JPH0222539B2 - - Google Patents

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JPH0222539B2
JPH0222539B2 JP59062493A JP6249384A JPH0222539B2 JP H0222539 B2 JPH0222539 B2 JP H0222539B2 JP 59062493 A JP59062493 A JP 59062493A JP 6249384 A JP6249384 A JP 6249384A JP H0222539 B2 JPH0222539 B2 JP H0222539B2
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JP
Japan
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electrode layer
region
circuit
wiring
power supply
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JP59062493A
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JPS60206046A (ja
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Tetsuo Asano
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 本発明は半導体集積回路、特に多層配線を有す
る半導体集積回路に関する。
(ロ) 従来技術 最近半導体集積回路の集積度向上を図るため多
層配線構造を採用し、配線にフレキシビリテイを
持たせて回路素子の高集積化を図つている。斯る
多層配線構造としてはポリイミドを層間絶縁膜と
して用いる特公昭51−44871号公報が知られてい
る。
第1図は従来の2チヤンネルアンプ回路を組み
込んだICパターンの配置を示している。ペレツ
トの中央部には電源(VCC)ラインが左右に配置
され、ペレツトの3辺の周辺には接地(GND)
ラインが配置されている。電源ラインの上側と下
側にはそれぞれ1チヤンネルと2チヤンネルのア
ンプ回路が形成するトランジスタ、抵抗、ダイオ
ード等の回路素子を半導体基板1に形成してい
る。そして基板上の酸化シリコンより成る第1の
絶縁膜2上には蒸着アルミニウムより成る第1電
極層3を形成し、回路素子間の接続を行い各チヤ
ンネルのアンプ回路を構成している。斜線で示し
た電源ラインおよびアースラインも第1電極層3
で形成される。続いて層間絶縁をする第2の絶縁
膜4を第1の絶縁膜2上に設け、その上に第2電
極層5を蒸着アルミニウムで形成している。第2
電極層5はA→A′,B→B′,C→C′,D→D′お
よびE→E′の如く第1電極層3とスルーホールを
介して接続され所定の回路を構成する様に第1電
極層3とオーバーラツプして設けられている。特
に2チヤンネルアンプ回路を内蔵する半導体集積
回路ではBTL接続をしてパワーアツプを図るこ
とが多く、熱保護回路、過電圧検出回路、ASO
保護回路等他チヤンネルからの検出信号を必要と
する場合が多い。従つて第2電極層5間でも交叉
する必要が生じ、この場合第1電極層3を用いて
クロス配線を行つている。このクロス配線構造は
第2図に示す如く、一方の第2電極層5は第1電
極層3によりトンネルされ、他方の第2電極層5
は第2の絶縁膜4により絶縁されている。
しかしながら斯る多層配線構造に於いては、基
本的にはできる限り第1電極層3を用いて各回路
素子の接続を行いほぼ全面に配線されてしまい、
第1電極層3で配線できないものを第2電極層5
で配線するのが基本的設計ルールである。従つて
第2電極層5のクロス配線を行う場合、第1電極
層3に予じめトンネル用のスペースを確保しなく
てはならず、設計が複雑となりトンネル用のスペ
ースのためにチツプ面積を大きくしなければなら
ない場合もでてくる。
(ハ) 発明の目的 本発明を斯点に鑑みてなされ、設計効率の良い
多層配線を有する半導体集積回路を実現すること
を目的とする。
(ニ) 発明の構成 本発明の半導体集積回路は所望の回路素子を形
成した半導体基板と該基板表面上に設けた第1の
絶縁膜上に配線された第1電極層と前記第1の絶
縁膜を被覆する第2の絶縁膜上に配線された第2
電極層とを具備し、前記第1電極層を前記回路素
子の配線を行う第1領域と前記第2電極層のクロ
ス配線を行う第2領域に区分し、前記第2電極層
のクロス配線を前記第2領域でまとめて行う様に
構成されている。
(ホ) 実施例 本発明に依る多層配線を有する半導体集積回路
の一実施例を第3図および第4図を参照して説明
する。第3図は2チヤンネルアンプ回路を組込ん
だICパターンの配置を示している。
半導体基板11には複数の島領域を設けてトラ
ンジスタ、抵抗、ダイオード等の回路素子を集積
化して形成している。回路素子は夫々2チヤンネ
ルアンプ回路を形成するのに必要なものを組み込
んでいる。
第1電極層13は本発明の特徴とする点であ
り、第1領域16と第2領域17に区分されてい
る。第1領域16は回路素子相互の接続を行い2
チヤンネルアンプ回路を形成し、第2領域17は
第2電極層15のクロス配線の接続をしている。
具体的にはペレツトの中央部に電源(VCC)ライ
ンが左右に二叉状に配置され、夫々のチヤンネル
の電源ラインを形成している。ペレツトの3辺の
周辺には接地(GND)ラインが配置されている。
電源ラインと接地ラインとで囲まれた部分が第1
領域16となり、夫々のチヤンネルのアンプ回路
の接続を行つている。第2領域17は電源ライン
で囲まれた部分に形成される。従つてペレツトの
ほとんど大部分の面積を占める第1領域16に於
いては回路素子を接続して各チヤンネルアンプ回
路を形成する領域として利用され、第2領域17
に於いては第2電極層15のクロス配線を行うの
に必要最少限の面積を有すれば良い。即ち第2領
域17では電源ラインと同様に左右方向に延在す
るクロス配線に必要な複数本のラインを設けてい
る。
第2電極層15はポリイミド等より成る層間絶
縁材として働く第2の絶縁膜14上に延在され、
スルーホールを介して第1電極層13と接続され
ている。2チヤンネルアンプ回路ではBTL接続
して用いることにより他チヤンネルからの検出信
号を入力する熱保護回路、過電圧検出回路、
ASO保護回路等が必要とされる。従つて第3図
に示す如くA→A′,B→B′,C→C′,D→D′,
E→E′等のチヤンネルを越える接続を要求され
る。A→A′の配線はA点でスルーホールにより
第1電極層13とコンタクトした後、第2電極層
15を電源ラインと直交する上下方向に延在して
第1電極層13の第2領域17上まで延在させ、
そこでスルーホールを介して第2領域17のクロ
ス配線用の1つのラインと接続して右方向に引き
回しA′点からの上下方向へ第2電極層15と交
叉する点でスルーホールを介して接続している。
B→B′,C→C′およびE→E′も同様に配線する。
なおD→D′は上下方向の直線上にあるのでクロ
ス配線をすることなく直接接続している。
本発明の特徴の1つとして第2電極層15をク
ロス配線に用いる第2領域17の第1電極層13
と直交させる様に延在されることにある。これに
より第2電極層15が一方向のみにほぼ平行して
延在されるので第2電極層15の設計が容易とな
り、且つクロス配線用の第1電極層13と直交さ
せているので常に最短距離で第2電極層15を行
なえる。
第4図は第3図の−線断面図であり、11
は半導体基板、12は第1の絶縁膜、13は第1
電極層、14は第2の絶縁膜、15は第2電極層
である。第4図から明らかな様に第2の絶縁膜1
4に第1電極層13に寄因する段差が生じる。こ
の段差は第2電極層15をホトエツチングする場
合に段差部分も露光されて第2電極層15がブリ
ツジとして残る可能性が多い。特に第1電極層1
3と第2電極層15が平行に延在される場合はブ
リツジによる短絡を発生し易い。本発明では第2
電極層15とクロス配線に用いる第1電極層13
とを直交して配置しているので斯るブリツジの発
生は皆無となり、配線の実装密度の向上を図れ
る。
(ヘ) 発明の効果 本発明に依れば第2電極層15のクロス配線の
ためのスペースを第1電極層13の第2領域17
に確保しているので、第1電極層13の第1領域
16では回路素子間の接続のみを行なえば良く、
クロス配線のスペースの必要なしに設計できる利
点を有する。この結果第1電極層13と第2電極
層15の設計をスピードアツプでき、最少限の第
2領域17の面積を確保するのみに足りるのでチ
ツプ面積もそれ程広げる必要はない。更に第2領
域17で積極的にクロス配線を行うので常に最短
距離で2層配線を行なえる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の多層配線を有する半導体集積回
路を説明する上面図、第2図は一般的なクロス配
線を説明する断面図、第3図は本発明に依る多層
配線を有する半導体集積回路を説明する上面図、
第4図は第3図の−線断面図である。 11は半導体基板、12は第1の絶縁膜、13
は第1電極層、14は第2の絶縁膜、15は第2
電極層、16は第1領域、17は第2領域であ
る。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 実質的に同じ機能を有する複数個のアンプ回
    路を形成する所望の回路素子を形成した半導体基
    板と、 前記基板表面上に設けた第1の絶縁膜上に配線
    された第1電極層と前記第1の絶縁層を被覆する
    第2の絶縁膜上に配線された第2電極層とを具備
    する多層配線を有する半導体集積回路に於いて、 前記複数個のアンプ回路は夫々がVCC又はGND
    電位を有する電源ラインで囲まれた第1領域内に
    その回路を形成する回路素子が形成され、 隣接する第1領域と第1領域との間には前記第
    1領域を囲む電源ラインで囲まれた第2領域を有
    し、 前記第1電極層は前記第1領域内で前記アンプ
    回路を形成する回路素子の配線を行うと共に、前
    記第2領域内で前記電源ラインとほぼ平行に延在
    し互いに独立した複数本のクロス配線用のライン
    を形成し、 1つの第1領域から他の第1領域へ前記電源ラ
    インを横断して延在する第2電極層を、前記第1
    の電極層のクロス配線用のラインを介して接続
    し、前記第2電極層のクロス配線を前記第2領域
    でまとめて行うことを特徴とする多層配線を有す
    る半導体集積回路。
JP6249384A 1984-03-29 1984-03-29 多層配線を有する半導体集積回路 Granted JPS60206046A (ja)

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JPS60206046A JPS60206046A (ja) 1985-10-17
JPH0222539B2 true JPH0222539B2 (ja) 1990-05-18

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5321584A (en) * 1976-08-12 1978-02-28 Toshiba Corp Wiring system of semiconductor device
JPS5512639B2 (ja) * 1974-06-14 1980-04-03

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5512639U (ja) * 1978-07-12 1980-01-26

Patent Citations (2)

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