JPH0223069B2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0223069B2
JPH0223069B2 JP56139585A JP13958581A JPH0223069B2 JP H0223069 B2 JPH0223069 B2 JP H0223069B2 JP 56139585 A JP56139585 A JP 56139585A JP 13958581 A JP13958581 A JP 13958581A JP H0223069 B2 JPH0223069 B2 JP H0223069B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
signal
ghost
level
circuit
cancellation signal
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP56139585A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5842371A (ja
Inventor
Hisafumi Yamada
Choei Kuriki
Junya Saito
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
Priority to JP56139585A priority Critical patent/JPS5842371A/ja
Publication of JPS5842371A publication Critical patent/JPS5842371A/ja
Publication of JPH0223069B2 publication Critical patent/JPH0223069B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N5/00Details of television systems
    • H04N5/14Picture signal circuitry for video frequency region
    • H04N5/21Circuitry for suppressing or minimising disturbance, e.g. moiré or halo
    • H04N5/211Ghost signal cancellation

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Multimedia (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Picture Signal Circuits (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
本発明は受信信号からゴースト成分を模疑した
打消信号を形成し、受信信号にこの打消信号を合
成することによりゴースト成分を除去するように
したゴースト除去装置に関する。 ところで、弱電界の受信信号の如く、S/Nの
良くない受信信号の場合には、かかるゴースト除
去処理に於いて、次のような問題が生じる。以
下、これについて説明する。 第1図Aに示す如くノイズN1を含む受信ビデ
オ信号SVに、時間τd遅れて到来したかなりレベ
ルの大きいゴースト成分(例えば同相成分)SG
含まれている場合、このビデオ信号SVから第1
図Bに示す如くゴースト成分SGを模疑した打消信
号(ノイズN2を有する)SCを形成し、ビデオ信
号SVに打消信号SCを合成する。即ち信号SVから
信号SCを差引くことにより、第1図Cに示す如く
ゴースト成分の除去された出力ビデオ信号(ノイ
ズN3を有する)SV′を得る場合を考える。 そして、信号SVの信号レベルをS1、そのゴー
スト成分SG及び打消信号SCの信号レベルをS2、ビ
デオ信号SV′の信号レベルをS3にして示し、ノイ
ズN1,N2,N3(これらは互いに無相関である)
のレベルを同じ符号にて示すと、これらの間には
次のような関係式が得られる。但し、1 22 2
N3 2は2乗平均値を、
【式】 は実効値を夫々示す。 S3=S1−S2 ……(1) 3 21 22 2 ……(2) 又、信号レベルS2はa(<1)を係数として、
次式のように表わす。 S2=aS1 ……(3) かくすると、ノイズレベルN1,N2の関係は次
式のように表わされる。 次に、出力ビデオ信号SV′のS/N、即ち
(S/N)SV′を求めると、次式のように表わされ
る。 (5)式の第1項はゴースト除去処理によるS/N
分(劣化分)、第2項は受信ビデオ信号SVのS/
N分である。(5)式に於いて、入力ビデオ信号SV
のS/Nが悪い場合は、視覚上(5)式の第1項の影
響が大きくなり、ゴースト除去処理によるS/N
の劣化が目立つことになる。しかも、画面のノイ
ズは輝度信号のレベルが低い程視覚的に目立ち易
い。 かかる点に鑑み、本発明は弱電界における受信
信号に基づく画面のノイズを目立ち難くすること
のできるゴースト除去装置を提案せんとするもの
である。 以下に第2図を参照して、本発明の一実施例
(入力加算形ゴースト除去装置)を詳細に説明す
る。アンテナ1からの高周波信号がチユーナ2―
映像中間周波数増幅器3を通じて映像検波回路4
に供給されて、ビデオ信号が得られる。 40は受信信号、即ち映像検波回路4よりのビ
デオ信号からゴースト成分を模疑した打消信号を
形成する打消信号形成回路である。5はビデオ信
号及び打消信号を合成する第1の合成器である。
42はビデオ信号のレベルに応じて打消信号のレ
ベルを可変するレベル可変回路である。41はビ
デオ信号とレベル可変回路42よりの打消信号を
合成する第2の合成器である。44は第1及び第
2の合成器5,41よりの出力を切換える切換回
路である。 次に、打消信号形成回路40について説明す
る。第1の合成器5又は映像検波回路4の出力が
モード切換スイツチ36の端子36a,36bを
通じて乗算器で構成された重みづけ係数回路10
,102……,10nに供給され、その各出力が
トランスバーサルフイルタを構成する遅延回路7
の各段間よりのタツプに供給される。 この遅延回路7は、サンプリング周期(例えば
100〔ns〕)を単位とする遅延要素が複数段(n段)
接続されると共に、各段間からn個のタツプが導
出されたものである。この遅延要素は、原理的に
は第3図のような構成を採つている。 第3図において、78,79は夫々移相器を示
し、この2つの移相器78,79が縦続接続され
ることで2次系の遅延要素が構成される。移相器
78は、トランジスタ51のコレクタ及びエミツ
タの夫々に同レベルで逆相の信号が発生し、この
コレクタ及びエミツタがコンデンサC1及び抵抗
R1を介して接続され、両者の接続点が出力端と
して導出される構成である。次段の移相器79も
同様に位相分割用のトランジスタ52と抵抗R2
とコンデンサC2とで構成されている。移相器7
8の入力電圧e1及び出力電圧e2の関係は、(S1
jωC1R1)とおくと e2=(1−S1/1+S1)e1……(6) となる。したがつて移送器78,79が縦続接続
された遅延要素Diの入出力の関係は、(S2
jωC2R2)とおくと e3=(1−S1/1+S1)(1−S2/1+S2)e1 =1+S1S2−(S1+S2)/1+S1S2+(S1+S2
e1……(7) ここで、(S2=S1S2)とおくと e3=1+S2−mS/1+S2+mSe1 ……(8) 但し、
【式】 となり、(m≧2)となり、(R1=R2=R、C1
C2=C)として得られるmの最小値は、2であ
る。 また第1の合成器(5)からのビデオ信号が微分回
路11に供給されてゴーストが検出される。ここ
でゴーストの検出測定用の信号としては、標準テ
レビジヨン信号に含まれており、しかもできるだ
け長い間他の信号の影響を受けないもの例えば垂
直同期信号が用いられる。すなわち第4図に示す
ように、垂直同期信号の前縁VEとその後の1/2H (Hは水平期間)は他の信号の影響を受けない。
そこでこの期間の信号を微分して重みづけ係数を
検出する。例えば遅延時間τでビデオ信号との位
相差(=ωcτ、但し、ωcは高周波段での映像搬
送角周波数)が45゜のゴーストが含まれる場合に
は、素5図Aに示すような波形のビデオ信号が得
られる。これに対してこの信号が微分され、極性
反転されることで第5図Bに示す微分波形のゴー
スト検出信号が得られ、この微分波形は、近似的
にゴーストのインパルス応答とみなすことができ
る。 そして、微分回路11から現れる微分波形のゴ
ースト検出信号がアンプ37を介してデマルチプ
レクサ12に供給される。このデマルチプレクサ
12は、遅延回路7と同様にサンプリング周期を
単位とする遅延要素が複数段接続されると共に、
各段間からn個のタツプが導出されたものであ
る。この各タツプの出力がそれぞれスイツチ回路
151,152……,15nに供給される。 また映像検波回路4からのビデオ信号が同期分
離回路16に供給される。そしてゲートパルス発
生器38により上述の垂直同期信号の前縁VEか
ら1/2H区間の終端に対応するゲートパルスが形 成され、このパルスによつてスイツチ回路151
〜15nがオンされる。 このスイツチ回路151〜15nからの信号が
それぞれ抵抗器171,172……17n及びコン
デンサ181,182……18nからなるアナログ
累算器に供給される。このコンデンサ181〜1
8nからの信号がそれぞれ重みづけ係数回路10
〜10oに供給される。 そして、遅延回路7から打消信号が得られ、こ
の打消信号が第1の合成器5に供給されて、これ
よりゴースト成分の除去されたビデオ信号が出力
される。 しかして、モード切換スイツチ36が端子36
a側に切換えられているときは、遅延回路7及び
重みづけ係数回路101〜10oから構成されるト
ランスバーサルフイルタがフイードバツクループ
中に挿入されることで逆フイルタが構成され、ゴ
ーストを除去することができる。この場合、ある
垂直同期信号の前縁とその後の1/2H区間の波形 のひずみを検出して重みづけ係数を定めたあと、
それでゴーストの消し残りが出たら更に上述の検
出を行ない、消し残りを減少させるためにアナロ
グ累算器が設けられている。 又、モード切換スイツチ36が端子36b側に
切換えられているときはフイードフオワードモー
ドになり、同様にゴースト除去が行なわれる。 尚、フイードバツクループ形及びフイードフオ
ワード形のゴースト除去装置の利点、欠点は次の
通りである。フイードバツクループ形の場合は、
消し残りのゴーストを除去できるという利点はあ
るが、その反面発振が生じ易いという欠点があ
る。他方、フイードフオワードループ形の場合
は、発振が生じる虞はないが、ゴーストの消し残
りがあるという欠点がある。 そして、打消信号形成回路40よりの打消信
号、即ち遅延回路7よりの打消信号をレベル可変
回路としての可変減衰器42を通じて第2の合成
器41に供給して、映像検波回路4からのビデオ
信号から差し引く。又、このビデオ信号がノイズ
を除去するためのローパスフイルタ(カツトオフ
周波数は1〜2MHz程度)43に供給され、その
出力たるビデオ信号で減衰器42の減衰量が制御
される。 即ち、輝度信号(ビデオ信号)のレベルが小さ
い程、可変減衰器42の減衰量を大きくしてゴー
スト除去率を小さくし、輝度信号のレベルが大き
い程、可変減衰器42の減衰量を小さくして、ゴ
ースト除去率を大きくする。尚、輝度信号のレベ
ル(ペデスタル:0%、白レベル:100%)(%)
―ゴースト除去率(%)の関係は、例えば第6図
の曲線a又はbの如き特性に選ばれる。特殊な特
性としては、曲線C1,C2,C3も可能である。 従つて、第2の合成器41の出力は、輝度信号
のレベルが小さいときはゴースト成分は十分除去
されないが画面のノイズは目立ち難くなされ、輝
度信号のレベルが大きいときはもともとノイズは
目立ち難いので、ゴースト成分は十分除去され
る。尚、輝度信号のレベルが小さいときはゴース
ト成分のレベルも小さいので、その除去が十分で
なくても、問題は無い。 そして、第1及び第2の合成器5,41の出力
を切換スイツチ44の端子44a,44bに供給
するようにして、これら出力を切換えて出力端子
45に供給するようにする。この切換スイツチ4
4は電界強度の強弱によつて手動又は自動で切換
え、強電界時は第1の合成器5の出力を選択し、
弱電界時は第2の合成器41の出力を選択するこ
とにより、電界の強弱に応じて、最良の画面を得
ることができる。 次に第7図を参照して、本発明の他の実施例
(出力加算形ゴースト除去装置)を説明するも、
第2図と対応する部分には同一符号を付して重複
説明をする。先ず打消信号形成回路40について
説明する。第1の合成器5又は映像検波回路4の
出力がモード切換スイツチ36の端子36a,3
6bを通じて遅延回路7に供給される。この遅延
回路7の各段間のタツプ出力が夫々重みづけ係数
回路101,102,……10oに供給される。そ
して、これらの重みづけ係数回路101〜10o
出力が加算回路20で加算されることにより打消
信号が形成され、第1及び第2の合成器5,41
に供給される。 その他の構成及び動作は第2図と同様なので、
これ以上の説明は省略する。 上述せる本発明ゴースト除去装置によれば、打
消信号形成回路よりの打消信号のレベルを受信信
号のレベルに応じて可変して合成器に供給するも
のであるから、弱電界時の画面上のノイズを目立
ち難くすることができる。 又、通常のゴースト除去部と、打消信号のレベ
ルを受信信号のレベルに応じて可変するようにし
たゴースト除去部との各合成器の出力を切換スイ
ツチで切換えるようにしたから、電界の強弱に応
じて、ゴースト及びノイズを考慮し最良の画面を
選択することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は波形図、第2図は本発明の一実施例を
示すブロツク線図、第3図は第2図の一部の回路
を示す回路図、第4図及び第5図は波形図、第6
図は特性曲線図、第7図は本発明の他の実施例を
示すブロツク線図である。 40は打消信号形成回路、42はレベル可変回
路、43はローパスフイルタ、5,41は第1及
び第2の合成器、44は切換スイツチである。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 受信信号からゴースト成分を模疑した打消信
    号を形成する打消信号形成回路を有し、上記受信
    信号に上記打消信号を合成して上記ゴースト成分
    を除去するようにしたゴースト除去装置に於い
    て、上記受信信号のレベルに応じて上記打消信号
    のレベルを可変するレベル可変回路を設けたこと
    を特徴とするゴースト除去装置。 2 受信信号からゴースト成分を模疑した打消信
    号を形成する打消信号形成回路と、上記受信信号
    及び上記打消信号を合成する第1の合成器と、上
    記受信信号のレベルに応じて上記打消信号のレベ
    ルを可変するレベル可変回路と、上記受信信号と
    上記レベル可変回路よりの打消信号を合成する第
    2の合成器と、上記第1及び第2の合成器の出力
    を切換える切換スイツチとを設けたことを特徴と
    するゴースト除去装置。
JP56139585A 1981-09-04 1981-09-04 ゴ−スト除去装置 Granted JPS5842371A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP56139585A JPS5842371A (ja) 1981-09-04 1981-09-04 ゴ−スト除去装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP56139585A JPS5842371A (ja) 1981-09-04 1981-09-04 ゴ−スト除去装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5842371A JPS5842371A (ja) 1983-03-11
JPH0223069B2 true JPH0223069B2 (ja) 1990-05-22

Family

ID=15248685

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP56139585A Granted JPS5842371A (ja) 1981-09-04 1981-09-04 ゴ−スト除去装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS5842371A (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5842371A (ja) 1983-03-11

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4127874A (en) Apparatus for removing ghost signals from received video signals
US4488251A (en) Digital filter
EP0033606A1 (en) Methods of and decoders for decoding composite PAL television signals
JPS6322760B2 (ja)
JPH03198586A (ja) ゴースト除去装置
KR870006774A (ko) 다중 경로 왜곡 보정 시스템
US4686570A (en) Analog-to-digital converter as for an adaptive television deghosting system
JPS6316071B2 (ja)
US4275420A (en) Television receiver with a ghost detector
JPH0223069B2 (ja)
JPH11284932A (ja) ディジタルテレビジョン信号受信器のチャンネル等化前基底帯dtv信号デシメーション装置
US5325130A (en) Ghost canceller
JPS6229951B2 (ja)
EP0290183B1 (en) Pal video signal processing device
Iga et al. Ghost clean system
JPH02121489A (ja) テレビジョン信号の同期信号処理回路
JPH021429B2 (ja)
US4598319A (en) Television synchronous receiver
JPH02134911A (ja) リンギング補償フイルタ回路
JP2819552B2 (ja) ビデオ信号処理回路
KR100296897B1 (ko) 휘도/색도신호분리회로
KR830002199Y1 (ko) 고우스트(Ghost) 검출장치를 지닌 텔레비젼 수상기
JPS6114229Y2 (ja)
JPS5946475B2 (ja) ゴ−スト除去装置
KR820001556B1 (ko) 전기신호 처리장치