JPH02227223A - 射出またはトランスファー成形方法および装置 - Google Patents
射出またはトランスファー成形方法および装置Info
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- JPH02227223A JPH02227223A JP4806189A JP4806189A JPH02227223A JP H02227223 A JPH02227223 A JP H02227223A JP 4806189 A JP4806189 A JP 4806189A JP 4806189 A JP4806189 A JP 4806189A JP H02227223 A JPH02227223 A JP H02227223A
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29C—SHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
- B29C45/00—Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor
- B29C45/17—Component parts, details or accessories; Auxiliary operations
- B29C45/26—Moulds
- B29C45/34—Moulds having venting means
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Manufacturing & Machinery (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
- Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は熱可塑性樹脂または熱硬化性樹脂をキャビティ
内に注入する、射出またはトランスファー成形において
、充填材料のガス焼けの防止と、型開きの際に起こる真
空圧による製品破壊を防止した成形方法および装置に関
するものである。
内に注入する、射出またはトランスファー成形において
、充填材料のガス焼けの防止と、型開きの際に起こる真
空圧による製品破壊を防止した成形方法および装置に関
するものである。
(従来技術)
射出またはトランスファー成形は金型で閉じられた空間
の中に溶融樹脂を充填し、これを冷却固化または加熱硬
化させて製品とする成形法であるが、この溶融樹脂が充
填される金型の内部(キャビティ部)には空気、すなわ
ち窒素、酸素、水蒸気などの気体のほか、充填材料から
発生したガスも存在するため、樹脂が充填されていく過
程では、これらの気体が圧縮されて内圧が高まり、さら
に樹脂を充填するには高い射出圧力が必要となる。この
とき、もしこれらの気体の排出口が無かったり、余りに
小さいときには断熱圧縮された気体が高温になり、成形
品に俗に“ヤケ”と呼ばれる黒い焼は跡を残す、また、
成形品材料の融着線(ウェルド・ライン)は弱くなり、
完全に充填しない場合も生ずる。さらに、型開きのとき
にはキャビティおよびコアに密着している成形品を離型
する際、型との接触面が真空となり、無理に離型すれば
クラック等を発生して製品の破壊につながる。
の中に溶融樹脂を充填し、これを冷却固化または加熱硬
化させて製品とする成形法であるが、この溶融樹脂が充
填される金型の内部(キャビティ部)には空気、すなわ
ち窒素、酸素、水蒸気などの気体のほか、充填材料から
発生したガスも存在するため、樹脂が充填されていく過
程では、これらの気体が圧縮されて内圧が高まり、さら
に樹脂を充填するには高い射出圧力が必要となる。この
とき、もしこれらの気体の排出口が無かったり、余りに
小さいときには断熱圧縮された気体が高温になり、成形
品に俗に“ヤケ”と呼ばれる黒い焼は跡を残す、また、
成形品材料の融着線(ウェルド・ライン)は弱くなり、
完全に充填しない場合も生ずる。さらに、型開きのとき
にはキャビティおよびコアに密着している成形品を離型
する際、型との接触面が真空となり、無理に離型すれば
クラック等を発生して製品の破壊につながる。
そこで、樹脂の充填につれてキャビティ部の気体を機外
に排出させるために、■エア・ベントと呼ぶエア抜き通
路を金型のキャビティのコア部分などの隙間を利用して
1カ所または複数カ所設ける方法、■エア・ベントの効
果を増すために、これに減圧装置を付設する方法、■金
型が閉じられるとキャビティ部の気密が確保される真空
シール構造を設け、内部の気体をこれに接続された真空
配管で排気する方法などが採用されている。
に排出させるために、■エア・ベントと呼ぶエア抜き通
路を金型のキャビティのコア部分などの隙間を利用して
1カ所または複数カ所設ける方法、■エア・ベントの効
果を増すために、これに減圧装置を付設する方法、■金
型が閉じられるとキャビティ部の気密が確保される真空
シール構造を設け、内部の気体をこれに接続された真空
配管で排気する方法などが採用されている。
[発明が解決しようとする課題]
しかし、上記■および■の方法では、このエア・ベント
が通常キャビティから金型な構成する部材の5〜50μ
mの隙間を通って外に向かって設けるものであるため、
このエア・ベント部に樹脂が入り込むと、これがパリと
なって成形品に残り、不良品の原因となっていた。この
防止のためのエア・ベントの設計、加工には試行錯誤に
よる多くの時間を必要とし、またこれによって適当な金
型が仕上がったとしても、射出またはトランスファー成
形条件の変化や使用する樹脂の流動特性の変化等によっ
て、再びエア・ベントからパリが発生するようになって
、なかなか全ての条件に対応できる金型な得ることがで
きなかった。
が通常キャビティから金型な構成する部材の5〜50μ
mの隙間を通って外に向かって設けるものであるため、
このエア・ベント部に樹脂が入り込むと、これがパリと
なって成形品に残り、不良品の原因となっていた。この
防止のためのエア・ベントの設計、加工には試行錯誤に
よる多くの時間を必要とし、またこれによって適当な金
型が仕上がったとしても、射出またはトランスファー成
形条件の変化や使用する樹脂の流動特性の変化等によっ
て、再びエア・ベントからパリが発生するようになって
、なかなか全ての条件に対応できる金型な得ることがで
きなかった。
また■の方法では、金型が完全に閉じてしまう(パーテ
ィング面が閉じる)と、キャビティからの排気通路を確
保できなくなるために、金型が完全に閉じる前にキャビ
ティの気密性を確保し、同時に排気通路も確保されなけ
ればならないという不利があり、その対策として例えば
第6図に示すような、可動側型板aと固定側型板すとを
、それぞれの周側部c、dで互いに嵌合し、この接合面
にO−リングe等を配して気密性を保持すると共に、可
動側型板aにはそのパーティング面fより機外に至るエ
ア抜き通路gを設けた構造の金型とすることにより、型
閉めに際して、まず0−リングeにより可動側型板aと
固定側型板すとの気密性を確保した後、エア抜き通路g
よりキャビティh内の排気を行い、ついで両型板a、b
のパーティング面f、iを接合させてノズルjより樹脂
の注入を行う方法が提案されている。
ィング面が閉じる)と、キャビティからの排気通路を確
保できなくなるために、金型が完全に閉じる前にキャビ
ティの気密性を確保し、同時に排気通路も確保されなけ
ればならないという不利があり、その対策として例えば
第6図に示すような、可動側型板aと固定側型板すとを
、それぞれの周側部c、dで互いに嵌合し、この接合面
にO−リングe等を配して気密性を保持すると共に、可
動側型板aにはそのパーティング面fより機外に至るエ
ア抜き通路gを設けた構造の金型とすることにより、型
閉めに際して、まず0−リングeにより可動側型板aと
固定側型板すとの気密性を確保した後、エア抜き通路g
よりキャビティh内の排気を行い、ついで両型板a、b
のパーティング面f、iを接合させてノズルjより樹脂
の注入を行う方法が提案されている。
しかし、この方法では可動側型板aと固定側型板すとの
間の気密性を確保するための嵌合封止手段c、d、eな
どを別に設けなければならず、またキャビティhの周り
も完全にシールしなければならないので、金型が複雑か
つ大型化し、その結果としてコストアップになるという
問題があった。
間の気密性を確保するための嵌合封止手段c、d、eな
どを別に設けなければならず、またキャビティhの周り
も完全にシールしなければならないので、金型が複雑か
つ大型化し、その結果としてコストアップになるという
問題があった。
本発明の目的は、熱可塑性樹脂または熱硬化性樹脂を用
いる高速での射出またはトランスファー成形において、
キャビティ内の気体を速やかに排除し、実質的に真空状
態にした後、樹脂を注入するための成形方法、およびこ
れを実施するための成形装置を提供しようとするもので
ある。
いる高速での射出またはトランスファー成形において、
キャビティ内の気体を速やかに排除し、実質的に真空状
態にした後、樹脂を注入するための成形方法、およびこ
れを実施するための成形装置を提供しようとするもので
ある。
(課題を解決するための手段)
本発明は上記の問題点に鑑み種々検討の結果達成された
もので、金型のキャビティ内の気体を、スプルーを通し
て排気した後、樹脂を注入することを特徴とする射出ま
たはトランスファー成形方法、およびこれを実施するた
めの、金型のスプルー口の周辺に、樹脂注入手段と排気
手段とを切り替え自在に装着してなる射出またはトラン
スファー成形装置に関するものである。
もので、金型のキャビティ内の気体を、スプルーを通し
て排気した後、樹脂を注入することを特徴とする射出ま
たはトランスファー成形方法、およびこれを実施するた
めの、金型のスプルー口の周辺に、樹脂注入手段と排気
手段とを切り替え自在に装着してなる射出またはトラン
スファー成形装置に関するものである。
(実施例)
つぎに、本発明の具体的実施態様を射出成形法での応用
例で示した第1〜5図に基づいて説明する。
例で示した第1〜5図に基づいて説明する。
(第1の実施態様の構造)
第1図は本発明の基本的な構成にかかわる第1の実施態
様を示すものである。図において、1は金型の可動側取
付板、2は可動側型板、3は型閉め用のラム、4は固定
側取付板、5は固定側型板である。2a、5aはそれぞ
れ可動側および固定側型板のパーティング面を示し、可
動側型板のパーティング面2aにはO−リング等の封止
材6が装着されている。
様を示すものである。図において、1は金型の可動側取
付板、2は可動側型板、3は型閉め用のラム、4は固定
側取付板、5は固定側型板である。2a、5aはそれぞ
れ可動側および固定側型板のパーティング面を示し、可
動側型板のパーティング面2aにはO−リング等の封止
材6が装着されている。
2oは2枚の型板2.5によって包囲形成されるキャビ
ティ、21は固定側の取付板4および型板5を貫通して
設けられたスプルー 22は射出成形機などの樹脂注入
手段、23はそのノズルである。
ティ、21は固定側の取付板4および型板5を貫通して
設けられたスプルー 22は射出成形機などの樹脂注入
手段、23はそのノズルである。
スプルー21の開口端とノズル23との間には図示のよ
うな三方コック30等を内蔵する切り替え手段31が設
けられていて、この三方コック30等を切り替えること
によって、樹脂注入手段22からの樹脂をスプルー21
に供給するか、スプルー21からの排気を排気孔32に
導くか、の流路を選択的に確保できるようになっている
。なお、この切り替え手段31には、これに洗浄装置を
付設するなど従来周知の各種各様の形状構造のものを採
用することができる。
うな三方コック30等を内蔵する切り替え手段31が設
けられていて、この三方コック30等を切り替えること
によって、樹脂注入手段22からの樹脂をスプルー21
に供給するか、スプルー21からの排気を排気孔32に
導くか、の流路を選択的に確保できるようになっている
。なお、この切り替え手段31には、これに洗浄装置を
付設するなど従来周知の各種各様の形状構造のものを採
用することができる。
(第1の実施態様の作用)
この実施態様において、第1図に示した状態から、まず
可動側取付板lを動かして金型な閉じ、キャビティ20
を形成する。同時に封止材6が固定側型板のパーティン
グ面5aに密着するので、キャビティ2oはスプルー2
1と共に気密に保持される。そこで排気孔32に真空ポ
ンプの配管(図示せず)を繋ぐと、切り替え手段31、
スプルー21を経てキャビティ20内の気体が排出され
て内部は完全な真空になる。つぎに、三方コック30を
左回りに90°回転して樹脂注入手段22のノズル23
とスプルー21とを連通させ、樹脂注入手段22内の樹
脂をスプルー21を経てキャビティ20内に射出充填す
る。樹脂はキャビティ20内に一定時間保持され、冷却
固化、または加熱硬化後、金型な開いて取り出される。
可動側取付板lを動かして金型な閉じ、キャビティ20
を形成する。同時に封止材6が固定側型板のパーティン
グ面5aに密着するので、キャビティ2oはスプルー2
1と共に気密に保持される。そこで排気孔32に真空ポ
ンプの配管(図示せず)を繋ぐと、切り替え手段31、
スプルー21を経てキャビティ20内の気体が排出され
て内部は完全な真空になる。つぎに、三方コック30を
左回りに90°回転して樹脂注入手段22のノズル23
とスプルー21とを連通させ、樹脂注入手段22内の樹
脂をスプルー21を経てキャビティ20内に射出充填す
る。樹脂はキャビティ20内に一定時間保持され、冷却
固化、または加熱硬化後、金型な開いて取り出される。
この動作は手動、半自動、自動のいずれの方法で行なっ
てもよく、これによればキャビティ20内の真空が確保
されたままの状態で樹脂の注入が行なわれるため、充填
材料がガス焼けを起こしたり、型開きの際の真空圧によ
り製品が破壊する恐れがない。
てもよく、これによればキャビティ20内の真空が確保
されたままの状態で樹脂の注入が行なわれるため、充填
材料がガス焼けを起こしたり、型開きの際の真空圧によ
り製品が破壊する恐れがない。
この第1の実施態様では樹脂通路と排気通路との切り替
えを三方コックにより同時に行なうものであるため、こ
の三方コックに樹脂のシール、真空のシール、回転機構
等を備えなければならず構造が複雑になる。
えを三方コックにより同時に行なうものであるため、こ
の三方コックに樹脂のシール、真空のシール、回転機構
等を備えなければならず構造が複雑になる。
以下に説明する第2〜第5の実施態様は、この樹脂注入
手段と排気手段との切り替え方法にさらに改善を加えた
ものである。すなわち、これらの実施態様に共通する成
形方法は、まず金型のスブルーロと樹脂注入手段との間
に気密室を形成し、金型閉鎖後のキャビティ内の気体を
、スプルー気密室、これに連なる排気手段を経て機外に
排出し、ついで樹脂注入手段をスプルーの開口端に接合
させて樹脂の注入を行うものであり、またこれを実施す
るための装置として、金型のスプルー気密室の固定側取
付板に樹脂注入手段を滑動自在に装着するための取付孔
を設け、これを囲む樹脂注入手段の側壁部または金型の
固定側構成部材に、この取付孔より機外に達する排気手
段を設けたものとしている。
手段と排気手段との切り替え方法にさらに改善を加えた
ものである。すなわち、これらの実施態様に共通する成
形方法は、まず金型のスブルーロと樹脂注入手段との間
に気密室を形成し、金型閉鎖後のキャビティ内の気体を
、スプルー気密室、これに連なる排気手段を経て機外に
排出し、ついで樹脂注入手段をスプルーの開口端に接合
させて樹脂の注入を行うものであり、またこれを実施す
るための装置として、金型のスプルー気密室の固定側取
付板に樹脂注入手段を滑動自在に装着するための取付孔
を設け、これを囲む樹脂注入手段の側壁部または金型の
固定側構成部材に、この取付孔より機外に達する排気手
段を設けたものとしている。
(第2の実施態様の構造)
第2図は第2の実施態様について、型閉め前の金型にお
いて、その固定側取付板に設けた取付孔に射出成形機の
シリンダーを嵌入したときの状態を断面図で示すもので
ある。
いて、その固定側取付板に設けた取付孔に射出成形機の
シリンダーを嵌入したときの状態を断面図で示すもので
ある。
図において、11は金型の可動側取付板、12は可動側
型板、13は型閉め用のラム、14は固定側取付板、1
5は固定側型板であり、本実施態様ではこの固定側取付
板14および固定側型板15°によって固定側構成部材
が形成されている。12a、15aはそれぞれ可動側お
よび固定側型板のパーティング面を示し、可動側型板の
パーティング面12aにはO−リング等の封止材16が
装着されている。
型板、13は型閉め用のラム、14は固定側取付板、1
5は固定側型板であり、本実施態様ではこの固定側取付
板14および固定側型板15°によって固定側構成部材
が形成されている。12a、15aはそれぞれ可動側お
よび固定側型板のパーティング面を示し、可動側型板の
パーティング面12aにはO−リング等の封止材16が
装着されている。
2oは2枚の型板12.15によって包囲形成されるキ
ャビティ、21は固定側型板15に設けられたスプルー
22は樹脂注入手段、23はそのノズルである。固定
側取付板14にはスプルー21の開口端の前面に取付孔
24が設けられていて、樹脂注入手段22を、その周側
壁に設けられた封止材25によって気密に、かつ滑動自
在に保持している。
ャビティ、21は固定側型板15に設けられたスプルー
22は樹脂注入手段、23はそのノズルである。固定
側取付板14にはスプルー21の開口端の前面に取付孔
24が設けられていて、樹脂注入手段22を、その周側
壁に設けられた封止材25によって気密に、かつ滑動自
在に保持している。
33は樹脂注入手段22の側壁に設けられたエア抜き通
路で、取付孔24内と機外とを連通している。
路で、取付孔24内と機外とを連通している。
(第2の実施態様の作用)
この実施態様において、第2図に示した状態から、まず
可動側取付板11を動かして金型を閉じ、キャビティ2
0を形成する。同時に封止材16が固定側型板のパーテ
ィング面15aに密着するので、前述した樹脂注入手段
22の周側壁に設けられた封止材25の作用と併せて、
キャビティ20はスプルー21、取付孔24内と共に気
密に保持される。エア抜き通路33の開口端34に真空
ポンプの配管(図示せず)を繋ぐと、エア抜き通路33
、取付孔24内、スプルー21を経てキャビティ20内
の気体が排出されて内部は完全な真空になる。そこで、
樹脂注入手段22を前進してノズル23をスプルー21
の開口端に接合し、樹脂注入手段22内の樹脂をノズル
23よりスプルー21を経てキャビティ20内に射出注
入する。注入後、樹脂注入手段22は後退させて元の位
置に復し、樹脂はキャビティ20内に一定時間保持され
冷却固化または加熱硬化した後、金型を開いて取出され
、図示の状態に復帰する。本実施態様においても、第1
の実施態様と同様、これらの操作を手動、自動、半自動
等任意の方法で行なうことができ、同等の効果を奏する
。
可動側取付板11を動かして金型を閉じ、キャビティ2
0を形成する。同時に封止材16が固定側型板のパーテ
ィング面15aに密着するので、前述した樹脂注入手段
22の周側壁に設けられた封止材25の作用と併せて、
キャビティ20はスプルー21、取付孔24内と共に気
密に保持される。エア抜き通路33の開口端34に真空
ポンプの配管(図示せず)を繋ぐと、エア抜き通路33
、取付孔24内、スプルー21を経てキャビティ20内
の気体が排出されて内部は完全な真空になる。そこで、
樹脂注入手段22を前進してノズル23をスプルー21
の開口端に接合し、樹脂注入手段22内の樹脂をノズル
23よりスプルー21を経てキャビティ20内に射出注
入する。注入後、樹脂注入手段22は後退させて元の位
置に復し、樹脂はキャビティ20内に一定時間保持され
冷却固化または加熱硬化した後、金型を開いて取出され
、図示の状態に復帰する。本実施態様においても、第1
の実施態様と同様、これらの操作を手動、自動、半自動
等任意の方法で行なうことができ、同等の効果を奏する
。
(第3の実施態様の構造)
第3図は第3の実施態様について前例と同様の状態を断
面図で示すものである。
面図で示すものである。
本実施態様は、前例と比較して、固定側取付板14と固
定側型板15との間に受は板17を設け、これら3枚の
板によって固定側構成部材を形成したこと、受は板17
にエア抜き通路35を設けて36で開口させ、取付孔2
4内と機外とを連通させたこと、および固定側型板のパ
ーティング面15aより型板15内を通って前記エア抜
き通路35に途中で連なるエア抜き通路37と、この開
口端38とキャビティ20とを従来の様式のエア・ベン
ト39で連結させたことの3点のみが相違する。ここに
おいて、第3の相違点として示したエア抜き通路37お
よびエア・ベント39は従来一般に用いられていたもの
で、本実施態様では従来方式との併用例として示してい
る。
定側型板15との間に受は板17を設け、これら3枚の
板によって固定側構成部材を形成したこと、受は板17
にエア抜き通路35を設けて36で開口させ、取付孔2
4内と機外とを連通させたこと、および固定側型板のパ
ーティング面15aより型板15内を通って前記エア抜
き通路35に途中で連なるエア抜き通路37と、この開
口端38とキャビティ20とを従来の様式のエア・ベン
ト39で連結させたことの3点のみが相違する。ここに
おいて、第3の相違点として示したエア抜き通路37お
よびエア・ベント39は従来一般に用いられていたもの
で、本実施態様では従来方式との併用例として示してい
る。
(第3の実施態様の作用)
この実施態様でも、エア抜き通路35の開口端36に真
空ポンプの配管(図示せず)を繋ぐと、エア抜き通路3
5、取付孔24内、スプルー21を経て、キャビティ2
0内の気体が排出されて、内部は完全な真空になる。こ
のとき、従来周知のエア抜き通路37およびエア・ベン
ト39を併設したものでは、この排気が一層迅速に進行
する。
空ポンプの配管(図示せず)を繋ぐと、エア抜き通路3
5、取付孔24内、スプルー21を経て、キャビティ2
0内の気体が排出されて、内部は完全な真空になる。こ
のとき、従来周知のエア抜き通路37およびエア・ベン
ト39を併設したものでは、この排気が一層迅速に進行
する。
その後の樹脂注入手段22の作用等は第2の実施態様と
同様に行なわれる。
同様に行なわれる。
(第4の実施態様の構造と作用)
第4図は第4の実施態様について第2の実施態様と同様
の状態を断面図で示すものである。
の状態を断面図で示すものである。
本実施態様は、第2の実施態様と比較して、エア抜き通
路40を固定側取付板14内に設けて41で開口させ、
取付孔22内と機外とを連通させた点のみが相違する。
路40を固定側取付板14内に設けて41で開口させ、
取付孔22内と機外とを連通させた点のみが相違する。
しかし、この開口端41に真空ポンプの配管(図示せず
)を繋ぐと、エア抜き通路40、取付孔24内、スブノ
L;−21を経て、キャビティ20内の気体が排出され
て、内部を完全な真空にすることができるので、第2の
実施態様と同等の効果を奏する。なお、以後の作用およ
びこれによって得られる効果もまた、同様に行なわれる
。
)を繋ぐと、エア抜き通路40、取付孔24内、スブノ
L;−21を経て、キャビティ20内の気体が排出され
て、内部を完全な真空にすることができるので、第2の
実施態様と同等の効果を奏する。なお、以後の作用およ
びこれによって得られる効果もまた、同様に行なわれる
。
(第5の実施態様の構造と作用)
第5図は第5の実施態様について前例と同様の状態を断
面図で示すものである。
面図で示すものである。
本実施態様は、前例と比較して、エア抜き通路42を固
定側型板15内に設けて43で開口させ、取付孔24内
と機外とを連通させた点のみが相違する。しかし、この
開口端43に真空ポンプの配管(図示せず)を繋ぐと、
エア抜き通路42、取付孔24内、スプルー21を経て
、キャビティ2o内の気体が排出されて、内部を完全な
真空にすることができるという点では前実施態様と同等
の効果を奏する。
定側型板15内に設けて43で開口させ、取付孔24内
と機外とを連通させた点のみが相違する。しかし、この
開口端43に真空ポンプの配管(図示せず)を繋ぐと、
エア抜き通路42、取付孔24内、スプルー21を経て
、キャビティ2o内の気体が排出されて、内部を完全な
真空にすることができるという点では前実施態様と同等
の効果を奏する。
前述したように、これらの実施態様は射出成形機での応
用例であるが、これがトランスファー成形機においても
同様に適用できることは改めていうまでもない。
用例であるが、これがトランスファー成形機においても
同様に適用できることは改めていうまでもない。
(発明の効果)
以上のように、本発明によれば、特別な機構、設備を設
けることなく、従来の金型や、射出またはトランスファ
ー成形機に簡単な付属設備を設けるか、これらに簡単な
加工を施すだけで、キャビティ内の気体を速やかに排除
し、実質的に真空状態にすることができるので、充填材
料のガス焼けと、型開きの際に起こる真空圧による製品
破壊とを、未然に防止できるという優れた効果を奏する
。
けることなく、従来の金型や、射出またはトランスファ
ー成形機に簡単な付属設備を設けるか、これらに簡単な
加工を施すだけで、キャビティ内の気体を速やかに排除
し、実質的に真空状態にすることができるので、充填材
料のガス焼けと、型開きの際に起こる真空圧による製品
破壊とを、未然に防止できるという優れた効果を奏する
。
第1〜5図はそれぞれ本発明の異なる実施態様について
、金型に樹脂注入用のシリンダーを装着したときの状態
を示す断面図であり、第6図は従来例について、金型の
スブルーロに樹脂注入用のノズルを装着したときの状態
を示す断面図である。 (主要な符号の説明) キャビティ=20、スプルm:21、樹脂注入手段:2
2、排気手段:32.33.35.40.42゜ 20:キャビティ 22:樹脂注入手段 21ニスブルー 33:排気手段 第 図 20:キャビティ 22:樹脂注入手段 21ニスブルー 32:排気手段 第 図 20:キャビティ 22:樹脂注入手段 21ニスブルー 35:排気手段 第 図 20:キャビティ 21 ニ スプルー 2o : キャビティ 21 ニ スプルー 22:樹脂注入手段 40:排気手段 22:樹脂注入手段 :排気手段 第 図 第 図 第 図
、金型に樹脂注入用のシリンダーを装着したときの状態
を示す断面図であり、第6図は従来例について、金型の
スブルーロに樹脂注入用のノズルを装着したときの状態
を示す断面図である。 (主要な符号の説明) キャビティ=20、スプルm:21、樹脂注入手段:2
2、排気手段:32.33.35.40.42゜ 20:キャビティ 22:樹脂注入手段 21ニスブルー 33:排気手段 第 図 20:キャビティ 22:樹脂注入手段 21ニスブルー 32:排気手段 第 図 20:キャビティ 22:樹脂注入手段 21ニスブルー 35:排気手段 第 図 20:キャビティ 21 ニ スプルー 2o : キャビティ 21 ニ スプルー 22:樹脂注入手段 40:排気手段 22:樹脂注入手段 :排気手段 第 図 第 図 第 図
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、金型のキャビティ内の気体を、スプルーを通して排
気した後、樹脂を注入することを特徴とする射出または
トランスファー成形方法。 2、金型のスプルー口の周辺に、樹脂注入手段と排気手
段とを切り替え自在に装着してなる射出またはトランス
ファー成形装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4806189A JPH02227223A (ja) | 1989-02-28 | 1989-02-28 | 射出またはトランスファー成形方法および装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4806189A JPH02227223A (ja) | 1989-02-28 | 1989-02-28 | 射出またはトランスファー成形方法および装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02227223A true JPH02227223A (ja) | 1990-09-10 |
Family
ID=12792834
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4806189A Pending JPH02227223A (ja) | 1989-02-28 | 1989-02-28 | 射出またはトランスファー成形方法および装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH02227223A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0623726U (ja) * | 1992-08-31 | 1994-03-29 | キーパー株式会社 | 真空射出成形装置 |
US5370522A (en) * | 1992-06-25 | 1994-12-06 | Lindner; Arno | Injection valve for a vacuum wax injection installation |
JP2007268822A (ja) * | 2006-03-31 | 2007-10-18 | Toyoda Gosei Co Ltd | 射出成形方法及び射出成形装置 |
CN104960166A (zh) * | 2015-05-27 | 2015-10-07 | 昆山—邦泰汽车零部件制造有限公司 | 一种真空注塑模具 |
Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5410674A (en) * | 1977-06-24 | 1979-01-26 | Mitsubishi Electric Corp | Resin sealing method of semiconductor device |
JPS62273814A (ja) * | 1986-05-23 | 1987-11-27 | Nec Corp | 樹脂封止方法 |
JPS6364331A (ja) * | 1986-09-04 | 1988-03-22 | Mitsubishi Electric Corp | 半導体樹脂封止装置 |
JPS649716B2 (ja) * | 1981-06-03 | 1989-02-20 | Matsushita Electric Ind Co Ltd |
-
1989
- 1989-02-28 JP JP4806189A patent/JPH02227223A/ja active Pending
Patent Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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CN104960166A (zh) * | 2015-05-27 | 2015-10-07 | 昆山—邦泰汽车零部件制造有限公司 | 一种真空注塑模具 |
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