JPH0223019B2 - - Google Patents

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JPH0223019B2
JPH0223019B2 JP58003441A JP344183A JPH0223019B2 JP H0223019 B2 JPH0223019 B2 JP H0223019B2 JP 58003441 A JP58003441 A JP 58003441A JP 344183 A JP344183 A JP 344183A JP H0223019 B2 JPH0223019 B2 JP H0223019B2
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JP
Japan
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drum
winding
feeding
dancer roll
superconducting wire
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JP58003441A
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JPS59129411A (ja
Inventor
Takashi Sakurai
Susumu Fujishima
Sadamoto Watanabe
Takeshi Yamagiwa
Noboru Umehara
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Publication date
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Publication of JPS59129411A publication Critical patent/JPS59129411A/ja
Publication of JPH0223019B2 publication Critical patent/JPH0223019B2/ja
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    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01FMAGNETS; INDUCTANCES; TRANSFORMERS; SELECTION OF MATERIALS FOR THEIR MAGNETIC PROPERTIES
    • H01F41/00Apparatus or processes specially adapted for manufacturing or assembling magnets, inductances or transformers; Apparatus or processes specially adapted for manufacturing materials characterised by their magnetic properties
    • H01F41/02Apparatus or processes specially adapted for manufacturing or assembling magnets, inductances or transformers; Apparatus or processes specially adapted for manufacturing materials characterised by their magnetic properties for manufacturing cores, coils, or magnets
    • H01F41/04Apparatus or processes specially adapted for manufacturing or assembling magnets, inductances or transformers; Apparatus or processes specially adapted for manufacturing materials characterised by their magnetic properties for manufacturing cores, coils, or magnets for manufacturing coils
    • H01F41/06Coil winding
    • H01F41/079Measuring electrical characteristics while winding

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Power Engineering (AREA)
  • Manufacturing & Machinery (AREA)
  • Coil Winding Methods And Apparatuses (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の利用分野〕 本発明は、超電導材料を線材とするコイルの精
密整列巻およびパンケーキ巻きを行うのに好適な
コイル巻線装置に関する。
〔従来技術〕
第1図は従来の超電導コイル等の形成に用いら
れるコイル巻線装置の概略を示す図である。第1
図において繰り出しドラム10に巻いてある線材
12は、ガイドローラ14を経た後線材12に張
力を与える所謂ダンサロール16において、繰り
出しドラム10に巻かれていた状態とは逆方向に
曲げられ、ガイドローラ18を通つた後巻き取り
ドラム20に巻き取られる。
一般に金属材料等は、歪みを受けると電気抵抗
が増大する等電気的に好ましくない。特に超電導
材料においては、許容歪みの値が小さい。従つ
て、繰り出しドラム10に巻かれていた状態と逆
の曲げ(以下逆ぞりと称す)を線材12に与える
ことは超電導コイルの形成上好ましくない。
しかも、従来コイルの整列巻きは、即ち巻き取
りドラム20の軸方向に沿つて線材を順次巻いて
いく場合には、作業者の高度の熟練と勘により、
ハンマリング等の手作業によつて線材を整列して
おり、作業ミスによる過度の曲げ歪みやハンマリ
ングによる衝撃が超電導線材に及ぼす影響を無視
することができない。
なお、超電導コイルには平たい渦材に巻いた所
謂パンケーキ巻きのコイルがしばしば用いられ
る。第2図AないしCは、超電導コイルに特有の
パンケーキ巻きの説明図である。第2図に示した
パンケーキ巻きコイルは、巻き方向が異なる2つ
のパンケーキ巻きコイルを1つの巻芯に形成する
ものである。そのため、第2図Aに示すように、
巻芯22には右巻きから左巻きに移るための巻芯
22を軸線と斜交して横断する溝が形成してあ
る。そして、巻芯22を線材12の中間に位置さ
せ、一方のパンケーキ巻きコイル、例えば左巻き
のパンケーキ巻きコイルを第2図Bの如く形成す
る。その後、もう一方のパンケーキ巻きコイルを
第2図Cの如く形成し、パンケーキ巻きコイルを
完成する。
従来このようなパンケーキ巻きコイルを作成す
るためには、第3図に示すように中間から2つに
分割できるドラム24A,24Bに線材12を予
め巻いておき、このドラム24A,24Bの中間
に巻芯22を位置させて行つていた。このため、
ドラム分割時や掛け換え時に線材12を傷める心
配があつた。
〔発明の目的〕
本発明は、前記従来技術の欠点を解消するため
になされたもので、コイルにする線材に歪みを与
えず、また、効率よくパンケーキ巻きを行うこと
ができるコイル巻線装置を提供することを目的と
する。
〔発明の概要〕
本発明の第1は、巻かれた超電導線材を繰り出
す繰り出しドラムを装着する繰り出し装置と、該
繰り出しドラムが繰り出す超電導線材を巻き取る
巻き取りドラムを装着する巻き取り装置と、該繰
り出しドラムと該巻き取りドラムとの間の超電導
線材に張力を与えるダンサロールとを備えたコイ
ル巻線装置において、前記繰り出しドラムの回転
中心を、前記ダンサロールの巻き込み側線材と該
ダンサロールの中心からこの巻き込み側線材に下
した垂線とがなす角の内側に配置し、前記巻き取
りドラムの回転中心を、該ダンサロールの送り出
し側線材と該ダンサロールの中心からこの送り出
し側線材に下した垂線とがなす角の内側に配置す
ると共に、該繰り出しドラムの繰り出し位置の軸
方向移動を検出する検出器と、該巻き取りドラム
の巻き取り位置の軸方向移動を検出する検出器
と、これらの検出器の検出信号により該繰り出し
ドラムと該巻取ドラムとを軸方向に移動させる駆
動装置とを設け、線材の歪みや逆ぞりを防止する
ようにしたものである。
また本発明の第2は、繰り出し装置と巻き取り
装置にそれぞれ繰り出し位置と巻き取り位置とが
繰り出しドラム又は巻き取りドラムの軸方向に移
動する移動量を検出し、検出信号に応じて繰り出
しドラムと巻き取りドラムとを軸方向に移動し、
線材の繰り出し又は巻き取り位置が線材に張力を
与えるローラの半径方向中心側方に位置するよう
にし、線材に歪みを与えないように構成したもの
である。
本発明の第3は、巻き取りドラムの巻き取り位
置において線材を巻き取りドラムの軸方向に押圧
する押圧装置を巻き取り装置に設け、隣接する線
材間の間隙を自動的に無くし、ハンマリング等に
より線材に与えていた衝撃力を無くすように構成
したものである。
本発明の第4は、巻き取りドラムをターンテー
ブル上に配置し、巻き取りドラムを支持している
軸の両端に継手を設け、ターンテーブルを反転さ
せることにより前記継手を交互に巻き取りドラム
を回転する駆動軸の結合部と結合させ、右巻きと
左巻きの一対のパンケーキ巻きコイルを容易に形
成することができるように構成したものである。
〔発明の実施例〕
本発明に係るコイル巻線装置の好ましい実施例
を添付図面に従つて詳説する。
第4図は本発明に係るコイル巻線装置の実施例
の平面図であり、第5図はその側面図である。第
4図において繰り出し装置30は、ベース32上
に一対のレール34が固定してある。レール34
上に配置されたテーブル36は、上面に繰り出し
モータ38が固定してあり、繰り出しモータ38
の駆動力が減速機40を介して駆動軸42に伝達
される。繰り出しドラム10は、駆動軸42に連
結してある軸44に支持され、繰り出しモータ3
8の駆動力により回転する。
テーブル36には、第4図および第5図に示す
ようにナツト46によりボールねじ48が回転自
在に結合してあり、このボールねじがベース32
上に固定した駆動モータ50の回転により回転
し、第5図に示す車輪51がレール34上を転動
し、テーブル36がボールねじ48に沿つて移動
する。また、ベース32の側部には、検出プーリ
52を有する位置検出装置53が設けられてお
り、繰り出しドラム10に巻回してある線材12
が検出プーリ52を介してガイド装置54に導か
れる。
巻き取り装置60は、繰り出し装置30と同様
にベース62上に一対のレール64が固定してあ
り、レール64上にはテーブル66が配置してあ
る。そして、テーブル66上の巻き取りモータ6
8の駆動力は、減速機70を介して駆動軸72に
伝達される。
また、テーブル66上には第5図に示すモータ
73により駆動するターンテーブル74が設けて
あり、このターンテーブル74上に軸76によつ
て巻き取りドラム20が支持されている。巻き取
りドラム20を支持している軸76の両端には、
それぞれ同一の構造を有する継手78,80が設
けてある。この継手78,80は、駆動軸72の
先端に取り付けた結合部である継手82と結合
し、巻き取りモータ68の駆動力を軸76に伝達
するようになつている。
テーブル66は、繰り出し装置30のテーブル
36と同様に、駆動モータ84により回転するボ
ールねじ86に沿つて移動する。また、ベース6
2の側部には検出プーリ88を有する位置検出装
置89が固定してあり、線材12が検出プーリ8
8を介して巻き取りドラム20に導かれ、コイル
90にされる。また、巻き取り装置60には詳細
を後述する押圧装置92が設けてある。押圧装置
92は、一対のエヤーシリンダ94,96を有し
ており、アーム98に巻き取りドラム20の軸線
方向の力を与える。アーム98に設けた加圧ロー
ラ100は、線材の巻き取り位置、即ち線材12
が巻き取りドラム20に接する位置において線材
12と接触し、線材12に巻き取りドラム20の
軸方向への力を与えている。
案内装置54は、第5図に示すように上ガイド
プーリ102と下ガイドプーリ104とを有して
いる。そして、繰り出し装置30から繰り出され
る線材12は、下ガイドプーリ104の下部に案
内されてダンサロール16に導かれ、その後上ガ
イドプーリ102の上部に案内され巻き取りドラ
ム20に巻き取られる。
ダンサロール16は、ダンサロール支柱106
に軸108を介して回転自在に設けられている。
そして、ダンサロール支柱106は、ベース11
0に固定した軸受112に支持軸114を介して
回動自在となつている。また、ダンサロール支柱
106には、第4図に示すように連結チエーン1
16の一端が接続してあり、この連結チエーン1
16の他端はチエーンガイド118を介して連結
棒120に導かれ、連結棒120に結合してい
る。一端が連結棒120に接続してあるチエーン
122の他端は、張力検出ロードセル124に連
結しており、ソレノイド126の磁力によりダン
サロール16に与える荷重を測定することができ
るようになつている。なお、第5図に示す符号1
27は、ポテンシオメータである。
第6図は前記した繰り出し装置30に設けた位
置検出装置53の実施例の正面図であり、第7図
は位置検出装置の側面図である。第6図および第
7図において、検出プーリ52は、中間部におい
て本体128にアーム軸130を介して枢支され
ている検出アーム140の上端にピン142を介
して回転自在に取り付けられている。検出アーム
140の下端部は、結合孔144が形成してあ
り、この結合孔144にポテンシオメータ146
の可動部とばね148の一端が結合してある。ば
ね148の他端は、本体128の下端部に設けた
ピン150と係合し、検出アーム140を定位
置、即ち垂直位置に留めるように付勢している。
本体128の中間部に設けた凸部152には、第
7図に示すように固定ピン153を介してピアノ
線154の一端が接続してあり、ピアノ線154
の他端はガイドプーリ156を経てバランスウエ
イト158に接続してある。そして、本体128
はブラケツト160に設けたガイド162に沿つ
て上下動することができる。なお、巻き取り装置
60に設けた位置検出装置89は、繰り出し装置
30に設けた位置検出装置53と同一の構造を有
する。
第8図は巻き取り装置60に設けた押圧装置9
2の実施例の正面図であり、第9図はその平面図
である。押圧装置92は、巻き取り装置60のベ
ース62両側部に一対の支柱164,166がが
固定してある。支柱164の上端付近には、押圧
装置ベース168が取り付けてあり、この押圧装
置ベース168の上面にエヤーシリンダ170が
固定してある。このエヤーシリンダ170の作動
ロツドの先端は、アーム98の一端を支持するブ
ロツク172に連結してある。そしてこのブロツ
ク172は第9図に示すようにエヤーシリンダ9
4,96が設けてある。
他方の支柱166の上端付近には、支柱166
に回動自在なブラケツト174が設けてあり、こ
のブラケツト174に水平コラム176が取り付
けてある。そして、水平コラム176の先端付近
にはアーム98の一端が回動自在に結合し、アー
ム98が支柱196を中心に回動できるようにな
つている。
アーム98の中央部に設けた加圧ローラ100
は、フランジ部178を有し、線材12が加圧ロ
ーラ100から容易に外れないようになつてい
る。
上記の如く構成した実施例の作用は次の通りで
ある。
線材12は、繰り出しドラム10から繰り出さ
れる量と巻き取りドラム20において巻かれる量
とが、図示しない制御装置により繰り出しモータ
38と巻き取りモータ68とを制御されて等しく
なつている。繰り出しドラム10から繰り出され
る線材12は、第5図に示すように検出プーリ5
2を経て下ガイドプーリ104に導かれ、ダンサ
ロール16に達する。その後、線材12は、上ガ
イドプーリ102に導かれ、巻き取り装置に設け
た位置検出器89の検出プーリ88を経て巻き取
りドラム20に巻き取られる。繰り出しドラム1
0の回転中心は、第5図に示すようにダンサロー
ル16の巻き込み角、即ちダンサロール16の巻
き込み側の線材12とダンサロール16の回転中
心からこの巻き込み側の線材12に下した垂線と
がなす角、の内側に位置している。また、巻取り
ドラム20の回転中心は、ダンサロール16の繰
り出し角、即ちダンサロール16の送り出し側の
線材12と、ダンサロール16の回転中心からこ
の送り出し側の線材12に下した垂線とがなす
角、の内側に位置している。このため、線材12
は、前記した逆ぞりを受けることがなく、大きな
歪みを生ずることがない。
線材12は、ダンサロール16により張力を与
えられる。即ち、ソレノイド126が励磁するこ
とにより、チエーン122、連結棒120および
連結チエーン116を介してダンサロールの支柱
106が第5図において左方向に引かれる。この
ため、ダンサロールの支柱106は、支柱軸11
4を介して軸受112に回動自在に枢支されてい
るため、ダンサロールの支柱106は反時計方向
に回動する力を受け、線材12に張力を与える。
このようにダンサロール16を支持軸114を中
心に回動自在としたことにより、摺動面の摩擦に
よる張力への影響を減少できる。なお、線材12
の繰り出し量と巻き取り量とに相違を生じたとき
は、その差に応じてチエーン122が上下動し、
その動きがポテンシオメータ127により検出さ
れる。そして、ポテンシオメータ127の検出信
号が図示しない制御装置に送られ、繰り出しモー
タ38又は巻き取りモータ68の回転数が制御さ
れる。
繰り出しドラム10に巻回してある線材12が
順次繰り出されることにより、繰り出しドラム1
0上の繰り出し位置が繰り出しドラム10の軸線
方向に次第に移動していく。繰り出し位置が順次
移動するに従い、線材12は検出プーリ52に軸
線方向の力を与える。このため検出プーリ52
は、第6図に示したばね148の付勢力又はバラ
ンスウエイト158の付勢力に抗し、アーム軸1
30を中心として第6図において時計方向又は反
時計方向に回動する。検出プーリ52が回動する
と、検出アーム140の下端部が回動し、その回
動量がポテンシオメータ146により検出され
る。そして、ポテンシオメータ146の検出信号
が図示しない制御装置に送られ、駆動モータ50
を制御する。即ち、線材の繰り出し位置の移動に
伴い、駆動モータ50が駆動し、線材12の繰り
出し位置が検出プーリ52の軸方向長さの中心に
くるように、ボールねじ48を介してテーブル3
6をガイドレール34に沿つて移動する。線材1
2の巻き取りドラム20上における巻き取り位置
が、巻き取りドラムの軸線方向に次第に移動する
場合も同様にして巻き取り装置60のテーブル6
6がガイドレール64に沿つて移動する。
巻き取りドラム20に巻き取られる線材12
は、巻き取り位置において第4図および第8図に
示すように、エヤーシリンダ170により加圧ロ
ーラ100を介して巻き取りドラム20の中心方
向に軽く押圧されている。そして、加圧ローラ1
00は、エヤーシリンダ94又はエヤーシリンダ
96の作動により、線材12を巻き取りドラム1
20の軸方向(第4図においてはエヤーシリンダ
94の作動によりコイル90側)に押圧し、コイ
ル90として巻かれる線材間に隙間を生じないよ
うに整列している。即ち、巻き取りドラム20が
第9図においてA方向に移動したときは、エヤー
シリンダ96により線材をA方向に押圧し、巻き
取りドラムがB方向に移動したときは、エヤーシ
リンダ94により線材をB方向に押圧する。従つ
て、コイル90の整列巻きにおいてハンマリング
等の操作を必要とすることがなく、線材12に衝
撃力を与えずに自動的に精密な整列巻きを行うこ
とができる。
なお、逆向きに巻いた1対のパンケーキ巻きコ
イルを巻き取りドラム20上に形成するときは、
巻き取り装置60のターンテーブル74を使用す
ることにより容易に行うことができる。即ち、第
4図の状態において1つのパンケーキコイルを巻
き終つたときは、継手82と継手78との結合を
解除し、第5図に示すターンテーブル駆動モータ
73を駆動し、ターンテーブル74を180度回転
させる。そして、継手82と継手80とを結合さ
せた後、前記したと同様にしてパンケーキ巻きコ
イルを形成することができる。このようにするこ
とにより、繰り出しドラムの分割や掛け換え作業
を行う必要がなく、線材を傷める虞れがないとと
もに、巻き取りドラム20上に巻き方向の異なる
1対のパンケーキを容易に作成することができ
る。なお、このパンケーキ巻きの際には、巻き取
りドラム20上に後から形成するパンケーキ巻き
コイル分の線材を予め仮り巻きしておき、最初の
パンケーキ巻きコイルを形成した後、仮り巻きし
た線材を繰り出しドラム10に巻き取り、その後
再び巻き取りドラム20にパンケーキ巻きコイル
として巻き取る。
〔発明の効果〕
以上説明したように、本発明によれば、巻線作
業時、時々刻々に変化する張力を、すべての時間
において全長にわたつてコントロールすることが
できるので、コイルにする線材に与える歪みを少
なくすることができる。また、容易にパンケーキ
巻きや自動整列巻きのコイルを形成することがで
き、更にセンシテイブな超電導線の巻線に好適で
ある、という優れた効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のコイル巻線装置の概略を示す
図、第2図Aないし第2図Cはパンケーキ巻きコ
イルの作成方法の説明図、第3図は従来のパンケ
ーキ巻きコイルの形成に使用する繰り出しドラム
の斜視図、第4図は本発明に係るコイル巻線装置
の実施例の平面図、第5図は前記実施例の側面
図、第6図は本発明に係るコイル巻線装置の線材
の繰り出し位置又は巻き取り位置を検出する装置
の実施例の正面図、第7図は第6図に示した位置
検出装置の側面図、第8図は本発明に係るコイル
巻線装置に使用する押圧装置の実施例の正面図、
第9図は前記押圧装置の平面図である。 10……繰り出しドラム、12……線材、16
……ダンサロール、20……巻き取りドラム、3
0……巻き取り装置、34,64……ガイドレー
ル、36,66……テーブル、38……繰り出し
モータ、50,84……駆動モータ、53,89
……位置検出装置、60……巻き取り装置、68
……巻き取りモータ、74……ターンテーブル、
78,80,82……継手、94,96,170
……エヤーシリンダ、98……アーム、100…
…加圧ローラ、140……検出アーム、146…
…ポテンシオメータ、148……ばね、158…
…バランスウエイト。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 巻かれた超電導線材を繰り出す繰り出しドラ
    ムを装着する繰り出し装置と、該繰り出しドラム
    が繰り出す超電導線材を巻き取る巻き取りドラム
    を装着する巻き取り装置と、該繰り出しドラムと
    該巻き取りドラムとの間の超電導線材に張力を与
    えるダンサロールとを備えたコイル巻線装置にお
    いて、 前記繰り出しドラムの回転中心を、前記ダンサ
    ロールの巻き込み側線材と該ダンサロールの中心
    からこの巻き込み側線材に下した垂線とがなす角
    の内側に配置し、前記巻き取りドラムの回転中心
    を、該ダンサロールの送り出し側線材と該ダンサ
    ロールの中心からこの送り出し側線材に下した垂
    線とがなす角の内側に配置すると共に、該繰り出
    しドラムの繰り出し位置の軸方向移動を検出する
    検出器と、該巻き取りドラムの巻き取り位置の軸
    方向移動を検出する検出器と、これらの検出器の
    検出信号により該繰り出しドラムと該巻取ドラム
    とを軸方向に移動させる駆動装置とを設けたこと
    を特徴とするコイル巻線装置。 2 巻かれた超電導線材を繰り出す繰り出しドラ
    ムを装着する繰り出し装置と、該繰り出しドラム
    が繰り出す超電導線材を巻き取る巻き取りドラム
    を装着する巻き取り装置と、該繰り出しドラムと
    該巻き取りドラムとの間の超電導線材に張力を与
    えるダンサロールとを備えたコイル巻線装置にお
    いて、 前記繰り出しドラムの繰り出し位置の該繰り出
    しドラムの軸方向移動を検出する該繰り出しドラ
    ムに設けた検出器と、前記巻き取りドラムの巻き
    取り位置の該巻き取りドラムの軸方向移動を検出
    する該巻き取りドラムに設けた検出器と、これら
    の検出器の検出信号により該繰り出しドラムと該
    巻取りドラムとを軸方向に移動させる駆動装置と
    を設けたことを特徴とするコイル巻線装置。 3 巻かれた超電導線材を繰り出す繰り出しドラ
    ムを装着する繰り出し装置と、該繰り出しドラム
    が繰り出す超電導線材を巻き取る巻き取りドラム
    を装着する巻き取り装置と、該繰り出しドラムと
    該巻き取りドラムとの間の超電導線材に張力を与
    えるダンサロールとを備えたコイル巻線装置にお
    いて、 前記巻き取りドラムの巻き取り位置において前
    記線材を、該巻き取りドラムの軸方向に押圧する
    押圧装置を前記巻き取り装置に設けたことを特徴
    とするコイル巻線装置。 4 巻かれた超電導線材を繰り出す繰り出しドラ
    ムを装着する繰り出し装置と、該繰り出しドラム
    が繰り出す超電導線材を巻き取る巻き取りドラム
    を装着する巻き取り装置と、該繰り出しドラムと
    該巻き取りドラムとの間の超電導線材に張力を与
    えるダンサロールとを備えたコイル巻線装置にお
    いて、 前記巻き取りドラムを回転する駆動軸の端部に
    設けた結合部と、該巻き取りドラムを平面的に回
    転するターンテーブルと、このターンテーブル上
    に該巻き取りドラムを支持する軸の両端に該結合
    部と結合する継手を設けたことを特徴とするコイ
    ル巻線装置。
JP58003441A 1983-01-14 1983-01-14 コイル巻線装置 Granted JPS59129411A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP58003441A JPS59129411A (ja) 1983-01-14 1983-01-14 コイル巻線装置

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JP58003441A JPS59129411A (ja) 1983-01-14 1983-01-14 コイル巻線装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS59129411A JPS59129411A (ja) 1984-07-25
JPH0223019B2 true JPH0223019B2 (ja) 1990-05-22

Family

ID=11557433

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP58003441A Granted JPS59129411A (ja) 1983-01-14 1983-01-14 コイル巻線装置

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JP (1) JPS59129411A (ja)

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4897050A (ja) * 1972-03-23 1973-12-11
JPS5630427U (ja) * 1979-08-17 1981-03-24

Patent Citations (2)

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JPS59129411A (ja) 1984-07-25

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