JPH02228234A - 電動機装置 - Google Patents

電動機装置

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JPH02228234A
JPH02228234A JP4887489A JP4887489A JPH02228234A JP H02228234 A JPH02228234 A JP H02228234A JP 4887489 A JP4887489 A JP 4887489A JP 4887489 A JP4887489 A JP 4887489A JP H02228234 A JPH02228234 A JP H02228234A
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Tetsuhiko Ono
大野 哲彦
Isao Takahashi
勲 高橋
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Sanken Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 り産業上の利用分野〕 本発明は高速位置決めに適した電動機装置に関し、更に
詳細には、誘導電動機として動作させることができると
共に、ステップモータ的動作もさせることができる電動
機装置に関する。
〔従来の技術と発明が解決しようとする課題〕位置決め
モータシステムには次の性能が要求される。
(1)高速運転が可能な事。
(21制御運転が可能な事。
(3)低速なめらか駆動ができる事。
(4)拘束トルクが大きい事。
従来から使用されているステップモータは簡単な制御回
路構成にて位置決めを行なうことができ、且つ上記(3
)、(4)項に関しては優れた性能を有しているが、1
11項の高速運転に関しては必ずしも十分ではない。
ま友、誘導電動機は電動機としては構造的に単純であり
、且つ、堅牢であり、また中速から高速運転に関して高
効率な運転が行なえる。しかしながら(21〜141項
に関してはその能力を有していない。
また、直流電動機全使用したDCサーボモータシステム
や、同期モータを使用したACCサーモータシステムは
上記(11〜(4)の性能を−通り有しているが、シス
テムが複雑であると共に精密な回転速度センサや位置セ
ンサが必要となる。
そこで、本発明の目的は、高速回転状態と低速回転状態
とを簡単な構成で得ることが可能な電動機装置を提供す
ることにある。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成するための本発明は、中心軸に対して直
交するように配置されている一対の主面のそれぞれの中
心部からそれぞれの外周部に向つ℃延びている複数個の
mtそれぞれ有している回転子磁心と、前記回転子磁心
の一方の主面の中心部から他方の主面の中心部に至るよ
うに形成され且つ前記溝に挿入されている複数の導体又
は巻線と、前記複数の導体又は巻線を短絡する手段と。
前記回転子磁心の一方の主面に対向する第1の固定子主
面を有し、且つこの第1の固定子主面の中心が前記回転
子磁心の中心て一致するように配置され、且つ前記第1
の固定子主面の中心部から外周縁に向って延びる複数の
突出部及び溝を有し、この突出部及び溝の数が前記回転
子磁心の一方の主面の溝の数と相違するように決定され
ている第1の固定子磁心と、前記回転子°磁心の他方の
主面に対向する第2の固定子主面′t−有し、且つこの
第2の固定子主面の中心が前記回転子磁心の中心に一致
°するように配置され、且つ前記第2の固定子主面の中
心部から外周縁に向って延びる突出部及び溝を前記第1
の固定子磁心の突出部及び溝の数と同一数有している第
2の固定子磁心と、前記第1の固定子磁心の前記第1の
固定子主面と前記回転子磁心の一方の主面との対向間隙
ヲ介して回転磁界が前記回転子に作用するように前記第
1の固定子主面に配設され次第1の固定子巻線と、前記
第2の固定子磁心の前記第2の固定子主面と前記回転子
磁心の他方り主面との対向間隙を介して回転磁界が前記
回転子に作用するよ5に前記第2の固定子主面に配設さ
nた第2の固定子巻線と、前記8g1及び第2の固定子
巻線□に互いに同相の電圧を選択的に印加することがで
きると共に互いに逆相の゛電圧を選択的に印加すること
ができる駆動回路とから成る電動機装置に係わるもので
ある。
し作 用〕 不発明にνいて、第1及び第2の固定子巻線に同相の電
圧を供給すると、誘導電動機として回転する。−万、第
1及び第2の固定子巻線に逆相の電圧を供給すると、回
転子の導体に誘起電圧が発注しなくなる。しかし1回転
子の突出部(歯)の数と固定子の突出部(歯〕の数が相
違するので、リラクタンス型ステップモータとして動作
する。
〔実施例〕
次に、第1−〜第13図を参照して本発明の実施例に係
わる電動機装置を説明する。
この電動機装置は第1図に示すように、1つの回転子1
と第1及び第2の固定子2.3とを有する。回転子1は
回転軸4に固定されている。なお、回転軸4は軸受5に
支持されている。第1の固定子2は回転子1の一方の主
面に対向配置され、第2の固定子3は回転子1の他方の
主面に対向配置されている。
回転子1は第2図及び第3図に示すように回転子磁心6
と導体7とから成る。回転子磁心6は、中心孔8を有し
、この中心孔8の近傍から外周縁に向って放射状に延び
る多数の溝9を有する。溝9は回転子磁心6の一方の主
面10と他方の主面11との両方に形成されている。溝
9の相互間の放射状突出部12はステップモータにおけ
る歯に相当する機能を有し、3相4極構成の場合には、
例えば12 n +1個(但しnは整数〕に決定される
導体7はコ字状に形成され、一方の主面10から他方の
主面11にまたがって配設されている。
複数の導体7の一端及び他端は、短絡環13.14で相
互に接続されている。要するに、導体7は誘導電動機の
籠形と同一原理に構成されている。
第1の固定子2は第1の固定子磁心15と第1の固定予
巻[16とから成る。第1の固定子磁心15は第4図及
び第5図に原理的に示すように、中心孔17の近傍から
外周縁に向って放射状に延びる多数の溝18を有し、且
つこの溝18の相互間に突出部19を有する。この突出
部19はステップモータに2ける歯と同等の機能を有す
るものであり、3相4極の場合には、12n個に決定さ
れ、回転子1の突出部12と異なる個数を有する。
第1の固定子巻線16は突出部19を利用して第1の固
定子2の主面20上に配設される。第6因は3相4極構
成の場合のU、■、W相巻線U1〜U4゜■1〜v4、
W、−W、の配置を説明的に示す。第7図には1極1相
当り4スロツトの巻線16の巻き方が原理的に示されて
いる。
第2の固定子3は磁心21と巻線(第1図では図示せず
]とから成ジ、第1の固定子2と同一に構成されている
。即ち、第2の固定子乙の第2の固定子主面22に第1
の固定子主面20と同一の溝及び突出部が設けられ、こ
の主面22が回転子1の主面11に対向している。また
、第1及び第2の固定子2,3の巻線の配置角度位置は
全く同一である。な2、軸受5Fi第1及び第2の固定
子磁心15.21の中心孔17.23の中に配置されて
いる。
第10図は第1及び第2の固定子2.3の各3相巻線2
U、2V、2W、3U、3v、3Wと、:の駆動回路を
示す。駆動回路は直流電源30とインバータ31と切換
回路32とから成る。インバータ31は6個のトランジ
スタQ1〜Q6と6個のダイオードDl−D、とを一対
の直流電源ライン30a、30b間にブリッジ接続した
3相ブリツジインバータである。このインバータ31の
第1.第2及び第3相出カライン33.34.35は第
2の固定子巻線3U、3V、3Wに対してスイッチを介
さずに接続されている。なお、第2の固定子巻線5U、
3V、3WけY結線され、この中点はスイッチSsを介
して一方の直流電源ライン30aに選択的に接続される
第1の固定子巻線2U、2V、2Wの一端はスイッチS
、、S、、S3の接点aを介して誘導電動機用Y結線形
成回路66に選択的に接続されると共に、スイッチS+
、 Sz、S3の接点すを介してインバータ出力ライン
33.34.35に選択的に接続される。また、第1の
同定子巻線2U、2V、2Wの他端は、スイッチS4、
Ss、Ssの接点aを介してステップモータ用Y結線形
底回路37に選択的に接続されると共に、スイッチS4
. S5. S6の接点すを介してインバータ出力ライ
ン33,34.35に選択的に接続される。ステップモ
ータ用Y結線形成回路37はスイッチS7を介して直流
電源ライン3[Jaに選択的に接続される。
〔誘導電動機動作〕
高速回転状態を得るために誘導電動機として動作させる
時には、第8図のスイッチ5t−8sを接点aに投入し
、スイッチS7、Ssをオフに操作する。
なお、スイッチ81〜S8は連動するように構成されて
いる。これにより、第9図に示す回路が成型する。第1
及び第2の固定予巻!2U、2V、2W、3U、3V、
3Wは同相駆動されるので、各固定子2.3のある一瞬
の磁極を模式的に示すと第10図になる。第1及び第2
の固定子巻線2U、2V、2W、3U、3V、3Wは同
相駆動されるので、同一角度位置に同一の磁極が生じる
。各巻線には3相交流が供給されているので、第1及び
第2の固定子2.3は第10図のような磁極配置を保っ
て回転磁界を発生する。第1の回転子2に基づく磁束は
鎖線38で示す経路で回転子1の導体7に鎖交し、フレ
ミングの右手の法則に従って導体7に誘起起電力が生じ
、電流が流れる。電流が流れている導体7が磁束を切る
と、フレミングの左手の法則に従って回転子1が回転す
る。
第2の固定子6に基づく磁束は鎖線39に示す経路で回
転子1の導体7に鎖交する。これによって導体7に生じ
る電流の向きは第1の固定子2の場合と同一であるので
、回転子1に第1の固定子2の場合と同一方向のトルク
が生じる。結局、誘導電動機と同一原理で回転子1が回
転する。
[ステップモータ動作〕 ステップモータ動作の場合には、第8−のスイッチS1
〜Ssを接点すにそれぞれ投入する。また、インバータ
31の上側の3個のトランジスタQ1、Ql、Q、をオ
フ制御し、下側の6個のトランジスタQ2. Q4、Q
sを正弦波を発生させるようにパルス幅変調スる。ステ
ップモータ動作時の回路を示す第11図から明らかなよ
うに、第1の固定子巻線2U、2v、2Wには第2の固
定予巻11j 3 U、3v、3Wと逆相(180度位
相差)の電流が流れる。
インバータ31のトランジスタQs、 Qs、 Qsを
オフ制御し、Q2、Q4、Qsのみをパルス幅変調制御
すると、第5図に示すように直流バイアスを加えた電流
IU、I、、IWを流すことができる。これにより、回
転磁界の起磁力のピーク値が増加し、リラクタンス力及
び回転力が増加する。
第13肉はステップモータ動作時の第1及び第2の固定
子2,3の一瞬の磁極の状態を模式的に示す。第1の固
定子2には第2の固定子3と逆の方向の磁極が生じてい
る。この結果、2つの固定子2,3の磁束は鎖線40で
示すように、2つの固定子2.3間を往復し、回転子1
を貫通してしまい、回転子1の導体7に鎖交しない。換
言すれば、第1及び第2の回転子2.3の磁束に基づい
て導体7に誘起される電圧及び電流の打ち消し合いが生
じ、誘導電動機としての回転トルクは生じない。しかし
ながら、回転子磁心6が突出部12を有し、これに対向
する固定子磁心15も突出部19を有するので、リラク
タンス〔磁気抵抗〕が最小になるように回転子2が回転
する。即ち、第1及び第2の固定子2.3が作る回転磁
界の移動に追従して回転子1がリラクタンスモータの原
理で回転する。この時、固定子2、乙の突出部19の数
と回転子1の突出部12の数との差がもし1であれば、
回転磁界の1回転に対して回転子1は突出部12の1ピ
ッチ分だけ移動することになる。
従って、低速回転が可能になる。ステップ動作のための
電流の供給及び停止の制御はトランジスタQ2、Q4、
Qsのオン・オフで達成することができる。
また、ステップ動作時において、特定の固定子巻線に電
流を流し続けることによって回転子1を所望位置に拘束
することができ、位置決めを容易且つ確実に行うことが
できる。
〔変形例〕
本発明は上述の実施例に限定されるものでなく、例えば
次の変形が可能なものである。
(1)第1及び第2の固定子2.3の巻線2U、2V、
2W、3U、3v、3Wをステ・ンブモータ駆動する場
合の駆動回路を第14図に示すように、第1.第2及び
第3の交流電源41U、41V、41WをYi線した3
相電源41の出力ライン42.43.44にダイオード
45.46.47から成る牛波整流回路を介して各相巻
a2U、2V、2W、3U、3V、3wを接aL、qh
巻mtv中性点を3相電源41の中性点に接続した構成
にしてもよい。この場合は印加電源の交流1周期で1ス
ロットピッチ進むステップ動作となる。なお、ステップ
数は通電周期により制御する。また、誘導電動機な゛駆
動する場合には、第9図と同様に3相交流を各相巻線に
供給する。
(2)  ステップモータ駆動の時に、第1の固定子2
と第2の固定子3とに互いに逆相の3相又は多相交流を
併給してもよい。
(3)3相以外の構成にすることができる。
(4)回転子1を巻線型回転子に構成することができる
(51回転子1の突出部12の数と固定子2.3の突出
部19の数との差を1以上の種々の値にすることができ
る。
〔発明の効果〕
上述のように本発明によれば、1台の装置で誘導電動機
動作とステップモータ動作との両方が可能になる。
【図面の簡単な説明】
第1図は不発明の実施例に係わる電動機装置を示すM断
面図。 第2図は回転子の一部省略斜視図。 第3図は回転子磁心の一部省略正面図、第4崗は固定子
磁心の一部省略正面図、第5図は第4囚の固定子磁心の
一部省略左側面図、 第6図は固定子における巻線の配置を示す図。 第7図は固定子における巻線の巻き方を示す図、第8図
は第1図の電動機装置における駆動回路を示す回路図、 第9図は誘導電動機動作させた場合の駆動回路を示す回
路図、 第10図は誘導電動機動作時の回転子と固定子との関係
を模式的に示す斜視図、 第11図はステップモータ動作させた場合の駆動回路を
示す回路図、 第12図はステップモータ動作時の各相巻線の電流を示
す波形図、 第13図はステップモータ動作時の回転子と固定子との
関係を模式的に示す斜視図、 第14図は変形例のステップモータ動作時の駆動回路を
示す回路図である。 1・・・回転子、2・・・第1の固定子、3・・・第2
の固定子、6・・・回転子磁心、7・・・導体、9・・
・溝、12・・・突出部、15・・・第1の固定子磁心
、16・・・第1の固定子巻線。 代  理  人   高  野  則  次第1図 第4図 第5図 第6図 第7図 笥2図 第3図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 中心軸に対して直交するように配置されている一対の主
    面のそれぞれの中心部からそれぞれの外周部に向つて延
    びている複数個の溝をそれぞれ有している回転子磁心と
    、 前記回転子磁心の一方の主面の中心部から他方の主面の
    中心部に至るように形成され且つ前記溝に挿入されてい
    る複数の導体又は巻線と、 前記複数の導体又は巻線を短絡する手段と、前記回転子
    磁心の一方の主面に対向する第1の固定子主面を有し、
    且つこの第1の固定子主面の中心が前記回転子磁心の中
    心に一致するように配置され、且つ前記第1の固定子主
    面の中心部から外周縁に向つて延びる複数の突出部及び
    溝を有し、この突出部及び溝の数が前記回転子磁心の一
    方の主面の溝の数と相違するように決定されている第1
    の固定子磁心と、 前記回転子磁心の他方の主面に対向する第2の固定子主
    面を有し、且つこの第2の固定子主面の中心が前記回転
    子磁心の中心に一致するように配置され、且つ前記第2
    の固定子主面の中心部から外周縁に向つて延びる突出部
    及び溝を前記第1の固定子磁心の突出部及び溝の数と同
    一数有している第2の固定子磁心と、 前記第1の固定子磁心の前記第1の固定子主面と前記回
    転子磁心の一方の主面との対向間隙を有して回転磁界が
    前記回転子に作用するように前記第1の固定子主面に配
    設された第1の固定子巻線と、 前記第2の固定子磁心の前記第2の固定子主面と前記回
    転子磁心の他方の主面との対向間隙を介して回転磁界が
    前記回転子に作用するように前記第2の固定子主面に配
    設された第2の固定子巻線と、 前記第1及び第2の固定子巻線に互いに同相の電圧を選
    択的に印加することができると共に互いに逆相の電圧を
    選択的に印加することができる駆動回路と から成る電動機装置。
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