JPH02226999A - 車室内音響特性評価装置 - Google Patents

車室内音響特性評価装置

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JPH02226999A
JPH02226999A JP4875389A JP4875389A JPH02226999A JP H02226999 A JPH02226999 A JP H02226999A JP 4875389 A JP4875389 A JP 4875389A JP 4875389 A JP4875389 A JP 4875389A JP H02226999 A JPH02226999 A JP H02226999A
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JP4875389A
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Wataru Yagihashi
八木橋 渉
Hiroshi Imai
ひろし 今井
Junichi Kasai
純一 笠井
Okiyoshi Nanbu
南部 起可
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Nissan Motor Co Ltd
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Nissan Motor Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、車室内の音響特性を測定評価する車室内音響
特性評価装置に関する。
従来の技術 従来の車室内音響特性評価装置としては、例えば第9図
乃至第it図に示すようなものがある(自動車技術会的
刷果851号、昭和60年5月発行)。
従来よりオーディオの分野では、人間の頭形状に似たダ
ミーヘッドを用いて人間の耳位置にあたる部分の音をマ
イクロホンで録音し、ヘッドホンより再生音を聴く、バ
イノーラル録音・再生法が確立されており、同一音源か
らの音を人間の耳か受けると同様なレベル差・時間差か
生じるように録音するこで、より原音に近い音か再現で
きる。
この技術は、車両の騒音にも応用され、第9〜lO図に
図示した如く車室内の乗員の頭位置に相当する位置にダ
ミーヘッドlを配置し、乗員の左右耳位置にあたる位置
にマイクロホン2.2等の集音装置を設置し、車両走行
時の室内騒音をマイクアンプ3を介してDAT等の記録
媒体4に収録し、このようにして収録した音を第11図
に図示した如(ヘッドホン5等により再生して評価者8
に提供し、騒音を評価する。なお第ti図は各々異なる
記録媒体4.4′に例えば一定速走行時と加速走行時の
車内騒音を収録し、切換スイッチ6で切り換えて、オー
ディオアンプ7を通しヘッドホン5で再生して、評価者
8が加速時の車内騒音が一定速走行時の車内騒音に対し
て、いかなる特性を有するかを比較評価するいわゆる一
対比較評価を例示したものである。
発明が解決しようとすも課題 しかしながら、従来のこのような車室内音響特性評価装
置にあっては、騒音現場におけるリアルタイムな加工評
価ではなく、ダミーヘッドl、マイクロホン2.マイク
アンプ3よりなる集音装置により取り込んだ音響信号を
、−度記録媒体4に収録し、この記録媒体4に収録した
収録音を、測定現場ではなくリスニングルーム等でヘッ
ドホン5で再生評価さる構成となっていたため、走行時
に受ける音以外の、例えば加速感1乗り心地、視認性等
の体感要素まで含めた音の総合評価か行えないという問
題点があった。
本発明は、このような従来の問題点に着目してなされた
もので、その目的とするところは、リアルタイムな加工
、評価に加え音以外の体感要素と音との関係を評価する
ことができる車室内音響特性評価装置を提供しようとす
るものである。
課題を解決するための手段 このため本発明は、乗員の耳位置の音をバイノーラル録
音するために車室内に設置された集音手段と、該手段か
らの音響信号を受け周波数特性や音量等を変化させる手
段と、該周波数特性や音1等を変化させる手段からの信
号を受け乗員の耳位置近傍で再生する手段とを設けた。
また、より一層実際走行状況に合わせるために、集音手
段に人間の耳殻形状をした耳状突起を配設し再生手段に
可聴域外の体感要素を付加する補正手段を配設した。
作用 助手席等の車室内乗員位置に設置したダミーヘッドマイ
クロホン等の集音手段で車室内走行騒音などの車室内音
を集音し、周波数特性や音量等をグラフィックイコライ
ザー等で変えた後に、車両に搭乗した評価者にヘッドホ
ン等の再生手段で提供する。
これにより、走行に同期した音をリアルタイムに加工、
評価できるとともに、音以外の加速感などの体感要素と
音との関係を評価できる。
実施例 以下、本発明を図面に基づいて説明する。第1図は本発
明の第1実施例を示す図である。
まず構成を説明する。lは車室内助手席等に設置したダ
ミーヘッド、2はマイクロホン、3はマイクアンプであ
り、これらによって集音装置を形成している。
また9はマイクアンプ3からの出力信号を加工するグラ
フィックイコライザー 10は信号を増幅するボリュー
ムアンプである。
そして、5はボリュームアンプ10からの出力信号を車
両に乗車している評価者8に掲示するヘッドホン5等の
再生装置である。
次に作用を評価状況を図示した第2図を参照して説明す
る。車室内助手席等に設置(、た、ダミーヘッド11、
マイクロホン2で集音した、例えば走行騒音などの車室
内騒音は、マイクアンプ3を通して増幅された後、周波
数特性や音量を変えることのできるグラフィックイコラ
イザー9、ボリュームアンプ10を介してヘッドホン5
により運転者等ダミーヘッドlと同一車両に乗車してい
る評価者8に再生提供される。
即ら、評価者8は、ヘッドホン5を装着し、運転しなが
ら、あるいは同乗しながら走行音をモニターし必要に応
じて音量や周波数特性を変化させながら走行音の評価を
行う。
かくして、走行に同期した音を再生評価することができ
、またリアルタイムな加工評価に加え、音以外の加速感
1乗り心地等の体感要素と音との関係(例えば加速感と
音との対応評価)を評価することができる。
第3図には、本発明の第2実施例を示す。この実施例は
、エンジン回転パルス又アクセル開度、加速G等の外部
信号によって音量を自動的に増減させることのできるボ
リュームコントローラ11を配設して、外部人力信号の
大きさに応じて音響信号の音量をコントロールするよう
にしたものである。
本実施例によれば、加速、減速あるいは一定走行という
ように各種走行条件に合わせて音量を自動的に変えられ
るので、より走行に則した音の評価が可能である。
第4図には、本発明の第3実施例を示す。この実施例は
、エンジン回転パルスやクロック信号等の外部入力信号
によって音響信号の周波数特性を自動的に変化させるこ
とのできる周波数コントローラ12を設け、外部入力信
号をトリガとして周波数特性を時間的に変化させるよう
にしたものである。
本実施例によれば、実験対称車両特有の騒音の評価をす
ることかできる。
即ち、例えば車室内騒音に占めるエンジン2次成分の影
響を評価するために、エンジン回転ペルスの入力より、
エンジン回転の2次成分周波数を検出し、車室内騒音か
らエンジン回転の2次成分をカットする様に周波数コン
トローラ12内蔵のイコライザあるいはフィルタを時間
的にコントロールした後に、再生して評価者8に提供す
る。
第5図(a)、(b)は各々車室内加速時騒音と、その
音よりエンジン回転2欠成分をカット1゜た騒音の周波
数成分分布状態を図示したものである。評価者8は第5
図(a)の音と第5図(b)の音とを聴くことによって
エンジン回転2次の周波数成分の車室内騒音への影響を
知ることができる。このように特定の次数や周波数を変
化さけることにより、これらの音が車内騒音にどの程度
関与しているかなど、車両特有の現象音を評価すること
かできる。
第6図には、本発明の第4実施例を示す。この実施例は
集音位置と再生聴取位置とを同一としたものである。
第6図は一体型集音再生装置棗4の一例を示す。
ヘッドホン等の再生手段5の外側に人間の耳殻形状をし
た耳状突起13か設けられ、耳穴位置に相当する中央位
置近傍にマイクロホン等の集音手段2が取り付けられて
いる。
通常ダミーヘッドlに装着したマイクロホン2を用いる
場合には、ダミーヘッドlが設置された集音位置と評価
者8か座る聴取位置が異なる。
そのため例えばダミーヘッドlを助手席に設置して、助
手席位置の音をドライバ位置で評価する場合等には、マ
イクロホン2の左右チャンネルを再生時に逆にすること
で疑似的なものとしているが、厳密にいうと多少異なる
本実施例の集音再生装置14によれば、集音装置2と再
生装置5とを一体にし、しかも人間の耳の回折特性等を
考慮して耳状突起13が集音装置5の外側に設けられて
いるので、原音を忠実に再現することができる。
この一体型集音再生装置14は、集音装置としてのみ使
用することができる。この場合には第7図(a)および
そのA−A断面を図示した第7図(b)に図示したよう
にダミーヘッドlにヘッドホン等の再生装置5が収納で
きるような穴■5を穿設し、そこにヘッドポン5を収納
すれば、通常のダミーヘッドマイクロホンとして使用す
ることができる。また当然再生装置としてのみ使用する
こともできる。
第8図には、本発明の第5実施例を示す。この実施例は
、可聴域以外の信号を補正する補正装置16を設け、超
低周波あるいは、高周波の耳には聴こえないが、音の評
価に何らかの影響を与えると思われる信号をボリューム
アンプ10の出力あるいは、外部からの人力信号として
補正装置16に人力し、超低周波は例えばシート17に
装着した振動板を振動させて体感を高めるシートの振動
として、超高周波は例えば音圧感を与えるスーパーツイ
ータ等として評価者8に提供するものである。
本実施例によれば、可聴域外の音の影響を体感しながら
評価できるのでより高度な評価か可能である。
発明の効果 以上説明してきたように構成されているので、本発明に
よれば以下に記載する効果を奏する。
ダミーヘッドマイクロホン等の集音装置を車室内(こ設
置1.音響信号を増幅あるいは加工した後、ヘッドホン
等の再生装置により同一車室内に搭乗している評価者に
再生提供する構成としたので、走行に同期した音の再生
評価ができる。
またリアルタイムな加工評価に加え、例えば加速感と音
との対応評価等、音以外の体感要素と音との関係を評価
することができる。
更に、実際の車両走行条件によって音量や周波数特性を
時間と共に変化させる実施例によれば車両現象音に則し
たより細かな評価測定か可能である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第1実施例を示す構成図、第2図は評
価状況を示す説明図、第3図は本発明の第2実施例を示
す構成図、第4図は本発明の第3実施例を示す構成図、
第5図は車室内加速時台を示し、第5図(a)は原音、
第5図(b)はエンジン回転2久成分音を除去1.た音
、第6図は本発明の第4実施例の一体型集音再生装置を
示す斜視図、第7図(a)、(b)は一体型集音再生装
置を集合装置として使用している状態を示す図、第8図
は本発明の第5実施例を示す構成図、第9図は従来の集
音状況を示す図、第10図は従来の集音構成図、第11
図は従来の再生、評価構成図である。 l・・・ダミーヘッド、2・・・マイクロホン、3・・
・マイクアンプ、5・・・ヘッドホン、8・・・評価者
、9・・・グラフィックイコライザー lO・・・ボリ
ュームアンプ、ll・・・ボリュームコントローラ、1
2・・・周波数コントローラ、13・・・耳状突起部、
14・・・−体型集音再生装置、16・・・補正装置。 第1図 第3図 1・・−ダミーヘッド 2−・・マイクロホン 3・・・マイクアンプ 9・・−グラフィックイコライザー 第4図 12−周波数コントローラ 第5図 (a) 第 図 第 図 第 図 (a) 第 図 第10図 第 ]1 図 ム

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)乗員の耳位置の音をバイノーラル録音するために
    車室内に設置された集音手段と、該集音手段からの信号
    を受け周波数特性や音量等を変化させる手段と、該周波
    数特性や音量等を変化させる手段からの信号を受け乗員
    の耳位置近傍で再生する手段とを備えたことを特徴とす
    る車室内音響特性評価装置。
  2. (2)集音手段に人間の耳殻形状をした耳状突起を配設
    してなる請求項1記載の車室内音響特性評価装置。
  3. (3)再生手段に可聴域外の体感要素を付加する補正手
    段を配設してなる請求項1記載の車室内音響特性評価装
    置。
JP1048753A 1989-02-28 1989-02-28 車室内音響特性評価装置 Expired - Lifetime JP2520470B2 (ja)

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