JPH0223069A - 圧電体形成方法 - Google Patents

圧電体形成方法

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Publication number
JPH0223069A
JPH0223069A JP63169235A JP16923588A JPH0223069A JP H0223069 A JPH0223069 A JP H0223069A JP 63169235 A JP63169235 A JP 63169235A JP 16923588 A JP16923588 A JP 16923588A JP H0223069 A JPH0223069 A JP H0223069A
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JP
Japan
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electrode
stator
lead wire
piezoelectric
conductive adhesive
Prior art date
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Pending
Application number
JP63169235A
Other languages
English (en)
Inventor
Yasumasa Kyodo
京藤 康正
Shigeo Matsumoto
松本 茂雄
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Publication date
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  • General Electrical Machinery Utilizing Piezoelectricity, Electrostriction Or Magnetostriction (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、圧電体、特に超音波モーフに好適な圧電体
に関する。
〔発明の概要〕
この発明は、圧電素子の表面に電極が被着され、電極か
らリード線が導出されてなる圧電体において、電極と、
リード線の先端を、熱硬化型の導電性接着剤により固定
した状態で、焼付け・固化したことにより、電極とリー
ド線の接続がより強固にされ、電極からリード線が離脱
してしまうことを防止し、また半田付は時の熱による圧
電素子の減極の発生を防止するようにしたものである。
〔従来の技術〕
圧電体、例えば超音波モータに用いられている圧電体に
は、超音波モータ駆動用の電圧がリード線及び銀電極を
介して供給されている。上述の銀電極は、圧電体を構成
する一方の圧電素子の表面に形成されており、そして銀
電極にはリード線が半田付けされ、この銀電極からリー
ド線が導出されているものである。
[発明が解決しようとする課題〕 前述のように、圧電素子の表面に被着されている銀電極
には電圧供給用のリード線が半田付けされているが、超
音波モータを駆動している時は、圧電素子(圧電体)自
体が振動しているため、リード線が銀電極から離脱しや
すくなるという問題点があった。
また、銀電極にリード線を半田付けする際の熱によって
、圧電素子の半田付は部分で減極が生じるという問題点
があった。この減極の発生は、超音波モータにおいて、
振動モードの不整の原因となるため、その改善が望まれ
ていた。
上述の問題点は、いずれも圧電体の信鎖性の低下につな
がるもので、その改善が望まれていた。
更に、半田付は工程の加工費も大きいという問題点があ
り、この面でも改善が望まれていた。
従って、この発明の目的は、銀電極とリード線の接続状
態を改善することにより信頬性を大幅に向上し得る圧電
体を提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
この発明では、圧電素子の表面に電極が被着され、電極
からリード線が導出されてなる圧電体において、電極と
、リード線の先端が、熱硬化型の導電性接着剤により固
定された状態で、焼付け・固化される構成としている。
〔作用〕
圧電素子に熱硬化型の導電性接着剤で銀電極を形成する
場合、リード線の先端、或いはリード線の先端と圧電素
子の表面全体に熱硬化型の導電性接着剤を塗布する。
この後、リード線の先端を銀電極に対し導電性接着剤で
固定した状態となして焼付けを行い、導電性接着剤を固
化せしめる。従って銀電極の焼付は形成と、銀電極に対
するリード線の固着が同時に行われる。
この導電性接着剤により銀電極とリード線の接続がより
強固にされ、銀電極からリード線が離脱しない、また半
田付は工程自体が不要になるため半田付は時の熱による
圧電素子の減極が防止される。これにより圧電体の信鯨
性を大幅に向上させることができる。そして半田付は工
程自体が不要になるため加工費を大幅に削減できる。
〔実施例〕
以下、この発明の一実施例について図面を参照して説明
する。この実施例は、第1図乃至第3図に示すように超
音波モータに対し、この発明を適用したものである。尚
、この説明は以下の順序でなされる。
(A)超音波モータの構成について (B)超音波モータの駆動について (C)il!極とリード線の接続について(A)超音波
モータの構成について 第1図及び第2図には超音波モータの全体的な構成が示
され、第3図には圧電体の構成が示されている。
第1図の構成において、超音波モータ1は、ステータ2
と、圧電体3.4と、°ロータ6と、軸7とから主に構
成される。
ステータ2は、密着せしめられている圧電体3゜4の夫
々に位相の異なる交流電圧が印加されることにより、撓
み振動を生じ、進行波を発生するものである。
このステータ2の表面2A側には、多数の突起8が環状
に形成され、ステータ2の略々中央部には、軸7挿通用
の円孔9が形成され、そしてステータ2!7)IIk面
2B側には、前述の圧電体3.4及びアース用電極15
が取付けられている。上述の突起8は、ロータ6の外周
部10に当接してロータ6を回転させるものであり、突
起8は一定の間隔を置いて設けられている。
圧電体3.4は、位相の異なった2つの交流電圧が印加
されることでステータ2に進行波を発生させるものであ
る。第3図に示されるように、圧電体3,4は、夫々円
板形状の圧電素子11.12によって形成され、圧電体
3.4の中心部には受座金28挿通用の円孔14が形成
されている。
そして、この圧電体3.4間には例えばアルミニウム製
のアース用電極15が配されており、圧電体3.4及び
アース用電極15は、第3図に示す順序で重ね合わされ
ている。
圧電体3は、圧電素子(例えば圧電セラミックス)11
の表面11Aに、第3図Aに示されるように、例えば4
5°毎の領域に分割された8個の電極16が設けられる
ことで構成される。この電極16は導電性の良い金属材
料を用いて、圧電素子11の表面11Aに印刷、蒸着或
いはメツキなどの適宜の方法により形成されている0以
上のように構成された圧電体3は、相隣合う電極16に
対応する領域毎に、板厚方向に極性が交互に異なるよう
にして分極が行われる。この結果交互にプラス極性或い
はマイナス極性とされている領域17からなる8極、4
組の強制励振振動子が構成される。電極16は、分極後
、−括して電圧を印加できるように接続される。
尚、圧電体3の外周部に形成されている切欠19は、ア
ース用電極15とリード線(図示せず)の接続部分の確
保を容易にするためのものである。
圧電体4は、圧電体3と略々同様の構造であり、交互に
プラス極性或いはマイナス極性とされる領域5からなる
8極、4組の強制励振振動子が構成される。
圧電体4は、圧電素子12の表面12Aに、第3図Cに
示されるように、例えば45°毎の領域に分割された8
個の電極18が設けられ、そして第3図りに示されるよ
うに電極18を被覆するような状態で銀電極23が設け
られることで構成されている。銀電極23は、上述の電
極18に電圧を供給するためのもので、銀フィラーを含
有する導電性接着剤の塗布・焼付けにより形成されてい
る。この銀電極23には、電圧供給用のリード線21が
上述の導電性接着剤により固着されている。
尚、12Bは、圧電素子12の裏面を示す。
この圧電体3.4の重合わせは、以下のようにして行わ
れる。
圧電体3.4の最小振幅点は、相隣合う電極16.18
同士の境界位置付近であり、最大振幅点は各電極16.
18の中央近傍位置である。従って、圧電体3.4の配
置は、第3図に示されるように圧電体3の電極16の中
央近傍(最大振幅点)に、圧電体4の電極18の境界(
最小振幅点)が対応するように重ね合わされている。
ロータ6は、ステータ2に進行波が発生すると、ステー
タ2との間に生ずる摩擦力によって回転し、駆動力を発
生するものである。このロータ6の内周側は凹部24と
され、鍔状の外周部lOに対し若干低い状態の段差が設
けられている。ロータ6の中心部には、軸7嵌挿用の円
孔25が形成され、ロータ6の外周部10の裏面10B
には、ステータ2の突起8が当接するため、摩擦力発生
用のライナーが設けられている。
軸7は、ロータ6の円孔25に嵌合されることにより、
ロータ6の回転を伝達するもので、ベアリング26によ
って回転自在に軸支されている。
図中、27は、超音波モータ7を支持すると共に、他の
部材(図示せず)に固定される基板を示す、また、29
は皿バネ、30はバネ押え、31はクリップを夫々示す
基板27の円孔32には、受座金28の下部33が嵌合
され、そして受座金28の内部には、第2図に示すよう
にベアリング26が嵌合され、夫々固定される。このベ
アリング26は、軸7を回転自在に軸支している。この
状態では、第2図に示されているように、受座金28が
基板27に、ベアリング26が受座金28内に、そして
軸7がベアリング26に夫々取付けられている。
上述の軸7に対し、圧電体3.4及びアース用電極15
の取付けられているステータ2の円孔9が挿通せしめら
れ、ステータ2が取付けられる。
ステータ2の裏面2Bの円孔9近傍は、第2図に示され
るように受座金28の上端面34及び、ベアリング26
に当接し、これによりステータ2は受座金28及びベア
リング26に固定される。
次いて、軸7に対し、ロータ6の円孔25が嵌合され、
ロータ6の外周部10の裏面10Bがステータ2の突起
8に接触する状態で固定される。
更にロータ6の凹部24に皿バネ29が載置される。ま
た軸7に対しバネ押え30の円孔35が挿通せしめられ
、皿バネ29を上方から押圧する状態とする。その後、
軸7先端の係合部36にクリップ31を係合させて、バ
ネ押え30を固定するものである。
この結果、皿バネ29の弾性によって、ロータ6の外周
部10の裏面10Bが、ステータ2の突起8の端面37
に当接された状態で、超音波モータ1が構成される。
(B)超音波モータの駆動について 圧電体3,4に、位相が相互に90”ずれている2種類
の交流電圧を加えることによって超音波モータ1を回転
させることができる0例えば、圧電体3,4の内、いず
れか一方の圧電体に設けられている電極に正弦波電圧、
他方の圧電体に設けられている電極に余弦波電圧を夫々
印加すると、圧電体3において、分権方向が互いに異な
り且つプラス極性或いはマイナス極性を有する領域18
の一対を1波長として、8極、4組の強制励振振動子に
対応する4波長の強制励振波が発生する。
圧電体4も同様に駆動され、4波長の強制励振波が発生
する。圧電体4は、圧電体3に対して90゜位相シフト
して駆動されるため、合成波の最大振幅位置は、時間と
共に一定方向に移動し、ステータ2に進行波が発生する
上述のようにステータ2を駆動すると、ステータ2側の
振動の頂点、即ち突起8の端面37がロータ6の外周部
10の裏面10Bに圧接し、その頂点が時間と共に移動
するため、ロータ6には進行波に対応して横方向成分を
含む力が加えられる。
この結果、ロータ6は、ステータ2により定まる駆動周
波数を以て、ロータ6とステータ2との間に生ずる摩擦
力により、回転する。ロータ6はステータ2に生ずる進
行波の進む方向と逆に回転し、またロータ6の回転数は
、1分間に数回転乃至数千回転程度の範囲である。
(C)電極とリード線の接続について この発明の特徴は、圧電体4の銀電極23に対するリー
ド線21の接続・固定を改善することにある。
銀電極23は、圧電素子12の表面12Aに、熱硬化型
の導電性接着剤例えば銀フィラーの加えられた2液性工
ポキシ系導電性接着剤がスクリーン印刷で塗布されるこ
とにより被着形成される。
第3図に示されるように、銀電極23をスクリーン印刷
した後、リード*21を所定の位置にセットし、上述の
銀フィラーの加えられたエポキシ系導電性接着剤若しく
はこれと同系の接着剤を、図示せぬデイスペンサーでリ
ード線21の先端部にも塗布する。そしてこのリードt
s21を治具で固定し、120°C位に加熱して焼付け
を行う。
従って、銀電極23と、リード線21の接続部分22の
双方が同時に焼付け・固化されるものであり、銀電極2
3の形成と、リード線21の固着が同時に行われる。
これにより、課電8iI23と、リード線21がエポキ
シ系導電性接着剤により固定されるため、銀電極23か
らリード線21が離脱することがない。
また従来の如く半田付けをしないので、圧電素子12に
減極が生ぜず、超音波モータ1における撮動モードの不
整を防止できる0以上のことから圧電体4の信頼性を大
幅に向上できる。更に半田付は工程を省略できるので、
その分の加工費を削減することができる。
なお、この実施例の説明では、導電性接着剤のリード線
21に対する塗布を、スクリーン印刷の後に行うものと
しているが、これに限定されることなく、スクリーン印
刷の前に予めリード線21を圧電素子12にセットして
固定し、スクリーン印刷と同時、或いはスクリーン印刷
より前にリード線21の先端に導電性接着剤を塗布して
も良い。
また、この実施例は、超音波モータ1に用いられる圧電
体4を例に説明しているが、これに限定されるものでは
なく、圧電素子12の表面12Aに銀電極23を有し、
この銀電極23からリード線21の導出されてなる圧電
体4であれば、全てのものに適用が可能である。
〔発明の効果〕
この発明に係る圧電体では電極と、リード線の先端を、
熱硬化型の導電性接着剤により固定した状態で、焼付け
・固化したことにより、電極とリード線の接続をより強
固にでき、電極からリード線が離脱することを防止でき
るという効果がある。
また半田付は作業が不要になるため、圧電素子の減極の
発生を解消できるという効果がある。これにより超音波
モータにおける振動モードの不整が防止できるという効
果がある。上述の効果により圧電体の信顛性を大幅に向
上させることができるという効果がある。更に半田付は
工程が不要になるため、その分の加工費を削減でき、大
幅なコストダウンをなし得るという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例を示す分解斜視図、第2図
は超音波モータの概略断面図、第3図は夫々圧電体の構
成を説明する斜視図である。 図面における主要な符号の説明 3.4:圧電体、 11.12:圧電素子、16.18
:電極、 21:リード線、23:銀電極、 2A、I
IA、12A:表面。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1.  圧電素子の表面に電極が被着され、上記電極からリー
    ド線が導出されてなる圧電体において、上記電極と、上
    記リード線の先端が、熱硬化型の導電性接着剤により固
    定された状態で、焼付け・固化されることを特徴とする
    圧電体。
JP63169235A 1988-07-07 1988-07-07 圧電体形成方法 Pending JPH0223069A (ja)

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JP63169235A JPH0223069A (ja) 1988-07-07 1988-07-07 圧電体形成方法

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009501882A (ja) * 2005-07-20 2009-01-22 ザ ホンコン ポリテクニック ユニヴァーシティー 磁気レオロジーダンパーおよびその使用

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4986816A (ja) * 1972-12-26 1974-08-20
JPS62210870A (ja) * 1986-03-10 1987-09-16 Nippon Kogaku Kk <Nikon> 超音波モ−タ−

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