しかもそのセンサー9aで帯状
布1の一方の耳部のみを検出せしめ、該センサー9aの
検出信号のみに関連してアクチュエータRl,R2のシ
リンダ室に対してエアを間歇的に供給排出せしめること
によりガイドロール2を適宜に傾斜させる構成となして
も差し支えない.ただし、この場合にあっては帯状布1
の一方の耳部が巾方向の一定位置、即ちセンサー9aを
なす二つのセンサー要部9al、9a2の相互間位置に
合致するように作動せしめるのであり、したがって帯状
布lの布巾が変化したような場合もあくまで前記一方の
耳部のみが一定位置に保持されるものとなる. また第7図に示すようにポイントセンサー9′を多数列
設してなる透過式ラインセンサーR3、R4を帯状布1
の各耳部個所に位置せしめると共に該ラインセンサーR
3、R4により帯状布1の偏向移動とその量を検出せし
めるようになし、且つこれらの検出信号に関連させて先
の実施例に準じてガイドロール2を適宜傾斜させるよう
になしてもよい。これによれば帯状体1の偏向移動の量
を直接検出することができ、該量に比例させてガイドロ
ール2の傾斜変位速度を変更させることができるものと
なる。なおl9は帯状布1を巾方向に引張するように作
用する拡布ガイグーで周面に螺旋突起の施された三本の
ガイドロール1’9aがらなっている。
センサー9・a、9bのセンサー要部9a1及び9bl
のみが帯状布1を検出した状態、或いはz2の領域に示
すように一方のセンサー9aをなすセンサー要部9al
及び9a2の双方が帯状布1を検出していないと共に他
方のセンサー9bをなすセンサー要部9bl及び9b2
の双方が帯状布1を検出した状態、或いはz4の領域に
示すように一方のセンサー9aをなすセンサー要部9a
l及び9a2の双方が帯状布1を検出していると共に他
方のセンサー9bをなすセンサー要部9bl及び9b2
の双方が帯状布1を検出していない状態となったときは
、モータMの回転が停止して各センサー9a,9bは一
定位置に停止するものとなる. また上記した各センサー9a、9bの検出位置の変化中
はガイドロール2の傾斜姿勢は変位しないものとなして
あって各センサー9a,9bが検出位置の変位を開始す
る時点の姿勢を維持させるようになしている. かかるセンサー9a、9bの検出位置の変化と、前述し
たガイドロール2の傾斜角度の変化とが帯状布1の供給
移動中に行われると、二つのセンサー9a及び9bは帯
状布1の各耳部を検出するように移動すると共にガイド
ロール2は帯状布1の偏向移動を修正するように作動す
るため、帯状布lはその巾方向中心位置を各センサー9
a、9bの中間位置Cl(第3図参照)に常時合致され
た状態で案内されるものとなる. なお第6図(a)(b)は本実施例装置の応用例で二つ
のガイドロール2a12aが二段に並行に設けてあり、
その使用にさいしては二つのガイドロール2a、2aに
帯状布1を同図(b)に示すように案内せしめるのであ
って処理装置19aに供給移動される帯状布lが一線状
とならねばならない場合に使用して有益である. また先の実施例に於いて、一つセンサー9aを一定位置
に固定した状態となし、しかもそのセンサー9aで帯状
布1の一方の耳部のみを検出せしめ、該センサー9aの
検出信号のみに関連してアクチュエータRl,R2のシ
リンダ室に対してエアを間歇的に供給排出せしめること
によりガイドロール2を適宜に傾斜させる構成となして
も差し支えない.ただし、この場合にあっては帯状布1
の一方の耳部が巾方向の一定位置、即ちセンサー9aを
なす二つのセンサー要部9al、9a2の相互間位置に
合致するように作動せしめるのであり、したがって帯状
布lの布巾が変化したような場合もあくまで前記一方の
耳部のみが一定位置に保持されるものとなる. また第7図に示すようにポイントセンサー9′を多数列
設してなる透過式ラインセンサーR3、R4を帯状布1
の各耳部個所に位置せしめると共に該ラインセンサーR
3、R4により帯状布1の偏向移動とその量を検出せし
めるようになし、且つこれらの検出信号に関連させて先
の実施例に準じてガイドロール2を適宜傾斜させるよう
になしてもよい。これによれば帯状体1の偏向移動の量
を直接検出することができ、該量に比例させてガイドロ
ール2の傾斜変位速度を変更させることができるものと
なる。なおl9は帯状布1を巾方向に引張するように作
用する拡布ガイグーで周面に螺旋突起の施された三本の
ガイドロール1’9aがらなっている。
(発明の効果)
本発明はアクチュエータに対しエアをパルス波により間
歇的に供給排出せしめることがら、エアの供給排出が過
度に行われるのを防止して迅速且つ正確なガイドロール
の作動を可能ならしめるものであり、 また支持アームの何れをもアクチュエータによる駆動可
能になしたことから支持アームの揺動駆動力をガイドロ
ールの傾斜変位に有効に利用せしめてガイドロールの傾
斜変位範囲を大ならしめることを可能となし、またこれ
により制御の迅速性に寄与し得るものである.
歇的に供給排出せしめることがら、エアの供給排出が過
度に行われるのを防止して迅速且つ正確なガイドロール
の作動を可能ならしめるものであり、 また支持アームの何れをもアクチュエータによる駆動可
能になしたことから支持アームの揺動駆動力をガイドロ
ールの傾斜変位に有効に利用せしめてガイドロールの傾
斜変位範囲を大ならしめることを可能となし、またこれ
により制御の迅速性に寄与し得るものである.
第1図〜第7図は本発明装置に係り、第1図は一実施例
で(a)は正面図そして(b)はA−A部断面図,第2
図は同例の一部斜視部、第3図(a)及び(b)は同例
に於けるセンサーを移動させるための機構を示す説明図
、第4図は同例の作動説明図で(a) . (a ’
)及び(a”)はセンサー.帯状布及びガイドロールの
関係を示す図、(b). (b’), (b”).
(c), (c’)及び(C”)はパルス波発生
装置の出力を示す図、第5図はグラフを示す図、第6図
は応用例で(a)は正面図そして(b)はB−B部断面
図、第7図は他の実施例で(a)は正面図そして(b)
は側面図、第8図は従来例で(a)は正面図そして(b
)はC−C部断面図である。 1・・・帯状布、2・・・ガイドロール、3・・・支持
軸、5・・・支軸、6・・・支持アーム、9a及び9b
・・・センサー 16a..l6b・・・エアライン、
17a及び17b・・・ソレノイドバルブ、l8・・・
パルス波発生装置、P1,P4,P6及びP7・・・パ
ルス波出力、R1及びR2・・・アクチュエータ。
で(a)は正面図そして(b)はA−A部断面図,第2
図は同例の一部斜視部、第3図(a)及び(b)は同例
に於けるセンサーを移動させるための機構を示す説明図
、第4図は同例の作動説明図で(a) . (a ’
)及び(a”)はセンサー.帯状布及びガイドロールの
関係を示す図、(b). (b’), (b”).
(c), (c’)及び(C”)はパルス波発生
装置の出力を示す図、第5図はグラフを示す図、第6図
は応用例で(a)は正面図そして(b)はB−B部断面
図、第7図は他の実施例で(a)は正面図そして(b)
は側面図、第8図は従来例で(a)は正面図そして(b
)はC−C部断面図である。 1・・・帯状布、2・・・ガイドロール、3・・・支持
軸、5・・・支軸、6・・・支持アーム、9a及び9b
・・・センサー 16a..l6b・・・エアライン、
17a及び17b・・・ソレノイドバルブ、l8・・・
パルス波発生装置、P1,P4,P6及びP7・・・パ
ルス波出力、R1及びR2・・・アクチュエータ。
Claims (2)
- (1)支軸廻りの揺動変位自在となした一対の支持アー
ムにより両端部の支持されたガイドロールを適宜な傾斜
姿勢に制御するにさいし、各支持アームに対応させてエ
ア給排用ソレノイドバルブ及びエアシリンダ形アクチュ
エータを設けることにより夫々の支持アームを単独駆動
可能になし、他方ではガイドロールの案内する帯状布の
巾方向位置を検出するためのセンサーを設けると共に該
センサーの検出信号を入力として所定のパルス波出力を
発生するパルス波発生装置を設け、該発生装置の発生し
たパルス波出力を前記ソレノイドバルブに印加せしめる
ことにより各アクチュエータのエアの給排を間歇的に行
わしめるようになし、しかも一方のアクチュエータにエ
アを供給するときは他方のアクチュエータからはエアを
排出せしめ、また一方のアクチュエータへのエアの供給
を遮断したときは他方のアクチュエータからのエアの排
出をも遮断せしめるようになすことを特徴とする帯状布
用ガイドロールの傾斜制御方法。 - (2)ガイドロールの回転中心をなす支持軸の各端部を
支持せしめてあって支軸廻りの揺動変位を自在ならしめ
た一対の支持アームの夫々れに対応して同支持アームを
揺動駆動するためのエアシリンダ式アクチュエータを設
け、且つこれら各アクチュエータに通じるエアラインの
夫々れに給排気用ソレノイドバルブを介設し、他方では
ガイドロールの案内した帯状布の巾方向位置を検出する
ためのセンサーを設けると共に、該センサーの検出信号
に関連して所定のパルス波出力を発生可能としたパルス
波発生装置を設け、該発生装置の発生するパルス波出力
を各ソレノイドバルブに印加して各ソレノイドバルブを
関連作動せしめる構成を特徴とする帯状布用ガイドロー
ルの傾斜制御装置。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4908789A JPH02231351A (ja) | 1989-03-01 | 1989-03-01 | 帯状布用ガイドロールの傾斜制御方法とその装置 |
GB9004090A GB2230517B (en) | 1989-03-01 | 1990-02-23 | Method and apparatus for controlling the inclination of a guide roller for band-like cloth |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4908789A JPH02231351A (ja) | 1989-03-01 | 1989-03-01 | 帯状布用ガイドロールの傾斜制御方法とその装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02231351A true JPH02231351A (ja) | 1990-09-13 |
Family
ID=12821315
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4908789A Pending JPH02231351A (ja) | 1989-03-01 | 1989-03-01 | 帯状布用ガイドロールの傾斜制御方法とその装置 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH02231351A (ja) |
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1990
- 1990-02-23 GB GB9004090A patent/GB2230517B/en not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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