JPH0222848Y2 - - Google Patents

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JPH0222848Y2
JPH0222848Y2 JP1984136475U JP13647584U JPH0222848Y2 JP H0222848 Y2 JPH0222848 Y2 JP H0222848Y2 JP 1984136475 U JP1984136475 U JP 1984136475U JP 13647584 U JP13647584 U JP 13647584U JP H0222848 Y2 JPH0222848 Y2 JP H0222848Y2
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gear
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【考案の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 本考案は光学記録式のデイスクプレーヤ(いわ
ゆるCDプレーヤ)、レーザーデイスク、VHDな
どに用いられる円形デイスク再生装置に関するも
のである。
(ロ) 従来の技術 従来のこの種の再生装置としては第3図に示す
如きものが知られていた。
すなわち、シヤーシ31の下面に、ピツクアツ
プ32を駆動するためのピツクアツプドライブモ
ータ33と、トレイ(図示せず)を駆動するため
のトレイドライブモータ34との合計2種類のモ
ータ33,34を取り付けて、これら2つのモー
タ33,34によつてピツクアツプ32およびト
レイを各別に駆動すべく成したものである。
この点について更に詳述すると、前記ピツクア
ツプドライブモータ33の回転軸をシヤーシ31
上に突出し、この回転軸に小径ギヤ35を嵌合
し、該ギヤ35の回転力を左側のアイドラギヤ3
6、ピニオン37を介してピツクアツプ駆動用ラ
ツク38に伝達し、このラツク38と一体形成し
たガイドブロツク39がガイドシヤフト40に沿
つて直線動することにより、前記ガイドブロツク
39にビス41,41を用いて固定したベース4
2と、このベース42上のピツクアツプ32とを
直線動させ、モータ43により回転するターンテ
ーブル44上の光学記録式デイスク(図示せず)
の溝にそつてレーザー光線をレンズ45を介して
発光させ、前記溝から再びレンズ45を介して反
射されるレーザー光線を受光することにより記録
内容を再生すべく構成している。
一方、前記トレイドライブモータ34の回転軸
をシヤーシ31上に突出し、この回転軸に小径ギ
ヤ46を嵌合し、該ギヤ46の回転力を右側のア
イドラギヤ47を介してカムギヤ48に伝達し、
この2段ギヤ構造のカムギヤ48におけるギヤ部
48aでトレイ(図示せず)に形成したラツクを
介して該トレイをイジエクトおよび収納すべく構
成している。
(ハ) 考案が解決しようとする問題点 かくして従来の円形デイスク再生装置では次の
ような欠点があつた。
すなわち、ピツクアツプ32を駆動するための
ピツクアツプドライブモータ33と、トレイを駆
動するためのトレイドライブモータ34との合計
2つのモータ33,34が必要であるため、再生
装置の全体コストが高くなる欠点があつた。
(ニ) 問題点を解決するための手段 従つて本考案の技術的課題は、単一のモータに
よりピツクアツプとトレイとを駆動することであ
るが、その際に別途クラツチ機構等を組込むこと
なく、ピツクアツプ側とトレイ側に択一的に動力
伝達できる円形デイスク再生装置を提供すること
にある。
この技術的課題を解決する本考案の技術的手段
は、ピツクアツプ駆動用ラツクに噛合すピニオン
を同軸に設けたドライブギヤと、トレイ駆動用カ
ムギヤとを、ピツクアツプドライブモータの回転
軸に設ける第1ギヤに、切換連動させる構造にお
いて、一端側をプランジヤに連結して揺動させる
第1レバーの支点を前記ドライブギヤと同軸上に
設けると共に、一端側を第1レバーに連結して連
動揺動させる第2レバーの支点を前記カムギヤと
同軸上に設け、第1レバーの中間部に枢着して前
記ドライブギヤに常時噛合わせる第2ギヤと同軸
上に設けた第1アイドラギヤと、第2レバーの中
間部に枢着して前記カムギヤに常時噛合わせる第
4ギヤと同軸に設けた第2アイドラギヤとを、択
一的に前記第1ギヤに噛合すように構成したもの
である。
(ホ) 作用 この技術的手段によれば、ピツクアツプ側の動
力伝達要素である第1アイドラギヤと、トレイ側
の動力伝達要素である第2アイドラギヤとを用
い、ピツクアツプドライブモータの動力をピツク
アツプ駆動用ラツクとトレイ駆動用カムギヤに切
換伝達できるから、別途クラツチギヤなどを組込
むことなく既在構造で、ピツクアツプとトレイを
単一のモータつまりピツクアツプドライブモータ
により駆動できるのである。
(ヘ)実施例 以下、本考案の一実施例を図面に基づいて詳述
する。
第1図において1は金属製のシヤーシで、この
シヤーシ1の下面にはピツクアツプドライブモー
タ2を配設し、このモータ2の回転軸をシヤーシ
1上に突出させ、この突出部分に小径の第1ギヤ
3を嵌合している。
また、一端をプランジヤ4に連結した第1レバ
ー5を設け、この第1レバー5の中間部分には前
記第1ギヤ3に噛合する第1アイドラギヤ6を枢
着している。
そして、この第1アイドラギヤ6と同軸に一体
的に第2ギヤ7を設け、この第2ギヤ7と常時噛
合するドライブギヤ8を、前記第1レバー5の支
点部に配設している。
さらに、このドライブギヤ8には、同ギヤ8と
同軸にピニオン9を一体形成し、このピニオン9
をピツクアツプ駆動用ラツク38に常時噛合さ
せ、このピニオン9により該ラツク38を直線駆
動すべく構成している。
なお、第1図中の各要素32,38〜45,4
8は第3図に示した従来例と同一であるので同一
番号を付して、その詳しい説明を省略している。
一方、前記第1レバー5にその一端を連結ピン
10で以つて連結させた第2レバー11を設け、
この第2レバー11の中間部には第2アイドラギ
ヤ12を枢着している。
この第2アイドラギヤ12は同ギヤ12上に小
径の第4ギヤ13を一体形成したもので、この第
4ギヤ13に常時噛合するカムギヤ48を前記第
2レバー11の支点部に配設していてこのカムギ
ヤ48の上段ギヤ部48aでトレイ(図示せず)
を駆動すべく成している。
また前記カムギヤ48の図面上、右側にはトレ
イ開閉センサスイツチ14を設けている。
図示実施例は、プランジヤ4の駆動により前記
第1ギヤ3を第1アイドラギヤ6と第2アイドラ
ギヤ12とに切換連動すべく構成するものにし
て、以下作用を説明する。
いま、パワースイツチおよびイジエクトボタン
(いずれも図示省略)をオン操作すると共に、プ
ランジヤ4への通電をしや断すると、このプラン
ジヤ4は第1図の状態から第2図の状態になる。
つまり、該プランジヤ4のロツド4aが図面上
左方へ突出するので、第1レバー5はその支点部
を中心として反時計方向へ揺動し、いままで噛合
していたギヤ3,6の連動が断たれると共に、第
1レバー5に協動する第2レバー11の反時計方
向への揺動により、第2アイドラギヤ12が小径
の第1ギヤ3に噛合する。
そこで、モータ2を正転(時計方向へ回転)さ
せると各要素3,12,13,48,48aを介
してトレイがイジエクトされる。
このイジエクトされたトレイにデイスクを載
せ、一旦トレイを指で押し込んだ後に前記モータ
2を逆転(反時計方向へ回転)させると、各要素
3,12,13,48,48aを介してトレイは
引き込まれる。
次にプランジヤ4に通電して該プランジヤ4を
オンにすると、そのロツド4aは第2図の突出状
態から第1図の吸引状態となる。
このため、まず、第1および第2の各レバー
5,11はその支点部分を中心として時計方向へ
揺動するので、第2アイドヤギヤ12が小径の第
1ギヤ3から離反すると共に、第1アイドラギヤ
6が第1ギヤ3に噛合するので、モータ2の回転
力は各要素3,6,7,8,9,38,42を介
してピツクアツプ32に伝達可能となり、操作ボ
タン(図示せず)の操作によつて再生等の各動作
が行なわれるのである。
以上要するに、単一のモータ2によつてピツク
アツプ32とトレイとを駆動させることができる
のである。
(ト) 考案の効果 本考案の特有の効果は次の通りである。
すなわち、前記プランジヤ4の駆動によつて第
1ギヤ3と第1アイドラギヤ6とを噛合させた時
には各要素3,6,7,8,9を介してピツクア
ツプ駆動用ラツク38が直線動するので、ピツク
アツプ42を駆動することができ、また前記プラ
ンジヤ4の駆動によつて第1ギヤ3と第2アイド
ラギヤ12とを噛合させた時には各要素3,1
2,13を介してカムギヤ48を回転させ、この
カムギヤ48によつてトレイを収納およびイジエ
クトさせることができる。
この結果、単一のモータつまりピツクアツプド
ライブモータ2によりピツクアツプ32とトレイ
を特別クラツチ機構などを組込むことなく駆動さ
せることができ、したがつてピツクアツプモータ
の兼用化による装置コストの低減を確実に製品に
反映させることができる顕著な効果を奏するもの
である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る円形デイスク再生装置の
平面図、第2図はその要部の動作状態を示す平面
図、第3図は従来例を示す平面図である。 2……ピツクアツプドライブモータ、3……第
1ギヤ、4……プランジヤ、5……第1レバー、
6……第1アイドラギヤ、7……第2ギヤ、8…
…ドライブギヤ、9……ピニオン、11……第2
レバー、12……第2アイドラギヤ、13……第
4ギヤ、38……ピツクアツプ駆動用ラツク、4
8……カムギヤ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ピツクアツプ駆動用ラツク38に噛合すピニオ
    ン9を同軸に設けたドライブギヤ8と、トレイ駆
    動用カムギヤ48とを、ピツクアツプドライブモ
    ータ2の回転軸に設ける第1ギヤ3に、切換連動
    させる構造において、一端側をプランジヤ4に連
    結して揺動させる第1レバー5の支点を前記ドラ
    イブギヤ8と同軸上に設けると共に、一端側を第
    1レバー5に連結して連動揺動させる第2レバー
    11の支点を前記カムギヤ48と同軸上に設け、
    第1レバー5の中間部に枢着して前記ドライブギ
    ヤ8に常時噛合わせる第2ギヤ7と同軸上に設け
    た第1アイドラギヤ6と、第2レバー11の中間
    部に枢着して前記カムギヤ8に常時噛合わせる第
    4ギヤ13と同軸に設けた第2アイドラギヤ6と
    を、択一的に前記第1ギヤ3に噛合すように構成
    したことを特徴とする円形デイスク再生装置。
JP1984136475U 1984-09-07 1984-09-07 Expired JPH0222848Y2 (ja)

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JP1984136475U JPH0222848Y2 (ja) 1984-09-07 1984-09-07

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JP1984136475U JPH0222848Y2 (ja) 1984-09-07 1984-09-07

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JPS6152355U JPS6152355U (ja) 1986-04-08
JPH0222848Y2 true JPH0222848Y2 (ja) 1990-06-20

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0777055B2 (ja) * 1986-07-02 1995-08-16 株式会社東芝 情報記録媒体再生装置

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5960759A (ja) * 1982-09-29 1984-04-06 Matsushita Electric Ind Co Ltd 記録円盤再生装置

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