JPH022256B2 - - Google Patents

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JPH022256B2
JPH022256B2 JP9512484A JP9512484A JPH022256B2 JP H022256 B2 JPH022256 B2 JP H022256B2 JP 9512484 A JP9512484 A JP 9512484A JP 9512484 A JP9512484 A JP 9512484A JP H022256 B2 JPH022256 B2 JP H022256B2
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JP
Japan
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panel
cleaning
tank
water
cooling
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Expired
Application number
JP9512484A
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English (en)
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JPS60240024A (ja
Inventor
Takashi Kikuoka
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP9512484A priority Critical patent/JPS60240024A/ja
Publication of JPS60240024A publication Critical patent/JPS60240024A/ja
Publication of JPH022256B2 publication Critical patent/JPH022256B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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Classifications

    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01JELECTRIC DISCHARGE TUBES OR DISCHARGE LAMPS
    • H01J9/00Apparatus or processes specially adapted for the manufacture, installation, removal, maintenance of electric discharge tubes, discharge lamps, or parts thereof; Recovery of material from discharge tubes or lamps
    • H01J9/38Exhausting, degassing, filling, or cleaning vessels

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Manufacturing & Machinery (AREA)
  • Manufacture Of Electron Tubes, Discharge Lamp Vessels, Lead-In Wires, And The Like (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の技術分野〕 この発明は陰極線管外囲器を構成するパネルの
シール面の洗浄装置に関するものである。
〔従来技術〕
第1図は陰極線管の概略断面図である。同図に
おいて、1はパネル、2はフアンネル、3はネツ
クで、フアンネル2と一体に形成されている。4
はフリツトガラスでパネル1とフアンネル2とが
封着されている。5は螢光面で、パネル1の内面
に形成され、アルミ膜を有している。6はシヤド
ウマスク、7は導電膜でフアンネル2の内面に形
成されている。8は導通ばねでシヤドウマスク6
と導電膜7とを電気的に接続している。9はアノ
ードボタン、10は電子銃である。
第1図に示された陰極線管を動作させるために
は、アノードボタン9より約30kVの高電圧を印
加することが必要である。通常、陰極線管の外面
はアース電位とされるため、パネル1、フアンネ
ル2、フリツトガラス4の内外面では上記30kV
の電位差を生じることになり、この間の電気的絶
縁の良否は非常に重要な問題である。パネル1、
フアンネル2のシール面に汚れがあるままフリツ
トガラス4で封着されると、この封着部での電気
絶縁性が損なわれることがあり、時に動作中に絶
縁破壊を起こし、安全不良となることはもちろ
ん、高圧スパークによりテレビジヨンセツトの火
災を招くおそれがある。したがつて、パネル1を
フアンネル2間の封着前にこれらのシール面を効
果的に洗浄することは、封着部の電気的信頼性を
向上させるための重要な工程である。
第2図により従来の一般的なシール面洗浄装置
を説明する。同図において、1はパネル、12は
パネルシール面、13はパネル側壁部、14は酸
洗浄槽で内部に酸洗浄液15が入つている。16
は水洗浄槽で内部に洗浄水17が入つている。ま
た、18は洗浄・搬送用ローラで、酸洗浄槽14
および水洗浄槽16の内部に複数個並列配置さ
れ、回転駆動機構(図示せず)に連結されてい
る。上記洗浄・搬送ローラ18は酸洗浄槽14の
酸洗浄液15および水洗浄槽16の洗浄水17に
部分的に浸漬された状態で配置されている。ま
た、上記酸洗浄液15には一般に、フツ化水素酸
や酸性フツ化アンモニウム水溶液のような、ガラ
ス浸蝕溶解性液体が使われる。
かかる装置の動作を説明すると、まずパネル1
は回転駆動機構により駆動された洗浄・搬送ロー
ラ18の回転により、酸洗浄槽14の上部を移動
すると同時に、洗浄・搬送ローラ18の表面に付
着した酸洗浄液15がパネル1のシール面12に
付着し、酸洗浄液15の作用によりパネル1のシ
ール面12は浸蝕溶解されて汚れが除去される。
ついでパネル1は水洗浄槽16に移動し、洗浄水
17が酸洗浄槽14の場合と同様に、洗浄・搬送
ローラ18を介してパネル1のシール面12に接
触し、酸洗浄液15を除去するものである。
ところで、上述のパネルシール面12の洗浄
は、パネル1とフアンネル2との封着前に実施さ
れるのがもつとも効果的であり、通常、パネル1
とフアンネル2との封着の前工程であるパネルベ
ーキングのあとで実施されることが多い。パネル
ベーキングとは、パネル1の内面の螢光面5を形
成後、螢光面5に含まれる有機物質を熱分解させ
るため、パネル1を400〜450℃の炉内で加熱処理
するものである。パネル1は有機物質分解後、ベ
ーキング炉内で放冷されるとは言え、かなりの高
温のまま次工程のシール面洗浄へ搬入されること
になる。近年、生産性が向上し効率のよいレイア
ウトになるほど、工程間をつなぐ自然放冷の時間
が短かくなつており、パネル高温化の傾向はます
ます強くなつてきている。
さて、上述の洗浄装置においては、パネル1が
酸洗浄槽14を通過する際、酸洗浄液15がパネ
ルシール面12に付着するだけでなく、酸洗浄液
15の表面張力およびパネル1の移動のための酸
洗浄液15の巻き上げによつて、酸洗浄液15が
パネル側壁部13の一部にまで付着する。かかる
状態でパネル1が上述のように高温状態であつた
場合、付着した酸洗浄液15がパネル側壁部13
の一部でパネル1の持つ熱により部分的に乾燥固
化してしまい、これがつぎの水洗浄槽16での洗
浄処理によつても除去されずパネル側壁部13の
一部に残留する欠点があつた。
この残留した酸洗浄液15はガラスとの反応生
成物としてパネル側壁部13に沈着し、パネル
1、フアンネル2の封着に際して、フリツトガラ
ス4の正常な溶着を阻害し、また完成された陰極
線管となつたあとも、管内で沈着物が一部剥離
し、シヤドウマスク6の目詰りとなつて螢光面品
位を低下させることがある。従来よりこのような
欠点を改善するための酸洗浄液15の濃度を下げ
たりしているが、逆に洗浄効果が低下することに
なり、十分な対策とはなつていない。
〔発明の概要〕
この発明は上記従来の欠点を解消するためにな
されたもので、パネル側壁部に洗浄残渣を残さ
ず、十分な洗浄効果が得られる陰極線管外囲器の
シール面洗浄装置を提供することを目的とする。
〔発明の実施例〕
以下、この発明の実施例を説明する。
第3図において、20は冷却槽でその内部に冷
却水21が入つている。22は乾燥槽で、冷却槽
20の下流に隣接して設けられ、23は乾燥用エ
アノズル23を備えている。また、19はスポン
ジ等の軟質材よりなる軟質ローラで、冷却槽20
の内部に複数個並列配置され、回転駆動機構に連
結されている。上記軟質ローラ19は冷却槽20
の冷却水21に部分的に浸漬された状態で配置さ
れている。
パネル1は回転駆動機構に連結された軟質ロー
ラ19の回転により、水冷却槽20の上部を移動
すると同時に、パネルシール面12に、軟質ロー
ラ19に含まれている冷却水21が接触する。軟
質ローラ19はスポンジなどの軟質材で形成され
ているため、パネル1は軟質ローラ19の上面よ
り若干沈み込むことになり、このためパネル側壁
部13の一部まで冷却水21と接触し、パネル1
のシール面12およびパネル側壁部13の一部は
しだいに冷却されていくことになる。ついでパネ
ル1は乾燥槽22に移動し、乾燥用エアノズル2
3から放出されるエアによりパネル1のシール面
12およびパネル側壁部13に付着する水滴が乾
燥除去される。パネル側壁部13に水滴が残つて
いると次の酸洗部で酸洗浄液15のパネル側壁部
13への付着を助長することになるためこの乾燥
は重要である。このあとパネル1は上記従来例で
説明した場合と同様に、酸洗浄槽14で酸洗浄さ
れ、水洗槽16で水洗されるが、冷却槽20およ
び乾燥槽22で冷却乾燥されているため、従来の
ように酸洗浄槽14でパネル側壁部13に付着し
た酸洗浄液15が乾燥固化することはなく、水洗
により洗浄残渣が完全に除去される。
なお、これまでの説明では、冷却槽20におい
て冷却水により冷却するようにしているが、エア
ノズルを配置しエア冷却を併用することでさらに
冷却効果が向上されることは言うまでもない。
〔発明の効果〕
以上説明したように、この発明によれば洗浄装
置に冷却槽、乾燥槽を付加して洗浄前の高温パネ
ルを冷却乾燥するようにしたので、酸洗浄槽でパ
ネル側壁部に洗浄液が乾燥固化することなく洗浄
残渣の残らない洗浄が可能となり、また、酸洗浄
液の濃度にも制約されず、完全な洗浄効果が得ら
れる。
【図面の簡単な説明】
第1図は陰極線管の概略構造を示す断面図、第
2図は従来の洗浄装置を示す正面図、第3図はこ
の発明による洗浄装置を示す正面図である。 14……酸洗浄槽、15……酸洗浄液、16…
…水洗浄槽、17……洗浄水、18……洗浄・搬
送用ローラ、19……軟質ローラ、20……冷却
槽、21……冷却水、22……乾燥槽、23……
エアノズル。なお、図中同一符号は同一もしくは
相当部分を示す。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 冷却水を収容した冷却槽と、エアノズルを設
    けた乾燥槽と、酸洗浄液を収容した酸洗浄槽と、
    洗浄水を収容した水洗浄槽とを有し、上記冷却槽
    に複数の軟質ローラを並列配置し、冷却槽以外の
    各槽に洗浄・搬送ローラを並列配置したことを特
    徴とする陰極線管外囲器のシール面洗浄装置。
JP9512484A 1984-05-11 1984-05-11 陰極線管外囲器のシ−ル面洗浄装置 Granted JPS60240024A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9512484A JPS60240024A (ja) 1984-05-11 1984-05-11 陰極線管外囲器のシ−ル面洗浄装置

Applications Claiming Priority (1)

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JP9512484A JPS60240024A (ja) 1984-05-11 1984-05-11 陰極線管外囲器のシ−ル面洗浄装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS60240024A JPS60240024A (ja) 1985-11-28
JPH022256B2 true JPH022256B2 (ja) 1990-01-17

Family

ID=14129077

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JP9512484A Granted JPS60240024A (ja) 1984-05-11 1984-05-11 陰極線管外囲器のシ−ル面洗浄装置

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JPS60240024A (ja) 1985-11-28

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