JPH02228477A - 表面処理方法 - Google Patents
表面処理方法Info
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- JPH02228477A JPH02228477A JP4908289A JP4908289A JPH02228477A JP H02228477 A JPH02228477 A JP H02228477A JP 4908289 A JP4908289 A JP 4908289A JP 4908289 A JP4908289 A JP 4908289A JP H02228477 A JPH02228477 A JP H02228477A
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- electroless nickel
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- electroless
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Landscapes
- Chemically Coating (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
本発明は、ヘアライン加工を施しｒ：、表面の処理方法
に関するものである。
に関するものである。
従来は、素材の表面に電気銅めっきを施すと共に電気ニ
ッケルめっきを施した後に、機械的又は物理的手段でヘ
アライン加工をすることによって、表面の処理をおこな
うようにしている。電気ニッケルめっきは硬度が低いた
めに、このようにヘアライン加工を容易におこうなこと
ができるのである。
ッケルめっきを施した後に、機械的又は物理的手段でヘ
アライン加工をすることによって、表面の処理をおこな
うようにしている。電気ニッケルめっきは硬度が低いた
めに、このようにヘアライン加工を容易におこうなこと
ができるのである。
しかし電気ニッケルめっきはこのように表面硬度が低く
、しかも耐食性が劣るために、電気ニッケルめっきの表
面にさらにカラー電着塗装やクリアー塗装などして保護
しなければならないという問題があった。 本発明は上記の７くに霞みて為されたものであり、表面
硬度が高く、しかも耐食性に優れた表面を形成すること
ができる表面処理方法を提供することを目的とするもの
である。
、しかも耐食性が劣るために、電気ニッケルめっきの表
面にさらにカラー電着塗装やクリアー塗装などして保護
しなければならないという問題があった。 本発明は上記の７くに霞みて為されたものであり、表面
硬度が高く、しかも耐食性に優れた表面を形成すること
ができる表面処理方法を提供することを目的とするもの
である。
本発明に係る表面処理方法は、ヘアライン加工をした表
面に、無電解ニッケルめっきを施すことを特徴とするも
のである。
面に、無電解ニッケルめっきを施すことを特徴とするも
のである。
無電解ニッケルめっきで形成した無電解ニッケル層は表
面硬度が高いと共に耐食性にも優れており、従来の電気
ニッケルめっきをおこなう場合のように表面に保護層を
形成する必要がない。また無電解ニッケルめっきで形成
した無電解ニッケル層は硬いためにヘアライン加工が困
難であるが、予めヘアライン加工した上に無電解ニッケ
ルめっきするために、ヘアライン加工が困難になるよう
なこともない。
面硬度が高いと共に耐食性にも優れており、従来の電気
ニッケルめっきをおこなう場合のように表面に保護層を
形成する必要がない。また無電解ニッケルめっきで形成
した無電解ニッケル層は硬いためにヘアライン加工が困
難であるが、予めヘアライン加工した上に無電解ニッケ
ルめっきするために、ヘアライン加工が困難になるよう
なこともない。
【実施例１
以下本発明を実施例によって詳述する。
Ｕ遣づ−
素材１として、固い金属材やプラスチック成形品、ダイ
カスト品などを用いる場合には素材１グ表面に直接ヘア
ライン加工することが困難であるので、まず第１図（ａ
）のように素材１の表面に電気銅めっきや無電解銅めっ
きを施して銅めっき層２を形成する。銅めっき層２は１
〜１００μ論程度の厚みで形成すればよく、銅めっきＮ
２は硬度が低いので銅めっさＮ２の表面にヘアライン加
工を施すことによって第１図（ｂ）のようにヘアライン
３を形成することがでさる。このように素材１がヘアラ
イン加工をすることが困難なものでも、銅めっき層２を
形成して銅めっき層２にヘアライン加工をすることによ
って、ヘアライン加工が容易におこなえるようにするこ
とができ、外観部品や機能部品などの種々の分野のもの
においてヘアライン加工が可能になるものである。ヘア
ライン加工は機械的手段や物理的手段によっておこなう
ことができるものであり、例えばロクロにペーパー砥石
やスコッチなどを取り付けて用いることによって円形に
ヘアラインを施すことができ、またベルト砥石等を用い
ることによって直線状にヘアラインを施すことができる
。このように銅めっき屑２の表面にヘアライン３を施し
た後に、この表面に無電解ニッケルめっきを施して無電
解ニッケル層４を第１図（ｃ）のように形成させる。無
電解ニッケルＮ４はヘアフィン３が表面に透視される程
度の厚み、例えば１〜４０μの程度の厚みで形成するの
が好ましい。 上記のように無電解ニッケルめっきで形成される無電解
ニッケル層４は、電気ニッケルめっきで形成されるもの
より表面硬度が高く、また耐食性も優れている。ちなみ
に、鉄製素材の表面に厚さ８μ鶴の電気銅めっきを施す
と共に厚さ２０μ糟の電気ニッケルめっきでニッケル層
を形成した後にへ７ライン加工をする場合にはビッカー
ス硬さ（Ｖｉｃｋｅｒｓ ｈａｒｄｎｅｓｓ）は２７０
程度であり、耐食性はＪＩＳ Ｈ８６１０に基づく塩
水噴霧試験法（塩水噴ｎ８時間、休止１６時間を１サイ
クルとして、これを３サイクル実施）ではレイテングナ
ンパ６程度で、レイテンブナ２８９以上にするために何
等かの保護膜形成が必要であるが、無電解ニッケルめっ
きでニッケル層を厚さ１０１１ｍ程度に形成した場合に
はビアカース硬さは５００程度であり、耐食性をレイテ
ンブナ２８９以上とすることができるのである。従って
、Ｍ電解ニッケル層４の表面に保護膜を形成したりする
ような必要がなくなるものであり、表面処理のための工
程を短縮してコストの低減を図ることができるものであ
る。また従来のように塗装で保！ｉ！膜を形成する場合
は保護膜が樹脂であるために傷が非常に付き易いが、こ
のような問題もなくなるものである。そして、無電解ニ
ッケルめっきで形成した無電解ニッケル層４は上記のよ
うに硬いためにヘアフィンを加工することは困難である
が、予めへ７テイン加工した上に無電解ニッケル層４を
形成するようにしているために、ヘアライン加工が困難
になるようなことはない。 このように無電解ニッケルめっきで形成される無電解ニ
ッケル層４の表面硬度はこのように高いが、熱処理をお
こなうことによってさらに表面硬度を高めることができ
る。熱処理は例元ば４００℃〜６５０℃程度の温度、５
〜３０分間程度の時間の条件でおこなうことができ、こ
のように熱処理をおこなうとビアカース硬さは１ｏｏｏ
〜１３００程度になる。このとき、熱処理条件を調整す
ることによって表面硬度の所定の範囲で任意に調整する
ことができるものである。 尚、上記実施例における表面処理の具体的な工程の一例
を次に示す。■素材を脱脂（必要に応じて酸洗）−〇水
洗→■電気銅めっき又は無電解銅めっき→■水洗→■へ
７ライン加工→■脱脂→■水洗→■無電解ニツケルめっ
き→■水洗→［相］乾燥→０必要に応じて熱処理。 ？Ｌｍ且灸 素材１として銅や真ちゅうなど柔らかい材質のものを用
いる場合には、第２図（ａ）に示すように素材１の表面
に直接ヘアライン加工を施すことができる。そしてこの
ようにへ７ライン加工を施した後に、素材１の表面に実
施例１と同様に無電解ニッケルめっきを施して、第２図
（ｂ）に示すように１〜４０μ醜程度の厚みで無電解ニ
ッケル層４を形成するものである。この場合も必要に応
じて熱処理して無電解ニッケルＮ４の表面硬度を高める
ことができる。 犬１」ＬＬ 第３図のものは、第１図（ｃ）や第２図（ｂ）のように
無電解ニッケルめっきをして無電解ニッケル層４を形成
したのちに、色調を表現するために無電解ニッケル層４
の表面にカラー電着塗装やカラークリアー塗装をおこな
ってカラー塗膜５を施すようにしたものである。カラー
塗膜５の厚みは３〜１５μ鐘程度に形成するのが好まし
く、このようにカラー塗膜５を形成する場合には無電解
ニッケルＮ４は１〜１０μ鴎程度の厚みで形成すれば十
分である。 【発明の効果】 上述のように本発明にあっては、ヘアライン加工をした
表面に、無電解ニッケルめっきを施すようにしたので、
無電解ニッケルめっきで形成した無電解ニッケル層は表
面硬度が高いと共に耐食性にも優れており、電気ニッケ
ルめっきをおこなう場合のような保護層を形成する必要
がなくなるものである。
カスト品などを用いる場合には素材１グ表面に直接ヘア
ライン加工することが困難であるので、まず第１図（ａ
）のように素材１の表面に電気銅めっきや無電解銅めっ
きを施して銅めっき層２を形成する。銅めっき層２は１
〜１００μ論程度の厚みで形成すればよく、銅めっきＮ
２は硬度が低いので銅めっさＮ２の表面にヘアライン加
工を施すことによって第１図（ｂ）のようにヘアライン
３を形成することがでさる。このように素材１がヘアラ
イン加工をすることが困難なものでも、銅めっき層２を
形成して銅めっき層２にヘアライン加工をすることによ
って、ヘアライン加工が容易におこなえるようにするこ
とができ、外観部品や機能部品などの種々の分野のもの
においてヘアライン加工が可能になるものである。ヘア
ライン加工は機械的手段や物理的手段によっておこなう
ことができるものであり、例えばロクロにペーパー砥石
やスコッチなどを取り付けて用いることによって円形に
ヘアラインを施すことができ、またベルト砥石等を用い
ることによって直線状にヘアラインを施すことができる
。このように銅めっき屑２の表面にヘアライン３を施し
た後に、この表面に無電解ニッケルめっきを施して無電
解ニッケル層４を第１図（ｃ）のように形成させる。無
電解ニッケルＮ４はヘアフィン３が表面に透視される程
度の厚み、例えば１〜４０μの程度の厚みで形成するの
が好ましい。 上記のように無電解ニッケルめっきで形成される無電解
ニッケル層４は、電気ニッケルめっきで形成されるもの
より表面硬度が高く、また耐食性も優れている。ちなみ
に、鉄製素材の表面に厚さ８μ鶴の電気銅めっきを施す
と共に厚さ２０μ糟の電気ニッケルめっきでニッケル層
を形成した後にへ７ライン加工をする場合にはビッカー
ス硬さ（Ｖｉｃｋｅｒｓ ｈａｒｄｎｅｓｓ）は２７０
程度であり、耐食性はＪＩＳ Ｈ８６１０に基づく塩
水噴霧試験法（塩水噴ｎ８時間、休止１６時間を１サイ
クルとして、これを３サイクル実施）ではレイテングナ
ンパ６程度で、レイテンブナ２８９以上にするために何
等かの保護膜形成が必要であるが、無電解ニッケルめっ
きでニッケル層を厚さ１０１１ｍ程度に形成した場合に
はビアカース硬さは５００程度であり、耐食性をレイテ
ンブナ２８９以上とすることができるのである。従って
、Ｍ電解ニッケル層４の表面に保護膜を形成したりする
ような必要がなくなるものであり、表面処理のための工
程を短縮してコストの低減を図ることができるものであ
る。また従来のように塗装で保！ｉ！膜を形成する場合
は保護膜が樹脂であるために傷が非常に付き易いが、こ
のような問題もなくなるものである。そして、無電解ニ
ッケルめっきで形成した無電解ニッケル層４は上記のよ
うに硬いためにヘアフィンを加工することは困難である
が、予めへ７テイン加工した上に無電解ニッケル層４を
形成するようにしているために、ヘアライン加工が困難
になるようなことはない。 このように無電解ニッケルめっきで形成される無電解ニ
ッケル層４の表面硬度はこのように高いが、熱処理をお
こなうことによってさらに表面硬度を高めることができ
る。熱処理は例元ば４００℃〜６５０℃程度の温度、５
〜３０分間程度の時間の条件でおこなうことができ、こ
のように熱処理をおこなうとビアカース硬さは１ｏｏｏ
〜１３００程度になる。このとき、熱処理条件を調整す
ることによって表面硬度の所定の範囲で任意に調整する
ことができるものである。 尚、上記実施例における表面処理の具体的な工程の一例
を次に示す。■素材を脱脂（必要に応じて酸洗）−〇水
洗→■電気銅めっき又は無電解銅めっき→■水洗→■へ
７ライン加工→■脱脂→■水洗→■無電解ニツケルめっ
き→■水洗→［相］乾燥→０必要に応じて熱処理。 ？Ｌｍ且灸 素材１として銅や真ちゅうなど柔らかい材質のものを用
いる場合には、第２図（ａ）に示すように素材１の表面
に直接ヘアライン加工を施すことができる。そしてこの
ようにへ７ライン加工を施した後に、素材１の表面に実
施例１と同様に無電解ニッケルめっきを施して、第２図
（ｂ）に示すように１〜４０μ醜程度の厚みで無電解ニ
ッケル層４を形成するものである。この場合も必要に応
じて熱処理して無電解ニッケルＮ４の表面硬度を高める
ことができる。 犬１」ＬＬ 第３図のものは、第１図（ｃ）や第２図（ｂ）のように
無電解ニッケルめっきをして無電解ニッケル層４を形成
したのちに、色調を表現するために無電解ニッケル層４
の表面にカラー電着塗装やカラークリアー塗装をおこな
ってカラー塗膜５を施すようにしたものである。カラー
塗膜５の厚みは３〜１５μ鐘程度に形成するのが好まし
く、このようにカラー塗膜５を形成する場合には無電解
ニッケルＮ４は１〜１０μ鴎程度の厚みで形成すれば十
分である。 【発明の効果】 上述のように本発明にあっては、ヘアライン加工をした
表面に、無電解ニッケルめっきを施すようにしたので、
無電解ニッケルめっきで形成した無電解ニッケル層は表
面硬度が高いと共に耐食性にも優れており、電気ニッケ
ルめっきをおこなう場合のような保護層を形成する必要
がなくなるものである。
第１図（ａ）（ｂ）（ｃ）は本発明の一実施例の厚みを
拡大して示した一部切欠斜視図、第２図（ａ）（ｂ）は
本発明の他の実施例の厚みを拡大して示した一部切欠斜
視図、第３図は本発明のさらに他の実施例の厚みを拡大
して示した一部切欠斜視図である。 １は素材、２は銅めっき層、３はへ７ライン、４は無電
解ニッケル層である。
拡大して示した一部切欠斜視図、第２図（ａ）（ｂ）は
本発明の他の実施例の厚みを拡大して示した一部切欠斜
視図、第３図は本発明のさらに他の実施例の厚みを拡大
して示した一部切欠斜視図である。 １は素材、２は銅めっき層、３はへ７ライン、４は無電
解ニッケル層である。
Claims (1)
- （１）ヘアライン加工をした表面に、無電解ニッケルめ
っきを施すことを特徴とする表面処理方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4908289A JP2793229B2 (ja) | 1989-03-01 | 1989-03-01 | 表面処理方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4908289A JP2793229B2 (ja) | 1989-03-01 | 1989-03-01 | 表面処理方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH02228477A true JPH02228477A (ja) | 1990-09-11 |
| JP2793229B2 JP2793229B2 (ja) | 1998-09-03 |
Family
ID=12821174
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4908289A Expired - Lifetime JP2793229B2 (ja) | 1989-03-01 | 1989-03-01 | 表面処理方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2793229B2 (ja) |
-
1989
- 1989-03-01 JP JP4908289A patent/JP2793229B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2793229B2 (ja) | 1998-09-03 |
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