JPH0222759Y2 - - Google Patents

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JPH0222759Y2
JPH0222759Y2 JP1983149163U JP14916383U JPH0222759Y2 JP H0222759 Y2 JPH0222759 Y2 JP H0222759Y2 JP 1983149163 U JP1983149163 U JP 1983149163U JP 14916383 U JP14916383 U JP 14916383U JP H0222759 Y2 JPH0222759 Y2 JP H0222759Y2
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JP
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JP1983149163U
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JPS6057878U (ja
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  • Control Of Vending Devices And Auxiliary Devices For Vending Devices (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (a) 産業上の利用分野 この考案は、ストアードカード等の価値記録取
引媒体を使用して物品を販売する販売方式におけ
る物品払い戻し装置に関する。
(b) 従来の技術 物品売買の代価に現金を使用せず、代価に供す
ることができる価値を記録した価値記録取引媒体
(ストアードカード)から、その代価を差し引く
キヤツシユレス販売方式が従来より提案されてい
る(特公昭45−34085号等)。このようなストアー
ドカードは乗車券等のチケツトの自動販売機機に
多く用いられる。ストアードカードは一般的にそ
の価値に相当する価格で販売されるが、価値と価
格とが一致しない場合もある。すなわち、価格に
比して価格がある程度割り引かれていたり(1000
円の価値を有するストアードカードが900円で販
売される場合等)、価格に比して価値にプレミア
ムが付されている(1000円で販売されるカードが
1100円の価値を有している場合等)等の場合であ
る。
(c) 考案が解決しようとする課題 購入された物品(特に乗車券等のチケツト)は
返品・払い戻しされることがあるが、この場合こ
の物品が購入された価格を払い戻さねばならな
い。ところが、ストアードカードが代金を割り引
いて発行された場合やプレミアムを付けて発行さ
れた場合、このストアードカードで購入された物
品の払い戻しを行うときに、物品の代価を現金で
払い戻したり、通常の(割り引きやプレミアムの
ない)ストアードカードに価値を付与した場合、
割り引いた分やプレミアムを付けた分だけ余計に
払い戻すことになり不都合である。
しかし従来は、物品の返却・払い戻し時にその
物品の購入に供されたストアードカードがどのよ
うなカード(割り引きカードであるか、プレミア
ムカードであるか等)であるかを判断することが
できなかつたため、円滑な払い戻し手続をするこ
とができず。現金で払い戻した場合には販売者側
が損をする結果になつていた。
この考案は、上記実情に鑑みてなされたもの
で、物品の払い戻しの際に、その物品の販売のと
きのストアードカードの物品購入処理をキヤンセ
ルすることにより、物品の払い戻しを現金で行う
場合に生じる不都合を防止し得る物品払い戻し装
置を提供することを目的とする。
(d) 課題を解決するための手段 この考案は、物品購入の代価に供することがで
きる価値が記録された価値記録取引媒体と、 物品販売の際、この価値記録取引媒体を受け付
けて物品の代価を差し引いたのち使用者に返却
し、この価値記録取引媒体のエンコード情報およ
びこの物品の代価を記憶した物品を放出する自動
販売機と、 を有する販売システムに使用される装置であつ
て、 前記物品の返却を受け付けて記憶されている情
報を読み取る物品受付手段と、価値記録取引媒体
を受け付けてエンコード情報を読み取る媒体受付
手段と、を設け、 返却された物品に記憶されているエンコード情
報と挿入された価値記録取引媒体のエンコード情
報とが一致するか否かを判断する購入媒体判定手
段と、 返却された物品に記憶されているエンコード情
報と挿入された価値記録取引媒体のエンコード情
報とが一致したとき、物品を回収するとともに、
返却された物品の代価に相当する価値を挿入され
た価値記録取引媒体に加算して返却する払戻処理
手段を設けたことを特徴とする。
(e) 作用 この考案の物品払払い戻し装置の作用を機能ブ
ロツク図(第1図)を参照して説明する。
顧客が購入した物品30には、この物品の価格
とこの物品の購入するに際して使用された価値記
録取引媒体31のエンコード情報が記憶される。
この物品が返却・払い戻しされる場合、物品3
0を物品受付手段32で受け付けてこの物品30
に記憶されているデータを読み取る。この読み取
りによつて物品30の価格と記憶されたエンコー
ド情報が判る。また媒体受付手段33で価値記録
取引媒体31を受け付け、このエンコード情報を
読み取る。購入媒体判定手段34が両者のエンコ
ード情報を比較する。一致した場合には、投入さ
れた物品30は挿入された価値記録取引媒体31
で代価が支払われて購入されたものであると判断
し、物品30を回収するとともに、価値記録取引
媒体31にその物品の価格分の価値を加算して返
却する。
このように、この物品払い戻し装置では、物品
と価値記録媒体とを受け付けて自動的に物品の払
い戻しを行うことができるとともに、割り引きや
プレミアムが施された価値記録媒体で購入された
物品の払い戻しでも購入時と等価の価値を払い戻
すことができる。
(f) 実施例 第2図は、この考案の実施例である乗車券払い
戻し装置を設けた自動券売機の外観斜視図、第3
図は、同乗車券払い戻し装置の内部構成を示す概
略ブロツク図、第4図は、同乗車券払い戻し装置
の動作手順を示すフローチヤートである。
第2図に示すように、この自動券売機1は、自
動券売機構2とともに乗車券払い戻し装置3が設
けられている。乗車券払い戻し装置3は、乗車券
読み取り機構4、カード処理機構5、払い戻しボ
タン6および制御部7から構成されている。乗車
券読み取り機構4は、自動券売機1の前面に乗車
券挿入口8を設け、この乗車券挿入口8から挿入
された払い戻し乗車券のエンコード情報を読み取
る機構である。カード処理機構5は、自動券売機
1の前面にカード挿入口9を設け、このカード挿
入口9から挿入されたストアードカードのエンコ
ード情報を読み取り、このストアードカードのエ
ンコード情報を訂正するために記録を書き替える
機構である。払い戻しボタン6は、自動券売機1
の前面に設けられている。制御部7は、自動券売
機1内の底部に設けられている。自動券売機構2
は、自動券売機1の前面に設けられた硬貨投入口
10、投入金額表示器11、乗車券購入ボタン1
2および乗車券取り出し口13並びに乗車券払い
戻し装置3と共通の制御部7から構成されてい
る。
制御部7は、第3図に示すように、メモリ14
と接続したCPU15とインターフエイス16と
からなる。CPU15は、インターフエイス16
を介して、乗車券読み取り機構4、カード処理機
構5、払い戻しボタン6および自動券売機構2と
接続している。
この乗車券払い戻し装置3の動作手順を第4図
に基づいて説明する。ステツプn1(以下、ステツ
プniを単にniという。)で、使用者がカード挿入
口9からストアードカードを挿入すると、カード
処理機構5がこのストアードカードのエンコード
情報を読み取り、制御部7に入力する(n2)。次
に、使用者が乗車券挿入口8から払い戻し乗車券
を挿入すると(n3)、乗車券読み取り機構4がこ
の乗車券のエンコード情報を読み取り、制御部7
に入力する(n4)。制御部7では、CPU15が、
入力されたストアードカードのエンコード情報が
と払い戻し乗車券のエンコード情報とが一致する
かどうかの判断を行う(n5)。これらの情報が一
致しない場合には、このストアードカードで購入
された乗車券ではないので、処理を終了し、使用
者にストアードカードと乗車券を返却する。これ
らの情報が一致した場合には、使用者が払い戻し
ボタン6を押下することにより(n6)、乗車券読
み取り機構4が払い戻し乗車券を回収し(n7)、
カード処理機構5が、ストアードカードの残額や
乗車券の購入回数等を、払い戻し乗車券を購入し
なかつた場合の状態に訂正して印字するとともに
(n8)、エンコード情報を訂正するように記録を
書き替え(n9)、このストアードカードを使用者
に返却する(n10)。
(g) 考案の効果 以上のようにこの考案の物品払い戻し装置によ
れば、使用者に引き渡された物品の返却を受け付
けるとともに同時に受け付けた価値記録取引媒体
のエンコード情報が記憶されているかを判断する
ことにより、物品購入の際に使用された価値記録
取引媒体にのみ返却・払い戻しの処理を行うこと
ができる。これによつて、その価値記録取引媒体
が割り引いて販売されたりプレミアムが付された
ものであつても、販売時と等価の価値を払い戻す
ことができ、販売者、購入者双方の損得がなくな
る利点がある。
このようにこの装置は、価値記録取引媒体を使
用してキヤツシユレスで払い戻しを処理すること
から、現金処理機構を省略することもでき、機構
を簡略化することができる。
またこの装置では、使用者から物品および価値
記録取引媒体を受け付けて払い戻し動作を行うよ
うにしたことにより、係員がいなくても払い戻し
を処理することができ、物品の販売/返却の省力
化に寄与することもできる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の作用を説明するための機能
ブロツク図、第2図はこの考案の実施例である乗
車券払い戻し装置を設けた自動券売機の外観斜視
図、第3図は同乗車券払い戻し装置の内部構成を
示す概略ブロツク図、第4図は同乗車券払い戻し
装置の動作手順を示すフローチヤートである。 3……乗車券払い戻し装置、4……乗車券読み
取り機構、5……カード処理機構、6……払い戻
しボタン。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 物品購入の代価に供することができる価値が記
    録された価値記録取引媒体と、 物品販売の際、この価値記録取引媒体を受け付
    けて物品の代価を差し引いたのち使用者に返却
    し、この価値記録取引媒体のエンコード情報およ
    びこの物品の代価を記憶した物品を放出する自動
    販売機と、 を有する販売システムに使用される装置であつ
    て、 前記物品の返却を受け付けて記憶されている情
    報を読み取る物品受付手段と、価値記録取引媒体
    を受け付けてエンコード情報を読み取る媒体受付
    手段と、を設け、 返却された物品に記憶されているエンコード情
    報と挿入された価値記録取引媒体のエンコード情
    報とが一致するか否かを判断する購入媒体判定手
    段と、 返却された物品に記憶されているエンコード情
    報と挿入された価値記録取引媒体のエンコード情
    報とが一致したとき、物品を回収するとともに、
    返却された物品の代価に相当する価値を挿入され
    た価値記録取引媒体に加算して返却する払戻処理
    手段を設けたことを特徴とする物品払い戻し装
    置。
JP14916383U 1983-09-27 1983-09-27 物品払い戻し装置 Granted JPS6057878U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14916383U JPS6057878U (ja) 1983-09-27 1983-09-27 物品払い戻し装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14916383U JPS6057878U (ja) 1983-09-27 1983-09-27 物品払い戻し装置

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Publication Number Publication Date
JPS6057878U JPS6057878U (ja) 1985-04-22
JPH0222759Y2 true JPH0222759Y2 (ja) 1990-06-20

Family

ID=30331195

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP14916383U Granted JPS6057878U (ja) 1983-09-27 1983-09-27 物品払い戻し装置

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JP (1) JPS6057878U (ja)

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5046399A (ja) * 1973-08-29 1975-04-25

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5046399A (ja) * 1973-08-29 1975-04-25

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Publication number Publication date
JPS6057878U (ja) 1985-04-22

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