JPH09181793A - 二重化機器の制御方法 - Google Patents
二重化機器の制御方法Info
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- JPH09181793A JPH09181793A JP7350820A JP35082095A JPH09181793A JP H09181793 A JPH09181793 A JP H09181793A JP 7350820 A JP7350820 A JP 7350820A JP 35082095 A JP35082095 A JP 35082095A JP H09181793 A JPH09181793 A JP H09181793A
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- Japan
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- standby
- abnormal
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 二重化機器の両方が異常となったときに、早
期復旧を実現する二重化機器の制御方法を提供する。 【解決手段】 二重化されている機器を、機器が運用状
態であるか待機状態であるかを示す運用状態信号7、9
と、機器が正常であるか異常であるかを示す動作状態信
号8、10とを用いて制御する二重化機器の制御方法にお
いて、この運用状態信号及び動作状態信号に、さらに、
機器の基本的動作の運用または待機を指定する副運用状
態信号12を加えて、二重化された機器の双方が異常状態
となり運用を停止するときでも、機器の基本的動作を継
続させるように制御する。こうすることにより異常状態
からの早急な復旧が可能になる。
期復旧を実現する二重化機器の制御方法を提供する。 【解決手段】 二重化されている機器を、機器が運用状
態であるか待機状態であるかを示す運用状態信号7、9
と、機器が正常であるか異常であるかを示す動作状態信
号8、10とを用いて制御する二重化機器の制御方法にお
いて、この運用状態信号及び動作状態信号に、さらに、
機器の基本的動作の運用または待機を指定する副運用状
態信号12を加えて、二重化された機器の双方が異常状態
となり運用を停止するときでも、機器の基本的動作を継
続させるように制御する。こうすることにより異常状態
からの早急な復旧が可能になる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、通信分野などで、
高度の信頼性が要求されるために、運用中の機器と待機
する機器とを二重に配置する二重化機器の制御方法に関
し、特に、双方の機器がダウンしたときのダウンタイム
を最小化できるようにしたものである。
高度の信頼性が要求されるために、運用中の機器と待機
する機器とを二重に配置する二重化機器の制御方法に関
し、特に、双方の機器がダウンしたときのダウンタイム
を最小化できるようにしたものである。
【0002】
【従来の技術】高度な信頼性が要求される機器では、図
2に示すように、同一機能を有する機器a1と機器b2
とを二重に配置し、いずれか一方の機器を運用している
ときには、もう一方の機器を待機させ、運用中の機器に
異常が発生したときには、待機中の機器に運用を肩代わ
りさせることが行なわれている。
2に示すように、同一機能を有する機器a1と機器b2
とを二重に配置し、いずれか一方の機器を運用している
ときには、もう一方の機器を待機させ、運用中の機器に
異常が発生したときには、待機中の機器に運用を肩代わ
りさせることが行なわれている。
【0003】このような二重化構成を有する機器では、
各々の機器(機器a1及び機器b2)が相互に相手機器
の運用状態信号7及び9(運用/待機の2状態を有す
る)と動作状態信号8及び10(正常/異常の2状態を有
する)とを監視し、相手機器の動作状態信号が異常とな
ったことを検出すると、自機器を「運用」状態に設定
し、それを相手機器に伝える。
各々の機器(機器a1及び機器b2)が相互に相手機器
の運用状態信号7及び9(運用/待機の2状態を有す
る)と動作状態信号8及び10(正常/異常の2状態を有
する)とを監視し、相手機器の動作状態信号が異常とな
ったことを検出すると、自機器を「運用」状態に設定
し、それを相手機器に伝える。
【0004】各機器(機器a、機器b)は、図3に示す
ように、機器の機能を実現するための機能ブロック4、
5、6と、相手機器との間で運用状態信号7、9と動作
状態信号8、10とを授受して二重化の制御を行なう二重
化制御部3とを備えている。これらの機能ブロック4、
5、6の中には、通常の運用中に機能するブロックと、
通常の運用中に加えて、機能の初期化、動作監視のよう
に、いずれの場合でも動作する必要がある機能ブロック
とが存在する。
ように、機器の機能を実現するための機能ブロック4、
5、6と、相手機器との間で運用状態信号7、9と動作
状態信号8、10とを授受して二重化の制御を行なう二重
化制御部3とを備えている。これらの機能ブロック4、
5、6の中には、通常の運用中に機能するブロックと、
通常の運用中に加えて、機能の初期化、動作監視のよう
に、いずれの場合でも動作する必要がある機能ブロック
とが存在する。
【0005】二重化制御部3は、運用中に自機器aの内
部機能ブロックa〜nから異常検出信号11が出力される
と、動作状態信号8を「異常」に設定し、また、運用状
態信号7を「待機」に設定して相手機器bに出力する。
また、二重化制御部3は、自機器が「正常」で「待機」
状態にあるとき、相手機器bから入力する動作状態信号
10が「異常」を示した場合には、自機器aを「運用」状
態に設定し、それを表す運用状態信号7を相手機器bに
出力する。この運用状態信号7は、自機器aの各機能ブ
ロック4、5、6にも入力し、各機能ブロック4、5、
6は、通常の運用中の機能を実行する。
部機能ブロックa〜nから異常検出信号11が出力される
と、動作状態信号8を「異常」に設定し、また、運用状
態信号7を「待機」に設定して相手機器bに出力する。
また、二重化制御部3は、自機器が「正常」で「待機」
状態にあるとき、相手機器bから入力する動作状態信号
10が「異常」を示した場合には、自機器aを「運用」状
態に設定し、それを表す運用状態信号7を相手機器bに
出力する。この運用状態信号7は、自機器aの各機能ブ
ロック4、5、6にも入力し、各機能ブロック4、5、
6は、通常の運用中の機能を実行する。
【0006】このように、従来の二重化された機器の各
々の動作は、運用状態信号と動作状態信号とにより定義
される。運用状態信号と動作状態信号との組合せは、図
4に示すように「運用/正常」「運用/異常」「待機/
正常」「待機/異常」の4状態があり、機器a、機器b
がこの4状態のうちの互いに異なる1状態に位置するよ
うに二重化制御が行なわれる。
々の動作は、運用状態信号と動作状態信号とにより定義
される。運用状態信号と動作状態信号との組合せは、図
4に示すように「運用/正常」「運用/異常」「待機/
正常」「待機/異常」の4状態があり、機器a、機器b
がこの4状態のうちの互いに異なる1状態に位置するよ
うに二重化制御が行なわれる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかし、これらの4状
態の中で(運用/異常)の状態は「動作状態が異常であ
るのに機器が運用」となるという本来有り得ない状態で
あるため、有意状態としては定義されていなかった。
態の中で(運用/異常)の状態は「動作状態が異常であ
るのに機器が運用」となるという本来有り得ない状態で
あるため、有意状態としては定義されていなかった。
【0008】そのため、二重化された両機器(機器a、
機器b)が双方とも異常状態となった場合に、機器の初
期化等、機器として最低限維持しなくてはならない機能
も停止してしまい、機器の復旧機能を維持することが困
難であった。
機器b)が双方とも異常状態となった場合に、機器の初
期化等、機器として最低限維持しなくてはならない機能
も停止してしまい、機器の復旧機能を維持することが困
難であった。
【0009】本発明は、こうした従来の問題点を解決す
るものであり、機器a、機器bの両方が待機/異常とな
った場合にも、機器の初期化指示等に必要な機能ブロッ
クを動作させて、機器の必要最低限の機能を維持し、異
常状態からの早期復旧を可能にする二重化機器の制御方
法を提供することを目的としている。
るものであり、機器a、機器bの両方が待機/異常とな
った場合にも、機器の初期化指示等に必要な機能ブロッ
クを動作させて、機器の必要最低限の機能を維持し、異
常状態からの早期復旧を可能にする二重化機器の制御方
法を提供することを目的としている。
【0010】
【課題を解決するための手段】そこで、本発明の二重化
機器の制御方法では、機器a、機器bの両機器が異常状
態となり、共に待機する場合でも、機器の基本的動作の
運用を指定する副運用状態信号を用いて、機器が最低限
必要な機能を実行するように制御する。
機器の制御方法では、機器a、機器bの両機器が異常状
態となり、共に待機する場合でも、機器の基本的動作の
運用を指定する副運用状態信号を用いて、機器が最低限
必要な機能を実行するように制御する。
【0011】そのため、障害状態から早期復旧すること
が可能となり、二重化された機器のダウンタイムを最小
化することができる。
が可能となり、二重化された機器のダウンタイムを最小
化することができる。
【0012】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明
は、二重化されている機器を、機器が運用状態であるか
待機状態であるかを示す運用状態信号と、機器が正常で
あるか異常であるかを示す動作状態信号とを用いて制御
する二重化機器の制御方法において、この運用状態信号
及び動作状態信号とともに、機器の基本的動作の運用ま
たは待機を指定する副運用状態信号を用いて、二重化さ
れた機器の双方が異常状態となり運用を停止するときで
も、機器の基本的動作を継続させるように制御するもの
であり、こうすることにより、異常状態からの早急な復
旧が可能になる。
は、二重化されている機器を、機器が運用状態であるか
待機状態であるかを示す運用状態信号と、機器が正常で
あるか異常であるかを示す動作状態信号とを用いて制御
する二重化機器の制御方法において、この運用状態信号
及び動作状態信号とともに、機器の基本的動作の運用ま
たは待機を指定する副運用状態信号を用いて、二重化さ
れた機器の双方が異常状態となり運用を停止するときで
も、機器の基本的動作を継続させるように制御するもの
であり、こうすることにより、異常状態からの早急な復
旧が可能になる。
【0013】以下、本発明の実施の形態について、図面
を用いて説明する。
を用いて説明する。
【0014】図1に示すように、二重化機器を構成する
機器a1(機器b2でも同じ)の機能ブロック4〜6
は、異常が発生した場合に、二重化制御部3に対して異
常検出信号11を出力する。二重化制御部3は、相手機器
b2から出力された運用状態信号9と動作状態信号10と
を入力するとともに、相手機器b2に対して、運用状態
信号7と動作状態信号8とを出力する。この運用状態信
号7は各機能ブロック4〜6にも入力する。
機器a1(機器b2でも同じ)の機能ブロック4〜6
は、異常が発生した場合に、二重化制御部3に対して異
常検出信号11を出力する。二重化制御部3は、相手機器
b2から出力された運用状態信号9と動作状態信号10と
を入力するとともに、相手機器b2に対して、運用状態
信号7と動作状態信号8とを出力する。この運用状態信
号7は各機能ブロック4〜6にも入力する。
【0015】二重化制御部3は、さらに、自機器内の機
能ブロック4〜6に対して、必要最低限の機能の「運
用」(またはその「待機」)を指定する副運用状態信号
12を出力する。
能ブロック4〜6に対して、必要最低限の機能の「運
用」(またはその「待機」)を指定する副運用状態信号
12を出力する。
【0016】副運用状態信号と動作状態信号との組合せ
は、図5に示すように「運用/正常」「運用/異常」
「待機/正常」「待機/異常」の4状態がある。これは
従来の運用状態信号と動作状態信号との組合せ(図4)
において、運用状態信号を副運用状態信号で置き換えた
ものと同じである。
は、図5に示すように「運用/正常」「運用/異常」
「待機/正常」「待機/異常」の4状態がある。これは
従来の運用状態信号と動作状態信号との組合せ(図4)
において、運用状態信号を副運用状態信号で置き換えた
ものと同じである。
【0017】二重化制御部3は、機能ブロック4〜6か
ら送られる異常検出信号11または相手機器b2から送ら
れる運用状態信号9及び動作状態信号10を基に、この副
運用状態信号と動作状態信号との組合せ状態を、図6に
示す規則に従って遷移する。即ち、 [状態1](運用/正常):この状態において自機器の
異常が発生した場合には、状態2へ遷移する。 [状態2](運用/異常):自機器の異常が発生中で且
つ相手機器が正常の場合は、状態4へ遷移する。自機器
の異常が発生中で且つ相手機器が異常の場合は、状態2
を維持する。
ら送られる異常検出信号11または相手機器b2から送ら
れる運用状態信号9及び動作状態信号10を基に、この副
運用状態信号と動作状態信号との組合せ状態を、図6に
示す規則に従って遷移する。即ち、 [状態1](運用/正常):この状態において自機器の
異常が発生した場合には、状態2へ遷移する。 [状態2](運用/異常):自機器の異常が発生中で且
つ相手機器が正常の場合は、状態4へ遷移する。自機器
の異常が発生中で且つ相手機器が異常の場合は、状態2
を維持する。
【0018】[状態3](待機/正常):自機器に異常
が発生した場合は、状態4に遷移する。相手機器に異常
が発生し、自機器が正常な場合は、状態1に遷移する。
が発生した場合は、状態4に遷移する。相手機器に異常
が発生し、自機器が正常な場合は、状態1に遷移する。
【0019】[状態4](待機/異常):この状態から
は、外部からの初期化指示によってのみ状態1に復旧す
る。
は、外部からの初期化指示によってのみ状態1に復旧す
る。
【0020】その結果、機器aと機器bとのうち、最初
に異常が発生した側は状態4へ遷移して機器としての動
作を停止するが、最後に異常が発生した機器側は状態2
を維持して、必要最低限の機能を運用することになる。
に異常が発生した側は状態4へ遷移して機器としての動
作を停止するが、最後に異常が発生した機器側は状態2
を維持して、必要最低限の機能を運用することになる。
【0021】また、運用状態信号の「運用」は次のよう
に定義する。 運用状態信号(運用)=(動作状態信号が「正常」)且
つ(副運用状態信号が「運用」) この定義を反映した結果をまとめると、装置は、図7に
示すように、(運用状態信号/副運用状態信号/動作状
態信号)の組合せとして、「運用/運用/正常」「待機
/運用/異常」「待機/待機/正常」「待機/待機/異
常」の4状態を取る。
に定義する。 運用状態信号(運用)=(動作状態信号が「正常」)且
つ(副運用状態信号が「運用」) この定義を反映した結果をまとめると、装置は、図7に
示すように、(運用状態信号/副運用状態信号/動作状
態信号)の組合せとして、「運用/運用/正常」「待機
/運用/異常」「待機/待機/正常」「待機/待機/異
常」の4状態を取る。
【0022】この「運用/運用/正常」の状態のときに
自機器a1に異常が発生すると、二重化制御部3は、相
手機器b2に対して、動作状態信号8で「異常」を伝
え、運用状態信号7で「待機」を伝える。このとき、相
手機器b2が「待機/待機/正常」の状態にあれば、二
重化制御部3は、自機器a内の機能ブロック4〜6に対
して、副運用状態信号12で「待機」を通知し、「待機/
待機/異常」の状態に遷移する。
自機器a1に異常が発生すると、二重化制御部3は、相
手機器b2に対して、動作状態信号8で「異常」を伝
え、運用状態信号7で「待機」を伝える。このとき、相
手機器b2が「待機/待機/正常」の状態にあれば、二
重化制御部3は、自機器a内の機能ブロック4〜6に対
して、副運用状態信号12で「待機」を通知し、「待機/
待機/異常」の状態に遷移する。
【0023】また、このとき、相手機器b2が「待機/
待機/異常」の状態にあれば、二重化制御部3は、自機
器a内の機能ブロック4〜6に対して、副運用状態信号
12で「運用」を通知し、これを受けて機能ブロック4〜
6は必要最低限の機能の運用を行ない、機器a1は「待
機/運用/異常」の状態に遷移する。
待機/異常」の状態にあれば、二重化制御部3は、自機
器a内の機能ブロック4〜6に対して、副運用状態信号
12で「運用」を通知し、これを受けて機能ブロック4〜
6は必要最低限の機能の運用を行ない、機器a1は「待
機/運用/異常」の状態に遷移する。
【0024】また、図8に示すように、いかなるときで
も維持しなければならない機能を機能ブロック4が提供
している場合には、二重化制御部3から、この機能ブロ
ック4に対して副運用状態信号12を伝える構成を取る。
このとき、機能ブロック4は、図9に示すように、入力
する運用状態信号7と副運用状態信号12との論理和によ
って、その動作を活性化する。その結果、(運用状態信
号/副運用状態信号/動作状態信号)=(待機/運用/
異常)の状態でも、機器として最低限の機能を提供する
機能ブロック4が動作を継続する。
も維持しなければならない機能を機能ブロック4が提供
している場合には、二重化制御部3から、この機能ブロ
ック4に対して副運用状態信号12を伝える構成を取る。
このとき、機能ブロック4は、図9に示すように、入力
する運用状態信号7と副運用状態信号12との論理和によ
って、その動作を活性化する。その結果、(運用状態信
号/副運用状態信号/動作状態信号)=(待機/運用/
異常)の状態でも、機器として最低限の機能を提供する
機能ブロック4が動作を継続する。
【0025】このように、本発明の二重化機器の制御方
法では、二重化された機器の双方(機器a、機器b)に
障害が発生し、機器全体の運用が停止する場合でも、初
期化などに必要となる最低限の動作を継続させることに
より、障害状態からの早期復旧を可能にし、結果的に二
重化された機器のダウンタイムを最小化する。
法では、二重化された機器の双方(機器a、機器b)に
障害が発生し、機器全体の運用が停止する場合でも、初
期化などに必要となる最低限の動作を継続させることに
より、障害状態からの早期復旧を可能にし、結果的に二
重化された機器のダウンタイムを最小化する。
【0026】図10は、本発明の制御方法を、高度な信
頼性が要求される光LAN装置の二重化された制御部に
適用した場合の実施形態を示している。
頼性が要求される光LAN装置の二重化された制御部に
適用した場合の実施形態を示している。
【0027】このシステムは、複数の端末16を収容する
光LAN装置14と、監視制御用のコンソール17が接続す
る光LAN装置14と、これらの光LAN装置14を接続
し、各端末16間の通信路を提供する光ファイバ15とで構
成されている。
光LAN装置14と、監視制御用のコンソール17が接続す
る光LAN装置14と、これらの光LAN装置14を接続
し、各端末16間の通信路を提供する光ファイバ15とで構
成されている。
【0028】光LAN装置14は、二重化された制御用の
機器a、bを備えており、この機器a(機器bも同じ)
は、図11に示すように、光ファイバ15の構成する光ル
ープとのアクセスを司る光アクセス部19と、複数の光L
AN装置間での制御用通信を司る装置間通信制御部20
と、光LAN装置内部の各機能ブロックの監視と制御と
を司る光LAN装置制御部21と、同期系データ通信を司
るTDMAアクセス部22と、パケット系通信の機能を司
るトークンバッシングアクセス部23と、様々な端末を収
容する回線対応部24と、二重化のシステムを制御する二
重化制御部3とを具備している。
機器a、bを備えており、この機器a(機器bも同じ)
は、図11に示すように、光ファイバ15の構成する光ル
ープとのアクセスを司る光アクセス部19と、複数の光L
AN装置間での制御用通信を司る装置間通信制御部20
と、光LAN装置内部の各機能ブロックの監視と制御と
を司る光LAN装置制御部21と、同期系データ通信を司
るTDMAアクセス部22と、パケット系通信の機能を司
るトークンバッシングアクセス部23と、様々な端末を収
容する回線対応部24と、二重化のシステムを制御する二
重化制御部3とを具備している。
【0029】このうち、TDMAアクセス部22、トーク
ンバッシングアクセス部23、及び回線対応部24は、通常
の動作において光LAN装置に収容される各種端末装置
16にサービスを提供するための機能ブロックである。こ
れに対し、光アクセス部19、装置間通信制御部20、及び
光LAN装置制御部21は、光LAN装置の運用に必要な
各種初期化処理や、遠方に設置された監視制御用コンソ
ール17からの初期化指示に基づいて復旧作業などを行な
う際に必要となる機能ブロックである。
ンバッシングアクセス部23、及び回線対応部24は、通常
の動作において光LAN装置に収容される各種端末装置
16にサービスを提供するための機能ブロックである。こ
れに対し、光アクセス部19、装置間通信制御部20、及び
光LAN装置制御部21は、光LAN装置の運用に必要な
各種初期化処理や、遠方に設置された監視制御用コンソ
ール17からの初期化指示に基づいて復旧作業などを行な
う際に必要となる機能ブロックである。
【0030】この光アクセス部19、装置間通信制御部2
0、及び光LAN装置制御部21に対しては、二重化制御
部3から副運用状態信号12が入力する。従って、機器a
及び機器bにより二重化されている光LAN装置に動作
異常が発生した場合でも、光アクセス部19、装置間通信
制御部20、及び光LAN装置制御部21の各々は、機能を
維持して光LAN装置の再初期化等の復旧手段を提供す
る。
0、及び光LAN装置制御部21に対しては、二重化制御
部3から副運用状態信号12が入力する。従って、機器a
及び機器bにより二重化されている光LAN装置に動作
異常が発生した場合でも、光アクセス部19、装置間通信
制御部20、及び光LAN装置制御部21の各々は、機能を
維持して光LAN装置の再初期化等の復旧手段を提供す
る。
【0031】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
の二重化機器の制御方法は、二重化されている機器が双
方とも障害状態に陥った場合でも、復旧手段を確保し
て、機器の運用停止時間を最小化するように制御するこ
とができる。
の二重化機器の制御方法は、二重化されている機器が双
方とも障害状態に陥った場合でも、復旧手段を確保し
て、機器の運用停止時間を最小化するように制御するこ
とができる。
【0032】従って、通信インフラストラクチャー分野
など、信頼性が要求される分野の二重化された機器にお
ける動作を安定化し、信頼性を高めることが可能とな
る。
など、信頼性が要求される分野の二重化された機器にお
ける動作を安定化し、信頼性を高めることが可能とな
る。
【図1】本発明の制御方法を実施する二重化装置の一形
態を示すブロック図、
態を示すブロック図、
【図2】二重化された機器の関係を示す図、
【図3】従来の二重化装置の形態を示すブロック図、
【図4】従来の二重化装置の制御において運用状態信号
及び動作状態信号の取り得る状態を示す図、
及び動作状態信号の取り得る状態を示す図、
【図5】本発明の制御方法において副運用状態信号及び
動作状態信号の取り得る状態を示す図、
動作状態信号の取り得る状態を示す図、
【図6】本発明の制御方法において副運用状態信号及び
動作状態信号の状態遷移を示す図、
動作状態信号の状態遷移を示す図、
【図7】本発明の制御方法において運用状態信号、副運
用状態信号及び動作状態信号の取り得る状態を示す図、
用状態信号及び動作状態信号の取り得る状態を示す図、
【図8】本発明の制御方法を実施する二重化装置の他の
形態を示すブロック図、
形態を示すブロック図、
【図9】本発明の制御方法において運用状態信号及び副
運用状態信号の状態と機能ブロックの動作との関係を示
す図、
運用状態信号の状態と機能ブロックの動作との関係を示
す図、
【図10】本発明の制御方法を適用した光LAN装置の
システム系統図、
システム系統図、
【図11】前記光LAN装置における二重化機器の形態
を示すブロック図である。
を示すブロック図である。
1 機器a 2 機器b 3 二重化制御部 4、5、6 機能ブロック 7、13 運用状態信号(出力) 8 動作状態信号(出力) 9 運用状態信号(入力) 10 動作状態信号(入力) 11 異常検出信号 12 副運用状態信号 14、18 光LAN装置 15 光ファイバ 16 各種端末 17 監視制御用コンソール 19 光アクセス部 20 装置間通信制御部 21 光LAN装置制御部 22 TDMAアクセス部 23 トークンバッシングアクセス部 24 回線対応部
Claims (1)
- 【請求項1】 二重化されている機器を、機器が運用状
態であるか待機状態であるかを示す運用状態信号と、機
器が正常であるか異常であるかを示す動作状態信号とを
用いて制御する二重化機器の制御方法において、 前記運用状態信号及び動作状態信号とともに、機器の基
本的動作の運用または待機を指定する副運用状態信号を
用いて、二重化された機器の双方が異常状態となり運用
を停止するときでも、機器の基本的動作を継続させるよ
うに制御することを特徴とする制御方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7350820A JPH09181793A (ja) | 1995-12-26 | 1995-12-26 | 二重化機器の制御方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7350820A JPH09181793A (ja) | 1995-12-26 | 1995-12-26 | 二重化機器の制御方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09181793A true JPH09181793A (ja) | 1997-07-11 |
Family
ID=18413108
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7350820A Pending JPH09181793A (ja) | 1995-12-26 | 1995-12-26 | 二重化機器の制御方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH09181793A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR19990048567A (ko) * | 1997-12-10 | 1999-07-05 | 김영환 | 통신 시스템의 프로세서 이중화 방법 |
-
1995
- 1995-12-26 JP JP7350820A patent/JPH09181793A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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KR19990048567A (ko) * | 1997-12-10 | 1999-07-05 | 김영환 | 통신 시스템의 프로세서 이중화 방법 |
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