JPH02228070A - 固体撮像素子の製造方法 - Google Patents

固体撮像素子の製造方法

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JPH02228070A
JPH02228070A JP1046594A JP4659489A JPH02228070A JP H02228070 A JPH02228070 A JP H02228070A JP 1046594 A JP1046594 A JP 1046594A JP 4659489 A JP4659489 A JP 4659489A JP H02228070 A JPH02228070 A JP H02228070A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は撮像領域に遮光膜を有した固体撮像素子の製造
方法に関する。
本発明は、撮像領域に遮光膜を有し、その遮光膜と同じ
導電膜からなる配線を撮像領域以外に有した固体撮像素
子の製造方法において、導電膜の形成後、遮光膜を異方
性エツチングで、配線を等方性エツチングでそれぞれ形
成することにより、配線の電気的な短絡を防止しながら
、スミアの抑制を図る方法である。
〔従来の技術〕
インターライン型のCCDイメージセンサ−においては
、光電変換を行う受光部を除き、遮光するための遮光膜
が、アルミニウム膜等を用いて、転送電極等を眉間絶縁
膜(通常、PSGやBPSG等のCVD酸化膜)を介し
て覆うように形成される。また、そのCCDイメージセ
ンサ−の撮像領域の周囲には、入出力回路や転送電極の
制御のための配線が施され、その配線は、同じ材料のア
ルミニウム膜等の導電膜を微細加工して所要のパターン
に形成される。
〔発明の概要〕
〔発明が解決しようとする課題〕 ところが、このようなアルミニウム膜を配線と遮光膜の
双方に用いるCCDでは、層間絶縁膜による平坦化とス
ミアの低減の点で両立しない技術的な課題がある。
第一に、遮光膜の下にはPSGやBPSG等の眉間絶縁
膜が形成されるが、この層間絶縁膜の膜厚が厚くされる
場合には、受光部の端部より光が転送電極の下部に漏れ
込んでくることになり、スミアを低減することができな
い。従って、スミアを低減するためには、眉間絶縁膜を
薄く形成する必要がある。
しかし、層間絶縁膜を薄くした時では、次のようなエツ
チング時の問題が生ずる。すなわち、画素の感度のばら
つきを小さくするためには、遮光膜の受光部に対応する
開口部の面積のばらつきを小さくする必要がある。この
ために高精度の加工が可能な異方性エツチングによりエ
ツチングを行うことが好ましい。ところが、異方性エツ
チングを行う場合では、下地の段差によってアルミニウ
ム膜の残渣が生じ易く、特に周辺の配線部では電気的な
短絡を生じ易(なる。このため十分な膜厚のリフロー膜
の形成が必要とされており、リフロー膜である眉間絶縁
膜による平坦化とスミアの低減が両立せず技術的な課題
となっている。
そこで、本発明は、上述の技術的な課題に鑑み、平坦化
による感度のばらつきの低減2周辺部の配線の短絡の防
止、スミアの低減を同時に実現するような固体撮像素子
の製造方法を擾供することを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
上述の目的を達成するため、本発明の固体撮像素子の製
造方法は、撮像領域に形成された遮光膜と撮像領域以外
に形成された配線が同じ導電膜で形成された固体撮像素
子を製造する方法であって、上記導電膜を形成した後、
上記遮光膜を異方性エツチングにより形成し、上記配線
を等方性エツチングにより形成することを特徴とする。
ここで導電膜としては、−例としてアルミニウム膜を用
いることが可能であり、遮光膜及び配線としてPSGや
BPSG等のCVD層間絶縁膜上に形成される。遮光膜
は受光部に対応して複数の開口が形成される膜であり、
受光部を開口したマスクと共に撮像領域以外の領域を覆
うマスクを用いて、RIE等の異方性エツチングにより
加工される。配線は周辺回路等に用いられる線状の導電
膜パターンであり、同時に撮像領域をレジスト等により
マスクしながら、等方性エツチングにより加工される0
本発明の製造方法において、異方性エツチングを等方性
エツチングより先に行うこともでき、等方性エツチング
を異方性エツチングより先に行うこともできる。
〔作用〕
同じ導電膜を一回のエツチングで加工すれば、その工程
数は低減されるが、前述したような問題が生ずる。そこ
で、同し導電膜を撮像領域では異方性エツチングして、
遮光膜の高精度な微細加工を行う、そして、撮像領域以
外では、配線を形成するために、等方性エツチングを行
う。このため配線部分の導電膜の残渣は極めて少なくな
り、下地の段差の緩和のために層間絶縁膜を敢えて厚く
形成する必要もなくなる。従って、スミアの低減もでき
る。
〔実施例〕
本発明の好適な実施例を図面を参照しながら説明する。
本実施例は、インターライン型CODの製造方法であり
、第2図に示すような構造のCCDを製造する方法であ
る。製造方法について説明する前に、インターライン型
CCDについて第2図を参照して簡単に説明する。
インターライン型CCDは、第2図に示すように、シリ
コン基板1上に眉間絶縁膜4を介して同じアルミニウム
膜よりなる遮光膜2とアルミニウム配vA3を有してい
る。
遮光膜2は基板のやや窪んだ中央の領域に複数のマトリ
クス状に配された開口部5を有して形成されている、こ
の遮光膜2は撮像領域1mを覆う。
すなわち、遮光膜2の下部には垂直転送レジスタや水平
転送レジスタ等が形成され、開口部5に対応した受光部
より送られる信号電荷を遮光膜2に遮光された各レジス
タで転送することができる。
アルミニウム配線3は撮像領域1mの外側の領域である
周辺領域Peに形成される。このアルミニウム配線3は
、所要のパターン幅を有した線条の導電膜である。この
アルミニウム配線3は、例えば転送電極へ転送りロック
信号を供給するのに用いられる。
次に、このような構造のCCDを製造方法について第1
図a〜第1図C@参照して説明する。
まず、第1図aに示すように、撮像領域1mのシリコン
基板11aの表面に、不純物のイオン注入により、チャ
ンネルストッパー領域12.受光領域13.垂直電荷転
送領域14がそれぞれ形成される。この撮像領域1mの
シリコン基板11aの表面上には、絶縁膜15を介して
転送電極16が形成される。転送電極16は垂直電荷転
送領域14上に位置し、例えばポリシリコン層からなる
この転送電極16上を含む全面にPSG又はBPSGか
らなるCVD層間絶縁膜17が形成される。
このCVD層間絶縁11117はスミアの低減のために
薄い膜厚で良い。
搬像jJ域以外の周辺領域P、eのシリコン基Fi11
b上にも同様に、絶縁膜15を介してポリシリコン層1
8が形成され、撮像領域1mのシリコン基板11aと同
じCVD層間絶縁膜17に被覆される。ここで、後述す
るように周辺領域Peでは配線が等方性エツチングによ
りバターニングされるため、平坦化のためにCVD層間
絶縁膜17を敢えて厚く形成する必要はない。
これら撮像領域1mと周辺領域Peには、導電層である
同じアルミニウム11119が形成される。
周辺領域Peでは、ポリシリコン層18にコンタクトホ
ール20を介してアルミニウム膜19が接続する。
次に、第1図すに示すように、レジストマスク21が形
成される。・このレジストマスク21は、撮像領域1m
を全面的にマスクし、周辺領域Peでは配線パターンの
マスクパターンを有する。このような形状のレジストマ
スク2Iを用いて等方性エツチングを行う。この等方性
エツチングによって、周辺領域Peではアルミニウム膜
19をバターニングして配S!22が得られる。特に、
等方性エツチングによるため、下地の段差が緩和されて
いなくともアルミニウムM19の残渣は十分番こ少なく
なり、配線22間の電気的な短絡の問題は生じない。ま
た、同時に撮像領域1mでは全面的にレジストマスク2
1が存在するために、等方性エツチングによりエツチン
グされることはない。
次に、レジストマスク21を除去し、第1図Cに示すよ
うに、レジストマスク23を形成する。
このレジストマスク23は、撮像開城1mで遮光膜の開
口部(第2図の引用符号5参照)のパターンに合わせた
形状に選択露光され、周辺5■域Peで全面的に覆うよ
うな形状にされる0次に、このようなレジストマスク2
3の形成後、RIE等の方法による異方性エツチングを
行って、アルミニウム819をバターニングして遮光膜
24を得る。
この遮光膜24には、撮像領域1mで開口部25が形成
され、その開口部25の底部で受光部が臨む、この開口
部25は異方性エツチングにより形成されるため、高精
度に形成することができ、受光部の感度のばらつきを抑
えることができる。また、前述したように、遮光膜24
の下部のCVD層間絶縁rf!a17は薄くできるため
、スミアの低減を図ることができる。
なお、上述の実施例では、インターライン型CCDにつ
いて説明したが、他の遮光膜を有する固体撮像素子であ
っても同様に本発明の製造方法を適用できる。また、等
方性エツチングを先に行う例を説明したが、異方性エツ
チングの方を先に行うこともできる。
〔発明の効果〕
本発明の固体撮像素子の製造方法では、導電膜の形成後
、撮像領域の遮光膜を異方性エツチングにより形成し、
撮像領域以外の配線を等方性エツチングにより形成する
ために、配線部分の導1itlllの残渣は掻めて少な
くなり、電気的な短絡を防止できる。また、配線を等方
性エツチングを以て加工するために、下地の段差の緩和
のために層間絶縁膜を敢えて厚く形成する必要もな(な
り、従って、スミアの低減も図れることになる。
25・・・開口部 特許出願人   ソニー株式会社 代理人弁理士 小池 晃(他2名)
【図面の簡単な説明】
第1図a〜第1図Cは本発明の固体撮像素子の製造方法
の一例をその製造工程に従って説明するためのそれぞれ
工程断面図、第2図は本発明にかかる実施例に説明する
CCDの一例の模式的な斜視断面図である。 b・・・シリコン基板 1、  lla、  11 2.24・・・遮光膜 3.22・・・配線 17・・・CVD層間絶縁膜 19・・・アルミニウム膜 21.23・・・レジストマスク CCD内−例 第2図 11方性工・ノー←〉グ工程 第1図C

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 撮像領域に形成された遮光膜と撮像領域以外に形成され
    た配線が同じ導電膜で形成された固体撮像素子の製造方
    法において、 上記導電膜を形成した後、上記遮光膜を異方性エッチン
    グにより形成し、上記配線を等方性エッチングにより形
    成することを特徴とする固体撮像素子の製造方法。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2009111190A (ja) * 2007-10-30 2009-05-21 Sharp Corp プラズマエッチング方法、プラズマエッチング装置、および固体撮像素子の製造方法
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