JPH022260A - ノード装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明はローカルエリアネットワークを構成するノード
装置に関する。

従来の技術 第２図は、従来のノード装置の機能構成図である０ 第２図において、光電気変換部は右系／左系光ループを
収容し、光←電気変換を行ない、内部バスを介して制御
部との間で接続制御情報ならびに監視情報を授受する。

また、制御部は監視制御部と接続され、ネットワーク運
用のための監視制御情報を授受したり、回線対応部を介
して各種端末と接続され通信ネットワークとしての機能
を実現する。

発明が解決しようとする課題 しかしながら、上記従来のノード装置では、構成モジュ
ールが単一構成であるために通信ネットワークの信頼性
と障害対策の上で問題であった。

すなわち、光電気変換部において右系／左系の両系に障
害が発生した場合は、両系同期異常でループパック不可
の状態に陥り、ネットワーク全体の運用が不可となる。

また、制御部において障害が発生した場合は、他ノード
装置からの各種情報を処理できなくなる上に、監視制御
部との通信が不通になり、更に回線対応部との通信がで
きなくなり、通信ネットワークとしての制御と通信機能
を失ってしまうことなどの問題があった。

本発明は、このような従来の問題を解決するものであり
、サブシステムを二重化し一方のサブシステムに障害が
発生した場合には、両サブシステム間で常時、更新して
連動しているリソースを生かし、正常な方のサブシステ
ムへ切り替えることによって、ノード装置としての運用
を維持し、ネットワーク全体の機能を継続することがで
きるノード装置を提供することを目的とするものである
。

課題を解決するだめの手段 本発明は上記目的を達成するために、ノード装置と光ル
ープとのインタフェースを複数にするための光分岐合成
部、二重化された光電気変換部および制御部、二重化さ
れたサブシステム相互間でリソースを同一化するだめの
共有メモリ、運用／待機の切り替えを行なう切替制御部
さらに外部の監視制御部との二重化された通信路を備え
ることによって、二重化された内の一方が障害により運
用不可となった場合に待機側を運用に切り替え、ノード
装置全体さらにネットワーク全体としての運用を継続で
きるようにしたものである。

作用 本発明は上記の様な構成により次の様な作用を有する。

すなわち、光分岐合成部によりノード装置全体の光ルー
プとのインタフェースを複数（例えば２組）設け、それ
ぞれに対し光電気変換部と制御部を設けることにより完
全二重化を図ることができる。二重化された制御部間に
おいて、運用側より待機側へ共有メモリを介して常時、
状態変化を通知し、リソースの同一化を図ることができ
る。また、サブシステム相互間に切替制御部を配し、両
サブシステムの状態変化を把握し、障害検出時は待機側
のサブシステムを起動することができる。さらに、監視
制御部との通信も待機側サブシステムが運用へ切り替わ
る際に、通信路二重化により、切り替えることができる
等によって、信頼性の高い通信ネットワークを実現でき
る効果を有する。

実施例 第１図は本発明の一実施例におけるノード装置の機能構
成図である。

第１図において、１は光分岐合成部であり、二重化され
たノード装置と二重化された光ループとの間の情報授受
を行なっている。３．７はサブシステムＩ、サブシステ
ム■であり、二重化された内部構成モジュールである。

２は切替制御部であり、３．７の運用／待機の切り替え
を行なう。４．８はそれぞれ光電気変換部■、■、５．
９はそれぞれ制御部■、■であり、各サブシステムを構
成する。６．１０は共有メモリであり、これを介して制
御部■、■間でリソースの同一化を行なう。１１は監視
制御部であり、制御部との間で、接続制御情報、監視情
報の授受を行なう。

つぎに、本発明のノード装置の動作を説明する。

１により光ループからの同一情報が４および８へ分岐さ
れる。しかし、光ループへの情報の送出は、切替制御部
２によって、サブシステム■（３）が運用中の場合、サ
ブシステム■（３）だけが行なうものとする。制御部■
（５）は共有メモリ６に状態の変化を書き込むと、それ
は共有メモリ１ｏにも書き込まれ、待機となっている制
御部■（９）が共有メモリ１ｏを通じて制御部■（５）
からの情報を読み込むことにより、サブシステムＩ（３
）とサブシステム■（７）は常時、同一情報を有するこ
とになる。監視制御部１１はサブシステムＩ（３）およ
びサブシステム■（７）と接続することにより、両サブ
システムの運用／待機状態の管理が可能となっている。

つぎに、本発明のノード装置に障害が発生した場合の動
作を説明する。サブシステムＩ（３）の制御部■（５）
が運用サブシステムの障害発生を切替制御部２へ通知す
るか若しくは切替制御部２が制御部■（５）の異常を検
出すると、切替制御部２により、制御部■（５）を待機
とするとともに、制御部■（９）を運用とする。この時
制御部■（９）は、共有メモリ１０より切替時の状態情
報を取り込み、更新する。さらに、運用となった制御部
■（９）は監視制御部１１へ、運用／待機が切り替わっ
たことを通知し、ノード装置全体としての運用が継続さ
れ、ネットワーク全体としての運用が支障なく維持でき
る効果を有する。

発明の効果 本発明は上記実施例より明らかなように、ノード装置は
光ループとのインタフェース以下が物理的に完全に二重
化されており、共有メモリを介してのリソース同一化に
より、論理的にも二重化となっているだめ、運用サブシ
ステムから切替制御部への障害通知、若しくは、切替制
御部による制御部（光電気変換部を含む）の異常の検出
により、運用サブシステムと待機サブシステムの切シ替
えを自動的に行なうとともに、その旨を監視制御部へ通
知し、ノード装置およびネットワーク全体としての運用
を継続することができる効果を有する。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例におけるノード装置の機能構
成図、第２図は従来のノード装置の機能構成図である。 １・・光分岐合成部、２・・切替制御部、３・・・サブ
システム■、４・・光電気変換部Ｌ　５・・・制御部■
、６．１０・・共有メモリ、７　・サブシステム■、８
・、・・光電気変換部■、９・制御部■、１１・・監視
制御部。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 二重化された通信路をもつローカル・エリア・ネットワ
   ーク（ＬＡＮ）の各ノードを構成するサブシステムを二
   重化し、各サブシステムの動作に必要な情報を一時記憶
   する共有メモリーと、各共有メモリーの内容を同一化す
   る手段と、常時両サブシステムを監視し、一方のサブシ
   ステムが故障のとき、他のサブシステムに動作を切替え
   る切替え手段とを備えたノード装置。