JPH02230529A - 情報記録媒体の製造方法 - Google Patents

情報記録媒体の製造方法

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JPH02230529A
JPH02230529A JP1050764A JP5076489A JPH02230529A JP H02230529 A JPH02230529 A JP H02230529A JP 1050764 A JP1050764 A JP 1050764A JP 5076489 A JP5076489 A JP 5076489A JP H02230529 A JPH02230529 A JP H02230529A
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JP
Japan
Prior art keywords
adhesive
transparent substrate
pressure
release paper
adhesive sheet
Prior art date
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Pending
Application number
JP1050764A
Other languages
English (en)
Inventor
Katsuhiko Yanagawa
克彦 柳川
Sumi Nagatomo
寿美 永友
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fuji Electric Co Ltd
Original Assignee
Fuji Electric Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、光磁気記録ディスクなどを対象とした情報記
録媒体の製造方法に関する。
〔従来の技術〕
頭記した情報記録媒体として、表面に記録層を形成した
二枚の円盤状透明基板を、記録層を向かい合わせて感圧
型両面粘着シート状接着剤で貼り合わせたサンドイッチ
型情報記録媒体が、同じ出願人より特願昭61−518
71として既に提案されている。
次に上記したサンドイッチ型情報記録媒体の構造、並び
に従来における製造方法を第4図,第5図で説明する。
第4図において、1は中心にセンタホール1aを開口し
た円盤状の透明基板、2は基板1の片側表面にスパッタ
リングなどで成膜された記録層、3が二枚の基板1を貼
り合わせた感圧型両面粘着シート状接着剤である。ここ
で基板1に開口したセンタホール1aの直径を旧,基板
の外径をD2として、記録層2はセンタホール径D1よ
りも一回り大きな内径D3と基板外径D2との間の領域
に形成されている。
一方、感圧型両面粘着シート状接着剤3は、例えば不織
布を基材としてアクリル系の感圧型粘着剤を含浸させた
厚さが0.1mm程度の極薄いもので、第5図に示すよ
うに感圧型両面粘着シーI・状接着剤30両面には剥離
紙4を重ね合わせ、かつ前記した透明基板1の径寸法D
3, D2に合わせて内径寸法d3,外径寸法d2に定
めたドーナツ状の3層構造体としてなる。かかる剥離紙
付きの感圧型両面粘着シート状接着剤は、一般に市販さ
れている両面粘着テープをプレスなどで打抜き加工して
作られる。
そして、この感圧型両面粘着シー1一状接着剤を用いて
二枚の透明基板1を貼り合わせるには、まず第5図に示
した剥離紙4の片方を剥がして接着剤3を露出させた上
で、一方の透明基板1と重ね合わせて圧着する。次に残
りの剥離紙4を剥がしてこの上に他方の透明基Fi.1
を重ねて圧着し、第4図に示した情報記録媒体を完成す
る。
〔発明が解決しようとする課題〕
ところで、前記した従来の製造方法では、自動化製造ラ
インで情報記録媒体を量産する場合に次のような問題点
がある。すなわち、透明基板1のセンタホール1aの径
寸法旧に比べてドーナツ状の感圧型両面粘着シート状接
着剤3の内径寸法d3が大きく、かつ接着剤が極薄であ
ることから、基板1と接着剤3とを貼り合わせる工程で
、両者のセンタを一致させるように正確に位置合わせさ
せる簡単,かつ適切な位置合わせ方法がない。このため
に、透明基板1と接着剤3との貼り合わせ位置にずれが
生じ易く、かく両者の間に僅かでもずれがあると、第6
図で示すように接着剤3の一部が基板1の周縁よりはみ
出してしまう(はみ出し寸法をδで表す)。しかもこの
ような接着剤3のはみ出しは、塵埃などの付着する原因
になる他、製造工程での取扱い中に他の構造物に貼り何
いてしまうなどの1・ラブルが発生ずる。さらに製品と
しても、ディスクの回転バランスが悪化するなど性能面
で悪影響を及ばず。
本発明は上記の点にかんがみなされたものであり、前記
したサンドイッチ型情報記録媒体を対象に、透明基板と
感圧型両面粘着シート状接着剤とを貼り合わせる際に両
者のセンタ位置を簡単な方法で正確に位置合わせできる
ようにした製造方法を提供することを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
上記課題を解決するために、本発明の方法は、所定の内
外径寸法に定めたドーナツ状の感圧型両面粘着シート状
接着剤に対し、その片側面に透明基板のセンタホールと
同一寸法の位置合わせ穴を穿孔した剥離紙を同芯的に積
層した剥離紙付きの感圧型両面粘着シート状接着剤を使
用し、まず透明基板のセンタホールに剥離紙の位置合わ
せ穴を合わせたた上で一方の透明基板に感圧型両面粘着
シート状接着剤を圧着し、続いて惑圧型両面粘着シート
状接着剤から前記の剥離紙を剥がし、次に透明基板同士
のセンタホールを合わせた上で感圧型両面粘着シート状
接着剤に他方の透明基板を圧着するものとする。
〔作用〕
上記の方法で、透明基板のセンタホールと剥離紙の位置
合わせ穴とが一致するように両者を位置決めすることに
より、ドーナツ状の感圧型両面粘着シート状接着剤が透
明基板に対して正しい位置に重なることになり、この結
果として接着剤のはみ出しがない情報記録媒体が製作で
きる。
なお、透明基板のセンタホールと剥離紙の位置合わせ穴
とを正しく整合させる手段としては、例えば透明基板の
センタホールと同じ径寸法の芯棒を備えた治具を用い、
この芯棒に透明基板.および接着剤と重ね合わせた剥離
紙を挿入セットすることで簡単に位置決めできる。なお
、この治具は剥離紙を剥がした次の工程で接着剤に二枚
目の透明基板を貼り合わせる際にもそのまま使用するこ
とができる。
〔実施例〕
以下本発明の実施例を図面に基づき説明する。
まず、第1図は感圧型両面粘着シート状接着剤3を挟ん
でその両面に剥離紙4および5を重ね合わせた本発明方
法に用いる剥離紙付きの感圧型両面粘着シート状接着剤
の構造を示す。ここで、感圧型両面粘着シート状接着剤
3は第5図に示したものと同様に、内径寸法d3,外径
寸法d2に指定してドーナツ状に打抜き加工されたもの
である。また、ドーナツ状の感圧型両面粘着シート状接
着剤3の片側面には接着剤と同じ形状に打抜かれた剥離
祇4が被着されているのに対して、反対側面に被着した
剥離紙5は、その中心に透明基板1に開口したセンタホ
ール1aの直径DI (第4図参照)と同じ径寸法d1
の位置合わせ穴5aが穿孔され、かつ外径寸法d4は接
着剤3の外径寸法d2よりも一回り大きく作られている
。そして剥離紙5とドーナツ状接着剤3とは、図中の仮
想中心線0に剥離紙5の位置合わせ穴5aの中心と接着
剤3の内径中心とが正しく一致するよう同芯的に重ね合
わせてある。なお、このような剥離紙付き感圧型両面粘
着シート状接着剤は、例えば刃型に工夫を施した特殊な
プレスを用いることで、市販の両面粘着テープより打抜
き加工することができる。
次に第1図に示した両面粘着テープを用いて二枚の透明
基板を貼り合わせて一体化する情報記録媒体の製造方法
を第2図により説明する。まず、貼り合わせ工程には符
号6で示す治具を用いる。
この治具6は、図示のように円板状の基台6aのセンタ
位置に透明基板1のセンタホール1aと同径の芯棒6b
を植設したものである。
ここで、最初の工程(第2図(a))では、第4図に示
した情報記録媒体の二枚の透明基板1のうち、一方の透
明基板のセンタホール1aを前記した治具6の芯棒6b
にはめ込んで挿入セットし、さらに第1図の状態から剥
離紙4を剥がした上で、接着剤3の露出面を透明基板側
に向けて剥離紙5の位置合わせ穴5aを前記した芯棒6
bに挿入し、透明基板1の上に重ね合わせる。そして上
方から加圧力を加えて接着剤3を透明基板1に圧着する
。次に第2図(b)のように接着剤3から剥離紙5を剥
がして接着剤の上面を露出させ、続く工程(第2図(C
))では、もう一方の透明基板1を治具6の芯棒6bに
上方より挿入して接着剤2の上に重ね合わせ、加圧力を
加えて圧着する。これにより二枚の透明基板の貼り合わ
せが完了する。
しかも、第2図(a)で示した工程では、透明基板1の
センタホール1aと剥離紙5の位置合わせ穴5aとが治
具6の芯棒6bを介して整合されるので、必然的にドー
ナツ状の接着剤3は基板1に対し正しい位置で圧着され
ることになる。また第2図(C)の工程でも、治具の芯
棒6bを介して上下二枚の透明基板1のセンタホール1
aが整合するので、二枚目の基板1と接着剤3とが正し
い位置で圧着される。
この結果、接着剤3の位置ずれの発生するおそれはなく
、第6図で述べたように接着剤のはみ出しを確実に回避
できる。
次に、第3図に本発明の別な実施例を示す。すなわち、
第1図の実施例ではドーナツ状に打抜き加工した感圧型
両面粘着シート状接着剤3の両面に剥離紙4.5を積層
して一枚ずつ切り離した例を示したのに対し、第3図の
実施例は、連続した剥離紙の紙面上にドーナツ状の感圧
型両面粘着シート状接着剤を定ピッチ間隔おきに貼り付
けた連続処理が可能な例を示す。
図において、7が連続した帯状の剥離紙であり、この剥
離祇7の紙面上に定ピッチおきに指定の内外径寸法に打
抜かれたドーナツ状の感圧型両面粘着シート状接着剤3
が貼り付けてあり、さらに接着剤3に位置を合わせて剥
離祇7には第1図で述べた位置合わせ穴1aと同様な位
置合わせ穴7aが同芯的に穿孔されている。また、接着
剤3を積層した剥離紙7はロール8から繰り出され、か
つその繰り出し経路の途上に第2図で示したと同様な冶
具6が配備してある。なお、9は使用済みの剥離紙7を
巻き取ったロール、10は剥離紙7の繰り出し経路上に
配置したガイドローラである。
かかる構成による製造工程では、ロール8,9に間欠的
に所定ピッチの送りを与え、かつこの送り動作に同期し
て透明基板1を装荷した治具6を実線で示す待機位置か
ら鎖線で示す貼り合わせ位置に上昇操作し、第2図で述
べたと同様な方式で剥離紙7の位置合わせ穴7aに芯棒
6bを差し込んで位置決めした上で、基板1と接着剤3
とを圧着して貼り合わせる。その後に治具6は基板1を
保持したまま下降移動して接着剤3から剥離紙7を剥が
し取り、次に側方に移動して接着剤3の上に二枚目の透
明基板を貼り合わせる。なお、この実施例のように接着
剤3の剥離紙7を連続紙としてロール8で示すように巻
き取る場合には、第1図で示した剥離紙4に相当する片
側の剥離紙を省略することが可能である。
〔発明の効果〕
以上説明したように、本発明による情報記録媒体の製造
方法により、次記の効果が得られる。
(1)透明基板にドーナツ状に打抜き加工されている感
圧型両面粘着シート状接着剤を貼り合わせる際に、基板
に対し接着剤を正確に位置を合わして接着でき、基板の
周縁から接着剤がはみ出すようなトラブルを確実に回避
して品質の高い情報記録媒体を製造できる。
(2)また、透明基板と感圧型両面粘着シート状接着剤
との位置合わせ,および透明基板同士の位置合わせには
簡単な治具を用いて対応でき、生産ラインの自動化促進
に優れた効果を発揮する。
【図面の簡単な説明】 第1図は本発明の製造方法に用いる剥離紙付き感圧型両
面粘着シート状接着剤の断面図、第2図(a)〜(C)
は第1図の感圧型両面粘着シート状接着剤を用いた情報
記録媒体の製造工程図、第3図は本発明の異なる実施例
の製造工程図、第4図は本発明の実施対象となる情報記
録媒体の構成断面図、第5図は従来の製造方法で用いて
いた剥離紙付き感圧型両面粘着シート状接着剤の断面図
、第6図は従来方法による欠陥発生の状態図である。図
において、 1:透明基板、1a:センタホール、2:記録層、3:
感圧型両面粘着シート状接着剤、4.5.1:剥離紙、
5a,7a:位置合わせ穴、6:治具。 ヘ4N N 一21

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1)表面に記録層を形成した二枚の円盤状透明基板を、
    記録層を向かい合わせて感圧型両面粘着シート状接着剤
    で貼り合わせたサンドイッチ型情報記録媒体の製造方法
    であって、所定の内外径寸法に定めたドーナツ状の感圧
    型両面粘着シート状接着剤に対し、その片側面に透明基
    板のセンタホールと同一寸法の位置合わせ穴を穿孔した
    剥離紙を同芯的に積層した剥離紙付きの感圧型両面粘着
    シート状接着剤を使用し、まず透明基板のセンタホール
    に剥離紙の位置合わせ穴を合わせたた上で一方の透明基
    板に感圧型両面粘着シート状接着剤を圧着し、続いて感
    圧型両面粘着シート状接着剤から前記の剥離紙を剥がし
    、次に透明基板同士のセンタホールを合わせた上で感圧
    型両面粘着シート状接着剤に他方の透明基板を圧着する
    ことを特徴とする情報記録媒体の製造方法。
JP1050764A 1989-03-02 1989-03-02 情報記録媒体の製造方法 Pending JPH02230529A (ja)

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